2005-05-28 「芽ばえ」 ジャクリーヌ・ササール
■[映画] 『芽ばえ』
ジャクリーヌ・ササールが初々しく美しい映画です。
「芽ばえ」の原案を書いたヴァレリオ・ズルリーニは、それから3年後には脚本・監督としてスタートします。 寡作なイタリアの名監督の一人で、「高校教師」(1972) アラン・ドロンの主演のこの作品は、1993年にTBSで「高校教師」として真田広之と桜井幸子が主演して爆発的ヒットし、 藤木直人と上戸彩で再度ドラマ化された野島伸司脚本の禁断の教師と女生徒との恋の先取りとして思い出され、 「国境は燃えている」(1965)のマリー・ラフォレは「太陽がいっぱい」のヒロインの役よりも魅惑的と思われ、 名作 「 家族日誌」は製作年の1962のベネヴェネチア国際映画祭 でサン・マルコ金獅子賞を受賞してマルチェロ・マストロヤンニとジャク・ペランの屈折した兄弟愛の演技が素晴らしく、、「鞄を持った女」(1961)はCCことクラウディア・カルディナーレがもっとも清純で美しさに満ちていた時期でその彼女を想うジャック・ペランも好演し、 「激しい季節」(1959) には「芽生え」ジャクリーヌ・ササールが「男と女」「暗殺の森」で大スターになったジャン=ルイ・トランティニャンと共に出ていますのが、「芽ばえ」の時のジャクリーヌ・ササールをヴァレリオ・ズルリーニが相当気に入ったからだと思われます。
ところで、私の頭の中では、マッシモ・ラニエリ、オッタヴィア・ピッコロ主演の傑作 「わが青春のフロレンス」 (1970)や、 美男子だった頃のマルチェロ・マストロヤンニと 麗しいクラウディア・カルディナーレ主演の「汚れなき抱擁」 (1960)を撮った 名匠 マウロ・ボロニーニ とヴァレリオ・ズルリーニ監督とが時々ごちゃ混ぜになってしまうのですが、それは作風がなんとなく似ていると思うからかもしれません。
はてなの「マルチェロ・マストロヤンニ」のキーワードには 『やがて演技に興味を持ちセミ・プロとして劇団に参加。活動を続け、彼の噂を聞いたルキノ・ヴィスコンティ監督に認められローマの舞台に立つ。』 となっていますが、きっとこれはこの頃のマルチェロ・マストロヤンニの ”美しさに” にルキノ・ヴィスコンティが興味を示したからだと思います。 二人はそれから一緒にドストエフスキーの名作「白夜」(1957)を マリア・シェルやジャン・コクトーが愛したジャン・マレーと共演で作り、 アルベール・カミュ原作の問題作「異邦人」(1968)をアンナ・カリーナ共演で撮りますが、マルチェロ・マストロヤンニはやはりフェリーニや ヴィットリオ・デ・シーカとの作品に本当の名作は多く見られます。
懐かし映画劇場 芽ばえ GUENDALINA 1956年・イタリア/フランス合作 5月29日(日)前0:40〜2:20(28日深夜) 思春期の淡い恋心を繊細なタッチで描いた青春映画。イタリアの避暑地で一夏を過ごすグエンダリーナ。両親の不仲に心を痛める彼女は、現地の青年オーベルダンに対してわがまま放題に振る舞うことで、つらい気持を紛らわそうとするのだった。やがて打ち解け合った2人は、恋の喜びを知る…。新人ジャクリーヌ・ササールが抜てきされてヒロインを好演し、爆発的な人気を呼んだ。 (原題:GUENDALINA) 〔製作〕カルロ・ポンティ 〔監督〕アルベルト・ラトゥアーダ 〔原案〕ヴァレリオ・ズルリーニ 〔脚本〕レオ・ベンベヌーチ、ピエロ・デ・ベルナルディ、アルベルト・ラトゥアーダ、ジャン・ブロンデル 〔撮影〕オテロ・マルテッリ 〔音楽〕ピエロ・モルガン 〔出演〕ジャクリーヌ・ササール、ラッファエーレ・マッティオーリ、シルバ・コシナ ほか(1956年・イタリア/フランス合作)〔イタリア語/字幕スーパー/白黒
■AFI オールタイム ベスト100 名セリフ
Odeon はリストを作成するために、イギリスでの映画館の所有者約100人から意見を聞いた。
トップ・テン
1.ターミネーターのアーノルド・シュワルツェネッガー、:
「'I'll be back」 −
ターミネーター(1984)
「Frankly, my dear, I don't give adamn」−
風と共に去りぬ(1939)
3.レッドのモーガン・フリーマン:
「Get busy living, or get busy dying」−
ショーシャンクの空に (1994)
4.ターミネーターのアーノルド・シュワルツェネッガー:
ターミネーター 2(1991)
「Well, nobody's perfect!」−
お熱いのがお好き(1959)
「Dave, this conversationcan serve no purpose anymore.Goodbye.」−
2001年宇宙の旅(1968)
「Goodbye Mr Bond」−
007ゴールド・フインガー(1964)
「'I've seen things you wouldn'tbelieve.
Attack ships on fire off the shoulder of Orion.
I watched C-beams glitter in the dark near the
Tannhauser gate. All those moments will be lost
in time, like tears in the rain ... Time to die.'
−ブレード・ランナー(1982)
「Made it, Ma! Top of the world!」−
白熱 (1949)
10.ジョセフ・D・ピストン、またの名を
「Forget about it!」−
フエイク(1997)




















