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2015-05-01 日本会議の超閉鎖的な「固有文化・民族」原理主義の振り付けで、G.グ

toxandoria2015-05-01

日本会議の超閉鎖的な「固有文化・民族」原理主義の振り付けで、G.グラスの予言どおり夢遊病者の如く、安倍式《積極平和》コト「軍事国家主義の蟻地獄」へズリ墜ちる日本/擬装極右ならぬ正統保守の正しい理解こそが、この危機を脱出するカギ!


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【参考画像】Prefatory note/『聖女プラクセディス』の暗示性、attributed(・・・?に帰属)で無限に深まるフェルメール美学の可能性

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[Right] attributed to Johannes Vermeer「Saint Praxedis」1655 Oil on canvas 102 × 83 cm『Barbara Piasecka Johnson Collection Foundation. USA』から2014年7月にロンドンオークション出品され、日本の個人収集家が11億円で落札、その後に国立西洋美術館へっyg寄託された。

イタリア人画家フェリーチェ・フィケレッリの作品を若きフェルメールが模写したものとされるが未だ確証されておらず、attributed(フェルメールに帰属)として東京の国立西洋美術館で2015年3月から常設展示が開始された。

[Left]Jan Vermeer(1632-1675)「Girl with a Pearl Earring」c.1665 44.5 x 39.0 cm Oil on canvas. Mauritshuis, the Hague, Netherlands


Anna Netrebko - "Pie Jesu"

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プロローグ)権力亡者イヌ(君側の奸)が国家権力を支配する「お飾り“天皇元首制”」の取戻しを謀る安倍自民党『憲法古着論』(それにしても、なんと幼稚なネーミングだw)の怪しさ!


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【(戦後70年)被害与えた周辺国と「うまくいっている」日本46%、ドイツ94% /「戦争裁判の内容を知っている」日本33%、ドイツ68% 日独世論調査20150414朝日 http://goo.gl/b64cKR 】

・・・ギュンター・グラス(『ブリキの太鼓』などで著名なドイツのノーベル賞作家、2015年4月13日に逝去)の遺言(予言)を想うと、<日独戦後意識>の余りにも大きな乖離!つまり、両国の社会意識の大きな落差に改めて驚かされる。/日本(安倍政権の)では「民族派極右と諸カルト派」野合集団の下で、「“国民主権削除”型の改憲(戦争準備)」と「原発再稼働&新設」が“粛々”とワン・セットでゴリ推しされている!

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憲法前文に「積極的平和主義を」(『憲法古着論』に基づく) 自民・船田氏が意欲 20150418朝日、http://goo.gl/QR7m3I 】 

・・・安倍自民党の『憲法古着論』って何だ?!w 安倍政権が堂々と掲げる「積極平和主義」のための「“陳腐化した平和憲法”の改憲(国民主権&9条の削除が眼目)」は、典型的な<複数のパラドクスが複合化するスパゲッティ・パラドクス>の事例。

・・・因みに、「天皇の密教的政治利用」(権力意志の邪悪な側面で現人神天皇を意の儘に操り、その霊験で敵国・政敵・一般国民らを超然支配する悪魔崇拝的な支配体制)の極みが「戦前〜戦中期の日本」であり、その錯綜したパラドクスの呪縛を解放したのが、天皇元首制(天皇主権/憲法学説の一つである天皇主体説に基づく)から変わった「象徴天皇制日本国憲法」(国民主権)である。

・・・日本会議や安倍内閣にとっては、その厳然たる「戦後から現在に至る歴史」のリアリズムが不都合と見えるようだ。


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【自民議員(鬼木誠衆院議員)、NHKを激しく罵る「反日、自虐放送垂れ流す」「公的見解を無視」2015/4/17 J-CASTニュースttp://goo.gl/VNkfxk】

・・・安部自民が怒る<NHKは反日、自虐放送垂れ流す!>の標的は、例えば“象徴天皇の意味を正しく客観的にとらえる”という意味で優れた番組である[NHKスペシャル《シリーズ戦後70年 ニッポンの肖像−日本人と象徴天皇−平和を願い続けて》のことか!?

・・・これは、戦中〜戦後における苦難の経緯から沖縄県民と日本国民の今にも繋がる<象徴天皇制の意味>を真摯に受け止めておられる天皇・皇后両陛下の思いを何ら偏向することなく客観的に紹介した内容だ。

・・・それを“反日”というなら、日本国憲法の《象徴天皇制》を根底から覆し、国民主権の削除と、平和主義の放棄を謀る安部自民党政権こそが正統保守ならぬ“売国奴”ではないか!

・・・停波(放送停止/↓*)権限でNHK、テレ朝を脅した川崎二郎・情報通信戦略調査会長も神政連メンバーの世襲3世議員なので、やはりこの辺り(神政連カルト&日青協民族派極右の野合体)に安部政権の「狂ったアナクロ逆噴射エンジンの中枢」がある。非常に危険な兆候だ。

・・・鬼木誠衆院議員(自民)も神道政治連盟国会議員懇談会日本会議国会議員懇談会のメンバー!やはり、昨今の中枢メディア攻撃は、安部政権の「狂った逆噴射エンジン中枢」(神政連カルト&日青協民族派極右の野合体)の一定の計略に基づく。


*自民党が、「政府にはテレビ局に対する停波(放送停止)の権限もある」と脅迫発言!テレ朝&NHK呼び出しで!BPO申し立て検討も!2015-04-18 真実を探すブログ、http://goo.gl/bEFDxX 


(関連情報)


【動画】自民党調査会、報道番組めぐりNHKとテレ朝から異例の聴取20150418

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【動画】日本人と象徴天皇 第1回 「“戦後”はこうして誕生した」/NHKスペシャル20150418/戦後70年 ニッポンの肖像(約49分)@動画

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【動画】日本人と象徴天皇 第2回「平和を願い続けて」/NHKスペシャル20150419/戦後70年 ニッポンの肖像(約49分)@動画

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1 パラドクス(paradox)の三類型と安倍政権の複合パラドクス


(パラドクス(paradox)の三類型)


一般にパラドクスは「一応のところ正しく見える前提と推論から誤った結論」が得られる一定の「論理的に有意なプロセスまたは、その論理が有効な射程(リーチ/reach)」を意味するが、問題は、その「誤った結論」がリーチの終盤に至るまで、殆ど誰も気づかないことが往々にして多いということだ。例えば、太平洋戦争で敗戦へ至るまでに歩んだ「神国日本(皇国史観)のプロセス」は、その典型だ。


ところで、パラドクスと一口に言っても実はその内容の違いから、大きく三類型に分けることができる。無論、これらパラドクスは個別に発生するというよりも、一般的でノーマルな言説と抱合せで複雑化していることが多く、あるいはそれを使う当事者自身がパラドクスである自覚がないことも多いので、聴衆、観衆、鑑賞者、選挙民、一般国民らは、よほど注意力を集中しないと簡単に騙されることになる。また、問題は、今の「安倍カルト可視歴史観政権」のコアが、以下三つのパラドクスを取り込んだトリプル・パラドクス状態であることだ。


A 《明らかなウソ、偽り、誤謬、妄想などイカサマ師的な短いフレーズ》


但し、これらウソ(あるいはカルト観念)を表す言葉(短いフレーズ、熟語)は、自らの正体がウソであること、ないしはカルトの表出であることが簡単に露見するようになっていない、おんぶお化け状態であることが多い。


事例を挙げると、整数論での「1と2は同じだ」との主張(これは初めから明らかに誤りであるのが分かるケースw、典型的かつ単純なウソ)、「最大数は存在する」(いかにもありそうだが数論的に間違い)、「現人神(皇国史観での)」(日本の戦前〜戦中を風靡した、本居宣長の学説の曲解を淵源とする日本の業病とでも言うべきカルト・フレーズの典型、その内実は文化(観念)と政治(現実)の次元混同のパラドクス!)などがある。


B 《論理パラドクス(1):ウソ吐きクレタ人のパラドクス/カルト宗教、ナチス式洗脳、マジック・ショー、エセ政治家や詐欺師らが使う閉鎖的な詭弁、同一次元内を堂々巡りする論理ループ》


これは、クレタの哲学者エピメニデス(Epimenides/生没年未詳)が「全てのクレタ人はウソ吐きだ」と言ったため問題化したとされる論理パラドクス。「全てのクレタ人はウソ吐きだ」ということは、先ずその言明自体が真であるとすれば、瞬時にして、この言説そのものの意味が偽(エピメニデスもウソ吐きなのだから)に反転し、それは真→偽→真→偽→真→偽→・・・と同じ反転を繰り返すフローに嵌る。


そして、安部政権が掲げる「積極的平和主義」は、この《論理パラドクス(2)/ウソ吐きクレタ人のパラドクス》の典型事例となる。それは、安倍晋三・首相らが好戦タカ派(積極戦争主義)のヤマト民族派極右(多様なカルト勢力(ハイブリッド・カルト)と野合した日本会議の中核を支配する日本青年協議会ら)に牛じられている!(出典、http://goo.gl/vbyWyV )ので生ずるパラドクスだ。だから、それは国外でFake-Pacifism(擬装平和主義)と揶揄されることもある。


問題は、この深刻な事態に肝心の日本国民の多くが殆ど無頓着なことだ。無論、その原因は、この危機を一向に報じようとしない主要マスメディアの無責任ということにある!


ともかくも、日本政府は「積極的な戦争参加で平和を守る」という自己言及の言説で「自己回帰型のパラドクスに嵌っている」ことになる。つまり、最初の言明全体の意味(平和を守る)は、それが信用ある日本政府の言明なので真だとしても ⇒ (その途端に)やはり戦争するのだから平和ではないとなり、その言明全体は直ちに偽に反転する ⇒ 真(しかし、やはり信用ある政府の言明なので真であるはずだから)⇒ 偽・・・と言う具合の堂々巡りで無限に揺れ続けるため<信用という大きな国益>を失墜することになると考えられる。


(参考情報)


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◆【安倍晋三・首相が過去2年間に吐いたウソの数は「いま現在で183件」にもなる!】安倍晋三のウソ一覧まとめ:厚顔無恥息を吐くように嘘をつく安倍首相。安倍晋三という政治家は嘘をつくのが仕事なんだろうか?/問題は、ウソ・フィラリア類が寄生し異常に複合肥大した<アベ・カルト象皮病の分厚いツラの皮>が、いつ剥けるかのタイミング。ポスト・2016参院選では手遅れ鴨神社(←補足、toxandoria)。 

http://50064686.at.webry.info/201411/article_15.html


C 《論理パラドクス(2):Aと同様に観念と現実の混同だが、カルト宗教の洗脳で観察される、やたらと権威的で「より複雑化」し、「より影響力が広範化」したエセ論理、いわば存在せぬものを有ると信ずる“ノミの金玉”真理教?w》


但し、この種の複合パラドクスは必ずしもカルトの類いとは限らない。直近の事例を挙げるならば、くだんの権威ある「理研」と「雑誌ネーチャー」をステージとした「スタップ細胞」事件、あるいは既述の「現人神(あらひとがみ)」なるフレーズを細胞核として肥大化した「皇国史観・八紘一宇・靖国顕幽論、そして世界最終戦争論(石原莞爾、国柱会)などが介在する大アジア主義イデオローグ/これが満州事変〜太平洋戦争開戦へ至るロジックを提供した」などがある。渦中の安倍政権が掲げる、そして国会議論におけるコトバ狩り(それが実は戦争主義だとの批判を封殺しようとする/↓*)を伴う「あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする安全保障法制の整備」も、その類型である。 *言論の府で/異論への異常な圧力 20150421朝日社説、http://goo.gl/lD4Rhf


古いところでは、中世キリスト教のスコラ神学における「神の存在証明」がある。具体的に見れば、11世紀のアンセルムス(Anselmus Cantuariensis/1033 – 1109/中世ヨーロッパの神学者、1093年から亡くなるまでカンタベリー大司教でカトリック教会の聖人)は次のように述べて神の存在証明を行った。

 『神は完全である。完全なものはすべて存在する。故に、神は存在する。』


委細な説明は煩瑣なので省くが、要は「思惟・観念としての完全なもの」の意味の中に「三次元の現実世界でリアルに存在する」という意味が含まれるか?との疑念があることだ。短絡的かつ直感的(orカルト的w)に理解すれば、それは当然だとする向きもあるが、もし、この論理(外挿)が真であるとすれば、「人魚(上半身が人間で下半身が魚の女)は存在する」あるいは「“ノミの金玉”は存在(実在)する」という、何でもありの奇妙なカルト風のリアリズムが真であることになる。w


余談だが、「ノミの金玉は存在しない」のが事実だ。シラミとともに代表的な外部寄生昆虫とされる「節足動物門昆虫綱ノミ目(隠翅目)に属する昆虫」であるノミ(蚤)の♂には「金玉(睾丸)」は存在せずペニスだけがある。しかも、蚤の夫婦のコトバどおり、♀の方が遥かに大きいのだが、その小さなノミの♂は鋭い針のように尖ったペニスを♀の身体(ノミの♀には交尾用の穴がないため卵巣がある辺りの表皮)に突き刺す実に凄惨で残酷な交尾の世界が展開される。なにやら「安倍内閣(擬装極右)のカルト&カネメ(金霊)・パラドクス」の凄惨な行く末(近未来)を予見させるようでゾッとさせられる。<注>金霊=(かねだま、かなだま)は、古くから伝承されてきた金(おかね)の精霊・怨霊で、その起源は古代中国にある。


ところで、「“他国に優越する現人神たる万世一系の天皇を万国の宗主と見立てる皇国史観と国家神道論”こそが世界を究極的に救済するイデオローグである」という「愛国を一般国民に強要する国策に関わる特異な体系的論理」が戦前〜戦中の日本国民をカミカゼ玉砕or竹槍型戦争へ駆り立てたことを我われは絶対に忘れるべきではない。


それは、このイデオローグこそが日本国民のみならずアジア諸国の国民に多大な戦禍の非劇をもたらした「論理パラドクス(2)」の典型であるからだ。しかも、安倍政権の後ろ盾となっている日本会議・神社本庁・神道政治連盟国会議員懇談会(安倍晋三・会長)らが必至でこの異常カルト・イデオローグの復活を謀っていること(関連参照 ⇒ http://goo.gl/kpibnD )も絶対に見逃がしてはならない。


(安部政権の醜悪なカルト・パラドクスの事例1)


・・・下村文科相(カルト&政治資金醜聞スキャンダル塗れ)の「東日本大震災(およびフクシマ3.11原発事故)は、「愛国心」を永らく放棄してきた日本国民への天(霊界スピリチュアル?)のお告げ(天罰の恐ろしさを示す警告?)」なる奇怪な御託宣?苦w・・・


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◆これは“靖国顕幽論”中枢寄生型『ハイブリッド・カルト諸派連合軍団』による日本の完全支配戦略の第一歩!着実に『政官財学・主要記者クラブメディア・多数派層国民』が殆ど無自覚のまま罹患した≪構想の死角/↓*1〜2≫の病巣が侵入口!!そこから国民と子どもたちの精神の奥深くへ注入され続ける奇怪な下村文科相(政治資金醜聞スキャンダル塗れ)のカルト洗脳メッセージ!ならば、<フクシマ3.11過酷原発事故等の犠牲者・被害者>も含めて、彼らは全てが日本国民への見せしめor人身御供ということか!? 

   ⇔ 戦前回帰の検定強行! 下村文科相「東日本大震災は愛国心を失った日本への天からのお告げ」発言2015.04.08リテラ、http://goo.gl/pyPMyf


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*1 日本は『政官財学・主要記者クラブメディア・多数派層国民』もろともで≪構想の死角≫の病理(安倍政権のカルト民族派極右の正体が目に入らない!という)に嵌っている! http://goo.gl/WGsBAB


.*2−1 安倍内閣崩壊の危機!下村博文文部科学相が辞任ものの献金よりヤバイ博友会幹部の実名告白の文春スクープ!、http://goo.gl/mlJUo0


*2−2 下村文科相後援会「違法献金問題」【地検特捜部】告発状を受理 仮に不起訴でも検察審査会が待ってるので下村は覚悟した方がいい。日刊ゲンダイ@Trapelus via Twitter Web Client2015.04.24 只のオッサンがリツイートhttp://goo.gl/8wdvG1


(安部政権の醜悪なカルト・パラドクスの事例2)


・・・「国民主権制限の改憲」と「核技術安全保障の原発」が同根であることを巧妙にカムフラージュする安倍ハイブリッド・カルトパラドクスの罠。それは、<安倍政権が、「軍神靖国神社と原発(潜在核武装)」を「ネオ軍事国家・日本」を駆動するための両輪と見なしている>ということ。・・・


安倍内閣が本格的に日本を「戦争できる国」とするためには先ず2016参院選で自称「保守」(実はハイブリッド・カルトの正体を隠蔽する偽装極右)を騙る安倍・自民党が圧勝する必要がある。そして、このハイブリッド・カルトは、安倍・自民党を支援するために「選挙での集票マシン」の重要な役割を分担している。


つまり、マネーを介し原子村とも繋がるこのハイブリッド・カルト連合は「重要集票マシン」の一部であり、これは投票率の如何を問わず「対全有権者数で常在min.15〜20%の自民・得票率」を確保することに貢献している。また、資金調達・集票の両面で「カルト神道タカ派」(神社本庁、神道政治連盟など)、靖国神社支援組織、統一協会、各種ヘイト集団ネオナチ組織、および幸福の科学ら有象無象のカルト諸派ともガッチリ野合している。


安倍内閣を強力に支持するこの「日本会議を中心とする。野合カルト集団」がターゲットとしているのが、<2016参院選での安倍・自民党>の圧勝ということだ。それは、その大勝利があってこそ初めて、安倍内閣は衆参両院で圧倒的議席を占有し「日本を本格的に戦争できる国」とするための必須条件である「改憲(国民主権&9条削除)と原発推進」を早期に、かつ同時に実現することが可能となるからだ。


他方、「改憲の是非」についての国民意思が拮抗しつつある(むしろ、改憲やむなし派が増えつつある!/↓*1)さなかで、肝心の「反原発層(今のところ絶対多数派/↓*2)」が<改憲と原発が同根であるという現実/靖国顕幽論カルトと潜在核武装(原発推進)こそが、安倍内閣が本格実現を謀る軍事・軍需経済国家の有効なエンジンであると位置づけていること)>に気づいていないか、殆どその危機的な状況に無関心であり続けるという恐るべき事態となっている。


*1 NHK世論調査 憲法改正「必要ある」33%、「改正する必要はない」31%/一方、「安全性を確認した原発は運転再開を進める」賛成22%、「反対」47%、「どちらともいえない」25% 201540414NHKニュースhttp://goo.gl/mx8Cqq 


*1【有意性が高い「個別訪問留置き調査」によれば国民意思の7割強が今でも反原発!】 原発再稼働に反対70.8%、事故の懸念73.8%=学者・民間機関調査20150407ロイターhttp://goo.gl/5R2Va6 


因みに、改憲と原発が同根であることにはもう一つ恐るべき現実が隠れている。それは、<「国民主権」の削除ないしは、それを制限する内容の『改憲』>が実現した暁には、その後、如何に大きなフクシマ型の原発事故や国民の多大な人的犠牲が伴うとしても、その新たな《愛国憲法》の下では、「国を愛する義務を負う国民」が国策である「戦争と原発」の推進を否定すれば、即刻、彼らは非国民ないしは売国奴として法的・社会的に厳しく断罪される過酷な戦前型の国家体制(国体)が完成するということだ。


(関連情報)


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◆【閉鎖系カルト・イデオローグと開放系宗教イデオローグの比較/靖国顕幽論(閉鎖系)の真逆に位置し「現在と未来・未生」を冷静に直視する《維摩経》、今こそ学ぶべきその開放系の知恵】・・・[2014-05-02toxandoriaの日記/「維摩経」の良循環と真逆の「靖国&原発ダブルス顕幽論カルト」http://goo.gl/SKQogM 、より部分転載]


(1)閉鎖系カルト・イデオローグ/日本国民を霊界共同体で君臨する「軍神・英霊位階構造」の下に組み敷く国学系平田篤胤派の国家神道(靖国顕幽論)

・・・驚くべきことに、死んでこそ初めて日本国民は「人間」そのものになれる(人権・主権を持つ)という。つまり、「本居宣長・現人神論」曲解の流れをくむ平田篤胤派・国学系神道(↓*1)を基盤とする国家神道の基礎にあるのが顕幽論カルトである。

・・・つまり、現世のリアル人間(我われ一般の日本国民)に国民主権(生存権ほか)はなく、我われは霊界に従属するロボットだということになる。従って、基本的人権の削除を謀る自民党「改憲案」が、これを下敷きにしていることは想像に難くない。


*1 国学系神道の一流派『幽顕思想(顕幽論)』は、“平田国学(源流は“本居宣長・現人神天皇論”の曲解)と部派(小乗)仏教の神仏習合カルト”である。

・・・橋川文三(政治学者/三島由紀夫と共有した戦前〜戦中体験をリアルに反省・分析し三島とは真逆に戦後に生きる道を肯定した政治学者)によれば、日本の右翼テロリズム派の根底には「本居宣長を曲解した国学系平田派の国家神道(顕幽論)」と「現人神天皇論」という、二つの強固なカルト系神話論理が存在する。つまり国家神道の核心は平田国学の「幽顕思想」(顕幽論/カルト的な神仏習合の一形態)であり、それによれば死んだ人間は幽事世界の霊魂共同体に帰属するという。


(2)開放系・宗教イデオローグ/国家神道(靖国顕幽論)に対抗し得る「維摩経」の現代的意義=維摩経と興福寺、および維摩経の根本にある唯識論(阿頼耶識)について


・・・創建が奈良時代とされる興福寺(奈良)は天智天皇から藤原氏の姓を賜った藤原鎌足の子である藤原不比等(659-720)が藤原氏の氏寺とした法相宗(唯識宗)の寺。現代の法相宗の寺院は興福寺と薬師寺の二つのみ。興福寺の代表的な法会に維摩会がある。なお法相宗(維摩経ほか)は入唐求法僧侶により数次に渡り奈良時代に伝えられたが仏教史的には中国の法相宗は宋〜元の時代に途絶えた。

・・・維摩経の根本にある唯識論(阿頼耶識)については多様な解釈が可能だが、ポイントは心の奥底には「自然(現実世界)と同じく善なるものと悪なるものが併存する」ことの理解。が、その「善なるもの」を仏法でより深く認識することは可能で、それが静寂で美しい心のあり様となる。

・・・つまり仏法に導かれた心の持ち様ということになるが、その意味での「謙虚で静謐な心」で周囲(環境)と接すれば、花鳥風月(自然)をより美しく観賞し、より楽しく有意義な生が実感できるようになり、かつ平等に多くの人々と交わることができるという。

・・・従って、よく誤解されるのだが、それは我われの心に想起した観念が三次元の現実世界で直截的に実体化(インカーネーション)するという、ジョージ・バークリー(1685 – 1753/アイルランドの哲学者、聖職者)らの「観念論」を更に強化する類の「カルト観念論」とは全く異質なものだ。

・・・むしろ、それは現代の先端科学である量子力学(素粒子論)や先端物理学(超弦理論)らと共鳴するものがあり、逆説的に聞こえるかもしれぬが、その意味で非常に科学合理的で、より現実主義的だともいえる。

・・・集約すれば「我空法有(がくうほうう)=空観(くうがん)」の言葉となる。つまり、「この世の全ては仮の姿で、永続的なものは「自性」のみであり、一瞬一瞬を除けば森羅万象の永続的な形相(エイドス)も存在しないと見るべき。故に、我われ人間は一瞬の出会い(個々の“縁”で生じる“法”の繋がり)を共有し、一期一会の今を真摯に生きることが肝要。そして固有で伝統的な「現実社会」に根づく真の伝統文化を未来へ伝える努力を継続すべき」ということになる。

・・・人間の「自性」(じしょう)は真我(アートマン/最深層の自我)と解釈されるが、森羅万象では一瞬(一地点)の形相(集合の元に相当?)と理解することも可能。また、存在しないことを「空」で表すが、これは形相も真我も突き詰めれば何も存在せず諸行無常であることを指し、これを小乗では任時自性執生物解(にんじじしょうきしょうぶつげ)と称するが、大乗では同じことを空(空観)と呼ぶ。

・・・つまり、真我や森羅万象の形相の永続的な存在を否定し、ただ個々の法(自相を導く仏の力)のみがあるということが我空法有の意味。自然科学的に考えれば究極的な還元論の否定であるが(というよりも還元論、万有引力、電磁気力、強い核力、弱い核力などを「宇宙支配原理」の“一定の象限or射程(リーチ)”内における有意性の差異と見ることに重なる?)、特に「最先端の超弦理論(超ひも理論/参照↓*1)あるいは「無から出現する素粒子(有)を観測する量子力学(素粒子論)的リアリティ(↓*2)」とも重なり興味深い。


*1 超弦理論(超ひも理論)の魅力/超弦理論の魅力 京都大学基礎物理学研究所/杉本茂樹(特任教授)、http://goo.gl/Xm8AMN 


*2 ブログ・てきとうな日々《真空のエネルギー(Zero Point Energyゼロ点エネルギー)》、http://goo.gl/uV0Dqd 


2「官製株高」誘導は「改憲への一里塚/2016参院選・自民大勝」に的を絞った「高支持率」維持の方便(統一地方選挙「41都道府県議選」の結果から読み取れること)


・・・『官製株高、安倍高支持率、日本会議方式「改憲」プロセス・カウントダウン』なる三題噺の深層/日本会議、その中枢を握るヤマト民族派極右、『日本青年協議会』の暴走が安倍政権のアキレス腱となり得る・・・


最大の懸念は、安倍政権の「官製株高」誘導が「改憲/2016参院選・自民党“大勝”」に的を絞った「高支持率」(“フィッチ格付”引き下げをも物ともせぬ増発国債のエンドレス“日銀買取り”暴走方式の高株価と連動する!/↓*)を維持するための方便と位置付けていることだ。


*日本国債、1段階格下げ 中国より下の「A」に、フィッチ2015/4/28JcastN.

http://goo.gl/ByuOeP 


更に不気味なのは、「正統保守を“騙る”(彼らが正統保守を名乗る資格があり得ない理由については第4章で触れる)日本会議地方議員連盟」に参加する議員数が着実に増え続けていることだ。特に、都道府県レベルの増加数が顕著であり、それと呼応しつつ「改憲要望の意見書」を議決する都道府県が増え続けている。


今のところ、全国の地方議会議員数(約3.4万人)の中で日本会議系議員1,691人(日本会議地方議員連盟に参加する議員/2015.4現在、http://goo.gl/Kd5Va9 )が占める割合は未だ5%程度である。後半の統一地方選でも自民系が伸びたので、日本会議系の占有率が6〜7%程度になったと推測される。が、これを県会議員レベルで見ると日本会議系議員の数は明らかに多数派となりつつある。


例えば、「県議会として改憲要望の意見書を議決した宮城県」では既に日本会議議員連盟のメンバーが54%(定数61人中で33人)を占める。なお、仙台市(政令指定都市)でも、同じく「日本会議」は推計シェアca.40%に達する。宮城県と仙台市は「日本会議」の前線基地である可能性が高い。


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また、4月12日に投開票された県議選では、24年ぶりに総定数(41都道府県)議席の過半数を自民党(その多くが日本会議メンバー)が制した。が、この選挙結果は、『日本青年協議会』のシナリオに従って、これから益々<各県議会での『改憲(“国民主権&平和条項”削除型)を求める意見』の議決>に拍車がかかることを意味する。


なお、日本会議の事務局を務める『日本青年協議会』は、“太平洋戦争での敗戦を否定し純血日本(ヤマト)民族派”を謳う百戦錬磨の極右組織である。しかも、棄権層(6割)も含め全有権者の8〜9割がアベノミクスのマジック・ショー(スパゲッティ化したトリプル・パラドクス)に視覚を奪われている(その内1〜2割は組織&カネメの囲い込みで投票した)ため、今のところコトは日本青年協議会の思惑どおりに進んでいる。


この地方選でのトレンドが更に勢いづき安倍自民の選挙マシン、日本会議(関連団体メンバー、800〜1,000万人)がフル稼働する傍らで、多数派層国民がアベノミクス・マジックに目を奪われたままであれば、2016参院選の結果は、2014衆院選の二の舞(カルト&擬装極右化した与党(自民・公明)+α(超党派極右)が高々25〜30%程度の得票率で参院総議席の2/3以上を占有する)こととなり、衆参両院での絶対多数をバックに極右方式の改憲(国民主権と平和主義の放棄)の強行が実現することとなる。


然るに《20150409HBC:ハーバービジネスオンライン/ついに始まった、日本会議による改憲へのカウントダウン(日本青年協議会の機関紙『祖国と青年』201504号・掲載)、http://goo.gl/sw7hVg 》で、日本会議方式「改憲」プロセス・カウントダウンを具体的に俯瞰すると、<2015年11月10日に開催予定の武道館・大会までの「500万筆署名の獲得」、に加え「衆参合わせ479議員の賛同獲得(議員定数717の67%=2/3超、超党派の日本会議・神政連メンバーを合算すると目標に肉薄中!)」、「35都道府県での“改憲”意見書採択」>が当面の目標で、2016参院選・自民党の大勝利で一気に衆参両院2/3超の改憲発議の壁を撃破する、となっている。


<補足>現時点での衆参における日本会議国会議員連盟メンバーは369名/国会でのシェア51%、http://goo.gl/wg9Fa2

・・・因みに、「日本会議国会議員懇談会(369)+神道政治連盟国会議員懇談会(289)」(一部、両方に所属の重複の者がいる)の超党派国会議員数(衆参)は約400名(推計/全717名の約56%占有、これが67%で2/3超となる!/201504現在)となっている。が、一般の日本国民はこの恐るべき現実を殆ど意識していないようだ! 


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なんと、この運動方針は自民党・2015年度運動方針(2015/2/17時事 http://goo.gl/PkM7Yf )とソックリ同じであり、自民党は「憲法改正を党是とする保守政党としての誇り」を前面に打ち出し、国会議員一人あたり4000人の党員獲得をノルマ化する等を基本とする運動方針を採用した。また、「祖国と青年」4月号の発売日である2015年4月1日から480日後が、2016年7月25日で、それは参議議員任期満了の日である。なので悲願の憲法改正(正式プロセス開始)まで「あと480日」と言う訳だ。そして、安倍首相は「改憲発議は来年の参院選開けが常識」と発言している(画像は、20150409HBCより転載)。


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なお、この『祖国と青年』201504号には、巻頭特集「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の年次総会報告記事の直後に基調演説を行う櫻井よしこ氏(“『原発』積極推進論”者、国家基本問題研究所理事長)の大写しの写真、および長谷川三千子氏(“皇国史観/聖戦玉砕自爆テロリズム(このみいくさ)原理主義者”、埼玉大学名誉教授・日本会議代表委員・NHK経営委員)による「憲法9条を解剖する」という講演録が掲載されている。また、3月19日に開催された「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の年次総会には、政界から次世代の党平沼赳夫、自民党・古屋圭司、民主党・渡辺周、維新の会・馬場伸幸ら日本民族派極右の重鎮たちが参加した。


3 安部政権の強力な後ろ盾「日本会議」は、事実上、百戦錬磨の過激民族派極右『日本青年協議会・日本協議会』(太平洋戦争敗戦否定&純血ヤマト民族派)に乗っ取られている


・・・日本会議の中で濃縮される、戦前を取り戻す追憶のカルトこと『日本固有民族・文化原理主義』の狂気・・・


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日本会議(会長:三好達・元最高裁長官/靖国神社崇敬者総代=対司法界“靖国顕幽論カルト”&“愛国原発”推進の注ぎ口?)は、役員62名のうち24名(1/3)が宗教関係者で占められている。そして、参加する宗教分野は神道系の神社本庁、各神社、教派神道(個々の教祖の宗教的体験に因る新興神道)、および仏教系カルトらの国柱会、倫理研究所、IIC(霊友会)、仏所護念会、念法真教、崇教真光等など様々だ。


因みに、三好達・元最高裁長官が日本会議トップの座にあることは、ナチズムの要素を徹底排除した「ドイツの司法改革」(1960〜1970年代)と「日本の司法改革」(1999〜)が全く異質であることの証左である。つまり、日本では米国流ネオリべ思想の導入と並行して戦前国家主義の要素(法理念)がむしろ温存・強化され、上級裁と司法官僚(法務省)で、その傾向(国民への国家主義的愛国の押付け)が強く現れるようになってきた。そのため、原発訴訟では殆どが原子村側に有利な判決が出ており、特に安倍政権下ではその悪影響が外務省・通産省など他の省庁等へも及びつつある。例えば、ごく最近ではフクシマに怯えて(?苦w/そんな単純なことではない!)脱原発を決断したドイツ政府、あるいは戦後70年におよび侵略戦争への謝罪を続けているドイツ・メディア(シュピーゲルがその筆頭!)を小バカにする官庁やネトウヨが現れ始めている。


(参考情報)


★【安倍政権は、愛国カルト『戦争』だけでなく愛国カルト『原発』も国民へ強制するつもりか!?(苦w)】司法失墜 原発再稼働で真っ二つの裁判所、稚拙で偏狭な判断 国は強引に再稼働突入20150429 Business Journal http://goo.gl/TdCE4b 


★ドイツ・日本司法の比較論考、「日本司法の失われた50年」の成果こそが(検察庁、大阪地検)特捜部崩壊の原因http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20101002


★特派員「日本外務省がドイツ紙の記事を攻撃」/独紙(フランクフルター・アルゲマイネ)記者の告白、話題に 20150428朝日、http://www.asahi.com/articles/ASH4P6GZ3H4PUHBI02T.html


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★欧州で最も多い発行部数(毎週平均120万部)を誇るドイツ週刊誌、デア・シュピーゲル(Der Spiegel)が、凡そ戦後70年となる2014年の秋に至るまで、毎年、ヒトラー・ナチス政権が全世界へ与えたダメージの深刻さ(ドイツが仕掛けた戦争とアウシュビッツらジェノサイドなどについて)を心から反省する特集記事を書き続けてきたのは良く知られている通りだが(推計でその累計はca750本超!)、2014・夏も深い反省記事を書いて(8月迄、累計9本!)いる。ネトウヨらは「ドイツはそんなに反省・謝罪バカリしてもネオナチが湧いて出ている!w」と批判する向きもあるだ。が、ハナシは全くアベコベだ。それほどまでしてきたからこそ今のドイツの状況で済んでいるのであり、それと真逆の日本がこれからどれほど危険で恐るべ蟻地獄へ落ちるかは全く予断を許さなくなっている! Cf.⇒http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20141002 

・・World War IIRSS/Related articles, background features and opinions about this topic.(international/SPIEGEL ONLINE - August 28, 2014 et al)・・An Endless Legacy World War II brought more suffering to humanity than any other event in the 20th century. http://www.spiegel.de/international/topic/world_war_ii/


<補足>ドイツ脱原発は賛成Vs反対の解決ではなく冷静な産業政策問題(原発リスクの懸念)を国民が十分理解しておりフクシマが契機となったただけ。恰も、『20150430安倍首相米議会演説』が『宗主国アメリカプラグマティズム(現実的外交感覚)によって『名』を取らせて頂いただけの“安倍流の恥かき売国行為(恐ろしいほど愚かなカルト感覚”)であるのと対照的に、ドイツは、一部から“臆病なドイツ人”との嘲笑を浴びることなど百も承知の上で産業政策上の『実』を取ったの(これも立派なプラグマティズム/現実的な利益感覚)である!他方、日本は格付機関フィッチの格下げ決定“中国以下”へなどで着実に『実』を失っている! 

・・・Cf.1 『安倍首相の演説が笑いモノに、8割の米議員わからずの声も/内容はペーパー配布済みだったw』20150501日刊ゲンダイ、http://goo.gl/si96tk

・・・Cf.2 『ドイツが脱原発を決めた本当の理由』20111111日経ビジネスhttp://goo.gl/u7thx9 


・・・


また、鷹司・伊勢神宮大宮司、渡邊・前天台座主(比叡山延暦寺)が顧問に就いているが、伊勢神宮(天皇家の伝統精神基盤)と延暦寺(天台宗)の全体がソックリ日本会議メンバーとなっている訳ではない。これらの宗教団体および宗教関係者を一口で言えば「宗教右派関係者および団体」とでも呼ぶべきと思われるが、そもそも日本会議が発足した1997年以降(約40年間/↓*1)の最初の大きな仕事(目的)は、「元号法」の制定(↓*2)であった。


*1 「日本会議」の発足・・・昭和24年(1949)4月に学界・宗教界を中心に「日本を守る会」が結成、平成9年(1997)5月に「日本を守る会」(鎌倉円覚寺貫主・朝比奈宗源氏ほか宗教関係者、明治神宮、浅草寺、臨済宗、仏所護念会、生長の家など宗教関係者および関連団体の集まり)と「日本を守る国民会議(1978.7〜)」が統合し「日本会議」を組織。


*2 「元号法」の制定(ウイキより)・・・大日本帝国憲法の元号に関する規定は旧皇室典範第12条であったが日本国憲法では1947年に現皇室典範が制定されるに伴い条文が消失し法的明文が存在しなかった。が、国会・政府・裁判所の公的文書、民間の新聞等で慣例的に元号の年号表記が用いられた。1979年(昭和54)6月6日に国会で元号法が成立、同月12日に公布・即日施行。


【参考動画/戦前〜戦中期に准国歌とされた『海行かば』/現在は、安倍政権を強固に支える「日本会議、創生日本」等(正統保守ならぬカルト偽装極右一派の殿堂!)が国民へ推奨する“愛国歌”】

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『海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)、山(やま)行かば 草生(くさむ)す屍』


・・・現代語訳『海を行けば、水に漬かった屍となり、山を行けば、草の生す屍となって、大君のお足元にこそ死のう、後ろを振り返ることはしない。』


・・・信時潔の作曲である“海行かば”にも、大伴家持の詞にも、それ自体に罪はない。問題は、喩えれば人の健康(健全な精神も同じこと!)が“完全な不健康”と“完全過ぎる健康”との狭間における絶妙なバランス維持で成り立っていることに、一般国民が気付かぬことにある。言い換えれば、カルトと正統な宗教の差異も紙一重であるというシビアな現実になかなか気付くことができない多数派国民の欠点(弱さ)を狙い突き崩そうとするのが、安倍晋三ら偽装極右一派の常套手段であるということだ。


・・・


ところで、それに先立つ重要な出来事がある。それは、1977年に「日本青年協議会」(その殆どが保守的新興宗教集団“生長の家メンバー”から分派した人々)が「日本を守る会」の事務局に入っていたことだ。およそこの時代までは「生長の家」(同 -穏健派)が、当初は「日本を守る会」の中で一応は『正統保守』を標榜する役割を担う意味で一定の存在感を見せていた。が、今は日本会議の役員名簿からその名が掻き消えており政治運動との関係を断ったとされる。


この辺りの日本会議を巡る分かり難い背景には、終戦時の<クーデター未遂事件、「宮城事件(玉音盤事件)」が鎮圧された時の経緯(生長の家が担った特殊任務?/↓*1)>が得体のしれぬ複雑な影を落としており、その後、その「影」が日本会議の性格を根本的に変えてしまったようだ。それ以降、日本会議は本格的に『日本固有民族・文化原理主義』に嵌る、つまり、特異な“追憶のカルト”集団(宮城クーデター派の巣窟)と化したようだ。


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*1 宮城事件(玉音盤事件)鎮圧に貢献した?成長の家(同-穏健派)の役割

・・・・「宮城事件」は昭和20年8月14日の深夜〜15日にかけ一部の陸軍省幕僚と近衛師団参謀が中心に起したクーデター未遂。一派(中には敗戦受入れる天皇の首のすげ替えを主張する者もいた)は詔書の録音レコード(玉音盤)の奪取と玉音放送阻止を謀った。日本降伏の阻止を狙った将校達は近衛第一師団長森赳中将を殺害。次に師団長命令を偽造し近衛歩兵第二連隊を指揮して宮城(皇居)を占拠。が、陸軍首脳部及び東部軍管区(田中静壱司令官/熱烈な“生長の家”穏健派?信者)の説得で失敗。一派は自殺もしくは逮捕され日本の降伏(玉音放送)は予定通り行われた。


・・・


先ず「生長の家」の関わりで特に注目すべきは、「生長の家および生長の家系列の宗教関連の書籍等の中で、旧日本軍に生長の家の信者がかなり多かったことがしばしば記されている」ということだ。また、その終戦直後の「宮城事件」を陣頭指揮で鎮圧にあたった田中静壱・東部軍管区司令官(陸軍大将)が熱心な「生長の家」信者(同-穏健派?)であったことだ(当パラグラフの内容はウイキペディア情報から転載)。


因みに、この“太平洋戦争の降伏(敗戦決定)阻止のため皇居(天皇の終戦の詔勅(玉音放送)を阻止する目的で)を占拠”する「宮城事件/クーデター」の計画を立案した陸軍将校たちは、その殆どが非常に過激な「日本固有民族・文化主義者」である「平泉澄(ひらいずみきよし)の思潮の熱烈な信奉者」であったことも記憶すべきだ(↓*2)。


【参考動画】終戦の詔勅(玉音放送)

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*2 平泉澄の思潮[皇国史観/聖戦玉砕(このみいくさ)原理主義/更なる委細はコチラを参照 ⇒ 2014-08-01 toxandoriaの日記、http://goo.gl/FZ2jbk ]

・・・熱烈な「皇国史観/カミカゼ自爆型聖戦玉砕論」のリーダーたる平泉は戦時下の国史学界を主流派としてリードし、軍部との関係も深め社会的に大きな影響力を与えた。

・・・終戦後になっても、1954年(昭和32)6月30日に首相(吉田茂)官邸で行われた「自民党憲法調査会第二分科会」で、平泉澄は国会議員らへ『以下』のように「日本国憲法の破棄」を過激に迫っていた(出典:昆野伸幸著『近代日本の皇国史観再考、国体論』―ぺりかん社―)。・・・『日本国を今日の混迷より救うもの、それは何よりも先に日本の国体を明確にすることであります。而して日本の国体を明確にしますためには第一にマッカーサー憲法(日本国の平和憲法)の破棄であります。第二は明治天皇の欽定憲法の完全復活であります。このことが行われて初めて日本がアメリカへの従属より独立し、天皇(皇国史観)の威厳を取戻し、天皇陛下万歳を唱えつつ祖国永遠の生命のなかに喜んで自己一身の生命を捧げる(個々の日本国民が自爆型聖戦で玉砕・散華することを覚悟する)ときに、始めて日本は再び世界の大国として立ち、他国からの尊厳を勝ち得るのであります。』


・・・


すなわち、これは見方次第だが、かつて大学の学生闘争(公安に代わる左派・極左の鎮圧の役割)で活躍した百戦錬磨の過激民族派極右を母体とする『日本青年協議会』が、事実上、日本会議の中枢を乗っ取った形となっている。また、<長崎学協方式(議長:椛島有三氏/出典、http://goo.gl/TAWjBA )の“自治会サークルと多数派の一般ノンポリ学生を糾合し組織化する”手法/↓*3>は、現在の国政選挙等で常在5〜6割棄権層(多数ノンポリ層)を自民側へ吸寄せる“国会・日本会議・一般市民”の組織化戦略にソックリ援用されている(↓*4)。


*3 椛島有三などの右翼学生運動史togetter、http://togetter.com/li/792912


*4 日本青年協議会・・・その母体である全国学協はヤルタ・ポツダム体制打破の反ヤルタ・ポツダム論(敗戦否定)と、日本人としての生の全体性を回復する反近代・文化防衛論(純血ヤマト民族派/固有民族・文化原理主義)を掲げて運動していたが、1970年11月3日、そのOBらにより社会人組織である日本青年協議会が結成された。http://goo.gl/UNWWh1


つまり、かつて長崎学協方式で「過激な学生運動から極左らを完璧に排除した実績」を誇る椛島有三氏(日本青年協議会)が、現在、“生長の家”(同-穏健派)一派を派除し事務総長として今の日本会議(事実上、安部自民党政権の守護神!)を仕切るということは、今の日本会議が、あの「宮城事件/クーデター未遂」派の流れを汲む「敗戦否定&純血ヤマト民族派極右/過激な平泉澄イデオローグ派」(及び『名』を消して息を潜ませる“成長の家”の過激派も?)によって占拠されている、という可能性が高い。しかも、その日本会議内の民族派極右派には、もう一つの安倍・自民党の背後霊である「統一協会」や「幸福の科学」らカルト、ヘイト、ネオナチ諸派との野合の影が漂う(↓*5)。


*5 <幸福の科学などカルト諸派の影>安倍内閣が「連携」するグレンデール原告団とは?シリーズ【草の根保守の蠢動 番外編】20150301ハーバー・ビジネス・オンライン、http://hbol.jp/27374 


以上から推測されるのは、終戦直後の「宮城(クーデター未遂)事件」に貢献した、換言すれば太平洋戦争での敗戦を否定し、日本国民を巻き込む「固有民族・文化原理主義と狂気の全国民玉砕戦」を良しとする勢力が今の「日本会議」(≒安倍政権)を牛耳っているということだ。


それは、いざとなれば全国民を巻き込む「潜在核武装(核技術安全保障、つまり原発推進)」による「対米玉砕戦争」をも厭わぬ殆ど戦前・戦中期の<複合エセ論理に因るカルト・パラドクス>の典型と見るべき“日本民族・文化原理主義の罠に嵌った、過酷放射能汚染などものともせぬゾンビ狂人集団/このみいくさ(カミカゼ自爆玉砕テロリズム)派”が、事実上、「積極的平和主義」の偽装看板を掲げ国民多数派層から篤く支持される安倍政権を完璧に操っていることを意味する。これが日本の危機でないとするなら、それは何であろうか!?


加えて、留意すべきことに同じく日本会議の内部での影響力が無視できず、負けずに狂信的な日本民族・文化原理主義の「国柱会」問題がある。「国柱会」を主導した田中智学(1861 -1939)は明治中期以降の日蓮主義運動の僧侶・宗教家で、大正〜昭和期に「国柱会」(智学が創設した法華(日蓮)宗系在家仏教団体)の指導者となった人物で、あの八紘一宇(日本侵略戦争の旗印)を造語した。


「国柱会」の委細は、下記ブログ*を参照して頂くとして、その思想の最大の特徴を纏めておくと、それは<「国体」(万世一系の祖・天照大神の子孫たる天皇中心の政体/平田篤胤『顕幽論(幽顕思想)』、本居宣長『皇国史観(天皇現人神論)』、水戸学(尊皇攘夷思想の源流の一つ)などの研究でその思想が深められた)と「仏法(日蓮主義運動)」の超観念的で“狂信的”なカルト結合>ということだ(これは、既述《維摩経の唯心論》の対極である!)。


* 2014-09-01toxandoriaの日記/田中智学「八紘一宇」は、安倍「日本会議だらけ」内閣(追憶のカルト)の中枢に潜む平泉澄「皇国史観(聖戦玉砕このみいくさ)」を補完するもう一本の狂信の柱、http://goo.gl/RCTSH4 


ともかくも、「日中戦争(1937〜1945/支那事変(〜1941))」の勃発を受けて第一次近衛内閣が開始した「国民精神総動員運動(昭和12年9月〜)」において、「八紘一宇」は大日本帝国の公式イデオロギー&国民教育・教化方針として公認された。かくして「八紘一宇」は石原莞爾(1889- 1949/陸軍軍人、最終階級は陸軍中将/関東軍作戦参謀として板垣征四郎ら共に柳条湖事件を起し満州事変を成功させた首謀者であり、田中智学の『国柱会』に入会している!)らによって、我が日本民族がアジアへ侵攻する大義とされることになった。


・・・『日本会議が目指すもの』から読み取れる日本会議(日本青年協議会)の真の狙いは“象徴天皇制(≒国民主権)”廃止(戦後70年の全否定)を伴う『改憲』を実現し、『宮城事件(玉音盤事件)』クーデター未遂派(″追憶のカルト+君側の奸”野合による戦前・戦中型超然権力)の復権を謀ること・・・


以上から、安倍政権の背後霊とでも言うべき現在の『日本会議』が、「日本青年協議会」なる太平洋戦争での敗戦否定を謳う純血ヤマト民族派極右(日本民族・固有文化原理主義派)に乗っ取られていることはほぼ間違いがない(しかも其処には『名』を捨てた生長の家・過激派も同居?)。加えて、太平洋戦争の精神的支柱であった右派カルト宗教集団「田中智学の国柱会」の狂信たる八紘一宇、『平泉澄の特異思潮(皇国史観/カミカゼ聖戦玉砕原理主義)』、平田派「靖国幽顕(英霊界至上主義)なるカルト思想」が合流しつつ安倍自民党政権の中枢に流れ込んでいるのは確かだと思われる。


しかも、今や自民党系衆参両院メンバーの殆どが2〜3世以上の世襲議員だらけであり、彼らの多くはその集票マシン役を「日本会議」、「神道政治連盟」、「靖国神社崇敬奉賛会」、「日本遺族会」など極右派組織とカルト系を含む右派系宗教団体、および「日本青年協議会」、「日本協議会」、「創生日本」など民族派極右(太平洋戦争の精神的推進役を担った集団の後裔)ら、今や「正統保守を名乗る大義」を失った極右諸団体の支援を受けている。しかし、怖気づくばかりの主要メディアは、「日本の民主主義が国会レベルで死に絶えつつある」という、この恐るべき現実を決して一般国民向へ伝えようとはしない。


因みに、この日本青年協議会が『自民党・改憲案』(天皇元首制(象徴天皇制放棄、国民主権&平和主義(9条)削除などの内容/参照、↓*)の元筋書を書いた可能性が高い。そして、そこから推測されるのは、「正統保守の観点から日本を守る」ということで出発した筈の日本会議の理念が創設時から大きく逸脱しており、今やそれは非常に危険なカルト諸派と極右諸派の野合集団へ変質したことを意味する。


* 梓澤弁護士 改憲に警鐘 〜「脱原発」や「戦争反対」を口にできなくなる!自民党改憲草案21条の問題点、2013/07/23 iwj-Independent Web Journal、http://goo.gl/0jvucZ 


つまり、これはカルト&ヤマト民族主義極右諸派に安易に軒先を貸した「日本の宗教右派」連合が肝心の母屋を民族極右派と狂信カルト派にソックリ乗っ取られたという真に恐るべき構図であり(終戦時の宮城事件のクーデター未遂で、その暴走の歯止め役を担った“毒消し役の毒”たる成長の家(の穏健派)一派も完全排除された!?)、そもそもtoxandoriaは陰謀論を全く好まぬ立場ながらも、余りにもドス黒く、そして錯誤と狂気に満ちた<安倍政権・日本会議(日本青年協議会)・神社本庁・靖国顕幽論シンパ等“極右&カルト諸派の野合”による、この恐るべき日本リセット計画>には震撼させられる!!


因みに、日本会議のWEBサイト「日本会議が目指すもの」から読み取れる「日本会議の真の狙い」は下の6点である。(20150223HBO、http://goo.gl/rVtz7O より)なんと、これは安倍政権が進めつつある、複合カルト・パラドクスの典型である『積極平和主義』の目的を、そのまま分かり易く表していることになるではないか!?


(1)皇室を中心と仰ぎ均質な(ファシズム?)社会を創造する(象徴天皇制廃止、天皇元首制復活)

(2)昭和憲法がその阻害要因となっているため改憲したうえで昭和憲法の副産物である行き過ぎた家族観や権利の主張を抑える(国民主権削除)

(3)靖国神社参拝等で国家の名誉を最優先とする(愛国)政治を遂行(靖国顕幽論の国教化)

(4)国家の名誉を担う人材を育成する教育を実施(新しい国家主義教科書による愛国教育の断行)

(5)国防力を強めたうえで自衛隊の積極的な海外活動を行う(世界最終戦争に備え平和条項削除の改憲による軍事国家主義、徴兵制を推進)

(6)もって、各国と共存共栄をはかる(余りのパラドクス!“倒錯的”な積極平和主義の究極目的!?) ← グローバリズム時代における資本主義(ネオリベ)の病理へ複合カルト・パラドクスで対処するという根本的に誤った処方箋!EUの苦闘に学ぶべき!(補足、toxandoria)


4 アベ・カルトマジック(カルト・パラドクス)の洗脳を解くためには「正統保守」についての正しい理解こそが肝要


そもそも、当記事は「正統保守」とは何かについて、少し思考を深めるつもりで書き始めたのだが、安倍内閣の正体(そのあまりにも危険な偽装極右性)の分析にスペースが取られすぎた。ので、ここでは<日本国憲法『象徴天皇制』の意義について>、および<中道右派〜中道〜中道左派(現在の無党派層・ノンポリ層・無関心層・常在選挙棄権層にほぼ重なる)の受け皿となり得る、グローバリズム時代の「正統保守」の条件とは何か?>の二点について纏めておく。


4−1 『象徴天皇制』の意義について/日本会議(日青協)の『象徴天皇制』破壊工作は、<安倍内閣が“『日本国憲法』下における天皇家と一般日本国民”の共通の敵>となる可能性を高める


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◆国内で安部政権を操る日本会議らの思惑どおり「主要メディアの完全統制下で日本が中国と本格的に開戦」したら(今や、安部政権は米国の煽(おだ)てもあり、この意味での“仮想敵国との開戦準備”以外のものが視野に入らなくなりつつある!)、米国(オバマ政権orネクスト)の態度が豹変する可能性があり得る!

  ⇔ 日本が中国と本当に戦争に突入したら、米国の方針が変わる可能性はある。第2次大戦の時の英米がそうだ。最初はナチスをソ連に嗾(けしか)けてソ連潰しの手駒にしようとした。そのため一貫して融和政策。が、途中で飼い犬に手を噛まれ運命の悪戯でソ連と同盟しナチスと戦うことに。20150415世に倦む日々@yoniumuhibi via twitter http://goo.gl/B8P9XP


(参考情報)


★日米防衛指針は中国想定=「海洋進出・軍拡に対応」−安倍首相2015/04/30時事、

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015043000885 


・・・


安部政権(より端的にいえば日本会議を支配する日本青年協議会らヤマト民族派極右、それと野合・癒着する神社本庁・靖国ら旧国家神道(平田派顕幽論)を中心とする諸カルト勢力=偽装極右派の一部)の狙いが、<戦後70年にわたり日本の平和と繁栄および国民主権を支えてきた『象徴天皇制(日本国憲法)なる“国体”』を否定し破壊することであり、それを再び『現人神天皇制なる明治憲法型の“国体”』へ切り替えること>であるのは明らかだ。


だから、『象徴天皇制(日本国憲法)』の意義を民主主義の普遍的価値と歴史反省の啓蒙と併せて国民一般向けに放送するNHKスペシャル、ETV特集らの看板番組が、これら『偽装極右派』と安倍政権にとっては“目の上のたん瘤”である。このため、今のNHKは、「安倍官邸→籾位会長→報道部門トップ」ルートの圧力に曝されて御用化するニュース報道(特にTV)とこれら良質番組制作部門(本来のジャーナリズムの姿勢を維持する)が、それぞれ対官邸(権力)と対国民に分裂しており、まったく真逆を向くという危機的状況となっている。


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従って、NHKの良質番組を潰すのが安倍内閣の既定路線(良質番組こそが重要な攻撃対象)であるが、2015420NYTimes社説が“的確に指摘(http://goo.gl/XfK0qp )”したとおり、安倍政権の背後霊(おんぶお化け)たる“これら偽装極右派のホンネ(敗戦否定についての余りにも強すぎる意思)について、欧米諸国の政府とジャーナリズムは熟知している。


安倍総理の言動しだいでは事態が更にこじれる可能性が高い。例えば、“第二次世界大戦・終戦70周年を記念する談話では、同じ内容を話しても無意味なので前に出された戦争謝罪を繰り返すことはしない!”と安部首相が「420BS-フジテレビ番組で“挑発的”発言」をした直後の閣僚らの靖国参拝や首相の真榊奉納は問題だ。このような事態が続けば関係国からの反発は必至だ“と、ブルームバーグは報じている(↓*)。 * Abe Shrine Offering, New War Apology Risk Riling Asian Neighbors 20100420Bloomberg http://goo.gl/ZxgMyC


そして、これは殆ど仮説的な視点であるが、もし『日本青年協議会』のホンネ(民族派極右イデオロギー、宮城事件に繋がる“天皇の首のすげ替えも辞さぬ”とする敗戦否定論の意志/今は、これが日本会議の中核を占めていると見なすべき)が一歩でも先へ出るという局面へ走った場合には、より深刻な事態になると考えられる。


具体的に言えば「“憲法96条/改憲発議・両院2/3以上(から1/2へ)”の改正 ⇒ 象徴天皇制・平和主義(9条)・国民主権らを削除するというプロセスでの『改憲』強行」が意味するのは、それを既述の終戦直後の歴史と重ね合わせれば、彼らが『宮城事件クーデター未遂(玉音盤)事件、つまり対米戦争での敗戦否定と現行天皇制度の破壊行為』の再現なるアナクロ・カルトの暴走!の再現を謀っていることになる。従って、<安倍内閣と日本会議(日本青年協議会ら過激派民族極右を実働部隊とする)らは象徴天皇制(日本国憲法)下における天皇家と一般日本国民の共通の敵>となる可能性が高まる。


4−2 中道右派〜中道〜中道左派(現在の無党派層・ノンポリ層・無関心層・常在選挙棄権層にほぼ重なる)の受け皿となり得る、グローバリズム時代の「正統保守」の条件とは何か?


(日本会議や安倍自民党の主張と異なり、皇国史観時代の良き伝統、例えば天皇が《大嘗祭/真床襲衾》で国民主体の統治に貢献する旨の誓約を行うことで本格的に即位するという律令時代からの宮中儀式などは、象徴天皇制の現在でも見事に生きている)


ところで、逆説に聞こえるかもしれぬが戦前の「皇国史観」は全てが諸悪の根源であったと一纏めにバッサリ切り捨てるのは間違いである。そうではなく、あらゆる宗教の根源には平和的なものと攻撃的で悪なるものが共存しており、その思考プロセスが閉鎖的パラドクス回路に落ちるとカルト化・狂暴化するのが必然であり、又どの類の宗教やイデオロギー(地域史・民族・固有文化意識がその中核的なタネとなることが多い)であっても閉鎖的ないしは排外的な方向へ過激に偏向する可能性があると見るべきだろう。


日本の「欧米植民地政策の圧力に抗いつつ明治期の文明開化から近代文明国の一員たるアイデンティティーを確立するまでの歴史」は、残念ながら狂暴化へ過剰傾斜した皇国史観に基づく軍事国家主義(神武論)・侵略戦争による植民地主義への道筋を辿った。しかし、実は、一方で日本は江戸期までに開花させた高度な日本文化と教育水準の高さ(中国・朝鮮由来の儒教を土壌とする)を有利な条件として、欧米発の啓蒙思想、立憲民主主義、政教分離原則、国民主権などの普遍的観念についても相当程度の理解を深めていたことが分かっている。


例えば、天皇機関説美濃部達吉、平泉澄とほぼ同時代を生きた三井甲之(平泉澄の聖戦玉砕・このみいくさ原理主義とは対照的に、伝統文化主義を重視しつつも文化と政治を分離する象徴天皇制に近い皇国史観を主張した)、あるいは「教育勅語」を纏めた井上毅(内閣法制局長官/渡欧経験から当時のフランス第三共和政・中期頃)の政治事情に通じておりライシテを理解していた可能性がある)など、その枚挙に暇がない。従って、正統保守を理解する前提(環境づくり)として、先ずこれら戦前の皇国史観時代の日本について、再度、その客観的評価を試みるべきである。


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一方、国家神道の最大の欠陥は「万世一系の現人神天皇(男系重視)と靖国顕幽論(平田派神道)を原理とする自ら(国家神道)は超然宗教(一般宗教を超越した観念)なので明治憲法の政教分離原則に抵触しない」という文部省謹製の詭弁論『国体の本義(昭和12)』を根拠とすることであった(関連参照⇒ http://goo.gl/FZ2jbk )。そして、戦前の日本は、この屁理屈一本槍で「神武論(軍国主義)」と「エスノセントリズム(固有文化・自民族中心主義)」を暴走させた。ところが、戦後になってから、万世一系の現人神天皇論の欠陥を鋭く突き国家神道の復活を謀る神社本庁の高級神官らを慌てさせたのが折口信夫(1887 – 1953/民族・国語・国文学者)である。


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折口信夫は、戦後のある時期に「日本書紀の中で只一回、敏達天皇十年条だけに出現する天皇霊の『憑依』儀式である『真床襲衾(マドコオフスマ/大嘗祭(宮)の時に内陣の主要な場所を占める神座(寝座)/この憑依が意味するのは荒ぶる自然が本源的に持つ“恵み”であり、伝統アニミズム神道では稲がそのトーテム)』で、本気で国家統治の基本である国民重視の誓約ができない天皇がおれば、代わりの天皇はいくら立てても良いことになると、折口信夫のミソロジー(神話論理)を説いたことがあるが、そこで折口の講義を聞いていた神社本庁の高位神職らが大いに慌てふためいたとされる。(出典:安藤礼二著『折口信夫』―講談社―)。


それは、これら神社本庁の高位神職らが、実は<天皇の密教的な政治利用>を、つまり古代〜近世における密教の祈祷の如く、万世一系「現人神天皇の霊験効果」(実は、お飾り天皇の霊験効果の利用を謀るという君側の奸らの狡猾な下心が潜む!)を再び有効な政治ツールとして、戦前同様に利用したいとのホンネ(終戦直後に起こったクーデター未遂『宮城事件』首謀者らの過激な情念、いわば太平洋戦争の正統性の主張と同戦争での敗戦を絶対否定するというホンネ)を隠しているからだ。つまり、安倍自民党政権は、そのクレイジーかつ傲慢な「天皇の密教的政治利用と国民の聖戦での玉砕死」を当然とする不埒な本心を神道政治連盟・日本会議・日本青年協議会らと共有していることになる。別にいうならば、その異様なホンネこそ、あの狂った観念論の極致とでもいうべき『追憶のカルト』(平泉澄、田中智学らの狂信への飽くなき憧憬ということ)である。


(擬装極右ならぬ正統保守の正しい理解のヒントは“文化的ミーム”にある)


グローバリズムの波に限りなく飲み込まれつつある現代世界の特徴を敢えて一口で言うならば、それは<新自由主義の過剰な暴走を回避できない資本主義の病(やまい)とも言える限りない格差拡大の病理>に世界中が侵されつつあるということだ。そして、これが共通の原因となり、フランスの社会学者ミシェル・ウイエビオルカが指摘する「時代の動揺がもたらす文化差別意識」の芽生えと拡大傾向ということだ(↓*)。


インタビュー:仏社会学者ミシェル・ウイエビオルカさん 「文化」にひそむ危うさ 文

化は変化するが、それを不変と見た時(固定こそがベストだと錯視すると!←補足、toxandoria)、差別の口実に 20150425朝日、http://goo.gl/ccsReU 


言い換えれば、それは科学的、生物学的、人類学的には差別の論拠を失った「人種(遺伝子)差別」に代わる「“超観念的な固有文化原理主義(ethnocentrism)”という“錯視型の新たな激しい差別意識”の萌芽」ということであり、日本の「安倍極右政権(日本会議の振り付け)のアベ・カルトマジック(カルト・パラドクス)に因るヘイトの空気の扇動と拡大」現象も、グローバルに大きくとらえて見ればこの流れでの出来事といえるだろう。フランスのシャルリー・エプドに関わる問題も然りである。


しかし、ミシェル・ウイエビオルカ氏によれば、似たような苦痛を抱える欧米では「とにかく相手に対し良く説明することを大前提に程々の多文化主義の構築」(多文化主義と共和(近代啓蒙・現代立憲)主義の折衷)という方向を見定めた、いわばカルト・パラドクスを回避しつつ新たな開放系の社会構築の模索が行われているが、日本の安倍政権が目指すのはそれと全く真逆で、ひたすら戦前〜戦中期における閉鎖系のカルト・アナクロニズム(パラドクス)へ向かう縮み(擬装極右)志向であることが問題なのだ。しかも、それを開放系(正統保守)だと偽っている!



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そこで、注目すべきが「社会的ミーム(meme)」の概念である。オックスフォード大学の物理学教授デヴィッド・ドイッチュによれば、「文化」とはアイデア(人の脳に記憶され、その行動に影響を与える凡ゆる情報)の集合であり、それが集まったものが全ての文化を定義する「社会的ミーム」(膨大なアイデアの集合)である(出典:デヴィッド・ドイッチュ著『無限のはじまり』―インターシフト―)。・・・<補足>ミームは、この用語の創始者ドーキンス(C. R. Dawkins, 1941 – /英国の生物進化学者)によれば「文化の伝達や複製の基本単位」ということになる。委細はコチラ ⇒ http://goo.gl/AMB8Yl 


デヴィッド・ドイッチュの指摘で重要なのは、「アイデア(人の脳に記憶され、その行動に影響を与える凡ゆる情報)は、そのことごとくが“暗示的な性格”を持っている」ということだ。この暗示性を換言すると、それは100%カッチリ定義されていない緩いものという意味である。これは、脳がコンピュータチューリング・マシン)と異なる設計であることに起因する。ともかくも、ごく常識的に考えるとこれは意外に思われるかもしれぬが、そこにこそ非常に重要な意味がある。


もし、我われの脳内情報が全て100%カッチリ定義されたものであるべきだとすれば、一般社会のコミュニケーションでは些かの情報のズレや微小変異をも相互に受付けることができず、夫々の小さな差異が絶対許さぬ事態へと深刻化してしまえば、それでは日常生活が非常に不便となり、生きることのリスクが極大化するはずだ。だから、現実ではそれぞれの情報に「中核」となる100%定義に近い情報と些かの曖昧さを残す暗示的な周辺情報がセット(情報の塊)になっており、その後者の部分が寛容的・開放的な性格を持たされていることになる。

これをレトリカルに敷衍するならば、例えば「90%の固有性と10%(etwas)の暗示性(無論、99%Vs1%でも良い!)」の情報の塊りが固有文化の単位になるということだ。重要なのは、何事につけ、この自己言及的な絶対少数派etwas(暗示性、曖昧さ)こそが、絶えず新たな局面へ向かう無限の可能性と未来発展への可能性を約束する一種のカルト・パラドクス(ゾンビ)化を回避する「環境条件」を提供するということだ。


つまり、このetwasを許す謙虚さと寛容性こそが「正統保守」(固有性と可謬主義のバランスを取る“オヴァ―トンの窓”型の開放系社会)と「擬装極右」(超閉鎖的で、エスノセントリズム的なゾンビ世界へ漸近するカルト・パラドクス社会)の分かれ目となるということだ(オヴァ―トンの窓の委細は、コチラ ⇒ http://goo.gl/EcY16c )。


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更にいえば、それは非常に強靭な安定を「人間社会全体」へもたらす可能性を秘めた一種のバランサー機能を秘めているのではないかとも思われる。因みに、これはオートポエーシス的な不均衡解消作用の一環である、DNAが「自己複製(生命維持)プロセス」で見せてくれる実に巧妙で精緻なエントロピー抛出(解放)のメカニズム(それは絶えず新たな生命を持続し創出する機構!)を連想させる/関連参照 ⇒ *)。*発生生物学者・古澤満氏の『不均衡進化(Disparity Evolution)理論/元本保証された多様性の創出』http://goo.gl/ts4uNt

・・・Cf. これらの視点から見ると、膨大なエントロピー蓄積(捨て場がない放射性廃棄物の放置)である『原発』はこの対極であり、生命環境から見ればそれは最悪のゾンビ・カルトの仲間である!)


因みに、古澤満氏の『不均衡進化(Disparity Evolution) 』仮説の要点を簡略に纏めておくと、以下のとおりとなる。


・・・生物が進化する途上での変異の大部分は、<DNA複製の過程>で生じる。そして、一本のヒストンに巻きついた二本のDNAがほつれ(ほどけ)て複製されるとき、「二本の鎖」のうち一方は連続して複製される「連続鎖」となるが、もう一方は複製酵素の特異性で連続鎖と同じ方向へ鎖を伸ばすことができないので、断片状に複製されたもの(岡崎フラグメント)が結合されて一本になり複製が完成することになり、これは「不連続鎖」と呼ばれる。

・・・このうち、「連続鎖」は変異の発生が極めて小さく、つまり「保守的」である。しかし、だからといって100%の複製ではない訳だ。一方、「不連続鎖」は「連続鎖」合成に比べてDNA複製プロセスがかなり複雑になるため作用する酵素の種類数も多くなり、それだけ変異の発生可能性が大きく、つまり「革新的」であるということになる。そして、「環境変動のない場合」には変異発生の小さい「連続鎖」側により「現状が維持(保守)・継承」される。

・・・他方、もし大きな環境変動が発生した場合(人間の自然・社会生活環境で喩えれば、大震災に襲われるような大きな環境変化が起こったような場合)には、変異発生が大きい「不連続鎖」側で変動に合わせる形で<変異の閾値>を作用させて問題の解決を図る(無論、本源部分も可能な限り保守しつつ環境変異に併せた全体の進化プロセスを次世代へ繋ぐ)ということになる。


【参考動画】DNA Replication Process

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そして、実はこのような切り口から観察すると、例えば日本会議(日本青年協議会)あるいは靖国顕幽論カルトなどの如く“観念的な固有民族・文化原理主義”に囚われることが如何に危険であるかが理解できる。戦前〜戦中期の日本国民の殆どが嵌っていた皇国史観、八紘一宇、このみいくさ(カミカゼ自爆玉砕テロリズム)、あるいは海外へ目をむければナチズム、ファシズムなどの類いも然りである。


加えて、如何に個性的な固有文化といえども、そこに全く暗示的な意味での曖昧さの要素がなければ、行きつ戻りつというある程度の冗長さを含む文化交流の歴史プロセスで外来文化の複雑な影響を受けて、結局はその地域の固有文化そのものも深化(あるいは進化)したり、更に面白さや有意性(価値)、あるいは美的価値や興趣がより高度化するというような意義深い現象(これこそ、“歴史経験+論理・外挿法的推論+些かの曖昧さ(暗示性、寛容さ)の許容”を前提とする『正統保守』の重要な意義!)も理解できないことになる。


そもそも、何もなかった地域に忽然と、まるでボーフラが湧く(これも科学的にあり得ないことだが!w)ような印象で超個性的で高度な固有文化が忽然と出現するというマジックの如き文化・歴史形成があり得るはずがない。しかし、そのような意味での異常なマジック感覚に(その典型が万世一系の現人神・皇国史観)、戦前・戦中期〜約70年前までの日本人の殆どが嵌っていたのであり、今や再び、最悪のカルト・パラドクスである「安倍政権」(日本会議・日本青年協議会・神社本庁・靖国神社ら)によって、日米同盟強化と積極平和主義なるパラドキシカルな美名の下で、我われは同じ轍を踏まされようとしている。


エピローグ


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■【英単語の発音無視&棒読みアベ式リップサービス演説へ<傑出した演説だ(マジか?w)!(スティーブコーエン下院議員(民主))、戦死した米国の英雄への言及については本当に感謝!(ベイナー下院議長(共和))、10回以上?のスタンディングオベーション・・・の米議会側からの大賛辞?>は、“精一杯がまんして〜、飼い主(米国)へ直截キバ剥かずに、とってもいいワンコちゃんだね〜、よしよし!”のお返しリップサービス&あたまナデナデの類い(苦w)/ジョークはさておき、今は『米リバランス戦略』へのゴマすり対応と日本会議式『改憲』工程への重要布石中なので、先ずはこの夏まで待つだけだ!wが、日本会議・日青協らのホンネ!?/だから、対アジア侵略だけでなく沖縄の現実(今も続く戦後日本の悲惨)も無視した上っ面の反省に終始し、一刻も早く70年史から吹っ切れたいという日本会議らの“クォンタムリープ願望”(量子的飛躍/臨界事故“核力”解放での放射能バラ撒きにさえも怯えぬ愛国『原発』&『軍事国家主義』推進の決意?)が滲み出ている!(苦w)/米軍要請への切れ目ない対応のための法整備(夏が期限!)を国民意思を無視して勝手に確約した安倍“日本総督”による擬装カルト・パラドクス戦争ご用達の「積極ウソ平和主義」宣言!】

  ⇔ 首相が米議会で演説 先の大戦に「痛切な反省」、侵略・おわびの文字ナシ(←補足、只野親父) 20150430NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150430/k10010065271000.html 


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■【今回のガイドライン策定の特徴は“尖閣へ米国を巻込むことを狙い日本側からもちかけた”点にある!それは、WEBサイト「日本会議(日青協)が目指すもの」に見える六つの目標の一つ、《国防力を強めて自衛隊の積極的海外活動を行う(世界最終戦争に備え平和主義放棄の改憲で軍事国家主義、徴兵制等の推進を謀る》が安部政権の肩を押したことに他ならない!当然、米国はその「安部政権の特殊事情」を熟知しており、その仮想敵国との開戦時には米国の態度が豹変する可能性を秘めた片務軍事同盟と見なすべきだろう!無論、中東・アフリカ等での米軍御用達“自衛隊傭兵”活動は大歓迎のはず!】

  ⇔ 日米防衛指針18年ぶりに改定(自衛隊の協力・地球規模、世界的な同盟強調)/集団的自衛権を念頭 安保条約の枠超える 既成事実化を急いだ政権 尖閣諸島防衛(仮想敵=中国との見立て←補足、只野親父)へ後ろ盾 - 20150428朝日http://goo.gl/ij11h7 


(補足)神ならぬ日本(安倍首相)は、米国の戦争が100%正義(当)だとどうやって判断するのか?言葉だけ国際法と国際協調主義を盾にするが、結果的に戦争犯罪でも支援するのか?それとも「カミカゼ“国家神道”(“靖国顕幽論”愛国徴兵制)復活に依る対“米軍”絶対支援主義」のカルト・パラドクスをウソ「法の支配」(∵安倍自民党は『改憲』で国民主権(授権規範性)の削除を謀っている!)で堂々と肯定するのか?(w)


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★戦争犯罪でも支援するのか!?―日本を「イスラム国」より酷い米軍の共犯者とする安倍政権の安保法制20150428政権の安保法制/志葉玲(フリージャーナリストhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150428-00045232/ 

・・・安倍政権が来月中にも閣議決定しようとしている安保法制関連法案。計11本もの法改正・新設を行うとされ、中でも、新たに新設するという「国際平和支援法案」は、米軍の戦争支援のために、全世界のどこにでも自衛隊を派遣するものだ。その活動内容も米兵の輸送や救助、武器弾薬や燃料の輸送や補給と、非常に具体的である。だが、安倍首相に問いただしたい。米国は世界でも最悪レベルの戦争犯罪の常習犯的な国である。米軍の支援をするということは、民間人の虐殺や、民間施設の破壊といった戦争犯罪の支援をするという可能性が極めて高いのだ。日本は、税金を使い、自衛官を危機にさらして、戦争犯罪の共犯者となることを受け入れるのか。


・・・


これはごく大雑把な話になるが、恰も偶像崇拝の対照(現人神?)であるかの如く安倍晋三・首相を強固に篤く支持する「純正ヤマト民族・固有文化&靖国英霊」派カルトは高々で全国民の5〜6%程度であると思われる。これにカネメ派ら「準カルト層」を加えても“のべ10〜15%程度”に止まる?と推測される。更に、それに公明が加わりmax2500〜2800万人程度の有権者が今の時点での与党(自民+公明)の確固たる集票基盤(国会における改憲の発議の命運を握る!)と思われる。そして、彼らが“深くカルト洗脳された状態”を解凍するのは至難の業であるだろう。


従って、今後において(具体的には、先ず2016参院選で・・・)日本の死命を制するのが<5〜6割の無関心・ノンポリ層(常在棄権層)と新たに加わる18〜19歳の若年層>の投票(政治参加)に関わる動向である。おそらく彼らの殆どは、無責任な一般的メディア情報の影響で安倍晋三一派こそが日本の正統保守(真正保守)だと思い込まされ(洗脳まで行かずとも無意識の内に巧妙に騙され)ているはずだ。しかし、残念ながら、彼らにその誤りを気づかせるのも至難の業である。「安倍一派の偽装極右」と「本来あるべき正統保守」の違いさえシッカリ理解できれば、安倍晋三らに煽られた挙句、犬死である戦死などせずに済むと思われるのだが・・・。

2015-03-02 カルト可視歴史観とネオリベの野合、安倍国家主義がもたらす日本の危

toxandoria2015-03-02

カルト可視歴史観とネオリベの野合、安倍国家主義がもたらす日本の危機!/国民主権(日常生活と未生・未来)を守るため「原発、格差、非効率税制イロ―ジョン(min.10兆円/年当の税収取漏れ)」切り口の財政改革が急務


プロローグ)「レーゲンスブルク大聖堂、シャルトル大聖堂シャルトル・ブルー」を 人間的「可視歴史観」で想像する


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・・・ドイツのゴシック教会の代表であるケルン大聖堂と似ているとされるレーゲンスブルク大聖堂(左上画像)は、二本の尖塔(高さ105m)を持つゴシック教会だ。同じドイツのケルン大聖堂の重厚さよりもフランスのシャルトル大聖堂のような軽快さを感じさせる。この大聖堂の建築は13世紀に始まっており、16世紀には大体の形ができたが尖塔が完成したのは19世紀に入ってから。大聖堂・内陣の窓は14世紀のもので、その美しいステンドグラス(Ex.上右画像)の前ではレーゲンスブルク少年合唱団のミサが行われている。


・・・円形切抜きの画像はシャルトル大聖堂の薔薇窓で、そのシャルトル・ブルーとも呼ばれるコバルトブルーの美しい発色は13世紀のステンドグラス職人が創ったとされる。現代の科学技術を駆使すれば、シャルトル・ブルーと同じ発色を再現するのは可能だろうが、800年を超える歴史と自然環境の影響を受け風化した美しい発色をいま目前にする、その感動を味わうのが正しい意味での「可視歴史観」(つまり、それがヒューマンな可視歴史観であり、今のところ人間が許されている“直感的イメージと歴史経験イメージの含意的統合”による「文化の創造(結合的イメージの想像)」ということではないだろうか?


・・・無論、直感的イメージの世界だけで生きていると思われる犬・猫・猿・鳥などの生き物たちも、それはそれで真に愛すべき存在であるのだが・・・(《注》想像力についての直感的イメージと結合(心)的イメージの区別は、実験心理学の父と称される独ヴィルヘルム・ヴント(1832 - 1920)による)。


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・・・そして、喩えるならこれは「コトの経緯を理解する人間は雁作(絵画等)と修復作品(同)の違いを判別できるが、おそらく一般の動物にはそれが不可能だ」と思われる状況に似ているのではないか?ただ、人間の場合は“なまじ、話し言葉や文字が縦横に使える”分だけ、その良し悪しは別として、キャラが立つ贋作的人物にはとても騙され易いので注意が肝心と思われる。


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Anna Netrebko - Zdes' khorosho, Op.21, No.7 (Rachmaninov)


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Anna Netrebko singing DVORAK

・・・当動画は当記事内容とは無関係(単に気分転換!w)


1 安倍政権は「関東軍の復活(太平洋戦争敗戦の拒否)」をリアルに意識する“非人間的「可視歴史観」”の囚人たち/その恐るべき時代錯誤(追憶のカルト)の核心にあるもの


1−1 異常妄想を現実視する非人間的なカルト「可視歴史観」と二つの「歴史修正主義」の違い


(1)二つの「歴史修正主義」とは?/学術的検証の可能性の意味で未だ逃げ道が残る観念が歴史修正主義であるが・・・


歴史とは、ある過去に起こった世界現象(リアリズム/0次情報)のごく一部を透視図的に仮に掬い取ったものである。だから、それがそこで起こった現実の全てだと言いきれないのは、普通の常識的な感性を持つ人間であれば、わざわざ社会心理学や歴史教育論などを持ち出さなくとも殆ど直感的に分かることだ。そして、そこでのカギは限りある生命(未生の連鎖)を未来へと繋ぐ、ごくあたりまえの人間の「謙虚」さに尽きる。

一方、「歴史修正主義」(Historical Revisionism)というコトバがある。これは、元々は歴史学における用語で、新しく発見された記録・資料・史料や、証拠的な既存情報の再解釈により、歴史を叙述し直す仮説設計的な試みのことを指す。だから、その意味での歴史修正主義は、歴史学の世界では、あって当然のことだ。例えば、下の事例◆は、新たな考古学的資料の発見で、7世紀半ば(“大化の改新壬申の乱”辺り)の歴史の一部が書き換わる(叙述し直され修正される)可能性を示している。


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◆奈良・明日香村に新たな古墳か 石張りの巨大な掘割発掘 20150115朝日/只野親父FB http://goo.gl/78ZJbs

・・・奈良県明日香村の小山田遺跡から現れた未知の巨大遺構。50メートル以上の石張りの掘割は、舒明天皇(百済宮を皇居としたこともあり、おそらく百済系?←補足、只野親父)が最初に葬られた墓(初葬地)の一部なのか。ただ被葬者像には当時の権力者、蘇我蝦夷(おそらく新羅・前渡りの渡来系?←補足、只野親父)の名前も挙がり、識者の見立ては様々だ。


・・・


また、例えば「衆目の面前で現実に起こった殺人事件」を、自らの経済的利害あるいは自らの社会的・政治的立場やイデオロギー等に利するように、瞬時にして過去のものとなるその事件に関する記述(1次情報)や目撃者による証言などを意図的にある一定方向へ修正・改竄したり、あるいは証拠や偽証を捏造しようとしたりすれば、それが「通俗的な意味での歴史修正主義」ということになる。


(2)実は「可視歴史観」は両刃の剣!/歴史修正主義より危険な“非人間的「可視歴史観」”は“ドグマ100%から成る色眼鏡”でしか歴史が見えない/それは「激烈なカルト妄想の融合」が醸す全く逃げ道がないアウトの観念!


ところで、“非人間的「可視歴史観」”という場合、それはこれら両者(歴史学or考古学アカデミズムで、あるいは通俗的使用の歴史修正主義が意味すること)とは異なる、全く異常な感性の落とし子である。それを理解するには、たとえば「日常的、通俗的な使用の場合の歴史修正主義」が意味することを先に考えてみればよい。


つまり、その日常的で通俗的な使用の場合に採る自己利益優先の身勝手な行動は、そのことの良し悪しを脇に置くとすれば(また歴史学でそれは絶対に許されぬことであるが)、興味深いことにごく普通の人間が日常の社会生活を送る場面では自己利益との絡みで、その種の「ある事件(そこで起きた事実)の大幅な修正と脚色」はごく当たり前に起こり得ることであり、それが推理小説サスペンスTVドラマないしは噂話などの格好の材料であることは周知のとおりである。


片や、非人間的カルト「可視歴史観」とは、完全に現実社会や現実世界と隔絶した自らの内面世界で湧き上がる純粋に情念的、妄想的、夢想的、あるいは特異な欲望やカルト(異常or病的観念)などのドグマに占拠された固執的・閉鎖的心性に合わせて、つまり殆ど“100%に近い妄想の色眼鏡”に因って世界現象の一環である現実の歴史(事件史)を書き換えようとする考えや意識状態、つまりその種の強い意思を持つ非合理な心的傾向を意味する。


換言すれば、それは「正統保守」的な「漸次or順応変容主義」、つまりリアルの変化に対して徐々に時間をかけ馴染むべしという、均衡がとれた、そして寛容を重視するごく常識的なものの考え方に必須とされる<二つの基盤である『情念統制と論理構成』の相互補完的なバランスが崩れた、一種のアンバランス(異常)な精神病理現象>であると見なすべきだ。


因みに、実は「可視歴史観」そのものは“両刃の剣”的な存在である。言い換えれば、それは用い方しだいで毒にも薬にもなる取り扱い要注意!の“毒物”の如きものだ。更に言えば、もし人間が一切「可視歴史観」を持たなければ正統保守的な政治的立場や伝統や習慣という文化の概念(orそれを評価する価値観というべきかもしれない)が成り立たなくなる可能性すらある。


問題は、そこに“人間的な”ないしは“非人間(カルト)的な”の何れの形容詞が付くか否かのまさに紙一重が薬と毒の分かれ目になるということだ。しかも、“非人間(カルト)的な”それは正統保守(つまり人間的な可視歴史観)とは全く異質な代物であることが恐ろしいわけだ。


だから、その意味では、あまり意識的に考えない一般国民層が安倍一派を正統保守と見間違いさせられて洗脳状態に落ちているのもそれほど不思議なことではないともいえよう。なお、この問題は、“経済・財政・国民生活(未生)”全体の視点を失った株高一点豪華主義は危うい!と指摘する、投資の神様と呼ばれるバフェット氏の慧眼とも重なる(委細、後述)。


ともかくも、非人間的ないしはカルト的という意味での「可視歴史観」の“可視”は、リアルな現実世界ではなく虚構世界か100%ドグマの支配下にある色眼鏡を通してしかリアル世界が絶対見えないことを意味する。


例えば、その典型が人間は死ぬと「幽事の世界」(霊魂共同体)に帰属することを前提とする「靖国顕幽論(戦前・戦中の日本全体を支配し“太平洋戦争”突入を扇動した平田篤胤派神道(国家神道)の顕幽論、つまりリアル人間世界での“人権”を否定して霊界(英霊を頂点とする位階構造内)での“人権(霊権?w)”だけを認める異様なカルト観念の世界である。


従って、この「靖国顕幽論」によれば、国家のための愛国玉砕戦争ないしは愛国カミカゼ自爆テロ戦争で死んでこそ初めて人間(日本国民)は本来の「人間」そのもの(人権・主権を持つ存在になる)という。そして、この異様な考え方こそが、基本的人権(国民主権)を削除した『安倍自民党・改憲(草案)』の基本骨格に影響を与えたと考えられる(『現行憲法および自民党改憲案比較表』はコチラ ⇒ http://goo.gl/Fr9Wq )。


今の日本でアベノミクスを掲げることで主要記者クラブメディアと多数派の日本国民から篤く支持?されている安倍内閣の強固な支持基盤である靖国神社日本会議神社本庁(その内の多数派)・神道政治連盟国会議員懇談会安倍晋三・会長)らの主張こそが、実は、この“カルト狂人が棲む世界”でしか通用しない非人間的な「可視歴史観」である。因みに、今上天皇・皇后両陛下、皇太子殿下御夫妻、宮内庁(今のところ、その多数派)、伊勢神宮(前同)らは、この余りにも奇怪な顕幽論の考え方を否定している。


また、靖国神社、日本会議、神道政治連盟国会議員懇談会、神社本庁(その内の多数派)らの主張は「通俗的な意味(用語)での歴史修正主義」と見られているが、それは誤解である。なぜなら、その実像が現世での基本的人権を否定するという意味で紛れもなく“非人間的カルト「可視歴史観」”であるからだ。何と恐るべきことではないか?!


また。日本を代表する思想家である和辻哲郎(1889 – 1960/『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる)によって“変質者のイデオローグ”であると指摘された靖国神社の偽ミソロジー(神話論理)、つまりこの顕幽論こそが、現代日本における「凡ゆる超然カルト権力の中枢的病巣」なのだ(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社)。そして、恐らくその病的な程度の深刻さはイスラム原理主義の比ではないと考えられる(なお、可視歴史観と正統保守の更なる委細については下◆を参照乞う)。


◆20140301toxandoriaの日記/奇怪な自己愛的「可視歴史観」で国民主権と平和主義を捨て、「反知性主義」で第三次グローバリズムの佳境を突き進む安倍サイコパス一派/付、聖母の真実ならぬ魔女の受胎告知と化す日本の惨状、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140301


(関連情報)


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◆稲田政調会長は安倍総理のお気に入りで、安倍が日本のジャンヌ・ダルク(救国の聖女)と持ち上げ、稲田は安倍を現人神サマと呼び敬っているようだ?w、そして次期総理候補(日本初の女性首相!)であり、幅広く国民層に人気があるとかだが、よくその特異観念を国民は凝視すべきだ。今のところ中・韓・米らは“歴史修正主義”として安倍・稲田らを批判するが、既述のとおり、この考え方は“歴史修正主義”(学術検証可能性の意味で逃げ道が残る)ならず“非人間的カルト可視歴史観”(全く逃げ道がないアウトの観念!)である。おそらくこれが日本政府の公式見解となれば、日本が米国はおろか世界中を敵に回しかねない事態となる恐れさえある。

⇔ 自民・稲田政調会長「東京裁判は法的に問題がある(私たち自身で検証!)」

2015.2.26産経ニュース http://goo.gl/hYbaEa  NEWS23/TBSの動画ニュースURLはコチラ ⇒ http://goo.gl/eBHrl1 

・・・Cf.「判決を受け入れている」と予防線張っても無意味。サンフランシスコ講話条約の「否定」と受け取られかねず、米国含め国際社会を意味なく敵に回す行為。@junsantomatovia Twitter Web 2015.2.26


(3)「面妖でグロテスクな靖国顕幽論」の恥部を公然と露出し周囲に見せびらかし始めた「安倍政権の非人間的カルト『可視歴史観』」の不気味


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■【“戦犯の歴史”をリアル世界から消去しようとする安倍内閣の特異イデオロギー、それは『関東軍の熱河作戦を“軍事国家主義の象徴的理想”と見立てる“追憶のカルト”なる狂想』】萩生田光一・総裁特別補佐「すべての戦犯は国会決議で名誉回復した」「(今年は)日本の名誉回復元年に…」2015.2.15sankei.com、http://goo.gl/ZS4Ckv 


・・・萩生田光一・総裁特別補佐が曰く ⇒ “確かに東京裁判でABC戦犯はあったが、日本の文化では死んだら神様仏様になる。全て戦犯と呼ばれる人は、サンフランシスコ講和条約の昭和27年以降に、衆参両議院の圧倒的多数で4回の決議をして名誉回復をした。関係11カ国の同意も得た上です。<行政上(?意味不明←補足、只野親父)、国内に戦犯はもういない。Tこうしたことを戦後70年を契機に自信をもって国際社会に発信しなければならない。>”


[所見/只野親父] “戦犯の歴史”をリアル世界から消去しようとする安倍内閣の特異イデオロギー、それは『関東軍の熱河作戦を改めて“軍事国家主義の象徴的理想”と見る“追憶のカルト”』


・・・「過激組織IS」による人質テロ事件の悔しさを思えば“仇(かたき)をとらねばならぬというのは人間として当たり前の話である”という改憲派らが共有するノリ(空気)と、“安倍政権が国連へ常任理事国入りを強く働き掛けている”最中での萩生田氏「発言」であるという昨今の状況を深読みすると、そこに二つのこと(安倍政権のホンネ)が透けてくる。


・・・その一つは<安倍政権は、積極平和主義なる用語で『積極戦争推進』の必要性を語っていること、そのため自民党「改憲」案では『9条放棄』どころか『国民主権の削除』で常時開戦へのフットワークを軽くするとともに、憲法第36条『公務員による拷問および残虐な刑罰は、“絶対に”これを禁ずる』の改定(“絶対に”を削除!)で戦争を忌避する受刑者や政治犯らの心身に非人道的苦痛を与える刑罰、例えば磔、斬首、獄門(曝し首)、八つ裂き、火炙り、釜茹で>なども可能にするという本音を隠し持つ>ということだ(関連/↓*)。


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*『拷問・残虐刑』が許される場合などあるわけない!/自民党改憲草案「集中講義」小林 節・慶大名誉教授、20150211日刊ゲンダイ/<補足>1999年、日本も『拷問等禁止条約』加入している(外務省HP)。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/ 


・・・現行憲法の第36条は「公務員による拷問および残虐な刑罰は『絶対に』これを禁ずる」となっている。


・・・対して安倍・自民党改憲草案の同条は「公務員による拷問および残虐な刑罰はこれを禁ずる」だ。一見、両者は同じように見えるが、その意味は決定的に違う!


・・・つまり、『絶対に』がない安倍・自民党改憲草案の同条では<過酷な拷問と、受刑者の心身に不必要な非人道的苦痛を与える刑罰、例えば磔、斬首、獄門(曝し首)>なども可能ということになる!原発由来の“放射能による茹でガエルの刑”だけで沢山だ!(←toxandoria)


・・・


・・・二つ目は、萩生田光一・衛藤晟一稲田朋美山谷えり子氏ら安部総理のごく身近な側近らが折に触れ漏らしているとおり、<『太平洋戦争・敗戦否認論』を国際社会へ、国連を舞台として公式に認めさせ常任理事国になる>という野心を持つことだ。


・・・これら俄かには信じがたい安倍政権・中枢に潜む“狂想”の核心が<戦前の満州における関東軍の熱河作戦を「軍事国家主義の象徴的理想」と見立てる安倍内閣の『追憶のカルト(戦前を取り戻すという異常な情念)』>である(参照、下・注)。


・・・ごく普通の常識と健全な歴史観を持ってさえいれば、この<安倍サマのお友達一派の余りにも非常識でグロテスクな野望>を第二次世界大戦の戦勝国側が受け入れるはずのないことは簡単にわかる。まさに、その意味で安倍晋三一派の精神環境は「過激派集団IS」どころか、それをも遥かに超えた“お友達ゾンビ仲間が醸す共同妄想”にドップリ耽溺する非人間的な「可視歴史観」に囚われた<カルト狂人>のものだ。


<注>関東軍の熱河作戦を「軍事国家主義の象徴的理想」と見立てる安部内閣の『追憶のカルト』なる狂想/安部晋三・首相の側近らが嵌っている狂信イデオロギー『追憶のカルト(靖国顕幽論に因る)』の精神基盤たる石原莞爾最終戦争論』、および太平洋戦争の直截的な端緒となった、『関東軍の熱河作戦』について、以下に纏めておく。


・・・大日本帝国の公式イデオロギーとして公認された田中智学の「八紘一宇」なる狂信イデオロギーが、平泉澄による「聖戦玉砕(このみいくさ)原理主義」型の皇国史観と相俟って、更に関東軍の行動指針の原図となった石原莞爾の『最終戦争論』を介して戦前〜戦中期の日本国民をカルト狂信的な戦争へと扇動し駆り立てた。


・・・これら二つのカルト狂信イデオロギーは、戦後になっても自民党、およびその背後霊たる日本会議、創生日本、国家基本問題研究所神道政治連盟国議員懇談会(安倍晋三会長)ら“詐称”保守団体(自称“美しい”『“追憶のカルト 』の正体を偽装する極右)のなかに注ぎ込まれ、今に至っている。


・・・1942年に石原莞爾が書いた『最終戦争論』では、“悠久の昔から東方道義の道統を伝持あそばされた天皇が、間もなく東亜連盟の盟主、次いで世界の天皇(全世界の救世主)と仰がれることになるのは我われの固い信仰であります”と述べ、更に“東洋の王道”と“西洋の覇道”の最終戦争に勝利すべし!と説く。


・・・ここで観察されるのは、まさに<「情念」統制理念と「論理」構成理念の相互補完的役割>を重視する、現実的な人間世界での調和と協心(concordance)に関わる自覚(人間の傲慢を回避する知恵)の決定的不在であり、同時に<国民主権(近年、厳格な市民意識を求めるフランス革命の心髄として理解されつつある国民主権ナショナリズム!)意識>の決定的欠落である。


・・・因みに、「熱河作戦」(1932(昭和7)年3月、関東軍が満州国の安定化を口実に北京北部(万里長城の北)に接する熱河地方(現在は河北省、遼寧省及び内モンゴル自治区の交差地域)へ侵攻した事件)の危険性に気づいた昭和天皇が、いったん裁可した作戦承認の取り消しを指示したが、関東軍作戦成功を誉めそやす<マスメディアの煽りと激烈な扇動>もあって、いったん舞い上がった国民の熱狂(1万が40万の中国軍を蹴散らした関東軍への篤い支持)を押し止めるのは不可能だった。


・・・その挙句の果て「国際連盟脱退/全権・松岡洋介」(1933(昭和8)年3月27日)⇒「日中戦争盧溝橋事件/1937.7.7〜)」⇒「大政翼賛会発足(1940.10〜)」⇒「太平洋戦争・開戦」(1941年12月8日)の流れとなった。


1−2 縮・脱原発のグローバル潮流が芽生えつつあるいま、<非人間的カルト『可視歴史観』>で暴走する軍事国家主義(軍需&原発推進)」へ前のめる安倍政権がもたらす<国家安全保障上の超リスク>とは?


・・・それは、安倍政権の「軍事国家主義(軍需&原発推進)」への前のめりが“過酷原発事故の超リスクを巡るチキンレース”と化したウクライナ型「安全保障の危機」をこの極東に招き寄せる愚行に等しいということ。・・・


(1)科学・経済的な合理性判断と倫理の必然性に導かれ「縮原発、脱原発」への深い潮流が世界で生まれつつある!先ず日本国民はこの現実を自らの心眼でリアル(他人事ではないと)に直視すべき!


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■【世界では「縮原発、脱原発」への深い潮流が生まれつつある!<“安部政権のハチャメチャ・カルト神頼み?エネルギー政策”>は世界の孤児となる鴨神社!w/代替技術センター(CAT)のレポートイギリスの100%自然エネルギー』など「一般市民にも分かり易い優れた研究成果」と「経営効率(市場原理)」との均衡を絶えず視野に入れる<英国らの高度な知的戦略>に比べると、“激おこプンプンまるヾ(*`・´*)ノ” (←toxandoriaのことw)も呆れ果てる<御用“記者クラブメディア”を抱き込んだ“安部政権のハチャメチャ・カルト神頼み?エネルギー政策”/↓*0>!それは、安部政権首脳陣の“脳内中空構造(劇症若年性カルツ(ト)ハイマー?)”が原因か?苦w】http://goo.gl/R4dQHm 

  ⇔ 「脱原発」完成へ着実に進むドイツ、あるいは「縮原発」へ舵を切ったフランス(↓*−1)などに比べ、日本(安部政権)の<原発ベースロード電源『エネルギー政策』>は、“原発依存低減主義”を唄いつつ実は危険な“原発積極推進主義”だという意味で、いわばアクセルブレーキを同時に踏む錯乱政策だ。


・・・しかも、日本の場合は<国家安全保障のマクロ戦略的視座>から見たとき、その発想原理が貧弱である(先端生命科学知で国家の未来を柔軟に包み込むという理念が欠落している)ことに驚かされる。


・・・それは、英国が表層的には「気候変動対策」として原発利用へ傾斜する(↓*1)かに見えるものの、実は例えば代替技術センター(CAT)『イギリスの100%自然エネルギー/↓*2』などの<先端的研究の成果と経営効率(市場原理)の均衡を絶えず視野に入れる>という意味での柔軟な知的戦略を採っていることが理解できるからだ。


・・・従って、日本原発メーカーが英国原発を有利に受注できたと安部政権が自らの原発トップセールスの成果を誇るのはとんだお門違いなのだ。それは、英国政府(および英国電力各社(電気事業者))は、比較的廉価な日本原発を単なる繋ぎとして利用していることになるからだ。


・・・因みに、この安部政権の錯乱的エネルギー(原発“依存低減&積極推進”同時パーフェクトor神頼み?達成)政策が、いずれリアルに破綻する時が、従来の予想に反し意外にも近いことを小泉純一郎らが織り込み済みである、との情報もある(↓*3)。しかも、その実情は不経済(原発マネー絡みで途轍もなく非効率で高額な電気料金)、および原発立地・高度汚染廃棄物処理などに伴う危険なリスクを国民へ一方的、強制的に押付けることだ!


・・・英国、フランスは、フクシマ3.11後の高度なEU安全要求水準(EU内各国民の未来・未生・人権を最重視する立場からの要求/日本の安倍自民党政権が日本国憲法から“人権の削除”を謀る異常な執念と実に対照的だ!)によって、原発メーカーと原発系電気事業者は共に投資額と電気価格の両面から追い込まれている。また、原油価格低下で頼みのシェールガスが一時苦境に嵌ったとはいえ、今や米国でも原発は厳しい安全管理の要求等を前提に市場原理で淘汰されつつある(廃炉化が加速中/↓*)。


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*<原発廃炉>米国で相次ぐ 安いシェールの火力拡大20150214毎日、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00000076-mai-bus_all 


・・・従って、英国の場合は些かなりとも安全面でポスト・フクシマ3.11へ対応中と思われる日本原発が<比較的廉価な繋ぎ役としての利用価値>が評価されたことになる。しかし、その比較的安全な繋ぎ役である日本原発メーカー等が提供する“廉価部分(相対的差額)”は、実は国内原発の立地、廃棄物処理、廃炉等に関わる巨額費用と共に、高い電気料金の一部として日本国民が負担していることになる。なんと馬鹿げた<日本の国策原発&アベ式原発トップセールス>ではないか!?(苦w)


・・・因みに、日本と競って英国での原発受注を画策した中国は、EU安全基準要求と投資額・価格の条件から不利と見て、対英国の売り込みから撤収を判断した。


*−1(1) 揺らぎ始めた「原発大国フランス」/仏政府が大株主の『フランス電力公社(EDF)』では既存原発の閉鎖を迫られ、仏原発大手『アレバ』の経営危機も深刻でリストラが進む見込み!!20150107フォーサイトhttp://goo.gl/8CKmwQ  

・・・2012年の大統領選で原発依存度を75%から50%に引き下げる公約を掲げて当選したフランソワ・オランドの政権下で「縮原発」が進んでいる。仏政府が大株主の『フランス電力公社(EDF)』では既存原発の閉鎖を迫られ、従わないトップが昨秋更迭される事態に発展。仏原発大手『アレバ』の経営危機も深刻化し、2015年の年明けには大掛かりなリストラ計画が浮上する見通しだ。「原発の黄昏」は電力ビジネス先進地である欧州で一段と色彩を強めつつある。(部分転載)


*−1(2)仏が「エネルギー転換法」で原発依存度の大幅引下げを決断!それは<安倍とオランドの“もんじゅ推進協力">の実態が、実はオランドに担がれた安倍が日本国民へ仏原子村延命のリスクを押付けたということ!苦w⇒原発大国フランス、2014年6月21日FB/只野親父 http://goo.gl/X3cIEs 


*0−1 日本政府は実業界と共謀、科学的根拠が乏しいのに国民へ原子力発電の安全性を信じ込ませようとしていた【時の中で凍りついたまま、核廃棄物だらけにされた町 】アメリカ20140520CBSニュース(翻訳:星の金貨プロジェクト)

http://kobajun.chips.jp/?p=18262


・・・以下、(0−2)〜(0−6)、(1−1)〜(1−3)、(2)〜(3)は情報量が多いので省略するのでhttp://goo.gl/R4dQHm に入り参照乞う。また、<代替技術センター(CAT)のレポート『イギリスの100%自然エネルギー』>についての評価/2015年1月30日Energy Democracyより転載も、同じく省略。 これは http://goo.gl/IQDxlw に入って参照乞う。・・・


(2)メディアがそう報じないので一般的に認識されていないが、「ウクライナ紛争」の実像は、ロシア(旧ソ連)製原発(チェルノブイリ問題に加え、老朽化15基が稼働中でウクライナ電力の約50%を供給)を巡るチキンレース化した東西の“冷たい戦争”!


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■【米CSISらの“手玉に取られるふり?(苦w)を見せる安倍一派(関連参照/↓*1〜2)” の正体は、彼らが「玉砕テロ戦争死をイロニー(文学)的に美化する」という意味で米政府にとっても過激組織IS以上に猛毒であるということ!(ウクライナorフクシマ(日本)型『原発』地獄化の問題(“狂人に刃物”のチキンレース戦場化の可能性!)も同義)!それが靖国カルト「可視歴史観」マターの両義的核心!安倍一派の<靖国カミカゼ自爆テロ型劇症不協和>についての『多数派日本国民の決定的な自覚欠落』が<安倍の強さ>の逆説的<特定『秘密』>ということ!w(↓*3)。

  ⇔ 自衛隊活動 大幅に拡大/与党協議に政府案、(視点)閣議決定逸脱(というより暴走!←toxandoria、補足)の恐れ 20150221朝日

http://www.asahi.com/articles/DA3S11612931.html


・・・ウクライナは設備容量で世界7位、欧州第4位の原子力発電国で、チェルノブイリは事故4号機含む4基を閉鎖中だが、旧ソ連型原子炉15基が運転中!


・・・停戦合意直前まで6000人の兵力で包囲されていた、親ロシア派の二つの拠点、ドネツクとルガンスクの間にあるデバリツェボは、六基のロシア(旧ソ連)製「原発」が立地するザボルジェに近い。http://goo.gl/VlOmZC


・・・激しい戦火を浴びるウクライナで再びチェルノブイリ以上の過酷事故が起これば、あるいはテロや戦禍を被るまでもなく、劣化した原発部品がロシアから調達できなくなれば、過酷『原発』事故由来の地獄図絵はリアル化する!史上で初めて全世界が欧州大陸を中心に『戦争、政治的混乱、原発過酷事故の三つの超リスクがミックスした恐るべきほど過酷なハルマゲドン型地獄を経験する』ことになる!


*0 ウクライナ:欧州最大の原発密集地域、崩壊の危機/20141205ルモンド紙(情報源:20150119ふらんすねこ)http://goo.gl/l6lFXy

・・・Cf. 停戦合意4首脳、徹夜16時間 ウクライナなお波乱含み/15日から4首脳、徹夜で決着、さらなる泥沼化に危機感、プーチンポロシェンコの僅かな信頼も失った状態を仏独が署名に加わり保証人となった。20150213朝日http://goo.gl/1pF6vj


*1 米『戦略国際問題研究所(CSIS)』とは?http://goo.gl/5rND6 


*2 安倍総理に講演の場を与えたCSISとは何か? 

http://blogos.com/article/56980/ 


*3 田原総一朗:人質事件対応で支持率が上昇、安倍首相は次に何を考える?20150220nikkei BPnet、http://goo.gl/ImrnDN ・・・以下、省略…


(3)これも同じく、メディアはハッキリ報じないが安倍総理のフクシマ・アンダーコントロールは真っ赤なウソであり、チェルノブイリと過酷リスクの種を深く共有している


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■チェルノブイリ事故から29年:野火で広がり続ける放射能汚染/20150209ニュー・サイエンティスト誌(翻訳:20150218ふらんすねこ、http://goo.gl/bA18L9 )


・・・チェルノブイリ近辺の深い森の中の土の表面近くに今も残る放射性物質は頻発する野火で空中に放出され続けており、今後放射性の雲となりヨーロッパの上空を再び覆う可能性がある。ノルウェー大気研究所のニコラオス氏が率いる研究チームが発表。(以下、省略)


■福島第1原発:汚染水が港湾内に流出/排水路濃度70倍20150222毎日、

http://goo.gl/RZDv3E 

・・・東京電力は22日、福島第1原発構内にある雨水などを海に流す排水路から高濃度放射性物質を含む汚染水が港湾内に流出したと発表。流出汚染水にはストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり3000ベクレル含まれていた。(以下、省略)

・・・Cf. 福島第1原発 2号機屋上にたまっていた汚染水が海に流出20150225フジテレビ系動画ニュース(FNN)、http://goo.gl/a2V9P4 


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■【20150301英紙テレグラフは、安倍首相が福島でウィリアム英王子に<サクラ、つまり原発推進派の手先>を演じさせていると報道!】王子の福島訪問、原発賛成の安倍首相に利用された可能性 @Thotonvia Twitter Web Client2015.02.28 20:22只のオッサンがリツイート

http://goo.gl/hxZ5j2 

・・・Cf. 1号機 :2号機 : 3号機 : 4号機 ::福島第一原発2号炉の核燃料が地下を突き抜け汚染源になっている様子!Fredi Terés‏@FrediTeres via tweet 20150301hanachancauseがリツイートhttp://goo.gl/ndPiB2


■「きちんと問題を報じているのは地方紙と海外メディアだけというのは異常。:山崎 雅弘氏」2015/3/2ブログ晴耕雨読http://goo.gl/syOPKl   

・・・日本政府と東電の福島原発事故に関する情報公開は、海外ではもう誰からも信用されない。朝日新聞サイトで「汚染水」で検索すると「汚染水流出、公表すべきと『思わなかった』 東電」「汚染水、公表すべきと思わず」「経産相『少しうかつだった』」など、東電と政府の「釈明をそのまま載せただけ」の記事がいくつか出てくる。やる気がない。


■【菅悪代官】福島原発から高濃度汚染水が港湾外に流出した問題でも「量は少ない。影響は完全にブロックされ」「状況はコントロールされている」と発言。トレンチも塞がらず、凍土遮水壁もダメ。コントロールしているのは状況でなく情報の間違い。金子勝 @masaru_kaneko via Twitter Web Client2015.02.27只のオッサンがリツイートhttp://goo.gl/gzrXrN  


■隠された環境省資料:201502 19ブログ河野太郎公式サイトhttp://goo.gl/l5QXgQ 

・・・昨年12月19日付環境省の調査資料がある。http://goo.gl/HznxIR それによると、2020年までの再生可能エネルギー導入量は低位で風力発電984万kW、太陽光発電5,283万kWにのぼり、12月16日付経産省系統WGの数字は風力480−564万kW、太陽光2,369−2,386万kWなので、それと比較するとかなりのポテンシャルになる。


(4)<非人間的『可視歴史観』(追憶のカルト、アナクロニズムの亡霊)>に囚われた安部“超然”政権は、“追憶のカルト”政策をゴリ推すバカリ/それは、全ての責任を持つべき政治権力が“経済・財政・国民生活(未生)”全体の視点を失い超リスクを自ら招きつつあるということ


・・・要するに、安倍政権は「フクシマ・格差・非効率税制の改善」など真っ先にやるべきことをやらず放置する一方で、「やらずともよい軍事国家主義(軍需&原発推進)の推進」をシャカリキでやるバカリということだ!・・・


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■【NHKら主要メディアが機能不全のなか(↓*)でドンドン進む『戦前型軍事国家・日本』への道!!<制服組や制服OBの国会議員からの強い要求を受け入れた!>ということは、ズバリ<戦前の満州における『関東軍の熱河作戦』を「軍事国家主義の象徴的理想」と見立てる安部内閣の『追憶のカルト』が強力にその肩を押した>ということ。事実上、<軍事国債増発体制>が既に出来ているので残るは<特高警察>のみ!恐るべし、安部政権による『戦後歴史』の全否定!

 ⇔ 「文官統制」廃止へ法案 制服組、立場対等に/防衛省が、内部部局(内局)の背広組(文官)が制服組自衛官より優位を保つと同省設置法一二条を改正する方針を固めた。自衛隊の部隊運用(作戦)を制服組主体に改める「運用一体化」も改正法案に盛り込む。背広組優位からの転換で、背広組が制服組をコントロールする「文官統制」の規定が全廃。制服組や制服OBの国会議員からの強い要求を受け入れた。20150222東京新聞http://goo.gl/LoD96E ・・・以下、[同記事内容/20150222東京新聞]の転載(省略)・・・


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*【Abe (Monster Monkey) is destroying Japan! (Supple descript /toxandoria) 猿の顔色を異常に気遣う日本メディア!2015 02 25ロイター

  ⇔ RT @Reuters_co_jp日本メディアが安倍政権の反応に配慮して報道自粛姿勢を強めているとの懸念がジャーナリストや専門家の間に広がっている/アングル:安倍政権への批判後退

か?日本メディアの自粛ムード強まるvia Twitter Web Client2015.02.27hanachancause http://goo.gl/vdIx66 


(5)いま肝要なのは、日本会議ら「偽装極右」(靖国顕幽論カルトの正体を偽装して正統保守を騙る一派)とは全く異質な「正統保守」の考え方と、それに因る『正しい歴史観』(非人間的『可視歴史観』ならぬ)である

・・・その『正しい歴史観』(非人間的『可視歴史観』ならぬ)を皇太子殿下の御言葉が代表しており、それが太平洋戦争とフクシマの二つの経験を意味するのは明らかだ。・・・ 


皇太子さまの“正統保守主義的な真っ当な思い”を歴史経験のオリジナル価値を大切にする『修復絵画』に喩えるなら、安倍晋三らの“<偽装極右派>の狂想”は、まさに本物の歴史を騙る『贋作』以外の何物でもない。(苦w)

【動画】皇太子さま 55歳の誕生日 戦後70年平和への思い(15/02/23)

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・・・皇太子さまが55歳の誕生日にあたり、平和への思いと平和憲法の大切さについて述べられた!/「戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と述べ、戦争を繰り返してはいけないと強調。20150223ANN動画ニュース、http://goo.gl/gPgvlX 

・・・今上天皇・皇后両陛下、皇太子殿下御夫妻、宮内庁(今のところ、その多数派)、伊勢神宮(今のところ、大宮司を除くその多数派)らの方々が、安倍晋三サマのお友達一派が特に好むその余りにも奇怪な靖国顕幽論の取戻しを受け入れていない様子であるのは心強い。なお、安倍自民党の「改憲(案)」が国民主権(現実世界での人権)を完全に削除したのは、彼らの信念が、現実世界での人権を否定する靖国顕幽論カルトがベースとなっているからだ。


1−3「財政危機、超格差」の改善意識が皆無のまま「軍国主義(軍需・原発利用)/軍事国債バズーカ増発」への過剰傾斜がアベノミクスの正体


・・・それは経済・財政に関わる基本知識の欠落と無責任をも意味する。それこそアベ・アナクロニズムの核心にある更に恐るべきもの!・・・


これまで見てきたように、奇怪な非人間的カルト「可視歴史観」の落とし子である「靖国顕幽論」と呼ばれる冥界原理型の「怨念・怨霊カルト政治」は真に不気味であり、それは国民生活と未生(みしょう/未来の可能性)を全否定する。つまり、それが<一般国民の「日常生活」を根底から破壊する非人間的なアベノミクス現象>ということだ。以下に、そのエッセンスを纏めたMy-FB記事を転載する。


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アベノミクスは、財政法第5条に関わる脱法行為「財政ファイナンス/事実上、底なしの国債の貨幣化」の巨額“帳尻合わせ”(マイナス金利状態で最終的に日銀が引受ける莫大損失)をいずれ国民に重税負担させる魂胆で、肝心の<国民が創出する経済の芽(未生(みしょう)/未来への無限の可能性)>まで根こそぎ喰らい尽くし(『限界税率(課税標準の増過(分母)に対する税額の増加部分(分子)の比率)の拡大/累進性の歪み』、ネオリベ型『搾取のワニ口』、『特に大企業側に有利な分配搾取と労働環境が過酷化する傾向』という《財政赤字に直結する三つの病巣》と《イロ―ジョン(非効率税収構造)》を放置する/委細、後述)、国会の監視を無視する安部政権の<靖国顕幽論に因るカルト狂人型超然権力化した暴走政治>は明確な憲法違反! しかも、その<「物価2%上昇目標」原理主義>は見方を変えれば国家社会主義野口悠紀雄氏が曰く)というよりも愚鈍なド素人が見立てた「典型的花見酒経済(政府の公共性の役割を軽視し未生の芽まで喰らうアホ!)」であり、その後押しをするのが巨大既得権益化し、かつ無責任な「輸出系・軍需メーカー、原子村系の大企業」!加えて、安部政権には「そもそも“課税”とは“慣習化した所有権”の概念なので“平等な税負担(限界的犠牲の原理)”を前提する“倫理的限界税率”(形式的フラットならぬ公平分配、つまり社会正義の実現を前提する“累進性”に基づく)を国家財政政策の基本とすべき」という、現代民主主義国家(OECD諸国)の財政と税制の根本に関する理解が欠落している!(以上、所見/只野親父) 

 ⇔ 野口悠紀雄氏がアベノミクスを批判 「異次元緩和は脱法行為」20150209日刊ゲンダイhttp://goo.gl/edYsTX 以下、[20150209日刊ゲンダイの同記事]より、要点の抜粋・転載(省略)・・・


2 自民・中曽根〜民主党、そして第二次安部政権へと引き継がれた「ネオリベ税制改革」の流れ/“その背景は靖国顕幽論とネオリベの野合”による国民主権の否定


2−1 更に図に乗り、この「搾取税制」を前提として「戦争(軍需・原発)経済」へと過剰傾斜するアベノミクス


先に見たとおり(1−2−(1))、世界では「脱原発、縮原発」への深い潮流が生まれつつあるのだが、それにもかかわらず安部政権がアベノミクスを掲げて「戦争(軍需・原発)経済」へと過剰傾斜し続けるのは何故なのだろうか?(関連参照/下記資料*)


*戦争と軍需産業活性化公共事業が、アベノミクスの『経済復活成長の矢』 

http://goo.gl/WriSzG 

*戦略なき「新成長戦略」 ―本当の目玉は原発・兵器輸出と・・・

http://goo.gl/WlvRQf


それは、<「可視歴史観(靖国顕幽論)」>と<「ネオリベ搾取税制」がグロテスクに交尾・野合するアベノミクスなる『ネオ国家主義』妄想>へ囚われた安部政権と、それを篤く支持する人々の精神環境の奥深くに巣食っている<更なる「ネオリベ搾取税制」への過剰傾斜こそがベスト>という根本的な誤謬のドグマ(日本の財政・経済に関わる誤診)が存在するからだ。


そこで、これ以降は現在のアベノミクスの混迷(只管、“この道しかない!”を絶叫するバカリの虚妄の政策)を導くことになった「ネオリベ税制改革」の歴史の流れを、概略的に少し振り返ることにする。が、先ずはここにきてアベノミクスから派生する非常にリスキーな現象(おそらく戦後初めて日本国民が経験する最大の国家安全保障上の危機!に関する)が三つ観察されるので、下に(2−2)として纏めておく。


2−2 アベノミクスで日本の経済・財政・国民生活の全てが崩壊?そして、発生しかねない<戦後日本が初めて経験する「安全保障上の最大危機」>とは?


・・・それは、安部内閣が「真の国益を無視する」(今を生きる国民層および未来の日本を約束する未生(みしょう/凡ゆる可能性を秘めた若年層と子どもたちの存在)を無視して、軍需系大企業・原子村など既得権益層へ過剰に肩入れする)という極めて無責任な正体を露呈することに他ならない/その証拠は“非常にリスキーな現象(情報)が集中的に観察され始めたことに現れている!・・・


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◆1 <東証 15年ぶり高値 終値1万8264円 ITバブル以来 /進む株高20150220朝日、http://goo.gl/cfH3ir >なる『株高一点豪華主義(下記の<注記>を参照乞う)と化したアベノミクス』は果たして喜ばしいことか?只の“ヌカ(糠)喜び”(肝心の本質から外れたミクロなバカ喜び!)ではないか?!肝心のこと(“軍需・原発不経済期待型の野放図バラマキ政策”中止、喫緊の財政健全化(↓◆2)&“過剰ネオリベ税制”修正(税収イロ―ジョン構造の改善/詳細、後述)による“格差”是正策の断行、事業主体の9割超を占める“中小企業”生産性向上策断行など)を放置するアベノミクスは、『金融の深度(Financial Depth/添付グラフ)』の中での<「株式」←→「債権(国債+金融債+社債)」>のトレード・オフ(基本的な意味での株式と債権の関係、および財政法第5条に関わる脱法行為『財政ファイナンス/事実上、底なしの国債の貨幣化』で生じている『“巨額損失を国民へ尻拭いさせる帳尻合わせ”(マイナス金利状態で最後に日銀が引受ける莫大な損失の行方とは?/Cf.(既述1−2/野口悠紀雄氏の指摘) ⇒ http://goo.gl/edYsTX )』等で堂々巡りをしているだけ。つまり、それは「砂上の楼閣」に映る虚像で一喜一憂しているに過ぎず、<本物の税収構造改善(財政健全化)とGDP増加(格差解消型の)という肝心の成果>には直結しない!


<注記>個人株主は約2割で残余8割が大企業主体の法人株主、国内外株式リターン(国内リターン+所得収支)は大企業・富裕層に圧倒的に集中するがトリクルダウンは殆ど期待薄!なお、国内外株式リターンの対GDP比は現況で7〜8%程度と推測されるが、9〜10%になると、中間〜低所得層の更なる格差拡大の苦境を置き去りにした投資バブル型経営へ走るモラルハザード問題が起こるのではないか?このような側面から見ても“経済・財政・国民生活”全体の視点を失った株高一点豪華主義は危うい!なお、この観点は、内在価値(時価ではなく企業の資産・収益・配当・成長性・潜在能力・人材・環境条件など基礎的要因)を重視して「投資の神様」と呼ばれる投資家バフェット氏が株式時価総額がGDPを上回る水準(政治が“経済・財政・国民生活(未生)”全体の視点を失った時点)で起こる超リスクとして指摘していることにも重なる(Cf.⇒http://goo.gl/R9aACN )。

  ⇔ [QT(添付画像(グラフ『金融の深度』も併せて参照!)/もし何かの拍子に国債が急落し銀行が大損したら、誰かがその尻拭いをすることになる。そこで注目すべきが添付グラフ中、金融債(銀行などが出す債券)の部分。金融債は株式の後に「尻拭い」に使われる項目。日本の銀行の場合、この部分はとても小さい点に注目すべき。この部分が極めて小さいので次のレイヤー(それは我々の預金に他ならぬ)に手がつけられる迄のクッションが小さいことを示唆する。つまり、預金が戻ってこないリスクがある。もう一度、わかり易く言い直せば銀行経営が傾くと< 1株式 2金融債 3預金 >の順に投資家がなぎ倒されるということ。そして運用損が莫大な場合は、株式、金融債によるリストラでも足らず我々の預金に手が付けられることも無いとは言えない。]・・・『キターッ!NHKニュース9が預金封鎖を語る(笑)/20150216BLOGOS広瀬隆雄/米国投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLC、マネージング・ディレクター』、より部分翻案・転載 http://blogos.com/article/105785/


◆2 【日銀の黒田総裁が、日本国債格下げの現状について極めてリスキーと指摘、安倍首相へ財政健全化に本腰を入れるよう強く求めた!コレに対し安倍首相は<格付け会社へ働きかけてみる!/←こんなバカなことがよくも言えるものだ!?/補足、toxandoria>と答えたそうだ。】日銀・黒田総裁、安倍首相に財政健全化に本腰入れるよう強く求める02/18 11:56FNNニュース、http://goo.gl/Skxp95 

・・・Cf. ムーディーズ、日本国債A1に格下げの理由/G7でイタリアに次ぎ低い格付けに/消費増税に耐えられぬ日本経済の弱さ20141202東洋経済、http://goo.gl/TiYI56 

【動画】日銀・黒田総裁、安倍首相に財政健全化に本腰入れるよう強く求める(15/02/18)

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・・・関係者によると、2月12日に行われた経済財政諮問会議で、日銀の黒田総裁は民間の格付け会社が、2014年に日本国債の格付けを引き下げたことで、国債を保有する日本の銀行の経営に対する影響に懸念を示し、昨今の状況は極めてリスキーと指摘した。

・・・黒田総裁は、格付会社トップと話しても格付けを変えることはできなかったとしたうえで、安倍首相に対し財政健全化に本腰を入れるよう強く訴えた。日銀総裁が諮問会議の場で、首相に直談判するのは異例で、政府の財政健全化に向けた姿勢に、あらためて強い危機感を表した形となった。


(関連情報)


*実質消費支出は10カ月連続で減少、消費の戻り鈍く2015 02 27ロイター、

http://goo.gl/phyruZ

・・・総務省が27日発表した1月の家計調査によると、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の消費支出は1世帯当たり28万9847円で、実質前年比で5.1%減となった。減少は10カ月連続。勤労者世帯の実収入も実質前年比2.3%減と16カ月連続で減少。


・・・


◆3【国家日本の経済・財政・国民生活の全てが崩壊しかねぬ「真の国家安全保障上の危機」に対する、コノ安部政権の余りにも無責任で傲慢な態度は何だ!?やはり、顕幽論カルト故の<錯誤の万能感に取り憑かれている>のか?!靖国カルト「可視歴史観」の轍でリアル経済・財政危機も靖国霊界で救済できると思っているのか?ならば、それは単なるカルト狂人の精神ではないか?!】先週の政府の経済財政諮問会議で、日銀の黒田総裁が日本国債の将来的なリスクについて言及した(◆2関連)。日本国債の格下げに絡み「安全資産とされている日本国債も持っていることでリスクになり得る」などと述べ、財政健全化に取り組むよう訴えた。しかし、後日、それが議事要旨から削除され箝口令も敷かれていたことが判明した。2015020ANNニュース、

http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000044868.html

【動画】「議事録から削除と箝口令」 日銀黒田総裁の発言(15/02/20)

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3 そもそも欧米より急進的であった日本のネオリベ税制改革(新自由主義の搾取税制へ急傾斜してきた流れ)/庶民増税型「単純フラット税制」(安部政権は人頭税も視野?)の弊害  


3−1 大前提となるのは「政府が景気浮揚の名目で軍需系・原発系大企業へ傾斜しつつ財政支出を増や(国債を増発)しても景気浮揚しない」という、「日本財政・経済の異常」の原因を国(政府)・メディア・国民が直視すること!!


安倍政権に批判的な少数派の人々は疾うに気づいているが、“この道しかない!”アベノミクスの奥底にあるのは、不気味にベロベロな「自己愛」の権化たる「偽装極右イデオローグ(追憶の靖国カルト)」である。そして、それに基づき<『安全保障』100%確保目的の積極戦争主義、『9条&国民主権』削除の改憲、絶対安全(ウソ!)宣言『原発(フクシマ)』アンダー・コントロール(不経済&リスキー『国策原発』の推進)、Fake-Pacifism(積極平和を詐称する偽装平和主義)、『太平洋戦争』敗戦(SF条約)の否認、100%戦前日本型『完全国体』の取戻し、など、中東の某過激組織も仰天の『カルト妄想の宮殿』>が構築されつつある。

そして、そのアベノミクスが法制・経済・財政理論的にも誤謬に満ちたものであることは既に(1−2)で触れたとおりであるので、ここでは現在の安倍政権の土壌になっている「ネオリベ税制改革の歴史」の概要を振り返っておくことにする。


3−2 終戦後の「シャウプ税制」の意義


戦後の「シャウプ税制(勧告)/委細はコチラ ⇒ 『国税庁資料』http://goo.gl/BmSHDA 」の意義は「如何なる租税制度もそれが公平なものでなければ成果を上げることはできない」ということであった。具体的に見れば、それは所得税を税制の中核に置き、「キャピタル・ゲインを含め凡ゆる所得を総合して累進性を適用し、その補完として富裕税を設ける」というものであった。


3−3 搾取型への傾斜という意味で欧米より急進的であった「日本のネオリベ税制改革(実は新自由主義搾取税制への改悪だった!)」の歴史(概要)


ところが、第二次中曽根内閣が謳った「税制抜本改革」(1985年10月8日、自民党税制調査会会長の私的税制諮問として村山調査会が「大型間接税導入、増減税抱き合わせ実施」の中間報告を提出したことに始まる大型間接税(消費税)導入の最大の動機は、それまでの赤字国債の累積の解消ということであった。


しかし、同時にそれは“所得税の累進緩和と法人税(法人所得)減税”の手法で「所得税中心主義による課税の公平」を目指すシャウプ税制いらいの国税制の根幹に「ネオリベ税制改革(新自由主義税制)」を導入することであったが、結果的にその処方箋は誤っていた。それを証するのが現在の「国庫・国民ヒーヒー、大企業&1%ウハウハ(巨額財政赤字と超格差社会の出現)」の状況であり、しかもアベノミクスは性懲りもなく同じ誤った手法を暴走させつつある。


そして、第二次中曽根内閣の「税制抜本改革」こそが、現在の安倍政権における格差拡大促進型の「ネオリべ(新自由主義)搾取税制」の原型であった。しかし、1987年に国会へ提案された、この中曽根内閣の税制抜本改革法案は国民の反対も大きく廃案となった。が、その廃案と引き換えに衆議院議長斡旋で「直間比率の見直し早期実現」ということが与野党で合意され、これがその後の「ネオリベ税制改革」の流れを加速させてきた。


つまり、この時に行われた「中曽根〜竹下抜本改革路線」で「公平性」についての定義が変更され、<国民が広く薄く税金を負担することが公平だ>という論理へ移行した訳だ。一見、それは見事に公平性を担保するかに見えるが、実はこの論理の変更はシャウプ勧告の精神から逸脱していた。それは、累進性の否定である<広く薄く>を言い換えれば<下(中間〜貧困層)に重く上(富裕層)に軽く>ということに他ならず、まさにこれこそが今に繋がる格差拡大の出発点であった。


無論、欧米においても、およそ1970〜80年代以降は「ネオリベ税制改革」の流れが加速してきたのだが、そこには見落とすべきでない決定的な違いがある。それは、<欧米では、逆に実質的に所得税率を中心に税制のフラット(一律)化が是正(累進性が回復)されてきた現実があることだ。例えば、米国では、ブッシュ政権(父)の時に所得税の税率の刻みが4段階から5段階に増やされ、クリントン政権の末期には、さらにそれが6段階に増えて現在に至っている。


また、日本を除くOECD諸国における法人減税の実態を見ると、日本と異なる逆の傾向が観察される。それは、法人減税の実行にもかかわらず、これらOECD諸国の「法人税の税収比率は、むしろ増加してきた」という現実があることだ(日本はそれが減少するばかり!)。また、消費税についても、一般消費税は増える傾向であったが、個別消費税(酒税、たばこ税、揮発油税、石油石炭税、石油ガス税など)は減る傾向にある(日本はそのまま放置!)。(以上、直近二つのパラグラフ“欧米諸国における所得税、および日本を除くOECD諸国における法人減税の実態”の出典は、合田 寛著『格差社会と大増税』―学習の友社―)


このように欧米諸国では「ネオリベ税制改革」の流れがあるにも拘らず、他方で再分配政策がバランス良く効いており、特にOECD諸国では表面的な法人税の引き下げにもかかわらず、実質的に法人税が占める“税収比率”が一貫して高まっており、逆に個人所得比率は低下(所得弾性値が改善)している(同著書『OECD諸国・税収構造の推移』より部分転載/法人税:1985(8%)、2000(10%)、2008(10%)、個人所得税:1985(27%)、2000(25%)、2008(25%))。


つまり、欧米諸国ではネオリベ政策による格差拡大傾向と再分配政策が激しく拮抗しつつも、後者が僅かながら優勢を保つという傾向が持続してきたことになる。これに比べれば、アベノミクスなる空焚きバズーカこと「軍事オタク型の偽装極右思考故の強権的花見酒経済(中間・貧困層レベルUp政策の放棄)」と、「更なる超格差拡大」へと突っ走る「安部政権の経済政策&税制改革」は、矢張り、どうみてもカルト狂人の錯乱としか言いようがないことになる。


因みに、安部内閣の「201406骨太の方針」には“法人税の表面的な『実効税率(法人税+地方税(法人住民税、法人事業税))』を2015(H27)年度から数年以内に20%へ引き下げる”こと(既に201404〜、38.01%から現行35.64%へ引き下げられた上に!)が盛り込まれているが、特に、上場大企業は様々な優遇税制(イロ―ジョン/委細、後述)の恩恵でその『実効税負担率(法人税納付額÷企業利潤(純利益))』は、「201303期、大企業・上位35社」の場合で<0.002〜31.52%の範囲にバラつき、その中央値が約20%>である。


このことは、<“日本の法人税はチョー高過ぎ!”との政府(安部政権)や財界トップの大袈裟な喧伝>とは異なり、既に、大企業の法人税は実質的にかなり低くなっているということを示している。しかも、ドイツca30%、フランス33.33%、アメリカ40.75%に比べて、日本が異常に高過ぎる!などと、どうして言えるのか?(以上、各データ出典:富岡幸雄『税金を払わない巨大企業』―文春新書―)


この概観から理解できるのは、同じように「ネオリベ税制改革」の流れが加速してきたとはいえ、欧米諸国よりも日本の方が、税制上から見ると遥かに過激に格差拡大を煽り続けてきたことになる。そして、それこそが、特に「過剰な法人税減税⇔大企業中心の巨額内部留保問題」の関係で<巨額化する一方の国家財政赤字(国債増発)の原因/“国家・国民ヒーヒー、大企業&1%ウハウハ”の原因>の一つである。しかも、このトレンドは収まるどころか、アベノミクスなる「靖国カルト顕幽論に因るネオ軍事国家主義と過激ネオリベ税制が野合」した異常政策によって、更に危機的フェーズへ向かいつつある。


(関連情報)


f:id:toxandoria:20150304124128p:image:w500f:id:toxandoria:20150304124129p:image:w320

■【総じて言えば、NHKニュース看板番組「20150216NewsWatch9」が『預金封鎖』を特集した狙いは<『国民主権』を犠牲にしてでも安倍“軍事国家主義政策”を全ての国民が信任するように仕向ける、戦前~終戦直後型の運命共同体としての靖国カルト顕幽論に因る“国民玉砕意識”を喚起する>ということ】http://goo.gl/FtLc7C 

・・・具体的に見れば、NHKニュースの看板番組「NewsWatch9」が『預金封鎖』を特集した裏に隠れた日本政府の狙いには以下のようなA~Dが考えられる。特にC~Dは「ネオリベ税制改革による悪質な超フラット税制化(一律高額税制)」の極みだ。ただ、Dを実施している国は今の世界(古代〜封建時代はともかく)には存在しないので、これが実現すれば画期的な?(全世界が驚くバカげた!w)ことになるだろう(苦w)。


A 絶大なる(錯誤の!)トリクルダウン効果を前提に「更なる法人税減税」の断行

・・・この方向性は決定的誤りであり虚偽性に満ちている!しかも、これは「戦前型の軍需・軍国主義経済国家(しかも不経済な原発一極利用!)」なる国家主義復活へ日本の未来を賭けるのみ、という安倍政権のカルト狂人的な思い込みと関係する。


B 消費税10%の断行(可及的速やかに8%→10%へ!)


C 更なる消費税増税の検討(25〜30%程度orそれ以上も視野?)・・・20140920、G20中央銀行総裁会議後の記者会見で麻生財務相が「(消費税10%後に)、新たな増税計画を準備する必要がある」と述べ、消費税10%の後に更なる増税の可能性を示唆した。(同上)http://goo.gl/iMq9pc 


D 究極のネオリベ税制とされる「人頭税」の導入(竹中平蔵氏の主張)/武中平蔵氏は「消費税」でも飽き足らず「人頭税」を主張しており、安倍首相も乗り気らしい。

・・・が、彼らは「サッチャーが『人頭税特区』(新自由主義を徹底すると古代~封建制時代に行われた人頭税へ辿り着く?)を作ろうとしたため(1990)、反発する一部の国民が激しい暴動を引起こす事態となり、それが主因となってサッチャーが退陣へ追い込まれた(出典:L・マーフィーほか著『税と正義』―名古屋大学出版会―)」という直近の歴史を知らないのか?それとも善良な日本国民は<「国民主権」削除の自民改憲(案)>のノリで「人頭税」も絶対受け入れるべきだと素直に考えているのだろうか?w 


4 安倍政権が放置する、《日本の国家財政赤字(国家・国民ヒーヒー、大企業&1%ウハウハ)》に関わる四つの病巣


4−1 安倍政権は、『ネオリベによる搾取のワニ口』、『大企業に有利な分配搾取・労働環境の過酷化』、『限界税率(増加課税標準(分母)に対する税額増加部分(分子)の比率)拡大なる累進性の歪み』という財政赤字に直結する三つの病巣(国家財政赤字の主要原因)を放置するパラドクスに嵌っている


・・・喩えるならば、それはカルトの妄想から生まれた大噓、つまり虚妄のアベノミクスを大前提としたため「ウソ吐きクレタ人のパラドクス」に嵌ったということになるだろう。しかし、安部晋三首相やそのお友達一派がパラドクスに嵌り目を回すのは勝手だが、日本国民を巻き添えにするのは許されないことだ!・・・


1億円以上の高額所得層の人々が、かなり急傾斜の逆累進課税となっているため、日本では “より高額所得層であるほど”自らの所得に見合う応能負担から逃れている(逆に見れば、多数派の中位〜下位所得層が厳しく徴収される一方で)という現実がある。これに輪を掛けて高額所得層を利する課税システムが存在する。それが、大きな余裕のある高額所得層に有利な低率の申告分離課税の選択ということだ。


そして、我が国の現行税制は<一定水準以上の消費性向が低い(貨幣速度が遅い)高額所得層>には異様に優しく、日本経済成長のエンジンたるべき<消費性向が高い(最低限の日常生活維持のため、やむなく貨幣速度が速く(消費性向が高く)なる)中間下位層〜低所得層に殆ど重なる一般国民層>に対して非常に厳しいという、不合理な徴税制度となっている。そのうえ<第二次中曽根内閣の「税制抜本改革」廃案とバーターされた「直間比率見直しの早期実現」>が「ネオリべ税制改革/下層に厳しいフラット税制化」の端緒となったのは既述のとおりである。


つまり、<我が国における現行の税制全体が逆累進的で反経済成長的な性格を帯びている(=意図的に日本の経済社会を貧困ビジネス化しているのでは?とさえ思われてくる)>ということだ。


しかも、この逆累進的で反経済成長的な税収傾向が2003年以降に顕著となってきた「搾取のワニ口」に食いつかれる(グローバル市場原理主義下での『限界利益』縮小傾向を口実に企業(利益)側から雇用所得に対する搾取が激しく進みつつある/下の参考グラフ1参照)という悲惨な現実と重なり、まさに日本経済の肝心要の信用基盤(信用構造=一般庶民層の日常生活での経済活力)が縮小するばかりという悪しき経済・社会環境へと追い込まれつつある。だから、このトレンドを更に暴走させるアベノミクスが何故「この道しかない経済成長策だ!」と言えるのか?


<グラフ1>大企業(製造業)の売上高と限界利益の推移に観察されるネオリベラリズム(新自由主義政策)による『搾取のワニ口』(出典、財務省)

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・・・グラフ1(出典、財務省/上の曲線が売上高、下が限界利益)は、大企業(製造業)における『限界利益』(売上高−変動費、または固定費(人件費等)+営業利益)、これは一般(仕入業態)企業の粗利益に当たる)を見たものである。


・・・実質GDPは基準年の物価にその年の生産量を乗じた付加価値であるので純粋に生産量の増減を把握できる。一方、売上高は名目GDP(その年の物価にその年の生産量を乗じた付加価値)と連動するので、限界利益との相関が強い。


・・・従って、名目GDP同様に注目すべきは売上高のトレンド線(・・・)の動向である。それは2002年度まで限界利益とほぼ平行に並び右下がりだったが、<2003年あたりからGDPのトレンド線が右上がりに変化して限界利益のトレンド線から乖離>し(二本のトレンド線が右向きのワニ口となって)現在に至っている。


・・・ということは、<いわゆる常識的な意味での需給ギャップによるデフレが続いたのは2002年までであり、およそ2003年以降はそれまでと全く異なる要因で起こるデフレが続いてきた>ことになる。これこそ<グローバル市場原理主義への過剰傾斜による異常経済の姿(売上高増に見合う限界利益全体の伸びが期待できないネオリベラリズム(新自由主義)型搾取経済(搾取のワニ口)の出現という恐るべき現実)>である。


<グラフ2>名目GDPと雇用者所得の関係に観察される『大企業に有利な分配搾取・労働環境の過酷化』と『限界税率(増加課税標準(分母)に対する税額増加部分(分子)の比率)拡大なる累進性の歪み』(出典、財務省)

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・・・グラフ2(出典:財務省)の凡例が示す「英国」は、1865〜1980までの実線であり、「日本」は1965〜の実線で示されている(やや見えにくいが/・・・は平均的傾向を示すトレンド線)。日本のトレンド線からは、バブルが崩壊し、グローバリズムが本格的に深化し始めた1998年以降における日本の「所得弾性値」(定義上この弾性値ゼロは付加価値の全てが企業へ分配されたことを意味し、マイナスであれば企業による雇用からの搾取を意味する)がマイナスを目指してきたことが分かる。つまり、このグラフ2から、日本経済が<輸出型大企業・メガバンク等による国民搾取型経済構造の完成>へ向かうにつれ対雇用所得の分配比が急降下(フリーフォール)してきたことが分かる。


・・・従って、この『所得弾性値』のトレンド・グラフから理解できるのは、グローバリズムが本格化し始めた1998年以降の日本の「所得弾性値」がマイナスを目指してきたことである。なお、この概念は限界利益(名目GDP)の約8割(残余2割が一般政府)を占める民間需要(個人6割、企業2割)の内側(高額所得、低所得〜中間、中小〜大企業の各層間)における分配問題の一環と見るべきだ。


・・・しかも、今や<フラット税制化による限界税率の増加と企業利益側からの搾取>の傾向が是正されない限り、単純に売上高(あるいはGDP)が増えるだけでは、この「搾取のワニ口」トレンドが閉じることはあり得ない。


・・・また、参考グラフ2のデータは些か古いものだが、2006年〜現在に至るまで、人件費の変動費化などによる非正規雇用の拡大政策等で雇用条件の厳しさが増す一方であるため、対雇用所得の分配比が急降下(フリーフォール)しつつ所得弾性値が限りなくマイナスへ落ちるトレンドは現在も続いていると考えられる。


(関連情報)


◆「非正規社員をたくさん雇う」トップ500社 1位イオン22万人超、労働集約型企業が目立つ/20150225田中 久貴:東洋経済データ&ランキング開発チーム、http://toyokeizai.net/articles/-/61506

・・・いわゆる「非正規労働者」の増加が続いている。総務省の労働力調査によると、日本の非正規労働者数は2014年11月に初めて2000万人を突破。全労働者に占める割合は約38%となった。10年前は30%前後だったが、右肩上がりの状況は止まっていない。


・・・


要するに、累進性がどの程度であるべきかは社会正義の争点であるのだが、同時にそれは非常に複雑な経験的要因(利害調整に関わる)も絡む厄介な問題である。そこに「フラット税制による限界税率(課税標準の増過部分に対する税額の増加部分の比率)の拡大」が追い打ちをかけるというジレンマに嵌ったのが今の日本である。しかも、安倍政権は<このジレンマを一層深刻化させることが自らの役目だと、完全に勘違い(鬼ならぬ靖国カルト故の霍乱?苦w)>をしていることになる。


つまり、グローバル市場原理主義への過剰傾斜により売上高(名目GDP)増に見合う限界利益の伸びが期待できないネオリベ型「搾取のワニ口」の出現と、所得弾性値の急降下という「特に大企業側に有利な分配搾取と労働環境が過酷化する傾向」であるにも拘らず、更なる法人減税(実効税負担率(法人税納付額÷企業利益)の一層の軽減/ ← 既述のとおり、その実情を知れば日本を除くOECD諸国はビックリではないか!(苦w))を図ることで軍需&原発輸出系等の大企業側へ更なる恩恵(内部留保増などの)を与え、なおも一般国民層(経済成長の無限の可能性を秘めた未生!)の収入と国の税収を減らし続けるという不可解なパラドクス政策を安倍政権は採っていることになる。


4−2 もう一つの『国家財政赤字(国家・国民ヒーヒー、大企業&1%ウハウハ)』の主要原因(病巣)はイロ―ジョン(非効率税収構造(対大企業等優遇措置)による逃げ税)であり、安倍政権はこれも放置している!


租税学の用語であるイロージョン(tax-erosion)は徴税の欠減構造のことである。「応能負担原則を無視する所得税・法人税等の逃げ税(あるべき応能負担についての徴税構造上の侵食的欠減、一応合法ながらも恣意的措置等によるあるべき税収についての負の侵食)部分のこと」と定義されるが、簡単に言えば「非効率税収構造による逃げ税」のことである。


しかも、驚くべきことに我が国ではmin.数兆円〜10数兆円以上の大規模イロージョンが想定され、それは高々でmax数千億円の申告漏れや、同じくmax数百億円の違法脱税、あるいはアングラ経済の逃げ税とは規模が異なる。つまり、日本の徴税構造には重篤な「徴税の欠減構造」が存在しており、その皺寄せは伝統的に貧困・中間層以下へ押し付けられてきたことになる。


つまり、現行の「所得税、法人税、消費税」には<早急に是正すべき深刻な徴税構造の欠陥によるイロージョン(恒常的なザル(笊)税収構造?w)という重大な問題があるが、財務省も、安倍内閣も、記者クラブメディアも一向にこれを取り上げようとしないのは真に不可解なことだ。ともかくも、以下に日本のイロージョンについて幾つかの事例を列記する(参考資料、下記(1)〜(6))。


1 富岡幸雄『マル査の博士大いに怒る―暴かれた大企業と政府の癒着』―NESCO BOOKS―

2 富岡幸雄『税金を払わない大企業』―文春新書―

3 ニコラス・シャクソン著『タックス・ヘイブンの闇』―朝日新聞社

4 岩本沙弓『あなたの知らない日本経済のカラクリ/〔対談〕この人に聞きたい! 日本経済の憂鬱と再生への道筋』―自由国民社

5 石 弘光『国家と財政: ある経済学者の回想』―東洋経済新報社

6 税源浸食と利益移転(BEPS:Base Erosion and Profit Shifting/OECDによるBEPSプロジェクト)、http://www.kpmg.com/jp/ja/knowledge/glossary/pages/base-erosion-profit.aspx


(1)所得税最高税率の復元(所得税収は一般会計税収の約3割(約12.6兆円/H13)を占める)

・・・昭和61年(1986)まで70%であった所得(累進)税の最高税率が昭和62年(1987)〜平成6年(1994)は50%に、平成7年(1995)〜現行は、ほぼ45%(2013年度、40→45%へUp)まで引き下げられてきた。設計次第であるが、最高税率の復元・修正により少なくとも10兆円前後(per年)の幅(規模推計)で税収増の可能性がある(出典、http://goo.gl/2SBPa )。


(2)法人税制の盲点「法人間配当無税」の改善

・・・大企業が他企業の株式を所有することで得る配当金を、その大企業は個人株主の集合体と見なす(米国流の<契約の束>理論による)ことで、個人からの二重課税を避けるため無税として扱うという、かなり恣意解釈的な優遇制度である。富岡氏の試算によれば、現行で国ベースの法人税だけで年間ベース約2兆円の財源を失っている。


(3)法人税の「課税ベース空洞化問題」の改善

・・・、「課税ベース×税率=税額で、特に輸出型巨大企業では各種優遇措置等による対課税基準浸食(狭義のイロージョン)と税金の隠れ場(シェルター)などに因る意図的操作が可能」で、課税ベースの空洞化問題が起こる。それ故、法人税では表面税率の上下だけでは税収の実態は見えにくいのが現実だ。

・・・全体事業所数の約98%が資本金百万未満の中小企業であるという日本の産業・経済の実態からすると、この構図でイロージョンとシェルターを持つ輸出型大企業などの真の法人税率(実効税負担率)は現実的には、「201303期、大企業・上位35社」の場合で<0.002〜31.52%の範囲にバラつき、その中央値が約20%>となっており、かなり低いことが分かる。

・・・些か古いデータだが、富岡氏の試算では「課税ベースの空洞化問題」是正の観点からメスを入れると、メインタックスである所得税と法人税の不公正(税金逃れ)是正だけで、平成4年データで当時の消費税額の2倍に相当する約12.3兆円もの税金の取り漏れが推測された。現在でも同じ試算をすれば、少なくとも同程度以上(per年)の取り漏れがあると予測される。


(4)その他の租税回避の改善

・・・他にも「タックス・ヘイブン」(租税回避地)、あるいは「投資ストラクチャー」(国際的節税戦略スキーム、租税条約濫用、移転価格操作など)を利用した所得や費用の海外移転によるグレーゾーン(租税逋脱(脱税)と合法的節税の中間)を利用した租税回避(主に国際的二重課税の排除を目的とする、法人税に関わる優遇措置の悪用等によるBase Erosion問題など)も目立ってきている。また、「輸出系大企業の戻し消費税」(下請企業に対する減額(値引)要求、買叩き、商品購入・役務or利益提供の強制、本体価格交渉拒否など優越的地位の悪用/つまり、その優越的地位で得た消費税相当額等を経理上で潜らせる処置による戻し消費税の利益化)に関わる由々しき問題(全額ではないとしても消費税Upの一部が利益増に繋がり得ること)も存在する。


以上から、もし此れらの改善(是正)措置に日本政府が積極的に取り組めば、少なく見ても10〜15兆円程度の税収増(per年/概算推測値)の実現が可能と考えられる。これが如何に大きい金額かは「財務省データ/平成26年度・国家一般会計予算(歳入)における税収=約50兆円、http://goo.gl/EpqO9 」と比較すれば簡単に理解できる。


ピケティやトービンが提案する国際金融や内外投機に関わる取引税などの検討も重要だが、日本の場合は未だ先にやるべきことが数多くある。そして、その中での最大の課題が当試論で検証した<(A)『限界税率の拡大による累進性の歪み』、『ネオリベ型の搾取のワニ口』、『大企業側に有利な分配搾取と労働環境の過酷化』(財政赤字と一般国民層没落に直結する三つの病巣)と(B)巨額イロ―ジョン(min.10兆円/Erosion p.a.=年当の税収取漏れ)>の改善である


(A)の改善については労働・雇用政策、諸法制、社会政策などとの絡み、および応能比率負担が前提の限界犠牲均等説(ネオリベ影響下と雖も欧米税制の基本にある倫理観or社会正義論)に基づく限界税率への見直しなど理念部分での対応が複雑となり時間もかかるが、(B)は徴税技術・財政法・税法などのフィールドに限られ攻めるべきターゲットも絞り易く、政府・財務省そして国民がその気にさえなれば結果を比較的早くだせるのではないか?因みに、OECDが2013年7月19日に公表した行動計画 "Action Plan on Base Erosion and Profit Shifting"(特にグローバル関係で発生するイロ―ジョン対策)に日本も支持を表明しているが、むしろ日本は国際信用のベースとなる<国内イロ―ジョン>を<財政改革の最優先マター>と位置付け早急に取り組むべきだ。


(2−2)で既述のとおりのことだが、「財政諮問会議における黒田日銀総裁の財政健全化取組みの申し入れを無視し、そのうえ金融危機を招きかねぬとして大慌てで箝口令を敷いたり、配下のNHKニュースを使って“終戦後タイプ預金封鎖がある鴨!”と国民を恫喝してみたり(更なる消費増税への伏線!)、あるいは“格付け会社ムーディーズと直談判する!”などのオチャラケ発言をしたり、果ては黒田発言を議事録から削除してしまい、その一切がなかったことにしてしまった!/Cf.詳細既述→ http://goo.gl/4bNF4Z 」など、ブザマな姿(政治が“経済・財政・国民生活(未生)”全体の視点を失った時点で見られる醜態!)が予感させる超リスクの可能性)を内外に曝け出しオタオタする暇があるなら、安倍政権はこれら巨額イロ―ジョンや租税回避に関わる税収の取り漏れについて、早急にその打開策への取り組みに着手すべきではないのか!?


エピローグ


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*フザケルな!靖国カルトの御託宣?知らずに受領のワイロは犯罪にならぬ!?

2015-01-07 サザン『P&H』(サブカル)が“DIS”る安部「軍事国家主義」に潜む

toxandoria2015-01-07

サザン『P&H』(サブカル)が“DIS”る安部「軍事国家主義」に潜む病巣は、決定的な『正当歴史認識と生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差し』の欠落


<注記1>DISる(ディスる)とは?

・・・ディスリスペクト (英: disrespect) はリスペクト(敬意)の否定形で「否定する」や「貶める」の意味。主にヒップホップ系の黒人音楽関係者やファンの間で使われる。


<注記2>未生(みしょう)とは?(委細は後述/2−2『漢文訓読』の成立での<注記3>を参照乞う)

・・・・・・仏教用語での未生は、自我のない絶対無差別の境地を意味するが、具体的には、永遠に生命の連鎖をつなぐもの、つまり「絶えず成長の可能性を秘める植物のタネ」から新たな「芽生え」へのプロセスを考えると理解しやすい。無論、これは植物に限ることではなく生命一般の、生きとし生けるものの全てに当て嵌まることだ。


「2014晩秋」から「2015.1冬」への移ろい/近江・奈良・京都の風景、アラカルト


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1=西明寺(滋賀・東近江市) 2=百済寺(滋賀・東近江市) 

3、4=蒲生野(滋賀・竜王町@y1192dol1868)5=東大寺(奈良)

6=知恩院「二十五菩薩の庭」(京都@yukiyanagi3333)

7、8=京都市北区中川、映画「古都」ロケ地「北山杉の風景」(京都@reimondokobati)


プロローグ)2014NHK紅白、サザンオールスターズピースとハイライト』の意義/“ピースは平和、ハイライトは偽装極右”のサブカル風「絶妙のレトリック」!


【動画】サザンオールスターズ、ピースとハイライト

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・・・その後、「20141231紅白歌合戦 サザンオールスターズ、ピースとハイライト」は、著作権関係との理由でYoutubeから削除されている。


【20141231紅白歌合戦:「サザンオールスターズ、ピースとハイライト」関連のツイート・タイムラインから】

・・・「都合のいい解釈で争い仕掛け」って歌詞をチェンジしたのもすごい。(字幕もそう変わっていた) 誰がどう聴いても<アベ、集団的自衛権解釈改憲>のこと。『裸の王様が牛耳る世は…狂気』〜まさに安倍のこと、NHKに気概のある担当者がいたのでしょうw 意見の対立をかつての労働者タバコのピース派(平和)とハイライト派(極右のレトリック)に喩えるセンスが抜群!w 狙いはガス抜きとの見方もあるようだが、その感情のままで止まると多数派層の<オヴァ―トンの窓(民主主義的な感性の受け皿となり、その広さが自在に変化する、人々の共感の受け皿となる想定上の心の窓)>は開かず「永遠に0」のままになる懸念がある。

・・・Cf.<紅白歌合戦でサザンが歌った「ピースとハイライト」の歌詞の意味は?>ジョン・レノンの「イマジン」を思い起こさせる曲で、日本では珍しい平和へのメッセージソングだ。/水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメントディレクター20141231 http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20141231-00041952/


(関連情報)


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【サザンオールスターズが新曲「平和の鐘が鳴る」を発表!戦後70周年や安倍政権を意識か!?/流石にサザン、ではある!オヴァ―トンの窓を十分に意識しつつ「安部の積極平和主義(実は、擬装平和主義(Fake-Pacifism)ではないか?との疑念・疑惑が内外で高まりつつある/委細、本文で詳述」 ことについての<サブカル流両義的謎かけ>であり、かつ十分に効果的なプロモーション戦術?いずれにせよ、ウロキョロ多数派(マイルド・ヤンキー?w)国民層は胸に手を当てて、よ〜く感慨を巡らさざるを得なくなることは確かだ!苦w

・・・サザンオールスターズは、新たな新曲「平和の鐘が鳴る」を年明けと同時に発表した。新曲「平和の鐘が鳴る」は10年ぶりのオリジナルアルバムに収録される予定。歌詞は公式ホームページに公開されており、平和への願いや命の尊さ、新しい時代に向かう人々の夢を歌った曲となっている。2015/01/03真実を探すブログhttp://saigaijyouhou.com/blog-entry-5031.html


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◆国民の支持、低い中… 自民、改憲へ準備本格化20150103東京新聞http://urx2.nu/fO3R

⇔ 『完全白紙委任状』を手にしたヒトラーを気取る<統一式複合カルト吸血寄生体アベ政権>の暴走! サザンP&H(普遍的感性グローバル・サブカル)に激しく“DIS”られ、却って狂喜する<国策倒錯原発マッチョ野郎こと軍事国家主義バカノミクス>の反吐が出るほどムクツケき、汚物塗れで赤く爛れた毛むくじゃらのケツが丸見え! ⇒・・・以下、当記事内容(20150103東京新聞)の転載(省略)・・・http://urx2.nu/fTd0


1 国家主義アベノミクスの暴走(生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差しの決定的欠落)に益々警戒を強める世界


1−1 全世界が注視する、安部政権の「超アナクロ軍事国家主義」と「積極平和主義こと偽装平和主義(Fake-Pacifism)」の暴走


20150105時事通信http://urx2.nu/fUOA )によれば、安倍首相は1月5日に三重県伊勢市(参拝で伊勢神宮訪問中)で年頭の記者会見を行い、今年8月の終戦記念日に合わせて発表する戦後70年談話について、「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み」など、過去の反省を踏まえ世界の平和と発展に一層貢献する積極平和主義の姿勢を改めて打ち出す方針であることを記者会見で述べたとされる。


が、この安倍首相の会見を文字通り素直には受け取れない。それは、伝統的に天皇家の精神基盤を支えてきた伊勢神宮の根本が「日本古来の自然アニミズム」であるにもかかわらず、神社本庁神道政治連盟国会議員懇談会安部晋三会長)・日本会議らが主張する“屁理屈ミソロジー(神話論理)”である「ウラニウム・放射能アニミズム論(原発推進必要論のカルト的根拠)」と戦前軍国主義の主柱であった「靖国顕幽論(平田派神道『(靖国)顕幽論』)」への完全復帰を伊勢神宮の神職らへ迫っている節があるからだ(今のところ、平和主義に徹する今上天皇を筆頭に伊勢神宮の神職・研究者らの多くは自然アニミズム派である)。まさに「衣の下に刃」のダブルスタンダードである。


また、今や<安部政権の『改憲意図』の核心が『国民主権の削除による平和主義の放棄を謀る偽平和主義(Fake-Pacifism)』の実現であること、そして「神道政治連盟国会議員懇談会」(安倍晋三会長/平成26年12月現在289名、全国会議員の40%を占有)と「日本会議」(安部自民党の支持基盤&集票マシン組織/関連組織メンバーは推計ca800万人、更にその中枢組織と統一教(協)会の繋がりが窺われ、それを中核とするmin1500 〜2000万票程度と“金目の糾合”が自民党の固定票max2000〜2500万票の基盤と推測される)が篤く信仰する“靖国顕幽論カルト”と“新自由主義(ネオリベ)政策”が『現実世界における日本国民の人権否定』という、その一点で見事に一致していることは、世界中にバレバレである。


そして、主要記者クラブメディアがこの問題を殆ど取り上げないこともあって、その恐るべき現実に無頓着なのはウロキョロ多数派層の日本国民だけとなっている。


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■【「積極平和主義こと偽装平和主義(Fake-Pacifism)」の暴走(1)】「本音のコラム(法政大教授・竹田茂夫氏)」と同じことになるが、安部晋三もそのお仲間たちも主要記者クラブメディアの主な方々も『コレ 』(↓*)が全然わかっていない!その意味で、彼らは余りにも立派な『合理的な愚か者』だ! 言い換えれば、国民を戦争と経済の効率的な道具と見なす<軍事国家主義で経済成長を謀るアベノミクス>は典型的な『合理的な愚か者』の政策である! ⇔ 武器購入国に資金援助/途上国向け制度検討20150101東京新聞http://urx2.nu/fTdC

*“潜在能力アプローチ”で私が言いたいのは、自分の利害を忘れてヒトのために尽くせということではない。それは″人々の利益は社会的なもの(人間の普遍的意思に支えられる社会共通&同関係資本)から切り離されるべきではない”という単純な真実について、我われ一人一人が自覚し、それを持続できる能力を身につけるべきだ、ということである。(経済学者アマルティア・セン/出典:吉田 徹著『感情の政治学』―講談社選書メチエ―)


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■【「積極平和主義こと偽装平和主義(Fake-Pacifism)」の暴走(2)/みんなも日経を見習って、もっとシッカリ日本のことを真面目に考えるべし!w(只野親父)】はい、<日経は、サザン「ピースとハイライト」も指摘する「解釈改憲」にも明確に異を唱え(安部一派を“DISっ”!w)ています。武器輸出に関わる企業を除いて、日本の経済界は「戦時立法の整備」に前のめりになっている安倍首相に危機感を抱いており、日経はその声を正確に反映しています。盛田隆二 @product1954 via Twit2015.01.01只のオッサンがリツイート

・・・(ネットに籠らずw)表に出てこいやー!RT @929bluebird 実際わりといらっしゃるみたい(^^;)>天皇は左翼というネット右翼さん岩上安身 @iwakamiyasumivia Echofon2015.01.02只のオッサンがリツイートhttp://urx2.nu/fSHc

・・・「この機会に満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」天皇陛下ご感想(全文)- MSN @Sankei_newsさんから紀瀬美香@mika_kinosevia Twit2015.01.01 08:58只のオッサンがリツイートhttp://urx2.nu/fSHf

・・・アベ様のお友達一派は、恐れ多くもアベ・シンゾウ氏を現人神天皇に担ぐつもりか?人間であられる天皇陛下のごく普通のお言葉と行動へ“因縁を付ける”余りにも奇怪千万なアベ一派の超カルトぶりに驚く! ⇒ 「天皇陛下は安倍を批判するな!!」安倍首相のブレーン八木秀次氏が天皇陛下を批判!2014518真実を探すブログhttp://urx2.nu/fMEX


f:id:toxandoria:20150107141959j:image:w700

■日経は20141208「経済教室」で『鹿児島大学・伊藤周平教授の指摘/“消費税=社会保障財源”方式ではなく、消費増税&法人減税の中止による別の選択肢、例えば“所得・法人税での累進性”強化、“人材派遣料経費等に関わるエロージョン(応能負担の原則に抵触する構造的な税収欠源構造)”の点検など(↓*)』を記事にしている。

* 実は、≪この道しかない!≫ではなく、全く発想が異なる≪コチラの道(“消費税=社会保障財源”方式ではなく、消費増税&法人減税の中止による別の選択肢、例えば“所得・法人税での累進性”強化、“人材派遣料経費等に関わるエロージョン”の点検など)があり得る!≫と書き始めたようです(12.8日経『経済教室/鹿児島大学・伊藤周平教授/消費税中止で所得・法人税での累進性”強化など』)。これは、大企業における異常な内部留保金の積み上げと財政悪化のトレードオフ関係、同じく異常に巨額化した“輸出還付金の弊害”の改善にも繋がり得るユニークな視点であり興味深い。http://urx2.nu/fTej


1−2 世界が警戒するアベノミクスに取り憑く三匹の妖怪/『9条&基本権否定の自民改憲案』、『靖国顕幽論』、『日本会議・神社本庁・神道政治連盟・統一教(協)会ら複合カルト寄生体』


(これぞ決定的な“生の具体性(未生)への眼差しの欠落”!/安部政権の『基本権(国民主権)否定の改憲意図』は世界中にバレバレ!w)


(関連資料)


◆安倍・自民党政権が、国民の人権否定を実現するため「日本国憲法第10章・最高法規」から<削除>を謀る日本国憲法「第97条」の内容、http://urx2.nu/fTeM

・・・この憲法(日本国憲法)が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に耐え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


◆2 自民党の改憲案、基本的人権に関する最高法規97条も削除!安倍首相が立憲主義を否定!「最高責任者は私」/真実を探すブログ、http://urx2.nu/fTeR


・・・


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和辻哲郎(1889 – 1960/『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる日本を代表する思想家)によって“変質者のイデオローグ”であると指摘された「靖国神社の偽ミソロジー/平田篤胤派の“顕幽論”」(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社)は、現代日本における「凡ゆる超然カルト権力の中枢的病巣」であると見るべきだ。それは、その顕幽論なる神話論理が「顕界(現実世界で生活する一般国民)に人権はなく、霊界(靖国英霊界)にのみ人権があり、かつ一般国民は労働&戦争ロボットである」と見なしており、戦前・戦中においてはその顕幽論を主導する平田派が、靖国神社と神道ヒエラルキーを牛耳っていたからだ。


また、かつて国家神道の中枢を掌握した平田篤胤派神道の“変質者的な思想”の一部分を拡張的に踏襲した“「現人神」論”の根本的矛盾のことを『平田篤胤(および本居宣長)による「現人神」のパラドクス』と言うが、その委細は下記◆を参照乞う。


◆2014-11-05toxandoriaの日記/金目放射性「カルト寄生体X」、安倍政権のメディア・プロパ国民洗脳『社会的集団オルガズム』で陶酔する国民はその除染のため正当歴史観と正統保守意識の共有が急務(希望のトポス編)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20141105


ところで、この顕幽論が特異であるのは、「(基本的)人権」を顕界(人間世界)の人間(国民・市民)には認めず、それは愛国戦争で散華(“このみいくさ”ことカミカゼ自爆テロ戦争で勇敢に戦い戦死)した人間が霊界に入って初めて与えられる権利だと考える点にあり、<自民党・改憲草案>で基本権(基本的人権)が削除されているのは、この靖国「顕幽論」がベースとなっているからだ。また、当然ながら、そのことから、人権を持たない一般の国民・市民らは戦争ロボットor労働ロボット的な存在ということになる。


問題は、この平田篤胤の“幻想的で特異な奥行きのある鬼神思想”(人間理解の思想)を<幕末〜明治維新太平洋戦争期の尊王攘夷派、君側の奸(長州閥が中心)、軍部、アカデミズム(平田国学派)>らが政治的に狡猾に利用(悪用)してきたことであり、また善良な殆どの日本国民がその“悪用”に上手く乗せられてしまったことにある。そして、今や再び、多数派の日本国民(ウロキョロ層)は、安倍様のお友達一派の姦計に嵌り、その意味で戦前と全く同じプロセスを歩みつつある。


また、俄かには信じがたいことであるが、今や、NHKら主要メディアの中立的批判力(特に、ニュース・報道関係は巨額マネー効果(安部政権発足〜201402の1年2カ月で17億円との情報もあり!http://urx.nu/eusO /その全てがメディア向けとは考えられぬが、それにしても余りの異常さ!)でほぼ壊滅?)も殆ど機能せず、あるいは左派勢力や常識的中道派の健全な批判力も、その殆ど全てが無力化しており、「一般国民が本気で努力しなければ日本の民主主義を持続させることが不可能である」という「最も肝心(基本的)な事柄について全く無関心・無頓着な多数派ウロキョロ層(5〜6割の常在国制選挙棄権層、約5〜6千万人)」の心を動かす力を失ってしまったかに思われる。


(関連情報)


◆【一番重要なのはフランス民主主義の伝統に繋がる「公の利益」という視点】批判的メディアをいかに再生するか?〜フランスのネット新聞「メディアパート」の編集長に聞く/「メディアパート」は、2008年に設立されて以来、いくつもの政治スキャンダルスクープし、いまや 「ルモンド」と「フィガロ」に次ぐ、フランス三位の全国紙に成長している。20141114レイバー・ネットhttp://www.labornetjp.org/news/2014/1114kikuti/newsitem_view


・・・


そして、まことに皮肉という他はないが、いま最も「貴重な敗戦経験から新たな知恵を学び取り、やっとの思いで構築してきた戦後日本の民主主義」を持続させ得る本物のパワーを持つ存在は、今上天皇・皇后両陛下、宮内庁・伊勢神宮(その中で多数派を占める自然アニミズム神道派の神職・研究者・官僚)らである。


他方、これらの<正統保守的価値観&正統日本文化維持>派を潰すことにやっきとなっているのが「安部カルト寄生体政権」を必死で担ぐ<神社本庁(主流派)、靖国神社、神道政治連盟国会議員懇談会所属の衆参両国会議員(全国会議員の4割(289名)を占める!)、日本会議、伊勢神宮内の少数派神職らの諸偽装極右団体、および此の忌まわしき動向に呼応する一部のヘイト神社・神職」等となっている。せめてもの救いは、後者(擬装極右派)が未だ少数派に止まると見えることだ。


しかし、この構図が逆となり、これら<正統保守&正統日本文化維持>派の方々が絶対少数派へ追いやられ、この後者(安部晋三らが先頭に立つ擬装極右派)が絶対多数派へ転じることとなれば、真に残念ながら、この日本が再び<戦前型の本格的な狂気の時代>を“取り戻す”ことになるのは必定と思われる。


ところで、この最も重要なキモ(最重要情報/安部一派=政界の中枢たる国会議員の4割を占める“変質者イデオローグ”狂信徒の跋扈!という恐るべき現実)を一般国民へ一切知らせようとしない主要メディアは、まことに罪深いと言わざるを得ない。それは、これらのメンバーこそが<人権削除・軍国主義志向“改憲”、非人道・非効率“原発再稼働・推進”、中間層&正規雇用破壊型“強欲バズーカ・マネー肥大“異常資本主義”>政策なる『あまりにも非人道的で異常なアベノミクス=日本“ブラック&軍国主義”国家化戦略』を暴走させる邪悪なエネルギー源(戦前型“国家神道”(顕幽論カルト国家)への回帰願望派)であるからだ。


つまり、<彼らメンバー289名が篤く信仰する“靖国顕幽論カルト”と“新自由主義(ネオリベ)政策”が『現実世界における日本国民の人権否定』という、その一点で見事に一致している>こと、いわば<日本政府(安部政権)がブラック化している>ことになる。だから、国家の主権者たる一般国民の目線で徹底的に腑分けし、かつ完全に摘出して一般国民の目に分かり易く曝すべき<安部自民党政権(アベノミクス)の悪性腫瘍化した病巣>は、<神社本庁・靖国神社・神道政治連盟国会議員懇談会(安部晋三会長)らが篤く信奉する戦前〜戦中型“顕幽論カルト”>であるということになる。


そして、この日本にとって真に不幸なネジレの原因となっているのが、殆どの日本国民が<正統保守とは何であるか!>について未だに無頓着・無関心であることだ。それは、言い換えれば、日本国“自身”の歴史について無関心である(=いい加減な歴史認識のままで良しとしている)ことにもなる。近・現代史が重要であるのは勿論のことだが、肝心の<日本伝統文化の胎盤となった国風文化が生まれる直前頃の古代史/凡そ7〜10世紀初頭ころ>については「殆どの国民が無関心のエアポケット状態」と言ってよいだろう。


(関連情報)


・・・以下に、安部政権に警戒感を強める「海外の眼(世界の眼差し)」に関連するサンプル情報を纏めておく(比較的新しいものを中心とする)・・・


◆歴史を書き換えようとする人間たちがどのように策謀を巡らせようと、歴史の真実が立つべき場所はおのずと明らか【 日本の右翼による歴史の歪曲を、国際社会は許さない 】20141204ニューヨークタイムズ@idonochawan小林順一(翻訳:星の金貨プロジェクト

http://kobajun.chips.jp/?p=21280


◆英国ガーディアン紙が、異例の日本語でのツイート、衆院選に際しての有権者の感じた現状を教えてと。国際社会も、安部の外国特派員協会での会見拒否に強烈に反応、安部の大暴走を物凄く警戒してます。20141231@tomotaro_japan

https://twitter.com/osamu9912/status/550549376523702272


◆安倍政権の基本的人権に対する姿勢を、問題視しようとはしない日本のメディア/日本の社会には女性軽視の根強い伝統があり、違法労働がまかり通ることは日常茶飯事/「公約したことは実行せず、公約していない事ばかり実行する、そんな政治は止めてください!私たち日本人はこの国を、第二次世界大戦以前の状態に戻すつもりはありません!」と良識ある日本国民は叫んでいる!20141213ジェームズ・ウォルシュ / 英国ガーディアン (翻訳:星の金貨プロジェクト)http://kobajun.chips.jp/?p=21318


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◆米3大紙(ニューヨークタイムズ、ワシントンポストロサンゼルスタイムズ)が安倍首相を一斉攻撃 「歴史をごまかそうとする勢力を後押し」2014/12/18Jcastニュース、http://urx2.nu/fQHJ

・・・Cf.1 *世耕、萩生田氏(敗戦否定論者!←補足、toxandoria)ら安倍首相にゴマをする「茶坊主政治」花盛り、総理にゴマをする側近たちの「茶坊主政治」が花盛りだ。特に、<首相側近の萩生田光一自民党総裁特別補佐による報道統制>もそこに根がある。2014年12月26日号・週刊ポストhttp://urx2.nu/fSM5

・・・Cf.2【安部自民党政権は<改憲草案>で<拷問>容認へ!!】この問題は、「20141214衆院選で安部自民への批判意思が大きく強く出ていること(共産党が大きな支持を集め野党第二党へ躍進(議席数に比例しないが700万票超獲得)したこと、国民の反原発・反改憲・反秘密保護法あるいはアベノミクス評価せずの意思が強いことなどを隠蔽して“自公圧勝!”の演出報道で押し通す「アベ様化したメディア一般(選挙後の祝勝会(メディア代表がアベ様を囲む会食)まで開催している!」と安部政権側との暗黙の了解事項ではないかとさえ思われる由々しき問題である。同時に、大きく躍進した共産党に新たな課題を突きつけたと考えられる。

http://urx2.nu/fQHH


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◆事実上、戦争へ向かって暴走し始めた安部政権! 恐るべきことに、その原因は『安部自民党カルト寄生体政権の“生の具体性への眼差し”の欠落』ということにあるが、更にその厄介な病巣は<西新橋すし店『しまだ鮨』での“安倍さまのお仲間”と化した、NHKを筆頭とする日本記者クラブメディア>の堕落にある!このことについても、海外メディアが懸念(*)を強めている!

⇔ 他国軍の後方支援に恒久法 自衛隊派遣容易に 政権検討=自衛隊派遣、容易に20141229朝日、http://urx2.nu/fSM6

* Why Japan's opposition parties are so hopeless?20141217TheEconomisthttp://urx2.nu/fSHO (翻訳)星の金貨プロジェクト『何ゆえ日本の野党は、これほどまでに絶望的なのか?』http://kobajun.chips.jp/?p=21513


◆『1000万票獲得も指呼の内に入ったと見るべき日本共産党が、喫緊に努力すべき今後の課題』・・・<ワシントン=洞口昇幸・特派員/20141217しんぶん赤旗・記事>の部分転載・・・

http://urx2.nu/fSM7

・・・米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は15日、「日本の共産党にとって赤い文字の日(記念日の意)」と題した記事を掲載しました。

・・・同紙は日本共産党が18年ぶりに小選挙区で当選者を出し、当選者21人のうち6人が女性で、政党のなかで女性当選者の比率が最も高いとしています。日本共産党が1922年に創立され、日本の侵略戦争に当時、日本の政党で唯一反対したこと、旧ソ連や中国の共産党に依存しない自主独立の党であることも紹介しています。総選挙の全体の結果を伝える別の記事では、「代案を探す有権者の多くが日本共産党に目を向けた」としています。

(所見、toxandoria)

・・・20141214総選挙で700万票以上も獲得した日本共産党は、共闘問題(民主主義の原理である“オヴァ―トンの窓”拡大への最大限の配慮)と共に、選挙制度改革等を堂々と主張しなければ、結局は原発のベント(名目上の?ガス抜き)役と同じでことで、根本問題の解決(つまり、原発廃止・中止等)には至らず。また、同じくこれは今後の反原発・反改憲運動等についても大いに意識すべきことだが、一般国民の中へ、このような意味での危機意識を幅広く拡散し、全国民がそれを共有できるような戦略を組むべきと思われる。それは、いやしくも現代民主主義である限り、たとえそれが形式的であっても、一般国民多数派がノーを突きつければ、ナチの手法を真似て「衣の下に鎧を仕込む暴君」(安部晋三一派)は<グローバルな衆目監視(普遍的な民主主義の価値観を共有する世界市民の眼差し)>の下では退場せざるを得ないからだ。


2  『安部政権の正当な歴史認識の欠落』は現代史のみに非ず、更に二つの欠落が窺われる/それは『“感情の政治学の視点”と“大化改新以降〜奈良時代の古代怨念・怨霊政治による桓武天皇のアイデンティー・ジレンマ”』に関わる認識


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<注記>感情の政治学とは?

・・・先ず、トマ・ピケティ『21世紀の資本論』も指摘するとおり、政権与党・政府・アカデミズム・経営者らは、決して自ら積極的にブラック化(安倍晋三、竹中平蔵日本経団連らの如く)するべきではないとの自覚が必要だ。その意味で、『全正社員を非正規にせよ!』と説く竹中平蔵(パソナ会長)と、その「規制緩和」原理主義へ向かって暴走する安倍政権はとても正気の沙汰とは言い難い。

・・・そして、『感情の政治学』は、“政体の差異ないしは時代の如何を問わず、所詮、その時の政権の正統性を保証するポピュリズム(その多数派層の中にこそ常に文化・経済的発展を約束する“未生”(委細、後述)パワーが潜在する)は論理よりも先ず感情・感性的なものに支配される”という政治・社会のリアリズムを直視せよ、そのうえで為政者らは絶えず“未来発展の可能性(個々の生命・生活体の“未生”)を引き出すため健全な「感情のコントロール」”を最重視するべきであると説く。

・・・そして、同時に、それは安部一派の如くカルト狂信で舞い上がったり、狂暴化して厳然たる歴史を無視したりせず、現実直視型で持続可能な政治のあり方を理解する必要があると指摘する(参照:吉田 徹著『感情の政治学』―講談社選書メチエ―)。


2−1 (仮説)奈良時代以前の日本(平城京までの“百済風日本”)は『日本(平安京以降の“国風文化伝統の日本”)』ではなかった!


(そもそも重層的な『東アジア文化受容の歴史』こそが『寛容で世界に誇るべき日本伝統文化』の水源であったのだが・・・)


古墳時代〜飛鳥時代〜奈良時代〜平安時代初期までの内外文化・交流関係史を概観すると、〜仁徳天皇期(5世紀初頭?)には、すでに半島・中国文化が盛んに渡来しており、難波宮(元飛鳥or倭京?)の時代から仁徳天皇陵百舌鳥古墳群)を中心とする阪南・難波〜堺〜斑鳩〜飛鳥あたりに点在する非常に多くの未検証の遺跡等の調査・研究が進めば、この時代こそ「半島系文化の胎盤に倭人文化のタネが着床し始めた時期」であることが明らかになるのでは?と期待されている。


倭五王期(5世紀半ば〜後半ころ?)は、引き続き半島、大陸との交流はかなり活発であったし、日本神道ないしは諸神社の源流となる様々な神事(中国系、半島系)、および儒教・道教系など様々な土着文化と諸宗教が、多様なルートで日本列島へ流入していたが、いわば日本と言う国家意識は存在せず、倭語、加耶語、扶余語、百済語、新羅語、高句麗語など諸語系統の部族集団が西日本〜半島一帯に群住?していた時代であったと考えられ、特に倭語、加耶語、扶余語、百済語は殆ど通訳なしでの意思疎通が可能であるほど近い言語であったことが推測される。


そして、特に半島南部〜九州・西日本辺りに群住した諸語系統の人々は伝統ある各部族集団としてのアイデンティティー意識は持っていたものの、確固たるナショナリズムとしての国家意識は希薄で、せいぜいのところそれは「部族国家的意識」であったと考えられる。しかし、おそらくそれは飛鳥時代の中期に起きたクーデター政治劇、「乙巳の変(百済派による新羅派の粛清?/645)」の後に行われた「大化改新」の頃に変貌し始める。


ところで、歴史学・考古学・文化人類学などの分野では、そもそも重層的な「東アジア文化受容の歴史」こそが「寛容で世界に誇るべき日本伝統文化」の水源であったという理解が深まりつつあり、続々と此の辺りの実証研究が日・中・韓で進んでいる。特に興味深いのは日本の宮内庁、伊勢神宮系の神官・考古学者・歴史研究者らの研究が進んでいることだ。例えば、宮内庁・文科省or伊勢神宮などに所属する研究機関・研究者らが括目すべき新発見や研究成果を発表しており、それらが「日本伝統文化」の水源を新たな光で照らしつつある(参照、下記サンプル事例◆)。


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◆2015年3月10日〜5月6日 国際企画展示『文字がつなぐ古代の日本列島と朝鮮半島国立歴史民俗博物館20141015〜20141214(千葉県/佐倉市)/漢字は中国から直輸入されたと考えがちだが、まず中国と競り合った朝鮮半島において漢字を取り入れる工夫がなされ、さらにそれが日本列島に伝わったことが最近の研究でわかってきた。[展示代表] 小倉 慈司氏プロフィール:専門=古代神祇制度、宮内庁書陵部編修課主任研究官を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部准教授。http://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/old/141015/index.html


◆三上喜孝(国立歴史民俗博物館准教授)著『日本古代の文字と地方社会』(吉川弘文館)20130801刊

・・・主に畿内では、政治的儀礼と結びついた文字(漢字)の使用が5世紀にあらわれ、やがて7世紀になると記録技術(金石文、木簡、紙など)の獲得により、統治技術の手段として文字が使用されるようになり、7世紀後半から8世紀前半にかけて、文字文化の体系化が急速に進んだ(言い換えれば、天皇制の原型の確立と文字(漢字)の関わりが非常に密であるということ!)。

・・・・このような動向が顕著となるのとほぼ同じ頃に、畿内や九州などに限らず、日本列島各地の社会内部でも、文字(漢字)の使用がはっきり確認できることが明らかとなっている。


◆伊勢神宮・斎宮歴史博物館、学芸普及課長・榎村 寛之氏の論文『伊勢神宮の建築と儀礼‐棟持柱建物は神社建築か?‐』(出典:上田正昭編『古代の日本と渡来の文化』‐学生社‐)

・・・<伊勢神宮創建(日本幼生後期)の意義>が『伊勢神道の精神性/創設時の歴史と根本理念(天皇の超神聖王権の主柱)』にあることは既に明らかとされている。つまり、伊勢神宮は、日本国の幼生後期(7世紀中葉〜後半頃の天武・持統期)において<伊勢神宮が天皇の超神聖王権の主柱>の役割を担う目的で創建された訳だ。(委細はコチラ ⇒ http://urx2.nu/fNSI http://urx2.nu/fNSL )

・・・そのような意味での「創建・日本国」のオリジナリティである<伊勢神宮の建物(および神道儀式)の起源>について、更に榎村寛之氏が観察・研究を深めた結果、判明したのは、伊勢神宮(の建築様式、儀式など)のアーキタイプが外来・渡来系の文化の中にあり、特に関連「儀式」に関しては、その起源が明らかに古代中華帝国の律令制にあるということだ。

・・・棟持柱高床建築(神明造)には中国の南方的要素の渡来が窺われ、天皇の命により神社・山陵などに幣帛(神道の祭祀において神に奉献するもののうち、神饌以外のものの総称)を奉献する儀式「奉幣(ほうべい、ほうへい)」も、中華帝国の律令儀式・心法(老荘の精神修養法)などから援用され、その後、日本的に、かつ高度にソフィスティケイトされたものと考えられる。

・・・また、斎宮儀式等における唐風女性の装束を始めとして、日本の宮廷等における儀式が唐風儀式の援用であることも周知のとおりだ。無論、それは模倣のままということではなく、遣唐使による実際の見聞、あるいは渡来系貴族層などがもたらした文物や風俗文化・儀礼作法・芸能などの継承・模倣・習得・応用を通じて、例えば「伎楽」主流の時代(飛鳥時代〜奈良時代)⇒「雅楽」主流の時代(平安時代以降)の変遷の如く日本宮廷の貴族層が次第にそれらを純日本風に演出ないしはアレンジするようになり、日本文化全体を、より高度化・洗練化する形で「国風文化」的な方向へ進んできたと考えられる。


・・・


中華帝国「冊封体制」の近傍に立地する独立国としての新たな<アイデンティティー精神の芽生えの象徴>である<伊勢神宮の精神性>を表現する儀式モデルが中華帝国の律令にあることを知ると、それは沽券(こけん/原義は不動産の売り渡し証券、転じて人やモノの値打ちのこと)に関わると思う向きもおられると思うが、およそ世界文明の伝播・発展プロセスを概観するとき、全くの独創(オリジナリティ)的文化様式が、ある日、此の地球上の何処かで、まるで<ボーフラの水槽伝説>の如く突如湧き出すなどということはあり得ないことだ。


須らく、人間の文明は其の意味で果てしない模倣の繰り返しである。だからこそ、宿命的に付き纏う模倣から、如何にして土地固有の自然環境や地域的・民族文化的環境と調和させて当該地に最適のオリジナリティを創造できるかが問題となる。日本が世界に誇る「国風文化」(その芽生えは凡そ9世紀初頭・嵯峨期ころ〜)もそのような流れの中で誕生したはずだ。


更に、それが、日本語の高度化(漢字かな混じり文という書き言葉の完成)と相俟って、表情豊かな四季折々の自然と調和するオリジナル日本文化として再結晶しつつ、誇り高い日本人のための他に代え難い美的感性を育み、かつ繊細で魅力的な「日本の景観にこそ相応しい雪月花や、あるいは“わびさび”などの個性」を涵養してきたという事実は、我われが義務教育過程の日本史の中で学んだとおりである。


然るに、日本の全国会議員の40%を占める、神道政治連盟国会議員懇談会(安部晋三会長)に連なる勢力(神社本庁(主流派)・靖国神社・日本会議ら、平田篤胤派神道“顕幽論”シンパ)とつるむ主要記者クラブのメディア・プロパガンダに洗脳されたためか、未だに<戦前型「靖国式国家神道なる怨霊カルト(英霊)崇拝政治」(明治維新期以降にムリクリ再創作された虚構史/八紘一宇、万世一系皇国史観、天皇現人神論(天皇の密教的政治利用)、皇紀二千六百年・・・、これらは全て“記紀(古事記・日本書紀)の創作神話”を原理主義的に解釈した平田派神道(靖国顕幽論)に毒された“戦前の国家神道”にルーツがある!)への回帰>こそが、正統な日本文化と日本の誇りを取り戻すことだと思っている人々が意外に多いことに驚かされる。


言い換えれば、更に元を辿れば、それは戦前どころか「古代律令期(飛鳥中葉〜奈良〜平安初期)の怨念・怨霊政治なるアイデンティティー・ジレンマの時代/感情の政治学(“感情のコントロール”を最重視する政治)が不在の時代」への回帰(先祖帰り)こそが「世界で一番美しい産土(うぶすな)でできた国、日本」を取り戻すための「正しい保守主義」のあり方(そして、そのリアルな実践がアベノミクスの流儀)だ、と信じ込まされ騙されている(洗脳されている)ことに等しい。


しかも、そのアベノミクス政治の流儀が最重視する“世界一美しい産土でできた国、日本”なるビジョン」が、実は平田派神道学(靖国顕幽論)の“世界一美しい産土による国造り神話”の屁理屈を根拠として創作されたということには驚かされ、呆れかえるばかりだ(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社)。


今や、“余りにも善良すぎる多数派層の日本国民”は、自らの真実の自画像(世界に誇るべき国風文化の中から芽生えてきた日本正統保守の在り処である肝心の歴史)を直視できぬまま、自らの最後の拠り所である日本の未来についても、安倍晋三ら“靖国顕幽論”シンパの思うがままに操られ、誤った方向へ進む決定をメディア絡みで強制されつつある。まさに、これこそ「安部“複合カルト寄生体”政権」という怪物の恐るべき正体の現れだ。


(“平安京遷都を断行した桓武天皇の真意”を推理する/それは、古代的“百済風日本”というアイデンティー・ジレンマ(『感情の政治学』が不在ゆえに生じた)から脱出したいという強い意思であった)


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■日本政府(安部政権/アベ一派)が海外から危険視され、警戒されている真の原因、およびその正体はコレ ⇒ 【偽装極右(カルトの正体を隠蔽しつつ正統保守を騙る超然権力による暴政志向派、安部一派)の正体とは?それは、いわば古代的な感情・怨念・怨霊カルト政治、深刻なアイデンティティー・ジレンマ政治(“国民=労働&戦争ロボット視”政策と基本権削除を謀りつつ正統保守を騙るという、まさに犯罪的でワヤクチャなアイデンティティー・ジレンマの国民への押付け!)への逆流!! “靖国顕幽論カルト&偏狭世界観”由来の“怒りの感情”が抑制できず、遂に、強権&暴走権力の行使を宣言する安部晋三式<サイコパス政治>の始まり!】安倍首相会見要旨 「戦後以来の大改革、抵抗あっても邁進」http://urx2.nu/fQHr

・・・Cf.【フランス政府が日本を「危険国」に指定 人種差別デモが原因か?/フランス政府が日本を「危険国」指定にしていたことが分かった。在仏日本人のツイッターで明らかに!背景には人種差別的デモの拡大への警戒意識があると分析。「もしフランス国内で同様のデモがあれば全員逮捕」か?また、「フランス版CNN」のFrance24も排外主義的デモの拡大と安倍政権の関係性を注目している】20141226matome.naver http://urx2.nu/fQHp・・・


・・・


桓武天皇が平安京への遷都を断行した理由として先ず普通に思い浮かぶのは、<度重なる藤原氏や皇族らをめぐる権力闘争が激化し、遂には大戦乱となった「藤原弘嗣の乱(740)」を契機に聖武天皇と光明皇后が仏教による鎮護国家思想に傾いたが、今度は、聖武の娘である考謙上皇の病を治したとされる道鏡ら僧侶と寺院(仏教勢力)が政治権力化して酷く堕落したため、その混迷から脱出するため、奈良仏教界の支配下に入った平城京から離れる意図を桓武が決断した。>ということだ。


しかし、煩瑣になるので委細は省くが、ここで注目すべきは下記の「最も核心と見なすべき、凡そ7〜9世紀の日本史の流れ」には、事実上、当時の天皇家と藤原氏の“精神的宗主国” (?)であった百済と、その敵対国である新羅の影響力が色濃く影を落としている。例えば、「藤原弘嗣の乱(740)」で朝敵となって追い詰められた藤原弘嗣(百済系)が、本来は敵対するはずの半島勢力の新羅へ秘密裡の脱出を謀り失敗したことが知られている。


「大化改新(百済系である中大兄皇子中臣鎌足らが蘇我入鹿(新羅系)を殺した“乙巳の変/645“後の政治改革)」〜「白村江の戦い(663)」〜「壬申の乱(672)」(以上、飛鳥時代)〜「平城京遷都(710)」(以降、奈良時代)〜「藤原弘嗣の乱(橘家による藤原式家への逆襲/740)」〜「“光明=藤原仲麻呂体制”確立(746)」〜「橘諸兄・隠退(橘奈良麻呂の乱、失敗/756)」〜「平安京遷都(桓武天皇/794)」(以降、平安時代)・・・「平安京造営中止(平城天皇/806〜)」・・・「平城上皇、平城旧京へ移る(809)」・・・「薬子の変(810)」

<補足>薬子の変(平城上皇(太上天皇)の変)

・・・平城上皇と嵯峨天皇との対立で嵯峨天皇側が迅速に兵(坂上田村麻呂ら)を動かしたことによって、平城上皇が出家して決着。平城上皇の愛妾の尚侍・藤原薬子(式家/中納言藤原縄主の妻だが、数々の不倫を重ねた魔性の女?w)や、その兄である参議・藤原仲成らが処罰・処刑された。


つまり、これこそが(2−1でも触れたことだが・・・)、おそらく飛鳥時代の中葉に起きたクーデター政治劇、「乙巳の変(百済派による新羅派の粛清?/645)」の後に行われた「大化改新」以降の<これを契機に幼生期日本の比較的寛容な国家意識が急速に変貌し始め、同時に政敵殺戮の繰り返しで恐ろしく残酷な惨劇が展開する怨霊・怨念型政治が本格化>したことの背景である。


因みに、若狭湾ルートで渡来した前渡り(古い渡来人)の新羅系をルーツとする蘇我氏は、元々、現在の京都を含む山城国の開拓で根を張っていた渡来系氏族であるようだ。


一方、藤原氏のルーツである中臣鎌足は百済系渡来人であり、天智の父・舒明天皇が百済宮(現在の奈良県北葛城郡広陵町百済にあった)を皇居としていたこと、母・皇極(斉明)天皇の父も百済系の茅淳王(ちぬのみこ)であると思しきこと、百済・聖明王が仏教・仏像・教典を舒明天皇の祖父・欽明天皇へ本格的に伝えた(538/対高句麗戦・応援要請の代償?)などの経緯から天智天皇(中大兄皇子)も百済系天皇と理解することが妥当と思われる。


また、「壬申の乱」で大海人皇子(後の天武天皇)側を支援したのが新羅系の勢力であったことが推測される。それは、舒明天皇と皇極天皇斉明天皇)の子として生まれ、中大兄皇子(天智天皇)にとっては両親を同じくするれっきとした弟にあたる大海人皇子であるが、大海人皇子の名は、凡(大)海(おおあま)氏の女性が皇子の乳母であったことから付けられ、凡(大)海氏が大海人皇子の養育にあたったとされており、しかもその凡(大)海氏は前渡り新羅系の氏族であるからだ。


このため、奈良時代の天皇は、天皇自身は百済系であるものの、「壬申の乱」以降には覇権を握った新羅系の影響下に天皇家が置かれることとなったため、繋ぎ役という特殊な事情で即位した元明(女帝)・光仁(白壁王/62歳で即位した、桓武の父)の二名以外は、全て(七名)が天武系(新羅系の影響下にある天皇)という、きわめて特異な構図が観察されることになる。加えて、このように複雑な支配構造の中で、先に述べたとおり、この時代の朝廷内「権力闘争」は異常なほどの凄惨さを伴っていた。なお、大海人皇子(後の天武天皇)が天智の弟ではなく、新羅の皇族(金多遂)との説もある。


以上を概観して理解できるのは、矢張り、奈良時代までの日本(平城京までの“百済風日本”)は『日本(平安京以降の“国風文化伝統の日本”)』ではなかった!ということだ。もっと言えば、凡そ堺〜難波〜河内〜奈良にわたる地域は古来から加耶・百済・新羅・高句麗ら前渡り(数世代に及ぶ古い渡来人)と今来(いまき)と呼ばれる新しい渡来人たちの居住地であり、特に飛鳥時代以降は天皇家・藤原氏と繋がりが深い百済人(系)が主流となっていた。


なお、別系統(若狭湾ルート)で半島の先進文化を携えた新羅系渡来人が北陸道〜滋賀(淡海)〜山城(京都)あたりに入り定住し、荒地の開拓に従事しており、その最も大きな勢力が秦氏、蘇我氏などであったと考えられる。つまり、桓武天皇の平安京への遷都以前に山城などの地域は、平安京以降の“国風文化伝統の日本”が成立する以前に既に別ルート渡来人が開拓した先進地であったと見るべきだろう。


特に、北陸道(若狭・越前・越中・越後)の中でも、コシと呼ばれた越後は、これら新羅系勢力の中枢であった可能性が高く、古来、百済系を主流とする倭王権側から特別視されてきた気配がある。現皇室の初代とされる継体天皇(6世紀初頭)のルーツがこの“北陸道”系(新羅系)であることから、新羅系⇒百済系の血統の流れに矛盾が生ずるが、日本書紀(百済本記/現存しない歴史書・百済三書の一つ)の記述にある“継体死後の「倭の大内乱 」(新羅系Vs百済系両派による?)”の委細は未解明で謎のままとなっている。


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特に、秦氏の平安京遷都への貢献は大きく、嵯峨野・太秦辺りを開拓した秦河勝の大きな功績は瞠目すべきであり、雑駁に言えば、京都の基盤は新羅系・秦氏らが準備したことになる(このため、京都には“秦氏or新羅(新羅(蘇我氏)系の聖徳太子は百済・新羅和解の象徴か?)”縁の寺社が多い/Ex.松尾大社・法輪寺・広隆寺・伏見稲荷など、因みに八坂神社は高句麗系?)。更に、桓武天皇の御所用に秦河勝(6世紀後半〜7世紀半ばに大和朝廷で活動した人物)が私邸を提供しており、また、その功績の中から後の国風文化の豊かな土壌(雅楽を世襲する楽家・東儀家、あるいは能楽の観阿弥・世阿弥のルーツは秦氏)が生まれている(参照、添付画像(左)は秦 河勝(ウイキより)/これらについて更に詳しくは、下記◆を参照乞う)。


◆2012-02-12toxandoriaの日記/ヒョットコについての論考/日本史の深層に潜む俘囚差別(白河以北一山百文)の秘密(原発一極経済型「自滅志向国家・日本」の深層・・・)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120212


◆2013-01-17 toxandoriaの日記/アベノミクス&国策原発の玄宮で蜷局(とぐろ)を巻く「神道政治連盟」なる自民党御用達「極右ウロボロス神」の現象学的考察、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130117


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それはともかくとして、このような訳で桓武天皇の母親(高野新笠(たかののにいがさ/桓武天皇の生母で百済から大和朝廷へと送られた人質であった武寧王の10世孫とされ、出身一族は6代前に帰化し和氏の姓を下賜された。)、韓流の愛人?wコト百済永継(くだらのようぎょう/藤原内麻呂の妻であったが色香漂う女官となり桓武の御手付きを得た)の存在に加え、桓武朝廷内には更に7人の百済系愛人がいた、と言う具合で、桓武の周囲は殆どが百済人、百済系、百済語(倭語に近かった?)だらけということになる。


しかし、これは何も不思議なことではない。それは、まさに桓武のころまでの平城京(奈良)そのものが“百済風(系)日本”であり、現代の我々が認識する平安京以降(より厳密に言えば平安中期以降)の“国風文化伝統の日本”ではなかったからである。そして、それは、結局、百済人の世界と百済文化にドップリ浸かった桓武であるからこそ、かえって『脱“百済風(系)日本”(アイデンティー・ジレンマ)意識』を強める(当時の常識であった倭国が百済の分国であるという現実を否定したいという意識が強まる)ことになったと思われるからだ。


<注記3>前にも書いたことだが、もし「大海人皇子(後の天武天皇)が天智の弟ではなく、新羅の皇族(金多遂)との説」が正しければ、天武(新羅系)と持統(百済系)の孫に当たる文武天皇(草壁皇子の子)以降の血統である桓武天皇は、百済系・新羅系のハイブリッドということになる。


<注記4>日本書紀によると“乙巳の変(645)”の後、皇極天皇から史上初めての譲位を受け、軽皇子が孝徳天皇として難波の宮で即位して史上初めて元号を立て大化元年となったが、大化元年から翌年にかけ孝徳天皇が各分野で行った制度改革が、後世に“大化改新”と呼ばれるようになった。が、孝徳天皇は仏法を尊び、神道を軽んじたとされる。また、薬師寺が象徴する白鳳文化が、飛鳥文化の後半、つまり“乙巳の変(645)”〜平城京遷都(710))までの藤原京時代を中心に開花しているが、これは、初唐・朝鮮半島などの影響を受けた仏教中心の文化で、法隆寺が代表する飛鳥文化(前期)〜東大寺・唐招提寺が代表す天平文化の中間に位置しており、この間、難波の宮→近江大津宮(667)→藤原京(694)と遷都している。/なお、最新の研究成果によれば、天皇家の精神基盤の主柱として神道を重視することになる“国家文化・宗教政策の大転換”であった「伊勢神宮」の創建開始は“壬申の乱(672)”前後の670〜698頃と推定され、その完成期は天武・持統朝期(673〜697+α頃)とされている。


2−2 (仮説)「桓武の脱“百済風日本”の意思を継ぐ嵯峨天皇の慧眼」こそが真性独立国家・日本(正統保守の心髄/オリジナル国風文化)創造の端緒であった!


(平安京遷都は桓武の思惑どおりスムーズに運んだわけではなかった)


しかし、平安京遷都は桓武の思惑どおりスムーズに運んだわけではなかった。それは、桓武自身が、心情的には百済人(or百済系と新羅系のハイブリッド)であるという意識と共に、天皇として六国史の第一にあたる『日本書紀』史観に忠実であるべきだとする一種の「文化国家的アイデンティティー意識の高まり、つまり百済系(or百済系へ傾斜したハイブリッド)のままか?or倭国文化の創造か?」という相矛盾する価値観の挟撃で苦しんでいたこともあり、その桓武のジレンマが安殿親王(平城天皇、後に平城上皇/桓武の第1皇子)と神野親王(嵯峨天皇/桓武の第二皇子)の二人の上に、関係者の悉くが得体の知れぬ怨念に取り憑かれ「感情のコントロール」を失ったが故の、過酷で残酷な「骨肉の暗闘」というドス黒い不吉な影を落とすことになったからだ。


皇太子時代より、自らの妃(天皇時代は皇后)の母である妖艶な藤原薬子を寵愛して醜聞を招き、父(桓武)から薬子の追放を命じられていた平城天皇は、上のような背景から、桓武の病死後に自らが天皇に即位するや父・桓武天皇の政策の見直しに着手した。そして、事実上の百済の分国である平城京(百済風(系)奈良文化)への回帰政策に取り組み始め、やがてそれが・・・「平安京造営中止(平城天皇/806〜)」・・・「平城上皇、平城旧京へ移る(809)」・・・「薬子の変(810)」という悲劇の方向へ繋がったと見ることができる。しかし、それだけではなく、おそらく父・桓武天皇の“心情は百済人である”という意識・無意識の深刻なアイデンティティー・ジレンマが、平城天皇の心に特に大きな深い傷を負わせていた可能性が高い。


ともかくも、「薬子の変(810)、」を口実にされ、結果的に、平城天皇は上皇となり平城京に押し込められることとなり、政権を奪い取った嵯峨天皇が、桓武の「半島の影響から離脱するための対外的軍事力強化ではなく、独創的文化国家を確立する方向を目指す強い意欲」の部分を受け継いで、本格的な「文化独立国家・日本」の基盤づくりに乗り出すことになった。これが、その後の本格的な『国風文化の時代(竹取物語、伊勢物語、古今和歌集土佐日記、枕草子、源氏物語、平等院阿弥陀堂、新仏教・大和絵の成立、鎌倉・室町文化(観阿弥・世阿弥の風姿花伝(能楽)、茶道、華道etc)成立への土壌創造など)/10世紀初頭〜』以降の国風文化確立へのプロセスを進む契機(漢文訓読の成立、カナ・ひらがなの発明など)となった。


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その後、嵯峨天皇(後に上皇)の大家父長的支配のもとで30年近く政治は安定し、皇位継承に関する紛争は起こらなかった。が、その間に藤原北家の藤原良房(人臣として初めて摂政の座に就いた人物で、北家全盛の礎を築いた)が嵯峨上皇と皇太后橘嘉智子(檀林皇太后)の信任を得て急速に台頭し始めており、摂関政治の全盛と本格的に「国風文化の開花(文化国家的意識の確立)」を予感させる時代へ入った(以上の関連で、“薬子の変”を中心モチーフとしつつ桓武・平城・嵯峨の時代の空気を巧みに描写した永井路子『王朝序曲』―角川書店―は必読書!)。


(嵯峨期にほぼ確立し、爾後、約1千年以上におよび日本の教育・文化のベースとなった『漢文訓読』は、“未生(みしょう)文化国家意識の嚆矢”(国民一人ひとりの生の具体性への眼差しの賜物)となった画期的な出来事である)


・・・イギリス社会学者ニコラス・ローズ(元々は生物学が専門)が説くように「ゲノムの実像が『生物学的多層性と様々な社会的交流可能性』を否定してはいない」(委細、後述)という意味で、社会科学と生命科学の二つの知が深く共振・共鳴する可能性すら視野に入りつつある現代だからこそ、日本は直情的にアナクロな軍国主義ナショナリズム国家を目指すべきではなく、自らの国の古代史にその意味での先験事例が確認される『未生(みしょう)文化主義国家』としての、言い換えれば『真の教育効果とは何かを熟考するとともに社会的交流可能性の水準を高めつつ国民一人ひとりの生命と生活の底上げを期して正統保守的で漸進的な高度文化国家を目指す方向へ傾斜すること』が全ての基本であることは、このような「日本」草創期の歴史を顧みても分かることだ!政治・経済の発展と成長は、このような意味での生物学的多層性と社会的交流可能性の、つまり国家の持続的な文化的水準の高まりを土壌としてこそ必然的に生成すると考えるべきなのだ!・・・


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<注記5>未生(みしょう)とは?


・・・仏語での未生は自我のない絶対無差別の境地を意味するが、具体的には永遠に生命の連鎖を繋ぐもの、例えば絶えず成長の可能性を秘める植物のタネから芽生えへのプロセスを考えると分かり易い。このことを我われの日常生活に影響する観点から突き詰めれば、トマ・ピケティが「21世紀の資本論」で指摘した「分配論と信用」の問題にも重なる。更に、言い換えればそれは「元本保証された多様性の創出=持続的な生の具体性への眼差し」(発生生物学者・古澤満氏、後述)とも共鳴する。


・・・人間以外の生物に“感情”があるかどうかは知る由もないが、また、仮にあるとしても、それを感情と呼ぶべきかも不分明ではあるが、人間社会でも、生物一般でも、突き詰めれば“永遠に生命の連鎖をつなぐあり方(つまり、論理を越えた内外のメタ環境的次元で作用する何か、しかもそれは、恰も安部政治の如くカルト風に舞い上がるべきものではない何かである!)”が、生理的で合理的な生命生成力のカギとなっているのではないか?という点がアカデミズムの領域を越えて注目されつつある。


・・・更に、そのことを特に政治学・生命科学の分野で強く意識すべきではないか?という新たな着想が芽生えている。例えば、政治学の分野では、目下注目を浴びている『感情の政治学』(講談社選書メチエ)の著者・吉田 徹氏(北海道大学準教授/公共政策学)は「ノミナリズム(唯名論)としての“信用”と繰り返される行動としての“信頼”」の決定的な差異を理解すべきだということを指摘している。因みに、“この道しかない、アベノミクス!”を叫びつつ突っ走るバカリの安倍晋三一派は、このような点を全く理解していない!w


・・・イギリスの社会学者ニコラス・ローズが、為政者たちの(まるで安部自民党政権の如き!)“生の具体性(つまり、“未生の作用”ということ←補足、toxandoria)への眼差し”の決定的欠落は、ゲノムの実像が「生物学的多層性と様々な社会的交流可能性」を否定してはいないという生命科学的なリアリズムへの致命的な無理解がもたらすことだと主張していること(出典:ニコラス・ローズ著、桧垣立哉監訳『生そのものの政治学/二十一世紀の生物医学、権力、主体性』―法政大学出版局―)、あるいは発生生物学者・古澤 満氏が説く、生命個体の発生生物学的な意味での環境適応メカニズムである「不均衡進化論」の仮説(古澤 満著『不均衡進化論(Disparity Evolution)』―筑摩書房―)を連想させて、非常に興味深いものがある。


・・・なお、古澤満氏は『不均衡進化』仮説(多細胞生物における幹細胞(複数系統の細胞に分化できる能力(多分化能)と、細胞分裂を経ても多分化能を維持できる能力(自己複製能)を併せ持つ細胞の特異な、つまり絶えず繰り返される“未生”を永遠に?持続させ得る働き)のことを「元本保証された多様性の創出」とも称していることに注目すべきだ(塩基シークエンス(配列)が100%同一の意ではなく相対的に変異が少ないという意味!外形(ノミナリズム)的に100%同一保証に拘るのがアベノミクスなるカルト?だが、それは必ずウソばかり!の結果になるので、次々と永遠にウソを吐くことになるw しかも、仮にシークエンスが100%同一であることが可能だとしても、元本の現価価値がメタ環境価値の変容に連れて変わらざるを得ないのは当然のこと!)。つまり、それこそが安部晋三一派が被れた、名ばかり保守の「偽装極右」とは全く異なる「正統保守」なるものの心髄ではないのか?


(今も続く中国伝統の中華思想に対抗し得るアンチテーゼの発見こそが急務)


・・・安部政権が拘る『アナクロ軍事国家主義』への有効なアンチテーゼは『高度文化国家意識』の高揚ということ・・・そして、そのヒントは、特に古代から現代へおよぶ悠久の文化交流史(当然、江戸期の庶民層における明朝中国を舞台にした作品である国姓爺合戦ブーム、あるいは南総里見八犬伝ブーム(これは宝井馬琴の漢学教養と中国白話小説(中国の大衆文学)への造詣が生み出した傑作!)などサブカルチャーも含む)の中にあった・・・


<参考>日本型「華夷秩序」(日本版“中華思想”)の誕生は清王朝の誕生から始まった

・・・それ以前の各政治権力体制(鎌倉・室町幕府など)と同じく徳川幕府は、成立当初、先進文明国(漢民族国家)である中国に対し一定の尊敬の念を持っていたが、1636年の清王朝(満州族の征服王朝)の誕生が、その思想に外形的変化を迫った。つまり、満州族王朝の成立で中国漢文明は衰退したと見なされ、相対的に「神道」こそ日本固有の宗教・思想である」という優越意識が、日本こそ「中華」だという意識へ変化した訳だ。これが日本型「華夷秩序」であり、それ以降は新たな政治観念(尊皇攘夷(ルーツは中国語!w)、極右皇国史観など)が形成されるようになった。


・・・


ところで、そもそも神祇とは倭人古来の神々のことだが、「神道」の文献上の初出は『日本書紀』用明天皇元年条(586)であり、神社(社殿)の建立は七世紀中頃から始まったと考えられている。しかし、倭人の神に対するアニミズム信仰は遥かな縄文の昔から存在しており、そこへ渡来(中国・朝鮮半島)系の道教・北辰(北斗七星)・土俗信仰などの要素(鳥居のルーツ等)が融合して神社の原型が成立したと考えられるが、北辰信仰の痕跡は明日香村のキトラ古墳(天文図)などに見られる。


そして、この日本の神祇信仰と仏教信仰が混淆し一つの信仰体系として再構成(習合)された宗教現象が神仏習合であり、その最も早い具体例は「宇佐神宮(大分県宇佐市)が朝鮮半島の土俗的仏教の影響下で6世紀末に神宮寺(神仏習合思想に基づき神社に附属して建てられた仏教寺院や仏堂)を建立した」こととされる。


また、神仏習合に先立つ本地垂迹説は「日本の神々の本地(正体)がインドの仏たちである」とする考え方だが、後に、神道側が反発してインドの仏たちの正体こそが日本の神だとする反本地垂迹説wを主張したため、やむなく「神仏一体説(神仏習合)」になったという経緯があるようだ。そして、ここから派生したのが「梵和同一説」である。


このように、「梵和同一説」とは荒唐無稽というべきかも知れぬが?w、ともかくも古代インドの言語や仏たちの権威を借りて、倭国(日本)のコトバや神々の存在を正統化し、日本(凡そ奈良時代〜平安初期ころの倭国)の地位を高めようと意図したこと、つまり一種の「中華思想に対抗する文化ナショナリズム的な意識の芽生え」でもあったと考えられる。


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そして、このような古代インド(仏教)の権威を借りて中華思想に対抗しようとする、いわば高度文化ナショナリズム意識の高まりから成立したのが我々に馴染み深い「漢文訓読」の方法(漢文(中国語)を日本語で読む工夫)である。因みに、朝鮮半島でも、李斯朝鮮王朝の王・世宗が庶民教育の必要性から表音文字ハングル(訓民正読)を制定した時(1446)より前の時代には、語順符と漢字の略体(日本のカナに相当)などを使った訓読(朝鮮では釈読という)が行われており、同時に、日本の万葉仮名と同じく漢字の表音的利用も行われていた(出典:金 文京著『漢文と東アジア』―岩波新書―)。


なお、日本のカタカナの起源は9世紀初めの奈良の学僧らの間で漢文を和読するために訓点として借字(万葉仮名)の一部の字画を省略して付記したことに始まると考えられている。また、日本の「漢文訓読」と朝鮮半島の「釈読」との間には何らかの関係性が窺われるが、その詳細は未発見・未検証となっている。


余談になるが、15世紀中葉に庶民教育の必要性から世宗(せいそう、セジョン/李氏朝鮮の第4代国王)が表音文字ハングル(訓民正読)を制定して以降の朝鮮半島では、両班・官僚・学者・豪商らを中心とする上流階層が漢字文化をほぼ独占することとなり、半島内で一種の文化格差状態が生まれた。つまり、朝鮮半島は、世宗の意に反して本質的な意味での「漢字文化(釈読(訓読)の漢字文化)」を15世紀に捨てたことになる。そして、このことが、残念ながら世宗のそもそもの意図(未生のための胎盤(国語文化)を育て、国力を向上させようとしたこと)を裏切る形で爾後の朝鮮社会にある種の後進性(近・現代的意味での)の残滓(影)を残す主な原因になったと考えられる。


また、燕山君(位1494-1506/第10代李斯国王で朝鮮王朝史上前例のない暴君(暗君)とされる)らによる弾圧(使用禁止)の経緯もあったが庶民層らの使用が続き、公文書でハングルが使用されるようになったのは1895年以降(明治28年/日清戦争が終戦の頃〜)である。


他方、13世紀に半島へ伝わった朱子学は、朝鮮王朝の国家統治理念として重用され、それまでの高麗の国教であった仏教を排し(政治力を持った仏教を弾圧→縮小し/この辺りの状況は、百済の強い影響下で政治権力と化した奈良仏教から脱出した桓武の平安遷都のそれと似ている!が、日本では奈良仏教弾圧ではなく、より一層神仏習合の度合いが深まる方向へ進んだが・・・)、朱子学(12世紀中国(宋)の朱子(朱熹)が始祖/理念的により純化した儒学の一流派)を唯一の学問(官学)としたため、半島の朱子学は非常に高度化して近・現代の朝鮮文化の主柱となってきた。


このように統治技術の基盤として高度に洗練された半島の朱子学は李退渓(又は李滉とも/16世紀中期の儒学者)⇒ 林羅山、山崎闇斎or吉田松陰らのルートで、特に江戸期の日本へ大きな影響を与え、それは江戸幕府の御用学問(官学)の中枢となった。また、日本極右の一つの源流となった尊皇攘夷論の元祖(水戸藩・水戸光圀の大日本史など)へも影響を与えており、果ては、意外にも最も日本的でピュアな精神の現れとされる武士道(山鹿素行らによる国風文化と朝鮮朱子学の高度な臨界的融合の努力?)へも大きな影響を及ぼしてきたことは真に興味深い文化と歴史の共振・共鳴現象である。


以上のような経緯を概観して理解できることがある。それは、非常に雑駁な見方となるかも知れぬが、現在の朝鮮半島の人々は、自らが失ってしまった(政治・歴史的経緯で捨て去ってしまった)遥かな過去の世界の遺産として大いに誇るべき古い歴史と高度な文化の残照(特に、凡そ李氏朝鮮が開始する14世紀以前の、具体的に言えば高麗・百済・新羅・高句麗およびそれ以前の歴史と文化のリアルな痕跡)を日本列島のおよそ関西〜九州に及ぶ辺り(特に奈良・河内・難波・京都・滋賀・若狭etc)に発見できるのではないか?ということだ。


また、これと似たような“感情(感慨?)”は、古代交流史へ目を向ければ中国の人々も持てるはずだ。他方、その十分な評価はこれからであるとしても、近世の日本が朝鮮・中国から日本の近代化に役立つ大きな知的刺激を受けてきたことも間違いがない(そのような事実については、多くの日本国民が未だ中々認め難いのかも知れぬが・・・)。


ところで、今の日本では、アベノミクス(日本ブラック化戦略?苦w)と併行してこのような古代以来の日本文化の非常に優れた思想的伝統(正統保守の心髄)を無視した(その意味で歴史を徹底的に無視した)実に愚かな「名ばかり教育改革(実は文化基盤破壊政策)=戦前回帰(教育勅語志向)型の教育改革=高度化ならぬ“日本文化低次元化”戦略?/↓*1」が、名ばかり<道徳教育改革>の大義名分の下で行われつつある。しかも、それが如何に誤った選択(邪悪な、あるいは愚かな歴史・文化理解に基づく)であるかは、例えば下記のような動向(事例)(↓*2)が傍証している。まことに残念であると同時に、これこそ根本的な大問題であり、かつ決定的な「日本安全保障」の危機である。


*1【万世一系皇国史観復活の意思(下村文科相)と太平洋戦争肯定論(西部氏)が滲み出ているので、コレは“反面教師的”意味で良い内容だった?w】プライムニュース『道徳教育と国家の尊厳 戦後価値観と歴史認識』2014年12月19日 下村博文 文部科学大臣 評論家 西部邁 番組HP  http://www.bsfuji.tv/primenews/ http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-tanosiiburogu/archives/51956975.html


*2 安倍首相が嫌韓反中、「在特会」を持ち上げるヘイト出版社の本を大量購入していた。安倍首相の政治団体「晋和会」の2011年度政治資金収支報告書によると、その予算枠ベースで約50%が「在特会」系の過激ヘイト本!2015.01.05.LITERA(本と雑誌の知を再発見)、http://lite-ra.com/2015/01/post-764.html

・・・Cf.『奈良県吉野郡吉野町にある世界遺産・吉水神社宮司による自費出版本に安倍首相が推薦文/宮司は自身のブログ上で異なる民族や宗教を否定し、憎悪を煽るようなヘイトスピーチを繰り返し展開。さらに宮司の設立した「けんむの会」なる団体の行事を在特会が告知するなど、これらの現象が問題視されている。なお、宮司のブログには、安倍首相が大好きであるとした上で、その崇拝(安倍首相は現人神?←補足、toxandoria)を語った「恋文」のようなポエムの記事もある。(以上、naverまとめ、より部分転載)』naverまとめ 真に不気味だ!! http://matome.naver.jp/odai/2141319217650540901


エピローグ)“生の具体性(未生)への眼差し”を欠く、そして信用と信頼の区別が理解できないw「安部“カルト寄生体”政権」がファシズムへ流し目を送るワヤクチャ?


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■一見、添付画像(http://urx2.nu/fKdB より転載/グラフ中のCPIは 消費者物価指数)では、両者が相関するかに見えるが、ゼロ金利制約下でマネタリーベースマネーストックマネーサプライ/信用創造の指標となる流通マネーの規模)が連動しないこと、両者の相関性が非常に低く殆ど有意性のないことが知られている。

 ⇔ 日銀の資金供給量(マネタリーベース) 275兆円超に/日銀は、デフレ脱却に向けて来年度を中心とした時期に2%の物価上昇の目標を実現するために、ことし10月に追加の金融緩和を決定し、今後も年間80兆円のペースでマネタリーベースを増やすことにしています。12141231NHKニュース、http://urx2.nu/fQHl

<補足/只野親父、所見>

・・・ハッキリしているのは、1991〜1993のバブル崩壊後に一貫して「銀行融資額(信用創造のバロメーター)」が縮小し続けており、日本経済が全く異次元の経済・財政的な宿痾を抱えていることが推測される。矢張り、それより問題なのは、<20141214総選挙で国民から白紙委任状を取り付けた/実態は、約50%が棄権した25%政権!w>と勘違いした安部晋三首相が、アベノミクスなる<超格差拡大型>の異様な暴走政策が止まらなくなり、<日銀・黒田バズーカのマネー大量印刷輪転機を急速回転>させて、<更に、一層激しく日本の国家財政と経済・市民社会を破壊しつつある/Cf.↓*>ことだ!

・・・法人擬制説で割り切り、法人税減税を主張する慶應義塾大学 経済学部教授・土居 丈朗氏の立場(http://urx2.nu/fURz )には与しないが(法人実在説の立場もあるので100%法人擬制説と、この“ねずみ講財政”化論は土居氏自身の立場の自己矛盾を曝している!)、<今や日本財政は“ねずみ講財政”化だ!論>には共鳴した。因みに、ドイツ憲法には「基本権(実在論的な意味での)は、基本権の本質に従う意味で、その内国法人に適用可能な限りにおいて、内国の法人にも妥当する」との規定(*)がある。⇒ *Art. 19 Abs. 3/Grundgesetz für die Bundesrepublik Deutschland  http://urx2.nu/fQHg


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■ファシズム政治の見逃すべきでない重要な特徴・・・ファシズム(結束主義、排外主義、全体主義/伊 fascismo 英 fascism)とは、イタリアベニート・ムッソリーニが率いる国家ファシスト党が提唱した、ナチス・ドイツ、あるいは太平洋戦争時の日本軍国主義らにも重なる特異な思想・政治運動のこと。因みに、ここで、通例は見逃されがちな側面を見ておくと、それは<政治意識や識字率・教育などに関わる民度やメディア環境などが或る程度高度で、かつ社会生活レベルでの人々の結び付きや連帯意識が良好であるからファシズムは発生しない>ということにはならないという、恐るべき現実があることだ。無論、低劣な民度や政治意識的な意味での文盲率の低さが、その大拡散の土壌を提供することは論を待たない。言い換えれば、独善化・強欲化しつつ濃密化した「社会生活レベルでの人々の結び付きや“内向き”の連帯意識、仲間意識、事大主義親方日の丸)意識」がファシズムの火種を提供するということだ。その典型事例はファシズムの発祥地であった北イタリアの社会(例えば、バラマキ政策など現実的な社会関係資本のあり方)に観察されるが、“原子村などの既得権益に深く毒された現代日本の大労組・連合や、アベ様の広報機関化した現代日本の記者クラブメディアなどの異様なあり方は、このような意味でファシズムの火種を提供しつつあると見るべきだろう”。( ← “〜〜〜”の部分は只野親父の補足/出典:吉田 徹・著『感情の政治学』―講談社選書メチエ―) Cf. ⇒ http://urx2.nu/fQHf


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■【アベノミクスの失敗が鮮明に!】・・・2014年のGDPはマイナス成長になる見通しです。リーマン・ショック後の09年度以来5年ぶり。円安倒産は345件、対前年比で2.7倍に。それでもこの道しかない?金子勝 @masaru_kaneko via Twit2015.01.08只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/584520.html 

http://mainichi.jp/select/news/20150108k0000m020030000c.html

2014-11-05 金目放射性「カルト寄生体X」、安倍政権のメディア・プロパ国民洗脳

toxandoria2014-11-05

金目放射性「カルト寄生体X」、安倍政権のメディア・プロパ国民洗脳『社会的集団オルガズム』で陶酔する国民はその除染のため正当歴史観と正統保守意識の共有が急務(希望のトポス編)


<注記>『カルト寄生体X』の定義は「3−1−1」を参照乞う。非カルト汚染で“冷静な少数派批判派”は20%程度に止まる?一方、その『カルト寄生体X』震源の異次元オルガズムで恍惚の国民≒約55~60%程度か? ∵[自民固定支持層25%+ウロキョロ層(×ca.1/2)30%]の“支持”と推測可?w ⇒ 1103JNN最新世調/安倍“支持”55.7%で堅調!w http://urx.nu/dJ0K


秋の風景2014、アラカルト・・・12月のブログは多忙でお休みなので、これが年内最後の記事です。又、来年お会いしましょう゚+.(・∀・).+゚.。少々早すぎ鴨ですがw よいお年を


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【動画/Au lieu de l'année 2014 de souvenirs】


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Lara Fabian- Adagio (italian vers)(live)

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Nolwenn Leroy - Juste Pour Me Souvenir

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LUCIO DALLA - CARUSO - LIVE IN VERONA

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(2010) Lucio DALLA e Francesco DE GREGORI: Lavori in corso (Dal VIVO in concerto a Verona) 

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日本古代文化の残照にまで “愛国Vs売国”の声が影を落とす(参照↓*1、2)。が、だからこそ視野を転換し世界に誇る日本の伝統文化と正しい宗教・歴史観を重んずる「正統保守」を理解するため“広義のサブカル”(比較少数批判派が支えるヒューマンでアートな文化活動)を見直すべきではないか?

・・・日本国民は現代市民社会における文化・宗教・政治の関係性(フランス革命が意図した政教分離の意義)を根本から学び直すべきだ。元々「フランス革命」には<厳格な政教分離による資本主義(“超格差固定”社会/アンシャン・レジーム)改革の意図>があった。しかし、明治期以降の日本人はそれが一種の極左革命だと誤解させられてきた。安倍政権が今やっているのはその「“政=教”分離」と真逆の「“政=教”一致」の取戻し、というよりも「カルト寄生体X化(“政=カルト”一致)」、「超異次元金融緩和」、「原発推進」なる三本の暴走型「如意棒」で資本主義を改革するという“クレイジー”政治である!w


*1 日本人はどのくらい日本的か?(NPJ通信・連載記事、宗教学者武蔵野大学教授:村石恵照氏)、http://www.news-pj.net/news/9870


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*2  約10年来の「社会の偽装極右化」に伴うトレンドだが、数多くある渡来系寺社(八坂神社(高句麗)、飛鳥寺(百済)、元興寺(同)、広隆寺(新羅)、法輪寺(同)など)の由緒から“渡来系”との記載が消える現象が観察される。おそらく一部の寺社が落書・破損攻撃などの被害を蒙るという“異常な空気(歴史修正主義の圧力?)”の先読みによる自主規制であろう。が、これは「明治期に行われた“廃仏毀釈”(国家神道を牛耳る平田学派(靖国顕幽論)主導の国策)、タリバンバーミヤン大仏破壊、又はイスラム国シャリーア原理主義」などに通じる文化・宗教的蛮行(カルト狂信故の)である。そして、安倍政権がこれと同じ異常カルト精神を宿すことは明らかなので、これはそのハリボテの政治・経済財政政策の愚行にも増して真に許し難い“変質者”の行為(靖国顕幽論を批判した和辻哲郎の用語)である。


【参考画像1】パルミジャニーノ『長い首の聖母』1535-40

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・・・Parmigianino「Madonna with Long Neck」1535-40  Oil on wood 216 cm × 132 cm Location Uffizi, Florence


<注記>マニエリスムグロテスク

・・・パルミジャニーノ、エルグレコらが代表するマニエリスム(Manierismus/ルネサンス後期イタリア美術を中心に現れた絵画表現/現代のマニアックなどに通じる)は、カトリック側からの反宗教改革の気分と結びつき助長された一種の“変質者”的表現とも見える過剰な緊張・不安・熱情など、我われ人間が狂信へ暴走し遥かな天上界へ高く舞い上がるとき現れる、いわば内面に潜む<猟奇的エレメント>を描いており、カルト寄生体勝岼打榮盂奸廚撒き散らす社会的集団オルガズム(通称“日本社会の右傾化”と呼ばれる集団陶酔現象/関連参照  ⇒ http://urx.nu/driS )の異様な空気も、この猟奇的カルト精神の現れと思われる。



【参考画像2】日本は『政=教(カルト)』一致の国だった?!/安倍内閣(自民党)“カルト汚染”の一覧(これは、その恐るべき実態の一例に過ぎない!/20141027日刊ゲンダイより)・・・(補足)ワールド・メイトは神道系カルト。まあ、靖国顕幽論も似たようなもの!w なお、リストにある曹洞宗・日蓮宗・天台宗はカルトでないはずだが自民党が信仰すると金目の後光が射して、カルト汚染orカルト伝染病化するのか?w

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【参考画像3】今や「原発」批判も、安倍“複合カルト(カルト寄生体勝法廟権と神社本庁靖国神社らの「ウラニウム・放射能アニミズム論」指令で再びマスメディアから排除されつつある!

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・・・【マスメディアの堕落はここに極まる!今回で3度目、加盟新聞社の総発行部数は約3千万、「安倍政権」暴走の監視より業界利益優先!NHKと歩調を合わせ安倍様ご用達の提灯記事量産!】⇒安倍首相が「共同通信加盟社編集局長会議」に参加、進むマスコミと政府の癒着、背景に新聞「消費税」の軽減税率適用問題1027media-kokusho

・・・@tim1134「一国の長が、全国新聞社・共同開催の編集会に参加した例を私は知らない。軍事政権の国でもあり得ない!」via Twi20141028只のオッサンがリツイート

http://urx.nu/drYT

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・・・【安倍“カルト寄生”政権(巨額官房機密費)の奴隷と化した主要記者クラブメディア=政治醜聞を新聞・TVが報じないのは権力との癒着のため!!】⇒「政治とカネ」の最大の恥部は政治権力と大メディアの癒着構造。内閣記者会加盟の新聞・TV各社の官邸キャップが一堂に会した安倍首相を囲む「オフ懇」だ。安倍首相は意気揚々と政権の成果を演説、記者たちは豪勢な夕食に舌鼓を打ち拝聴。言いたい放題でひとり悦に入る安倍氏の言葉に厳しい質問を切り返すこともなく、うなずくだけの各社キャップの姿は喜劇でしかない。2014.11.02Newsポスト7http://urx.nu/dIOM


プロローグ)映画『蜩ノ記』に寄せて


【動画】映画 「蜩ノ記」 特報/ 役所広司岡田准一堀北真希原田美枝子(予告編)

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■【映画『蜩ノ記』に寄せて/歴史解釈(ドキュメント(真実)と正義でバランスをとる真理判断)の意味を直視する勇気を自律的に学ぶ教育の大切さ、それこそが「正統保守」(国民主権ナショナリズム)に覚醒すること】

・・・作家・葉室麟の“直木賞”受賞作「秋蜩」の映画化『蜩ノ記』(ひぐらしのき)を観賞した。予想どおりの秀作で、葉室麟が意図する「日本の伝統的精神の基層にある柔軟な“未来への可能性”」を美しく映像化することに成功。具体的に言えば、それは現下の「靖国神社(顕幽論)」問題が示唆する、現代日本における“保守思想の混迷”(マニエリスム・グロテスク化)に対するアンチテーゼだ。http://urx.nu/dn4M 


主役・戸田秋谷を演じる役所広司の円熟した演技は素晴らしい。自らはその監視役であるはずが、秋谷の人間性とその生き様から悟る「歴史解釈の意味」に触れ、やがて監視対象である秋谷を人生の師と仰ぐようになる檀野庄三郎を演ずる岡田准一の演技も見事だ。映画の粗筋はサスペンス風の興趣を壊すので省略(当映画関連の情報は下☆を参照)。 ☆映画『蜩の記』の公式HPはコチラ ⇒ http://higurashinoki.jp/ 

 

・・・この映画の小泉堯史・監督は黒沢明の助監督を27年間務めた。『博士の愛した数式』『雨あがる』『阿弥陀堂だより』などで知られる黒沢映画の後継者であるが、近年は、その黒沢美学をさえ超えたとされる。映画の舞台は豊後国(大分)の想定だが実際には遠野市(岩手)を拠点として岩手県奥州市(正法寺)、宮城県松島町(円通院)、福島県喜多方市(新宮熊野神社)、福島県会津若松市(日新館/会津藩校)など、もっぱら岩手県と南東北(宮城、福島両県)でロケが行われた。


1 「靖国カルト」の病巣は平田国学『顕幽論』なる政治理念の病理/その特異症候は、安倍総理大臣(カルト寄生体X)が撒き散らし全国民に憑依した『社会的集団オルガズム』恍惚のエクスタシー


・・・当「章1」、および「章2」を書くにあたり、主に下の資料▼1~2を参照した・・・


▼1 村上重良著『慰霊と招魂』岩波新書

▼2 吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社


・・・

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和辻哲郎(1889 – 1960/『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる日本を代表する思想家)によって“変質者のイデオローグ”であると指摘された靖国神社の偽ミソロジー(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社)は、現代日本における「凡ゆる超然カルト権力の中枢的病巣」であると見るべきだ。それは、その顕幽論なる神話論理が「顕界(一般国民)に人権はなく霊界(靖国英霊界)にのみ人権があり、かつ一般国民は労働&戦争ロボットである」と見なしており、戦前・戦中においてはその顕幽論を主導する平田派が、靖国神社と神道ヒエラルキーを牛耳っていたからだ。


また、それはかつて国家神道の中枢を掌握した平田(篤胤)派神道の“変質者的な思想”の一部分を拡張的に踏襲した“「現人神」論”が根幹となっているからだ。現人神(あらひとがみ)は、記紀神話の登場人物および英霊招魂(降霊)儀式で靖国神社の霊璽(れいじ/神や霊が宿る“よりしろ”)に憑依した神霊(普通の人霊とは異なり、神格化英霊の霊が神霊)となる資格を有する“愛国”的人物(世界で唯一の澄める“うぶすな”でできた“美しい国”(国土)を命がけで愛する真の英雄・軍神たる純粋の日本人)ということなので、それは皇国史観に基づく天皇だけのことではない。


<注記>平田篤胤(および本居宣長)による「現人神」のパラドクス

・・・本居宣長(1730−1801)も、それに私淑したとされる平田篤胤もローマカトリックの知識を得ていた確度が高いので、この両人が完成させた「現人神」論(ここでは天皇を指す)がローマ教皇(神の代理人)の援用である可能性は高い。因みに、これは括目すべきことだが、宣長とほぼ同時代の伊勢神道・神職である出口延佳は宣長と全く正反対で、神の前での平等な恩寵というキリスト教思想の側面から大きな影響を受けており、なんと『“天皇=人民”平等論』を説いていた(出典:小山悳子(神道学者、比較宗教学者)著『日本人の求めた元神(カミ)』‐日本図書センター‐)。

・・・また、天皇「現人神」論はローマカトリックの「神の存在証明」(完全なる神のための『三種類の論理証明』/18世紀に、これら全ては論理パラドクスとしてカントによって退けられた)の援用である可能性が高い。従って、この「現人神」論が戦争も厭わぬ人間(特に実効支配権力層)の傲慢さという道徳的欠陥(カントの指摘に相当する)を潜ませている以上は、軍制に組み込まれた靖国神社(平田篤胤の顕幽論)を主柱とする国家神道一色に支配された明治期以降の日本が、現代の「イスラム国」あるいは「安倍カルト寄生体樟権」の如く非人間的で異常な精神環境、つまり『ゼロ戦式自爆特攻と国民玉砕総力戦』の強制へと暴走したのは当然であった。

・・・因みに、明治期における「廃仏毀釈」も、国家神道を仕切った平田学派が仏教(仏教の輪廻思想が“軍神英霊界→霊界→人間界という序列ヒエラルキー”にそぐわないこと、およびその“浄土と地獄”という考え方)を全否定したため引き起こされた政治的・文化的蛮行であった。しかも、現在、神社本庁と日本会議は“ウラニウム・放射能アニミズム”論なる奇怪ミソロジーを掲げつつ神道(平田学派/顕幽論)の再国教化と積極的「原発推進」を併せて画策しており、それはいずれ「特攻型神風自爆テロ戦争と同型原発推進」の強制へ暴走する恐れすらある!


・・・


従って、<戦前レジーム(靖国顕幽論(“冥界(霊界)⇔顕界(人間界)”を直線的ヒエラルキーに嵌めこまれた同一次元の現象と見なす平田篤胤流の特異な変質者的思想に基づく皇国史観>の取戻しを本気で謀る安倍晋三・首相を、メス・タカ派とも呼ばれる高市早苗ほか女性閣僚たちが「現人神」様として篤く崇め奉る奇怪なカルト精神に嵌っているのは必ずしも不可解なことではない(↓▲)。


▲多数派国民は、<日本の靖国顕幽論による“原発・放射能アニミズム論”を信仰し、かつ“核武装&このみいくさ(自爆テロ玉砕)”型の軍事大国化>を謀る“イスラム国そっくりのパラノイア・カルト政治権力たる安倍晋三一派”を高く支持してドウスルつもりか?w あとは本格的な<社会心理学的な悪徳プロセス/社会的集団オルガズム恍惚>へ見事に回収されるバカりなのに! ⇒ 安倍を現人神と崇める稲田朋美・自民党政調会長も同じ核武装論者!RT @kitahamamikiya  http://urx.nu/desq


・・・


ところで、この顕幽論が特異であるのは、「(基本的)人権」を顕界(人間世界)の人間(国民・市民)には認めず、それは愛国戦争で散華(“このみいくさ”ことカミカゼ自爆テロ戦争で勇敢に戦い戦死)した人間が霊界に入って初めて与えられる権利だと考える点にあり、<自民党・改憲草案>で基本権(基本的人権)が削除されているのは、この靖国「顕幽論」がベースとなっているからだ。また、当然ながら、そのことから、人権を持たない一般の国民・市民らは戦争ロボットor労働ロボット的な存在ということになる。


しかし、このように異様な靖国「顕幽論」の精神環境が尋常でマトモな人間のものと理解するのは困難だ。端的に言えば、それはあきらかに激しく『病』んでおり、和辻哲郎の指摘どおり、それはある種の“猟奇的変質者”のものである。ただ、平田篤胤の名誉のため補足するが、篤胤自身は必ずしも自らが創造したこの“変質者の思想”に100%囚われていた訳ではなく、それを自ら笑い飛ばしていた節もある。


問題は、この平田篤胤の“幻想的で特異な奥行きのある鬼神思想”(人間理解の思想)を<幕末〜明治維新太平洋戦争期の尊王攘夷派、君側の奸(長州閥が中心)、軍部、アカデミズム(平田国学派)>らが政治的に狡猾に利用(悪用)してきたことであり、また善良な殆どの日本国民がその“悪用”に上手く乗せられてしまったことにある。そして、今や再び、多数派の日本国民(ウロキョロ層)は、安倍様のお友達一派の姦計に嵌り、その意味で戦前と全く同じプロセスを歩みつつある。


だから、むしろ肝要なのは地球環境学、地球資源環境学、宇宙科学、量子物理学、発生生物学、社会心理学あるいは比較アジア文明論など凡ゆる知の最先端が関わる、より広い視点から本居宣長、平田篤胤、さらにはその影響を自らの思潮のベースとして取り込んだとされる吉田松陰らの思想を、改めて「人間論、人間理解の思想」として再解釈を試みることだ。それは、この吉田松陰でさえ、必ずしもゴリゴリの過激尊皇攘夷論ではなかったという新たな発見も出てきているからだ(委細後述、4−『近代の歴史の中に・・・』)。


このような観点から見れば、現代日本の「安倍様のお友達一派」は、戦前の国粋主義者(『八紘一宇』の田中智学、『世界最終戦争論』の石原莞爾/関連参照⇒ http://urx.nu/dJyU )らにも劣る<合理計算が全くできないほど非科学的な蒙昧・暗愚の輩>であるか、又は靖国「顕幽論」(本居宣長の根本的部分についての曲解)のカルト信者だということになる。あるいは、彼らは平田篤胤の思想を“篤胤”自身以上にひたすら盲信することで猟奇的な境地に至るまで激しく『心を病んだ変質者集団』というべきかもしれない。


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因みに、「人間論、人間理解の思想」を深く想いつつ、猟奇的変質者の異常論理に取り込まれるのではなく、自然アニミズム的な人間愛の観点から“篤胤的なヒューマン・スピリッツ(別に言えば、正邪を併せ持つ人間そのものである鬼神論の問題)を捉え直すこと”にスポットを当てて生まれたのが、宮崎駿の『千と千尋の神隠し(2001)』に登場する「カオナシ」という圧倒的な存在感を持つアニメ・キャラクターである。


2 日本伝統の「慰霊ヒューマニズム」を破壊した靖国神社/安倍内閣と呼応して“戦前を取戻しつつある平田国学『顕幽論』一派の暗躍(“国家神道”取戻しの画策)


(日本伝統の「慰霊ヒューマニズム」(宮崎駿『千と千尋の神隠し(2001)』のカオナシが象徴する!)を破壊した靖国神社)


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日本伝統神道のアニミズム観念では基本的に人を神として祀ることはなかったが(仲哀天皇神功皇后を祭神とする香椎宮(福岡)、あるいは中世期以降の吉田神道(豊臣秀吉“豊国神社”、徳川家康“東照宮”などの例外あり)、古代社会で仏教・儒教・陰陽道などと結びつくとともに、平安中期頃から政争の激化や疫病などと関わり疫神を鎮める御霊会(ごりょうえ)が行われるようになり、特定の人間の怨霊の祟りを鎮めるため、その怨霊を祭神として祀る信仰も広がった。その代表例が菅原道真を祀る天満宮である。


他方、日本では、古来からそのたびに夥しい数の無残な死者をだす戦争では、その祟りを恐れて敵か味方かの別なく供養されるのが常であった。例えば、南北朝動乱では足利尊氏が、『元弘の乱(1331)』以来の敵味方戦没者の供養のため、全国各地に安国寺・利生塔(http://urx.nu/d8Ql )を建立した。そして戦国期や豊臣秀吉の『朝鮮の役』でも敵味方供養の碑が各地に建てられた。


敵と味方をともに祭祀する行為は、祟りを恐れるという動機から発するものであると同時に、日本人の心に人間の生命を尊び、他者の死を哀惜するという、ゆたかなヒューマニズム精神を育んできた。このように死んだら敵も味方もないという人間観は、権力者によって一方的に戦場へ追い立てられ、なんの怨念もない敵を殺さなければならない民衆(兵士・戦士たち)の生活感に根差す健康な自然の感覚であった。また、それは「国民主権ナショナリズム(関連参照⇒ http://urx.nu/dDM4 )」への遠く遥かな予感でもあった。


しかし、幕末〜維新期の異常な内外の緊張状態(列強諸国が牙を剥いた植民地主義と過激尊皇攘夷思想の対決、日本国内における覇権闘争など)のなかで生まれた東京「招魂社」(後の靖国神社)の思想は、怨霊信仰という広大で奥深い民衆史的な基盤を一部の背景としつつ、日本人の宗教的伝統観念はもとよりアニミズム古神道の伝統とも異質で超異常な観念(いわば一種の猟奇的な変質者の感覚)を拡張することとなり、それは明治維新直後の神道国教化(事実上の政教一致)の方針で明治期〜戦中まで日本政治の中枢(軍制(靖国神社)、国家神道(神祇官→教部省→神祇院))に固定化された。


このため、幕末の戦争で、尊王攘夷派だけが国事受難者として弔祭され、例えば「会津戦争」での会津藩戦死者の如く、いったん朝敵と見なされた者たちの死は一顧だにされなかった。それだけでなく、各地の「招魂社」の<招魂の思想>は、神道の伝統と異質で、きわめて特異な霊魂観を持っており、それが<平田学派=“変質者的なイデオローグ神道”>と呼ばれる所以である。


靖国神社の前身である東京招魂社(および各地招魂社)の根本精神は「霊能師(霊媒)よるスピリチュアル(霊体/エクトプラズム)降臨への篤い狂信」であり、これに頼るようでは到底「政教分離」に基づく現代民主主義国家の健全な精神(中庸な政治意識)に支えられた政治権力とはいい難い。


しかし、「安倍“霊感&複合カルト”内閣」の中でも特にスピリチュアル嗜好が強いとされる下村博文・文科相(神道系カルト、ワールドメイト/既出【参考画像2】)の下で進行中の「道徳教育」充実(教育改革の一貫)の検討プロセスで、戦前と同じく「軍」組織に組み込まれた「スピリチュアル降臨(靖国顕幽論)の信仰を基礎とする美しい国家への愛国心」が「新教育勅語(仮称)」復活の形で闖入する懸念が高まっている(その究極目的は全国民に対する“このみいくさ”戦死(散華)の勧め!/関連参照、下記▼3)。


▼3 安倍政権は、「改憲」で日本国憲法から「基本的人権」(国民主権)を削除し、国家主権を幼少時から周知徹底するため、道徳教育の強化(教科化)で「戦前型愛国心」強制の意図を滲ませる。しかし。多数派国民層は未だにその超リスク(というよりも安倍政権の“変質者”的異常性)を殆ど自覚せず、欧米メディアを別とすれば、国内マスメディアは此の核心部分へのストレートな言及を避けている。

・・・Cf.⇒国民に道徳を押し付けるが自分たちは平気で国民に嘘をつき騙しているのが安倍政権。だから道徳教育が必要なのは自分たちでないか!【道徳を「特別の教科」に 中教審が答申】1021NHK @souun_udokuvia Twit20141021只のオッサンがリツイート http://urx.nu/drlb


・・・


靖国神社と同じく軍制・軍組織の一部であった戦前「道徳教育」の根幹には、事実上の“政教一致(現人神天皇)”国体論の下で、平田篤胤と六人部是香(むとべ・よしか)らの顕幽論(“幽界⇔顕界”人権バランスシート論/『顕界での人権否定を戦死(このみいくさ)等で死んだあとの霊界における“人(霊?)権”賦与(英霊等)で帳尻を合わせる』という奇怪な考え方)が支配していた(靖国神社には今もその偽ミソロジー(偽神話論理)が“鎮座している”!)。


しかし、国家主義(国家主権ナショナリズム)や戦前型天皇制の問題を十把一絡げで批判してきた故の弊害と同じく、戦前の「道徳教育」を殆ど感情論で一括りに否定してきたため、現代にこそ活かすべき正統保守的な価値観(日本伝統文化の在り処)が見えにくくなり、その代わり安倍様のお友達一派、日本会議、創生「日本」国家基本問題研究所ネオナチ神道政治連盟国会議員懇談会、神社本庁、維新&次世代の党など、いわゆる偽装極右(カルトの正体と人間存在の根源的暴力性への共感を隠蔽する擬装極右派)が<正統保守の仮面>を被り日本政治の主役を演じる不可解な構図となっている。


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従って、靖国「顕幽論」ではなく「正統保守的な価値観」(国民主権)に立脚する道徳・倫理教育が重要なのは当たり前であることから(ただ、その場合でも“教育勅語”式の強制的“教科化”はやるべきでない!)、その意味で戦前の「道徳教育」を十分客観的に把握し、その結果を多角的に反省し、かつ評価すべきは冷静に評価するために役立つ資料として『日本道徳教育論争史/全三期・全15巻』(添付画像)は重要である。http://urx.nu/dfOy


ところで、幕末〜明治維新〜太平洋戦争期において神道学界(神道ヒエラルキー)の中枢を占拠したのは、国造り神話由来で冥界(あの世での精神統治)を分担してきた出雲系神道(大国主命)に代わり神道界を席巻した、平田篤胤に始まる「平田学(平田国学)派系統の神官・神道学者」たちである。他方、顕界(現実の人間世界)のための神話論理を分担してきたのが、つまり天皇統治の精神基盤となってきたのが日本古来のアニミズム神道を継承する伊勢神道(天照大神)だ。


と、いうよりも、本居宣長の曲解(関連参照、下記▼4)と同意で、平田篤胤の“変質者的な”部分を国民支配のため作為で利用したのが、「招魂社」創建に関わった大村益次郎(長州出身の兵学者、太政官制で軍を統括しつつ兵部省の初代・大輔(次官)を務め、事実上の日本陸軍の創始者とされる)の仕事を引き継ぎ、国家神道(平田学派)および軍部(靖国神社)と深く交尾(つる)んできた日本の実効権力者層である。


▼4 2013-05-07toxandoriaの日記/日本会議&神政連の『伝統神道と本居宣長』曲解が安倍自民の主権制限「改憲」と戦前型「国民モルモット化」なる暴政の元凶 http://urx.nu/drlj


ともかくも、このような訳で靖国神社(招魂社由来)の特異な人間観、霊魂観は、日本人が、1500〜2000年超とも思しき長きにわたる歴史とともに、その内で着実に育んできた「ヒューマニズム精神とアニミズム的自然観の融合=日本的正統保守(国民主権ナショナリズム)の基層部分」を破壊したばかりでなく、近代天皇制下で約100年超にわたり、もっぱら日本国民の人間性を貧相化することに専念してきたことになる。


また、それだけでなく、「普遍的ヒューマニズムを敵視」する靖国の変質者的で異常な観念は、多(or他)民族、他国民との間の人間についての共感の育成を阻害するという意味で、まさに渦中の『イスラム国』同然の恐るべき役割(自爆テロリスト量産の役割)を果たしてきたことになる。


(現代の“神道界”における平田学派の勢いの取戻し/“戦前を取戻しつつある平田国学『顕幽論』一派の暗躍、“国家神道”取戻しの画策)


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ところで、太平洋戦争の敗戦でGHQにパージされた平田学派の流れを汲む勢力が1970年代になると勢いを取り戻し、特に1990年代以降には神社本庁内で異常増殖しており、今や彼らが、現在の<日本政府=極右化(安倍政権による平田篤胤流の“美しい国”の取戻し戦略)>のエネルギー源である。しかも、奇妙なことに、この平田派増殖の傾向はメディア・プロパガンダで原発賛成の世論が再び増加し始めた頃と同期する。平田学派の恐ろしさは、まさにその科学技術の現場(フクシマ3.11過酷原発事故そのもの、原子力平和利用が看板の原発推進、潜在核武装関連技術、先端軍事技術開発など)をゴッソリ回収し、貪欲にそれを飲み込んでしまう<猟奇的で変質者的な狂信>にある(画像は、『論戦遠く結論は「棄権」 原発事故後初の福島知事選 1027河北新報http://urx.nu/dq7i 』より)。


・・・


つまり、神社本庁が、神道政治連盟・同国会議員懇談会・靖国神社・日本会議らと歩調を合わせつつ、日本の滅亡可能性を高める「原発推進政策」(潜在核武装でもある原子力平和利用)を自らの権力中枢基盤として利用するため、その巨大リスクと国民の多大な犠牲を十分承知のうえで“ウラニウム・放射能アニミズム”論なる非人間的で奇怪なㇸ理屈(偽神話論理、偽ミソロジー)を掲げるのは、まさにその<カルト変質者的狂信>の現れ以外の何物でもない!ということになる(関連参照、下記▼5、▼6)。


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▼5【安倍内閣を牛耳る神社本庁の正体/第1弾】安倍内閣の閣僚19人中で16人が、改憲による「大日本帝国(明治)憲法(政教一致、国家神道)」の取戻し(厳密に言えば名ばかり“政教分離”で、国家神道を超然宗教と見なす“へ理屈”祭政一致国家の取戻し←その意味で、神社本庁はイスラム国と酷似の狂信)を謀る、「神社本庁」外郭の神政連国会議員懇談会(安倍晋三・会長)のメンバー⇒2014.10.18リテラ/在特会より危険!? 安倍を支配する極右団体・神社本庁の本質 http://urx.nu/dfPO

・・・ 「在特会・統一神霊協(教)会」フリークの山谷えりこ国家公安委員長、および有村治子女性担当相、稲田朋美政調会長らは事実上この神社本庁の希望の星!「原発推進」も実は神社本庁の“ウラン・放射能アニミズム論”に従ってるだけ?!

・・・彼ら、彼女らは戦前その儘の“現人神”天皇の復活を切望する“狂信”集団のエリート・メンバー/それは神社本庁、日本会議らの支持者層、約1500〜2000万人(推定/自民党固定集票層に重なる)の岩盤に根を張る!

・・・当然、一応は別格(単立宗教法人)の靖国神社(旧別格官幣社・勅祭社/戦前は軍組織の一部で国家神道の中枢)とも連携!しかも彼らは今上天皇平和憲法支持派)ならぬ安倍晋三首相を“現人神”と崇める狂信徒!


▼6 【安倍内閣を牛耳る神社本庁の正体/第2弾】神社本庁が安倍晋三の地元で鎮守の森を「原発」に売り飛ばし!反対する宮司を追放していた!2014.10.19リテラhttp://urx.nu/drlr


・・・


今や安倍政権は、靖国顕幽論の“変質者的、テロリズム的”霊魂観に加えて、「統一神霊協(教)会」なる更に一層奇怪な“半島系日韓複合カルト”、更にはネオナチ、在特会らカルト諸派の汚物で自らの“下半身と脳髄の両極端”を汚染している。しかも、その複合カルトで重度汚染した安倍政権が、310万人超(うち軍属が約230万人)の日本国民(戦没者)と内外における夥しい数の戦争関連犠牲者(死傷者総数、数千万人オーダー)をもたらした直近の戦争と歴史経験の直視を避けつつ「正統保守(正しい歴史観に基づく国民主権ナショナリズム)」ならぬ「擬装極右化」の度合いを深めつつあることはまことに恐ろしいことだ。


3 客観的な自己認識こそが「正統保守」の胎盤


3−1 メディア・プロパガンダ洗脳『社会的集団オルガズム』の被曝で“恍惚と消沈”の狭間をブレまくる日本国民


3−1−1 金目放射性「カルト寄生体X」、安倍政権の“メディア・プロパガンダ洗脳”についての社会心理学的考察


心理学の実験によれば、言語を持たない動物(霊長類に限る?)や赤ん坊でも自己意識(認識)の有無を調べることができる。例えば、これはよく知られたことだが、ある対象の額に鮮やかな色彩を塗り、彼(or彼女)を鏡の前に置いたとき、その鏡を見た彼(or彼女)が、もし自分の額からその色彩を取り去ろうと手を伸ばした場合には、彼(or彼女)は自己認識で自分の存在をはっきり理解していることになる。


ほぼ同じことについて、『認知不協和理論』を説いたレオン・フェスティンガー(Leon Festinger,/1919年- 1989/アメリカの社会心理学者)は、“一般に、何時でも意志が行動を決めると我々は素朴に感じているが、実はその因果関係(順序)は殆どの場合では逆だ”と述べている。(出典:小坂井敏晶著『社会心理学講義/閉ざされた社会と開かれた社会』―筑摩書房―)


<注記>認知的不協和(cognitive dissonance)

・・・人が<自身の中で矛盾する認知(意識)を同時に抱えた状態、およびその時に感じる不快感>を示す社会心理学用語で、レオン・フェスティンガーが提唱した。 我々はこれを解消するために自身の態度や行動を変更すると考えられる。


つまり、外界の力によって我々の行動は引き起こされ、その後に自分が発露(現)した行動に合致する意志が形成されるということである。しかし、その時に起こっている意志と行動の隔たりについて、我々は一般に意識していないことが多い。因みに、極右・極左・カルトらの意識の特徴は、この認知的不協和をワンサイドから強引に封殺することを可能とする非常に特異な精神環境(激怒、狂喜、狂信などの強い感情と癒着した自己暗示による強制催眠効果)と考えられる。


いわば、フェスティンガーによれば<人間は本来的に合理的な動物ではなく後付で合理化する>ということになる。ただ、ここで留意すべきは相当の年月を経た長期記憶(良い意味で、深層で固定観念化したもの、つまり正統保守的な意味でバックボーン(伝統)化した文化的観念)に関する限り、必ずしもそうではないと考えられる。


ともかくも、人が後付で合理化することの卑近な例を挙げると「酒を飲む習慣」のような場合が考えられる。継続的飲酒は体に悪いとの認識は一般的であるが、一方でその習慣は中々止められないのが現実だ。そして、これら相矛盾する意識が自分の内に同居することには不快感(認知不協和)が伴う。


そこで、「リスクは継続的飲酒だけではない」「父は毎日飲んでいたが90歳まで生きた」などの理屈(orㇸ理屈)で自分を強制的に納得させる。そして、この種の理屈による内的矛盾解消のプロセスは例えば民主主義の根本たる「基本的人権」などの深い価値観でも起こり得る。が、その場合は、元々それがあまり重要とは理解されず、十分に信念(良い意味で固定観念)化されていない場合に起り易くなる。


例えば、目下、強大な政治権力を握る安倍自民党は、その「改憲草案」の中で「日本国憲法から基本権を削除し、かつ基本的人権に関わる“最高法規性”保証の97条も削除する」という驚くべき内容を決めているが(http://urx.nu/dcbE )、この「民主主義の根幹を揺るがす異常事態」への厳しい批判や議論が、公式な場面で一向に盛り上がらないという不可解な現実がある。それは何故か?メディア・プロパガンダで殆ど大本営発表と化した「アベノミクス関連情報」を怒涛の如く浴びせかけられたため、期待(恍惚)と懸念(意気消沈)の二つの心理がもたらす認知的不協和プロセス(不快感)を一応は感じて“恍惚と消沈”の狭間を激しくブレたはずである(否、今も内心では激しくブレまくっているはずだw)。


しかし、結局は、アベノミクスの金目(金銭メリット)を刺激するキャッチ、「異次元の大胆な金融緩和措置」が余りにも巨大に見え(個々人の欲望が激しく刺激されたことで、実は人々が内心では秘かに狂喜し、その狂信徒と化していたため)、多くの善良な日本国民は外面(日常生活)でもその経済的果実への期待を良しとする方向を選択して、実は大きな懸念の方はムリヤリ抑え込むよう自らを自己催眠で強制説得したと考えられる(安倍内閣の支持率が未だに高く一定以下になかなか下がらない訳がここにある?)。


つまり、多くの日本国民はフェスティンガーが指摘した認知的不協和理論の一連のプロセス「人も後付で合理化する動物だ」に見事に嵌っていることになる。しかも、その「日本国民の後付の合理化による虚構の受け入れ易さという危うい心理」こそが<カルト狂信と深く共鳴する根源的な暴力性を衣の下にヒタ隠す安倍首相のやり放題を今や無条件に近いまでの“異常な寛容さ”で許していることになる>と考えられる。


ところで、この<メディア・プロパガンダ洗脳に因る「認知不協和の心理プロセス」>には厄介なことが付き纏う。つまり、一旦、理屈(orへ理屈)で「認知不協和が自己催眠で強制的に合理化」されてしまうと、それは、一種の完璧な「カルト催眠洗脳状態」となり、新たな事実と検証でいくら合理的に外部から説明されても(実はアベノミクス効果は虚偽だったという厳しい経済データが続々と示されても)、“次々と大きなアドバルーンが放たれ続ける限り”において、多くの国民はその“集団恍惚(カルト催眠洗脳)”から簡単に抜け出せないという恐るべき現実があることだ。


例えば、そのことは、直近の下記の動向◆に如実に表れている。おそらく、これで低迷気味の安倍内閣支持率は再上昇するはずだ(余程の背徳的スキャンダルが炸裂でもせぬ限りw)。


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◆日銀が追加緩和/景気てこ入れ、政府も経済対策!(20141031朝日ほか)・・・株価が755円上昇。米国の株価が221ドル上昇し、GPIFで年金・株式運用を倍にするニュースを流し、追加的金融緩和を打った。明らかに株価つり上げ・・・@金子勝Twit2014.11.01只のオッサンがリツイートhttp://urx.nu/dFK2

・・・プロパガンダで多数派層が未だ辛うじて「自己催眠カルト洗脳状態」であるとタイミングを読んだ<ド派手博打>政策。考える時間を与えぬ大本営方式でウロキョロ層の竹槍DNEを刺激する一種の覚醒剤効果。グローバル金融の大義で超格差拡大(異常所得弾性値=資本主義の宿痾(分配構造劣化))無視の寸善尺魔(悪貨が良貨を駆逐する)詐欺、敗戦必至の地球“鉄火場”&世界“花見酒経済”へ全国民を追い込む<戦前〜戦中型「神憑かる日本式トンデモ竹槍自爆玉砕生活」>の再現!


・・・


そして、このことをフェスティンガーは、ある「新興カルト教祖の予言が外れて失敗した事例」の観察で確信している。つまり、一旦、「認知不協和の心理」(別に言えばその不協和を強制バランスさせた自己催眠状態)に嵌ると、その“信仰”(洗脳)を解くのが困難となるどころか、客観データや厳しい事実で否定されるほど、逆に、益々洗脳が強化され、その「カルト信仰」がより強化される現象が観察されたのだ。しかも、それは「メディア・プロパガンダ洗脳」が加わることで一層強化され、一種の「カルト寄生体による完全支配」の状態と化すのだ。これは、実に恐るべきことだ。


因みに、寄生虫は体表面に寄生する外部寄生虫と体内に寄生する内部寄生虫に分類され、寄生される生物を宿主または寄主体と呼ぶ。この定義を援用すれば、凡ゆる人倫(人として守るべき秩序、道理)にもとる異常な価値観と政治的意味での「悪徳・強欲・詭弁・虚偽・背徳・背任・違法およびカルト狂信」を<手当たり次第に取り込み、それを貪欲に次々と自らの脳内へ寄生させる特異な人間(複合・癒着しつつエンドレスに増殖する脳内寄生虫に操られる従属変数としての)>という意味で、安倍首相(政権)は「カルト寄生体勝廖吻勝疇販変数)と定義できる(関連参照、下記◆1〜3)。


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◆1 【原発は便所がないから“カルト寄生体勝匹任△覦打椰源旭貲匹稜,“むくつけき汚い尻から野糞を垂れる”だけ!w】電事連がプルサーマルをまた延期。もんじゅも六カ所再処理工場も動かず、核燃サイクルも完全破綻なのに又ツケの先送り。万一、再処理工場が動いてもMOX燃料は消化できずプルトが貯まるだけ。原発は便所がない! @金子勝Twit2014.11.03只のオッサンがリツイート http://urx.nu/dIj0

・・・いよいよ真正「ネト・ウヨ&ヘイトの正体」(ブリューゲルが『イカロスの墜落』で描いた“草藪の中でムカつくような野糞を排泄する毛むくじゃらの汚い尻”=悪徳まみれで強欲な実効権力者を象徴する絵画的アトリビュート)の剝き出しか?w

・・・Or これこそ「カルト寄生体X」と化した安倍総理大臣の実像か!?w ⇒ 首相FB、献金巡り枝野氏を批判 枝野氏「誹謗中傷だ」 -2014 1103朝日via Twi2014.11.03 hanachancause


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▲2 【メディア・プロパのカルト洗脳促進作用1】安倍政権がNHKに言論統制実施。慰安婦、領土問題、南京等への言及で「コトバ使い」を政府が指示する内部秘密文書を英メディアThe Timesが暴露。http://urx.nu/dhJE


▲3 【メディア・プロパのカルト洗脳促進作用2】日本は対マスコミ信頼度72.5%で異常に高いがマスコミは信頼に応えているか?布施ブログ http://urx.nu/dGy6 


なお、安倍政権の正体が『Strong nationalist views=敗戦否定の超タカ派、追憶のカルト/カルト寄生体勝戮任△襪海箸蓮20140220米議会調査局レポートが公認しており、おそらくそこでは半島系カルト統一神霊協(教)会、日本会議、神社本庁(平田学派)らカルト複合の異常な現況も認識されていると思われる(関連情報 ⇒http://urx.nu/doIO )。


3−1−2 いまこそ、“冷静な少数派批判派”の健全なバランス感覚の役割が重要となる


そこで、どうすればよいか?が課題となる。実は、逆説的に聞こえるかもしれぬが、今こそ「冷静な少数批判派」の役割が重要となる。無論、ヘイトなど批判対象への悪口雑言で罵倒し返す類の“ケンカ腰”(感情的)批判は禁物で、あくまでも「対象範囲に限る一定の事実に即した、冷静で論理的な批判と反論」が定石だ。そして、より具体的に言えば、それについてはa「外部的批判」とb「内部(内面)的批判」の二つの「次元の異なる方向性」が考えられる。


(a )カルト洗脳に染まった人々に客観的自己を取り戻して貰うための「外部的批判力」活性化(“認知不協和の心理プロセス”による現在進行形の呪縛的認知構造からの解放)

・・・マスメディア、ネット、リアル対話・討論など凡ゆる回路を介した国内外からの各種データと正確な情報の提供。但し対象相手を高圧的・感情的に説得せず、あくまでも氷が“解”ける如き自発性と同意を誘う。


(b) 特に歴史認識の深化に役立つ「民族&文化アイデンティティ」覚醒のため、個々人の「内面的批判力」を活性化する(凡ゆる回路の介在はaと同じだが固定観念打破とその病理的部分の寛解が焦点)

・・・これには「欧州連合(EU)」の前提とされた<“独=仏”和解の成功モデル>がある。委細は省くが、例えば<両国に跨るため独仏間の“戦争と和解の歴史の象徴”とされる都市ストラスブール(戦後はフランスに帰属、欧州議会の所在地)では、ナチスの悲劇を繰り返さぬため元々この地域の歴史的言語、アレマン語を復活させた/また、考古学・文献学・歴史学等の研究を通じて“フランク王国、都市ストラスブール、ガリアの英雄ウェルキンゲトリクス(Vercingetorix/BC72 - BC 46)”等の歴史を独仏両国民が民族的・文化的に共有する事実に関わるリアルな自覚がEU統合の前提の一つとなった>ことなど、様々な興味深い現象がある。


因みに、社会心理学的観点から見ると「少数批判派の現実的批判力」の有意性には侮れぬものがあるので、そのポイントを以下に纏めておく。(参考出典:同上)


●社会意識・文化・使用言語などは時間と共に変化する(例えば同じ日本(人)であると雖も古墳時代、飛鳥時代奈良時代平安時代鎌倉時代江戸時代そして現代では大きく異なる)

・・・それは、「生物と同様に社会システムも同一性を維持しつつ±のフィードバックに依拠し変化し続ける」から。だから、ここでもバックボーンたる「正統保守」的な立場が重要である。特に、この問題は多数派の人々がカルト洗脳に染まった様な場合に、冷静な少数批判派が“同一性を維持しつつ徐々に冷静に変化する”という重要な役割を担う。


●今の日本の如く多数派ウロキョロ層が権力・権威・声望・金目になびき一喜一憂する風潮に流されれば、権力を恐れ自分の考えを押し殺す人ばかりが溢れて、個々人の内心が一方的に洗脳される儘となるため「±のフィードバックに依拠して変化する」社会システムの健全性が失われる。しかし、背骨となる少数批判派の存在はその意味での危機を救うカギ(未来への希望)となる。


●少数批判派がもたらす効果は“時限装置”的な意味合いで影響力が持続的で、その効果も非常に大きい(潜在意識変容の効果を含むため)。


●この“時限装置”的な影響に関連して興味深い心の働きを一つ指摘しておく。例えば、安倍晋三らのように“金目と仲間内の権勢を誇る余りのぼせ上った政治権力者”がよく嵌る「ヤラセ(サクラ)効果の逆説」ということがある。

・・・それは、「多数派に影響を与える権力側のメディア・プロパガンダ的なヤラセ(サクラ)は、先ず多くの人々の意識的部分へキラキラと派手に影響するが、少数批判派が潜り込ませたヤラセ(サクラ)は冷静で論理的で現実的である限りにおいて、必ず、それは多くの人々の深層(無意識)にまで着実に浸透する」ことになるからだ。

・・・従って、目下のところ権力に組み敷かれた劣勢の少数批判派でも、その意味での正当なヤラセ(サクラ)活動(体制批判の意思を持つ美術・文学・映画・演劇・音楽・TVドラマ・漫画など凡ゆるサブカルチャー)を持続させることが、例えば“環境問題、反核・反原発、人種差別ジェンダー、反戦・平和、反暴走権力”などの社会問題のフィールドで特に有意性を持つことが、社会心理学の実験で実証的に観察されている。


4 (希望のトポス1)近代の歴史の中に「現代日本の再評価」と「安倍・カルト寄生体X政権」克服のヒントを探る


まず、前提として確認すべきは「現代の中国・韓国・北朝鮮および日本が、それぞれ古代〜中世〜近世〜近代までの諸国家フレーム(レジーム)について、特に古代〜近世の民族分布・文化・言語および領土の輪郭(法制)をソックリ100%引き継いではいない」ということだ。


従って、歴史研究の成果や発見を短兵急に現代政治の問題に直結させる「歴史修正主義の意思」があるとすれば、それは決定的誤り(多様な因果の結果である現実を否定すること)だ。そのため歴史修正主義は、超観念的に神(orカルト邪神?w)の名を騙り「絶えざる、因果の結果である現実」(不可逆な時間の流れ)を完全否定するばかりか、それを逆流させようとして、戦前日本の万世一系&八紘一宇「皇国史観」の取戻しを謀る「カルト寄生体X安倍政権」の如き狂想に嵌る(脳内カルト寄生虫の巣と化す)恐れがあり、それは「イスラム国」同然と化す。


むしろ、それよりも(1)歴史的事実(発生時の0次情報)を確定する努力に100%の終着点はあり得ないこと、(2)定説・学説等も100%の真理を保証するものではないこと、の二点を容認できるレベルまで関係諸国間のアカデミズムと一般国民が相互に信頼関係を深化させ、かつそれを日常的に持続させる努力が重要だ。つまり、「歴史修正の意思」ではなく、あくまでも「歴史から学ぶ現実」について相互理解を深める不断の努力が大切なのだ。


例えば、少し事例を挙げると下▼のような近代史に関わる出来事がある。が、これらの場合でも過去における誤解や事実認識のずれ等をあげ論(つら)って関係国が罵倒し合うのは無意味だ。大事なのは何故そのように致命的な誤解や誤認が生じ、かつ現代へも大きな影響を与える定説(固定観念)と化してきたかについて、現在までに至る直近の歴史の流れ全体を冷静に観察・摘出し、その文脈から新たに学び得る積極的意味を汲み取り、それを関係諸国間の現在の社会・文化理解の深化にジックリ役立てることだ。


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▼清朝時代の思想家、魏源(ぎげん/1794 - 1856)を高く評価していた吉田松陰!/いま「松陰に関わる根本的誤解の可能性」が意識されつつある。[出典:王暁秋著、木田知生訳『中日文化交流史話』―日本エディタースクール―/一枚目・魏源の画像はhttp://urx.nu/dlnu より、二枚目・吉田松陰、三枚目・朱舜水は共にウイキより]

・・・周知のとおり、吉田松陰の尊皇攘夷思想(端的に言えば国家ナショナリズムたる日本主義)は明治維新期〜戦前軍国主義日本、そして現在の安倍政権の極右的スタンスに至るまで深く影響してきたというのが一般的理解だが、近年の日中関係史研究の中から、このことについて根本的疑義を突きつける事実が発見された。

・・・林則徐(英国へ抵抗した清朝の官僚)らとも親しかったく魏源は、アヘン戦争(1840-42)後の中国で新思想の提唱者として中国に対し「世界に目を開かせる」役割を担った知識人の代表者。魏源の著書『開国図志』と『聖武記』は佐久間象山(尊皇開国派)・吉田松陰(尊皇攘夷派)ら幕末日本の知識人へ大きな影響を与えており、彼らの尊皇開国or尊皇攘夷思想の基盤を作った。

・・・因みに、靖国型「国体(顕幽)論」(本居宣長⇒平田篤胤への流れで生まれた特異思想)の形成へ大きな影響を与えた水戸学(水戸光圀)も、実は、朱舜水(明の儒学者、日本の鎖国を無視し長崎へ来訪した人物)から大きな影響(国家の施政方針や学術・文化政策のあり方などについて)を受けていた可能性がある。

・・・これらの一般的に殆ど看過されてきた疑問を解くには、先ず吉田松陰に関わる誤解(明治維新政府が好都合な“偽装保守主義(偽装愛国)”で善良な国民を洗脳する戦略を採ったため生まれた?)が定説化するまでの過程の確認が必要だ。また、明治維新〜戦前期における日本と朝鮮半島での対「国民主権ナショナリズム意識」弾圧政策が、主にどのような経緯を辿り形成されたかを客観的に観察すべきだ。

・・・それは、その弾圧政策は見事に成功して現代に至り、それを継承する隠然たる実効権力が、日韓に跨る形で政権中枢基盤化、一貫した超然権力カルトX構造化、擬装極右政党化してきた可能性が高いからだ。


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西郷隆盛“征韓論”と板垣退助“征韓論、自由民権運動”は、日韓に跨る「国民主権ナショナリズム」確立の可能性を秘めていた!(これは様々なカルトXで汚染している由々しき安倍政権問題の核心を突く可能性がある/つまり、それは不気味な“日韓・二股半島系カルト=統一神霊協(教)会”問題の裏面史と見立てることも可能!⇒関連参照、http://urx.nu/dIlS )

・・・佐久間象山らの尊皇開国思想、あるいは西郷隆盛・板垣退助らの征韓論については、従来の“保守”的解釈(その典型が安倍晋三一派の“エセ保守”たる偽装極右的な追憶のカルト)ではなく、正統保守(国民主権ナショナリズム)的な観点から再解釈すべきだ。

・・・ことの発端は、西郷隆盛・板垣退助らの征韓論(“征”の文字が付くので異論が多く公式議論での決着はついていない)にある。

・・・つまり、近代国家に必要なのは「国民主権ナショナリズム(正統保守主義)」(フランス革命型)であることを直感した西郷・板垣らは「李氏朝鮮・大院君の鎖国攘夷策と長州閥が席巻する明治維新政府に共通するイデオローグ」が「国家主権ナショナリズム(明治維新政府では靖国顕幽論(“国民=人権を持たぬ戦争ロボット”論)であるという不合理/それは神憑りの超然権力による独裁支配)」であることを感覚的に見抜いていた?しかも、その長州閥の維新政府を正当化する理屈も、吉田松陰に関わる作為的曲解が基になっている可能性が高い!

・・・だから、これが西南戦争(西郷)と自由民権運動(板垣)の一因になったと考えられる。また、特に日本では「ナショナリズムといえばそれは国家主権ナショナリズムであり、仏革命は極左革命だ」という一種の固定観念が存在するが、実は「政教分離による資本主義(固定格差社会)改革」が仏革命の目的であった。

・・・ところで、板垣の流れを汲む自由民権運動の一結社であった創始期の「玄洋社」(日清戦争以降は軍事国家・日本の論理に回収され過激テロ極右集団化して、逆に軍部・官僚・財閥および政界へ悪い意味で影響力を行使することになるが)のイデオローグを少し腑分けすると、軍事国家・日本の詭弁に絡め捕られるより前の時代の玄洋社の思想には非常に優れた「先進的理念」が潜むことが分かる。しかも、それは近未来の日本にとっても十分に参考となる重要な発想であった。

・・・<玄洋社が掲げたアジア主義>には、「欧米諸国がアジア諸国に対し不平等条約を押し付け植民地を拡張するのは断じて許すべきでなく、その欧米列強の横暴な帝国(植民地)主義に対抗するためアジア諸国は国民主権意識で手を結ぶべきだ。そのため先ず中国や朝鮮国内の封建旧体制(アンシャンレジーム)を打倒すべきで、“日本・中国・朝鮮は互いに“国民主権ナショナリズム”を基盤とする新たな民主主義体制を打ち立てるため連帯すべきだ“という考え方」があった。つまり、彼らは<紛れもなくその意味で仏革命型の「愛国自由民権運動」のイデオロギー>から出発していた訳だ。

・・・残念ながら、玄洋社は、このような流れの中で、せっかく芽生えていた西郷隆盛・板垣退助らを嚆矢とする“アンチ長州閥”意識(アンチ“国家主権ナショナリズム”)、つまり正統保守主義的イデオロギーを日本と朝鮮の両方に根づかせることに失敗した。それは、日清戦争〜日露戦争第一次世界大戦〜太平洋戦争のプロセスで中国の孫文、李氏朝鮮の金玉均(キム・オッキュン/李朝時代後期の開明派の政治家)をはじめ欧米諸国の植民地下にあるイスラム指導者らアジア各国の独立運動家を強力に支援する一方で、玄洋社が、数多の諜報活動や裏工作へ関与するという自己矛盾的な鵺の如き存在(軍国主義日本の便利な道具)と化(ミイラ取りがミイラになる如くテロ集団化)してしまったからだ。

・・・かくして、日・韓両国には「複合カルトをエネルギー源とする神憑り的な超然権力の支配」という悪しき擬装極右政治(日本で言えば、靖国顕幽論を掲げる「長州閥(君側の奸)政治」の伝統を基とするカルト寄生体X安倍政権)に繋がる実効支配の伝統が遺ったと考えられる。結局、それが<日(安倍)・韓(朴)両政権が、『統一神霊協(教)会』なる半島系カルト“超然権力の病巣”を恰も一枚のフィルム画像の如く共有する、いわば“ネガ=ポジの相同関係(カルト遺伝子共有関係)”である>ということになる訳だ。

・・・このような観点から俯瞰すると、渦中の「朝日新聞の火ダルマ」と「産経前ソウル支局長・在宅起訴」の二つの事件も決して無関係ではなく、『統一神霊協(教)会』なる半島系カルト“超然権力の病巣”を恰も一枚のフィルム画像の如く日韓が共有することによって引き起こされた、いわば“ネガ=ポジの相同関係(カルト遺伝子の共有関係)”問題と見ることができる。だからこそ、「カルト寄生体X」安倍政権は<憲法(民主法制)無視の超然権力/戦前型グロテスク・ジャポニズム>の取戻しを執拗に謀ることになる。


<補足>超然権力の病巣化とは?(前掲画像▼に記した*関連の説明) 

・・・一般の人間と同様に政治権力が悪しき部分と善き部分を併せ持つのは当然だ(これは、いわゆるウヨVSサヨの問題とは無関係!敢えて言えば政治学・宗教・カルトが共有する不可避の病理!)。同じく宗教と雖も完全に善なる宗教ということは考え難いうえ仮にそれが大自然の摂理の観念化であると見なせるならば、宗教といえども荒ぶる(悪なる)部分と寛容で善なる部分を併せ持つことになる。従って、もし「政教分離」軽視の意識が普遍化すれば、王制であるか議会民主制であるか等(法制の別)を問わず、政治権力が暴走し独裁&超然化した挙句に1%派の特権利益層と癒着するカルト宗教Xの支配下に一般国民が完全に組み敷かれる事態(超格差構造の固定化)は当然起こり得る。これが恐るべき「超然権力の病巣化」ということだ。


5 (希望のトポス2)重層的な「東アジア文化受容の歴史」こそが「寛容で世界に誇るべき日本伝統文化」の水源


・・・・・・ここの画像(栂尾・高山寺(20141103)、京都御所(20141104)、御所車(20141104))は、miyumiyu@reimondokobatiさま からご提供頂いた・・・


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5−1 古墳〜飛鳥〜奈良〜平安時代の内外文化・交流関係史(概要/(付)一部推測?部分)


仁徳天皇期(5世紀初頭?)・・・すでに半島・中国文化が盛んに渡来していた、同時にオリジナル日本文化の創造&葛藤期(難波宮(元飛鳥or倭京?)における)、仁徳天皇陵百舌鳥古墳群)を中心とする阪南〜堺市〜斑鳩〜飛鳥あたりに未検証の遺跡等が非常に多く存在する


倭五王期(5世紀)・・・引き続き半島、大陸との交流はかなり活発であったし、日本神道ないしは諸神社の源流となる様々な神事(中国系、半島系)、および儒教・道教系など様々な土着文化と諸宗教が、多様なルートで日本列島へ流入していたが、いわば国家意識は存在せず、倭語、扶余語、百済語、新羅語、高句麗語など諸語系統の部族集団が西日本〜半島一帯に群住?


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継体天皇(6世紀初頭)〜推古天皇(7世紀初頭/聖徳太子)〜孝徳天皇期(7世紀前半/難波宮、飛鳥の副都制・前期?)

・・・半島文化ルネサンス(というより半島南〜西日本辺りは殆ど一体化?)、天皇家・蘇我氏・物部氏らと半島の血統関係は奥が深い?/舞楽(蘭陵王など)、雅楽、鳥居、神事形式らの殆ども大陸〜半島経由で伝来したものと考えられる(例えば、東儀家のルーツとされる秦氏などが貢献?


舒明天皇(7世紀初頭)〜斉明天皇(7世紀半ば)〜天智天皇(663白村江の戦い〜672壬申の乱)(難波宮、飛鳥、近江等の副都制・後期?)

・・・同じく、半島(百済)文化ルネサンス(というより殆ど半島との一体化)期だが、特に斉明天皇の時代は百済との結びつきが強く(前渡り渡来人のピーク期?)、この時期に百済と同じく巨石文化(酒船石、石舞台など巨石古墳ほか)が築かれた(明日香村辺り)


平城京遷都(元明天皇、710)・・・およそこの頃には、遥かな昔に来倭していた前渡(まえわたり)と呼ばれる半島ないしは中国系の人々、今来(いまき)と呼ばれる渡来人、そして倭人(倭人の構成比、約6〜7割/渡来系中心の貴族層ではこの数字が逆転?)が九州〜近畿辺りに混住していた


〜平安京遷都(桓武天皇、794)・・・桓武“韓流”の時代?(その血統故、桓武天皇の個人的趣味or韓流“愛姫”メジャー”宮廷文化?)


・・・以降、「日本オリジナル文化」確立・発展の時代へ・・・


嵯峨天皇(809〜823)〜宇多天皇(887〜897)・・・日本オリジナル文化の創造期

醍醐天皇(897〜930)〜・・・古代〜中世〜近世〜現代につながる国風(日本)文化の確立〜


5−2 日本古代文化の黎明/波状到来する東アジア文化の中で生まれた幼生期“日本”の目覚め


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・・・これら二枚の画像は『大阪高低差学会のブログ』 http://osakakoteisa.blog.fc2.com/ より転載。


ところで、上掲の『大阪高低差学会のブログ』から引用した二枚の画像(それぞれ低地を青塗りしたもので、一枚目は大阪湾を中心とする地域を、二枚目は奈良から京都南部辺りを俯瞰している)は、縄文海侵(進)、平安海侵(進)など遥かな太古から古代にわたり海水面の上昇が幾度となく繰り返された時代の様々な可能性を連想させて非常に興味深い。


無論、それは特に想定される数回の大きな海侵(進)の時代にだけ渡来人が押し寄せたという意味ではなく、それらの狭間の時にも海水面の上昇と後退が幾度となく繰り返されてきたことが想像されるからであり、加えて、これらの画像について『大阪高低差学会のブログ』さんが<以下>のように分析しているからだ。


<地形図に歴史ある神社をプロットしてみた。すると低地と高台の境目にすべてが当てはまる。岬や崖の上は古来より聖地とされてきたというが、あるべき場所に重要な神社が置かれていることを改めて実感する。また、上町台地の南には世界的歴史遺産である百舌鳥(もず)古墳群があり、その東側に古市古墳群がある。百舌鳥古墳群は海からよく見える場所にあり、古市古墳群は大和川を遡り大和へ向かう途中にある。両古墳群は渡来人が多く訪れた地域でありアースダイバー的にもとても興味深い地域だ。>


因みに、二枚目の奈良から京都南部辺りの俯瞰図(画像)を見ると、四天王寺と難波宮跡など(元飛鳥宮(倭京?)、近つ飛鳥宮、飛鳥宮、斑鳩宮、大津宮、平城京などとの間で遷都の往還的繰り返しはあるものの凡そ大化の改新から律令国家形成期の舞台となったところ)が半島状地形の上に南北の関係で並び、さらに生駒山を挟む真東の奈良盆地内の対称地点に平城京があり、その南には法隆寺が位置し、平安時代前期(9世紀半頃)に宇佐神宮(九州・豊前国/神職が血統的に天皇家と繋がる?)から勧請された石清水八幡宮が淀川から宇治川へ変わる辺りの岬状の場所(川岸の近く)に立地するなどがわかり興味が尽きない。まるで、古墳時代末期〜飛鳥時代〜奈良・平安初期の歴史をリアルに俯瞰しているかのような錯覚に襲われる。やはり、この辺りは東アジア文化の吹き溜まりであった可能性が高い。


更に連想されるのが凡そ飛鳥・古墳時代末期から遥か紀元前後まで遡る「日本古代文化のプロローグ」の時代、つまり「日本書紀」、「古事記」が描写する日本の神話・説話の世界と重なる時代だ。そこで、大きく此の「日本古代文化のプロローグ」期から「日本国の輪郭が成立して天皇の呼称が開始する天武・持統期(7世紀後半)」の時代辺りまでを「広義の日本の古代化(日本国の幼生期)」と見立てることが可能である。すると、この時代に見逃せないのが渡来人の夥しいばかりの数の多さと、彼らが此の日本国の幼生期(黎明期)の基盤造りに果たした役割の大きさ、その意味で渡来人は日本人の一部だということだ。


歴史学者・上田正昭氏(京大名誉教授/参考文献、下記◆)によれば、およそ奈良時代末〜平安時代初期辺りを境(基準)として、それより遥か以前に渡来した人々は「前渡(まえわたり)」、その頃に来たばかりの1・2世位の渡来人は「今来(いまき)」と呼ばれ、貴族あるいは官僚・学者・僧侶・特殊技術者などとして朝廷に仕えた「前渡」が自国の話し言語を忘れた(殆ど倭人化した)ため「今来」が通訳に取り組む場面も見られたようだ(一方、この頃の日本語の書き言葉は漢字で書かれた、つまり中国語表記なので指導層の純倭人と渡来人の間での意思疎通はかなり可能であったと考えられる)。 ◆上田正昭編『古代の日本と渡来の文化』−学生社−


より深く「広義の日本の古代化(日本国の幼生期)」が意味するところを概観するため、もう一人の注目すべき歴史学者・深谷克己氏(早大名誉教授)の著書『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店)から、関連するくだりを下に引用する。


・・・社会が政治的支配・被支配ではなく長老・祈祷者などの経験知と託宣に導かれ、集団の合意によって行為を決定する「運営社会」から、特段の有力者か少数上位者の意思で左するか右するかを指図する「政治社会」へ変化することが「古代化」である。中でも日本史では、当初から東アジアの「古典古代」を継受するという(自意識を持つ)大陸諸王朝群の更に周辺に位置して、かつ王への上昇を欲求するいくつもの集団(日本列島でいえば渡来系、倭人系の諸豪族から成る数多の集団)が一段上へと争闘を繰り返し鬩ぎあう地域であったため、国際的な力が往復的に働く中で消長し、長い時間を要した古代化となった。・・・・・・そのような意味での「古代化」は数世紀にわたる長い過程であって、初めから「日本国」だったのではない。「別れて百余国」と記された時代から奴国・邪馬台国等の小国あるいは連合国時代を過ぎて何世紀も後に東アジア法文明圏(中国冊封圏)において承認される「国号」として「日本」、「日本国」が称され始めた。日本列島にはなお独立性の強い広大な政治的勢力、部族社会が各地に跋扈しており、それらに対抗しつつ幼生期の日本国は国際関係において優越した地位を得たということである。・・・


・・・また、古代以後にも、広い範囲の「唐物(からもの)」文物の渡来は留まることがなかった。ことに古代の「日本国幼生期」に、東アジア古典古代を継ぐ中華王朝の政治文化を吸引し続けたことによって、「外来文化の影響」を超えて、自らの「体質」(特に日本的と見なすべき超個性的な中華帝国よりも或る意味で高度化し洗練された体質)に近い域にまでそれが進んだ。最初に吸収したものから更に二次的に紡ぎ替えて日本風になった事物も数多くあり、身辺化して派及が気付かれなくなっているものさえあるが、それらが日本の政治文化の「基層」の構成要素となったと言ってもいいくらいである。・・・


5−3 古代日本における渡来文化の多様な痕跡―事例サンプル


飛鳥・古墳時代末期から遥か紀元前後まで遡る「日本古代化へのプロローグ」期に関わる渡来人と、渡来系関連文化の痕跡を少し探ってみると、その数は夥しいものとなり驚かされる。ただ、些かでも気を緩めるや否やトンデモ論、陰謀論あるいは他愛ない与太話の類の術中に嵌るリスクもあるので、これらの点に留意しつつ幾つかの事例を以下に採録しておく。


大夫・難升米(たいふ・なんしょうまい)(歴史学者、上田正昭氏)

・・・3世紀、邪馬台国の卑弥呼が魏に使わした大夫(中国で使われた役職名)であり、文字(漢字)を理解し、それを使うことができたとされる渡来系の人物。


史部(ふひとべ)(歴史学者、上田正昭氏)

・・・記録・文書をつかさどって朝廷に仕えた部民(べのたみ)だが、4世紀頃に渡来したという王仁(わに)の子孫・西史部(かわちのふひとべ)と阿知使主(あちのおみ)の子孫・東史部(やまとのふひとべ)の二大勢力があったとされる。金石文(金属や石などに記された文字資料)の記録者が史部であったと考えられる。


古代の交流史、日韓で共有/百済の昆支王、ソウルで展示へ)(2011.11.16産経MSN)http://urx.nu/3nrG 

・・・5世紀の雄略天皇の時代に倭国(古代日本)に派遣された百済(古代韓国)の王族、昆支王(こんきおう)に関する展示スペースが、日本側の働きかけで、韓国・ソウル市に2012年・春開館する市立漢城百済博物館に設置された。

・・・昆支王は百済の21代・蓋鹵王(こうろうおう)の弟。日本書紀には、雄略5(461)年、蓋鹵王の命により倭国に派遣され、その際、兄の后(きさき)を妻として同行したが、出産したため、生まれたこの継子を帰国させ、後に25代武寧王になったと記されている。

・・・倭に渡った昆支の行跡に関しては河内の「近つ飛鳥」(大和=飛鳥、難波=元飛鳥/アスカ=百済語で安らかな地の意?)で百済系の移住民を糾合し根拠地にしたという見解がある。『新撰姓氏錄』の河内近つ飛鳥戸造(あすかべのみやつこ)の先祖と河内近つ飛鳥戸造神社の祭神が昆支である点と、倭で多くの子女が生まれたという点から推測すると、昆支を先祖とする後裔(末裔)氏族が、今の河内・飛鳥郡一帯を中心に繁栄していたらしい。これは百済人が倭に渡って造った横口式石槨が主流をなす河内平野古墳群の分布からも立証可(http://urx.nu/3nrR )。因みに、高句麗・百済・扶余・倭らの民族は同じツングース系。

・・・なお、桓武天皇の生母である高野新笠(たかののにいがさ)は武寧王を遠祖とする渡来人「和」氏の出身という記述が『続日本紀』にある。新笠は皇后になることはできなかったが桓武天皇の生母として皇太夫人と称され、更に皇太后とも称された。


渡来系氏族の中で国号を氏姓とした氏族で最も著名なのが百済王氏(くだらのこにきしし)(歴史学者、坂本義種氏ほか)

・・・百済最後の王・義慈王の子である善光を始祖とする日本の氏族。持統朝に百済王の氏姓を賜与された。氏として百済がつく氏族は百済朝臣、百済公、百済連、百済宿禰などがあるが、王という特殊な姓は、かつて百済を象徴する宗主(王侯)的な存在であったことが窺われる。

・・・百済最後の国王義慈王は倭国と同盟し、その王子豊璋王と禅広王(善光王)を人質として倭国に献上した。が、660年百済は唐の進攻であっけなく滅んだ。百済復興のため倭国から朝鮮半島に戻った豊璋王(阿倍比羅夫が半島へ送り届け王位に就かせたとされる)も白村江の戦いに敗れ、高句麗に亡命するも、やがて唐に捕らえられ流刑となったため、日本に残った禅光王が百済王族の血統を伝えることとなった。

・・・奈良時代末期には百済王(くだらのこにきし/禅光王の子孫)氏の後裔の俊哲が陸奥守・鎮守将軍・征夷副使などに任じられ、同じく武鏡は出羽守となるなど百済王敬福(くだらのこにきしのきょうふく/その陸奥守在任時に陸奥国小田郡から黄金が発見された)いらい東北地方の経営と征夷事業に関わり、平安時代中期まで百済王氏は中級貴族として存続。

・・・平安時代初期には、桓武天皇の母(高野新笠)が百済系渡来氏族の「和」氏出身であったため天皇の外戚とみなされ厚遇を受けた。一族の娘を桓武天皇・嵯峨天皇らの後宮の宮人としたため、天皇と私的なつながりを結んで繁栄を得た。また、桓武天皇の時の宮中には百済人などの女官が数多く採用されていたとの説もあり、百済語など外来語が飛び交っていたらしい。

・・・また、平安京遷都(794)で桓武天皇(生母が百済の武寧王の子孫(高野新笠)であると続日本紀に記されているとの今上天皇のご発言もある)へスポンサー的な意味で大きな影響を与えた秦氏(百済系/秦河勝の私邸が御所として桓武へ提供された?)以前の渡来系部族として、物部氏(百済系?)と蘇我氏(新羅系?)の大きな存在も無視できない。

・・・因みに、近年の考古学調査で物部氏の仏教系氏寺とされる遺跡が発見されたため(http://urx.nu/3bT2  http://urx.nu/3bT3 )、教科書的定説である<廃仏・物部VS親仏・蘇我>の対立に疑問が投げかけられ、それは崇仏論争ならぬ政治権力抗争であった可能性が高い。

・・・百済王系の本拠地は難波であったが、その後北河内交野郡中宮郷(現・大阪府枚方市中宮)に本拠を移し、この地に百済王氏の祀廟と百済寺(現存する、滋賀の百済寺(高句麗僧の恵慈が百済・龍雲寺をモデルに建てたとされる)とは別)を建立した。百済寺は中世に焼失したが百済王神社は今も大阪府枚方市に残る(http://urx.nu/3pQQ )。

・・・飛鳥・奈良〜平安初期の時代についての統計学的推計手法を使った直近の研究によると、関東・東北辺りに住んでいた俘囚と呼ばれる人々が原日本人(縄文系子孫)で、一方、西日本〜畿内・中部辺りに住む日本人(弥生系庶民層)は、その6〜7割が半島又は中国由来の渡来系の人々ないしは、その混血であり、その当時の日本全国の人口規模は約700〜800万人と考えられる(典拠:日本歴史学会編、井上満郎著『人物叢書/秦河勝』―吉川弘文館―)。

・・・また、「新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)」(平安時代初期の815年(弘仁6年/799年(延暦18)12月の嵯峨天皇による本系帳提出命令に端を発する)に編纂された古代氏族名鑑)の記録によれば、当時の貴族・豪族層は約3割が渡来系とされるが、それは自己申告方式だったため、この3割の数字には疑わしい。実際には、畿内・中部辺りの貴族・豪族は庶民層以上に渡来系が占めており、前渡と今来を合わせれば7〜8割程度までが渡来系という実態ではなかったかと思われる。


先進的な製鉄技術を日本に伝えたアメノヒボコ (歴史学者、上田正昭氏)

・・・アメノヒボコは4〜5世紀の狭間ころに渡来し、播磨を経て但馬に定着したとされる新羅の王子で、記紀と播磨風土記に登場するが、製鉄、水田開墾などの技術者集団の渡来の可能性がある(アメノヒボコはそのリーダー?)。

・・・事跡としては、比売許曽神社(ひめこそじんじゃ/大阪市東成区)、揖保郡太田里条(兵庫県揖保郡太子町太田)、出石神社(いずしじんじゃ/兵庫県豊岡市)、糸井神社(奈良県磯城郡川西町)、アメノヒボコの後裔の可能性がある三宅連(みやけのむらじ)、糸井造(いといのみやつこ)、但馬守(たじまのかみ)など。


王辰爾(おうしんじ) (歴史学者、上田正昭氏)

・・・6世紀後半に敏達天皇の朝廷で活躍して、船氏(船史/ふねし)らの祖となった渡来系(百済)の人物。大阪府曳野市古市にある野中寺(やちゅうじ)は船氏の氏寺。日本書紀では、船の賦(みつぎ/積荷)を数え記録する仕事に功があったので「船長」に任じられ、「船氏」の氏姓を与えられた人物として登場する。また、「津史(つのふひと)」の氏姓を与えられた牛(うし)という人物は王辰爾の弟とされる。


隋書倭国伝にある秦王国(はたorしんおうこく)、つまり豊前国(ぶぜんのくに/現在の福岡県・東部から大分県・北部辺り)に入っていた仏教(538年の仏教公伝以前の仏教伝来)、および其の薩摩・隼人との関係 (古代史研究家、大和岩雄氏/歴史学者、中村明蔵氏)

・・・豊前地方には欽明期の創建になる仏閣が大変多く、中には538年以前のものもある。その後、百済系の秦氏(はたし)は、山背国葛野郡(現在の京都市右京区太秦)、同紀伊郡(現在の京都市伏見区深草)、河内国讃良郡(現在の大阪府寝屋川市太秦)など各地に土着したが、薩摩・大隅地方との関わり(移住?)も窺われる。大隅正八幡宮(鹿児島神社)(霧島市隼人町)、韓国宇豆峰神社(霧島市上井)、韓国岳(霧島山最高峰)などの痕跡がある。

・・・霧島市隼人町の地名が残るとおり、百済系の秦氏と薩摩・隼人の繋がりが窺われる。厳密には其の居住地の違いにより阿多隼人(薩摩隼人)、大隅隼人、日向隼人などの区別がある。彼らは畿内とその周辺部にも居住しており、その一部は律令制下で衛門府被官(官吏)の隼人司(はやとのつかさ)に属し、天皇と朝廷の守護役を勤めていたともされる。


神武天皇東遷神話」の新しい研究/森浩一『日本神話の考古学』(朝日新聞社) (泉森皎氏、考古学者・元奈良県立橿原考古学研究所 / 研究員)

・・・これは、虚心に神話・伝説と考古学の接点を探るべきとする意欲的な著書である。それによれば、神武天皇東遷神話については、九州地方(南九州および豊国(北九州北東部))に遺されている考古学的資料・遺跡関係等と奈良県宇陀地方の古墳群との関連を視野に入れつつ下記の諸問題についての研究推進が期待される。


*何らかの政治的まとまりや軍事力を持った南九州の豪族集団の移動があったと考えられる(豊国から薩摩・大隅地方へ移住した秦氏系の分派?)

*出発地点は日向(宮崎県)で、船団を組んでの移動であった

*途中には多くの寄港地と水崎案内人(ウズ彦=根源津彦/倭国造(やまとのくにのみやつこ)?)がいた

*宇佐(豊国地方の秦氏系?)の建造物と思われる足一騰宮(あしひとつあがりのみや/一本柱建築)の記述(記紀による)などからは中国の南方的要素の渡来が窺われる

*同じく、記述(記紀による)の関連記述では宗像神社(北九州)のある玄界灘沿岸らしい特殊性が窺われる


5−4 幼生期“日本”の完成―「伊勢神宮創建(天武・持統期)」には“中国律令制と儒教”の深化(日本化)プロセスの意味がある


(幼生期“日本”の完成:天皇家の精神基盤、祖型「伊勢神道」成立について)


推古天皇(厳密には推古大王/位593 - 628)の600〜618年の18年間に5回以上派遣された遣隋使(小野妹子の派遣は607年)が、倭国へもたらした文化的衝撃は非常に大きなものであった。そこで国威発揚を目的とするグランドデザインの必要性を意識して先ず着手されたのが「日本書紀」(720/養老4年)に記述がある「天皇記」、「国記」など国史(両者とも現存せず)の編纂である。


そして、その過程で「日神祭祀」(太陽神、つまり天照大神(あまてらすおおみかみ)を崇め望拝する宗教儀礼)を伴う王権神話(ミソロジー)が創作された。現存する日本書紀の中の推古紀に具体的な「日神祭祀」(天照大神)の指摘と記述はないが、同じく用明紀が引用する別の推古祀の記述からは、その「日神祭祀」存在の可能性が窺われる(出典:深谷克己著『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店))。


しかも、日本書紀の編者・舎人親王らが、その事実に一定の脚色を加えつつ、より古い時代の崇神紀・垂仁紀へ、その記述内容を意識的に移行して、その上に重ね書きした可能性が高い。つまり、8世紀初頭に成立した「日本書紀」と「古事記」(出来た順序は逆になるが、古事記は日本書紀の副次派生的テキスト)は、幼生期・日本の深層記憶を文字・文脈でヴァーチャル化したものと考えられる(出典:同上)。


・・・ここで少しだけ容量オーバーとなったので、この後の部分は<コメント欄>へ続けます。お手数ですが、以下のコメント欄に入ってお読み願います。・・・

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2014-10-02 [情報の非対称性]安倍内閣が仕掛ける「社会的集団恍惚催眠」へ誘われ

toxandoria2014-10-02

安倍内閣が仕掛ける「社会的集団恍惚催眠」へ誘われる多数派国民/今こそ「歴史に学ぶ意義」の再発見で「正統保守」の確立を急ぐべき(暴政編) 

初秋の花々、アラカルト( In Kyoto、September 2014 )

・・・これら3枚の画像は、miyumiyu@reimondokobatiさま からご提供頂いた。



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・・・スケッチは、http://urx.nu/cp9j より転載。


【参考動画】Lara Fabian - Broken Vow 

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【参考画像】アンドレア・デル・サルト『アルピエの聖母』(正統保守のイメージ

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・・・Andrea del Sarto「Madonna of the Harpies」1517 Oil on wood  208 x 178 cm Galleria degli Uffizi 、 Florence


(アンドレア・デル・サルトについて)


『アルピエの聖母』はサルトの聖母子像の中で最も重要な作品とされるもので、彼の妻が聖母のモデルとされる。ヴェネツイア派の技法を身につけたフラ・バルトロメオの情熱的な色彩、レオナルド・ダ・ヴィンチの明暗法(スフマート)、そして何より古典彫刻風の人物表現のバランス良い構図には荘重さが漂い、これらの心地よいハーモニーが鑑賞者の目を引きつける。


ところで、サルトの古典主義の特徴は次の二点になるが、その特徴を短く言うならば「古典的ミメーシス(基本重視の修練で洗練された模倣)の技法がバランスの良い構図とハーモニーをもたらし、鑑賞者に対し確固たる安定感と安堵感を与える」ということになる。


◆サルトは、古代ギリシアで行われていたように大理石彫刻やブロンズについての克明な模倣術(ミメーシスの技法)を身につけていた

◆そこには古典彫刻風の人物表現的なバランスの良い構図と荘重さが漂っており、これらの調和(ハーモニー)が鑑賞者の目を強く引きつける


この「安定感と信頼感(信用)」ということが実は重要なキーワードになる。このサルトの正確な素描の特徴について、ジョルジョ・ヴァザーリは「誤謬なき画家」という最上の言葉で褒め称えている(出典:千足伸行・監修『新西洋美術史』(西村書店)、p162)。


(サルトを典型とするミメーシスこそが正統保守的なるものの核心と考えられる)


実は、アンドレア・デル・サルトの素描の大きな特徴である「ミメーシス(mimesis)」は、一見、これは意外に思われるかもしれないのだが、<デカルト(Rene Descartes/1596年- 1650/哲学者、数学者、近世合理主義哲学の祖)以来の非常に明晰で確固たる近代主観主義へ向かって進んできたため人類が嵌った自縄自縛的プロセス>へのアンチテーゼという意味があると考えられる。


それは、近世〜近代合理主義(科学合理主義のプロセス)が<目的喪失型の傲慢化(その典型が原発問題のアポリア化)>を必然的に人間へもたらしてきたことに対するアンチテーゼである。そして、これも意外に思われるかもしれないのだが、その科学合理主義のプロセスは、ルネサンス期〜17世紀ヨーロッパの市民革命期(初期近代)〜近代〜現代へと流れてきた一種のロマン派的感覚の拡がり(科学合理性への素朴な反抗としての)と野合してきたのである。


つまり、その「近代主観主義(デカルト的明晰さと、それへ素朴な反抗を示しつつも根底では、それに支配される立場として妥協してきた受け身の“奴隷根性的な情緒性”の拡がりこそが、人間社会と自然への完全支配をも可能であるとする科学合理性の傲慢さを許してきたことになる。


やがて、それは神憑りの超然政治権力と癒着することで「科学合理性」自身の目を曇らせることとなる。例えば、戦前の日本では“霊媒降臨(招魂社)ルーツの靖国顕幽論に因る日本国民への自爆玉砕テロの強要も辞さぬグロテスクジャポニズム精神が暴走し、結局、それが日本伝統の悪しき「科学技術構造災」として戦前〜戦中〜戦後を生き続け、遂には「非科学的なゼロ戦式自爆テロ戦争」⇒「2011.3.11フクシマ原発過酷事故」の非劇的なプロセスへ繋がったことも指摘されている(社会学者・松本三和夫氏の提示/関連参照 ⇒ http://urx.nu/cnzy ほか)。


今や、神憑る<超然カルト政治権力>と化した「安倍”日本会議・ネオナチ・在特会&統一教会ら複合カルトだらけ“内閣」は、<“フクシマ原発過酷事故由来の放射能”および“噴火・大地震など自然界の恐るべきパワー”さえも自らが支配する超然政治権力で制御可能だと見下すほど、余りにも軽率なエセ『科学合理』主義的視点>に立っていることになる。言い換えれば、我われ日本国民はムリくりに「科学がカルトと野合・癒着した倒錯的で異常な精神環境」に追い込まれている訳だ。


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この意味を深く理解するには、例えば人類は「地球上の全自然環境と生命存在の絶対条件」となっている「月」一つをすら、その絶妙な位置(軌道)条件を含めて絶対に造る(創る!)ことはできないという歴然たる事実を想起してみればよい。もし、あの「月」が存在せず、あるいは存在するとしても大きさと周回軌道がほんの僅かでも現状(今の大きさと軌道位置)からズレていれば、地球上の生命誕生も、生命誕生とその持続条件である潮汐運動も起こり得なかったし、我われ自身(善きものと悪しきものの全てを併存させつつ内包する全生命現象の一部)も存在し得なかったという現実を意識してみればよい(画像は、http://urx.nu/59BU より転載)。


ミメーシス(mimesis)の本来的役割は、古代ギリシアのミメーシスが意味するとおり、「自然世界の本質的なもの、それが善きものであれ悪しきものであれ、それらの全てを併せ採りつつ調和させ、しかもその“自然”(生命、人間、社会などの全てを含む意味での)の最も本質的な部分(安定感と信頼感(信用)の基盤)を強化的に再現し再提示する」ということである(出典:青山昌文著『美と芸術の理論』(日本放送出版協会)、p18-19)。


いわば、これこそがデカルトの「近代主観主義」に由来する“科学合理設計主義の狭隘な視点がもたらす傲慢化”と“受け身で妥協的な妄想への没入(イロニー)”という、我々が嵌りがちな二律背反的呪縛状況へのアンチテーゼ(反証)ということである。この反証によってこそ、はじめて<その“自然”に関わる実在論的概念>が反転し、我々は「正統保守の意義/安定感と信頼感(信用)」を理解することが可能になる。


つまり、絵画に限らず、あらゆる芸術作品(おそらく、それは芸術に限らず政治・経済など人間の凡ゆる営為も視野に入れて考えるべきと思われる)の最も基本的な役割は、その時点や時代における刹那的な人間の主観(歴史・記憶と無関係な)だけから構成されるものではなく、この自然世界と人間社会、そしてグローバル世界で際限なく拡がる歴史的で本質的な網目の中から、その核心(これからも生き続けるための真理)の一部を「ミメーシスの努力」によってその奥深くから、絶えず歴史・記憶的視点ですくい上げ、それを「正統保守」的な、そして新たな漸進的価値として鑑賞者の目前に再強化して出現させるものだということになる。


端的に言えば、そもそも正統保守的な絵画が、我々が生き続けるための基本として存在しなければ、未来への可能性を拓いた印象派も、未来派も、アヴァンギャルドも理解できないということに喩えられるであろう。


プロローグ


(1)深刻化する?安倍政権の「統一教(協)会/国際勝共連合」汚染/“悪徳商法”ならぬ信用に基づく“市場経済”持続性の根本については、経済理論上、資本主義と共産主義が合わせ鏡の如き両面的描像であることは証明されている


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■【安倍晋三・一派の“狂気イデオローグ”の根と闇は余りにも広く深い!】

RT@keikomiyake9/28東京、約十年前「ジェンダー攻撃」(et純血統主義)の最先端に統一教会が。彼らはフランクフルト学派の思想を諸悪の根源とみた。その当時、山谷えり子事務所に電話すると秘書がフランクフルト学派に言及してきて驚いた928東京新聞 via ついっぷる 2014.09.28 17:42 http://urx.nu/cxAs

 

・・・韓国(朝鮮)・発祥のカルト系組織、世界基督教統一神霊協会(国際勝共連合、通称・統一教(協)会/日本では専守防衛・非核三原則武器輸出三原則の破棄と原発推進を主張、北朝鮮との関係も見え隠れするため一時は公安もマーク?とされる)との繋がりも透ける山谷えり子氏(国家公安委員長)らを抱える安倍政権は、その政治理念の根本についての説明意識が欠けている。


・・・1923年に設立された社会研究所、フランクフルト学派(統一教会が激しく敵視するが、EU(欧州連合)の根本理念、および現代経済学(現代資本主義そのもの)などへ大きな影響を与えている)はソビエト連邦マルクス・レーニン主義とは一線を画しつつ、マルクス主義理論の資本主義暴走への適切な批判力を活かすという観点に立つもので、共産主義・社会主義の政治活動とは全く異なる。もっと言えば、正しく経済学を学べば理解できることだが、資本主義そのものがマルクス主義理論から、それ自体を発展させてきた根本的諸概念(経済波及効果労働生産性など)を深化・高度化させてきたことが分かる。


・・・また、資本主義の限界の問題は旧来の「ウヨVSサヨ(右派VS左派)のイデオロギー対立」の次元では歯が立たぬものとなっている。限界効用の微分的増加(“悪徳商法”ならぬ信用に基づく“市場経済”持続性の根本)についても経済理論上は資本主義と共産主義が合わせ鏡の如き両面的描像であることは証明されているので(参照 ⇒ ポーランドが生んだ新古典主義の大経済学者オスカル・ランゲの業績、http://urx.nu/b8j3 )、問題は配分問題(付加価値分配/資本⇔労働間の所得弾性値の奪い合いの構造をどう調整するか?)に絞られている。


・・・従って、国際勝共連合の如く“反共理念”を現代政治における究極の理論武装基盤とみなすこと自体が、また同時に人間社会の厚生に資するためとして“全ての人間が共有する、その精神のカルト共鳴的な部分”(戦前型“招魂社・降霊術ルーツの靖国顕幽論”の如くイスラム国アルカイダなどにも共鳴する“霊感”原理主義)へ過剰に頼る方向性は、人間社会と人間文明および人類文化の発展に関わる新たな展望を拓くための根本理論、または根本理念として甚だしく陳腐化しており、アナクロニズム(追憶のカルト)以外の何物でもない。強いて言えるのは、超リスキーな劇薬(悪徳商法)的効果を持つ「政治権力維持」装置としての非倫理的ポピュリズムプロパガンダ手段であるということだけだ(関連する委細は、下記ブログ記事◆を参照乞う)。


◆2014-09-01toxandoriaの日記/安倍内閣(偽愛国)の決定的誤りは、正統保守に必須の二理念『情念統制、論理構成』の相互補完性と国民主権ナショナリズムの無理解を恥じもせず露骨メディア支配で国民扇動に只管“精”を出すこと、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140901 


(2)情報の非対称性の仕掛装置、ナチス広報もどき“安倍さまの演出装置”と化したNHKニュース


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■【イスラム国等の“カルト狂信と深く共鳴する根源的な暴力性”を衣の下にヒタ隠す安倍首相(しかも、日本国憲法の基本権(基本的人権)削除を謀ったり、ムリくり解釈で集団的自衛権をゴリ推すなど暴政やり放題の)が国連演説で強調した<より民主主義的な「国連改革」のための日本の常任理事国入りという主張>に正当性を伴う説得力はあり得ない】   ⇒ 国連で安倍首相がリーダーシップを発揮しているという岩田明子解説委員のヨイショレポート/926NHKニュース7:@徳永みちおvia Twitter for iPad2014只のオッサンがリツイートhttp://urx.nu/cmbo 


おそらく「20140220米議会調査局レポートも公認した超タカ派(Strong nationalist views=追憶のカルト(霊媒降臨(招魂社)ルーツの靖国顕幽論に因る日本国民への自爆玉砕テロ強要も辞さぬ戦前型グロテスク・ジャポニズム精神))であること」が安倍一派の逆説的な意味での“売り”だ、言い換えれば“タカ派のこわもて(強面)”こそが彼らの逆説的な意味での大きな強みである。従って、彼らにすれば我々が生活する一般常識社会(現代民主主義社会)における普通のコトバ使いでの釈明や弁明はできないことになる(関連参照/下記◆)。


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◆【複合カルト汚染で陳腐化した“悪徳商法”型アナクロニズムの広告塔的人物か?】外国人記者も総攻撃 山谷えり子大臣「ヘイト、統一教会(←toxandoria、補足/“統一教会”問題の委細は、記事冒頭のプロローグ(1)を参照乞う!)」で大炎上2014年9月26日 日刊ゲンダイhttp://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153657


しかし、ここまでであれば、それは強大な軍事力を絶えず衣の下にチラつかせる、ウクライナ問題におけるロシア・プーチンの “強面政治・外交”とほぼ同レベルのこととして、概ねは理解できるだろう。結局、絶対に無視できないのは、矢張り、彼らが篤く信奉(信仰?)する「追憶のカルト(霊媒降臨(招魂社)ルーツの靖国顕幽論に因る日本国民への美しい自爆玉砕テロの強要をも辞さぬ戦前型グロテスク・ジャポニズム精神)」のリアル取戻しを謀っているという恐るべき現実であり、その意味での現代日本における非常に厄介な政治病理の問題が残ることになる。


そして、そのことを怖れずに凝視すれば、必然的に浮上するのが、彼ら、彼女らのその異常イデオローグの奥底に潜む、あのイスラム国あるいはアルカイダのテロリズム等で顕著に観察されるものと同質の、いわば“我われ普通の人間が遍く共有する(残念ながら!)マゾヒズム的な残忍性、猟奇性、倒錯性”ということだ。


但し、この点については、人間そのものに対するというか、あるいは神(それは自然の摂理と言っても良いだろう)に対する見方の違いということがあるので、それぞれの人の立場に応じ、その理解の仕方は異なるのはやむを得ないかもしない。しかし、少なくとも我われ自身を含めた人間および生物一般の世界には、限りなく善なるものと同時に、限りなく悪なるものが併存するという厳しい現実があることは否定できないだろう。


だからこそ、そのような理解の地点で簡単に諦めるべきではなく、啓蒙思想がその典型になるが、常識的な意味での現代社会の如く、人間の良き側面の現れを最重視する「基本権(基本的人権)」と「一定の中立・公正を確保し、権力の暴走を抑制するための憲法および諸法制」に基づく「民主主義社会」を「是が非でも貫徹するという強い意志を持続し、それを深化させるべき」だということになる。

                      

しかも、問題なのは、安倍政権が、その“カルト的狂信ないしはカルト倒錯と共振・共鳴する残虐な暴力性”(追憶のカルト(霊媒降臨(招魂社)ルーツの靖国顕幽論に因る日本国民へ美しい自爆玉砕テロの強要も辞さぬ戦前型グロテスク・ジャポニズム精神))を、その<積極平和主義や法の下の平等>などの外形的美事麗句の影にシッカリと潜ませていることが、米国(米議会調査局レポート20140220)はじめ世界中に疾うに広く知れ渡っていることだ(関連参照/下記◆)。


◆国連が問題視する「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」の親密関係2014年9月25日 日刊ゲンダイhttp://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153595


◆【Sep 27th 2014エコノミストがジェノサイドも叫ぶ在特会や、ネオナチと閣僚らの関係に触れ“ヘイトの一部は政府トップにインスピレーションを与えている模様”と報じた!NHKほか日本メディアが無視するなかで『日本の“大きな国益毀損”問題』と化した!】英エコノミストが日本における対・在日レイシズムを俯瞰する記事を書いた。日本は何と野蛮な未開国だろうと思われても仕方ない内容だ!現政権の偏向ぶりが海外メディアにここまで暴かれた、国内メディアは奮起すべき。@吉方べきvia Hootsuite2014.09.26只のオッサンがリツイートhttp://urx.nu/cmfF


従って、イラク(イスラム国)、シリア、チェニジア(イスラム国チェニジア版)、ウクライナ、パレスチナアフガニスタンなどの苛烈な局面で国連安保理の機能が十分に発揮できていないのは現実かも知れぬが、“カルト狂信と深く共鳴する根源的な暴力性”を衣の下にヒタ隠す(しかも日本国憲法から基本権(基本的人権)の削除を謀ったり、ムリくり解釈で集団的自衛権をゴリ推すなど暴走やり放題の)安倍首相が国連演説で強調した、より民主主義的な「国連改革」のための日本・常任理事国入りという主張に正当性を伴う説得力はあり得ないことになる。

しかし、そのような意味での根本問題に一切言及せず、<国連では安倍首相が良いリーダーシップを発揮している>というNHK岩田明子解説委員の“チョウチン御用”報告を垂れ流すNHKニュース(*↓)が、籾井会長、あるいは百田尚樹・経営委員らの恫喝に屈したためか、今や徹底して安倍政権の御用機関に甘んじているのは間違いがない。



(3)「正統保守」が「偽装極右」(安倍さまのお友達一派ら)の天敵として有効である訳


それは、恰も「正統保守」が正常な“バリコン”機能(variable-condenser/ラジオのチューニングに使う可変容量コンデンサhttp://urx.nu/cdY0 )に喩えられるからだ。つまり“絶えず歴史経験の反省(中立的な“あるべき客観的ジャーナリズム情報”を含む放送内容そのものに因る一定量の微調整の受け入れ(受信周波数そのものの小幅修正の変更を)も加味して現実生活の“日常の幅”(一定波長のポジション)”をキャッチすることが可能であるからだと考えられる。


因みに、この問題は<ハイゼンベルク不確定性原理を名大・小澤正直教授が修正して量子コンピュータ、量子通信など量子力学の未来への応用可能性を広げたこと、http://urx.nu/cnDa >も連想させてくれる。


ともかくも、左右への急激かつ過剰な偏向は、「理念(超観念)の海」(偽装極右派らが悪辣に利用する観念原理主義、超然権力原理主義、例えばナチズム、イスラム国、アルカイダ、大日本帝国型軍事暴走(安倍さまのお友達一派ら靖国一色アナクロニズムが取戻しを謀る神憑る追憶のカルト)、過激シオニズム派などの狂想)に溺れるリスクを高めることに繋がる恐れがある。


(参考情報)


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■安倍“日本会議、ネオナチ、在特会、統一教会だらけ”内閣は「メディア委縮⇒メディア&ネット完全統制」へのステップを間違いなく狙っている! ⇒ 元NHK永田浩三氏 「安倍政権の局支配が着実に進んでいる」、局内は昔に比べて息苦しくなっている、現役職員には言論の自由がない、吉田証言なくても従軍慰安婦問題は存在する!922日刊ゲンダイ

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=638582899592336&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


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■【常任理事国入り10年ぶり挑戦 安保理改革、険しき道 日・独・印・ブラジル、立ちふさがる戦勝国の壁 安倍首相演説「国連21世紀の姿に」926朝日、http://urx.nu/ckzX


・・・安倍内閣が隠す「一見では美しく見える神憑りの戦前型グロテスク・ジャポニズムの正体」は米国(米議会調査局レポート20140220)に見抜かれている!(*1↓)


・・・また、安倍晋三式“積極的平和主義”の正体が「Fake-Pacifism(イスラム国にも通じる超然暴力性を秘めた戦前アナクロ日本型の偽平和主義)」であることが「日本会議&ネオナチ・シンパだらけ」関連の海外メディア報道で全世界にバレている!(Ex.*2〜4↓)


・・・従って、常任理事国入りは“チャンチャラ〜wの類い”であり、対バングラディシュ支援金6千億円で買い取った安保理・非常任理事国入り(予2016.1〜/2015・秋、選挙)も危ういのではないか?  

*1 【米議会調査局レポート20140220/極右国家主義者として知られる安倍首相とその内閣の歴史問題(認識)に関わる議論と行動は東アジア地域を酷く混乱させ、それが米国益を傷つけることになる恐れがある。(意訳)】February 20, 2014 Congressional Research Service 7-5700 www.crs.govRL33436

http://mansfieldfdn.org/mfdn2011/wp-content/uploads/2014/02/USJ.Feb14.RL33436.pdf

・・・Comments and actions on controversial historical issues by Prime Minister Abe and his cabinet have raised concern that Tokyo could upset regional relations in ways that hurt U.S. interests. Abe is known for his strong nationalist views.

*2 在特会元幹部とのツーショットがネットに出回る 安倍晋三事務所「分かっていたら撮らなかった」 2014/9/24 19:50 J-CASTニュース

http://www.j-cast.com/2014/09/24216631.html?p=all

*3 (再掲)国連が問題視する「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」の親密関係 2014年9月25日 日刊ゲンダイhttp://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153595

*4 ネオナチ騒動 高市早苗総務相「天理教信者」「パソナ疑惑」のドス黒い過去 週刊実話 2014年10月2日 特大号 http://wjn.jp/article/detail/8805579/


1 「社会的集団オルガスムス/Kollektiv-orgasmus」(ナチ式群衆恍惚催眠/独誌シュピーゲル)とは何か?


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■多数派ウロ・キョロ国民層は<日本の靖国顕幽論式原発・放射能アニミズム&核武装式このみいくさ(自爆玉砕)軍事大国化>を謀る“イスラム国型パラノイア・カルト政治権力、安倍晋三一派”を高く支持(*↓)してドウスルつもり?w あと待つのは本格的な<“あの太平洋戦争(神憑る全国民玉砕型のこのみいくさ)”へ突き抜けた類のグロテスク・ジャポニズム精神とでも言うべき、かつ政治美学で言うところの“ナチ式恍惚催眠・エクスタシー(社会的集団オルガスムス/Kollektiv-orgasmus/この用語の発出はSebastian Haffner『ヒトラーとは何か』(日本版/草思社)であるが、同じ意味のことを独シュピーゲル誌は集団恍惚催眠と定義して使っている、http://urx.nu/bXH4 )が創造される社会心理学的な悪徳のプロセス>へ見事に回収されるばかりだよ!w ⇒ 安倍を現人神と崇める稲田・政調会長も同じ核武装論者!(参照、添付画像)http://urx.nu/bZr7 RT @kitahamamikiya:【安倍「原子爆弾だって問題はない」】「憲法上は原子爆弾だって小型であれば問題ない」200205早大シンポジウム

http://urx.nu/bZrG 


・・・*新報道2001の最新調査(201409、第2週)で、改造・第2次安倍政権の支持率が61.4%と極めて高支持率になった!http://livedoor.blogimg.jp/salaryman80/imgs/6/e/6e0d8ba7.jpg


・・・


欧州で最も多い発行部数(毎週平均120万部)を誇るドイツのニュース週刊誌、デア・シュピーゲル(Der Spiegel)が、およそ戦後70年となる現在に至るまでのあいだ、経年的にヒトラー・ナチス政権が全世界へ与えたダメージの深刻さ(ドイツが仕掛けた戦争とアウシュビッツを典型とするジェノサイドなどについて)を心から反省する特集記事を書き続けてきたことは良く知られていることだが、今夏も深い反省の記事を書いて(2014年は、この8月までに9本も!)いる(事例参照/◆↓)。


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◆World War IIRSS/Related articles, background features and opinions about this topic.(international/SPIEGEL ONLINE - August 28, 2014 et al)・・・An Endless Legacy

World War II brought more suffering to humanity than any other event in the 20th century. http://www.spiegel.de/international/topic/world_war_ii/ 


おそらく、ドイツではこのデア・シュピーゲル誌だけでも、戦後の約70年間に、少なくともmin.750〜800本もの「ナチス戦争反省記事」を書いたことが推測されるのは驚くべきことだ。ポスト・フクシマでの「脱原発」だけでなく、<正統保守的価値観>を国民全体が共有しつつ、いまやそのドイツが、事実上、EU(欧州連合)の牽引役を担う姿を見るとき、日本の安倍総理の<靖国顕幽論のホンネ(靖国的な霊性に劣る一般国民の人権は否定されるべきとして日本国民を見下すとともに、それら一般国民を“霊界から睥睨される下部構造に属する戦争ロボット視”するという異様観念(“霊界⇔顕(人間)界”霊(人)権バランスシート論)を隠蔽しつつ、「積極的平和主義」こと「偽装積極戦争主義」(Fake-Pacifisam)を国連で堂々と演説する奇怪な姿>には暗澹とさせられるばかりだ。


果たして、このデア・シュピーゲル誌のように真摯な態度で「太平洋戦争」の反省記事を今も書き続けている日本のマスメディアは存在するだろうか?それどころか、今の日本ではナチス・ヒトラーを崇拝するネオナチ・シンパの複数の女性閣僚らを従えて、ヒトラーばり(似)の強面(タカ派)を自負する?安倍総理大臣が靖国英霊「顕幽論」(『招魂社』ルーツの降霊術式神託、いわば“霊媒を介し降臨する英霊(特に、霊媒が排出する霊体(エクトプラズム))と現人神天皇”に伺いを立てる戦前の軍神統治型“狂気の政教一致”)に基づく戦前型アナクロ政治体制を取り戻すべく必死となっている有りさまだ。


しかも、政治権力側に取り込まれた記者クラブ制度にドップリ浸かる日本のマスメディアは、この戦前型アナクロ政治体制に加えて「人権否定=“平田篤胤・六人部是香(顕幽論)”流の“国民=戦争&労働ロボット”論」を信奉する自民党が、その<憲法改正草案>から「第10章/最高法規97条・基本権(*)」を削除しているという事実(安倍政権は本気で人権(基本権)削除の改憲を目指している!事実)を絶対に真正面から散り上げて報(論)じないため、国政選挙における「5〜6割常在棄権層(約5〜6千万人)」に重なる多数派ウロ・キョロ国民層が、いわば彼ら自身が属する国家・日本の存亡の危機を殆ど自覚できない異常事態となっている。


それはともかく、これらデア・シュピーゲルの一連の記事の中で、少し古いものだが2008年(Jan.30号)に、ナチズムの本質を鋭く抉った特筆すべき内容『ヒトラー神話の謎』(The Fuehrer Myth / How Won Over the German People)があるので、その最も重要なエッセンス部分を以下に紹介しておく(これは拙・意訳なので、ご関心の向きはオリジナル記事を参照乞う⇒ http://urx.nu/caUT )。


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【The Fuehrer Myth/ヒトラー総統神話】 By Ian Kershaw

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(ナチスの劇的な台頭と総統神話の始まり=先ず自国民に対するメディア・プロパガンダと軍事力プレゼンス(軍備強化誇示)の成功が決め手であった)


●ヒトラーは、自らがドイツ国民を統合する偶像となるために“プロパガンダ(凡ゆるメディアを支配的に活用するための組織的宣伝活動)”と“国民に対し外部からの脅威を煽りたてる軍事力プレゼンス(唯一の安全保障パワーとしての自国軍事力の存在感)”を巧みに利用した。その結果、多くのドイツ国民が偶像化したヒトラーに一斉に媚びへつらうようになった。そして“Today、Hitler is All of Germany”(1934年4月4日の新聞ヘッドライン)という結果をもたらした。


●その二日前にヒンデンブルク大統領が死ぬと、間髪を入れずヒトラーは“ドイツ帝国”と“ドイツ国民”の総統(der Fuehrer)たる自らへの忠誠を軍に誓わせた。この状況は<ヒトラーとドイツ国民が完璧に感覚・感触的レベルで癒着した>ことを意味するが、それは論理性よりもセンチメントを介した恍惚催眠(集団オルガスムス/Kollektiv-orgasmus←この用語の発出はSebastian Haffner『ヒトラーとは何か』(日本語版/草思社)的な結合!)であった。


<toxandoria補足>『“ヒンデンブルク大統領の大統領内閣”(ワイマール憲法により大統領の特別権限で組閣した内閣)から“ヒトラー(内閣)”への権限移譲の法的プロセス』

・・・軍部・財界・ユンカー(東部プロイセン・ドイツの大地主層)を中心とするドイツの支配層は再軍備と恐慌からの脱出を求めて、ヒンデンブルグ大統領の特別権限(ワイマール憲法48条の規定)の実行を強く要求して「大統領内閣」を組閣させていた。

・・・当然のことながら、いずれ「大統領内閣」は国民全般からの大きな支持が必要であるので、そこへ付け入ったのが、すでに圧倒的な都市部中間層(現代日本で言えばウロ・キョロ多数派層←toxandoria、補足)の支持を集めていたアドルフ・ヒトラーであった。そのため、「ヒトラーは、必然的に、ヒンデンブルグ大統領か指名を得る形で、つまりワイマール憲法の下で“きわめて合法的に”「ヒトラー内閣」を組閣することに成功した。


●1934年8月19日に行われたヒトラー総統を信任するための国民投票では、全体のおよそ2〜3割に相当する冷静な人々が存在したと推定できるにもかかわらず、実際の投票現場では、彼等を含む殆どのドイツ国民が投票用紙に“Yes”(ヒトラー総統を信任)と“走り書き”で(内心で動揺しつつ)書いてしまった。また、その後の「異常に高い支持率が公表された選挙」では「より効果的なプロパガンダ」とともに「投票結果の改竄」も行われたようだ。


●その後も、ヒトラーへの批判が皆無であった訳ではない。例えば、1936年4月にベルリンで出されたゲシュタポによる批判の記録がある。それは、当時まだ多くの国民が極貧で苦しむ状態であるにもかかわらず、ヒトラーがナチ党のお偉方の汚職や贅沢三昧を見過ごしていたことへの批判であった。ヒトラーが、この危機を乗り越えることができたのはなぜか?それは、その時に進みつつあった“ドイツ国家の危機(困難)に必死で立ち向かうヒトラー総統”(少なくともヒトラーの支持層には、その様に見えた!)のカリスマと国民の意識(センチメント)が激しい「社会的集団オルガスムス(Kollektiv-orgasmus)」で結合していたからだ。かくしてヒトラー麾下のドイツ軍はラインラント非武装地帯へ進撃することになる。 


・・・途中、省略・・・


●ともかくも、この<総統独裁下の平和な時代(ヒトラー時代の前半)>における目覚しいヒトラー業績の背後に何があったにせよ(多くの人々が、それを見誤っていたとしても)、ヒトラー総統に対する大衆の圧倒的な支持を確立するという戦略は確実に勝利を収め、その目的は達成されたのであった。


(更に豊かな地域へ侵略するための道筋の準備=恍惚催眠効果の本格的な始動)


●このヒトラー総統に対する大衆の圧倒的支持は(それに対して賛同できぬ少数派の人々の存在という多少の例外はあったが)、明らかに作為的なコンセンサスづくりの賜物であった。それは、恰もコインの裏側のごとく、もう一つの確かな現実が期待され得るという意味での「国家統一体」の宣言(それは、いま安倍政権が謀る仕掛けとそっくりの“ヴァーチャル・リアリティの幻想”であった←toxandoria、補足/その委細は第2章で後述)であり、それに反対する人々には「民族の敵」などアウトサイダー宣言の烙印を押すというまことに御都合主義的なプロパガンダであった。そして、その異様な二重構造の「国家統一体」の中心に「超人ヒトラーのイメージ」が鎮座するということであった。


●このプロパガンダは、ヒトラーが権力を奪取する前から用意周到に創りあげられてきたもので、それを準備したのはゲッペルスである。ゲッペルスは、最も現代的な意味で成功の可能性が高い“政治的マーケティング・リサーチ”を実行した。そして、1933年に、いったん国家統一のためのプロパガンダ手法がナチスの独占物となるや(ヒトラーが首相となり、ナチス党への全権賦与法が成立し、ユダヤ人弾圧が始まった)、「メディア・プロパガンダを使ってヒトラーのカリスマ性を猛烈な速さで広める手法」に対する障害はまったく存在しなくなった。


●しかも、このようにしてヒトラーが権力を掌握するまでの間に約1300万人以上の人々が(それは未だ全国民の一部ではあったので彼らは尖兵の役割であったが)熱狂的な「ヒトラー個人崇拝」を鵜呑みにする「恍惚催眠症状(Kollektiv-orgasmus)」に罹患していた。このため、ほどなくナチス党に所属する一般の人々と無数の追従者たちも「ヒトラー個人崇拝」の熱病に次第に感染していった。従って、何よりも先ずこの「ナチスの組織的基盤」が、その後のより幅広い「ヒトラー個人崇拝」への道を準備することになったと点に注目すべきだ。


●「ヒトラー個人崇拝」が急速に広まった“事実”については、それが“ゲッペルスの独創的なプロパガンダ戦略”の賜物であることは間違いないが、同時に、このようなバックグラウンド(ナチス党の組織的基盤/現代日本で言えば、擬装極右化した自民党の中核集票組織である日本会議などに匹敵する←toxandoria、補足)の存在が大きく貢献したことを重視すべきだ。また、プラハへ亡命していた社会民主党『ソパード(Sopade)』までもが、“ヒトラーは「(1)雇用を創造した、(2)ドイツを強靭化した(軍事的・経済的に)」の2点で多数派国民の支持を得る資格があると言明(1938年4月)していたことには驚かされる。


●このようにして、ゲッペルスの独創的なプロパガンダはドイツ帝国の1930年代前半における急速な経済回復をヒトラー自身の業績と見せかけることに成功したが、実はヒトラーの経済知識は貧弱なものであり、実際のところ、その急速な経済回復は特別の複雑な事情によるものであった。もし、それに貢献した人物の名を挙げるなら、それは経済大臣のヤルマール・シャハトである。従って、ヒトラーの貢献があったとしても、それは精々のところ“社会の空気を変えた”という程度のことだ。しかし、恍惚催眠状態に嵌った多くの人々は“ヒトラーの業績であること”を当然視しており、彼らは「ヒトラーを歓呼で迎える」ことになった。しかし、未だそれはヒトラーを批判する少数派の人々を殲滅するための最初の一歩に過ぎなかった。


1936年までにヒトラーのドイツは完全雇用を達成していたが、それには『ドイツの未来に重大な危機を仕込む再軍備(軍需経済化)』が大きく貢献していた。しかし、もはや殆どのドイツ人は『この雇用機会が何処からやってくるのかということ、つまりヒトラー支配下での“完全雇用”の秘密の根本』については全く気にかけなくなっていた(この現象も、現代日本の軍需・原発一極経済化の現象とオーバーラップする←toxandori、補足)。つまり、それは「ヒトラーへの信仰」が国民の現実認識能力を狂わせていたことに他ならない。


●二つ目の社会民主党・ソパード(Sopade)の指摘、つまり「ヒトラーがドイツを強靭化した」も重要な「ヒトラー信仰」のファクターである。そこでヒトラーが取ったのは、「1918年にドイツが蒙った屈辱的な出来事」(1918年11月、キール軍港で起こった水兵の反乱/これが国内全体へ波及して革命暴動が続発)と、その翌年に調印された第一次世界大戦での敗戦の記憶、「ヴェルサイユ条約による屈辱の追い討ち」を決してドイツ国民へ忘れさせず、絶えず思い出させるという戦術であった。


●このため、“不公正”なヴェルサイユ条約への憎悪(現代日本で言えば、安倍政権による中国等への過剰な敵愾心の扇動プロパガンダがこれに相当するかもしれぬが・・・)はドイツ国内では“政治的怨念”のようなものとなるように演出された。また、ヒトラーはたった10万人まで削減されたドイツの軍備が国家ドイツの最大の弱点となっていることを国民へ繰り返して徹底的に認識させたのであった。


(“ヒトラーの鉄拳”への限りなき賛同、ヒトラー支持の急上昇=更なる恍惚催眠効果の増大)


国際連盟脱退(1933)、住民投票(1935)の結果に従ったザール地方のドイツ復帰、徴兵制復帰に続き、同1935年には巨大な「新国防軍の創設」が宣言され、1936にはラインラントの再軍備が実現し、その2年後(1938)には「独墺合併(Anschluss)」が宣言された。ドイツ国民は、これらの出来事の全てを国家的大勝利とみなすとともに、それは敗戦(第一次世界大戦/1914-1918)いらいドイツを見下し続けてきた西側諸国の軍事力の弱体ぶりを暴露したものに見えた。わずか数年前には、これらの全てが想像もできなかったことであり、それは偏(ひとえ)に“政治の天才たるヒトラー個人の才能”によって成し遂げられたと見なされ、社会民主党(Sopade)員の中にすら、その功績に賛意を見せる者が現れ始めた。


●1938年の「ズデーテン(チェコ国境地帯)危機」(4月、ズデーテン・ドイツ党がズデーテン地方の分離・自治を要求→8月、英米による調停→9月、チェコが要求書に応諾の署名)は、世界におけるドイツの立場回復の“無血要求に努めてきたドイツ国内右派”へのヒトラーによる、本心を隠したままの第一撃(軍事進駐の本心をにじませた無血要求の否定)であった。なぜなら、この戦略は、ヒトラーが早くから心の奥底で温めてきたものであり、1939年9月の「ミュンヘン会談」(西側諸国がドイツ軍のズデーテン進駐に同意)でも更に内心で不満を膨らませたヒトラーは、同年10月にドイツ軍をズデーテンへ進入させたのであるから。


●だから、ドイツ軍のズデーテン進駐はヒトラーにとっては“熱狂”の結果というよりも、むしろ“放棄”であった。なぜなら、それは「1939年の究極の出来事」(8月、独ソ不可侵条約締結→ドイツ軍がポーランド侵入=第二次世界大戦が勃発)に到達するための、事実上の「自覚的に戦争を仕掛けるプロセス」であったからだ。そして、そのためヒトラーは「第三ドイツ帝国」の「前半の平和な時代」に一般国民から熱烈な支持を得ておく目的で、彼らに対し『誤った見通しである平和の可能性への夢』を植えつける努力を惜しまなかったのだ。つまり、「多くのドイツ国民が平和を夢見る裏側で、ヒトラーは謀略的に戦争を目指していた」ということである(←この辺りのプロセスも、国連で積極的平和主義の演説を打つ傍らで軍事費増強を謀る安倍首相の政治姿勢に重なるので不気味である!←toxandori、補足)。


●ヒトラーは、このようなプロセスで一般国民を騙し、誑かすためには、彼らが絶大な信用をおくドイツのジャーナリズム(新聞・出版関係者)を通して「効果的な演説」による意志の表明(ドイツ・メディアのヒトラーさま化!←現代日本における、NHKら各種メディの“オール安倍さま化”を彷彿とさせるw)が必要であることを明確に自覚していた。このようなヒトラーの意図の下で、1938年11月10日の『ジャーナリストと出版業者に対する談話の発表/下記』が行なわれたが、既に、この時、ドイツのマスコミ人はドイツ社会に拡大した大政翼賛的な雰囲気の中でヒトラーに対する批判の言葉を失っていた。


『・・・(前、略)・・・私は、この数十年間、周囲の状況によって、やむなく殆ど平和のことばかりを口にしてきた。軍備をドイツ民族に取り戻すことができたのは、もっぱら私がドイツの平和への意志とその計画を何度も再確認してきたからに他ならない。この軍備は一歩一歩着実にドイツ国民のために自由を回復し、次の段階に進むための必要条件であることがますます明らかになってきた。・・・(途中、略)・・・私が、ここ数年いつも平和を守ると言い続けたのは、強いられて不承不承そう言っていたに過ぎない。当時は未だドイツ国民の心理を段階的に変えていく必要があったのだ。また、平和的手段で獲得できない場合は力によって獲得すべきものがあることをドイツ国民に徐々に理解させ教育していく必要があったのだ。』(1938年11月10日のアドルフ・ヒトラーの演説!だが、これは今の安倍晋三にこそ相応しく見えないか?←toxandori、補足)


マイノリティに対する強力な憎悪の醸成/現代日本「在特会」のヘイトスピーチにソックリ!←toxandoria、補足


●一般に国家全体の統一意識というものは、まさに、そこから締め出された人々の存在があるが故に自らの限定的な意味を獲得するものだ。従って、必然的に、そのような概念はナチ的解釈の一部にも存在しており、そこからナチの民族差別も生まれた。やがて、ヒトラー流の「民族の純潔」を創造する手段として「同質民族国家の強化」ということが目的になるが、その「民族の純潔」のために利用されたのが、例えば“同性愛者、ロマ(ジプシー)、極端な自己中心主義者(オタク)”など、既存の偏見対象となっている人たちであった。そして、彼らは、強く非難すべき国家の敵として「ヒトラーの国家統一」のための補強材料として利用された。


●それに加えて、ボルシェビキ(少数左)派の労働者と富裕階層の人々、および最も目に付いたユダヤ人たち(彼らは両方の階層に跨る存在であった)も国家の敵として利用された。特に、彼らはドイツ国家の存続に害を及ぼす内外の脅威と対決するヒトラーの大仕事と、国家の擁護者としてのヒトラーの主張を強化するために利用された(ヒトラーは、「軍備増強(軍需経済)」と「ユダヤ人や富裕層から資産を収奪し再分配する」などの経済政策を行ったが行き詰まり、やがて侵略戦争(生存権の拡大)へ突き進む←toxandoria、補足)。


●ヒトラーの反ユダヤ主義パラノイアは大多数の一般国民のそれとは明らかに異なっていた。一方、過半の人々がヒトラーの長所を高く評価するあまり、そのことが当時のドイツ社会へどれほど大きなマイナスの悪影響をもたらしたかについてはハッキリ自覚されていなかった。しかも、ナチス独占のプロパガンダが「一定範囲のマイノリティ集団」に対する露骨な嫌悪感を国民の中に強力に叩き込み始める前から、一般国民の心には嫌ユダヤ感情が広く潜在していた。


第三帝国の“平和な時代”(ヒトラー総統時代の前半)にヒトラー自らが演出した“見かけ上の成功の連続”は、更なる強い副作用をもたらしていた。1933年以降、NSDAP(国家社会主義労働者党=ナチス党)の連携ネットワークは、その触手をドイツ国内の殆どすべての社会組織の中に忍び込ませていた。そして、数多のドイツ人たちがワンパターンのナチス運動の方法で強固に組織化されていたため各連携組織の中では、まるで『接着剤で塗り固めたような頑強なヒトラー総統崇拝の囲い込み』から逃げ出すことが不可能であった。(まさにオウム真理教などカルト新興宗教集団の組織化の手法ソックリに見えてくる!←toxandoria、補足) ・・・以下、省略・・・


2 (1)「“安倍内閣とマスメディア”が共同演出する虚構(一見では美しく見える戦前型グロテスク・ジャポニズム)」、(2)「ファシズム社会への着実なプロセス」という巧妙に謀られた<二つの恐るべき社会病理>に翻弄される日本国民


=(1)の社会病理、「“安倍内閣とマスメディア”による共同演出の美しい虚構」を待ち受ける二つのタイム・リミット、「日本・安保理“非常任”理事国入り」の条件整備と「核燃サイクル」の限界=


実に不幸なことだが、どうやら今の日本には<二つの“リアリズムの病理”>があるように見える。一つは「(1)「安倍さま一派」と「ナチ広報機関もどき主要メディア(安倍さまの御会食お友達らw)」が阿吽で共同演出する「美しい戦前を取り戻す」式の真っ赤なウソ、つまりその内実は児戯に類する虚構(ヴァーチャルリアリティ)」であり、もう一つは「(2)国内で少数の安倍批判派と海外の多くの目が注意深く凝視する“戦前型ファシズム時代の到来”を予感させる恐ろしく悲惨なリアリティ(未だ多数派ウロ・キョロ層はそれに気づいていないが!)」である。


例えば、“アベノミクスは後一歩の所まで成功しつつある”、“フクシマ第一原発事故はアンダーコントロール状態にある”、“朝日を火ダルマにさえすればフクシマ3.11原発過酷事故の超リスクも渦中の慰安婦問題も全て解決する”という類の「悪質なウソで塗り固められた固い信念」の拡がりなどは前者(1)の事例(その中身は真っ赤なウソの虚構!)であり、“安倍内閣が実は「日本会議・ネオナチ・在特会・統一教会だらけ」内閣であった”、“日本の安保理・非常任(or常任)理事国入りの条件整備には途轍もなく大きな障壁がある”、あるいは“原発再稼働と推進の前提になる核燃サイクルには克服困難なアポリア的課題と大きなジレンマがある”、“潜在核武装のホンネを潜ませた軍国主義国家・日本が復活しつつある!などの超危機的な現実は後者(悲惨で恐るべきリアリティ)の事例となる。


実は、分かり易くするためバッサリと分けたので、一応は「美しい虚構」と「恐るべき現実」という二つの現象として観察することができたが、更にその奥には<安倍内閣の政策のことごとくが、現実にはこれら二つの殆ど相矛盾する要素を併せ持つ>という実相が見えてくる。しかも、これら二つのファクターのベクトル(方向性)は相矛盾するどころか、ダブルバインド的に真逆で、殆ど水と油の如く敵対的ですらある。そのような意味で、<フクシマ・アンダーコントロールを始めとする安倍政権の言説と政策の殆どがウソで塗り固められており、それは巨大な虚像のヤマ>だと言っても過言ではない。

例えば、人為的な円安と株高の誘導を主柱として始められたアベノミクス(破格の金融・経済政策なる虚構)で生じている「恐るべきマイナーな現実」を挙げるならば、それは国民の資産価値の目減り(円安効果)ということであり、年金積立金運用独立法人を使った株高誘導バクチ政策(社会保障基盤の脆弱化)と消費増税(果ては生産性が低い製造型大企業のための?法人税減税)、そして野放図な軍事費増大政策(関連参照、下記◆4)などがそれに追い打ちをかけることで、益々、貧富格差が拡大し、肝心の消費の7〜8割を占める中間〜弱者層と地域経済(サービス産業が7〜8割を占める!)が疲弊するという恐ろしい現実となっている。


また、<安倍首相がクリントン氏に女性政策PR、女性の権利に関するイベントに出席し、クリントン氏との信頼関係を狙って「女性の活躍促進には男性の働き方も変えないといけない」と述べ拍手を受けた!925毎日>との報道があり、改造・第2次安倍内閣で多数の女性閣僚らを登用した安倍首相は自慢げに胸を張っているようだが、その実像は<「安倍晋三・本人を天皇にも優る現人神(あらひとがみ)と崇め、かつ“ヘイト&ネオナチ”とのコネクションを自負する女性閣僚(メス・タカ派こと“軍国狂女”一派)らに担がれた安倍総理大臣(自民党)が<日本国憲法から基本権(基本的人権)の削除を謀る>という「真に恐るべき正体」が露呈している(関連参照、下記◆1)。


(関連情報)


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◆1【いずれ、ヒラリー・ランド(ヒラリー・クリントンの“女性力本格活用”政策に関わる女性側近集団、http://urx.nu/cdSG )との接点が具体化すれば、持論の「戦前型グロテスク・ジャポニズム精神の取戻し」で赤っ恥をかくのは必定!また、有村政子・女性活用相、下村文科相らが“「現人神天皇」を日本国憲法と教育現場へ取り戻す”と主張(教育勅語の復活を画策)していることも世界に通用するはずがない!】

・・・むしろ、日本伝統の女性活用(というより、女性の人権承認、女性の役割の認知)の始祖とも見るべき、光明子(聖武天皇の皇后、光明皇后/在家女性の成仏を可能とする勝鬘経(しょうまんきょう)に深く帰依した/勝鬘経は聖徳太子が著書『三経義疏』で最重視した三経(法華経・維摩経・勝鬘経)の一つ)の業績を再発見するなど、日本史・日本文化史・日本思想史・アジア文化交流史などの研究の中から、日本伝統を生かした女性活用の方向性(理念)を決めることが先決!「戦前型グロテスク・ジャポニズム精神の取戻し」ありきでの「女性活用」では余りにも発想が貧困で民主主義国家として恥ずかしい限り!

<参考>日本会議、ネオナチ、在特会、統一教会ほか複合カルト系コネクション一派=山谷えり子・国家公安委員長、高市早苗・総務相、有村政子・女性活用相、古谷圭司・前拉致問題担当相談、衛藤晟一首相補佐官稲田朋美・政調会長、下村博文・文科相、安倍晋三・総理大臣etc(“「現人神天皇」を日本国憲法と教育現場へ取り戻す”と主張(教育勅語の復活を画策)している、現政権内の中心人物)


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◆2 安倍晋三・首相の「凡ゆるカルト宗教団体の教祖が信者を洗脳する手法の援用!」を暴いたドイツ公共テレビZDF/安倍晋三首相がオリンピック開催を勝ち取るために世界に向けてついた大嘘(フクシマ・アンダーコントロール)を改めて暴露した内容!http://urx.nu/cdI1   https://www.facebook.com/tadano.oyaji.7/posts/638872736230019 


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◆3 これでは、安倍“日本会議、ネオナチ、在特会、統一教会、マフィア&カルトだらけ”政権ではないか?w なので国連人種差別撤廃委員会が激怒し「適切な捜査と起訴ができる法規制」を日本政府(安倍内閣)へ勧告(201408)したが、安倍総理は925国連演説でもコレを無視!肝心の法整備担当の松島みどり法相は「子どものイジメはヘイトスピーチの最たるもの、と全く意味不明のスピーチ」でオトぼけ?の体たらく!6000億円ものカネ目(支援金供与)で事実上!バングラディシュから買い取ったとも言える「安保理・非常任理事国入り」はどうするつもり? ⇒ 安倍とシンパ議員が紡ぐ極右<在特会>との蜜月2014105号サンデー毎日

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=638606249590001&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1

・・・ネオナチも出入りする在特会デモ、安倍総理は有権者に極右シンパシーが拡大する空気を読んで、在特会・ネオナチらの活動を政治的マーケットとして使ってきた?ならば、ウルトラ・ナショナリズムを政権浮揚に利用してきたツケが回り始めたという訳か?w


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◆4 a安倍内閣の敗戦否認、縮み思考→b靖国式軍需経済&原発一極型国民搾取構造&対米傭兵化→cその隠蔽目的での作為的“未必の故意(無責任)”型社会構造化→d軍事費拡大&バラマキ外交→e戦前型対米英“世界最終戦争”体制取戻し ⇒ 巨額の軍事支出により財政が疲弊した米国に代わり、軍事費の支出拡大を続ける日本【 巨額の軍事予算を要求、日本の防衛省 】901エコノミスト http://urx.nu/cpXL

・・・a〜dのステージまでなら米軍事力退潮(巨額財政赤字に因る)を背景に米国は“計算高く容認する”だろうが、eのホンネを剥き出せば日本は、一転して全世界の敵国化する可能性が高まる。<安倍「日本会議だらけ」カルト内閣>に決定的に欠けるのは、EUモデルを参考としつつ<アジア版グローバル「文化・経済」共存・協調圏構築>可能性への着実なプロセスを探る大構想力。さもなければ「軍事費拡大、バラマキ外交、非効率原発一極経済etc」で更なる国家財政赤字額が摘み上がり、壊滅的な日本破綻という地獄の未来へまっしぐらとなるだろう。NATOアジア版のひけらかしで更なる危機感を国民へ植えつける(“国民=靖国顕幽論に因る玉砕自爆型戦争ロボット”化を謀る)ことは絶対にやるべきでない!


2−1「日本・“非常任”理事国入りの条件整備」の問題(タイム・リミットが迫る美しい虚構の典型1)


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■安倍“日本会議&ネオナチだらけ”内閣の諸悪の根源は、<靖国英霊「顕幽論」(『招魂社』ルーツの降霊術式神託、いわば「霊媒を介し降臨する英霊(エクトプラズム)と現人神天皇に伺いを立てる戦前の軍神統治型“狂気の政教一致”」と「人権否定=“平田篤胤・六人部是香”流の“国民=戦争ロボット”論」を信奉する自民党が、その<憲法改正草案>から「第10章/最高法規97条・基本権(*1、*2↓/下記・補足)」を削除していることだが、この異常事態について日本メディアは絶対に真正面から報(論)じようとしない!バングラディシュへ支援金6千億円支払ったので?いよいよ“2016.1〜日本の安保理・非常任理事入り”が確実か?( 2015・秋、選挙)とされる大事な時に、国連(民主主義世界)がこの安倍「“日本会議&ネオナチだらけ”内閣」の<イスラム国にも劣らぬアンチ民主主義的な狂想イデオローグ>を認めると思っているのか?まことに不可解なことだ!http://urx.nu/cpYg


(補足情報)


*1 安倍・自民党政権が、国民の人権否定を実現するため「日本国憲法第10章・最高法規」から削除を謀る日本国憲法「第97条」の内容

・・・この憲法(日本国憲法)が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に耐え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


*2 自民党の改憲案、基本的人権に関する最高法規97条も削除!安倍首相が立憲主義を否定!「最高責任者は私」/真実を探すブログ、http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1803.html


・・・


百歩譲り、仮に<国連が、全ての日本国民の健全性(誠実で律儀な国民性)の信用?を担保として、安倍内閣の「“カルト・極右(日本会議、在特会、統一教会ら)・ネオナチ&マフィア(ヘイト&複合カルト汚染)”」シンドロームの今後の回復可能性に“賭ける”(を“期待する”)形で日本の安保理・非常任理事国入りを承認する>としても、もしそのままウロ・キョロ多数派国民層と主要メディアが相変わらず安倍さまのお友達一派なる魑魅魍魎勢力(このおそるべき複合汚染病原体の苗床)に一方的に組み敷かれたままで推移するならば、日本国民は未来永劫に“上で指摘した二つの恐るべき社会現象(美しい虚構と恐るべき現実)を抱えたまま塗炭の苦しみを抱え続ける”のは必定であり、経済発展も民主主義の深化も東アジアの発展も、その一切への期待が実現不能になると考えられる。つまり、“悪臭は元を断たねばダメ!”なのである。


(関連情報)


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◆これでは<折角のアベちゃんの歴史に残る国連演説>が“空っぽの(or冥界(靖国)顕幽界の幽霊と鬼魂で満ちみちた)アタマ隠して汚いケツ(尻)隠さず”の体たらくではないか?相変わらず<安倍晋三流の“何でも巨額カネ目(貴重な国民の血税の垂れ流し)で処理et対応”>か?w 安倍晋三式“積極的平和主義”の正体が「Fake-Pacifism(イスラム国にも通じる超然暴力性を秘めた戦前アナクロ日本型の偽平和主義)」であることが「日本会議&ネオナチ・シンパ、在特会だらけ」の海外メディア報道で全世界にバレているぞ!w 対バングラディシュ支援金6千億円で買い取ったとも見るべき安保理・非常任理事国入り(予2016.1〜/2015・秋、選挙)前提の演説内容でも「極右・ネオナチ閣僚だらけ内閣への弁明」は一切ないのだろうか(25日、午後の演説では「ナント! 国連改革、つまり日本の“常任”理事国入りを訴えたが、その関連の弁明は一切なかった!w)、それともお得意のネオナチ式のオトぼけか?⇒ 安倍首相、中東支援54億円表明へ <国連総会>演説で20140919 共同通信]  http://urx.nu/cpZ2


2−2「核燃サイクル限界」の問題(タイム・リミットが迫る美しい虚構の典型2)


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■“三つの根本的矛盾と限界(*↓1)”の完全無視で<3.11フクシマ前>へ大急ぎで回帰する「安倍“日本会議、ネオナチ、在特会、統一教会だらけ”内閣」の暴走、それでも只ウロ・キョロするばかリで全く打つ手なし、巧妙な<安倍“軍事大国化”(積極的平和主義ことエセ平和主義(Fake-Pacifism))政策=潜在的核武装(可能性維持)政策>による人権無視の窮地へ追い込まれる日本国民の悲惨!http://urx.nu/cpZb


*1 “三つの根本的矛盾と限界”とは?=(1)潜在核武装たる核燃サイクル維持政策の強化、(2)原発電力価格保証付き再稼働、(3)原発プール使用済核燃保有容量の限界(“核燃サイクル&もんじゅ”は技術・採算の二面でデッドロック状態)

・・・そもそも核燃サイクル維持政策(潜在核武装)は「安倍“軍事大国化”(積極的平和主義ことエセ平和主義(Fake-Pacifism))政策」の根幹、それに、使用済核燃料からプルトニウム抽出の核燃サイクルは潜在的核武装(可能性)の保有ということ!しかも、電力イカサマ自由化(予2016/差額決済契約(原発電力価格保証!)付の再稼働で原発プール容量(使用済核燃用)が3年で限界!(Cf.*↓2〜10)


*2 核燃サイクル、限界が迫っている 919朝日社説

http://www.asahi.com/articles/ASG9L4TS7G9LUSPT005.html

・・・途中、省略・・・このまま原発再稼働が進めば、原発内のプールは一番早いところで、3年で容量の限界に達する(経産省試算)。さらに、16年には電力小売りが全面自由化され、規制料金制度の撤廃も予定されている。プルサーマル計画は、原発をもつ電力会社が財務的に支える形となっており、自由化の重荷になることは明らかだ。政府の持ち時間は限られている。


*3 日本のプルトニウム保有量、47トン 原子力委に報告 917朝日

http://www.asahi.com/articles/ASG9K4FNYG9KULBJ009.html


*4 核燃サイクル「国関与を」 原子力小委 意見相次ぐ 917朝日

http://www.asahi.com/articles/DA3S11353677.html 


*5 核燃料サイクルを巡って大きな水面下での暗闘が始まっているようである、901ブログ、ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報

http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/40615940.html


*6 (私の視点)3.11前への回帰は許さない 原子力委員会前委員長・鈴木達治郎 919朝日オピニョン http://www.asahi.com/articles/DA3S11357435.html


*7 (私の視点)原発のコスト 国富流出の試算に疑問 大島堅一 919朝日オピニョン

http://www.asahi.com/articles/DA3S11357434.html

・・・経産省試算「火力発電燃料費3.6兆円増加見込みH13」はウソだった!化石燃料の13年度費用は2.3倍(10年対比)だが、数量は4割しか増えていなかったから。原発停止に因る直截的影響は費用増の1/3程度。福島以外の全ての原発を稼働させていたとしても、2兆円以上も燃料費が増えていた計算になる。従って、原発再稼働すれば貿易赤字が解消されるとい言うのはおかしい。← この「安倍“日本会議&ネオナチだらけ”内閣」の真っ赤な大ウソ(アベノミクスの誤算!?)は、現下の急激な円安傾向の促進で、ますます目立ち始め、かつ急速にその<本源的な国富流出の超リスク>が拡大しつつある!!(只野親父、補足)


*8 東海村再処理施設の事故とプルトニウム保有量増加」から見えてくる「日本の原子力行政の見通しのなさと行き詰まり感」20140917togetter http://togetter.com/li/721174


*9 原発新設に動いた英国のエネルギー事情 717ブログ・ウエイド美加 オックスフォードの風 

http://bizacademy.nikkei.co.jp/blog/blogdetail.aspx?cd=922C6F3D16FA4D249DA67468F237AB16&pid=224


*10 原発事故による「死」は現在進行形の悲劇だ。今日(20140912)の東京新聞朝刊・筆洗より、https://twitter.com/toshiakis/status/510239167117160449


3 「スコットランド独立」問題が示唆する「歴史に学ぶ意義」の再発見


(憂慮すべき、日本における『情報の非対称性(情報リテラシー格差)』の拡大傾向)


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■安倍内閣は靖国(顕幽論/ルーツ=招魂社の降霊術)、ネオナチ、統一教会、レイシスト趣味は早く卒業して、この「スコットランド独立投票」実現の大きな意義を国民ウロ・キョロ層と共に直視すべし!(∵Cf.下記*↓)/日本国民は、単にその“結果”を見るだけでなく、これを奇貨として<日本国民全般の「歴史の意味」を自律的に考えるという習慣?が欠落していること>を反省せよ! ⇒ スコットランド、英国に残留 住民投票で独立反対多数、独立より通貨・物価安定/独立派は投票実現を称賛 920朝日 http://t.asahi.com/fv47 


残念ながら、今の日本では「安倍“日本会議、ネオナチ、在特会、統一教会、カルトだらけ”政権」の戦前回帰政策(太平洋戦争の敗戦を全否定し、靖国英霊顕幽論に縛られた“戦前型軍国主義”価値観の取戻し、つまり“追憶のカルト”政策)と、原発推進(再稼働・新設・輸出)政策をやむなしとして暗黙に受け入れてしまうような“奇妙な事大主義の空気(長い物に巻かれて早く楽になりたいというような気分の拡がり)”が観察されるようだ。別に言えば、それは、渦中の“朝日誤報”騒動の影響もあると思われるが、いずれにせよ安倍政権側の何らかの策謀が“予期以上の?図星”となった可能性はあるということだ。


ところで、今の日本は二つのリアリズムの病理(第2章で述べた二つ、つまり美しい虚像と恐ろしく過酷な現実)の挟撃によって“夢かうつつかの定まらぬ心境”の最中に迷い込み喘ぎ苦しみ“のたうっている”かのように見える。つまり、「“安倍内閣とマスメディア”がウロ・キョロ一般国民層向けに“如何にも分かり易く”共同演出(粉飾&偽装)する虚構(一見では美しく見える戦前型グロテスク・ジャポニズムなるヴァーチャル・リアリティ/虚構、虚像)」と「戦前型ファシズム時代が着実に到来しつつあるという恐ろしいリアリズム/忍び寄る過酷な現実」との挟撃を受けているため、一種のダブルバインド的な異常精神環境に追い込まれつつあるのではないか?もっとも、多数派ウロ・キョロ層は未だに後者について殆ど気づかぬ、というより見て見ぬふりの傍観の様子だがw


多数派層の日本国民は<前者(外形的に美しく分かり易く見えるヴァーチャル・リアリティ/虚構、虚像)>の方こそが<我々にハッピーでリアルな日常(現実)を約束する>のだと誤認させられ、結果的に<後者(戦前型そっくりのファシズム時代が着実に到来しつつある恐ろしい現実)>の方を意識的に捨象する(見て見ぬふりの傍観を決め込む)という一種の集団逃避に嵌っているようだ。つまり、それこそ「社会的集団オルガスムス(Kollektiv-orgasmus/戦前と同じく、ひたすら“神の国ニッポンの美しい戦争”だけを夢想する浪漫派的イロニー没入)」の入り口に立たされているということである。


そこで、矢張り問題なのは、本来ならこのような「情報の非対称性(国民の間で情報リテラシー格差が拡大しつつあること)が社会へもたらす重篤な病理」の判定に役立つ中立的で客観的な情報を一般国民向けにキチンと提供すべき主要マスメディアが一斉に<安倍さまの御用提灯(チョウチン)と化してしまった>ため、特に前者の美しく粉飾された「危険な虚像」の方が、後者の厳しい実像より「いかにもバランスがとれた本物のリアリティ(現実)」であるかのように、国民一般の目には見えてしまっていることだ。


例えば、アベノミクスの正体は“国民の収入を減らし物価だけ上げる政策”である、GPIF(年金資金株式運用)が“国民の社会保障基盤を株価上昇の道具と見なす一種の政治的インサイダー&バクチ政策”である、安倍政権の原発再稼働の究極の動因は偽装極右派による潜在核武装と原発産業の温存・拡大の意思である、あるいは複数女性閣僚登用による女性能力重視姿勢のアピールの正体は日本会議、ネオナチ、在特会、統一教会だらけ体制の強化策であるetc、などについては、その有害な実像(恐るべき正体)が一般国民の目から見事に隠蔽されているという真に悲しむべき状況である。


すなわち、ネット社会はともかくとして、リアル社会では「原発再稼働反対、安倍一派のネオナチ・コネクション批判、アベノミクス批判、ヘイトスピーチ批判、あるいは統一教会批判」などの口外をタブー視する如き奇妙な空気が着実に拡がっている。そして、この“異様な空気”の<リアル社会における拡がり易さ>の第一原因は、矢張り、一般の日本国民が「自律的に歴史の意味を考える習慣」を欠落させてきたという特異な土壌が今の日本にあるのではないか?


(やはり、『情報リテラシー格差』を解消し正統保守を理解するカギは『歴史に学ぶ意義』の再発見にある)


例えば、「スコットランド独立」の問題にしても、その意義を発見するためには非常に奥深い背景を読み込む必要がある。テレビのニュースやワイドショーでは、もっぱら「スコッットランドが独立した場合」の世界経済や株価・通貨などへの影響を解説する傾向が強かった。しかし、今回、スコットランドは独立できなかったが、このような形で国民投票が行われたことは、スコットランド人と英国人、およびEU(欧州連合)加盟国全体の民主主義の深化にとって決してマイナスではなかったはずで、それどころか逆に非常に有意義であったと見るべきだろう。


それは、今回の「スコットランド独立」の問題で欧州各国の人々は、改めて各国民としての自画像(アイデンティティ)と自らが属する欧州全体の中でのその立ち位置についても、欧州全体ないしはEU(欧州連合/これは民主主義深化のプロセスであり結果ではないことに留意!)の歴史の中で強く意識させられる(つまり、個々の情報リテラシー能力を高める)ことになったはずだからだ。


そのような意味で、悲惨で過酷な血で血を洗う戦争など過去の非常に辛い出来事についても、自らの国の成り立ちの時代から続いてきた長い歴史時間、および周辺各国との濃密で奥行きが深い交流・血脈関係史の中で育まれた結果としての国民国家の一員たる国民意識、あるいは自律的一市民(または欧州市民)としての今の立ち位置などを改めて確認するという意味で、一種のプラス(情報リテラシー)効果とも言える新たな“意識”の萌芽を自覚したはずだ。同時に、ヨーロッパの人々は改めてこれからの未来についての新しい知恵を身につけたとも考えられる。


ところで、「スコットランド独立」問題を契機にベルギースペインなどその他の欧州各国へ地域独立の動きが急拡大し、遂には欧州版「イスラム国」のような厄介な問題へ発展する恐れがあるのでは?という角度から捉えた解説番組なども一部にあったようだ。が、そこで一つ忘れてならない現実がある。それは、今のところこれはヨーロッパに限ることだが、スコットランドは無論のこと、ベルギー、スペインなどの独立派の中では、たとえ独立してもEU(欧州連合)には所属したままでいたいという希望を持つ人々が年代別を超えた多数派を構成していることだ。


グローバリズムによる地域格差の拡大と民族意識(というよりフランスなどでも見られる個性的な地域伝統文化or地域言語意識?)の高まりが、これら地域独立の第一義的な動因であると考えられるが、少なくとも、一旦、「欧州連合基本権憲章」(http://urx.nu/cg3C )を前提とするEUの欧州市民意識を共有した人々が、「人定法」を否定して「神定法」に変えることを主張する「イスラム国」とは異なり、基本権(基本的人権)を捨ててまでして「欧州型民主主義を拒絶する」ことを、これら欧州における独立運動派が主張している訳ではなく、この点が「イスラム国」と根本的に異なっている。


このようなヨーロッパの民主主義深化の現況と比較すると、我が日本では看過できない驚くべきことが起こっている。つまり、真に恐ろしいことだが、稲田朋美・政調会長が「安倍首相を現人神(あらひとがみ=生き神さま)」として篤く崇め奉っている、有村政子・女性活用相が「現人神天皇」を“日本国憲法と教育の現場へ取り戻す!”と主張している、高市早苗・総務省、山谷えり子・国家公安委員長らを含む「在特会、ネオナチ、統一教会らとも交尾(つる)みメス・タカ派とも呼ばれる軍国主義派女性リーダー」たちが<原発推進と靖国顕幽論(“国民=人権を持たぬ戦争ロボット”論)の取り戻し>を熱心に主張していることなどが観察される。このため、彼女らの周辺には、マトモな精神環境の持ち主とは異なる不気味な妖気or殺気?が漂っている。


また、これは第1章でも書いたことだが、戦前型のアナクロ政治体制に加えて「人権否定=“平田篤胤・六人部是香/顕幽論”流の“国民=戦争ロボット”論」を信奉する安倍・自民党が、その<憲法改正草案>から「第10章/最高法規97条・基本権(基本的人権)」を削除しているという事実(安倍政権が本気で人権(基本権)削除の改憲を目指している異様な現実)があることを思うと、今の安倍・自民党は「正統保守の理念を掲げる民主主義国家ドイツ」などよりも、むしろ「神定法」の国家づくりを志向する「イスラム国」の如く“神憑る超然権力の方向に過剰偏向した異常な政治権力”へと限りなく接近しているのではないか?


因みに、少しばかり英国史の片鱗を顧みると、「グレートブリテン王国」が成立するまで、そのアン・ステュアート女王(1665 - 1714)は、最後の「Union of the Crowns/王冠連合、つまり同君連合)の君主(位1702-1707)であった。また、ステュアート朝の最古の祖先はフランス・ブルターニュ地方のブリトン(ケルト人)人小貴族フラールド(Flaald, ? - 1099)で、その孫のフラールド2世がヘンリー1世(ノルマン朝第3代イングランド王(位1100 – 1135/ノルマン・コンクエストで名高いノルマン朝ウイリアム征服王の子)に従いイングランドに移住したとされる。


また、スコットランドのキリスト教ローマ帝国支配期に始まるが、カンブリア出身の聖ニニアンが最初のスコットランド司祭であった(聖コルンバが6世紀に建てたアイオナ修道院の)。そして、同修道院の歴史で見逃がせないのは中世スコットランド神学者として最重要な人物、ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス(1266年? – 1308/フランシスコ会、精妙博士と呼ばれた)である。パリ大学教授となったスコトゥスはトマス・アクィナスの哲学を批判し「主意主義」(理性や感情よりも倫理的“意志”の働きに基づく抑制的“自由論”←これはEU(欧州連合)の理念の中枢に影響を与えていると考えられる)を主張した。


このように中世前期のスコットランドは、いわゆる「ケルト系キリスト教」と呼ばれるカトリックの先進地(アイルランド、スコットランド、イングランド北部に広がる)の一翼を占めており、そこで創られた「修道院制度」は中世期を通してヨーロッパ全体(西欧・中欧・東欧)に大きな影響を与えた。また、16世紀の宗教改革期を経てスコットランド国教会(アイルランドではアイルランド国教会)が成立して今に至っている。


ところで、「キリスト教の教義の上で思想信条が成立しているレベル」に止まれば、それはおそらく「日本の靖国顕幽論」と同次元のこと(神・霊界に連なる厳格な一直線の位階構造に組み込まれた人間存在ゆえに国民に人権はないとする、いわゆる奇怪な“霊界⇔顕界”バランスシート論)になり得るだろう。しかし、そうだからこそ「憲法」上で規定する「政教分離の原則」が重要な意味を持つことになるといえる。


そして、上で述べたヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの「主意主義」が、正統キリスト教を補完する「もう一つのヨーロッパ精神の底流」として存在してきたと考えられており、それが啓蒙期の人権思想、フランスの法制的に厳格な政教分離であるライシテ、同じくピューリタン世界における政教分離(公共・政治空間と私的・宗教空間の厳格な分離意識の共有)、果てはフランクフルト学派やEU「欧州連合基本権憲章」等へと、それが多様な水路を介して着実に流れ込んできたと思われる。


いずれにせよ、「スコットランド独立」問題にスポットを当てただけでも、たちまちそのスコットランド問題が、欧州全体の権力・法制変遷史・政治思想史・民族史・民衆史・精神文化史・宗教史などと複雑に絡み合い、まるで毛細血管の如く多様で複雑なネットワークが交錯し絡み合っていることが見えてくる。しかも、これは欧州に限ることではなく、日本を含む東アジアなどにおいても全く同じことが言えるだろう。そして、ここにこそ<「歴史に学ぶ意義」の再発見>の重要な意義が潜んでいるのではないか、と思われる。


つまり、今回の「スコットランド独立」国民投票も、それを単に“遠い海の彼方の出来事”と見て済ますべきではないことになる。それどころか、ここで取り上げたような観点から見れば、それは、<今や、安倍政権下の日本が“おどろおどろしくも神憑る原発(潜在核武装)”をロケットエンジンとしてグロテスク・ジャポニズム精神が君臨する戦前型の神国ニッポンの方向へ再び飛翔しようとすることの愚かさとバカバカしさ>を、根底から批判し得る有効な知見を提供してくれるはずなのだ。


「スコットランド独立」に関わり、最後に補足しなければならないことがある。それは<今回の問題が起こったことによる重要な意義>の要となるのが『地域間における経済格差』の他に『世代間における意識格差』の問題がハッキリしたことだ(関連参照、下記◆)。つまり、それは、すでに述べた<EUの「欧州連合基本権憲章」や「正しい歴史観」>の役割について高齢層は理解しているが若者層があまり理解していないという危機的な現実が存在するということである。


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◆「独立」、若年層は賛成多数 スコットランド 英国残留 高齢者反対 925朝日、http://urx.nu/chuU 


そして、矢張りこれは情報リテラシーを重視する教育の問題に尽きると思われるが、肝要なのはその教育についての理念と方向性である。例えば、現下の日本の如く、その「教育改革」の柱に「“戦前型の現人神天皇論”など“靖国で神憑るグロテスク・ジャポニズム精神”の取戻しを謀るのは愚の骨頂である。それは下村文科相、有村女性相、稲田政調会長、高市総務相、安倍総理大臣らの意思らしいが、かくの如き幼稚なアナクロ手法では、結局、戦前型の国民玉砕(神風テロリズム)、国家主権ナショナリズム、あるいは“アルカイダやイスラム国”流のあてどない暴力とテロリズムの地獄へ日本の若者たちを追い立てる可能性が高くなるだろう。


だから、この問題は<正しい郷土愛や愛国の根本として見据えるべきことは何か?>について、先ず各個人が自律的に自分で考える能力(歴史の意味を自律的、かつ客観的に凝視できる)を身に付けさせることが肝要だという非常に厳しい現実の壁にぶつかることになるだろう。それは、常に一定フレームの理念(的理解)と結びつかざるを得ない「正義」と、その「一定の理念的なもの」とは距離を置く形で絶え間なく発生する生きたリアル「真実」(因果関係の結果)とのバランスの上でしか人間社会は健全に維持できないからである。

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