修行の結果?アハッ当り前の話だけど♪


日記に書かなかったけど先日京都又行ってきた

そこで芸を見た?・・・何て言うと叱られるかもしれない

一つは坊主のお経と講話だったからだ^^;


7条通りには私がお気に入りの建物が幾棟か在る

京阪7条から西本願寺まで歩いて見た

途中に渉成園と言う東本願寺所有の庭園がある 行って見た♪

からたちの生垣がして在ったかとで枳殻邸と呼ばれているらしい

一般公開しているとは知らなかった 一度は見て見たいと思っていた所である

 徳川家光から寄進された土地に坊主の隠居所を作ったのが始まりなんだそうだ

山門風の建物と濡れ縁が池に張り出す2棟の建物が印象に残ったのと池に掛かる回廊風の橋が面白かった程度 

あっそうなの♪って程度だ 

お茶をする人なら庭も茶室も痺れるかもしれないが無作法な私にはハイ!見ましたよで終わりだ


西本願寺は金堂の工事上屋も撤去され真新しい大屋根が姿現していた

今は内装工事の仕上げに掛かっているのだろう 塀とか門とかの付属設備が併せて工事中

伊東忠太の信徒会館はその後になるのか未だ工事さえも掛かっていないようだ 残念!


で,歩き疲れ草臥れたので本堂で足投げ出して休憩してたんだ

アハハ 信仰心も無いし寺院は休憩所と思ってる私 信者の人が敬虔な祈り捧げている場所で一人場違いだ

永代経を挙げに着た人が何組か居られて 僧侶の読経が始まった

流石に足投げ出しているってのも失礼なので座りなおしてうとうとしていた


意味の判らない経だから聞いていると実に心地いい睡魔が忍び寄ってくる

抑揚の無い単調な経は音楽として聞くと随分お洒落だ 時折入る大きな鐘のボワ〜〜ンって音が又良い!

一組目終った次の人の時は 小さな鐘が伴奏だ 

キンキンキンと連続して入る音はまるでゴスペルのタンバリン 其の時思ったんだ 

こいつは坊主に取っちゃ修行かも知れないけど判らない私には芸だった

未だ若い僧ばかりだったから感動までは行かないが キャリア在る人ならエンターティナーなんだろうと・・・^^;

極め付けがその後であった講話だ 言ってる内容が大事なんだろうけど抹香臭い話はどもどもだ

所がその話し方がやっぱり芸なのじゃ無いかと不埒な気持を持ったって訳

是も若い僧だったから今一つ聞かせる〜〜って感じじゃ無い 落語で言えば前座か二つ目

是がその道何十年の僧ならメリハリも利いて人に感動も与えるのじゃ無いかと

子供の頃 私は聞いた事無いがアケガラス何とかって盲目の真宗の僧侶が田舎では凄く人気あったのを思い出した 

アハハ 話の名人達人の粋に達した人なんだろ

今時の世襲坊主に冷たい視線投げかけてる私には落語か講談と同じ視点でしか見てないけど><;


で、もう一つは宮川町で見た芸妓の舞踊のおさらい会?だ みずゑ会って言う舞の会だ♪

祇園甲部は井上流という一派の独占営業だが宮川町は大阪天満で発祥した上方舞棋茂都流の流れを汲むのだそうだ

山村流と言うのは2度ばかり見た 座敷舞だからけれんみは無いが判らない為りに粋な舞〜〜って感じがした

棋茂都流3世家元ってお人が宝塚歌劇団に教えていたからか舞台で見る舞も素晴らしい

能を元にした小鍛冶と言う踊りなんか座敷では到底踊れないようなもの

槌を打つ音がなんか心臓にドキンドキン響くのだ いや踊る人が上手だからだろ

舞台を踵で打つ音も見ている者を緊張させる

それは歌舞伎の役者が踊るのも良いけどなんせ綺麗な?か如何か知らないが

綺麗に化粧し美人に見せている女性だから私なんかそれだけで堪能しちゃうって訳だ


舞妓さんの踊りも可愛くてよかったけど芸としたらマッ綺麗だね〜で終り

所が最後の芸者さんに依る宮川小唄の総をどり 是は流石にピシッ〜〜!と締まる

まぁ 皆さんお美しい全員綺麗に化けていらっしゃる それでもってをどりは粋 

話をさせたら会話だってそれは良い話なさるんだろ お金持ちが芸者遊びをしたくなるってのが判った気がしたよ

坊主の芸も良かったけどガハハこっちの芸は眼に優しい ハートの隅っこを擽る ちっこいチンコを勃起させる・・だ〜〜♪

あっ敢えて言うけど

その昔綺麗で今はその残骸しか無いけどとっしょり地方(じかた)芸者さんの唄も鼓も太鼓も三味も笛もそれは見事だった!

芸は芸として認めるが もしお金持ちで座敷遊びするならやっぱり色気だと思う私だった♪ネッ☆