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のら野良

とちうめ 彩と光の世界〜オンラインショップ〜

2018-05-12 豊かな自然

早番の日は4時55分に目覚ましが鳴る。

外はもう明るくて、楽器では出せないような高音域の伸びのある声で、鳥が鳴いている。


新潟にいる時に木の葉を採取しながら、植物図鑑で名前を調べていると、ダンコウバイという名の木の葉の形が面白くて、いつか採取してペタペタしたいと思っていた。

それが寮の脇に生えていて驚いた。

この辺では珍しく無い植物で、あちらこちらで普通に見かける。


もともと何も無い自然豊かな土地に、明治になって島津家の別荘が河口湖畔に出来たそうだ。

今ではホテルやら、オルゴール美術館やら、ハーブ園やら、猿回し館とかあるが、どうやらそれは最近の事らしい。

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4月下旬満月の夜12時頃、島津家別荘跡地前の河口湖畔から見た富士山です。

2018-05-10 スリリングなゲーム

ディナーサービスはスリリングなゲームのようだ。

ディナーは5時20分と、7時50分からの2部構成になっている。

ホテルのフロントがお客様へ電話をし、希望の時間を伺って、オープン15分前に人数と、卓割りが確定する。

セッティングを大きく変える事もしばしばで、お客さんが入ってくる迄にセッティングし直さなければいけない。

オープン直前にぎりぎり間に合う事もあり、それだけでもドキドキする。


オープンすると入り口でお客様を向かい入れ、あらかじめ決まった席を間違えないようにご案内する。

席にはナイフフォークやナフキンなどが並べてあり、食前酒のグラスにリキュールが少し入っている。

そのリキュールに後ほどスパークリングワインを注ぐ事を伝え、飲みものメニューをご覧下さいと伝え担当者に引き継ぐ。


担当者は、複数の卓を掛け持つ。

大体3、4卓で、5卓掛け持つこともある。

それぞれの卓にスパークリングワイン、飲めない人にはノンアルコールの炭酸ブドウジュースを注ぐ。

メインの料理が豚の赤ワイン煮とローストビーフが選べるので、どちらにするかを伺い、選んでもらう。

飲みもののオーダーが入れば、伝票に書き込み1枚目の契り紙を伝票から切り離し、厨房の脇にあるバーに提出し、飲み物を用意してもらう。

一連の作業を順次5卓して回る。

なかにはやっぱりローストビーフにしてくれと言われたり、飲み物をテーブル迄持って行くと、再度別の注文されたりする。

一度に注文して欲しいと思ったりする。

5卓回っている間に子供と席を立って、何処か行っちゃう人もいる。

そうするとメイン料理の集計が出来ない。

子供の席をあらかじめ用意しているが、「子供はここに移動して欲しい」と言われればセッティングしたシルバーを全部移動しなくてはいけない。

など、いろいろある。


肉のオーダーの契り紙をキッチンに渡す。

まず冷製のオードブルを持って行く。

お皿が分厚くて四角いお皿で、ガラスの器の中にジュレが入っていたりする。

持って4枚が限度だ。

5卓10人の場合、テーブルとキッチンを3往復する。

オードブルは数種類の料理がお皿に乗っているので、どんな食材が乗っているかを説明する。


同時にパンを2種類人数分を籠に入れて持って行く。

パン焼き機があり、自分の持ち卓数分のパンを機械に入れて、焼き上がるのを待つ。

パンを我れ先に籠に入れようと、サービスマンがパン焼き機の前に群がる。


その間にもお水を人数分欲しいとか、塩を持って来て欲しい、とか飲み物のオーダーが入ったりする。

お客の食べ具合を観て、食べ終わりそうかと判断したら、温製のオードブルの契り紙をキーチンに持って行き料理のオーダーを掛ける。

みんながみんな同時に食べるわけじゃない。

すぐに食べ終わり次の料理を待つ人もいれば、なかなか食べ進まない人もいる。

食べる事より話に夢中な人もいる。

サービスする側からすると、一斉に食べてくれたらどんなに楽だろうと思う。


温製のオードブルが終わるとパスタに移る。

パスタはチーズを掛けるか聞いた後、客の前で機械のハンドルを回してチーズを削り掛ける。


パスタが終わるとスープ皿をウォーマーから取り出し、スープポットから人数分お玉ですくいスープ皿に注ぐ。

スープ皿の淵にスープが着いて汚くならないように気をつけて注ぐ。

スープポットが一つしか無いので、みんな群がり順番待ちにになる。

スープ皿は下皿があり、下皿の上にスープ皿を載せてお客に出し、下げる。


スープを出すとすぐに魚料理の契り紙を出して、人数分の魚フォークとナイフを持ち卓にセットする。

その間にもお客に呼び止められ、水や飲み物など依頼される。

ワインのボトルを頼まれると客の前でワインの口金を切り取り、ワインオープナーで開けてワインを注ぎ、ワインクーラーを用意する。


スープを下げ魚を出す。

ここ迄来ると飲み物のオーダーも落ちつくし、あと少しでサービスも終わりだと一安心する。


魚の皿とシルバー(ナイフとフォーク)を下げ、肉のシルバーを各卓に置いていく。

お肉料理を出す。

肉は豚の赤ワイン煮と、ローストビーフの2種類あるので間違えないように持って行く。

以前間違えて、キッチンに怒鳴られたので、今では最重要チェックポイントになっている。

まずはお客からのオーダーを聞き間違えない事、特に海外の人のオーダーは注意する。

人数分の料理を持って来る時に、取り間違えないこと。


肉を出したら、ご飯、お味噌汁、お新香は欲しいか聞く。

多くの人はお腹一杯で要らないというが、食べると言う人もいるので、用意する。

デザートのフォークをセットして、肉の皿を下げる。

食べるのが早い卓にデザートを出し終えたところで、魚料理を食べている卓があったりする。



デザートを出して、コーヒー、紅茶、ハーブティーを聞いて、お出ししてサービスが終了する。

最後に伝票にサインをもらい、明日の朝食バイキングの時間をお知らせして完了する。

5卓あるので、他の卓に飲み物を出してる間に、他のお客に帰られる事があり、サインをもらえないと大変で気が抜けない。

連泊する人には明日の夕食が5時20分と7時50分のどちらにするか、洋食と和食のどちらにするかを聞かなくてはいけない。

聞き忘れると客室に電話をして伺わなくては行けないルールらしく、海外の人に電話して聞いてくれとなった時はさすがに出来ないと断った。



5前半の客が帰ると、全部片付けてテーブルクロスを張り替えて、シルバーセットをしておしぼり、食前酒、バターなどをセッティングする。

息をつく間もなく7時の人を招き入れて、又一から食前酒のスパークリングワインを注いで、肉料理をそちらにするか伺い一連の流れが始まる。

その間トイレに行ければ幸せで、行きたくても行けない事も多い。



以上を2時間半の行程を、時間内でこなす。

料理数と手間のことを考えると、とてもハードなサービスだと思う。

料理を食べ終わったのに、話し込む人も居るそんな時はやきもきする。

限界近くなったら帰ってもらい、急いで片付けてセッティングするが、間に合わなくて次の客が来る時もある。

その他にアレルギーの人にはアレルギーの特別料理があり、違った対応になる。

洋食が売りで、多くは洋食だが和食の時もあり、洋食と和食が重なるとまたリズムが狂う。


そんなスリルを毎晩あじわっている。

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2018-04-28 届いた荷物

山にはツツジの紫色が美しい。

この頃毎日のように、キジのつがいが鳴きながら、寮の脇にある原っぱに現れる。


今日、妻から二つの荷物が届いた。

荷物には、彼女が造った野菜スープと新鮮な有機野菜が入っていた。

それと、なかなか手に入らない、とても貴重なバター。

もう一箱には、新潟の美味しいパン屋さんのパンいろいろ。


今晩は枕元に置いて寝よう。

明日の朝が楽しみだ。

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2018-04-26 今日は休み

今日は四度目の休み。

前回の休みは寮のすぐ裏にある登山口から黒岳という1800m位の山に登った。

今回は自転車で1300mの登山口まで行って、そこから三つ峠山に登った。

急な坂道を大汗かきながら登り、1時間半で山頂に着いた。

途中大勢の海外の人にあったし、山頂でも聞き慣れない言語の海外からの登山者がいた。

山の上で海外の人に会うとは思わなかった。

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2018-04-12 少し慣れた

河口湖は桜祭りが開催されている。

満開を少し過ぎたくらいだが、まだ充分に花見を楽しめる。

東京の桜のシーズンが終わったからか?宿泊客も少し落ち着いたようで、サービスにも少しだけ余裕が出て来た。

前回のブログを読んで、妻の兄弟がレストランで役に立つ英会話の本を送ってくれた。

もうひとかた僕たちの結婚式で仲人を努めて下さった大先輩から心強いメッセージを頂きました。

ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。

とても励まされました。ありがとうございました。


昨日は1日休みで、西湖の近くの山に登って来た。

名も無い山で、登山道も無く適当に登っていった。

頂上の南東斜面には沢山の鹿の寝床があた。

天気が悪く富士山は見えなかった。

冷や汗ではなく、久しぶりに大汗をかいて気持ちよかった。

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