先週の意味不明とも言われそうな空調回路の変更ですが、先週の土曜日にようやく終了しました。
事の発端は、2ｘ4の床組みをする機械（ＭＡＸ製）がありまして、
床組みをするときにカットした材料を固定して、釘を打つためのものなんですが、
完成後コロコンをエアシリンダで浮かせて移動するんですが、浮かせるバルブが機械の両側にあります。
このバルブは両方とも切れている時は下がっていて、どちらか片方だけでもＯＮになると上がりますが
片方を上げて反対側に回ると反対側のバルブでは下げられないので、
また元に戻らないと下げられません。
それがどちらでもできるようにしてほしいとの要望でした。
今回の方法は既設のバルブ（左ＯＦＦ/右ＯＮ）を左側ＯＮ・中央ＯＦＦ・右側ＯＮの切替バルブに変更し
メインバルブ（ＯＮ信号で昇降/ＯＮ信号なしで下降）を
マスターバルブ（左ＯＮ信号で昇降/中央はそのまま/右ＯＮ信号で下降）に変更する予定でした。
今回のアイディアを頂いたのは、かつて当店の２階で起業された空調システムのプロで、
言われた通りに繋いだつもりでしたが、うまくいかず、相談すると
「今度、一緒に行こうか？」
ありがたいお言葉に甘えて、工場がお休みの土曜日に空調システム会社の社長と行きました。
言われた通りに再度接続すると、やはり動きません。
社長が順に原因を探ります。
すると、信号が一度入ると入ったエアが抜けないために次の動作に移れないことが原因らしい。
すぐに空気抜き穴をヤスリで加工していただいた。
どれくらい抜くかは？さじ加減が必要で素人には無理。
加工後、二人で試運転。
・
・
・
正常に動きました。
工賃を請求するようにお願いしましたが、無言のままお帰りになりました。
週が変わり昨日、工場に行ってきました。
「調子がいいよ！」
依頼から１か月近くかかりましたが、とりあえずめでたしめでたし。
