第3回上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル 山田昇メモリアルカップ

土曜日から川場村に行き、山田昇杯に参加してきた。


第1回はエントリーしたがDNSだったので、今回が初挑戦である。
レーニング不足や調整ミスなどを考慮して、28時間半と大人しめのタイムチャートでレースに臨んだ。
結果は28時間45分とほぼ予想通り・・・ではなく大苦戦したレースだった。気温の面を除いたら、これまで一番つらかった八ヶ岳スーパートレイル以上の厳しさだった。


A1までは遅いけど、順調。
剣が峰への登りとその後の激下りで足を3回攣り、タイム狙いは終わる。
続くこのレースの最高峰武尊山への登りで足を使い切る。まだ90キロ以上残っているのに、もう既に我慢のレースになる。おまけに、A3への下りの途中で胃腸のトラブルが出てきた。


苦しみながらA3に到着した。状態は酷くA3かA5でリタイアしようかと一瞬頭を過ぎった。が、応援に来ていた友人と話をしているうちにやる気が戻ってきた。


ゲレンデの直登を登っているうちに足が回復してきた。しかし、下りは無理せずに進む。


なんとかドロップバッグのあるA5に到着した。ここで胃腸が一気に悪化し、補給で食べたものを全てリバース。バナナだけは食べられたので2つほど口に入れてお腹の調子が戻るまで待機した。


残り50キロなので完走はできると思い、1時間ほど経ってエイドを後にした。
A6にはFBで知り合い、初めてお会いする友人がボラをやっていた。話をしながら20分ほど休んでいたら、かなり精神的に楽になった。


W3でトイレに入ったら、胃腸が急回復!ジェルやバーを食べられるようになった。最後のエイドA7でしっかり補給し、最後の区間に向かう。ここはきついと聞いていたが、基本的に走れるトレイルで拍子抜け。雪見岳への直登+峰見通りみたいなところを想像していた。
最後のウオーターエイドW5からは下りなので、残りの力を振り絞り、全力で駆け下る。一緒にW5を出た人に2分ぐらい差をつけてゴール。


トラブルはあったけど28時間台で走れて満足。
バッチリ調整してどのくらいのタイムを出せるか興味あるけど、このコースをもう一回走るのはいやだなぁ(^_^;