越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」

新潟県中南部の山間で、3年に一度開かれている「大地の芸術祭」。その開催年にあたる今年の会期は9月13日に終了してしまっているのだが、いくつかの作品は期間が終わってからもそのまま展示されていると聞いて、閉幕から数日遅れで見物に行ってきた。
十日町市津南町(いずれも山間の地)の、約760平方キロメートルに370以上のアート作品が点在するだけあって、まともに見て回ったのでは一週間かけても足りないのではないか。そこで今回はガイドブックに「時間がないのならココ」とあった、松代地区の「農舞台」という施設を中心に数箇所に絞って回ってきた。




小高い丘の上に遺されている松代城址を利用した「松代(金)城」という作品が見たくて、かなり急な坂を妊婦と幼児を引き連れてえっちらおっちら登っていったのだが、なんと、期間が終わって現在閉鎖中だった…。
ある程度予想される事態だから、事前に調べておくべきだった。


こちらはアートではないが、「はさ木」に刈り取られた稲が干されていた。