知恵袋でも時々充電式のピンタッカ質問の使用者回答として
「MAX以外は使えない」
と、言う回答を見かけます。
三社を見比べると日立だけが45mmまで使えるので、一番パワーがありそうに見えます。
実際に、
「日立の方がパワーがありそうだから日立にしようと思っている。」
と言われることもあります。
基本的にピンタッカだけでなく充電式のタッカはすべてモーターでピンやステープルを打ち込むためのバネの縮めているだけで、
モーターのパワーで打つわけではありません。
だから、14.4Vの充電タッカに18Vをぶち込んでもパワーは全く変わりません。
丁度、ガンタッカの握るときに掛かる力をモーターで回してバネを縮めているだけです。
それではどうして「MAX以外は使えない」と言われているか？
それは、縮めているバネの違いが最も大きいようです。
単純にピンを打ち付けるバネの強さはMAXが一番大きく、マキタが中間で日立が一番弱いようです。
またマキタの場合ハンドル部は重心よりかなり上に外れているため、打ち込み分の固定感に問題アリの感じがします。
バネが弱いと
１．釘が浮きやすくなる。
２．釘が打ち切れないと機械が材料に吸い付かず、反動で先端が跳ね返される。
３．先端が跳ね返されても、使用者はさらに浮かないように強く押すがやや前に押さえているため、浮いた先端が釘の前に凹み傷を付けてしまう。
ピンタッカは仕上工事に使う道具です。
できれば、コードやホースを引きたくない道具です。
エア式よりもコードレスの方がいいと思います。
でも、バッテリや充電器がインパクトと互換したいはずです。
圧倒的に出回っているマキタ・日立の今度の改良に期待して本日の締めとさせていただきます。
4312670
