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2018-07-18

あの朝「JAPAN」でリアルタイム検索をかけてみた

普段あまりサッカーとか見ないのですが。

偶然のタイミングかもしれないけれど、メディアではない普通の人たちからの、思った以上に肯定的なコメントがそこに並んでいた。

内容がなんであれ、利害や計算の介在しなさそうな場で
「日本」が褒められているのを見るのは嬉しいものですね。負けちゃったとしても。

そしてその体験ができたことを、彼らに感謝したい。

2018-04-30

シェイプ・オブ・ウォーターと「人魚姫」

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第90回アカデミー賞 作品賞受賞作。

なかなか世界観が独特というか、どう受け止めるか微妙な作品でもあったけど、とりあえず鑑賞しながら「人魚姫」(アンデルセン童話)との一致に注目してました。
オープニングから然りではありますが、随所に散りばめられたポイントがありました。以下青字で表示。

人魚姫は、人間の王子様という【異種族の男性に恋をする】
 (人間と人外が逆ですが、物語のメインとなる出来事)
人魚姫は、海の魔女に頼んで自分を人間に変えてもらう。その代償として人魚姫【口がきけなくなる】
 (イライザの属性。彼女が元々「彼」と同じ種族だったという解釈もあるようですね)
●陸で暮らすようになった人魚姫、魔法で変化した身体に慣れず【絶えず足が痛む】
 (イライザの同僚の黒人女性が「靴が合わない」「足が痛い」を連発していたのはこのためかと)
●王子への恋の成就が絶望的かと思われた頃、人魚の姉妹が現れて【王子が死ねば人魚姫は元の生活に戻れる】と伝える。
 王子を殺せば魔法が解けて人魚の姿に戻ることができる、と。
●しかし人魚姫【愛する王子を死なせることを拒む】
 (自ら手を下すことを放棄するのと、他者の攻撃から守るという差はありますが)

●元々の魔女との誓約として、人魚姫【王子と結ばれなければ死んでしまう】【王子と結ばれれば、ずっと王子と同じ種族として共に暮らせる】
 (ラストシーンで両方の展開が体現されていたと思います)

人魚姫は王子と結ばれず、彼を殺して人魚に戻る道も選ばず、自ら【海に身を投げ、海の泡となって消える】
 (本作の場合は海に消えることが想いの成就でありハッピーエンドでしたが)

監督が描きたかったものとして、この「異種恋愛譚」というテーマも大きかったようですね。
象徴的な作品といったらやはり人魚姫ですね。片思いだけど。

正直、観終わった後で「あー楽しかった」「感動したー」とはならなかったけど(なる人もいるんだと思う)、後から振り返ると確かに印象に残っていて、いろいろ「思わされる」作品ではありますね。
好き嫌いとはまた別で。アカデミー作品賞ってそういうのがやっぱり多いのかな。

2018-04-11

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

※例によってネタバレを含む鑑賞後感想です。

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あー楽しかった! と、アトラクション的な疑似体験をしてくるのに適した映画。
ストーリーに集中する必要とか特になし。
それが悪いということではなく、3Dとか4DXとかで楽しむのに向いていると思います。
そもそもTVゲームの世界に吸い込まれる」という設定の作品だし。

上映中に何度か客席から笑いが起き、終わった後も「楽しかったねー」という声があちこちから聞こえてました。
単純に笑って楽しめる感じ。

以下雑感。
●個人的に良かったと思うのが、
 ・フリッジとスペンサーはそれぞれ「いじめっ子」「いじめられっ子」ではない。
 ・マーサが黒髪でも眼鏡でもなく歯科矯正もしてない。
 ・ベサニーが最後まで彼氏を作らない
 このあたりで、全体的に単純な構成とはいってもその手の「王道」を外してきてたところ。
 ベサニーがブロンドなのは…まあそこはもうしょうがないかという気がする。(え)

 彼らがそもそもいがみ合ってたり、お互いに否定的なわけじゃなく、「仲良くなる機会がなかった」くらいの距離感なので、ドタバタな展開の中で協力関係が芽生える展開もさほど違和感なく、そして全体的にノンキに見守れます。笑

●翻訳の工夫を要した所だとは思いますが、パイロットアレックスが高校生たちに「同世代じゃない」と気付かれる言葉遣い(≒死語)が「チョー嬉しい」とかなんですか…
 「超」ってもう使われないんだっけ…(現実を突きつけられるアレックス寄り)
 あ、そこ「マブい」とかじゃなく「チョベリグ」なんだ…みたいな。どっちも死語だけど。
 吹き替えのベサニーとか最近のギャル語全開なんでしょうか。それはそれで興味ある。

●「冴えない少年がなんとか好きな女の子とキスまでこぎつけたけど、そのキスが見るからに下手」っていうシーンは、少し前に他の映画で見た気がするんだけど、ちょっと流行ってたりするんでしょうか。
 本作だと見た目は思いっきりヒーロー&ヒロインで面白かったけど。

●あの「キメ顔」っていうスキルがなにげに凄い着想だと思います。明らかに作中最も役に立たないスキルなんだけど。笑
なんとなくゲームの主人公っぽいし、随所で笑えて、あの作品のコメディ要素を引き上げてたと思う。
英語だとスキル内容は「smoldering intensity」・・・「内に秘めた強さをにじませる」ってこと?
一般的な表現なのかよくわかりませんが、そういえばブレイブストーン博士のファーストネームもSmolderだった。笑
まあ、ただでさえ彫りが深いし、真剣な顔をするとキメ顔になっちゃう感じはしたので、あの効果音ドォンな時は
もっとわざとらしくても良かったかも。


●「何回話しかけても同じことしか言わないキャラクター」とか、「ハナから不公平なキャラクターのスキルや役割分担」とかって、日本人にはかなり馴染みがあると思うので、そういう意味ではこの作品への親和性は高いんじゃないかと思います。
 一部のゲーム好きとかじゃなく、多くの人がわかりますよね。アレックス世代ドラクエ世代なんだぞ(開き直り)
「ゲームの世界に閉じ込められて、脱出するためにはクリアするしかない」的な設定も、割と馴染みがありますよね。


あ、前作「ジュマンジ」はあんまり知らなくても問題はないと思います。
そういう意味では、多少はゲームとかやったことある人のほうが入りやすいのかな。
壮大な世界観とか人間の在り方を問うとか、そういうのじゃないです。でも時々ちょっといい事言ってくれたりします。

(現在公開中)

2017-08-17

一般化した判断を下す前に別の要因を考えてみよう

「有名大学卒の若者なんてろくなもんじゃない。
ウチの職場にも数人だけるけど、揃いも揃って無愛想で人間力の低いヤツばっかりだ」

・・・それはたぶん、有名大学の若者がみんなそうなんじゃなくて。

同じ学力があって人間力も高い若者は、違う会社に入れてるってことだと思います。

2017-08-02

意訳

子供の頃にTVで見た、割とファミリー向けの洋画(日本語吹き替え)にて。
不良に絡まれたヒロインの少女が、「なんでえ、このメス」みたいな罵られ方をして、連れの少年が「酷いこと言うな!謝れ!」と逆上してるシーンを目にして、子供心に「外国だとそういう悪口なんだ」と物珍しく感じた記憶があるのですが。

・・・たぶんあれ、オリジナルの台詞は「ビッチ」だったんじゃないかな。
その単語自体が日本で定着もしてなかった時代に、センスのある訳をされたんだな、と思います。

まんま「売女」とかじゃ作品のテイストに合わないし、誰でも理解できてかつ失礼なけなし文句だと伝わらないと、少年の逆上や、冷静を貫く少女の気丈さが伝わらない。

日本語の一般的な表現から少し枠を広げて、異なる言語の間の落とし所を追求する。

好きな人にとってはとても魅力的な作業であり、そのような技量に長けた人には尊敬の念を抱く。