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吊りクランプ修理

建前で材料を吊るときに使うクランプの修理が持ち込まれました。


依頼内容は吊る部分の穴が破損しているのとそこに入っているピンが紛失しているとのこと。
簡単に変わりそうだったので、とりあえず分解図をフリーハンドでパースを書いて
(平面図では分かりづらいので必ず斜めからの立体図で書きます)
代理店に注文します。
数日後部品が入ってきましたがピンがなく、代わりに破損していない側のボルトが来ました。
ボルトをピンは同径なので、カットしてそのまま代用しますが、どうしてもうまく付かない?
クレームをつけようとメーカーに直接電話すると
「代理店には分解図を送ってから、部品番号で注文が来ましたから。」
「それじゃあ、その分解図をFAXしてください。」
FAXが来ると間違った理由が判明。
破損下穴は本来ボルトが入っていて、使い方が逆だったため代理店が指示した側のピン(ボルト)を送ったようである。

改めて仕切り直し。組み方を間違えないようにところどころスマホで写しておく。
しかし、またうまく付かない?
よく見ると鉄板が曲がっている。

バイスで修正。

今度はうまく付きそうである。

これで終了。


今回の反省。
フリーハンドでパースを書かずに先に分解図を入手すべし。