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太陽の塔とか このページをアンテナに追加

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2017-12-30-Saturday

読書でふりかえる2017年 読書でふりかえる2017年を含むブックマーク

読書メーターに「読んだ本」として記録した本が99冊。昨年が(「ジョジョ」シリーズが大半だったけど)190冊くらいだったので、だいぶ減ったな。ちなみに「ジョジョ」シリーズは、今年もスティールボールランジョジョリオンを読みました。

では、今年心に残った本をいくつか挙げておこう。奇しくも北海道にまつわる本ばかり4冊となった。


  • 吉野次郎『なぜ2人のトップは自死を選んだのか』

札幌に引っ越してきてからこっち、「どうする赤字JR北海道」的な報道ばかりなのだが、どうしてそうなったのか…という根本的な部分が、これを読んで少しはわかった気になった。そう言われてみれば、JR北海道の車両は「電車」ではない。

全路線が赤字という報道も見たが、これって鉄道事業だけでは絶対に改善しないと思う。そこで私が考える救済策は、「カジノ列車」。JR北海道の特別車両内でしかカジノを認めなければ需要は出る。乗客はなるべく長く乗りたい(プレイしたい)はずだから、廃線同様の路線も含めた北海道一周便にする。依存症対策のためという名目で1日数時間はカジノ閉鎖してローカル駅に停車、地元にも金を落とす。収益で保線。カジノ誘致合戦も解決。どうだろうか?

なぜ2人のトップは自死を選んだのか

なぜ2人のトップは自死を選んだのか


  • 稲葉圭昭『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』

映画「日本で一番悪いやつら」の元になった、「稲葉事件」の張本人による回顧録。組織の中で汚れ役をやらされた挙句、トカゲの尻尾切りにあう…というのはどこでも起こりうる話だろう。それを糾弾したいという筆者の弁だが、しかしその役回りでいい思いをしなかったわけではあるまいから、どっちもどっち。

シリアスな場面で時々出てくる「やめれ!」などの北海道弁に苦笑。


  • 吉川 良『血と知と地―馬・吉田善哉・社台』

「あってもなくてもいいことをしてるんだよ、生産者は。虚業に徹してね、それで食っていけると実業になる。ハナから実業だなんて思ってるから、人と同じことをやっていれば食えるだろうなんて、甘い考えになっちゃうね。それで食えないから、補助金ばっかり狙うようになるんだ。初めっから虚業だと判ってないから、芸人としての覚悟ができてこないんだね。馬しか知らんということは、芸人として生きていくってことなんだ。それを実業だなんて思ってたら見当違いだ。」

…この諦観が社台グループという一大エコシステムを作り上げた基礎だったか。

血と知と地―馬・吉田善哉・社台

血と知と地―馬・吉田善哉・社台


  • 畑正憲『ムツゴロウの動物王国』

昭和47年、道東の浜中町に広大な土地を手に入れ、動物王国という大ボラのような挑戦を始めたムツゴロウこと畑正憲氏。「自然のままでとか、生態系を重視してとか、寝言をいうのは、地球が病気にかかる前にわめくべきであった。もう私たちの前には、十二分な時間と可能性が残されてはいない。今、大規模なたたかいをいどまねば、機会は永久に失われるかもしれない。」

そんなやむにやまれぬ思いもあったようだが、とにかく(少なくとも紙面では)底抜けの楽天主義なのだ。

ムツゴロウの動物王国 (1973年)

ムツゴロウの動物王国 (1973年)