蒸し 虫 無視かい!

朝から曇り空。
いよいよ梅雨突入かな?
それにしても蒸し蒸しします。
駐車場では、怪しい虫達が、ピョンピョン飛び跳ねてました。
虫も色々、長い物、毛がたくさんある物、多足物は、苦手です。^^;
それなのに、毛虫いるじゃん!!
あぁぁ・・、朝から気分はブルー。。


仕事中、ずっと窓を開けてましたが、汗ダクダクで、暑い!というだけで、疲れました。
同僚に暑い!とこぼしてしまった所、固まってる。←無視かいっ!
あれ?もう一度、「蒸すねぇ〜」・・・と言ったら、同僚が一言。
「打目っ(ヘロヘロ)、もうスイッチ切れたっ!」
既に暑さで別の世界にいってました。
休憩時間に水分補給して、冷房の効いた部屋で、やっと息をふき返した同僚が、一言。
現世に戻ってきました。(爆)
いや〜、本当に良かった、良かった。(笑)


ちなみにサンダルパートさんは、今日から無事、スニーカーデビューしました。
取りあえず、一安心!?


帰りにサティで、いつもの同僚2人と茶をしました。
各部署に新人さんが配属され、盛り上がりました。(笑)

「約束の冬(上)(下)」 筆者:宮本輝

約束の冬〈上〉 (文春文庫)

約束の冬〈上〉 (文春文庫)

十年前、留美子は見知らぬ少年から手紙を渡される。「十年後、地図の場所でお待ちしています。ぼくはその時、あなたに結婚を申し込むつもりです」。いったいなぜこんな身勝手なことを?東京、軽井沢、総社、北海道…。さまざまな出会いと別れ、運命の転変の中で、はたして約束は果たされるのか。

約束の冬〈下〉 (文春文庫)

約束の冬〈下〉 (文春文庫)

壊されたパテックの懐中時計の持ち主を探す桂二郎の前に、妖艶な中国女性が現われる。そしてもう一人、桂二郎を訪ねてきた若い女性は、昔別れた恋人の娘だった。一方、留美子は謎の手紙の主について、次第に手がかりを得ていく―。人は何を拠り所にして生きていくのかを問う、宮本文学の新しい傑作。


久しぶりの本ネタです。
暑さでヘロヘロになる前に、この本を読んでおきたかったので、3週間前から読み始めました。
日曜日、温泉場でやっと読み上げました。
宮本さんの、細やかな力強さを感じさせる文章は、やはり引き込まれますね。
登場人物も、魅力的な人物ばかりです。
一つ一つの背景が、リアルに浮かんできました。
ラストは、意外な展開でしたが、情に流されない見事な立ち振る舞いに、すっきりした気持ちになりました。
とても面白かったです。