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フィードスクリュー

自動鉋の定盤の昇降や直角二面の送り機の昇降が重くなったり、音が異音だったりすることがあります。
その場合スライド部にCRC5-56を付けてはいけないのは当然ですが、
粘度のあるオイルをつけても直らないことがあります。
そのような時は大抵”フィードスクリュー”の錆びやゴミ詰まりが原因になります。
通常の自動鉋の場合には定盤下に1本か2本あります。(4本のものもあります)

通常は角ネジと呼ばれるねじ山の断面が正三角形ではなく、正方形のようなねじ山になっています。
角ネジは普通のネジと違いねじ山の強度があり、また1回転で昇降する量が多いので
このような部分に適しています。
山がしっかりしている分、谷部にごみが詰まりやすいので、
ある程度詰まったときは、細いマイナスドライバーなどで谷底のゴミを取ります。
また、表面加工をほとんどしていないので、オイルが切れるとすぐに錆びます。
それが昇降時の異音の原因になります。
とにかく、フィードスクリューは目立たないところに位置しておりますので、
注油時には忘れずにフィードスクリューにもオイルを差し上げてください。