一昨年中古で納めた直角二面鉋であるが、最近送りと縦軸のスイッチの入りが悪いとのこと。
考えられる要因として電圧不足がある。
スピード可変できる送りはインバーターで回しているため、電圧が170Vに下がると起動しない機能が入っている。
また下軸はリターン時、材料を削らないようにインバーターブレーキを使っているため170Vに下がると機能しない。
その場合、電力会社そのものの入力が低いか、引き込み箇所から機械の位置までの距離が長い
あるいはコードが細いなどが考えられる。
とりあえず、現地に伺う。
試運転してみると、時々起動しない時がある。
実際に削ってみると一度目は正常だが二度目はおかしい時がある。
この場合第五ローラーのリミットが怪しい。
テスターで調べると逆接点がつながらないので交換する。
もう一度、試運転する。
しかし、たまに起動しない時がある。
起動しないのは、このボタン。
このスイッチが二つともおかしいか？
二つ同時にスイッチが故障することは、まずない。
念のため裏側にテスターを当てて正常か？確認する。
特に異常はない。
今度はスイッチの取り付け部に異常がないか、ボタン部分を外してみる。
すると奥のネジが緩んでいた。
この部分を締めなおして試運転をすると、全く異常が出なかった。
その後、不調は聞かない。
今回の原因に気が付かないようではオツムのネジも緩んでいるようだ。反省。
