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2016-06-26 信濃古代エトノスの警告/緊急事態『改憲』の隠れ標的、「国家神道」

toxandoria2016-06-26

信濃古代エトノスの警告/緊急事態『改憲』の隠れ標的、「国家神道」と先制攻撃「軍事研究」の復活(国民が軽視する安倍晋三“感情構造の病理”)は日本の未来をゲキ破壊する時限Bomb!


・・・山紫水明な大自然の風土の下で稲作・穀物らの豊穣を祈願する弥生・縄文両文化系アニミズム信仰の“和解”(縄文系自然の・狩猟・戦闘的で荒ぶるカミ(神話論理)の象徴化=その典型が諏訪社の御柱祭)に基づく王権(天皇家の権力)を確立したという意味での神聖政治(平和・専守防衛)国家が、日本エトノスの原型である・・・


【Cover Images】


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Nolwenn Leroy - Juste Pour Me Souvenir

・・・私のスーベニール(大切な古代ケルト・エトノスの記憶)/ブリトン(ケルト)風の唄声とメロディー/男たちは荒れ狂う海に漕ぎ出し、女たちはその帰りを待ち続ける。独特の哀愁が漂い、こぶしがきいていて・・・(http://goo.gl/KxOMx6 より)。ブリトン民謡(ケルト・エトノス)のフィーチャー。


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(右=『半跏思惟像(木造、制作時は彩色?)/中宮寺 飛鳥時代・7世紀)』、左=仏像『韓国国宝78号 半跏思惟像(金銅像/メッキ(滅金アマルガム技術)製)三国時代・6世紀』)

・・・“半島と列島が古代エトノスを共有する時代のスーベニール”(←“補足”、toxandoria)と、日韓国交正常化50周年を記念し、両国の文化交流の一層の促進をはかるために企画された展覧会。今回は史上初めて、日韓を代表する国宝である2つの半跏思惟像をあわせて展示。最初に韓国国立中央博物館で披露されたのち、海をわたって日本でお目見えとなる(R25イヴェント・カレンダー、http://r25.jp/off/00051135/ より転載)。


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(古墳時代・騎馬兵(首長級)のイメージ)

・・・当画像は、島根県出雲市上塩台築山「古墳」から出土した馬具・武具・装身具を元に復元した首長像。神戸市立埋蔵文化センターでの展示(1999.10.23)を報告するHP、http://goo.gl/lPYTfS より転載。


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(鞍作止利・作:釈迦如来坐像(飛鳥大仏)、法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像

・・・その代表作が「法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像」(623年)とされる鞍作止利(くらつくりのとり/生没年不詳/鳥仏師とも)は、飛鳥時代の渡来系(百済系?)の仏師とされるが、元々は馬具の鞍を作る工(職)人であったらしい。その釈迦三尊像に先立ち飛鳥寺(奈良県高市郡明日香村大字飛鳥)の本尊、「釈迦如来坐像(飛鳥大仏)」の作者でもあると考えられる。577年には百済の聖明王の子・昌王が倭国へ造仏工・造寺工らを派遣しているので、それより先に渡来し倭国で活躍していた鞍作り工が造仏を命じられたと考えられる。やがて、百済から伝えられた仏工技術は「倭国」風により洗練されて『半跏思惟像(飛鳥時代・7世紀 奈良/中宮寺)』(↑Cover Image“ほほえみの御仏”/右)などの美しい作品を生み出した。


・・・


木曽路の風景、アラカルト(20160618〜20160620)


妻籠宿(本陣跡ほか)


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奈良井宿(島崎藤村ゆかりの徳利屋ほか)


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松本(中町土蔵街、松本城、旧開智学校


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・・・


(プロローグ) 緊急事態『改憲』の隠れ標的、「国家神道」と先制攻撃「軍事研究」の復活を謀る安倍首相、日本会議日本青年協議会=隠れ、生長の家“過激派”)、神社本庁らは世界の超リスク!


・・・戦前の「国家神道」(追憶のカルト)は終戦時に全日本国民を「本土決戦」(愛国総玉砕戦)の瀬戸際に追い込んだ偽エトノス(感情構造に寄生する閉鎖的カルト病)!因みに、英EU離脱もポピュリズムの赤字(反知性主義の極大化)に因る一種の偽エトノス現象なので唯一のワクチンは理念再構築への挑戦!その意義に一般国民が気付かぬのであれば国家滅亡も覚悟すべき!・・・


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1 縄文・弥生両文化『“和解”エトノス』の典型/古代ユーラシア文化圏に繋がる「信濃の古代史」(概観)


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・・・一枚目の画像(ユーラシア大陸)はウィキより、二枚目(北・南・中央アルプスと信濃)はブログ・湘南キット研究所、http://goo.gl/LtnVlQ より、三枚目はHP長野県の地形・地盤 : ジオテック株式会社https://goo.gl/N7Ddyzより転載。


1−1 エトノスの視点で信濃国(長野県)の縄文・弥生両文化と古代史を概観する


(信濃国に遺る縄文・弥生両文化のエトノス的“和解”の残照)


近世〜近代〜明治期〜戦前・戦中・終戦期ころに至るまで、外部権力に容易に妥協しない信濃人(信州人)は同時に信濃の内部でも群雄割拠しつつ各地域ごとに鬩ぎ合う歴史を繰り返しており、古代の一時期には諏訪国が分立していたこともある。それは、地域伝統の縄文文化に徹底的に根差し、ヤマト朝廷(中央政権)の弥生文化の受け入れを拒否したからであった。また、同じく一時期に国府が上田→松本へ移ったのも、信濃人のそのような個性形成プロセスの表れと見るべきかもしれない。(以上の出典:大和岩雄『信濃古代史考』−大和書房−)。


江戸時代の信濃国では、発生件数が全国一であった百姓一揆や数多の訴願闘争が頻繁に起こり幕藩領主らを苦しめた。また、明治期以降の長野県(旧信濃国)では先進的な自由民権運動、やがて、それに引き続く普通選挙運動、農民運動などのいわゆる社会運動が全国に先駆けて非常に活発化し、時の政府が社会主義運動を弾圧した「大逆事件」(民主主義、共産・社会主義へ極刑で臨んだ政治的弾圧)の発火地となった。


次いで、瞠目すべきは長野県出身の優れた出版人・編集者らが非常に多いことで、例えば主な創業者を拾うと岩波茂雄岩波書店/諏訪市・中州出身)、古田晁(筑摩書房/塩尻市(旧東筑摩郡)・同)、大和岩雄(大和書房&青春出版創業者・古代史研究者/伊那市(旧伊那郡高遠町)・同)、小尾俊人(みすず書房/茅野市・同)、小宮山量平(理論社/上田市・同)等々という具合で、その他の出版人、ジャーナリスト、作家らを加えるとそれは夥しい数となる。


ところで、ある地域の景観と風土は長い年月の繰り返しという膨大な時間の流れのなかで積み重なった古い地層(その地で生きた人々の『純粋経験と感情構造』(委細、後述)の積み重なり)の上に築かれたものである。だから、我々は、そこで暮らしてきた多くの人々がその地域で培った個性的文化と現代の生活にも繋がる古層(地域文化・社会・経済の空間・地層・岩盤環境としてのエトノス)がどのようなものであったかを先ず深く理解すべきである。そのうえで、それを未来へどのように繋ぐべきかという視点と、それらを正しく評価する柔軟な感性(正統保守たるエトノスの視点)を保持することが肝要となる。


<注>エトノス(ethnos)

・・・エトノスは『人間の生命と社会生活の維持に必須となる一定のローカル地域の自然・歴史・文化環境と深く共鳴して“人間性を未生(未来)へ繋ぐ揺り籠”となし得る開放系の共有観念と風土、又は過去〜現在〜未来に渡り生存環境の微小馴化を常に受け入れつつも、その伝統的な全体性の“持続”を最重要視する幅広い寛容な集合意識、およびその受け皿たる風土』の意としておく(委細/下記★参照)。


★政治的ネクロフィリア安倍内閣のオフィーリア・コンプレックスバシュラール・エトノス、「水のイマージュ」による批判/2016-05-04toxandoriaの日記http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160504


・・・


(エス(das es)と純粋経験について)


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かつて、J. G.フィヒテ(J. G. Fichte/1762 – 1814/カントから大きな影響を受け、自らもシェリングヘーゲルらに影響を与えたドイツ観念論の哲学者)は「最もドイツ的な特徴はドイツ人の最初の文化的な流出(Abfluss)たる“ドイツ語”そのもの」だと言明したが、言い換えればそれは「ドイツ(ドイツ語)にはIch(自我)」と等値(同等に評価)と見るべきものとして「それ(エス/das es)」を重視する伝統がある、ということだ(出典:互盛央『エスの系譜』-講談社-)。


ドイツ語のエス(人称代名詞es/“Es gibt A(=There is A)”のes)は、我々がこの世に誕生した瞬間の無垢の所与である純粋経験(前意識・無意識/Vorbewusste)と融合しつつ、現在の自己から未生へも繋げるべきエトノス環境(ethnos)を指すのだと理解することも可能である。ともかくも、そもそも我々が生まれた瞬間の意識はおそらく「主語も彼我の区別もない世界」であったことになるだろう(関連参照/既述の<注>★/バシュラール・エトノス、「水のイマージュ」)。


ところで、我々が差別も敵意も殆んど感じなかった純粋経験の全てを主語が支配する明晰なコトバ(文脈)で語ることはなかなか困難である。無論、その純粋経験には真逆の敵意に満ちた悪の成分が潜む場合もあるのは当然のことだが、まがりなりにもそれが揺籃環境であったからには、それは前者(差別も敵意も殆んど感じなかった)の経験が些かなりとも優勢であったからだと考えられる。


そして、それはまさにその“純粋”の意義にはエスが司る意識の流れとして、ある種の寛容な感情の漠とした流れ(この場合は、寛容な感情構造)が記憶されていることを意味するからだ。だから、あえてそれを明晰に語り得るとすれば、それは虚構ということになるだろう。


また、ドイツ・ロマン派の哲学、同文学、同美術らの分野で、あるいは戦前日本の浪漫派文学(1930年代後半に保田與重郎らが中心となり日本伝統への回帰を提唱する文学思想(委細、下記★参照)で使われたアイロニー(irony/この場合は美的価値や宗教観などへ没入し現実逃避すること)に関して、あの漠としたエス(es)を政治・社会・経済の分野で政策的に実在化させようとする異常な運動が起こったことがある。


★「戦前を取り戻す」に潜む三島由紀夫橋川文三が共有するアキレス腱(追憶のカルトなる近世日本の伝統テロリズム)2013-08-22 toxandoriaの日記http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130822


・・・


言い換えれば、それは当時の日本の哲学・美学・文学世界がグローバル国際社会(リアル世界)から観念的に完全遊離しつつ(舞い上がり、あるいは没入して)、国民一人ひとりを国際社会から意図的に切断するという意味での現実逃避(アイロニー)であった。また、当時の日本政府が、政治権力的に国民へそれを強制することに対して、当時の日本の文学界およびアカデミズムが積極的に同調することさえあった。


しかし、結果的にそれはドイツにナチズム(純潔ゲルマン民族主義、人種改良優生学、過激ヘイト主義など)をもたらし、日本では偽エトノスとしての国策「国家神道」原理式のファシズム(現在、#安倍政権、#日本会議、#神社本庁 らが必至でその国家神道の復活の前提条件となる緊急事態条項付“改憲”の実現を謀っている)らを誕生させ、それが第二次世界大戦の大きな悲劇に繋がったのは周知のとおりだ。


つまり、無理やりにエスの実体化(偽エトノスの創作)を謀れば、戦前日本の如き「神霊支配型ファシズム」(偽エトノスたる国家神道に基づく靖国英霊主義&純血民族主義)や、あるいはナチス・ドイツの如く純粋民族&血脈事大主義マイノリティー排除型の閉鎖的で狂信カルト的な政治権力に一方的に支配される国家へ没落するリスクが高まる。


一方、もしその伝統をエトノスとして正しく理解できるならば、我われ一般の国民層は、その同じ国家の岩盤であるエトノスから多元文化主義や共生・寛容などの、開放系で未生に繋がる価値観を深く理解できるようになる。言い換えれば、我われはそのことによって初めて着実に未生(未来)へ繋げ得る開放系の新たな政治・社会・経済の方向性を発見できるのである。


(関連情報)


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◆【現代世界でのIS化傾向の拡散と偽装極右(偽保守)化のトレンドはエトノスの病理?】親子間のエトノスの断絶でイスラムジハードだけが受皿化したが、それは安倍晋三首相らが目指す愛国玉砕に通じる!また、彼らが必死で取り戻しを謀る国家神道(偽エトノス)は、神社本庁の本宗たる伊勢神宮に守護された靖国式“このみいくさ”を国家神道の最高秘儀と見たてる異常な政治観念である。

・・・Cf. それは「過激派のイスラム化」と見るべきだ!この過激派(人間の本性に潜む暴力性の過剰化)は世界の何処でも起こり得る。例えば、フランスの場合、親世代に対する若者の反抗に宗教(イスラム)的要素は薄いので、この種の傾向をイスラム化(日本の場合は“右傾化”のコトバで←補足、toxandoria)で単純に括るのは誤りだ!:欧州大学院大学教授、オリビエ・ロワさん2016611朝日https://goo.gl/QmtP0n


1−2 長野県の特性


(現在の産業)


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・・・右の画像は『安曇野の風景』/(以下、第三パラグラフまでの内容、および添付画像(地図)の出典は、日銀松本支店『長野県産業の特徴』http://goo.gl/Fd9UIg より/二枚目の画像『安曇野市 (旧穂高町)』は、ブログ「信州・安曇野穂高 『碌山美術館』 &穂高町の火の見櫓(長野県)」http://goo.gl/QADQHW より転載) 


戦前の長野県は養蚕・生糸中心の製糸王国で最盛期には工場数が800余を数え、それは日本の生糸生産量の約3割、県下工業総生産額の約8割を占める隆盛を示した。が、太平洋戦争期に至ると生糸輸出の途絶から急速な衰退をみることとなった。しかし、代わりに航空機部品・光学機器・通信機・バルブ製造等の工場約400社が相次いで疎開してきた。


この太平洋戦争期の養蚕・製糸王国の没落が主な要因となって、満洲への積極的な移民政策を長野県は推し進めることとなり、満洲移民数が全国で一番多くなったとされ、戦後には多くの悲劇が生まれた。


一方、戦後は適した風土条件が評価され、これらの工場の技術が地元に根づき、諏訪・岡谷地区を中心にカメラ、腕時計、オルゴール等の精密機械工業が発達し、県内各地にも電気・輸送用機械関連等の企業が定着した。


昭和40年代後半の第一次石油危機以降、重厚長大型産業に代わり、軽薄短小型産業が全国的に急成長を示す過程で、長野県の電気・精密機械工業も技術革新の波に乗り飛躍的な発展を遂げた。


(地理的特性)


県境には標高2000m~3000m級の高山が連なり、内部にも山岳が重なりあう急峻で複雑な地形であるため日本の屋根とも呼ばれることがある長野県は全国の都道府県の中で第3位の広さがあり、その面積は隣接する埼玉、山梨、愛知の三県を合わせたものにほぼ相当する。加えて地理的にも歴史的にもきわめて変化に富んでおり、しかも県内各地でも著しい地域個性の差が見られる。


長野県の地理的特性を見ておくと、中央部を高地が占める山地型の地形ではなく、むしろ北西の県境の飛騨山脈、南東の県境の赤石山脈(長野県、山梨県、静岡県に連なる山脈で、通称南アルプスとも呼ばれる。飛騨山脈(北アルプス)、木曽山脈(中央アルプス)とともに日本アルプスとも呼ばれる。)の標高が高く、それらの間のいくつかの盆地(伊那谷、松本盆地、佐久盆地、長野盆地など)を中心とした集住地域が形成されている。


また、数多くの水源を擁しており、天竜川(南信濃、諏訪湖を水源とし伊那谷を通る)、木曽川(中信濃)は南下し太平洋へ(岐阜県、愛知県、三重県を経て伊勢湾に注ぐ)、千曲川(東信濃、北信濃)、犀川(中信濃)は長野市で合流して北上し、県境を越えて信濃川と名称を変えて日本海へ流れ、姫川(中信濃)も日本海に流れている。


(木曽川の水運と江戸期の中山道)


(1)木曽川「水運」の役割


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木曽川は飛舞山脈の南部、長野県の鉢盛山(2446m)を水源としており、ほぼ南西方向に流れ伊勢湾に注いでいる。上流では寝覚ノ床、恵那峡、日本ラインなどの峡谷をつくり下流では扇状地と三角州からなる濃尾平野を形成している(画像は、環境省HP『名水百選』https://goo.gl/HE92FP より転載)。


木曾川の水は古くから灌漑用水として利用されており、17世紀初めには大野村(一宮市浅井)に設置された大野杁(おおのいり/杁=水門)を源とする宮田用水ができ、それ以降には般若、木津など多くの用水が設けられた。また、鬱蒼たる美林地帯で名高い木曾山の木材の輸送路としても木曽川は重要な役割を果たした。しかし、木材輸送路としての木曾川は明治末に国鉄中央本線が全通するとともにその役割は小さくなった。


(2)江戸期「中山道」の役割


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中山道は、江戸時代五街道の一つで中仙道とも書いたが、江戸幕府は1716年(享保1)に中山道と定めた。また、東海道に対し山道(さんどう)とも書き、木曾路とも呼ばれた。中山道は江戸北西の板橋宿を起宿とし武蔵、上野(こうずけ/ほぼ群馬県)、信濃、美濃を経て近江の守山宿を最後の宿として草津宿で東海道に合流し、大津を経て京都に入る。板橋から守山まで67宿だが、普通は草津、大津を加えて木曾街道六十九次(駅)とも言う(添付画像『寝覚の床/長野県木曽郡上松町』の風景はブログ『ぶらり途中停車の旅 by Tommykaira tb』http://goo.gl/oqtWSK より転載)。


近年は、木曽路の三大宿場町として馬篭宿(2005年に長野県木曽郡山口村から岐阜県中津川市に編入)、妻籠宿、奈良井宿が注目を浴びており(参照/冒頭のCover Images)、人気の観光スポットとなっている。馬篭宿は、中山道43番目の宿場(→中山道六十九駅)で馬籠峠を越えた信州側の妻籠宿(長野県木曽郡)とともに人気があり、多くの観光客が訪れる。馬篭宿のほぼ中間地点には旧本陣であった藤村記念館(島崎藤村生家跡)がある。


妻籠宿は、中山道42番目の宿場(中山道六十九駅)で現在は長野県木曽郡南木曽町にある。隣接する馬籠宿(岐阜県中津川市)とともに、馬籠峠を越える旧中山道史蹟と合わせて木曽路を代表する観光名所として人気が高い。中山道34番目の宿場(中山道六十九駅)である奈良井宿(長野県塩尻市)は、難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」とも呼ばれた。


1−3 古代ユーラシア・エトノス文化圏に繋がり、遥か西方からケルト・フレグランス(微風)すらが漂う「信濃の古代史」(概要)


1−3−1 諏訪大社・御柱信仰とカミカゼを繋ぐ深層/それは古代ユーラシア・エトノス文化圏に繋がる縄文期文化の残照


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信濃(信州/長野県)で最も古層に属する地域は何処かという視点で見ると、それは諏訪地方である。一説によれば、天武・持統天皇が信濃(特に、古代からの風神(ユーラシア全体に共通する、風を鎮め統制するカミ)を祀る諏訪大社(全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社/諏訪湖周辺で4か所の配置)が立地する諏訪/そこでは須波と記述されている)への行宮(あんぐう/変事などの折に利用する一時的に宮殿を造ること)に拘り続けたことが日本書記(持統天皇5年8月23日条)から読み取れる(添付の画像二枚、『諏訪大社(下社/秋宮本宮)』と『御柱/上社の木落し』はウイキより転載/三枚目の画像『道祖神/オンマラ・サマ』―松本市博物館(松本城内の展示品/これらに似た男根様の道祖神は甲信越地方関東地方に多く見られる)は、http://goo.gl/6aTZXn より転載―)。


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<参考>古代史ミステリー、数えで7年に1度の 「御柱」 〜最後の“縄文王国”の謎〜(NHKスペシャル:初回放送20160626) http://goo.gl/BKAOLm ・・・当番組は「古事記神話+考古学遺址+社伝」の解釈で構成されているが、本記事は伊勢神宮ミソロジー重視の観点から「日本書記+考古学遺址」等の解釈に依った。なお、同祭で上社本宮から里曳道中まで派遣される「お舟」の使者は渡来系弥生文化(ヤマト政権/安曇・秦氏らが介した稲作文化)と縄文文化の和解(委細、後術)の象徴と見えて興味深い。


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しかし、その時代の諏訪社に目立つ建造物はなく、その神域には巨大な柱(西域〜中国〜東アジア全体に拡がっていた風の神(おそらく中国の風伯のルーツ?)を祀る巨大な御柱(おそらく石柱)が1本立つのみであったとされる。因みに、風伯は風を支配する神とされるが、更に遡ればその特異な男性性器信仰なるアニミズム・フレグランスのルーツは古代ユーラシア(欧州(アイルランドブリテン島ブルターニュらまで含む)〜東欧・ロシア・シベリア中央アジア〜東アジア)全体に拡がっていた男性器トーテム信仰の神?であったと考えられる(関連資料、下記★)。


★人文研究見聞録/生殖器崇拝(性器崇拝)とは? http://goo.gl/mnbaaj


・・・


なお、諏訪の周辺5か所に点在する千鹿頭神社(諏訪大社と同じく数えで七年に一度(満6年間隔)の御柱祭が行われる!http://goo.gl/d0H76P)も、おそらく此の地域の狩猟・採集民の縄文期からの信仰対象であったと思われる(上の一枚目の画像『井戸尻遺跡(長野県諏訪郡富士見町縄文時代中期を中心とする集落遺跡)にある石柱トーテム?』は㏋富士見町・井戸尻遺跡http://goo.gl/do46pB より、二枚目『アイルランドのタラにある石柱(豊穣の象徴?)』は、ウィキ:Hill of Taraより転載)。

・・・<注>米ジョージア州ジョーンズボローの近くにあるとされる(フィクション!)、マーガレット・ミッチェルの長編時代小説風と共に去りぬ』の物語に登場する、主人公スカーレット・オハラ家の農園名がタラ。その主人公の祖父の地アイルランドのタラ(Hill of Tara)に実在するのが二枚目の『アイルランドの石柱(ケルト文化/豊穣の象徴?)』。http://goo.gl/zOR6hl 


<補足説明>【7世紀後半に成立した、天武・持統期における『伊勢神宮』創建に繋がる神話論理(ミソロジー)の基本構造】広瀬神(弥生期信仰の中核)と龍田風神・諏訪風神(縄文期信仰の中核)なる二「祭神」の“和解”

・・・◆「広瀬神(伊勢神宮外宮の豊宇気比売大神伏見稲荷大社宇加之御魂神と同神とされ奈良県北葛城郡河合町川合の廣瀬神社(現在は廣瀬大社)に祀られてきた/弥生期信仰の中核/ヤマト王権(天皇家)の精神基盤のルーツ)」と、「龍田風神・諏訪風神(縄文期信仰の中核)」なる二(厳密には、三)「祭神(祀)」の和解/Cf.『広瀬・龍田の神』http://goo.gl/188PJU  


「広瀬・龍田の祭礼」は、天武4年4月の記事(日本書紀)が初見で、以後は「神祇令」に規定され、後世の「延喜式の祝詞」で正式に祈願されることとなるが、これは天武期に整備されたもの。また、この天武期(670年代)に伊勢神宮の本格造営が着手されたと推定される(出典:新谷尚紀著『伊勢神宮と出雲大社/日本と天皇の誕生』―講談社―)。http://goo.gl/UOzbBA 


『日本書記』持統天皇5年8月23日条に、「使者を遣して、竜(龍)田風神、信濃の須波(これも諏訪の風神?)、水内等(信濃国水内郡にあったとされる神社(水の神?)ほか)の神を祭らしむ」とある。


これは、天武・持統天皇が拘り続けた信濃への行宮の問題(既述)が関わっており、この時に信濃の須波(諏訪)の風の神(畿内にある龍田(奈良県生駒郡三郷町)らの風伯より古く、欧州〜中央アジアも視野に入るユーラシア伝統の風の神、つまり風を支配すると信じられてきた縄文期の男性器トーテム)と龍田風神(中国より伝わった風伯)の両者を、爾後は中央政府(ヤマト王権/天皇家)が統一(アマルガム化、https://goo.gl/Ah4fdp)して祀ることになったと考えられる(出典:大和岩雄著『信濃古代史考』―大和書房―)。


また、諏訪大社の神(御柱トーテムが象徴する?建御名方神/たけみなかたのかみ)が風神としての神業(かみわざ/仏教の霊験に相当)を現したとされる事例を挙げれば、「文永・弘安役(元寇)」に際して大風(台風の発生)によって敵船を沈めるため両風神、伊勢神宮の風宮と諏訪大社に勅使が発(た)ったことがあり、これが、いわゆる「世界一の日本を絶対的に守護するカミカゼ」と呼ばれる、カミカゼ信仰の起源である。


その後、明治維新期以降の日本の支配者たる『君側の奸』たち、特に太平洋戦争へのプロセスを演出した山県有朋(日本国軍の父)の衣鉢を継ぐ軍部(中枢は陸軍)が、本居宣長(1730 - 1801)の「古伝説」研究などに淵源する「他国に優越する現人神たる天皇を世界万国の宗主と見立てる皇国史観と国家神道」を高く内外へ向けて掲げた時に、「ミッドウエー海戦」での敗退を隠蔽(大本営発表)までして、結局、この国民の深層に沁み渡った「カミカゼ精神」が効果的に利用され、太平洋戦争の敗戦間際には「カミカゼ特攻隊」や「国家神道(神国日本)下における愛国カミカゼ玉砕」の名に使われたことは周知のとりである。


しかし、よくよく考えてみれば、「世界に冠たる(日本が一番!の)神国・日本のカミカゼ(風神)」がアイルランドほか欧州全体に拡がるケルト信仰とも繋がる可能性が濃厚な、ユーラシア系の風の神様だというのでは、これは実にでたらめな神話論理である。何ゆえに、ユーラシア系の風の神様をそもそもの根拠とするニッポンが世界で一番!なのか???w


この辺りは、非常に危険な日本製「原発」を絶対安全(安倍式アンダー・コントロール)だと言い張るため、現代の神社本庁が創出し(でっちあげ?w)た「ウラニウム・放射能アニミズム論」なる奇怪ミソロジー(神話論理/ウランも放射能も自然の一部であり人畜無害だ!←でも、本当は危険なのだから日本国民は原発事故でも『嗚呼、オンマラ・サマ〜!』で玉砕すべし、ということか?苦w)と、そのでたらめぶりが実に見事に露呈している。w


なお、天武紀・持統紀(日本書紀)の記述から『伊勢神道に関わる最古の祭礼』(皇室行事・大嘗祭のルーツ/天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭/勅使が伊勢神宮ほかに下向し幣帛(へいはく)を捧げる一方、宮中でも儀式が行われる)と考えられる、「広瀬・大忌神祭」(広瀬神社/奈良県北葛城郡/治水神祈願)と「龍田・風神祭(龍田大社/奈良県生駒郡三郷町/中国系の風伯が諏訪のユーラシア系風神と合祀)なる二つの祭りの根本(創始、いずれも天武4年(665))にある宗教・政治的観念(ミソロジー、神話論理)は、<漸く、ヤマト王権(天皇家)が激しく荒ぶる抵抗を続けてきた諏訪大社(ユーラシア系)の風神(および、その眷属たる中国系の風伯(風神))と“和合”しつつ、山紫水明な大自然の風土の下で稲作・穀物らの豊穣を祈願する弥生・縄文両文化系アニミズム信仰の“和解”、言い換えるなら縄文系自然の・狩猟・戦闘的で荒ぶるカミ(神話論理)の象徴化(=その典型が諏訪社の御柱祭)に基づき王権(天皇家の権力)を確立したという意味での神聖政治(平和・専守防衛)国家・日本の誕生>ということであった(関連参照 ⇒ http://goo.gl/cYF6wkhttp://goo.gl/rrF6gt )。


1−3−2 古代“諏訪”地方のエトノス/根強い“縄文の信仰と文化”の残照、“諏訪湖”周辺は最も遅い仏教伝来の地であった


(巨大『御柱』は、遥かな時間を遡る縄文時代に重なるユーラシア“人類大移動”の痕跡) 


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あの巨大な御柱(元々は石柱?/関連参照、↑添付画像・左端)については、そこから遥かな年月を遡る日本の縄文時代の草創期に重なるユーラシア圏内での人類の大移動(少なくとも1.5万年以上前)という壮大な歴史の痕跡(諏訪地方、およびその周辺に多く遺る“オンマラ(男根)”様、ミシャグジ道祖神(石棒)との関連の検証は道半ばだが!/諏訪を中心とする長野県北および離接する山梨県辺りはユーラシア〜東アジア全域に繋がる細石器文化の終点の可能性が高い?)と見ることができる。なお、今の御柱祭は大木を16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)による「式年造営御柱大祭」の形で行われている(諏訪湖に近い山梨県『金生遺跡』/画像一枚目はhttp://goo.gl/wIQH4T より、二〜三枚目はhttp://goo.gl/iNYZb9 より転載)。


諏訪信仰には縄文時代の信濃人の非常に古い信仰の名残が感じられるという点が、同じ信濃国の中で諏訪と他の地域との違いを際立たせる特徴となっている。具体的に言えば、それは山に住む人々の狩猟・採集民としての野性が強い個性となり残っていることだ。その意味での諏訪神は、東北・関東から九州に繋がる山の民(縄文文化の名残を背負った狩猟・採集民/アイヌ系の人々との関わりも窺われる!)からも篤い信仰を得ていた。


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これと関連し、諏訪地方にある仏寺の殆んどが平安末期〜鎌倉期以降(12世紀末〜)の創建であることも注目すべきである。それは、おそらく縄文的色彩が色濃く残る諏訪地方では、物部氏に取って代わった蘇我氏系の国造(くにのみやつこ)の管轄・支配の時代となり仏教信仰が奨励されることとなっても、縄文期の信仰と文化に強く拘る狩猟・採集民が中心であった諏訪地方の人々は、なかなか仏教に馴染まなかったからではないか?と考えられる(出典:大和岩雄著『信濃古代史考』―大和書房―)。 


(伊那谷は信濃の弥生文化の入り口)


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このような縄文期の文化・信仰・社会の空気が色濃く漂っていた信濃地方で最も早く稲作文化が弥生時代の中期初頭(BC1〜AD1世紀頃?)に入ったと考えられるのが伊那谷である。やがて、その稲作文化は天竜川沿いの低地に水田を開きつつ上伊那〜諏訪方面へ北上したと考えられるが、諏訪方面の人々は稲作は受け入れても簡単に縄文期の文化と信仰を捨てようとはしなかった(一枚目の画像『空撮/翼の下の白く見える部分が伊那谷』はhttp://goo.gl/1oWHh6 より転載、二枚目『伊那谷の風景』は、http://vtrmorita.exblog.jp/ より転載)。


やがて、稲作の伝播は松本平から善光寺平へと移り、弥生中期・中葉〜後半頃に弥生文化は信濃全体に広がった。しかし、既述のとおり、諏訪地域が中央政府の支配下に入り信仰的にも仏教を広く受け入れるようになったのは平安末期〜鎌倉初期になってからと考えられる。なお、善光寺平(現在の長野市辺り)には経路が異なる日本海ルートでも朝鮮半島から渡来系の人と文化が入っていた可能性がある(関連する遺跡が多い!)。


1−3−3 日本人と馬の文化史/騎馬・騎馬戦法・武士(もののふ)の揺籃(発祥)地であった古代信濃


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もう一つ見逃せないのは信濃国における騎馬と騎兵戦法(武士の発生の淵源?)の定着の視点だ。古墳時代の初期〜中期(4世紀?)に朝鮮半島から馬(騎馬)と騎兵戦法が導入されたが、その最初の着地点は仁徳天皇陵がある堺〜南河内(河内“長野”、藤井寺市、太子町など)辺りであったことが確認されている(関連参照⇒『堺市博物館http://goo.gl/HZ215E /画像『古墳時代〜飛鳥時代頃の騎馬のイメージ』は、下記<参考>のHP『近つ飛鳥博物館・・・』の案内文より転載/二枚目の画像『復元された古墳時代の馬と馬具』はhttp://goo.gl/227wHf より、三枚目『藤の木古墳(法隆寺の近く/古墳時代末期)から出土した鞍の一部』はhttp://goo.gl/C0gwSN より転載)。


<参考>古墳時代(初期〜中期/4世紀?)以降、倭国が騎馬戦術を受容するに至った東アジア事情(HP『近つ飛鳥博物館(大阪府南河内郡河南町)の開館10周年記念特別展示は、今来才伎(いまきのてひと)』の案内文より部分転載

http://goo.gl/8oT9GK )

・・・4〜5世紀の東アジアの激動する情勢から、我が国が騎馬戦術を受容せざるを得なかったとする見方が圧倒的だ。この時期、中国の漢人の国家は北方民族の侵入で南に押しやられ、南北朝時代を迎えた。その余波を受け朝鮮半島では北の強国・高句麗が南下政策を取り、南の百済や、新羅、加耶諸国に大きな影響を及ぼす。

・・・この危機に対し、新羅はいち早く高句麗に下る道を選んだが、百済は加耶諸国と共に倭国を味方に引き入れ高句麗と戦う道を選んだ。その結果、倭国は半島に出兵し高句麗と戦うことになるが、高句麗の騎馬軍団と戦うには騎馬文化の受容は不可欠だった。こうして倭国は百済や加耶諸国の援助を受け急速に騎馬文化を取り入れたと考えられる。

・・・近つ飛鳥博物館長・白石太一郎氏は、今回の展示図録の巻頭を飾る論文の中で今来才伎(いまきのさいぎ)に関し鋭い指摘をされておられる。我が国は上のような軍事的要請から騎馬文化を受容したが、その一環として伝えられた馬具製作技術は、鉄器加工技術、金銅技術、木工技術、皮革加工技術、織物技術などを含む、きわめて総合的な技術であった。


・・・転載、おわり・・・


善光寺平は古来「長野(長い野の意味)」と呼ばれてきたが、古代ヤマト王権の信濃への進出で活躍する物部氏(大連)が仕えた仲哀天皇日本武尊の子?)の陵墓の一つも長野陵と呼ばれ、その場所は藤井寺市のミサンザイ古墳に比定され、同じく藤井寺市の市野山古墳に比定される允恭天皇仁徳天皇の第四皇子)の長野北陵も存在する。


そもそも信濃(シナノ)の地名のルーツであるシナノ(科野)は南河内の石川流域を指す地名であることが確認されており、渡来系氏族である多(太/おお)氏(日本最古の皇別氏族/前渡り渡来人?)系の科野(シナノ)氏の一族が科野国造となっていた。従って、信濃国に入った一般の高句麗・百済系ら渡来人も畿内の南河内に居住する渡来人と連動していたと思われる。また、石川沿いに長く伸びる平野(河岸段丘)は長野県の善光寺平と同じく長野(長いの野)と呼ばれてきた(河内長野市の名の起こり!)。


いずれにせよ、このような渡来系の人々の信濃国への移動(開拓・入植が目的)によって、元々、日本には在来種がなかった馬の取り扱いと騎馬戦術に長けた渡来系の軍事・農業・手工業等に携わる人々が伊那から信濃国全体へ拡がり定住するようになり、やがて信濃国における仏教信仰などの精神文化も徐々に深まったと考えられる。ただ、既述のとおり、地元に深く根付く縄文文化に拘り、その流れに頑なに抵抗したのが諏訪大社を中心とする諏訪地域の人々であった。(出典:同上/および関連資料:久慈勝男著『日本人と馬の文化史』―文眞堂―)


ところで、古墳時代の初期〜中期(4世紀?)に朝鮮半島から堺〜南河内、辺りに伝わった騎馬の技術と牧の経営は急速に各地へ広がった。特に「壬申の乱(672)」での騎馬の活躍を教訓とした天武天皇は騎馬・騎兵の軍装備充実に急速に取り組み、騎馬を主体とする律令軍事制度を完成させた。また、文武4年(700)には律令制下で牧の設置命令が全国へ発せられ、以前から各地に存在した牧が原則として大和朝廷の管理下の御牧(みまき)となった。


初めの頃の御牧は信濃だけであったが、やがて上野(群馬)、甲斐(山梨)、武蔵にも置かれるようになる。そして、特に馬の飼育に習熟した人々(おそらく朝鮮半島から渡来した人々)が、これら信濃、上野、甲斐、武蔵の御牧に存在したことが、長屋王家木簡(https://goo.gl/q71Npf )などの記録から確認されている。特に、信濃は重視されており、御牧の制度が衰微する15世紀後半(室町時代)頃まで、信濃からの駒索(駒引/こまひき/御牧から貢進した馬を天皇が御覧になり御料馬を定める儀式)が続けられた。


因みに、この「最初の御牧が信濃だけにあった」ことは、天武天皇が「壬申の乱における騎馬と騎兵戦の活躍を教訓にした」という歴史と併せ考えるとき、それが何か特別の重要な」事実を示唆するのではないか?ということに気付かされる。


例えば、それは古墳時代以来の信濃国には、「牧と馬を基礎に騎馬を中心とする帰化人系の軍事集団(騎馬軍団)」が存在し、やがてそこからヤマト朝廷の中枢に取り立てられた金刺舎人(かねさしのとねり/or金刺部)氏らのような人々が現れたことだ。また、特に信濃〜関東周辺を発祥地とする「武士団の起こり(国風文化の成立期である平安中期(10世紀)に登場する)」と、これら「渡来系の国衙軍制である馬の文化と騎馬軍団」についての歴史的検証も進みつつある(武士は『もののふ』 とも読むが、その起源を物部氏に求める説もある)。


金刺舎人(金刺部)氏の起源は、部民制(べのたみせい)における名代(なしろ/古墳時代の専門集団)の一つである金刺部にあるとされる。金刺部は欽明天皇の皇居であった磯城嶋金刺宮に由来し、その財政用に充てられた料地等の管理に従事した人々であり、信濃国や駿河国に多く分布していた(金刺舎人は熊本・阿蘇氏とも関係がある)。奈良時代から平安時代初期の信濃国の地方政治は金刺部舎人氏や他田部舎人(おさたべのとねり)氏らの活動を中心に繰り広げられたと見られ、彼らが伊那・諏訪・筑摩・水内・埴科・小県の各郡の郡司を占めていた。


特に、伊那郡の郡司・金刺舎人氏は信濃国内に置かれた政府直轄の御牧全体を統括する責任者(牧主当)でもあり、郡司の子弟として平城京に出仕していた際に藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱(764年/孝謙天皇・道鏡側と対立した太政大臣・藤原仲麻呂が軍事力で政権を奪取しようとして失敗した事件)が起こり、孝謙上皇の側で乱の鎮圧(騎馬戦法)に功績が認められたと見られ翌年に外従五位下・勲六等の位が与えられた。


ともかくも、古墳〜飛鳥〜奈良〜平安初期頃にかけて信濃国に馬と騎馬戦法を得意とする強力な軍事集団が存在し、それらを統率するのは渡来系の科野(しなの)氏・金刺舎人氏らで、更にそれをヤマト朝廷側から統制したのが葛城・物部・蘇我氏であったと考えられる。また、蘇我“馬子”、“厩戸”皇子(聖徳太子)ら馬に関わる命名も、これらのことを示唆する!


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因みに、善光寺平(長野市)の南の丘陵には大室古墳群という渡来(百済)系の特徴をもつ積石塚があり、その近くに大室牧と高井牧があったとされる。また、平成6年(1994)に更埴市(現、千曲市)屋代の上信越自動車道の発掘現場から、7世紀後半〜9世紀初めの130点の木簡や木製祭祀具が出土したが、その中から「小毅(しょうき)」という軍団(騎馬軍団)の名を記したものが発見された(一枚目の画像『善光寺平の風景』はhttp://goo.gl/cJQM3D より、二枚目『善光寺』はウイキより転載)。


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なお、よりグローバルな視点で日本の馬の文化を論じた久慈勝男著『日本人と馬の文化史』(文眞堂)からも、信濃国の馬の歴史と重なる「日本人の本来の強かで自在な適応能力の在り処(根拠)」が見事に浮上してくる。この本の紹介文は次のように書いている。⇒ 『日本人は中華文明や西欧文明の強大な影響に対し柔らかく強靭な心で対処しながら独自の文化を築いてきた。古墳時代早期に列島にもたらされた馬はその影響力の強さで舶来文物を代表するものの一つであり、馬に示された受容のあり方は日本人のユニーク(強靭で、かつ柔軟)な心性を浮き彫りにしている。東アジアにおける日本のアイデンティティを見据える好著』である。(文眞堂の紹介文http://goo.gl/xA4dXs より転載)


そもそもの日本人のアイデンティティは島国根性的に形成された只の“融合・融和”の文化に因って形成されたものではなかったのだ。それどころか、本来の日本人は“和解”プロセスでこそ優れた特性を発揮してきたと考えられる。そして、その“和解”とは<厳しい議論を通しつつ信仰、イデオローグ観念、技術および基本的論理構造らの差異を異文化との間で柔軟に擦り合わせて自らを個性的ハイブリッドへ深化させ得る強かさ>ということであった。


しかし、その本来の日本人の優れた特性は、特に明治維新期以降の近代化に焦るあまり、「偽エトノスたる国家神道」を原理とする神憑りの富国強兵策と、それに安易に同調するよう強権的に仕込まれたメディア&アカデミズム洗脳によって、これが逆方向の事大主義(マアマアで馴れ合い見かけだけデカくて如何にも強そうな“名ばかり長いモノ”に巻(or魅)かれる方向)へ大きく捻じ曲げられたことになる。


1−3−4 信濃古代史における養蚕・殖産興業文化への秦氏の貢献、それを支えた安曇氏


(近世・近代の養蚕王国長野(信濃)の地盤を創った古代・秦氏の活躍)


長野県の「近世から戦前における養蚕・生糸中心の製糸王国(間接的な意味になるが、それは現在における技術・知識集約型へのシフトを可能とする環境条件ともなった)」の基盤を作ったのは古代における渡来系・秦氏の活躍であり、それを無視することはできない(関連で、既述の『1−2 長野県の特性/産業と地理的特徴』を参照乞う)。


ところで、善光寺(長野)の草創の年次は不明とされるが、『扶桑略記』(平安時代の私撰歴史書)の仏教渡来の条は、欽明天皇の時(6世紀半ば)に百済国の聖明王が献じた1尺5寸の阿弥陀仏像と1尺の観音・勢至像が善光寺如来(秘仏)であるとされ、この像を推古天皇10年4月8日に秦巨勢大夫(秦河勝に比定)に命じ信濃国に送ったと記している。


このことは、善光寺を建立したとされる本田善光(ほんだよしみつ/古墳時代の信濃国の人物)と秦河勝の関係を示唆すのみならず秦氏と信濃国の特別な関わりの深さを推測させる。因みに河内長野の渡来人が信濃国・長野の渡来人と関係が深いことは既に述べたが(前節『日本人と馬の文化史』)、その河内(河内国志紀郡長野郷/河内長野市)が出自である渡来系(高句麗・百済系?)の長野氏は河川・土木工事の専門集団であり、秦氏と同じく信濃国の開拓に貢献したと思われる。


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また、その名が太秦の地名に残る秦河勝は、聖徳太子の仏教信仰と政治の指南役を務めたが、政商・先進技術・殖産興業の知恵袋として草創期の朝廷財政にも深く関わった人物である。また、聖徳太子(本名“厩戸”皇子)の母・穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)は、蘇我稲目の娘で武内宿禰を祖とするとされるが、実はこの蘇我氏も渡来(百済)系との説が強まっている(添付画像『秦河勝夫妻像(広隆寺・講堂、所蔵)』はhttp://goo.gl/wlsZie より転載)。


秦氏は、中国・秦の‟始皇帝“麾下の遺民(技術者集団)が朝鮮半島(高句麗、新羅、百済、加羅)経由で列島へ渡って来たもので、おそらく5世紀頃から日本各地に定住し始めた前渡り渡来系の一族である(一説では17〜20万人におよび、当時の日本列島人口の5%弱を占めたとされる)。


その秦氏は「大和王権」以降の日本へ大きな足跡を残している。例えば、明法(律令)学の研究と講義、申楽(能・狂言のルーツ/観阿弥・世阿弥=秦一族)、宮中神楽・雅楽等(東儀家=秦一族)の創作、あるいは冶金・工芸技術を活かした東大寺・廬舎那仏の建立などが典型だが、特に秦河勝は聖徳太子のアドバイザー役として松尾大社・伏見稲荷等の神社造営、あるいは広隆寺等の寺院建立に貢献した。


京都には秦一族の活躍に因んで、嵐山の葛野大堰(かどのおおい/桂川治水工事/同じく嵐山の景観造形の基本も秦氏の功績)、太秦、蚕の社、大酒神社(太秦/秦氏の祖、秦の始皇帝を祀った)、蛇塚古墳(太秦/河勝の墓?)、広隆寺(河勝と聖徳太子ゆかりの寺)などの事績が数多く遺されている。また、長野(市)・群馬・会津などにも養蚕神社が存在する。


3世紀末に渡来した弓月君(ゆづきのきみ/列島での秦氏の祖とされる)が養蚕と絹織物の技術を伝えとされるが、秦氏と日本の養蚕技術発展の関係には無視できないものがある。特に、信濃国に入った秦一族の活躍は重要であり、信濃を経由した養蚕技術は関東(群馬など/江戸時代以降〜戦前まで、信濃国(≒現、長野県)の蚕糸生産は日本一の地位を維持していたが、現代における養蚕の市場シェアは群馬県が1位で全体の約4割を占める)を経て、東北の南端に当たる会津地方(福島)まで伝播した。このため、北東北と北海道を除き全国的に養蚕が行われようになり平安中期以降頃には産地ごとの等級が決まり、それが税として朝廷に収められるようになっていた。


(安曇野の風景/秦氏を支えた安曇氏の名残り)


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安曇野は、松本盆地のうち梓川・犀川の西岸〜高瀬川流域の最南部にかけて広がる扇状地全体を総称する呼び名である。特に、臼井吉見の小説『安曇野』で有名になり、この名称が一般的に広く定着してきた(画像『安曇野の風景』は、http://goo.gl/n8zBB8 より転載)。


安曇野の語源は古代に移住してきた渡来系・海人族の安曇氏に由来するとの説が有力だ。元々、北九州の志賀島周辺を本拠地とした安曇氏は全国に散らばっており安曇野にある穂高神社(松本市安曇と上高地に奥宮が、奥穂高岳山頂に嶺宮があるので日本アルプス総鎮守の通称もある/祭神は穂高見命、綿津見命(海神、安曇氏の祖神)ほか)は信濃の安曇郡に定住した安曇氏が祖神を祀った古社で、志賀島から全国に散った一族の本拠地がこの安曇野だとされる。


また、安曇氏の支援を得て信濃国に入った秦氏が最初に定着したのは鷺沢(おみさわ)とされているが、それが現在の筑摩郡鷺沢嶽(松本市波田鷺沢)であるのか?は未だ分かっていない。しかし、安曇野に限らず長野県全体(信濃国)における秦氏に関連する史跡等の発見は今のところは意外に少なく、これからの研究が待たれるところである。


ところで、一説では秦氏の列島全体への移動には海路または、河川路の移動を得意として操船・造船の技術にも長けた安曇氏が貢献したと思われる。BC3−4世紀頃から朝鮮半島経由で渡来系の人々が北九州に渡るようになるが、北九州に定着した渡来系弥生人の一部族が安曇族であった。つまり、秦氏の信濃国への移動に安曇氏が大きく貢献したのはごく自然の流れであったとも言えるだろう。


2 緊急事態『改憲』に隠れる真の狙い、「国家神道」(偽エトノス)と先制攻撃「軍事研究」の復活/それは日本のエトノスと未生の可能性を完全消滅させる、確信犯的な感情構造の病理


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・・・伊勢神宮・式年遷宮式典への出席を実現した安倍首相、およびそれを準備した神社本庁、日本会議らの真意は『改憲』に止ることではない!その正遷御当日(20131002)への<総理大臣として戦後初の出席>は、彼らの究極の目的が『国家神道』の復活であることを露呈している!・・・(添付画像は、http://goo.gl/PRzaN6 より転載)


「国家神道」が偽エトノスであるとは、<通過儀礼などの関係で神社参拝をするのは我々の日常生活の一部であるが(つまり、各神社との親しみはエトノス環境化しているのだが)、そのことと「国家神道」が相貌的にはそっくりであり、強いて意識化しなければ(主体的に想像力を働かせ、理性(知性主義)的に考えなければ)外見上は両者の見分けがつかない>ということである(委細については、下記★を参照乞う)。


松岡正剛『エトノス(正確に言えば、偽エトノス)としての国家神道』(村上重良著:国家神道‐岩波新書‐の解説) http://goo.gl/viIoqC 


・・・


伊勢神宮の式年遷宮は戦後四回行われたが、正遷御当日(20131002)の式典に参列した総理大臣は安倍晋三が初めてである。この時には、麻生太郎副総理を含む8閣僚(殆どが #日本会議 メンバー)も参列した。しかも、NHK始め主要メディアは、このことの委細を報じなかった。しかし、安倍・自民党政権は、 #日本会議 、神政連、神社本庁、神宮大宮司(鷹司尚武氏)ら「国家神道」復活派の希望の星である。


その当日の記者会見で菅官房長官は「これは恒例の私人としての参列で、憲法の正教分離原則に反しておらず何ら問題はない!」と “恒例の粛々説明”を得意気に述べたが、戦後初の「安倍総理と8閣僚」の正遷御当日の参列は、神宮遷御(伊勢神宮の存在)に関わる「戦前回帰」の政治的メッセージを、不遜にも、肝心の今上天皇のお立場(護憲主義)を一切無視する形で、日本社会へ戦後初めて発信したことになる。


この安倍首相の政治的メッセージが意識的に隠蔽するのは『全国民が玉砕する愛国自爆テロ戦争体制の取り戻し(あと一歩で実現できなかった太平洋戦争・本土決戦の再現)』ということだ。それは #日本会議、#神社本庁  など安倍晋三・一派の強い「追憶のカルト」の決意の現れに他ならず、これは「愛国戦争こそが国家神道の崇高祭儀だ!」とする稲田朋美・自民政調会長の発言の真意であり、かつ<一億総国民の“追憶のカルト”化/異常“観念同時”なる集団妄想の病理に全国民が強制的に連れ込まれる>ということである。(この問題の委細は、下記★を参照乞う)。


★先住多層文化エトノスはポスト・グローバリズムの希望/「国民主権否定の改憲で正しい立憲主義を!」の安倍政権は寛容のホスピタリティ(近未来の可能性)をナチ式恍惚催眠で犯す政治的変質者の群れ2016-03-01toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160301 


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我われが冷静に見据えなければならないのは、7月10日の参院選を目前とする安倍政権が急に「改憲発言をトーンダウン」させた裏には、<メディア活用(同調&洗脳)方式での参院選大勝 → 緊急事態条項付「改憲」実現 →「国家神道(偽エトノス)」復活>という、恐るべきほど反知世主義的な戦略(感情構造の病理)が隠されていることだ(【左・画像中の誤記訂正】核心犯⇒確信犯 へw)。


そして、いったんチャンス到来となれば、#安倍晋三 、#日本会議 、#神社本庁らの真の狙いは国家神道の復活なので、おそらく御用学者らを総動員して、戦前同様に「国家神道は日本国民の絶対多数派が支持する伊勢神宮を本宗とする超然宗教・非宗教たる日本伝統文化の根源だ!」という政治的「屁理屈=ネオ・国体の本義(関連で下記↓★を参照乞う)」を騙るはずだ。


大正デモクラシーで昭和10年代に旧「国体論/天皇現人神論」は最大危機を迎えた、しかし文部省が強弁『国体の本義(昭12)』をでっち上げ、軍事超然権力は天皇を「現人神」に再び祭り上げ、「国家神道」体制を確立した!

2014-08-01toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140801 


・・・


それは、既に、憲法の解釈変更で先制攻撃を可能とする「安保法(平和安全法制)」が成立しているので、後は「国家神道」さえ復活できれば9条には一切触れずとも、望みどおり国民の義務としての「愛国戦争」が<マッチポンプ式で自在にできる>ことになるからだ。しかし、これは本来の国家安全保障とは全く無関係であり、それどころか徒に国家滅亡の危機を招く、全く異次元のカミカゼ・カルト妄想の再現(取り戻し)である。


(関連情報)


◆余りの筋悪で専守防衛安全保障法の「精緻な理論」が理解不能(理解できない!)の安倍晋三・首相への忖度の空気一色であるのが今の日本の超リスクだ!学問知の啓蒙はメディア本来の重責!もし、総メディアが努力尽した上であるならば「民主主義の赤字(ポピュリズム原理)」で国家滅亡も覚悟すべき鴨?20160622只のオッサンRT to Masaharu Adachi @HCEkobe/「政治的思いをそのまま違憲の結論に直結させることは、むしろその足元を危うくさせる」「この社会は、学問が生み出す知を活用しようとする社会なのか」/安保法「違憲」で議論 元最高裁判事・藤田氏「精緻な理論」求め一石:20160622朝日 http://goo.gl/WCyzLn


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◆安倍“改憲”の真の目的が「国家神道の復活」であることは、日本の主要メディアはともかく、「G7首脳の伊勢神宮訪問・実現」との絡みで海外メディアが一斉に報じていた!(以下、その事例/情報源:20160624号・週刊朝日『日本会議と安倍首相』、ほか/各( )内の記述は、toxandoriaの補足)

・・・安倍政権が進める神道復権(国家神道・復活を指す)の中心にある伊勢神宮の役割を考えると、G7首脳の訪問は太古の森と清流を気楽に散歩する以上の意味を持つ。(英ガーディアン)20160624号・週刊朝日

・・・伊勢神宮訪問はいくつかの批判も呼んでいる。神道(一般の神社神道ではなく、G7首脳の伊勢神宮訪問を国家神道・復活の絶好の機会として利用しようとする安倍首相らの野望を指す)は日本の神話と歴史を国家主義と不可分に結びついた宗教(歴然たる宗教、つまり国家神道)に一体化させており、世界のリーダーが訪問するには不適切。(AFP通信)20160624号・週刊朝日

・・・「日本会議」は安倍首相と彼の内閣の殆んどを含む3万8千人の会員を持ち、日本は西洋の植民地主義からアジアを解放したのであり、戦後の憲法は国の本来の特徴(エトノス)を骨抜きにしたと信じている。(英ガーディアン)20160624号・週刊朝日

・・・G7首脳が日本で神社に訪問しないよう宗教指導者宗教学者が警告した。伊勢神宮は日本の平和主義憲法を変える運動を進める国家主義者・組織(日本会議)に繋がる大きなリンクだ。(英ザ・タイムズhttp://goo.gl/D9Gyue

・・・安倍首相はG7サミットに先立って神道の聖地(伊勢神宮)を参拝している。戦争中の日本の指導者は「国家神道」イデオロギーを戦争遂行に利用したが、戦後の平和主義憲法は国家と宗教を分離した。(ロイターhttp://goo.gl/JvBqiT


3 【政治的「感情構造の病理」を罹患した日本】 #日本会議 の傀儡たる安部晋三首相が目指すのは、終戦時「宮城クーデター事件」が遣り残した「本土決戦」体制の取り戻しという追憶のカルト!


(純粋経験としての感情構造/安部晋三首相の深層に潜むのは未生への可能性と紙一重の恐るべき内向的破壊力)


必ずしも先に述べたドイツ語の世界でなくとも(関連で、1−1−(エス(das es)と純粋経験について)を参照)、我われはエス(das es)に相当する三人称的な一定の環境が司る、ある種の漠としたエトノス空間の中で生を受けるものだと考えて間違いはないだろう。そして、そのヒトの生誕時の無意識的な経験が純粋意識(前意識、潜在意識)である。


この場合の“純粋”は、三人称的な一定の環境(ドイツ語ではdas es)が司るある種の寛容な感情の漠とした流れ(感情構造)が記憶されていることを意味する訳だが、それが特殊な純粋経験を培養するような生誕環境(例えば安倍晋三氏の如く特異な血脈(胎盤) http://goo.gl/WC9xEJ)に置かれたた場合は、いわば一定の作為的エスの支配下で非常に閉鎖的で過剰設計主義的な純粋経験が強制注入される。


言い換えれば、安部晋三氏の場合は「純粋経験の段階」で人格の非常に深い奥底から徹底的に激しく洗脳されたことになるため、やがてそれが成人後になって、異常熟成した政治的イデオローグやカルト宗教的アブノーマル観念等に囚われ易いサイコパスキャラクターの病理として現れたと考えられる。


(日本の国策『原発』にその典型が見られる科学知の限界/人間の限りない欲望の感情が求める先を指し示しつつ、その抑制をも図り得る開放系ユートピア思考たる人文・社会科学系の知性こそが肝要!)


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そもそも「感情構造」(affective structure)とは、ある人の内面世界での様々な思いの連なり、あるいは現実的な一定地域での社会生活における、人と人、人と社会、社会と社会のリアル感情の関わり合いの深化(進化に非ず!)に伴い一定の意味を帯びる塊となって直観されるようになることを指す。


逆説的に言えば、それは“ある言葉や概念の意味規定では、その意味付けが行われた時に関わった人々が抱いた凡ゆる感情が必ずそこへ相互に再移入され続けており、その絶えず更新される意味の規定に対して必ず何らかの影響を及ぼしている”ということだ。しかも、それは必ずしもフレーズ化したコトバや文脈になっているとは限らない。


分かり易い例としては、演劇、文学作品、未来小説またはSFなどで基調として繰り返される事象、あるいは最終的にはそれらが大きな主題として統合される意味でのモチーフがある。生物学では、規則正しく繰り返される装飾模様状の生体の構成単位をモチーフと呼ぶが、音楽でも幾つかの音符ないし休符の特徴的な連なりはモチーフと呼ばれる。


特に、レイモンド・ウイリアムズ(Raymond Henry Williams、1921 – 1988/カルチュラル・スタディーズの祖ともされるウェールズ出身の文学・演劇学者、作家、評論家)は、人間の未生のための想像力の可能性を指し示す絶えざる新たな感情構造の誕生ということを重視している。


従って、当然ながら政治の世界でもそれと同じことが言えるだろう。エンゲルスはユートピア的社会主義(開放系)と科学的社会主義(閉鎖系)の根本的な違いを指摘したが、レイモンド・ウイリアムズの「感情構造」もこの問題に重なってくる。


言い換えれば、批判力としてのユートピア社会主義は未生の感情の深化に対し開放系であるが、同じように見えても科学的社会主義はあくまでも閉鎖系の設計主義に止まるということだ。例えば、それは北朝鮮などで典型事例が見られるが、感情構造の暴走たる権力からの抑圧に対し、それは脆弱である。従って、科学・科学技術に希望を与え続けるのは開放系のユートピア的な思考、つまり人文・社会科学系の知性だと再認識すべきであろう。


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つまり、ユートピア的思考は人間の限りない欲望の感情が求める先を指し示す重要な指標であり続けるので(これはカルチュラルスタディーズの問題意識の原点でもあるが)、それに対し開放系である社会主義的な視点に基づく適切な批判力をこそ重視すべきなのだ。老婆心ながら、決してこれは三流言論の如く左派Vs右派の対決を煽る話ではない!


それはポーランド経済学者オスカル・ランゲ(http://urx.nu/b8j3)が、問題の在り処は資本主義か社会主義かの選択論争ではなく、要は配分問題(付加価値分配/資本⇔労働間の所得弾性値の、まさに紙一重の奪い合いをどう調整するか?)に絞られるということを学説的に証明済みだからでもある。また、この視点は米大統領候補サンダース氏(民主党)が指摘する課題にも重なっている。


(安部政権による、国家財政危機に直結するリスクを無視したアベノミクス失敗の隠蔽)


毎日新聞が<6月20日朝刊・編集長のこだわり(松木健)/参院選公示を控え、安倍首相は19日のネット党首討論で、憲法改正は「選挙で争点とする必要はない」と言いつつも、「次の国会から憲法審査会を動かしていきたい」と表明。「どの条文を変えるかの議論を進めたい」と述べ、衣の下の鎧が見えた。20160620ニュースのとびらhttps://goo.gl/iHtwtD>と、ネットで報じている。


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しかし、ここでの最大の問題は、その最悪の動機<緊急事態付『改憲』の隠れた標的である国家神道の復活>が、アベノミクス失敗の隠蔽を狙いとする参院選対策用の偽装看板の陰に巧妙に隠されており、多数派国民がこれら二つの超リスクがリアルに認識できなくなっていることだ(Cf.自民が単独過半数に迫る 参院選序盤、民進は議席減 自公等の改憲勢力、3分の2うかがう 2016/6/23朝日・毎日・日経ほかhttp://goo.gl/0FQjCC )。


今や「日本の危機的構図」の実像は<安倍首相が明らかに国民の善良な意思(政府への純粋な期待感)を裏切っている>ことにある。つまり、それは『政治的感情構造の病理を罹患したことに因る悪質な犯罪政治(1)緊急事態条項付“改憲”で国家神道を復活する、(2)国家財政危機に直結するリスクを無視してアベノミクス失敗を隠蔽する、の二つを強行する確信犯の意思を安倍政権が巧妙に隠蔽していることだ。


安倍政権に同調するバカリの国内の主要メディア(若干の例外はあるが)はともかく、この安倍政権の二つの犯罪政治について既に海外メディアはズバリ見通している。前者(アベ緊急事態条項付“改憲”の真の目的が「国家神道の復活」であること)については、直前の第2章で述べたので、以下では、後者((2)国家財政危機に直結するリスクを無視したアベノミクス失敗の隠蔽)について触れておく。


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最近、第2次森内閣で金融担当相、第一次安倍内閣で厚労相を務めた柳澤伯夫氏が「国家財政危機リスクを無視してまでアベノミクスの失敗を隠蔽する現下・安倍政権の愚策」を反リフレ派として的確に批判しているが、このことについても疾うに海外メディアと格付機関は厳しい警告を幾度となく発してきた。また、「英EU離脱」で急浮上した『シティVs金融規制派・EU』の問題が象徴する日本自身の国際金融マター(超異常な格差拡大亢進)に対する安部内閣とそれと交尾(つる)む日本メディアの独特の鈍感さも気掛かりである(添付画像)。


また、岩村充・早大大学院教授(元・日銀信用機構・参事)が日銀保有国債の一部、約300兆円(国および地方の長期債務残高の約1/3相当)の「永久債化」(満期を持たない債券化)を提案したのは(これはデフォルト危機を緩和しつつカタストロフを回避するためのやむなき方便?/20160614朝日『波聞風問/編集委員・原真人』http://goo.gl/hv9Naq)、おそらく格付機関フィッチ、海外市場、海外メディアらが、一定範囲での日本長期金利の上昇と超インフレ化への反転を疾うに織り込んだ可能性がある(但し、この永久債化の動きそのものがカタストロフの引き金となる恐れもあるので、よくよく慎重なバランス&信用構築型の対応が日本政府に求められる!)


フィッチは、今回、2年程度の猶予を前提に日本格付けの“見通し”をネガティブに引下げ、格付けは上から6番目のAに据え置いたが、もしもこの猶予期間で具体的な是正が行われなければ今度は実際に格下げとなる!


フィッチは無論のこと海外市場、海外メディアらが、一定範囲の長期金利上昇とインフレ化への反転を織り込んだ可能性があるとはいえ、信用の維持には具体的な政策とのバランスが必須条件となるので、(1)社会保障の確保、格差・分配の是正、(2)成長・生産性の改善、(3)課税・徴税公正化、の三方向に照準をシッカリ定めた明快で正直な財政・経済政策実行への政治的決断が喫緊の重要課題となる。経済を緊急事態付・改憲、国家神道・復活などの隠れ蓑と位置づけたアベノミクス粉飾に拘泥している暇はない!


このような意味で現下の日本の財政・経済状況が今や風前の灯とも思しきリアル危機であるにもかかわらず、安倍政権が未だにアベノミクスの偽装看板(安倍首相は、アベノミクスの更なるギア・アップでヘリコプター・マネーのバラ撒きも(愚かにも更なる財政赤字拡大の強行も)辞さぬ!との余りにも異常な決意?)を掲げて多数派国民層を、参院選対策でも再び騙し洗脳しようとするのはなぜなのか?おそらく、その深層には余りにもリスキーな<「政治的感情構造」の病理>が潜んでいると思われる。


(信濃古代エトノスから日本国民への忠告/それは“愛国のエロスに耽溺する安倍晋三、日本会議、神社本庁らのポピュリズム(民主主語の赤字)と妥協し易い「感情構造の病理」”と、“開放系の知性主義に因る自律的な未来への希望” の差異は紙一重であるということ!) 


[1−3]で見たとおり日本各地の神社等に残る生殖器崇拝(同祭礼)の痕跡が列島全体で見れば“離島”(孤立)化しているが、信濃国では諏訪地方の諏訪大社を中心とする縄文期信仰(生殖器崇拝)と縄文期文化(山岳・狩猟文化)への独特の拘りから、その古代ユーラシア文化圏に発する生殖器崇拝エトノスが観念的に深化し高度化したことで、それが容易に中央権力(弥生文化系)には妥協しない信州人に特有の強固な知性主義を培ってきたと考えられる。そして、このことは[1−1]で取り上げた、長野県出身の出版社・創業者ら出版界、ジャーナリズム界で活躍する人々の夥しい数の多さに端的に表れている。


それは、日本人一般の特徴である只の「弥生・稲作文化的な妥協・融合・融和」(和解の要素もあるが、基本となるのはマアマアで馴れ合い的に長いモノに巻かれながら権力や周囲と擦り合わせること)ではなく、議論を尽くす「和解」によって、つまり先見的知恵や新たな科学・技術等は積極的に取り入れつつも個性的主張や伝統文化は徹底的に保守するという「健全な感情構造」を持つ信州人気質の醸成に繋がったと考えられる。


これはドイツ観念論にも似た流儀であり、あるいは徹頭徹尾のユートピア社会主義(開放系)的な謂いでの強靭(諏訪大社に屹立する巨大御柱の如く強固?)な議論を介して自己の個性的観念と文化、および基本的考え方などと、他者・他国らのそれとの差異を“客観・論理・概念”的に緻密に深化させることが信州人の個性になったと思われる。


これと全く対照的なのが #日本会議、安倍晋三・首相ら「偽エトノスたる国家神道」の取り戻しを必死で謀る人々の“変質者のエロス(関連、後述)”的で異様な精神構造(靖国顕幽論ら追憶のカルト/空想上の神霊的な世界観で天空(そら)高く飛翔し、そのまま彼方の世界へ昇天した感情構造の病理)である。それは、まさに<超閉鎖的な「政治的感情構造」の病理、カルト狂人の世界>とでも言う他はない。


安倍内閣に連なる #日本会議 のメンバー、あるいは神社本庁らと野合する「国家神道の取り戻し狙いの改憲」派や「原発推進」派(偽装神話論理たる原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論派)の人々は、まことに驚くべきことだが、「戦前そのままの靖国顕幽論」、「万世一系皇国史観」、「無比の美しい産土でできた世界一美しい神国日本」、「世界に冠たる神国のカミカゼ精神による愛国玉砕戦こそが国家神道の神髄で最高の宗教儀式でもある」などの閉鎖的で異様な観念(愛国のエロスor只の目先主義?w)を未だに後生大事にしている。


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それを前提にアベノミクスも原発推進もヘリコプター・マネーもとばかリに凡ゆる事実上の異常国策が進められている現実を直視すれば、その劣悪な安倍晋三首相のアナクロニズムには、オウム真理教以上の怪しげなカルト時限Bombが潜むことが分かる。しかも、それが日本の近未来へ与える被害の甚大さと深刻さは紛れもなく犯罪的である。


因みに、安倍晋三首相のアナクロニズムとは、追憶のカルトの謂いであるが、それは、日本のエトノスと未来の可能性を破壊する超リスクである。更に換言すれば、それは反知性主義、想像力欠如であり、その異常イデオローグの中核が、生長の家“過激派”たる?青年協議会(トップ= #椛島雄三 ・日本会議事務総長、黒幕=安東巌・全国学生自治体連絡協議会(生長の家過“激派系”極右学生組織)初代書記長)を実働部隊とする #日本会議である。


そして、すでに戦前期において、この種の異常アナクロニズムを「変質者のエロス」(追憶のカルト、なる感情構造の病理)の暴走だと喝破していたのが『古寺巡礼』の著者・和辻哲三であった。しかし、これは日本人一般にも言えるのだが、<この「変質者のエロス」の暴走が、「健全な開放系の信州人の個性となっている知性主義的で強固な感情構造」と大きくかけ離れたもの>だと見るのは却って危険である。


むしろ、これら両者は紙一重のものとして、謙虚な視点でとらえるのが肝心である。それは、前にも少し触れたが、「真の知性主義(例えば、ユートピア社会主義)」と「設計主義(例えば、科学的社会主義)に偏った知性主義」の間には薄皮一枚の差異しかないという歴然たる現実を冷静に見据えることが肝要だということである。


そして、この両者の差異を左右するのが「陰謀論」的な視点の過剰ということだ。無論、怪しげなことを際限なく疑いそれを根底から厳しく批判すること、あるいは自らの批判的「好奇心」を刺激し続けるという意味で、陰謀論的思考にはかなり有意性があるのも確かだ。


が、もし余りにも過剰に特定ターゲットを意識した陰謀論に拘り過ぎると、それは自らの純粋経験レベルの想像力を総動員することと同意でもあるので、みすみす自ら無防備な状態(批判すべき対象側からの洗脳工作)を招き入れるリスクが高まり、却って、無意識のうちに批判すべき相手(対象)方の「純粋経験の感情構造」に回収され易くなる恐れがある。


しかも、それは自分がどれだけ理性的であるか否かという知性(より狭く見れば知能)の有無の問題ではない、というより知的レベルや学歴が高いほどそのリスクが却って高まることが観察されている(オウム真理教事件のケースなどで)。


例えば、終戦時、ポツダム宣言の受諾(天皇の終戦宣言である玉音放送/敗戦の受け入れ)に反対して引起こされた「宮城クーデター(宮中武力占拠)」の首謀者の一人(生長の家“過激派”の信者)となり、近衛師団長森赳中将の殺害に関与した井田正孝・陸軍中佐の事例がある。井田正孝は信州人ではないが、隣接するためエトノス環境を殆んど共有する岐阜県出身である(井田正孝が引起こした宮城クーデター事を中心とする事件の概要は下記◆を参照乞う)。


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生長の家“過激派”の軍人が中心となり引き起こされた「宮城クーデター事件」は、同じ生長の家“穏健派”の軍人らによって鎮圧され、ポツダム宣言の受諾で辛うじて「本土決戦」を免れたというのは終戦時に起こった事実である。


奇しくも、この終戦時の奇跡ともいえる終戦へのプロセスを概観して理解できるのは、いまや再び、その発祥が同じ「生長の家」とされる #日本会議 と、その影響下にある安倍政権によって、日本の近未来の命運の全てが完全に握られてしまったのでは?という疑念の高まりだ。その意味で、日本の終戦(敗戦)は未だ終わっていない。


◆【 #日本会議、#安倍晋三、#電通、#原発 (原発マネー利権)を巡る点と線が浮上!】終戦時「宮城クーデター事件」の首謀者(現在の日本会議に繋がる生長の家“過激派”イデオローグの信奉者たち)の一人である井田正孝(聖戦自爆玉砕テロリズム(このみいくさ)論)を主導した平泉澄の直門)は陸軍省・少佐の時に松代(長野県)“大本営”建設(本土決戦時における天皇の松代への動座を想定)を発案している。戦後の井田正孝は電通に入り総務部長等を勤めた。また、その井田は電通時代にも首尾一貫して本土決戦必須論を主張していたとされる。https://goo.gl/cgIlSA 


(井田正孝の略歴等/ウイキ)

・・・1933年7月、陸軍士官学校(45期)卒・・・途中、略・・・軍務局課員、台湾軍参謀、第10方面軍参謀ら歴任。

・・・1935年頃より東大教授平泉澄の直門として竹下正彦、畑中健二と親交深め1944年1月に大本営移動計画を発案して計画書を提出。大本営の建設場所は松代(長野市)を選定。

・・・終戦時、ポツダム宣言受諾に反対、「宮城事件」首謀者の一人となり近衛師団長森赳中将の殺害に関与。 クーデタは失敗し8月15日に陸軍省で自決の決心をしたが見張りの将校に止められ断念。

・・・戦後は在日米軍司令部戦史課に勤務のあと電通入社、総務部長及び関連会社電通映画社の常務を勤めた。

・・・本土決戦に備えた天皇の松代動座計画は松代に大本営、東京浅川に東部軍収容施設などを建設する予定であったが、この案は東條英機首相の日本政府全体の移動の意向で変更され「本土決戦」(←事実上の総国民玉砕!/補足、toxandoria)へ拡大した。

2016-05-04 政治的ネクロフィリア安倍内閣のオフィーリア・コンプレックス/バシ

toxandoria2016-05-04

政治的ネクロフィリア安倍内閣のオフィーリア・コンプレックス/バシュラール・エトノス、「水のイマージュ」による批判


プロローグ)ポスト・パリコミューンの風景、モネ『カピュシーヌ大通り』/到来する市民社会に相応しく斬新な「視覚混合と水の想像力」の発見


Cover Images/Il symbolise notre vie!


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・・・マネ『黒い帽子のベルト・モリゾ』1872/Edouard Manet (1832-1883) Berthe Morisot With a Bouquet of Violets 1872 Oil on canvas 55; W. 40 cm Palais Musee d'Orsay


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・・・Lara Fabian – Ma vie dans la tienne (暗喩的解釈/あなた(先住多層文化エトノス、tienne =yours)の中の私の人生、だから私を離さないでね!)


・・・


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<注>『ネクロフィリア(necrophilia)』とは、死体性(偏)愛なる倒錯行為に大きな興奮を覚える精神の病理を意味する。


・・・それは、いわば屍のスチール(固定)・イメージに異常固執する耽美的偏愛であり、偽エトノス(国家神道・靖国顕幽論)で美しい愛国玉砕戦争へのアイロニー(没入、現実逃避)を煽った戦前型ファッショ政治にも通じる異常感性の刺激への偏愛である。


・・・更に言えば、「永遠に変化し続けるのが宿命である物質的世界(いわばリアル因果の世界)と人間の関わりが紡ぐその一回性の軌跡である代替不可能な歴史(生と死の未了の連鎖のエクリチュール(ecriture))というリアリズムを完全否定することだ。


・・・“あるスチール・イメージ(固定観念)化した超時間的思惑を、例えば<英霊界に従属する国民のリアル生活を理想とする靖国顕幽論>らの如き異常・異様な世界観”で現実を自在に書き換え(reecriture)たり修正・改竄するのを当然視する、#日本会議 、#神道政治連盟、#神社本庁 、#安倍晋三・首相らは「錯乱の“水のイマージュ”」である「オフィーリア・コンプレックス」の病理(委細、後述)に深く嵌っている。


・・・だから、その病理を克服することの意義に関わる無知・無教養を一切恥じようともしない、これら歴史修正主義者こと狂信カルト一派に対する呼び名として、そのおどろおどろしくも陰鬱で不快な用語ネクロフィリアを敢えて使った。


・・・それは、政治的ネクロフィリア安倍政権が<古来の伝統神道を都合よく改竄するため幽顕思想(半ば手慰みで平田篤胤が考案したw)を援用した靖国顕幽論なる奇怪ミソロジー(英霊界頂点のエセ神話論理構造)がベースの国家神道の復帰を謀っているからでもある。


・・・因みに、『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られ日本を代表する思想家である、和辻哲郎(1889 – 1960)が、約100年も前に国家神道・現人神天皇・靖国顕幽論らを奉じる戦前型ファッショ政治一派(今の安倍晋三、 #日本会議 等の元祖)を政治的ネクロフィリアに相当する“変質者のイデオローグ”と指摘していたが、その慧眼には驚かされる(和辻については、エピローグでも再び触れる)。


<注>エトノス(ethnos)とは?


・・・古代ギリシア語で、村や都市に集住する「民衆」(デモス/demos)の周辺に住み、その「民衆」以外の部族集団を意味したエトノスは、置かれた立場が変われば正反対になるのは当然なので、そもそも決定的評価を伴うコトバではなかった。


・・・それ故、これは歴史的・政治的条件などに因って意味が肯定的あるいは否定的に変化する非常に多義的用語であり、それを使用する時代によって真逆の意味にすら変わり得る。この点に加え、後述する<人間の生命と文化の持続に必須となるローカルな一定地域の自然・歴史・文化環境との共鳴、およびその共鳴に因るエトノス自身の射程と内容等の変容>という条件が付くので、完全に抽象概念化したイデオローグ観念とは異なる。


・・・従って、当ブログ記事でのエトノスは、例えば現代にも繋がる伝統神道の如く『人間の生命と社会生活の維持に必須となる一定のローカル地域の自然・歴史・文化環境と深く共鳴しつつ“人間性を未生(未来)へ繋ぐ揺り籠”となし得る開放系の共有観念と風土、又は過去〜現在〜未来に渡り生存環境の微小馴化を常に受け入れつつも、その伝統的な全体性の“持続”を最重要視する幅広い寛容な集合意識、およびその受け皿たる風土』の意としておく。


・・・そこで、ここでは簡潔なエトノスの定義を『人間の生命と社会生活の維持に必須のローカルな一定地域の自然・歴史・文化環境と深く共鳴しつつ“人間性を未生(未来)へ繋ぐ揺り籠”とし得る開放系の共有観念、または、過去〜現在〜未来に及び生存環境の微小馴化を受け入れつつ“持続”させ得ることを最重視する広く寛容な集合意識』としておく。


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・・・因みに、シンギュラリティ(Singularity/技術的特異点人工知能AIでは、それが人間を超える危機とされる2045問題http://goo.gl/IGlhSA が意識されている)の克服でも、このエトノス的な感性と知性の融合が重要なヒントを与える可能性が高い。なお、「エトノス」と「エトノスとしての国家神道/偽エトノスの問題」の詳細については、下記(▲、★)を参照乞う。(シンギュラリティのイメージは、下の一枚目画像)


▲先住多層文化エトノスはポスト・グローバリズムの希望(2016-03-01toxandoriaの日記)

http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160301

松岡正剛『エトノス(正確に言えば、偽エトノス)としての国家神道』(村上重良著:国家神道‐岩波新書‐の解説)http://1000ya.isis.ne.jp/1190.html


モネ『カピュシーヌ大通り』

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Claude Monet,(1840 – 1926)「Boulevard des Capucines」1873-74 Type Oil on canvas 80.3 cm × 60.3 cm Nelson-Atkins Museum of Art, Kansas City, Missouri


モネ『水連』1914(Related images)

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Claude Monet「Water-Lilies」 1914. Oil on canvas. 200 x 200 cm National Museum of Western Art, Tokyo, Japan.


・・・


●【政治権力の倒錯(暴走権力のテロリズム)に追従するマスメディアの倒錯/公権力(暴力的国家の)強化でテロ撲滅!を報じ続けるNHK報道の倒錯、アンチ立憲主義への誘導?/安倍晋三の傀儡、籾井会長の指示!】クロ現、NHK・BS国際報道等が、Tw等のNet洗脳で<普通市民による個別テロ>が拡散の危機!と盛んに報じ続けるが、<桐野夏生氏、憲法を考える/前面の国益ならず個があって公は育つ!20160412朝日http://goo.gl/XiP1F9>の慧眼は、だからこそ「理念」(立憲民主主義)共有での個を尊重する啓蒙&教育を最優先すべきと指摘!(関連委細、後述)20160414只のオッサンRT to 20160317NHKオンデマンド @nhk_ondemand<<クローズアップ現代>>軍や政府機関などではなく警備の手薄な娯楽施設などの市民をネット洗脳された一般市民が狙うソフトターゲットテロ(普通の一般市民による個別テロ)が増えている。https://twitter.com/hanachancause/status/720513866900316160 

・・・但し、上で引用したクローズアップ現代での国谷キャスター(安倍政権側の代理人、籾井NHK会長の圧力で3月末で辞任!)の報じ方に限り、上で指摘したNHK異常報道の責任はない!ここでの問題意識は、昨今のNHKの報道姿勢の流れが、安倍政権の作為に従う一種の“洗脳”報道の空気を感じさせる異常事態であることを指す!(Cf.*)⇒ *20160412@Martin Fackler /Twクロ現元キャスター国谷裕子氏が「世界」に寄稿:「同調圧力が強くなってきている気がする。流れに逆らうことなく多数に同調しなさい同調するのが当たり前!といった圧力。そのなかでメディアまでがその圧力に加担していないか?(Ex.テレ朝の新Ñステーションが、安倍サマのスシ友こと後藤謙津次氏をキャスター起用)」

https://twitter.com/hanachancause/status/719762461017001984 


(“パリコミューンと立憲主義の意義”に無知な穴クロ安倍政権を戴く日本国民の不幸)


一般にフランス革命は「1789年7月14日のパリ民衆によるバスティーユ牢獄襲撃〜ナポレオンの政権掌握」までの歴史とされるが、そこでは「民衆蜂起〜ポピュリズムと急進的な第一共和制の混乱〜王政復古〜ナポレオンの第一帝政(独裁政治)」という具合に、いわば「フランス革命の理念」が弄ばれる如くに前進〜後退の迂遠なプロセスが繰り返されている。


しかも、その過程では幾度となく凄惨なテロを伴う内戦が繰り返され、多くの国民の血が流されてきた。この後も、ナポレオン没落(1815)〜七月革命(ルイ・フィリップの王政/オルレアン議会制)〜二月革命(第二共和制)〜ルイ・ナポレオン独裁(第二帝政)〜第三共和制(1870〜1945/普仏戦争〜パリコミューン(サンディカリズム/1871)→以降、やや安定期へ)という激動のプロセスを、いわば激しいテロが繰り返される歴史を辿った。


パリコミューンとはサンディカリズム(syndicalisme)と呼ばれる史上初の労働者階級による革命政権であったが、それはティエール(第三共和制・初代大統領)政府軍との間の凄惨な市街戦となり、やがて70日間で鎮圧され、第三共和制フランスが、19世紀末になり漸く<授権規範>を定めた「第三共和国憲法」(制定1875)で宿願の立憲民主主義の国家を実現したのである。


然るに、かくの如く近代啓蒙思想の具体化プロセスでもあった「フランス革命」が、実はいよいよ本格的なグローバリズム時代である現段階のプロセス(本格的な超格差拡大を伴うグローバル金融資本主義の暴走時代)に差し掛かったところで、いまや漸く今度はフランス・ベルギー・ドイツ・イギリスら欧州から全世界へと舞台を広く移す形で、再び、その迂遠で過酷なプロセスが再拡大しつつあり、更なる立憲民主主義の深化が進みつつあるのだと見るのも可能であろう。


市民社会の価値観を当然視するまで民主的な意識に馴れ親しんだ我われではあるが(しかも、これは逆説になるが)、我われはその日暮らし感覚の一般の動物ならぬ知能(記憶・論理・推理力・歴史観らを備えているという意味での)を持つ人間であるからこそ、残念ながらも、その過酷な闘争志向の本性(この弱肉強食の傾向は政治権力、国家、一般市民、グローバル市場金融資本のそれぞれに潜む!)が再び自らを暴発させる隙を伺い始めたという現実が目前にあるのだと自覚すべきである。


歴史的な意味でそのように過酷な時代に差し掛かった今だからこそ、益々「立憲主義の保守」が特に重要となる。しかし残念ながら欧米諸国と異なり、現代日本の安倍政権にはその意味で最も基本とすべき「中立的」視点と超長期的な歴史観、ヒューマニズムに基づく正統なエトノス文化観が欠片(かけら)も存在しない。そのため、我われは本来向かうべき新たな時代方向とは真逆の「反知性主義アナクロクロニズム」(18〜19世紀型テロリズム権力)への回帰という奈落の底へ墜落しつつある(関連参照/↓◆)。



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◆【国家(秘密主義&原発・軍事暴走)権力を「個」の前面に掲げる安倍政権は「憲法」破壊(立憲主義否定)の公然テロリズム主義】左右別なく取り憑く絶対理性神こと<カルトの祭典>で舞上がるアベ& #日本会議 式の最初に超然国家ありきなる「完全設計主義(偽エトノス)の罠」を批判! ➡  桐野夏生氏、憲法を考える/前面の国益ならず「個」があってこそ「公」は育つ!20160412朝日http://goo.gl/cyWpi020160413只のオッサンRT to @河村書店 @consaba(憲法を考える)公共のゆくえ、ファシズム的な動き:作家・桐野夏生さん「予兆は必ず、明るく楽観的な顔で忍び寄ってきます」同・朝日 https://twitter.com/hanachancause/status/720096709561294848 


(モネ『カピュシーヌ大通り』は、到来する市民社会の印象に相応しい『“斬新な視覚”と“色彩混合”、“水の想像力”(市民社会エトノス感)』の発見)


このような背景のなかで、我われがいま最もその批判対象と見て警戒すべきは、エンドレスで格差の再生産へと大暴走し、もはや正統な資本主義とは言えぬまで、そして殆ど統制不能のレベルまで怪物化した<グローバル市場金融資本主義>に悪乗りして、自ら妖怪カルト守銭奴(その象徴がアベ・クロバズーカ!)と化した、正統保守を騙る偽装極右(偽エトノス)派)の跋扈である。日本でいえばそれは1%派の利権保守で原子村らと利権(カネ)絡みで深く繋がる #日本会議 、神道政治連盟、神社本庁らを意味する。


一方、既に見たとおりで、血みどろの凄惨な戦いが繰り返されたフランス革命など「市民革命」の意義(極言すれば応報・連鎖したテロ同然の内戦・闘争の歴史的意味)を表層的or勧善懲悪的に理解するのは危険である。なぜなら、ここで正しい歴史認識と歴史への反省及び自由・平等・国民主権、あるいは憲法の授権規範性や立憲主義の意味が正しく読み取れ(理解でき)ない限り、パリとブリュッセルの同時テロに与した過激派組織「IS」らの新たな世界規模の脅威が囁かれる昨今の状況下では、ほんの僅かな情勢の読み違えから、我われ世界市民が再びエンドレスの血みどろの応酬戦争を繰り返す、過去と全く同じ煉獄の罠に易々と嵌りかねないからだ。


ところで、カピュシーヌ大通りはオペラ座を正面にして左右に伸びる大通り(オペラ座とルーブル美術館を結ぶオペラ通りとクロスする)であるが、そこにはモネがこの絵を描いた1873年頃は未だ「パリコミューン(1871)」の惨劇(内戦、テロの応酬)の生々しい空気が残っていたはずだ。しかし、このモネの絵から、その不穏な血生臭い空気は一切感じられず、それどころか急速に賑わいを取り戻しつつある繁華街と、そこで未来への希望を手に入れたパリ市民らの新たなエトノス感の発見に因る未生の活力と生命力が感じられる。


その「明るい希望」への急速な意識転換のエポックを感じさせるこの絵の秘密はどこにあるのだろうか?まず考えられるのは、「ある種の心地良さを感じる適度な俯瞰の視点(ふわりと浮いた適度な高さの鳥の目線)」ということだ。具体的に言えば、それは1874年に第一回印象派展の会場となったナダール写真館(3階)から俯瞰した構図の発見であり、その後これは活性化した市民意識(特に中間ブルジョアジー層の)を感じさせる「大都会の群衆」を描く印象派の一手法(後述する、形式的想像力による新たな発見)として定着する。


もう一つは、印象派の画家たちが創り出した色彩混合(視覚混合/並置した二つ以上の色彩が遠くから見ると混じり合って一つの色に見える光学現象を応用した)の技法だ。特に色彩の鮮やかさとイマージュ的感性で捉えた光の煌きの一瞬の同定を粘り強く追及したモネはこの手法に優れており、周知のとおり、それは漸くジヴェルニー庭園に落ちつき、そこで晩年に描かれた水連の連作に結晶している(後述するバシュラールに通じる水に関わる物質的(環境的)想像力の新たな発見!)。


この絵の色彩的な特徴を端的に言うなら、それは<その殆どが地味な黒とブルー、そして少々の茶色と白色で描かれているだけであるにもかかわらず、なぜか晩年の連作「水連」にも通じる「水」にまつわる瑞々しいバシュラール的なもの、言い換えればエトノス的なイマージュの印象、いわばその奥深い背景に潜む未生のパワーを連想させる生き生きと果てしなく広がる水の波紋の印象が強く鑑賞者の心に残ること>である。


1 バシュラールの(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力


ボッティチェリプリマヴェーラ(春の寓意)』についての新たな解釈)


ボッティチェリ『プリマヴェーラ(春の寓意)』

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Sandro Botticelli(1445- 1510)「Primavera」c. 1482 Tempera on panel 202 cm × 314 cm Uffizi Gallery, Florence


ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』(Related images)

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Sandro Botticelli(1445 – 1510)「The Birth of Venusc」1485 Tempera on Canvas, 172.5 x 278.5cm Galleria degli Uffizi, Florence


ギリシャ・ローマ古典の意味を見直すことで人間の復興と新たなヒューマニズムの可能性を期待し、それを大いに賛美するルネサンス芸術の代表者とされているボッティチェリであるが、一方で彼の絵にはメディチ家周辺の後期ゴシック(中世末期)的な美意識が深く投影されている。そのため、この<春>という愛の季節を讃える初々しい感性にあふれているはずの『プリマヴェーラ(春の寓意)』でも、その絵の全体にはなぜか“やや暗め”の霊気のようなものが漂っている。無論、それもボッティチェリの美学を引き立てる魅力の一部ではあるが。


その人物像を取り巻く繊細な風景描写のなかに、おそらくボッティチェリは、その後期ゴシック(中世)的な霊気のようなものを殆ど無意識に塗りこめているはずだ。だから、彼が描く自然の風景には変化に富み生きいした自然の風景が必ずしも反映されてはおらず、むしろそこには綴れ織り(京都の西陣織/一説で、その起源は古代エジプトのコプト織にあり、中国・朝鮮半島経由で古代の日本・京都へ伝来したとされる)のような感触のやや暗みを帯びた自然物が描かれいる。やがて次第にボッティチェリはそれらの形象を更に装飾的なものへと変遷させて行った(形式的イマージュの発展)。


一方で、これは逆説的なもの言いとなるが、ボッティチェリの絵から、その霊気を帯びた暗さと、恰も綴れ織りの如く過剰に装飾化した自然描写にもかかわらず、その「絵」全体の印象ではボッティチェリ的な空気とでもしか言いようがない不思議な瑞々しさ(その正体は様々な花や樹木らの植物群と黒い土のなか、およびやや暗めの霊気(空気)のなかに漂う“水”の成分の印象/厳密には、そのボッティチェリの絵を見たことによる共感が励起し鑑賞者の心に宿るエトノス感)を鑑賞者は感じさせられるはずだ(新たな物質的イマージュの発見)。


そのことは『プリマヴェーラ(春の寓意)』から約10年後の作品となる、直接的に海の「水」をモチーフとして描いた『ヴィーナスの誕生』では、より分かり易く現れる。瑞々しく美しい裸体に恥じらいを宿すヴィーナスは、青みがかった緑の海原に散る花々、風になびくエロチックな長い髪、あるいは色濃く茂る神秘の樹木、それらの全てが、恰も「水」の成分の仲立ち(物質環境的想像力)によって、ルネサンスの美意識を背景としつつギリシャ・ローマ古典古代と後期ゴシック(中世末期)の二つの美意識が、新たな息吹と新たなエトノス感に目覚めたルネサンス期の人間の心のなかで和解したかの如きである。


・・・


(安倍内閣( #日本会議 )の偽エトノス(の取り戻し政策)に惑わされる現代日本“混迷”の克服に有効な“バシュラールの(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力”)


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ガストン・バシュラール(Gaston Bachelard/1884 – 1962/フランスの科学哲学者、詩的想像力の研究にも業績)の著書『水と夢/物質的想像力詩論』(及川 馥(かおる)訳、法政大学出版局)によれば、我われ人間の想像力は大いに異なった二つの軸に沿って展開する。その一つは観念的な形象イマージュであり、それは絵画的で多様な変化、偶然の出来事の連鎖や組み合わせなどから新しい楽しみや発見の「形」を取り出す傾向があり、この想像力はいつでも一つの美しい春を描き出し、様々な花を生み出す、とされる。それゆえバシュラールはこれを形式的想像力と名付けた。


もう一つの想像にかかわる能力群は、リアルな存在(物質)の根底を掘り進み、その根底のなかで絶えず原始的・始原的なものと永遠なるものを同時に見出そうとしている。つまり、こちらの能力群(想像力)は歴史(Ethnos&History)と季節(Season)を支配している。それは我われの外である自然のなかで、あるいは我われ内部の自然のなかでも、絶えず様々な未生の萌芽を発見し、あるいは作り出し続けている。それゆえバシュラールはこれには物質的想像力の名を与えており、そのなかでも特に「水」に関わる物質環境的想像力を重要と考えた。


視点を変えれば、この二つの想像力は恰も「論理・推理による観念的・抽象的構想力」と「自然環境の因果(律)に関わる観察眼と皮膚感覚による感性的な発見」に対応すると考えられる。無論、殆ど刹那的に生きているかに見える一般の動物ならぬ我われ人間の場合は、その精神のなかの全く異次元のフィールドでこれら両者が個別に機能しているとは考え難く、この二つの想像力は絶えず相互の影響や浸透によって多少のぶれを見せつつも、歴史や記憶の蓄積と生きいきした感性的イマージュの再生産を繰り返しながら、それらが精神にもたらす交感・交流、あるいは共鳴のプロセスで絶えず「中立的」な判断力や豊かな感覚的イメージが生み出されていると考えられる。


言い換えれば、我われの内面で行われるその「中立的」な未了の精神活動こそが、我われ人間に対して絶えず<健全でアグレッシブな思考と新たな生命力と活力>を与え続け、健全な前進へのパワーを供給してくれることになる。さらに少しだけ付け加えれば、その「中立的」な精神活動は決して日和見的なものではありえず、いわばエトノス環境と人間社会の間の<未了の相克>を持続させるための批判的意思がそのための必須条件となっている。又、あくまでも相対的な比較であるが、どちらかといえば皮膚感覚に近い(b)物質環境的想像力の方が、(a)形式的想像力よりもエトノスとの関わりが深いと考えられる。


しかも、これら二つの想像力、つまり「形式的想像力」と「物質環境的想像力」には、それぞれ「善と悪」(あるいは生と死)の相反する要素が常に潜むのが当然なのだという自覚(我われ自身もその二つの成分、「善と悪」(あるいは生と死)から出来ていると理解する謙虚さ)を先ず持つことが肝要である。それは、より広く捉えてみればたとえ「形式的想像力」と「物質環境的想像力」といえども、その内側で我われ自身が無意識の内に誕生していた生来のエトノス環境の賜物であり、人間の力だけでは絶対にその「善と悪」(あるいは生と死)は支配できない現象であるからだ。


ともかくも、この<それぞれに「善と悪」(あるいは生と死)の要素を潜ませた(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力の二つの想像力が、絶えず相互の影響や浸透、又は共鳴によって多少のぶれを見せつつも、我われは一回性の歴史や記憶の蓄積と生きいきした新たなイマージュの再生産を繰り返しながら、それらが精神との間で交わす交感と交流のなかでこそ、「中立的」で豊饒なイメージや新たな判断力を絶えず生み出すことができる>というバシュラールの豊かな想像力についての考え方を理解することが重要である。


この点を援用すると先に取り上げた「ボッティチェリ『プリマヴェーラ(春の寓意)』に関わる新たな解釈としての水の想像力」も、あるいプロローグで取り上げた「モネの絵画における水の想像力(つまり、新たなエトノス感を想像する水の能力)の発見」も、十分腑に落ちることになるはずだ。


(啓蒙思想と立憲主義の基礎を提供したコンディヤックの『彫像の思考実験』)


●【<人間の命>のリアル(意味)とは何か?から教育すべき<規律問題の基本>を敢えて無視する安倍政権は自由民主党の名を返上せよ!】これは戦前型の超然権力志向の自民党憲法草案「前文」(20160406朝日)と同轍!「判断・推理・評価等に関わる人間精神は五感に基礎を置くべきとする民主主義の根本(啓蒙思想の基礎を固めたコンディヤックの思想)」の否定!➡ ヘイトスピーチ抑止法案/自公、今国会に提出へ/但しこれは理念法に止め自公政権が個々の差別対象(“差別”指定)を絞る406朝日20160406只のオッサンRThttps://twitter.com/hanachancause/status/717458297826050048 

・・・Cf. 【偽エトノス(国家神道&靖国)を前提とするのが自公の名ばかりヘイトスピーチ対策法】(しかし与野党が修正協議で合意)問題の核心は「人種差別禁止法」を作ること(419国連広報センター)がスジ!故に、この誤魔化しのヘイトスピーチ対策法には具体的な「違法」の明記がない!➡ヘイトスピーチ対策法案成立へ20160428朝日


・・・


バシュラール(上掲書)によれば、啓蒙思想の出発点を創った一人であるコンディヤック(Étienne Bonnot de Condillac/1714 – 1780/フランスの哲学者、聖職者、先行する英ジョン・ロックに影響を受けた認識論の研究で経験論的認識論を発展させ、事実上、啓蒙思想・立憲民主主義イデオローグの基礎を構築した)は、有名な「彫像(無感動の大理石像)の思考実験」で、つまり、嗅覚、聴覚、味覚、視覚、触覚の五感を順次付加しながら石像内部の感覚変化を辿る手法の思考実験で、一般社会で共有されていると考えられる人間の精神能力の一切が、つまり注意、判断、反省、推理、記憶、創造、連想などの一切が、詰まるところ個々の人間の個性的な感覚の調和的な変形であるという結論に辿りついた。


つまり、我われ人間の内部では個々のエトノス基盤(厳密に見れば、我われ一人ひとりは個々のエトノス、つまり生来からの個人的な歴史環境を背負っているから)の上で常に「歴史記憶・体験記憶の蓄積」と「生きたイマージュの再生産活動」の相互影響や浸透の繰り返しが多少の個性の変形を伴いつつ活発に行われていることになる。


それらの諸活動が精神にもたらす交感・交流・共振のプロセスでこそ、絶えず「中立的」な観念とイメージ、新しい的確な判断力などが生み出されていることになる。無論、個々の<人間Vs人間>の間でも、これとほぼ同レベルの交感・交流・共振活動が発生する。従って、社会における共通認識や、新たな論理判断の了解と共有も同様に個々の個性的感覚の調和的な変形として共感的プロセスを経ながら徐々に形成されることになる。


このようなコンディヤックを源流とするバシュラールの「水」のイマージュ(新たなエトノス感)の発見は、近・現代的な視覚(啓蒙思想)の完成に繋がったといえる。また、バシュラールの「水」のイマージュは、人間が「ヘイトスピーチ」で深く傷つくのは当然であり、かつお互いさまのことだという人間の尊厳に関わる根本から教育すべき『規律問題の核心』を敢えて無視し一方的に公を押し付けようとする、安倍政権の如き“アベコベ倒錯民主政治”に対する有効な批判軸となり得ると考えられる。


それは、一般の動物と違い“自ら考える”人間であるからこそ、いわば限りなく伝播する水の波紋の提喩(シネクドキ/synecdoche/委細、後述)を、言い換えればバシュラールの「水」のイマージュの提喩を理解できる感性を持つ人間だからこそ、生態圏にも重なるエトノス環境との未了の相克たる現実のプロセスで絶えず新しい中立的「判断力」の発見が可能だということだ。従って、このような意味での豊かなイマージュと中立的「判断力」を身につけさせるのが民主主義教育の要であるということになる。


ともかくも、バシュラールが発見した「水」のイマージュが、(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力を仲介して人間の感性を絶えず豊かな方向へ成長させ(コンディヤックはこの感性が論理・推理・想像・感情など人間のあらゆる内面活動を統合する重要な作用を受け持つと見た)、人間の可能性を一層拡げるのは間違いがないと考えられる。また、その<「水」のイマージュによる人間精神の統合>が、文字どおり強かな<エトノス環境との未了の相克と未生への伝達=人間が生きる意味>を保守する正統保守主義の中立的なフレーム保全の役割を担っているのは確かだといえる。


2 安倍政権が飼い馴らした “ヘイトスピーチ”一派の劣悪な“「水」のイマージュ”、その貧相な感受性(物質環境的想像力の欠落)


(『フクシマ過酷汚染水ウソ・アンダーコントロール』を宣言した安倍首相の異常の核心、それは『水のイマージュ』の無知に因る希薄な人権意識と人間(バシュラール)的『科学知』の不在ということ)


●【バシュラール『“水のイマージュ”の生命力』でこそ対峙すべき問題!】<立憲主義「国家」崩壊→物質環境的想像力破壊→生存大パニック発生→形式(理念・イデオローグ)的想像力崩壊 → 結局、此処で出現するのが<一般市民のホロコーストへの支持&協力>を煽る超過激な何者か(etwas)/それこそがナチスの本質!ウクライナ、シリアらも酷似!(これは安倍一派にも通じる指摘だが、安倍一派はただのナチとも異質な狂人カルト・ファッショ!w)20160405只のオッサンRT to @野沢喜美男 国家の崩壊が大量虐殺を生む、という指摘。思えば、ISの誕生も米国によるイラクの破壊が契機!『Black Earth』読まねば (インタビュー)ホロコーストの教訓 米エール大学教授、ティモシー・スナイダーさん20160405朝日 https://twitter.com/hanachancause/status/717116039188713472


●【この期に及び(九州・熊本地方の連続大地震という大災害が日本へ襲いかかる此の瞬間に!)、如何なる大災害もチャンスとばかり<立憲主義と国民主権の大破壊>を、最も影響力が大きいメディアで宣告するとは!人間に非ざる正に鬼気迫るカルト権力者の異常発言!】菅官房長官、熊本地震に関連し憲法に緊急事態条項新設を極めて大切な課題と指摘。災害には「災害対策基本法」があり体制整備済み。憲法に入れる必要さらさらない。石川東大教授は「緊急事態条項の新設は、戒厳令の問題にもつながる。20160417孫崎享のつぶやきhttps://twitter.com/hanachancause/status/721511063833841664 

・・・Cf. 「礒崎=他国でも規定あり」は議会の差異等に因る/熊本の大地震多発でも「規制委の想定外起きず!で川内原発を止めぬ安倍政権の冷酷な態度に「独裁」強行への本心が透ける!➡(憲法を考える)緊急事態条項の本質 礒崎陽輔、支持への義務が独裁にはならぬ×木村草太、国民の自由制約に問題あり!20160429朝日 http://goo.gl/JCmAFf 


・・・


現代の「立憲民主主義」社会における人間理解の基本は、<冷静で中庸な人権意識>と<科学知への謙虚な態度>の二つである。すでに前者については、“バシュラールの(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力の問題”およびコンディヤック『彫像の思考実験』で触れたので(立憲主義国家を成り立たせる個の規律問題の核心が『中立的で豊潤なイマージュと判断力を身につけさせる教育にある』のを忘れると“水のイマージュの欠落に因る希薄な人権意識”の罠に嵌るということ!)、ここでは安倍政権に取り憑く“科学知に関わる傲慢な感受性劣化=科学技術は<政治的な数字の操作>で誤魔化せるというカルト的傲慢さ”の病理について纏めておく(関連参照/↓◆)。


◆国交省の天下り利権・組織、「交通安全環境研究所」と三菱自動車メーカーの凭れ合い(実証テスト計算のメーカーへの丸投げ!)は<安倍政権と東芝・原発(関連不正会計)の凭れ合い>と相似形。つまり、これも「科学技術は対国民の説明が簡単だw(数的論理と専門性の主張で誤魔化せるw)」の弱点を悪用した戦前から続く日本伝統の構造災!

・・・Cf.【監査法人まで巻込む第三者委員会スキームで壮大な茶番を演じた!戦前と同じ「神憑り構造災」の懲りない繰返し!日本原発は名バカり科学技術!】只のオッサンRT to 20160429 @ニューズウィーク:東芝不正会計の本質は「国策」原発事業の巨額損失隠し/(郷原信郎氏)https://twitter.com/hanachancause/status/725918739858743297


・・・ 


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クワイン(Willard van Orman Quine/1908- 2000/20世紀アメリカを代表する哲学者・論理学者)は欧米民主主義の根本に大きな影響を与えた人物とされる米国の科学哲学者であり、彼は<要素還元主義>に関わる“分析と総合”の区別」というドグマ摘出の手法で既に伝統化していた「論理実証経験主義」を批判した。そのクワインの要素還元主義批判からすれば、安倍政権の不可解な政治姿勢はカルト以外のなにものでもないことになる(画像はhttp://goo.gl/OPKhPMより)。


その「自然組成の階層性」を認める<要素還元主義>とは、上位階層で成立する基本法則とそこで通用する基本概念は必ずそれより一つ下の階層で成立する基本法則と基本概念に翻訳または書換えが可能だとする立場のことだ。そこで、先ずクワインは<因果律に因る具体的経験と論理に因るアプリオリ命題で現実は完璧に分析可能だとする手法>の限界を指摘する。次に、数学と論理学の厳密な体系の上で真実の姿を只一通りに(完全抽象化で)捉えることは如何なる認識と言語をもってしても不可能であることを立証し、非常に人間的で謙虚な科学哲学(論理偏重ではなく因果リアリズムを重視する)を構築した。 


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この観点からすれば日本原子村の傲慢さのみならずそれと野合する安倍晋三らアナクロ日本国家主義(靖国顕幽論、神風このみくさ、“生長の家”過激派、統一社会連合(旧“統一協会”)、或いは原子村&神社本庁合作の似非神話論理“ウラン・放射能アニミズム論”ら)を信奉する輩の独善的イデオロギー&科学モドキ教(国家神道&靖国顕幽論(偽エトノス)なるネクロフィリアと化した“政治の美学”で国民を洗脳する)は到底近代国家知性主義的態度とはいえず、非科学的・非民主主義的なカルト以外の何物でもない。因みにそのクワインの科学哲学の最も肝要な記述があるので中山康雄著『科学哲学』(人文書院)から下に転載しておく。


・・・この全体論のイメージを提示する際にクワインは次のようなメタファーを用いる。すなわち地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る私達の知識や信念の総体は「周縁部(フリンジ/fringe)でのみ実生活上の経験と接する人工構築物」ないしは「境界条件が経験である力(持続的ダイナミズム)の場」とされる。この描像の下では理論(あるいはイデオロギー)と合致しない観察結果が得られた時に重視すべきは、なんらかの特定の仮説の撤回ではなく信念体系内部の各命題に割当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(言い換えれば無限の可能性が絶えず拓ける状態、未了の相克のリアリズム)があることになる。(無論、原子村・三菱自らの如く数字のウソで国民を誑かすなどは論外!/toxandoria)・・・


(一般日本国民の精神にも宿る“二つの悪の成分”をカルト安倍政権は狡猾に操る!)


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・・・「ヤヌス神」(委細、後述)的に一般の人間が権力側と共有する“マゾヒズム(残酷・加虐・残虐・残忍で悦び・快楽を得る)”二つの悪の成分[参考文献:カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』―早川書房―、島田雅彦『虚人の星』―講談社―]・・・


<A><事前の復讐>の心的メカニズム/安倍政権が狡猾に操る「差別」(ヘイト一派)に因る戦争へのアプローチという悲惨な現実


・・・普通は相手側から殺戮行為を仕掛けられて甚大な被害を被ってからか、又はその寸前に復讐・反撃行動に出るが(正当防衛)、<事前の復讐>は“差別(ヘイト)対象の異民族や他国民らに対する明らかに異常な先制攻撃で、兵士らに限らず一般の人々も加わる「復讐の喜び」”の先取り(先制攻撃)である。


・・・いったん「戦争」に入れば普通の人間は平静を保つのが困難となり、兵士だけでなく当該国の一般民衆(国民・市民)もこの「事前の復讐の喜び」という「残虐行為の先取り」の罠(倒錯快楽)に嵌り易い。一般に「復讐の対象となる人々の死に方が悲惨であるほどサディズム的快楽の喜びが倍増する」ようになる。


・・・これがいわゆる<戦争による一種の「狂気の至福感」>の出現である(ナチス・ホロコースト、南京大虐殺などの事例)。


・・・なお<事前の復讐>という異常行為が更にエスカレートすると次第に病的マゾヒズム「快楽殺人」のフェーズへ移行して幼児、女子供や年寄り、遂には赤子まで殺戮するようになり、<B>の<猟奇的残酷>に限りなく接近する。


<B><猟奇的残酷or快楽的猟奇趣味(但し、これらは自制メカニズムが作用する一般の動物では殆ど見られず特に異常な性向の人間にこそ当てはまる)>であるが、恐るべきことにこれは社会的偏見、カルト、狂気などの異常観念で増幅される忌まわしい現実がある(安倍政権の背後に控える #日本会議 、神政連、靖国顕幽論、統一社会連合(旧統一協会)、あるいは同政権が重用する各種ヘイト集団などがコレに当て嵌る)


・・・普通の人間であれば倫理観・法・慣習などによって、また一般の動物でも自己防衛本能(自制メカニズムの作用)によってその過剰な野生の露出は抑制される。


・・・しかし、人間では正に人間であるからこそ異常サイコパス暴走に因る確信的な凶悪犯罪に止まらず、やむなく戦争または苛酷な闘争状態に入った時、或いは「超然的政治権力」を手に入れた独裁権力者(例えば.現代日本の“ #日本会議 などカルト諸勢力に支持される安倍内閣”の如き)の上せあがりで「世界の中心で美しく咲き誇る!」が如き異様なナルシズムに溺れ陶然化した瞬間に、この悪しき傾向が露出する(歴史的事例=「血の伯爵夫人エリザベート・バートリ(1560-1614/ハンガリー)、「フランス革命」直後の一般大衆に因る“見せ物”化したギロチンへの熱狂、大阪・法善寺横町(歓楽街)の発祥に関係する『大坂千日前』刑場、又は『江戸・鈴ヶ森』刑場の娯楽ショー劇場化のケース等、http://goo.gl/qFdHBN)。 


3 ヤヌス神が象徴する、(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力、の双方に潜む「善と悪」(あるいは生と死)のファクター/我われが凝視すべき政治的リアリズムの核心


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・・・そもそも政党の深層に潜む「善と悪」(あるいは生と死(権力暴走/ファスケスから遁走し人間そのものを、つまり“個体生命の政治的管理”を意思する意味での生政治化、フーコーが言うバイオポリテクス化すること)への誘惑)の戦いのダイナミズムとは?/“刹那主義と万事先送り主義”で暴走する「政治と政党」の精神(政治意識)は、些かでも「中立的」批判(憲法の授権規範に基づく)の手を緩めると「悪」が「善」を凌駕する<汚れた水のイメージ(or死のイメージ)>で満ちてくる、と心得るべきだ!(画像は、フランクフルト・アム・マインのレーマー広場(“ローマ人の広場”の意味/ニコライ教会前)にある「正義の女神の泉」(Justitia)の中央に立つリブラ像/ローマ神話の出入口(扉)の神)的な機能があるヤヌス神の画像はウイキより)・・・


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<注>ファスケス(fasces)


・・・共和制ローマの統一シンボルである「束ねた杖」(fasces/執政官の権威の象徴)の中心にあるのが鋭い刃を持つ「むき出しの斧」(=武力弾圧が目的の武器/凡ゆる権力の正体/刃を囲んで縛る複数の杖は執政官に規範を授権する元老院の象徴)であることに、我われはよく注目すべきである。民主主義国家といえども、この権力の正体は変わらない(画像はhttp://goo.gl/b4zeDbより)。


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●【安倍首相&籾井会長によるNHK等メディアの完全支配で疾うに日本は凶暴独裁国と化した!しかも今や自民党は総カルト狂人?!】かつてTBS-NEWS23の岸井成格氏(元毎日新聞・主筆)が籾井氏から受けた、民主主義国では到底考えられない酷い言論弾圧を告白、加えて自民党幹部が岸井氏に対し“視聴率など何時でも操作できるぞ”と恫喝!20160418リテラhttps://twitter.com/hanachancause/status/721956098106728448 


(日本における「政党」と『任侠ヤクザ集団』の歴史的な根深い関わり/概観)


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●今の民進党の優柔不断さは大震災(1923)直前頃の立憲政友会(1900〜)の中途半端な態度が爾後の軍部主導・超然内閣の流れ(加藤友三郎〜)を決めたという歴史のデジャブを感じさせ不気味!Cf. https://goo.gl/wtz3Yf 20160412只のオッサンRT to @bottom0202 憲法改悪、戦争法推進の現政権を倒すためには野党共闘が必要だ。野党共闘ができないなら、民進党はただの政党助成金目当ての政党だと判断させて頂く。国民の幸福を第一義に考えて身を捨てる覚悟を見せよ! https://twitter.com/hanachancause/status/719649710399598593 


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●【震災の「改憲」利用!】震災時の「原発」対策をサボり首相現地視察パフォーマンス!で美しく舞い上がるバカリの遣り口は国民の命を政治管理する冷血バイオポリテクス!20160423只のオッサンTw  ➡ 自民党による“震災の政治利用”の本音を憲法学者・小林節が暴露!0422リテラhttps://twitter.com/hanachancause/status/723627622760992768


・・・


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ミシェル・フーコー(Michel Foucault/1926 – 1984/バイオポリテクス化(生政治化=国家権力が国民の生命を政治・経済の効率化ツールとして冷酷に管理する政治)を志向する“権力の狂気”の歴史を追及したフランスの哲学者)の指摘によれば、そもそも政治権力には「国民の生命を十分に涵養し日常生活を繁栄させるため純生産的機能を支援する役割(付加価値の創造と分配を支援する殖産興業国家、福祉国家)」と、「国民の生命をひたすら資本利益の増加と既得権益層のための日銭稼ぎツールと見なす搾取システム(弱肉強食とトリクル・ダウンを当然視する新自由主義の格差誘導型の暴走権力が典型)の促進」という二律背反でヤヌス神的な意思がある。


しかも、そのヤヌス神の二つの顔の何れへ傾斜するかは「時の政治権力者の確固たる理念の有無」に左右される。 #日本会議 の傀儡として、ひたすら国家神道(靖国顕幽論/真正“偽エトノス”)の復帰に血道を上げる安倍政権が此の点を全く欠落させているのが最大の問題だ。しかも殆どの怯え切ったメディアが安倍政権へ同調し厳しい批判を自粛しているため、その恐るべき現実(戦前〜戦中期と同じく“偽エトノス(国家神道・靖国)”で日本がスッポリと覆われつつある事実)に多数派国民層は無知であることが日本最大の危機である。


ここで視点を変えると、近代国家の完成へ向かう明治維新後の日本の動きのなかで見逃せないのが「自由民権運動」である。教科書的な説明によれば「自由民権運動」は、藩閥政治に対抗するため士族が中心となり開始された近代日本の民主化運動で、1874年の「民撰議院設立建白書」が口火となり起こったが、これは1889年に「大同団結運動」が分裂することで消滅し、やがて自由党、立憲改進党などの諸「政党」が成立する時代に入った。


しかし、近年はその「政党」成立の過程で「任侠ヤクザ集団」がかなり大きな役割を担っていたことが明らかとなっており、「民権博徒的政治結社」の貢献が無視できなくなっている(http://ur0.work/tkOd)。つまり、この辺りの事情から窺えるのは、「政党」と「任侠ヤクザ集団」の根本には、今でも歴然たる類縁性のリアリズム(現実=絶えざる善と悪の混交ということ)があり、言い換えれば、敢えて観念的・倫理的な価値観を棚上げすれば、「悪と善の両ファクターの混在と相克」という「政党」に関わる厳しい現実が、我われの目前に今も存在することを、先ず日本国民は直視するべきだということになる。


因みに、政党が議会で多数の議席を得るため政治資金を必要とするのは戦前の日本でも、今でも全く変わらない。このため、日本初の本格的政党内閣と言われた原内閣(1918(大正7)‐1921(大正10)/第一次世界大戦後の戦後恐慌期に重なる)も金権腐敗政治の罠に嵌り、そのことが多数派国民層の政治に対する幻滅感を拡大し、結果的に<薩長閥中心の超然権力化➡日本ファシズム(軍事国家主義)完成>の流れに繋がったことを我われは凝視すべきだ(出典:林 茂著『日本ファシズムの政治過程』−みすず書房−)。


(アメリカにおける政党・政治とギャングの関わりについて)


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無論、これは日本だけのことではなく、おそらくイタリアにおけるマフィアとの関わりなど、欧米諸国の政党史でも同様の事象は観察されているはずだが、ここでは米国のケースについて少し触れておく。アメリカ大陸では、独立以前の植民地時代から“追いはぎ”や“馬泥棒”が跋扈しており、彼らはbandit、highway-robberなどと名づけられていたが、これと全く起源の異なる言葉がギャング(gang≒goings/何かやってくれる人たち)で、この言葉は19世紀初頭ごろから現れている


その当時、このギャングという言葉は<ほぼ字義どおり大きな支配権力に抗って“庶民のため何かをやってくれるヤクザな政治家一味、またはその仲間たち”>という意味で使われていた(この辺りはイタリアのマフィアにも似ている)。その意味で、目下のところ米国共和党の大統領候補の指名争いで異常にフィーバーするトランプ現象は、この「goingsギャング時代のアメリカ」への先祖返り、と見ることも可能であるようだ


南北戦争(Civil War/1861-65)が終わり19世紀末頃のアメリカは国家体制と政治的秩序が完成へ向かう時代で、それは大陸東部(岸)から西部(岸)へ向かうフロンティア開拓が積極的に進められた時代であった。また、そのフロンティア促進のため「ホームステッド法」(Homestead Act/1862)が制定されるが、これは5年間の定住・開拓の実績を残した者に土地の所有権を認めるという内容であった。


やがて、大陸横断鉄道の完成(1869)でアメリカ大陸の東西は繋がるが、この線路沿いに出没したギャングたちは東部エスタブリッシュメント層(銀行資本家を中心とする新しいアメリカの支配階級)に敵対する南部支配層側からの抵抗の意味もあったようだ。20世紀初頭にフロンティアが消滅すると、アメリカのギャング集団はシカゴ・ニューヨークらの大都市を地盤とするようになる。


既に述べたとおりギャングという言葉は、そもそも“善と悪(あるいは生と死、聖と俗)の境界に跨りつつ、弱い立場の庶民のため何かをやってくれる“悪徳”(ゴロツキ・ヤクザ的な)政治家一派、またはその仲間たち”という意味で使われていたが、アメリカでも近年の研究により、「政党」とギャングの間には隠然たる関わりのあることが次第に明らかにされつつある。また過去において都市部のギャングが市政に大きく関わった事例も発掘されている。


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どうやら、アメリカでは「政党」とギャングの間で選挙投票や政治資金源の絡みでかなりのもたれ合い関係が生まれ易い何か特別の事情があったようだ。特に大都市部では民主党系「市政」とギャング(日本で言えば任侠ヤクザ集団的感覚の一派?)の結びつきが目立つ。これらついては更なる実証的な事実解明が待たれる。又アメリカでは宗教対立の要素が加わり事態を一層複雑化し混迷を深めたという歴史がある(参照⇒映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』―マーティン・スコセッシ監督、https://goo.gl/uJ72Om/Trumpの画像はhttp://goo.gl/cVFYYQより)。


ともかくも、授権規範性と平和主義に基づく日本国憲法を邪道な「改憲」の圧力から守り、日本の「立憲民主主義」を更に深化させるためにも、このような観点から、そもそもの「政党」と「議会制民主主義」のあり方について、その根底から凝視することが重要である。また、「メディアの権力批判とその意義」についても、この観点から見直すべきである。


逃げの姿勢に徹する自公政権の魂胆が実に見えみえの「議員定数削減」問題はひたすら先送りされている、<安倍首相のフクシマ(汚染水)・アンダーコントロール>の大嘘が相変わらず堂々まかり通っている、大量の破廉恥行為を続々と曝け出す安倍チルドレンの悪行が放置されている(関連参照/↓◆)、果ては主要メディアに対する安倍政権の公然たる報道規制(高市総務相のTV停波発言など)が行われている・・・等々、それでも多くの人々はこれらに無関心を装うかに見える。それにしても、これら不可解な政治的現実は何故に放置されているのか?


◆もはやカルト狂人をも遥かに突き抜けてワル・ガキ的<アベ・クロバズーカ守銭奴集団>へ先祖返りした安倍ちゃん御友達内閣に相応しい“越後屋お主も悪よのう!”風の悪代官ソックリさん政治家の典型!w20160429只のオッサンRT to @産経ニュース:熊本県で震度7の「本震」があった16日にテレビ電話で“差し入れ”を要求したことが発覚し、20日に現地対策本部長を事実上“解任”されたバカリの松本副大臣の政党支部、妻に事務所費約2千万円 事務所は妻購入のマンションで「税金還流」と識者指摘https://twitter.com/hanachancause/status/725841205376901120


◆【検察本気か甘利逮捕】今ごろ強制捜査の疑念 東京地検と安倍政権はグルなのか 不眠症という便利な病気で国会トンズラ中の破廉恥漢は今後、「捜査中」を理由に一切、頰かむりのつもりだろう 怪しい閣僚がみな無罪放免の不条理20160411日刊ゲンダイ

https://twitter.com/hanachancause/status/719418120352366593


・・・


それは、<日本国民の殆どが「政治と政党の奥に潜む“善と悪(生と死、聖と俗)の闘争(たとえ民主国家であろうとも、その永遠の相克は必然であり、それは絶対に避け得ないものである)という歴史的事実と政治のリアリズム、つまり国家の主権者たる日本国民が自らの命を懸けざるを得ない目前の政治が、実は“善と悪”が入り混じる過酷な「汚染水」で満ちているのだという現実について殆ど無知or無関心であることに因るのではないか?


言い換えれば、自らの中立的な批判力の向上努力によって「ヴァシュラール的、又はコンディヤック的な中庸」(≒政治学者・中島岳志氏の正統保守論、https://goo.gl/l4vTkz)」を持続させることが如何に重要であり、かつそれが如何に大変な日常の努力を必要とするものであるかという、正統なエトノス環境としての「水」に関わる多面的で豊かなイマージュ(想像力)が欠如しているためではないかと思われる。


4 ネクロフィリア・カルト安倍政権のオフィーリア・コンプレックス“錯乱”の克服が急務!/ヘイト集団(シネ!クドキ・カルト?w)を守護霊と崇める安倍政権の病理


ジョン・エヴァレット・ミレー『オフィーリア』

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John Everett Millais(1829-1896)「Ophelia」1851–2 Oil paint on canvas 762 x 1118 mm Tate Britain、London


・・・そもそも歴史的に正統エトノス感(≒伝統の日本文化観)が存在してきた日本列島では、維新期の旧薩長閥時代でも江戸期以前でも下層と上層は細い糸ながら連続していた。問題は、特に<日露戦争後の自己矛盾的な軍拡イデオローグで追込まれ軍事カルト化し、オフィーリア・コンプレックス“錯乱”に嵌った戦前の宗・政・軍・産複合体>による偽エトノスの国家神道がその糸を断ち切りそれを英霊・靖国顕幽論(我われ一般国民は霊界に従属するロボットだとする/関連↓★)に置き換え、それで国民を洗脳した点にある。従って正統エトノスの保証人たる現在の日本国憲法が邪魔となる訳で、そのカルト観念(偽エトノス)を引き継ぐ安倍内閣、#日本会議 、神社本庁、神政連国会議員懇談会らが、改憲に照準を当てるのは必然、ということになる。・・・


★閉鎖系カルト・イデオローグ/日本国民をネクロフィリア霊界共同体で君臨する「軍神・英霊位階構造」の下に組み敷く国学系平田篤胤派の国家神道(靖国顕幽論)/20150501toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20150501 

・・・このネクロフィリア・カルト(偽エトノス=神国・国民総玉砕への道)を戦前の日本国民のほぼ9割以上が受け入れる下地を作ったのは日本浪漫派文学のイロニー(現実無視で崇高美に酔い痴れ没入する美学)であった、との鋭い分析を行ったのが政治学者・橋川文三である(参照→20151030toxandoriaの日記http://goo.gl/9MaUqa)。


・・・


<注>オフィーリア・コンプレックス的な錯乱とは?


・・・それは安倍政権が戦前〜戦中期のネクロフィリア・カルト(皇国史観、国家神道、靖国顕幽論)に囚われ続けていることを意味する。例えば、それは、「水」の提喩(シネクドキ)である「オフィーリア・コンプレックス」的な愛(ヒューマニズム)と人生(人間の生命、人の一生が意味すること)に関わる「エトノス環境における未了の相克」の含意(関連↓◆)を超然権力による“国家神道をエトノスヘ強制的に読み替える”という操作で、つまり「水」のシネクドキ(偽エトノス=国家神道の場合は、美しく清らかな水のイマージュによる禊(水ごり)、現人神天皇、臣民の結合空間の演出)で忠君愛国(国家)を国民主権(個)より遥か上位に持ち上げたためもたらされた、民主主義の根本に関わる誤解(国民主権、平和主義、知る権利などの否定)に囚われていることを意味する。


◆先住多層文化エトノスはポスト・グローバリズムの希望/「国民主権否定の改憲で正しい立憲主義を!」の安倍政権は寛容のホスピタリティ(近未来の可能性)をナチ式恍惚催眠で犯す政治的変質者の群れ(20160301toxandoriaの日記)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160301


・・・以下、バシュラール『水と夢/物質的想像力詩論/第3章=カロン・コンプレクス、オフィーリア・コンプレクス』より部分転載・・・


<注>カロン(Charon)は、ギリシャ神話にある「死者の霊を獣皮を縫い合わせた小舟で彼岸へと運ぶ老人」のこと。カロン・コンプレクスの件(くだり)で、バシュラールは「神話学的な仮説に立てば、棺(ある屍が入った)は冥界へ旅立つ最後の小舟(ゴミの仲間と化した只の屍を乗せた)ではなく、新たな未生の生へ向かう(未生へ希望をつなぐ)最初の小舟となるはずだ」と述べている。


・・・オフィーリアの遺体を地上に運んだところで何になろう。彼女はマラルメが言った通り、「永久に溺れてしまうオフィーリア・・・破局の下にある手つかずの宝石」なのだ。何世紀も間、夢想家や詩人たちにとって、彼女は花をもって小川に漂い、波に髪の毛を広げている姿として現れるであろう。彼女はもっとも明快な詩的な提喩の契機となるであろう。彼女は漂う長い髪、波にほどかれる長い髪となるであろう。夢想における細部の創造的役割をよく理解するために、漂う長い髪のこの影像だけをしばらく引きとめておきたい。これがそれだけの水の心理学のひとつの象徴を活気づけ、それが単独でオフィーリア・コンプレックス全体(それがもたらす錯乱)を殆ど説明することが分かるであろう。・・・


<注>提喩(シネクドキ/synecdoche)


・・・表象による表現の一種であり、両者の関係が包含・発展(成長)・変化の関係で示される修辞。提喩あるいはシネクドキ(synecdoche)と呼ばれる。よく使われる例として「親子どんぶり」がある。どんぶりに載っている卵と鶏は本物の親子でも何でもないがw、鶏は卵の成長の結果なのでこの親子の喩えはシネクドキになる。出典:http://goo.gl/cBu3HQ 


・・・


一般に、ラファエル前派を代表する英国の画家ジョン・エヴァレット・ミレーが描いた『オフィーリア』には二つの意味があると理解されている。一つは、「シェイクスピアの戯曲『ハムレット』のヒロイン、美女オフィーリアの狂気という悲劇のパラドクス世界への没入を誘う限りなく甘美な耽美意識/彼女は狂気を装うハムレットに捨てられ父親も殺される二重の悲劇に襲われ、悲嘆のあまり川に落ち自殺することで逆説的に麗しい愛の証を立てた!」であり、もう一つは「オフィーリアの精神はとても悲劇的に崩壊したが、その美しい彼女の身体が清らかな水の流れと融和することで救済される美的感傷にあふれた自然風景の描写」ということだ。


しかし、これらの解釈のままではオフィーリアの狂気、というよりも人間としてのオフィーリアの真心(彼女の一回性の人生の意味)が、十分に救済されたとは言い難いのではないか?そのような思いについてヒューマニズムの視点から熟考した結果、科学的認識と感覚的認識が補完し合い永遠にイマージュを深めるのがポエジーの役割だ、そのポエジーは地球環境が保全される限り永遠に伝承し得る、と主張するのがバシュラール『水と夢/物質的想像力詩論』の一つの意図であったのではないか。


つまり、バシュラールによれば、四元素(世界の凡ゆる物質は火、空気(or風)、水、土の四元素から構成されるという古代ギリシア・ローマ・イスラームの、及び18〜19世紀頃までヨーロッパで支持された思想に因る)の一つである「水」は流れ去るはかない運命ではなく、成就することがない夢の如きむなしい運命でもなく、自然のなかの存在の実体を絶え間なく変貌させる本質に関わる運命(未了の相克と絶えざる未生への希望)の象徴であり、自然・エトノス環境的な実在である。このことは政治学フィールドの「正統保守とは何か?」の問題とも関わっている(関連参照↓◆)。


◆【立憲主義に立ち“未了の相克”に耐え抜くことを忌避する安倍政権は保守ならず偽装極右!】保守主義の父、エドマンド・バーク(Edmund Burke/1729 – 1797/アイルランド生まれ、英国の政治思想家)は仏革命の「ジャコバン完全設計主義」を、左右両派に共通する罠だ!と批判した(仏革命・人権宣言に先んじたポーランド1791年5月3日憲法も然り!と)が、今や安倍政権とポーランド(目下、過激化した若年層(既得権化した中高年層への抵抗?)に支持される)の極右強硬派シドゥウォ政権はISテロを口実に対「憲法裁判所、メディア」弾圧を強化中!本質的な保守の論理に依拠するのは、一体どちらだろうか。正統保守とは立憲主義に立ち“未了の相克”に耐え抜く覚悟だ!」(政治学者・中島岳志氏)https://twitter.com/hanachancause/status/720089397312421889


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ともかくも、このような観点から見ると<安倍一強に這いつくばるバカリという現代日本の政治状況>が如何に異常であるかが浮き彫りとなる。しかも、その安倍政権は何ら政治・財政・経済的な実績を示すこともなく、それどころか、益々、支離滅裂&ハチャメチャ・スキャンダル化の度合いを高めつつ、ひたすら暴走するバカりとなっている(関連参照↓◆)。


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◆死屍累々の惨劇のド真ん中で“超然権力化した自らの仲間内だけが狂喜して美しく?超然ナルシズムで咲き誇る”安倍政権には<人間的な情に欠けた政治的ネクロフィリア倒錯(屍偏愛)カルト>の称号が似合う!20160417只のオッサンRT to @孫崎 享 菅官房長官、熊本地震に関連し憲法に「緊急事態条項」新設を極めて大切な課題と指摘。災害には「災害対策基本法」があり体制整備済み。憲法に入れる必要さらさらない。石川東大教授は「緊急事態条項の新設は、戒厳令の問題にもつながる、と。(“鮮明な”画像(添付は当ブログと相性悪く不鮮明!)とワディントン『後成的風景』の詳細説明はコチラ➡https://goo.gl/lklZlqhttps://twitter.com/hanachancause/status/721511063833841664

・・・Cf. 何故、この先が見えぬ緊急時に恰も開戦準備とバカリに「緊急事態条項」型の「改憲」必要論に続き予備役300人、米軍オスプレイ投入らをドサクサとクローズアップ(持て余す自衛隊ヘリを無視して)するのか?緊急対応手順の誤りでは?20160418只のオッサンTW ➡<熊本地震>救援物資輸送にオスプレイ毎日https://twitter.com/hanachancause/status/721868201831731201 


◆【安倍&籾井のNHK完全支配で疾うに日本は凶暴独裁国化!今や自民党も総発狂カルト?!】かつて岸井成格氏(毎日新聞社主筆の時)が籾井会長から受けた酷い圧力を告白、加えて自民党幹部は岸井氏に対し“視聴率など何時でもコチラで操作できるぞ”と恫喝!20160418リテラ

https://twitter.com/hanachancause/status/721956098106728448 


・・・


ともかくも、この“あまりにも人間的な情に欠けた政治的ネクロフィリア倒錯(屍偏愛)カルト”の称号が良く似合う安倍政権は、まさにバシュラールが指摘した<「水」のイマージュの病理>に嵌っており、それは<オフィーリア・コンプレックス的な錯乱>と見なすことができそうだ。つまり、それこそ安倍一派(安倍自民党)、#日本会議、日本青年会議所(“生長の家”過激派)、神社本庁、靖国顕幽論(篤胤顕幽論)、統一協会ら、現代日本に取り憑いた複合カルトの核心の現れである。


それこそバシュラールが突き止めた<希望の「水」のイマージュ>の正反対の<悪しき絶望の、あるいは破れかぶれカルト狂人のイマージュ>で(但しその絶望は美しいエセ愛国心(偽エトノス)の強制でカムフラージュされる!)あり、<ゴミの仲間と化した只の屍を乗せる小舟へ、倒錯ネクロフィリア愛を罹患した全ての日本国民が進んで乗れるようにするための反立憲主義的「改憲」>を強制する動機である。安倍内閣、および #日本会議 、神社本庁ら重篤カルト狂人諸派はこの「水」に関わる<絶望の悪しきイマージュ>の囚われ人たちだ、ということになる。


だからこそ、九州(熊本)連続地震のような大災害が起こるや否や、まるで好機到来とばかりに安倍内閣は“死ね〜!口説き”カルト(提喩synecdocheを使ったダジャレ表現!w)派である正体を露わにすることとなり、恰も『(差別対象に向かって)お前らは嫌いだから死ね〜!日本国民は愛国カミカゼ玉砕で死ね〜!このみいくさで愛国心を見せろ〜』と叫び口説くが如き、シネクドキ・カルト(synecdoche‐cult/ヘイト集団)の仲間であるという恐るべき正体を露呈することになる訳だ。


5 国連報告書20160419「日本:国連の人権専門家、報道の独立性に対する重大な脅威を警告」が、安倍政権に取り憑く「偽エトノス意識=ヘイト、シネクドキ・カルト(synecdoche‐cult/日本ヘイト集団の正体)」をズバリ指摘!


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●【国連は、やはり偽エトノス意識をズバリ指摘!それにしても、肝心のメディアの報じ方(扱い方)が小さい!尚それでも安倍サマへ同調し自主規制するのか?w】➡ 報道の独立性に重大な脅威、「日本政府の圧力、自己検閲生む」政府のメディア規制やめよ!理念に留めたヘイトスピーチ法は悪用が可、先ず《人種(人間)差別禁止法》を作れ!20160419国連広報センター

http://www.unic.or.jp/news_press/info/18693/

・・・「20160419国連広報センター・報告書」の全文は、コチラ ⇒ http://www.unic.or.jp/news_press/info/18693/


・・・Cf. 偽エトノス(国家神道&靖国)の前提が『自公の名ばかりヘイトスピ−チ対策法』(与野党、修正協議で合意)問題の核心!⦅人種(人間)差別禁止法⦆を作るべき(419国連広報センター)がスジ!故に「違法」明記がない!➡ヘイトスピーチ対策法案成立へ20160428朝日

https://twitter.com/hanachancause/status/725444024383975424 


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周辺情報によれば、そもそも安倍政権は多忙を理由に「国連報告者デービッド・ケイ氏の訪日そのものと、同氏との面会」(20151201〜08の予定)を一旦は断っていた。(デービッド・ケイ氏の画像は20150420朝日http://goo.gl/uNnptLより)

http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52264315.html 


・・・Cf.1 【国谷裕子氏(元NHKクロ現キャスター)の「世界」寄稿「安倍政権の圧力が強くなった」と岸井成格氏(元毎日新聞社主筆、NEWS23 キャスター)への「籾井NHK会長」からの恫喝が国際的に傍証された!】日本国民の国際的な赤ッ恥!➡ 報道自由度、前年より更に順位が11下がって日本72位/国境なき記者団が「問題ある/多数メディアが自主規制し独立性を欠く」と指摘!20160420朝日

https://twitter.com/hanachancause/status/722681119209037825


・・・Cf.2【漸く国連と国境なき記者団によって安倍政権のメディア弾圧が明らかとなったが、これは日本国民の主権を凌辱する恥ずべき違憲行為だと日本国民が先ず自覚すべきである。】しかも、日本政府による、この国民主権に対する弾圧は、同時に全世界の一般国民への凌辱でもある!20160420只のオッサンRT to @浜野喬士 「この懸念については、まず多くのジャーナリストが匿名を要求しました。ジャーナリストの皆さんの立場は確保されているのに「匿名で」と求められるのは異例のことです」/ 国連「表現の自由」HuffPostJapan https://twitter.com/hanachancause/status/722692910832070657


・・・Cf.3【NHK報道が政府公式発表だけならアベ広報機関!】逆に籾井発言は国民へ大きな不安を与えてきたので<籾井就任20140125以降の受信料全額>を視聴者へ返金すべき!➡「原発報道に識者見解、不安与える」NHK会長が指示/20160427朝日


・・・


なんら疚しい(良心に恥じる後ろ暗い)ことがなければ堂々と最初から面会すれば済むことを、いったんは断ってみせる日本政府の不可解な態度には如何にも、安倍政権の恥ずべき幼児性「偽エトノス意識=ヘイト、シネクドキ・カルトの正体」が表れており笑わせられる!w。


今回の国連側からの調査(面談)申し入れについても各メディア報道では<日本政府が招聘>したと、自粛・同調・萎縮報道?に徹している!。また、「電波停止」発言で世界中から顰蹙を買った高市早苗・総務相は、国会会期中を口実にケイ氏との面会を断った(つまり逃げた!)。NHK籾井会長(安倍政権の傀儡)は、どう対処したのだろうか?新クローズアップ現代で“その真相を正直に報じてもらいたい”ものだ。w


それはともかく、そもそも歴史的・論理的に考えれば「ヘイトスピーチ対策」は、国連報告者デービッド・ケイ氏が指摘するとおり、先ずは「人種差別禁止法」を作るべきであり、この「人種差別禁止法」の基礎となる概念がエトノス(エトノス意識)である。それは、この「エトノス(意識)の希薄さ」こそが、実は戦前の日本が「国家神道」を掲げて、大侵略戦争(太平洋戦争)へ突っ走った大きな元凶となったからだ。


もっと言えば、その「エトノス(意識)の希薄さ」に因って拡大した、戦前における「日本軍国主義の暴走」こそが、今の『国際連合』成立の契機となったという歴史的事実を安倍政権が全く無視しており(委細、下記参照▼)、日本国民も主要メディアもそれに殆ど気づいていないこと(これも自粛か?)が今の<安倍政権のカルト狂人政治>を許している。しかし、国連報告者デービッド・ケイ氏は無論のこと、国連自身がこのことについて大きな危機感を持っている。


▼「『国際連合』成立の契機となった日本軍国主義」と「“人間の真理”に関わる多義記憶(正統保守の歴史観)の重要性」に無知・無頓着な安倍「安保法」の違憲性/故に、それは必然的に「国連が抱える集団安全保障の矛盾」回避の「特別協定」(国連と日本国の間の)の弱点を悪用する違憲クーデターと化す(2015-09-01toxandoriaの日記)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20150901


(エピローグ)バシュラール・エトノス、緩やかな水辺と緑のイマージュが広がるシャンパーニュの風景/連想、エトセトラ


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The Perrier vineyard in Champagne. Photo by Rob and Lisa Meehan. License: Creative Commons Attribution 2.0 Generic.

http://www.yourwineiq.com/kindsofwine/winebyregion/europe/france/champagne.html より転載


Joseph-Maurice Ravel : shunji yamaoka モーリス・ラヴェル 水の戯れ

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・・・バシュラールが誕生したのはシャンパーニュ地方のバール・シュル・オーブという自然の豊かな土地であり、彼はその土地へ深い愛着を持ち続けた。以下の文章は『水と夢/物質的想像力試論:序・想像力と物質』の一部引用。・・・


・・・私が生まれたのは、川と小川の地方、小さな谷(ヴァロン)が多いせいでヴァラージュといわれる、谷の豊かなシャンパーニュの一隅である。私のもっとも美しい隠れ場所といえば、谷間のくぼみ、滾々(こんこん)と湧き出る泉水のほとり、柳や水柳の低い木陰であろうか。そして十月ともなれば川面には狭霧(さぎり)が立ち込める……。今でも、私の楽しみは小川の流れに沿って行くことである。土手に沿い、正しい方向、ということは流れていく水の方向、人生を他所へ、隣の村へみちびく水の方向に従って歩むことだ。・・・


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ところで、特にエトノスとの結びつきが強い「バシュラールの水のイマージュ(物質環境的想像力)」は、「例えば、湖面や川の水面が美しく見えるのは、それが単なる認識の対象物だからではなく、自然史を介して生み出されてきたその川の周りを取り囲む(umgebend)環境が、その水面に映視(反映)されるからだ」と言うフォイエルバッハ(L. A. Feuerbach/1804- 1872/ドイツの哲学者、青年ヘーゲル派の代表者)の感覚論を連想させる。だから、フォイエルバッハの感覚論も汎神論的な自然と風土の歴史をベースとする感覚概念を重視していたと理解できることになる(出典:服部健二著『レーヴィットから京都学派と、その左派の人間学へ/交渉的人間学の系譜』―こぶし書房―)。


通念的には、師ヘーゲルの抽象的な精神論を唯物論の立場で批判したとされるフォイエルバッハの感覚論であるが、近年の諸研究の深まりによって、それが「汎神論的な自然と風土の歴史をベースとするものである」と見なされるようになったことは、<日本のアニミズム「伝統神道」のエトノスとしての理解>と共鳴するもの(本物の東西文化共鳴の萌芽となる可能性!)を示唆しており実に興味深いことだ。


また、バシュラールの水のイマージュ(物質環境的想像力)とフォイエルバッハの感覚論に共通するのが「風土」であるが、それは和辻哲郎の「国民性の自然基底としての風土」の問題(関連参照↓★)を、あるいは要素還元主義を批判したW. O.クワインの「我われの知識や信念の総体を規定する周縁部(フリンジ/fringe)での実生活上の経験」(既出)という視点をも連想させる。いずれにせよ、これら諸問題の探求過程からエトノスについて一層の理解が深まることが期待される。


★和辻哲郎「風土」論の可能性と問題性(シンポジウムグローバル化時代の多元的人文学の拠点形成より、藤田正勝・京都大学名誉教授)http://goo.gl/W5ra5 


・・・


・・・エトノスの根本にある派生的な含意は「偏見は社会的な意識であり、差別は行動である!が、その偏見を最小限に抑制して差別の行動(ヘイトスピーチ、つまり“死ね口説き”ヘイトの行動)を抑制できるように、教育と社会啓蒙活動を介して人権感覚(同教育)を常に深化させるよう努めるのが立憲民主主義国家(政府)の重要な役割である」ということ!・・・


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●【偽エトノス(国家神道)への批判だけでなく、正統エトノスとしての伝統神道を日本文化の古層として再評価する視座も重要!】この視点は非常に重要!つまり安倍晋三・一派、#日本会議 、神社本庁、神道政治連盟、靖国ら「偽エトノス(国家神道)」で無辜の国民の洗脳を謀る政治&カルト宗教勢力、とエトノス(日本文化の古層)としての伝統神道を奉じる各神社は、全く別物だということ!20160423只のオッサンRT to @time_to_a_close 神職も #日本会議 に与しない方もいる! https://twitter.com/hanachancause/status/723709171292508160


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(HQ Official Music Video)


・・・


所詮、我われは人間であるとはいっても生物の仲間なのであるから、ふと気づいた時には有無を言わせずこの世界に誕生していた訳であり、我われはその身の回りの自然環境(エトノス環境)に自らの全て(宗教・文化・偏見・嫌悪・好感など凡ゆる感性・感情に関わる意識ベース)が左右されているのが必然ではなかろうか?


そして、今や不可避のグローバリズム時代を喧伝する世界であるとは言え、今でも<国家神道としてのエトノス/偽エトノス>の空気に染まり易い多くの日本国民は、未だにそのことがもたらす病理との闘いである「オフィーリア・コンプレックス的な錯乱(偽エトノスの誘惑)を克服すること」の重要性が理解し難いため、いとも容易く、ヘイト集団(シネクドキ・カルト)を守護霊とする安倍政権(“偽エトノス/偽装保守”政権)の仕掛ける「戦前型の国家神道」取り戻しの罠に嵌りやすいようだ。


その安倍政権、#日本会議 ら“偽エトノス一派(偽装保守勢力)が仕掛ける戦前型「エトノス(実は偽エトノス!)としての国家神道の罠」の核心にあるのは、譬えればa<宇宙時間(量子物理学の世界を支配する、人間が絶対に抗えない宇宙スケール時間(神ならぬ)の摂理)>、b<不可逆の生命時間(未了の相克と絶えざる未生への希望)が流れる地球環境のリアリズム>という二つの観念の作為的な混同(混濁化)による、一般日本国民の洗脳ということである。


ともかくも、いま最も大切なのは、我われ人間がこれら二つの観念の作為的混同(混濁化)でも、いずれか一方へ観念的に同期することでもなく、生物の一種である人間としての分をわきまえた謙虚さを保守しつつ、エトノス環境たる周辺のリアル現実との未了の相克と未生への希望がヒューマニズムの原点であることを理解すべきである(関連参照↓★)。


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★【Nuit Debout(ニュイ・ドゥブー/明らかに、この“構想の視覚的なコトバ”の意味は深奥でバシュラール的エトノスと通底している!その訳は各位の責任で調査乞う!苦w)運動!米国の「オキュパイ運動」やスペインの新しい左翼政党「ポデモス」の躍進に通じる動き!ヒューマニズムの原点である“一回性の人生”の意義に再び覚醒しつつある世界の若者たち!/高学歴でも仕事はないが知識と議論する言葉を持つ若者たちの怒りが、この新たな反「新自由主義」運動のエネルギー、とされている!/従って、彼らが「リアル生活者の基底として自らのエトノス(≒バシュラール、フォイエルバッハ、和辻哲郎ら)を十分に理解し、ないしは再認識できた時にこそ、彼らは<偽エトノスたる「新自由主義」>を打倒する本物のパワーを手にすることとなるだろう!】

・・・成金オセレブのトランプにバカリ目を奪われる日本は世界で孤立するのか?米国でも若者層が熱烈に支持するサンダース現象こそ注視すべき!運動の中心は『プチ・ブルジョワ』と呼ばれる高学歴ホワイトカラーの若者/堀茂樹・慶大教授(仏文・哲学)➡ 仏で広がる反新自由主義のうねり20160427日刊ゲンダイ https://twitter.com/hanachancause/status/725164449825460224 

2016-03-01 先住多層文化エトノスはポスト・グローバリズムの希望/「国民主権否

toxandoria2016-03-01

先住多層文化エトノスはポスト・グローバリズムの希望/「国民主権否定の改憲で正しい立憲主義を!」の安倍政権は寛容のホスピタリティ(近未来の可能性)をナチ式恍惚催眠で犯す政治的変質者の群れ


Cover Images


北野天満宮の梅、京都

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・・・『北野天満宮の観梅は2月上旬から3月下旬までが見頃時期です。北野天満宮本殿の南西にある早咲きの「寒紅梅」は毎年12月下旬〜1月上旬頃に開花します。いち早く梅の花を観たい人におすすめです。』/HP「気になった話題」さん、http://goo.gl/ZDJl8X より転載


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OH CANADA english / français LARA FABIAN

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Lara Fabian – Ma vie dans la tienne (暗喩的解釈/あなた(先住多層文化、tienne =yours)の中の私の人生、だから私を離さないでね!)

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・・・


(参考情報)


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◆【米大統領選で民主社会主義者を自認するバニー・サンダースが仮に次点で止まった場合でも、その圧倒的な米国民の格差批判の意思(特に45歳以下の国民層の篤いバニー支持)を新しい米国大統領も、その支持者たちも無視できぬはず!その時、バニーの理念を現実化するのはカナダのJ.トルドー流の「寛容のホスピタリティ」に基づく実践プログラム(実現可能な微細修正、最適応用型政策)であり、長い目でみればコレは難民流入問題を強く批判する英国民の一部または中欧諸国、あるいは日本とも決して無関係ではあり得ない!】


・・・しかも、同時にバニーorトマ・ピケティらが指摘する如く<究極的には大格差拡大を梃に戦争と殺戮(テロや中東での代理戦争ら)に変身し暴走する「ヘッジファンド型投機金融資本主義悪性腫瘍的な過剰投機行動」(http://goo.gl/6w2oFV)>に対し、例えば国際連帯税(http://goo.gl/g0yWDk)などの形で一定の歯止めをかける必要がある。


・・・英国、あるいはオーストリアの極右派国民らは難民規制をEUに要求中の東欧6カ国と共にかつての植民地カナダのJ.トルドー首相が新たに取組み始めた「寛容のホスピタリティ」政策の有意性を深く理解すべき!➡英、EU離脱問う国民投票を6月実施 政府は残留支持20160220朝日http://goo.gl/bnB9tc  / ➡ オーストリアが難民制限、EU見直し要望「国際法違反」20160221朝日http://goo.gl/DeqO9v


◆安倍政権は #日本会議 らカルト汚染「露骨な災害・戦争利用ショック・ドクトリンである戦前型・軍事国家主義経済(軍需傾斜のアベノミクス)」を止めて、本来あるべき日本伝統の平和産業政策へ転ずべき!20160222@只のオッサン➡ 世界の貧困と不平等、分配を共有できるか/世界で上位62人が下位半分36億人匹敵の資産有す!20160221朝日社説、http://goo.gl/PBcaot


プロローグ)「先住民アイヌの尊厳」(先住多層文化エトノス/ethnos)を見事に描いた絵画、蠣崎波響『夷酋列像』が意味すること(先住文化=先住歴史・文化)


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<注1>ポスト・グローバリズム時代に必須の正統性たる「寛容のホスピタリティ」とは?(関連で『第3章・・・』も参照乞う!)


・・・「寛容のホスピタリティ」とは、「先住多層文化エトノス」(委細、後述)そのものと見て殆ど間違いではなく、日本が得意とする<伝統的ホスピタリティ文化(心の丈をつくし相手の立場への十分な配慮を大切にする伝統文化)>の中核にあると思われる価値観で、toxandoriaが仮に名付けたもの。尤も、そのヒントは坂本義和・論文「“ポスト・ナショナルデモクラシー」(田中 浩編『現代世界‐その思想と歴史(2)』(未来社)に収録)の中の“地球はひとつのコスモポリタニズムとホスピタリティ”にある。


・・・また、この「寛容のホスピタリティ」は神道・宗教学者、小山悳子(とくこ)氏の著書『日本人の求めた元神』(日本図書センター)が説く伝統神道の中核となる文化要素でもあり、それは #日本会議 、神社本庁安倍晋三首相らが取り戻しを謀る明治期以降に創られた「国家神道」の全く対極にある価値観だ。小山氏によれば弥生期〜古墳時代頃の伝統神道の最古の思考が潜む神道書『神令』の中に「日本伝統の寛容かつ謙虚な正統保守的な神話論理が、言い換えれば「日本文化の個性といえる非常に魅力的で寛容なホスピタリティ文化」が発見できる。


・・・他方、安倍首相らが取り戻しを謀る戦前型の神話論理(ミソロジー)は、自己中心的ニヒリズム(or強烈な自己愛のエロス)に起因する軍事ファッショ国家主義、原発一極利用原理主義らとの相性が良く、それは“ポスト・ナショナル”デモクラシー(又はポスト・グローバリズム)が求めるものと全く正反対の異常な<狂の価値観>だ。逆に言えば、「日本古来の伝統神道と伝統文化は東西の宗教・文化(一神教VS汎神論)の対立を解消する可能性をすら秘めているという訳だ(関連参照⇒20160109toxandoriaの日記、http://goo.gl/LyJwr2)。


・・・また、安倍政権が掲げるキャッチ「戦前を取り戻す」を聞くや、その途端に適切な批判の言葉を見失う主要メディアと多数派国民層(安倍支持層)の心性は可笑しなことだ。それは安倍政権が言う「戦前を取り戻す」の対象が軍事国家主義、国家神道(そもそもの伝統を無視する異常ミソロジー)、天皇大権(国民主権の否定)など、戦前の最もマイナーな部分だけを意味するからだ(自民『改憲案』はコレがベースとなっている!)。


・・・言い換えれば、それは<維新期・富国強兵策の誤りの部分、具体的には<日露戦争の勝利でも、当時の国家財政危機に因る重税救済のための巨額賠償金を獲得できなかったことへの国民層の怒り(悪しきポピュリズムの暴発)が動因となり、結局、その後の日本は大政翼賛で軍事国家主義〜戦争へ雪崩れ込んだ>という事実があることだ(参照⇒日比谷焼討事件http://goo.gl/iODhdV)。


・・・しかし、実は旧東京大学の初代綜理・加藤弘之が幕府・蕃書調所の時に著した『鄰艸(となりくさ)』には西欧の議会制度(天賦人権論、国民主権論)について詳しく書かれており、当時の指導的立場にある多くの日本人は既に明治初期の段階から、かなり深く立憲主義の知識を得ていたのである(http://goo.gl/NujljK)。


・・・また、井上毅(この頃は未だ参事院議官・内閣書記官長兼任で、保守漸進主義の考え方から先ずプロイセン型国家を構想すべしと主張していたが)は、司法省の西欧使節団(8人)の一員として1872年(明治5/フランスでライシテ(厳格政教分離原則)が定着した頃)に渡欧しており、フランス中心に司法制度の調査研究を行った。


・・・このため、井上は法治国家と立憲主義の原則を重んじる考えで、その原則で保障される国民の権利(国民主権)は国家と雖も正当な法的根拠がない限り奪うことは出来ないと主張しており、これを否定する反動的主張(“国民=戦争道具化”論)に対しては毅然と立ち向かった。そのため維新期・藩閥政治の“君側の奸”らの「超然権力主義」(明治憲法のムリくり解釈による政府の反国民主権主義)に対しても、それは議会軽視であると厳しく批判し、法制局長官の時には議会に有利な判断を下した。


・・・従って、安倍晋三・一派( #日本会議 、神社本庁ら)が、日本伝統の寛容かつ謙虚な正統保守的<伝統神道のミソロジー>の存在はおろか、戦前の日本でも「正統な立憲主義」を実現するため心血を注ぐ先人たちの努力があったこと(これが平和憲法へ結実した事実さえある!)を一切無視し、ただ「戦前の日本を取り戻す」の一言で、戦後70年におよぶ「敗戦經驗等から学び取った平和主義と国民主権(立憲主義)」を無視するのは怪しからぬことだ。つまり「近代〜現代におよぶ日本の歴史の光と影の直視」を忌避しつつ、戦前の反立憲主義的な軍事国家体制だけを一気に取り戻そうとする本心を隠蔽して、もっぱら耳障りが良い「時代に見合った改憲が必要だ!」というコトバを騙り、無辜の日本国民を誑かすのは噴飯ものである!


<注2>エトノス(ethnos)とは?

・・・古代ギリシア語で、村や都市に集住する「民衆」(デモス/demos)の周辺に住み、その「民衆」以外の部族集団を意味したエトノスは、置かれた立場が変われば正反対になるのは当然なので、そもそも決定的評価を伴うコトバではなかった。それ故に、これは環境条件しだいで意味が±に変化する非常に多義的用語であり、それを使用する時代によっては真逆の意味にすら変わり得る。従って、此処では最新の解釈である「先住民とその文化の尊厳性を十分に理解する立場」の意としておく(委細、第1章で後述)。


【画像】厚岸アイヌの夷酋イトコイ像(左)、国後アイヌの長ツキノエ(右)

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・・・左の画像イトコイ(イコトイの誤記の可あり?)は「サッポロビール(株)/北海道Likers、HP http://qq4q.biz/qClm 」より転載。右の画像ツキノエは「HP学びの森、http://qq4q.biz/qCSc 」より転載。これらは共に12人の肖像画の一枚であるが、フランス・ブザンソン美術考古博物館が所蔵する(当館がこれらの絵を所蔵するに至った経緯は未だ十分には分かっていない/Cf. 『夷酋列像』の文化人類学的研究/国立民族学博物館http://qq4q.biz/qD3b)。


20160117に放送されたNHK・Eテレ日曜美術館『藩を救った名画〜「夷酋列像」蠣崎波響〜、http://qq4q.biz/qClF 』は非常にユニークで印象深い内容であった。上洛の機会を得て円山応挙に師事したこともある北海道・松前出身の画家・蠣崎波響は松前藩の家老でもある。因みに、松前藩の初代藩主・蠣崎慶広は徳川家康と前田利家への臣従を示すため家康の旧姓・松平と利家の前田から夫々一字を取ることを許され松前藩とした。


1789年(寛政元年)5月に国後島とメナシ(今の羅臼町・標津町周辺)のアイヌが商人(和人)の無慈悲な酷使に耐えかねて蜂起し(クナシリ・メナシの戦い)、現地在住の71人の和人を殺害した。そのため松前藩は260名の討伐隊を派遣するが、その指揮官の一人が蠣崎波響であった。結局、アイヌの長たちが説得(説得の中心となったのが厚岸アイヌの長イトコイと国後アイヌの長ツキノエの二人)に当たり蜂起した者たちは投降し、蜂起の中心となったアイヌ37人は処刑され戦いは鎮圧された。が、戦いの原因となったのはメナシ一帯を支配する商人・飛騨屋が短期利益を強欲に追求するあまりアイヌを酷使したことにあった。


戦いを鎮圧した後に討伐隊は藩に協力した43人のアイヌを松前城に同行し、さらに翌年の1790年にも協力したアイヌ夷酋に対する二度目の謁見の場が設けられた。この折、藩主・松前道広の命を受けた蠣崎波響はアイヌで最も功労があると認められた12人の夷酋の肖像画を描いたとされ、それが「夷酋列像」である。


この絵は1790年(寛政2年)11月に完成し、波響はクナシリ・メナシの戦いで失った藩の威信を回復するためとして、これらの絵を携え上洛し、夷酋列像は光格天皇(第119代天皇、孝明天皇の祖父)の叡覧をも仰ぐことになったが、天皇らは大きな感動を覚えたとされる。


近年の研究によれば夷酋12人を描いた波響には反乱を起こしたアイヌ人への「畏敬の念」(現代のエトノス観に近い?)があり、彼らの威厳ある姿(唯一無二の尊厳性)を時の天皇を始め国中の人々へ知らせること、また迫りつつあるロシアの非人道的な植民地政策とは異なる松前藩の徳政の正統性を皇室・幕府らの上位権力層へ示すことで松前藩の政治的威信を回復する狙いがあったとされる。が、この真偽の確定には更なる検証が必要と思われる(20160117NHK・Eテレ日曜美術館はこのような視点で抉っていた)。


しかし、少なくとも松前藩の家老であり優れた天才画家でもあった蠣崎波響は、非常に高い精神性に裏付けられた、ある意味で「ポスト・ナショナリズムの政治意識」(現代日本の安倍晋三・首相らと全く異次元の、というより現代のポスト・グローバリズムにこそ相応しい高度な政治観念!)にさえ到達していたと考えられる。つまり、この時の波響は既に「先進的エトノス(先住民文化の尊厳性への深い理解)」の意識に達していたと思われる。


1 超国家フレーム時代(ポスト・グローバリズム)の民主主義が新たな正統性を獲得するため必須の「先住多層文化エトノス」とは?


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プロローグでも述べたとおり、エトノス(ethnos)とは<村や都市に集住する文化を持つ「民衆」(デモス/demos)の周辺に住む、その「民衆」以外の部族集団>を意味する古いギリシャ語である。だからエトノスとデモスでは何れが先にその場所(土地)辺りに住むことになったかを争うのは、そもそもあまり意味がないことになる。


しかし、その村ないしは都市の「民衆」が周辺部族よりも些かは進んだ文化の持ち主であることを明確に意識し、周辺からもそれと認められて集住していたとすれば、これらの周辺の部族集団を原住民(indigenous peoples)として区別する意識が生まれたとしても、それはそれで自然なことであるかもしれない。無論、環境条件しだいでは自他の異質性をあまり自覚せず自然に混住するようなケースもあっただろう。


いずれにせよ、些かの差別意識をも悪と見なす厳しい倫理的・人道的感覚、あるいは逆に強い差別やヘイト意識を主張するようになる(これも“身勝手”という人間の本性(性(さが))であると見るべきで、だからこそ政治の役割が重要になる!)のは明確に国家や国民を意識する機会を得るようになってからのことと考えられる。後者については、例えば、今起きつつある下◆のような事例が観察される。


◆(ヒスパニックイスラム系など移民への過激排斥発言の)トランプ氏をヒスパニック系米国民(これも“身勝手”ゆえ?)も支持、候補者争い3連勝20160225朝日http://goo.gl/KQC7Jd 


ところで、1970年代頃から国連あるいはNGO等の国際機関が少数民族化した先住民(旧原住民/indigenous peoples)の権利に注目するようになり、先住民を巡る環境が大きく変化した。それは様々な国際的組織が先住民の権利に関わる問題を取り上げ報告するようになったこともあり、世界中の先住民自身が纏まった発言力を発揮するようになり、それを各国が無視できなくなったからだ。そして、その意味での先進地がカナダ、アメリカオーストラリアニュージーランドなどである。


今の日本では原住民というコトバに差別的ニュアンスが漂うことからindigenous peoplesを「原住民」から「先住民」に置き換えることが多い。更に新しい傾向としては、特にグローバリズム時代の先を見据えつつ<ポスト「ナショナルデモクラシー(ある一国内で確立した民主主義)」の制度化を、言い換えればポスト・グローバリズムの民主主義>を意識する新しい政治学の分野では「ある民族集団の伝統文化と歴史を含めた全体」をエトノス(ethnos)と呼ぶようになっている(出典:田中浩編『ナショナリズムとデモクラシー』―未来社―)。


現代の日本で「先住民」(少数民族)の問題といえばプロローグで取り上げたアイヌ・エトノス(北海道・千島の先住民族と見なすことができる)の問題が思い出されるだろう。また、近年のことであるが、特に歴史・考古学・文献考証学・文化人類学などの分野で「先住多層文化エトノス」が強く意識されつつあり、その観点から日本文化のシニフィエ(そもそも日本文化の核心にあるものとは何か?)を探ることが可能との期待が高まりつつある。


つまり、「先住多層文化エトノス」とは、主に先史時代〜古代において日本列島へ様々な方面からやって来た渡来系文化、および様々なヒト・モノ・情報(多様な渡来系の人々が伝えたこと)の伝来可能性を歴史的時間軸で意識するときに初めて見えてくる「多層的、重層的な日本文化エトノスのイメージ」である(Cf.下記◆)。


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◆【文化の扉】はじめての弥生時代、列島に変革 年代・担い手に新説、縄文系の人々と渡来系の人々は共存していた!/縄文人、縄文系弥生人、渡来系弥生人が共存?20160124朝日、http://qq4q.biz/qDgX


・・・大陸からやってきた渡来人が縄文人を追いやり、水田を開き、「クニ」が生まれ、貧富の差や身分が生じた。そんな弥生時代のイメージが最近の研究で大きく変わりつつある。


・・・弥生時代の始まりの上限が、従来のBC5世紀頃からBC8世紀頃(中国史で言えば西周〜東周〜春秋時代頃)へ修正されつつある。その間のある時期に大陸方面から数万人が渡来し(この点は諸説あり)、縄文系が農耕を受け入れて、ともに弥生文化を育んだと考えられるようになってきた。


・・・(縄文系・弥生系共存の事例)土井ヶ浜遺跡(山口県http://qq4q.biz/qDJf )、金隈遺跡(福岡市

http://qq4q.biz/qDJi )/これらでは縄文系(身長が低い、顔が短く彫りが深い)と渡来系(身長が高い、面長で顔面がのっぺり)の人々が同じ墓地に葬られている。


2 安倍政権が目指すのは「先住多層文化エトノス」と真逆の自国の文化と歴史に関わる「相貌不認症」/それは「戦前日本の伝統“構造災”」なる業病再発への道


・・・安倍政権、 #日本会議 、神社本庁らが謀る『関東軍式、満州国統治の経営理念(国家神道方式)』復活工作の核心は、歴史修正主義どころか「近代日本病(構造災)再発」の作為と「日本文化・歴史」の改竄・・・


2−1 安倍政権が目指すのは自国の文化と歴史に関わる相貌不認症(先住多層文化エトノス無視)/言い換えればそれは“岸=安倍型、住血吸虫カルト症”なる維新期以降に発症した近代日本病(構造災)の再発


【参考情報】


◆安倍首相が<緊急事態>条文付“国民主権”否定型の『改憲』へ向かい猪突猛進する動因は、かの満州国経営の国家資本主義スターリニズム植民地主義の野合思想)を理想とし、しかも『国家神道&靖国神社』の利用で統帥権乱用の軍国主義へ突っ走った国柱会(田中智学)、および #日本会議 ら諸派カルト野合体の画策である! 20160209@只のオッサン・・・ to 20160209金子勝 @masaru_kaneko(安倍晋三総理は北朝鮮の金正恩と似ている。3世のボンボンで戦争が好きでメディアを統制し経済を統制したがる。そういえば爺ちゃんの岸信介は商工官僚(経産省好きの由来?)から満州国国務院高官として5カ年計画を実施し軍需次官になり統制経済のチャンピオンでした。 https://goo.gl/7jngzJ


・・・


これまで見とおり、既に弥生時代において日本文化(列島文化)は東アジアにおける「先住多層文化エトノス」という文化環境条件のなかで育まれてきたものであることが明らかだ。更に、古墳時代〜平安初期辺りまで少し時代を下げてみても、現在もっとも日本的な個性と思われている日本の伝統文化が、その意味での文化環境条件(先住多層文化エトノス環境)のなかで育まれ、熟成したものであることが実証的に深く理解されつつある(その委細はエピローグで詳述)。


ところで、安倍政権が「緊急事態条文付き“国民主権”否定型の『改憲』」へ向かい猪突する動因が、実は、“自称”伝統保守を騙る #日本会議 、神社本庁、神道政治連盟国会議員懇談会らの偽装極右派(その実態は名ばかり伝統保守の統一家庭連合(旧・神霊統一協会)ら諸カルト宗教集団と、満州国経営の軍事国家資本主義(スターリニズム+天皇統帥権の政治利用による植民地主義)を理想とし、かつて『国家神道』の名目下でニヒリズム軍事国家主義へ突っ走った国柱会(田中智学)派ら)の野合体による画策であることが漸く明らかとなりつつある。そして、その急先鋒が #日本会議 の事務局を事実上担う日本青年協議会(“生長の家”過激派の民族派極右イデオローグを信奉する集団)である。


<補足>国柱会(田中智学)


・・・その特徴は国体論(万世一系の祖、天照大神の子孫たる天皇中心政体/篤胤『顕幽論』、宣長『皇国史観』、水戸学ら)と仏法(日蓮主義)の“カルト狂信的”結合による独善テロリズム(愛国エロス自爆玉砕、このみいくさ戦争)思想!


・・・.今現在も、「新しい歴史教科書を作る会」の理事&日本会議広島理事の井上寶護(里見日本文化研究所=日本国体学会研究員)らは「国柱会」派だ。安倍首相自身が推奨する同会系・育鵬社「教科書」の採用が全国で急伸していることに鑑みると、教育再生に名を借りた非常に危険な戦前・戦中型の洗脳が全国の小中校で既に広く行われつつある。https://goo.gl/P9pdbO


・・・里見日本文化研究所(日本国体学会、http://qq4q.biz/qDJF )の創設者・里見岸雄は田中智学の三男。万世一系の天皇をいただく日本の国家体制の〈優秀性と永久性〉を強調する同研究所は、現代「国柱会派」の精神的牙城。日本の伝統文化に関わる「先住多層文化エトノス」の対極にある、現実世界での日本人の国民主権を否定する超観念的異常カルト・イデオローグ(靖国顕幽論、http://goo.gl/SKQogM )の発信基地。


2−2 安倍政権が取り戻しを謀る、明治期以降に発症した「近代日本病(構造災)」なる業病の病原/その正体は<事実の隠蔽・改竄>を当然視するカルト狂人の妄想!


・・・その実態は、「先住多層文化エトノス」尊厳性の重視ならぬ<政治的変質者に盲従する御用“アカデミズム&メディア”>による<“歴史・文化・科学技術の改竄、ねつ造、そして隠蔽”>!・・・


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<注3>「構造災」は、社会学者・松本三和夫氏が提示した概念(出典:著書『構造災/科学技術社会に潜む危機―岩波新書―』)で、科学・技術・社会の間のインターフェースでの臨界作用(反応)がもたらす大災害のこと。が、ここでは科学技術・政治行政・経済・文化・カルト宗教・NHK等マスメディア・多数派国民の意識が複雑に共鳴し無責任化する界面が「過酷巨大災害」をもたらすこと、と定義しておく。


(明治期以降に発症した近代日本病(構造災)を代表する典型は「臨機調事件」(臨時機関調査会事件)で、これは1938年8月に竣工予定の最新鋭駆逐艦の主要タービン翼がテスト中に折損した深刻な『艦政本部式タービン翼折損事故』(出典:神戸大学・学内研究成果、http://goo.gl/aiXmdi )


この前代未聞の大事故は太平洋戦争開戦間近の1937年12月29日に起こった。軍国主義の軍事技術は最大限の人材、情報、資材、予算が投入されるが、特にこの場合は開戦直後の戦況を決める最新鋭駆逐艦建造であったので「最重要国策である故に予算は戦時国債を裏付けとし、かつ経済合理性を全く度外視する青天井」である点に特徴がある。まさに、それは<現在の「原発」あるいは野放図なマネタリーベースマイナス金利拡大型「アベノミクス」のムリクリ推進の構図>と酷似する。


(関連情報)


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◆「労働生活」保障が充実し「中央銀行」国債購入規制が厳格な欧州と、そうでない日本を同じマイナス金利の俎上で比較するのは誤り!∵上乗せ金利スワップデリバティブ取引(ハイリ為替取引&同投資信託型、空売り契約型etcでの“国債”売買取引)への過剰傾斜で近未来の日本国債金利の急騰(日本政府&日銀モラルハザードによる国家財政危機)なる潜在リスクが高まる!➡マイナス金利でも運用益/海外勢の日本国債買い続く!20160225日経、https://goo.gl/LHsdmm


・・・Cf. 20160226金子勝@masaru_kaneko【日本衰退】シャブ漬けの中で産業の長期衰退が進むが、安倍首相はアベノミクス失敗批判に全く反省なし。派遣法改悪で非正規雇用を拡大させる労働市場破壊をしておきながら同一労働同一賃金でゴマカシ。解雇規制緩和が目的となる可能性大。http://goo.gl/SbY96s


◆【原発立地による経済波及効果のウソ=“原発立地で儲かるのは地域経済でなく原子力ムラだけ”が実証された!】柏崎原発立地 薄い経済効果/柏崎、主要産業40年データを分析20160215新潟日報、http://goo.gl/YMefTM


・・・東京電力柏崎刈羽原発が地元・柏崎市の産業に与えた影響について新潟日報社が原発建設前の1975年から直近まで約40年間の各種統計データを集計し、新潟大学経済学部の藤堂史明准教授と共同で分析した結果、原発立地での経済効果は限定的であることが13日、分かった。原発の建設期に地元の建設業が一時的に総生産を伸ばしたものの基幹産業である製造業、そしてサービス業、卸売・小売業への波及効果はデータ上、見えなかった。


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◆アベノミクス推進のため、安倍政権の中枢には軍需系大企業等から164人の「天上がり」が存在し、彼らは重要政策の調査・分析を担う/20150312ビジネスジャーナルhttp://urx.red/qEuh


・・・Cf. 安倍政権の中枢には大企業から164名もの社員が<アベノミクス迎合的>に?受け入れられている。しかも、この恐るべき戦前型「構造災」たるアベノミクスに対するメディアからの厳しい批判は “安倍サマ主催”『総メディア幹部御招待』なる恒例の会食儀式で実に巧妙に封印されている。https://goo.gl/imB1Ah


・・・Cf.【『安倍主催/総メディア幹部御招待』の恒例会食(スシ友・焼肉友等の)儀式、および安倍首相によるNHKニュース完全支配の目的】軍と一体化で戦意を煽った同盟通信社(1936〜/電通前身)は、軍部ファッショが台頭し始めた明治末創設の満鉄調査部と連携! 岸 信介の旧満州国型・軍事資本主義(戦前・戦中期国体)の取り戻し謀る安倍は、先ず此のメディア完全支配(政府宣伝&報道一体化)の流れを復活した! ➡ 第7部「戦争とメディア」(1)『報道報国』の愚、真実が最初の犠牲者/報道と宣伝、区別なく - 戦後70年 20160204 47N http://goo.gl/6eF7i7 


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◆クロ現、報ステ、NS23の各キャスター降板、高市総務相の電波停止発言、強制文系学部廃止、対歴史教科書介入等の共通「元凶」は安倍一派のカルト妄想にある!➡NHKクロ現の国谷キャスター降板、後任決定時のやり取り判明!現場側は抵抗!官邸の意を受けた?上層部が降板強行!20160215真実ブログhttp://goo.gl/6zIgN9  20160215@只のオッサンhttps://goo.gl/S6cBIe 


・・・Cf. 29衆予委で高市総務相は「しかし、一つひとつの番組を見(チェックす)るのが重要なのだ!」と、再々度、まるで嘗てのシタージュ(東独秘密警察)トップの如くサディスティックで、しかも妙に締まりがない緩みっぱなし(w)の不気味な表情で繰り返した!(怒)➡「私たちは怒ってる」高市氏発言にキャスターら抗議、岸井氏降板語る20160229朝日http://goo.gl/62WwHS @只のオッサン


・・・Cf.【まさにナチ式恍惚催眠(集団オルガスムス/kollektiven Orgasmus、http://goo.gl/jbPoJL)の出現!】2016.2.6‐7・JNN世論調査/甘利の説明は不十分が7割、後任石原の評価NO!は5割、でも安倍内閣の支持率が急上昇?!20160208健康ブログ、https://goo.gl/QxPa6a

 

・・・


1938年4月1日の『国家総動員法・第二条』で、動員対象のトップに位置付けられたのが軍艦で、その中でも最新鋭かつ高性能の機動力を求められるのが駆逐艦であった。 今、第3次安倍改造内閣では、違憲クーデター「安保法」の下で何やら得体が知れぬ「1億総(国民)活躍担当相」(加藤大臣/日本会議、神政連らに所属する超過激民族派極右)が新設され、加藤大臣は<国家に奉仕させるため『家族』を使え!(これは神霊統一協会(名称変更で『神霊統一家庭連合』)が全国町内会・氏子会らの全国組織(総動員)化を狙うキャッチと共鳴!)>と宣言した(20151009リテラhttp://goo.gl/2bfZLr)。


ともかくも、先ずこの「国策故の青天井予算」という恐るべき現実は、あの「福島3.11第一原発過酷事故」の背景となった「現代日本の国策原発における、事実上の青天井予算」とピタリ重なる。


従って、安倍自民党政権による『アべノミクス』に伴う前代未聞の大金融緩和政策には、「フクシマを無視して国策原発を取り戻すための青天井予算(事実上の原発国債発行に基づく紙幣増刷政策、加えて日本の社会・福祉・財政政策の特徴(希薄な労働生活保障環境)を無視したマイナス金利政策を前提とする原発悪用式マネーバラマキ戦略)」復活の悪辣な裏シナリオが潜む。


ところで、開戦に備える切り札で日本独自の開発であることを自負していた、この「艦政本部式タービン」事故は余りにも深刻なものであった。それは、日本海軍で標準化されたタービン技術の事故はそれが欠陥技術に起因する限り他のどの艦船でも起こり得るからで、事実、1937年12月29日から4日間の内に同型艦5隻で同様事故が連鎖的に発生した。が、この致命的事故(欠陥技術の存在)は、「国家神道」なるカルト神憑り戦時体制の異様な空気の中で軍事政権が握り潰し(そのリアリティがソックリ改竄され)た。


技術上の問題の委細は省かざるを得ないが(上掲書を参照乞う)、この「歴史から隠された大事故」が<構造災>であることを特徴づけるのは、以下の三点だ。そして、これらが余りにもフクシマ(福島20110311第一原発過酷事故)、ないしは安保法、アベノミクスらの問題と酷似することに驚くはずだ。


●秘密主義・・・注目すべきは海軍史上で最悪とされる「第四艦艇事件」( http://urx.nu/3KrY)が帝国議会・議事録に遺されているのに、当事件(艦政本部式タービン翼折損事故)は帝国議会へ報告された形跡がない(松本三和夫氏が調べた限り議事録に遺っていない/現在の安倍政権下における<安保法「委員長発言は聴取不能」の議事録、与党判断で「可決」追記20151012東京新聞https://goo.gl/vQDeec >、あるいは<憲法解釈変更の経緯、公文書に残さず集団的自衛権検証が困難に/20150902共同通信https://goo.gl/ODRgmp >の異常事態(超然権力式隠蔽)とソックリ重なる!)。


●想定に基づく対症療法の際限ない増殖(技術対応上の最大の欠陥が重症化するバカリ)


●間違った先例の踏襲による事故原因の温存と先送り・・・真の原因とされる事実の形だけの確認は、対米開戦から1年半近く経過した1943年4月で、それは対米開戦の意思決定には間に合わなかった。


(関連情報)


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ミサイル防衛費1.5倍超https://goo.gl/89bWHU での<緊急事態>対応よりも、政府・東電・原子村のコノ作為的犯罪(➡)の方が遥かに日本&世界存亡の緊急事態だ! ➡ <炉心溶融の判定基準>発見「5年間気づかず」東電謝罪20160224朝日https://goo.gl/msegtc

・・・Cf. ミサイル防衛費1.5倍超 政府想定超え累計1兆5800億円20160223東京新聞http://goo.gl/N25sP0


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◆一見、無関係の様だが此の奇怪な理不尽さは<日本文化・歴史の改竄を当然視する“ #日本会議 &神社本庁”流カルト発想>故の戦前日本型『構造災』の現れ! ➡「原発40年」原則、骨抜き/高浜1・2号機が新基準に適合、60年運転へ20160225朝日 https://goo.gl/XRNynr


20151212医専門誌『ランセット』アピールで「内閣総理大事の私は利害衝突が一切ないことを宣誓する」と署名した安倍は、東電ら原子力産業を守るため被害住民の切捨てはしないと世界に誓った!実行がなければ公然の極悪嘘つきだ!20160124@只のオッサン(脱原発への急転向者)がリツイート to金子勝 @masaru_kaneko (原発無責任/検証委員会で問題になった福島第一原発からの事故後最大の放射性ダスト飛散の全経過が下記サイトにある。そこで、原子力規制庁の持丸総括調整官が自分たちでなく「安倍総理の責任だ」と言い出した。国会で追及してほしい。http://goo.gl/JkwLmO ) http://urx.red/qEyu


・・・


この「臨機調事件」に関わる問題はそれだけにとどまらない。その信用ならぬ伝統『構造災』の原因となる異常プロセスは形を変え戦後の『日本の科学技術と経済の発展過程』へソックリ引き継がれ>ていたのである。しかも、このプロセスは今や再びポスト・フクシマの安倍・自民党政権のアべノミクスとアベノミクス・フェーズ2(1億国民総活躍/緊急事態条項(戒厳令)付・改(壊)憲の策謀)でソックリ完全復元(取り戻)されようとしている。


ともかくも、その意味で今の日本は「たとえフクシマの如き過酷原発事故等の大災害に襲われたとしても、錦の御旗で総動員された1憶総国民が構造災の更なる火種を抱えたまま無謀な軍需型『エセ科学技術立国』へ果敢に挑戦し続ける」という国策<玉砕テロ戦争>の入り口に立たされていることになる。


ところで、戦前日本の『政治権力によるアカデミズムの歪曲と歴史捏造』は<安倍政権の教育政策>でも観察される。つまり、 #日本会議 が主導する現下の「教育再生計画」は日本国民が歴史過程で創造してきた凡ゆる文化所産の痕跡(先住多層文化エトノスの痕跡、日本文化のエクリチュール)を破壊し、改竄する蛮行そのものだ。


今や日本の全国会議員の6〜7割を占める、神道政治連盟国会議員懇談会(安部晋三会長)、#日本会議 、神社本庁(その主流派)、靖国神社(平田篤胤派神道“顕幽論”シンパ)らと交尾む主要記者クラブのメディア・プロパガンダに洗脳されたためか、未だに<戦前型「靖国式“国家神道”(国家財政支援を受けた往年の伊勢神宮がその国家神道の本宗の役割を担った)」なる怨霊カルト信仰(神国ニッポン)への回帰>こそが、正統日本文化と本来の日本の誇りを取り戻すことだ、と思わされている人々が意外に多いことに驚く。(参照 ⇒ http://goo.gl/LyJwr2


そして、アベノミクス・フェーズ2(1億国民総活躍プラン)で再発しつつある近代日本伝統<構造災(日本病)>の発症原因となった由々しき二つの出来事(下記の事例−1、2)がある。それは、<総国民玉砕テロ戦争型の愛国エロス異常国家体制>の確固たる土壌であり、かつ「超然ファッショ化した暴走政治権力による日本伝統文化の破壊行為」と見るべきで、かつ近代民主主義国家の名に恥ずべき蛮行である。


[事例1]驚くべきことに、今もその残滓を引きずる明治20年代の「軍部による歴史学会への容喙」/東アジア関係史に関わる一次資料をアカデミズムへ提供したのは旧陸軍参謀本部であった!


歴史研究の分野でも、自由民権運動のなかで芽生えた封建的歴史観や神話的歴史観に対する批判の芽が、半島〜大陸への侵略政策の強化が明確化し始めた時代に摘み取られ、天皇中心主義の歴史観(万世一系の皇国史観)が強制された。というか、むしろ大多数の研究者は積極的にそれを補強し、それに迎合する方向で研究を進めた。当時の研究論文等を読んでみると、当時は、そうすることが「学問研究の美徳」とさえ考えられていた節がある(カズオ・イシグロ『浮世の画家』の世界!http://goo.gl/9MaUqa)。しかも、その一次資料を学界へ提供したのは大日本帝国陸軍参謀本部であった。


因みに、帝国大学に国史科が増設されたのは1889年(明治22)である。その頃に、古代朝鮮半島の支配を立証する朝鮮側の金石資料として今でも日本古代史や古代の朝・日関係史研究を大きく規制する<広開土王(好太王)陵碑文>がはじめて『会餘録』第五輯に発表された。そして、これが発表されるや、以下の論文が続々と続くことになったのである。


なお、『会餘録』は、明治期以降に欧米に対抗する日本流の植民地主義的発想を掲げる「大アジア主義」の学術的拠点であった亜細亜協会(振亜社(1877/大久保利通らが結成)→亜細亜協会(1883)→東亜同文会(1898/近衛篤麿・会長)の変遷を辿った/現在、 #日本会議 安倍晋三・首相らが取り戻しを謀っている“歴史の改竄・修正を当然視”する大東亜共栄圏イデオロギーのルーツ)の機関誌である。


菅政 友(日本史)・論文『高麗好太王碑銘考』(史学界雑誌、第22〜25号)明治24

那珂通世(東洋史)・論文『高句麗古碑考』(史学界雑誌、第47〜49号)明治26

三宅米吉(考古学)・論文『高麗古碑考』(考古学界雑誌、第2編1〜3号)明治31

三宅米吉(考古学)・論文『高麗古碑考、追加』(考古学界雑誌、第2編5号)明治31


そして、『日本書紀』の記述内容をそのまま利用した、これら3氏の論文こそが日本における広開土王碑研究の大綱である「朝鮮は応神天皇の三韓征伐いらい我が国の属国であったという任那日本府論」を確立したことになり、その根本的な影響は現在も続いている。・・・以上は、上田正昭編:日本古代文化の成立(毎日新聞社)より、部分転載・・・


<参考1>「侵略政策」強化が明確化する明治20年代「教育政策」の歴史的トピックス


明治19 帝国大学令公布


明治20 保安条例公布

・・・自由民権運動を弾圧するための法律で、治安警察法や治安維持法と並ぶ戦前日本のる弾圧法の一つ。集会条例同様、秘密の集会・結社を禁じた。

・・・以降、小学校で「検定」以外の教科書使用は不可となり、検定済み歴史教科書の内容は建国の体制、皇統の無窮など天皇を中心とするもので、その目的は国民精神の中に皇国史観を注入する洗脳であった。


明治22 大日本帝国憲法公布


明治23 教育勅語発布


明治33 治安警察法公布


[事例2]『廃仏毀釈』関連で明治維新政府が行った<重要史跡の破壊・抹殺・抹消と古事・伝承(日本が誇るべき歴史的エクリチュールとエトノス)の改竄>なる蛮行


八王子神社は新羅系神社の祭神・牛頭天王(スサノオと習合)の8人の子・八王子を祀っていたが維新期の国家神道でそれらがスサノオと天照大神の誓約で化生した五男三女神に変えられた(京都・八坂神社など、全国で明治期に同じ文化の改竄が行われた)。歴史修正ならぬ文化改竄!荻生田光一・内閣官房副長官(民族派極右!)の地元らしい?w https://goo.gl/F57VDb


●「飛鳥戸神社」(大阪府羽曳野市飛鳥)では、仏教と結びついて渡来した外来信仰の痕跡抹消もその狙いの一つと考えられる「廃仏稀釈」関連で、明治期に祭神が素盞嗚命(スサノウノミコト)へ強制変更された。そもそもは5世紀に渡来した百済王族・昆伎王の子孫、飛鳥戸造(あすかべのみやつこ/その支族が蘇我氏?)氏族の居住地であり、その祖神たる昆伎王が祀られていた。


・・・


飛鳥戸神社と白鳥神社(日本武尊の白鳥伝説)がある羽曳野市、およびその近隣の磯長谷(しながたに/南河内郡太子町/叡福寺(推古天皇建立)、奥城古墳(伝、聖徳太子墓)等の古代史跡が点在)辺りは、4〜7世紀にわたり日本海・山城ルートと、九州・瀬戸内・難波津ルートの二系統で入ってきた前渡り渡来系の王権(族)、氏族、文化の合流地であり、やがて此処は河内(近つ)飛鳥(および大和(遠つ)飛鳥)で大和王権(推古朝〜諸天皇家に至る)が成立するための揺籃の地になったと考えられる。<注>近つ、遠つは難波宮からの距離についての表現。


おそらく、これら蛮行の背景にあるのは、天皇家と百済王家、および日本の古代文化と中国・朝鮮半島文化の歴史的な繋がり、およびその血統と文化的血縁の深さを隠蔽するあからさまな意図が明治政府に存在したことにある、と考えられる。因みに、大林組プロジェクト・チームは、仁徳天皇陵の造営に「15年8カ月の工期と、のべ680万人強の人員」が投入されたと試算している。このため、既に5世紀頃には河内を中心に吉備(岡山)辺りから関東におよぶ強大な大王権がほぼ成立していたと考えられる(出典:『同上』―学生社―)。


例えば、河内飛鳥を本拠とする田辺史氏(たなべのふひとし/百済系、藤原氏のルーツ?/更に、奈良・春日神社内には、そのルーツを暗示する田辺廃寺跡がある)などの渡来系古代氏族が中心となり日本古代の律令(国家)の枠組みを成立させたことが明らかとなりつつある/出典:門脇・水野編『河内飛鳥』―吉川弘文館―)。しかも、今では武寧王(百済王家)との繋がりの深さについては今上天皇ご自身が公言されている。


(関連情報)

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◆幕末以降の立憲主義への血が滲む歴史を無視し戦前の“悪の誤謬”たる「軍事国家主義」復活だけを狙う<安倍政権の研究・教育・文化(文科省)政策>はカルト狂気! ➡ 安倍推奨の育鵬社教科書(歴史修正・改竄主義!)だけ教育長に事前閲覧させた大阪市はアンケートでもヤラセ大量動員!20160223EIL! https://goo.gl/yhI1T0


3 歴史・文化・社会的伝統に見合う国民協調型のミドルパワー国家をめざすジャスティン・トルドー首相の新たな挑戦(自国の「先住多層文化エトノス(少数民族の尊厳性)」の再認識から、寛容のホスピタリティへの気付きを深化させようとするカナダの先見性を見倣うべき日本!)


・・・民主主義がポスト・グローバリズム時代に見合う正統性を得るため必須となる「先住多層文化エトノス(“少数民族”歴史・文化の尊厳性)」の意義に気づき、開放系の未来へ方向転換する先鞭をつけたミドルパワー国家、カナダのトルドー首相(独立プロセスは1867年から開始したが国家主権を得たのは35年前の1982年/カナダは日本と比較にならぬほど歴史の新しい国だが・・・)・・・


●今や、日本ではアベノミクスなる幻想バブルが崩壊しつつある!?黒田バズーカ式マイナス金利もタイミングの失敗(米利上げ困難化)で「更なるマイナス・スパイラルor国家財政総バクチ化」の罠に嵌った?/従って、日本もアナクロ・ニヒル軍事国家主義(日本伝統の正統な慰霊ヒューマニズムを破壊する靖国英霊信仰に囚われた怨霊鎮護観念http://goo.gl/Srf8nO)から、未生(未来)を見据えたカナダ型のミドルパワー国家観へ早急に転じるべき!  ➡ 展望なき世界エマニュエル・トッド20160211『薄れる宗教的信仰、壊される国家、夢失われた社会/自由・平等を偽るのはやめ真の危機を見よ!』朝日、 20160212@只のオッサンhttps://goo.gl/CXNyrz


<補足>基本的に「寛容のホスピタリティの気づき」と「インテリジェンス」は無関係である。逆説的に言えば、「過剰な“傲慢さと自己中心愛(ジコチューナルシシズム)”の愚かさ(有害な傍迷惑ぶり)」が自覚できぬかぎり、知能の高低とは無関係にそれは反知性主義の態度だということになる。

・・・例えば、2009年8月衆院選を「違憲状態」と判断した最高裁大法廷の判決で問題とされた1人別枠方式よりも、その公平性に関わる重みづけの有意性で合理的とされるアダムズ方式を提唱したアダムズ第6代米国大統領(二人の大統領と多数の政治家を輩出し、ハーバード大卒を18人も擁する米国の超名門一族アダムズ家出身)の先住民族インディアンへの対応は、たしかに奴隷制に関しては独自の反対論を展開していたものの、そして後任ジャクソン大統領の「インディアン虐殺政策」よりはましであったが、未だしで「強制移住政策」に止まっていた。


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■若き自由党党首、ジャスティン・トルドー首相が進める改革【変化するカナダ、先住民族迫害を正式に認め調査開始へ】それに比べ日本は!?@iwakamiyasumi(室橋祐貴氏20151221ハフィントン・ポスト http://goo.gl/TNc6fo


・・・世界中で右傾化が進む中、10年ぶりに保守党からの政権交代となったカナダでは、中道左派政党「自由党」の若き党首ジャスティン・トルドー首相が、歴史・文化・社会的伝統に見合う国民協調型ミドルパワー国家をめざす変革への新しい取り組みを進めている。このポスト・グローバリズム時代における民主主義再生への新たな希望のエネルギーとなったのが、そもそもカナダの伝統である多元文化主義の奥に潜む「寛容のホスピタリティ」の重要な意義に関わる若者層の覚醒であった。


・・・カナダの先住民人口は約140万人で、全人口の約4%を占める。その内訳は約60%がファースト・ネーションズ(先住民インディアン)、33%がメティス(先住民と欧州人の両方を祖先とする人々)、4%がイヌイットである。そして、1960年代から文化多元主義を掲げてきたカナダは世界中から多くの移民を積極的に受け入れてきたが、実はこれら先住民に対する人権上の対応に関わる法的整備が遅れてきたという現実があった(関連参照 ⇒ http://goo.gl/NikC8N 、http://goo.gl/52qB6m )。


・・・以下、同記事転載(部分)&ポイント(要約+所見)・・・


[先住民族迫害を正式に認める]そして、ついに長年の問題となっていた先住民族の迫害をトルドー首相が認め、先住民族の女性約1200人が殺害・誘拐等で行方不明になっている事件の調査を開始すると発表した。調査は2016年の春に始まる予定で、2年間で4000万ドル拠出するとしている。


連邦警察によると、1980年から2012年までの間に殺人事件の被害者となった先住民女性は1017人で、先住民女性がカナダの女性全体に占める割合は約4%だが、カナダで殺害された女性の約16%を占める。男性に関しても、先住民の男性が殺害事件の被害者となる確率はそれ以外の男性の7倍にもなる。こうした現状に対し、先住民族や活動家が調査を開始するよう何度も政府に求めてきたが、ハーパー前首相は調査を拒否してきた。さらに、6月に発表された「真実と和解の委員会」の報告書では、1874年に始まったカナダ政府の同化政策によって先住民の子供が差別や虐待をされた事実が明らかになっている。


それによると、120年以上にわたって先住民の子供 約15万人が同化政策によって、「インディアン寄宿学校」に親元から引き離されて強制的に入れられ、差別や虐待を受けてきた。この寄宿学校は1883年から1998年までの間に、カナダ各地に約130校存在し、政府の補助金を受けキリスト教教会が運営してきた。1940年代には先住民の学齢期の子供約3分の1がこれらの施設に入れられ、6000人が虐待によって死亡したとされている。この報告書ではこれらの実態を「文化的ジェノサイド」と激しく非難している。


(1)変革するカナダ(ポスト・グローバリズム時代を見据えて←補足、toxandoria)/カナダでは景気後退、格差拡大で不満が高まる中、中間層の所得税減税、富裕層の増税、インフラ整備などの経済政策への期待から政権交代が実現した。

・・・米国でも中間層が過半数を割り、世界中で格差が拡大している。トルドー首相は多様なバックグラウンド(少数民族などの)を持つ議員を入閣させた理由を「2015年だから」としたが、他の国では右傾化が進み移民排斥など世界中でグローバル化に反する動きも出つつある。世界では男女平等も程遠い。2015年になった今でも20世紀と変わらず戦争は起こり、テロの恐怖に怯えている。


(2)世界各国がシリア難民受入の縮小や空爆参加を決める中、トルドー新政権は2万5000人のシリア難民受入を発表し、ISISへの空爆参加を中止するなど「独自の道」を進もうとしている。

・・・また、イノベーションサイエンス、経済発展省も新たに発足、環境省を環境・気候変動省と名前を変え、先進国の中で最も対策が遅れている気候変動にも取り組む。さらには、ハーパー前政権時に定められた「着用禁止法」で禁止されていたニカーブ(イスラム教徒の衣装)の着用も許可されることになった。・・・以下*の部分は、内容転載を省略した・・・*多様性を重視する新閣僚(省略) *衰退する日本のリベラル勢力(省略)


(関連情報)


◆日本のアベ一色「自民党」さんも、日本国民も、むしろ「若者層の覚醒=米国民主党バニー・サンダース現象」との共鳴を直視(自覚)すべき! ➡ 米国でのトランプ現象はなぜ続く?米大統領選の謎/共和予備選有権者は米全体の16%で、その内25%支持でも米国全体の4%に過ぎない。2015 1124WSJ 20160207只のオッサン@hanachancauseがツイートhttps://goo.gl/yje8bU


◆銃規制は米国より厳しく、コノ乱射事件は珍しい。仮に家庭内暴力or先住民(エトノス)問題の何れかに起因するとしても、カナダはこれにめげずトルドー首相が掲げたばかりの「民主主義と経済政策に関わるミドルパワー改革」へ果敢に取り組んで欲しい。 @hanachancause只のオッサンがリツイート to 20160123@_5newspaper/学校で銃乱射、4人死亡/3000人の村 <ニューヨーク草野和彦/毎日>カナダ中部サスカチワン州ラロッシュの学校で1月22日、銃の乱射事件があり、4人が死亡し2人が重傷を負った。警察は容疑者の身柄を拘束http://qq4q.biz/qCaE


<参考2>先住民がいる土地へ入植した英仏系移民が中心となり、150年前の1867年に結成されたコンフェデレーション(カナダ連邦創建)が多元文化主義国家、カナダの歴史・文化・政治の始まり


●人口規模約3400万人のカナダは英仏の半分程度であるが、アメリカ大陸での一人当たり名目GDP50,304.ドル(2014/世界15位)は、米国54,370ドル(同/世界11位)に次ぐ規模である。因みに、同年の日本は36,221ドルで世界27位。


●仏植民地から始まったカナダは、仏・英それぞれの母国の文化や制度を再現する一方で、母国の全否定ではないが、カナダ的な理念や独自の考え方を成長させてきた。


●カナダ政治の特徴は、英国式統治原理(立憲君主制、議員内閣制、だから当初は英国式の不文憲法・コモンロー/成文のカナダ憲法は1982年に制定)を基礎としつつ米国式連邦制度を組み合わせたことにある。


●このため、カナダ君主=英国君主でありカナダには今も総督・副総督が存在する。が、これら総督・副総督は、主に儀礼上の役割を担うに留まる。ただ、特に副総督にはカナダ独自の連邦政府代理人としての権限が与えられている。つまり、連邦政府は副総督を介して州議会制定の法案をコントロールできることになる。


●また、カナダ独自の国としての意識を強化しつつ英仏系住民のより深い融和を図るため、仏系カナダ人で憲法学者でもあったピエール・エリオット・トルドー(1919 – 2000/カナダ史上初めての20世紀生まれの首相(自由党)、多元文化主義や途上国援助などでカナダの再構築に大きな貢献をした/現ジャスティン・トルドー首相(同党)の父)は、国内での合意形成を可能とするためカナダ連邦の近代化に取り組んだ。


●つまり、20世紀に入ると米国からの影響も無視できなくなるが、無原則な片務協力ではなく、適度な自己主張とのバランス維持に最大限の努力を傾注してきており(この点が、宗主国・米国に隷従して肝心の日本国民を平気で足蹴にしつつ属国ファシズムの宰相に甘んじる日本の安倍首相と決定的に異なる点だ!)、またカナダは、いわゆるカナダ独自のミドルパワー外交(基本=単独行動ではなく、国際機関との関わりを重視する)で第二次世界大戦後の国際政治フレームにも積極的に関わってきた。


<参考3>宿命的に先住民問題を抱えるカナダの歴史は先住多層文化エトノス(文化的シニフィエ)の気付きへのプロセス/が、新たに政権を担うジャスティン・トルドー首相は、これら先住民に対する人権上の対応に関わる法的整備が遅れてきたという事実を率直に認めた!


●外形的には米国と似た連邦制度だが、仏系カナダ人と英国系カナダ人の共存を可能とする様々なデュアリズム(二元)政策の工夫が行われてきた。例えば、英仏二言語の公用語化、仏式民法(ケベック州)と、それ以外への英国式コモンロー(不文憲法)の適用(カナダ成文憲法は1982年に制定され、そこで先住民の権利を認めた/統治原理の転換)。


●1970年代以降は、それまでヨーロッパ系白人を歓迎する傾向から非ヨーロッパ系の移民受け入れへ方針を転換した(労働力不足の解消も目的であった)。更に、能力を移民受け入れの判断基準とするポイント制が1960年代から始まった(本格的な多文化主義政策の取り入れ)。


●カナダの憲法では、ファースト・ネーションズ(北米インディアン)、メティス(先住民とヨーロッパ人の両方を祖先とする人々)、イヌイット(北極地方の人々)の3グループが明確な先住民族として認定されている。


●1971 年に当時のピエール・トルドー首相が、カナダ議会下院で世界に先駆けて多元文化主義宣言を行ったが、カナダ国民が具体的にそれどうやって受け入れるかについてのコンセンサスは実際には存在しなかった。そのため、2008年にスティーブン・ハーパー(Stephen Joseph Harper/1959 - )首相(保守党)は、先ず過去の同化政策について先住民族を「深く傷つけてきた」ことを認め公式に謝罪した。


●そして、室橋祐貴氏(既述/20151221ハフポスト)が報じるとおり、若き自由党党首であるジャスティン・トルドー首相は、勇気をもって更に一歩踏み込んで「忌まわしい先住民族迫害事件があった事実をカナダ政府は公式に認め、その実態を調査して対応策を具体的に講ずる」ことを約束した。


4 身の丈に合う「先住多層文化エトノス」で国民主権の強化を図るジャスティン・トルドー首相のカナダと真逆のベクトル、「属国ファシズム」の罠に嵌った日本


(岸 信介の旧満州国型・軍事資本主義(戦前・戦中期国体)を取り戻すため、国家と国民の両主権を劣化させる<緊急事態条項(戒厳令)付・改憲>へ猪突猛進する安倍政権の恐るべき時代錯誤


エピローグでも触れるが、宗主国の米国(ネオコン派、MIC(産軍複合体))が推奨する「積極平和主義」(Peace through War)の名のもとで安倍政権が旧満州国経営型の強権・軍事資本主義(安倍晋三の祖父、岸信介の夢想/これで日本は戦争の残酷と巨大戦渦の悲劇を内外にもたらした)を理想とする民族派極右(現実には、#日本会議 を中軸とするカルト宗教諸派、偽装極右、極道議員らの野合体)流の「大軍事国家主義」(既述、2−2−(事例1)で触れた大アジア主義に因る)を押し進めつつあるが、これは決定的な時代錯誤である。


しかも、それは絶対的な米軍の支配下にある訳だから、所詮そのアベ一派が取り戻しを策謀する戦前型の国家体制なるものは、皮肉にも戦前とは似ても似つかぬ「本格的な属国ファシズム」と化す宿命にある。


しかし、安倍政権は、その「ニヒル大軍事国家主義」を実現するため、平和主義(9条)の放棄(安保法で、既にその一部は実現!)と国民主権の制限(削除)を大眼目とする、あまりにも異常な<緊急事態条項(戒厳令条項)>付の「自民党改憲案」を掲げて<9条・平和憲法の壊憲>を謀っている。


だが、グローバル資本主義の矛盾は極限に達しており、全世界で貧困と格差拡大の傾向は増大するばかりで、対テロ戦争と戦争拡大傾向およびグローバル金融の大混迷などを解決する糸口が、なかなか一筋縄で掴めぬ状況となりつつある。しかも、戦争で非民主的権力を破壊しつつ米国流民主主義を世界へ普及し平和を実現するという、いわゆる米国流マヌ―ヴァ(Peace through War)効果も日々に弱まりつつある。


たしかに、例えばカナダにはピエール・エリオット・トルドー首相による「改憲の歴史(厳密には“英国議会カナダ法から➡カナダ憲法へ”の改憲)/英国議会の1982 年カナダ法別紙Bによる」(http://goo.gl/g7uHNe)があるが、それは既述のとおり「軍事国家主義」の実現のために改憲したのではなく、宗主国イギリスと強大な隣国アメリカの狭間で<国家主権と国民主権>を十分民主主義的に確保するため苦労を積重ねてきた英連邦国家カナダの「政治的英知の勝利!」という意味があるのだ。


更に、今回のジャスティン・トルドー首相が、<先住民迫害を正式に認め調査開始へ着手したこと>、および<超国家フレーム(ポスト・グローバリズム)の時代を見据えつつ英米等とは異なる「ミドルパワー国家」の役割を果たすため国際平和貢献、国内経済活性化、移民受け入れなどに関する諸政策を果敢に打ち出したこと>の根幹には、建国以来のカナダ発展の歴史を冷静に観察して学び得た「先住多層エトノス(特にカナダの場合は“少数民族”の歴史・文化の尊厳性)への気付きが存在する。しかも、それは更なるカナダの国家主権と国民主権の一層の深化をシッカリと見据えたうえでの気付きである。


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◆「国民主権」否定の<自民党改憲案>は、<日本国憲法の成立>に影響を与えた植木枝盛の先見的「民権思想と平和主義」どころか幕末期における蕃書調所に在職時の<加藤弘之(旧東京大学初代綜理)の立憲主義思想(天賦人権論)>にも遠く及ばぬ< #日本会議 流の怪奇思想>から生まれた! 只のオッサンがリツイートhttps://goo.gl/fNnuz1 

・・・Cf. 金融恐慌時代&日本政府「超然権力化」プロセスにおける「幣原協調外交」の歴史、そして終戦後、「幣原・総理就任時の対GHQ平和主義提案/加藤弘之、植木枝盛らの伝統平和主義イデオローグの流れを汲む」の両者を一切無視する安倍政権、 #日本会議 らが「構造災/戦前史の誤謬部分」の核心、カルト狂信「国家神道」の復活を謀っているのは明らか!20160227@只のオッサン、https://goo.gl/qjw6et 


◆自民党改憲案緊急事態条項はナチスの1933授権法と1938国家総動員法の再来!-緊急事態条項は、国会の自殺に他ならない/なぜ日本国憲法には参院の緊急集会以外に緊急事態条項がないのか?=それは、戦前のファシズムの反省に立って緊急事態条項を置かないという選択をしたから!20160126NPJ/寄稿:海渡雄一・弁護士http://goo.gl/pNJFCk 


◆【大事故・大災害・自衛的戦争等を想定する“比喩的な意味での戒厳令”は既に存在するにもかかわらず、更なる積極的「国家間戦争」を想定する“操縦自在の戒厳令”付き憲法へ改正するという不埒な、安倍一派( #日本会議 ら)の権力暴走への意思が丸見えだ!/美辞(国会議員の任期の空白を避ける)で国民を騙し事実上の戦前型『超然戒厳権力』を憲法の条文化(“フランス憲法の戒厳(↓▲1/ここでは省略、下記URLへ入って参照乞う)”とベクトルが真逆のヒトラー式で手中に)するのが狙い!】 ⇔ 憲法改正/改憲へ緊急事態条項 議員任期特例 安倍政権方針20160101毎日新聞https://goo.gl/8H2AyK


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◆総翼賛メディア影響下の国民による常在ca.7割「棄権」の「集団的自己規制」選挙でアベ独裁がいよいよ完成か?http://goo.gl/y4Vbvk  goo.gl/gHVqs1 https://goo.gl/yH1KmK  

・・・20160214サンデーモーニング/高市大臣の電波停止発言について、目加田説子教授コメント→「放送法は事業者側が自律的に公平性を担保するもの。電波は政府の私有物でなく国民の公共財。政府が介入することがあってはならない。@knamekata 


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◆【海外メディアで拡散する日本の恥or #日本会議 のホコリ?w = 安倍式Jap.メディア洗脳効果?】特に英エコノミスト(添付画像)の現状認識は秀逸!日本国民は総認知症or総痴呆症を罹患か? デモ〜、未だ支持43% が不支持38%を圧倒する!(NNN世調2.19〜2.21))Cf. https://goo.gl/x2HdUL


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◆【アベ・カルトの怪我の功名?“安倍とベッドを共にするw記者クラブメディア(↑)”は殆どが極右変質者アベらの仲間?一方、日本の女性たちが希望の星となり輝き始めた!】安倍政権はパンティー泥棒など「政(性?)事」的変質者バカリ(♂♀共に)なので、その方が売上伸びるから(国民では極右変態親父らより女性の意識が高い)!w ➡ 女性週間誌、ファッション誌が安倍批判、改憲反対特集を継続中!その理由とは?20160222リテラhttp://goo.gl/nujPRM


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◆やはり #日本会議 の思惑に嵌った!日本国民は<財政危機→「日露戦争」勝利でも重税(財政危機故の)補填不能→日比谷焼討事件(ポピュリズム暴発)→戦争必然意識化が軍国主義暴走の肩を推した>の戦前史を真剣に学ぶべし!つまり、財政危機に因る重税の穴埋め目的の巨額賠償金を日露戦争勝利でも得られなかったことへの国民層の怒りが動因となり、爾後の日本が軍事国家主義へのめり込む必然の流れが生じた!➡ 安保法「廃止すべきでない」47%「廃止すべき」38%(この急激な反転には、おそらく北のミサイル発射あたりが影響?):共同世調20160223健ブログhttps://goo.gl/wa4MIo

・・・Cf.北の暴走を口実に 安倍政権が目論むミサイル防衛4兆円計画20160224日刊ゲンダイhttp://goo.gl/njxaCL 

・・・Cf.コレは、神社本庁ら安倍一派による大日本帝国憲法下における「軍部大臣現役武官制」(軍部大臣(陸軍・海軍両大臣)の補任資格を現役軍人に限る制度)復活工作である!➡ 制服組自衛官が権限大幅移譲要求/20160222共同0222@只のオッサンhttps://goo.gl/TGdARo 


二・二六事件の皇道派に対峙した東条英機らの統制派(ファッショ志向の論理を内包する #日本会議 や安倍一派らに重なる)は、皇道派とは異株の追憶のカルト!そもそも「○暴」起源である「政党」の腐敗の度が過ぎれば、現在でも同種軍事テロは無縁でない!/その意味で226事件の振り返りが今こそ重要。きょうび何やら自衛隊制服組が勢いづいているかに見えるのは、必ずしも安倍一派に共鳴しているとだけは言い切れない不気味さを感じる。20160229@只のオッサンhttps://goo.gl/J657on https://goo.gl/M6GqZp 

・・・Cf. #日本会議 、神社本庁ら安倍一派による大日本帝国憲法での「軍部大臣現役武官制」(軍部大臣(陸軍・海軍両大臣)の補任資格を現役軍人に限る制度)復活工作である!20160222@只のオッサン ➡ 制服組自衛官が「文民統制」を外す権限大幅移譲要求20160222共同http://goo.gl/zcrS5I


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◆案の定、此奴も神政連(≒ #日本会議 )メンバー!戦前“悪の誤謬”たる超然「軍事国家主義」復活へまっしぐらの安倍政権! ➡ また閣僚・岩城光英法相が爆弾発言!「特定秘密保護法」、安保上は対省庁「会計検査院」検査でも適用!20160224BJ https://goo.gl/RNxKIC


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◆【必見動画/安倍政権が放送局・メディア介入を躊躇しない理由が判明20160220ニュースコメンタリーhttps://goo.gl/HaZ9Ob

・・・Cf. 20160221@只のオッサン「憲法の二重基準(精神の自由>経済の自由)」無視も、「恫喝行政」も共に安倍らが嵌る #日本会議 らの狂信カルト汚染に因る!コノ危機的状況に国民が覚醒する事が先決! http://goo.gl/nSjY6U


(個性的な日本文化は幾度となく波及的に押し寄せた東アジア漢字文化圏ら『多層移民文化と歴史の坩堝』(エトノスの受け皿)から開花した!/いま最も肝要なのは日本伝統文化のシニフィエ、『寛容のホスピタリティ』への気付き!それはポスト・グローバリズム世界が求める民主主義の新たなベースとなる可能性が高い!/関連参照⇒(プロローグ)‐<注1>


・・・わが国の先住多層文化エトノス(古代の渡来系移民らが広く深く絡む重層的な歴史・文化交流の坩堝から開花した日本文化の寛容な個性と尊厳の魅力、つまり日本伝統文化のシニフィエ)への気付きこそが、これから本格的に日本が世界へ貢献するための大前提となる。そして、<『日本自身のデモクラシー深化を積極的に求める国民意思の存在』と『“国民主権⇔国家主権(国家フレーム)”の間で闘わされる永遠の相克を粘り強く、日本人としての矜持を持って勇敢に凝視できる意味での愛国心』>の二つこそが、ポスト・グローバリズム世界でも国際的に通用する、より寛容な民主主義を日本から全世界へ向け堂々と発信するための必須条件となるであろう。・・・


(参考情報)


◆15年度「税収増」の主因は消費税増、約6兆円+大企業法人税収&株配当等の一時的な超金融緩和要因であり、16年度の税収増見込は画餅だ!アベノミクスこと「安倍現人神化」戦略など<カルト狂人の妄想>(↓補足)ではない、等身大モデルの「国家観」設計が先決である!➡ 税収増使途の議論自体がおかしい/朝日・社説20160131@hanachancause https://goo.gl/UbLsf0


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・・・<補足>安倍政権に漂うカルト的で不可解な「闇=不経済、非合理」の空気、つまり<憲法、立憲主義、正当歴史観を敵視するヌエ(鵺)的センチメントの闇>を解くカギは安倍晋三首相・自身が天皇を除いてでも「現人神」化することを、例えば遥かな歴史の中で潰えた天皇家に匹敵する古代氏族、葛城氏or蘇我氏らとの繋がり辺りを過剰意識する<狂>の血脈!まさに日本版ISではないか?!20160130@hanachancause  ⇔ 今や今上天皇家を抵抗勢力と視る安倍晋三は日本をどうする気か?GHQのA級戦犯・岸信介「解放」に謎が!20160128ブログあいば達也、https://goo.gl/WDcu6t


◆「変わる?日本のODA戦略」(BS11/20160202放送)出演の木原誠二・外務副大臣(衆議員 #日本会議 )が、今後は支援対象国での『人間の安全保障』を重視してODA援助を実行すると話していたが、肝心の日本で<国民主権>否定の改憲コト『壊憲』(日本国民の“人間の安全保障”の破壊)を謀り、どう帳尻合わせするつもりか?w 20160203只のオッサンがツイート https://goo.gl/vFWKcu


◆現実無視のアベノミクスに媚び、想定外しっぺ返しアベノリスクと「中央銀行独立性」等の原則を無視する傲慢かつ無責任な暴言!アベノカルトに取り憑かれた日銀!?➡マイナス金利の拡大辞さず、追加緩和の手段に限りはない!/黒田日銀総裁@只のオッサンがリツイート20160203日経、https://goo.gl/OEtNOE 


・・・


上に掲げた参考情報のケースに止まらず、例えば世界的に注目を浴びた日銀のマイナス金利導入決定(5:4で決定)にしても、それは今や中立機関ではない霊媒師or陰陽師の巣窟?化wした日銀(それは安倍首相が卜する『卜占政治』の小道具!/委員6名+総裁・副総裁(2名)=計9名で審議)の中で行われた。しかも、マイナス金利に賛成の全員が「第2次安倍内閣」任命であり、反対派4人の委員は全て民主党政権が任命した委員!そして、残るアンチ・マイナス金利の4委員中の2人を、安倍が4月に賛成派と差替える予定である。実にフザけた「卜占日銀審議会」だ!


だから、そのようなコトよりも、いま最も急ぐべきは<『健全な国家観』構築>ということであり、それは決して #日本会議 らの麾下で安倍政権が謀る<岸 信介・理論>、『旧関東軍式、満州国統治経営理念(国家神道式の軍事国体論=国家神道+スターリニズム型独裁+植民地主義)』の復活などではあり得ない。それは、この岸 信介・理論の根幹にあるのが、「先住多層文化エトノス」の理解とは真逆の民族派極右流の超然ニヒリズム「大軍事国家主義」なるドグマであるからだ。


そうではなく、いま肝要なのは「カナダの若き自由党党首、ジャスティン・トルドー首相が改革の旗印として掲げたような先住多層文化エトノス(日本の場合は渡来系移民らが深く絡み合う、東アジア漢字文化圏の終着駅たる重層的な歴史・文化交流の坩堝から開花した日本文化の希少な尊厳性/ #日本会議 の穴クロ・マスターベーション発想とは異次元!w)への気付きを前提とする身の丈に合う冷静な国家観と、それを具体化する適切な方向付けプログラムを設定する」ことである。


無論、そこで大切なのは、ポスト・グローバリズム時代の民主主義の持続・発展可能性を確実に視野に入れた“新たなデモクラシーを求める国民意思と国家フレームの永遠の相克”を直視する勇気と責任意識の存在ということだ。なお、ここでは具体的に書き込む余裕がないので、【適切なプログラムを設定するため目指すべき方向】だけを以下に箇条書きで記しておく。


【理念的方向性に関わる事項/「寛容のホスピタリティ」の湧出源「先住多層文化エトノス」は、地球環境(未生の経済資源環境も視野に入る)と調和しつつ付加価値の創造と分配を持続させるカギ】


●【地域環境と調和した付加価値創造の持続的湧出源でもある『寛容のホスピタリティ』】軍事国家を志向する「卜占政治」( #日本会議 、神社本庁ら政治的変質者の超閉塞的“愛国エロスの欲動”で日本国民のみならず全人類を<歴史・文化改竄地獄の世界>へ連れ込む穴クロ&カルト式ドグマ政治)から脱出して、「特に先進国の人口減少傾向、高齢社会化、市場原理主義の欠陥」等の現実を直視する<ミドル・パワー国家像/正当歴史観と先住多層文化エトノス>への発想転換が肝要!

・・・Cf. 長期金利マイナスは国内に「収益源と稼ぐ場所がない」ことを意味し、更に長期化なら「日本経済の死」へ至る? or 超バブル&財政規律弛緩の襲来? つまり、悪貨のみ二択の隘路に嵌るのが必然である!20160131ロイター・コラム田巻一彦氏:マイナス金利で止めた株安・円高/楽観できぬ日銀の挑戦 http://reut.rs/23xACCp

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●「日本軍国主義が国連創設に最大の影響」を与えた<マイナスの日本近・現代史>を安倍晋三らは直視すべき!/201508雑誌『日本の科学者』河辺一郎論文(日本科学者会議編)」を無視する、現行「安倍自民党の『健忘の霧』戦略(カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』などのメタファー/健忘・忘却は避け得ないものだからこそ歴史・文化の絶えざる想起の意義がある!一回性(一期一会)故の<人間の協力>関係の意味が理解できる人間ゆえの“寛容のホスピタリティ”がポスト・グローバリズムにおける経済復興のカギ!http://goo.gl/9MaUqa 

・・・Cf. 穴クロ<自民党改憲草案>で国民主権の否定と平和主義の放棄を前提する美しい神の国なる固定カルト観念のドグマに固着する戦前日本型『構造災』の復活を謀る安倍一派の欲動を一刻も早く放棄させることが急務!https://goo.gl/lkDMfG 

・・・Cf. エピゲノム病からの脱出が肝要!遺伝子配列情報とは異なり、環境等により後天的に変化するのがエピゲノム(http://goo.gl/HR4NWP)。⇒要参照/金子勝・児玉龍彦、共著『日本病―長期衰退のダイナミクス』 (岩波新書)

・・・Cf 発生生物学者・古澤満著『不均衡進化論、Disparity Evolution』(筑摩書房)をヒントに生命現象の持続性・継承性のアナロジーで「正統保守」のあるべき姿を理解すべき。http://goo.gl/rgYD23


(関連情報)


◆安倍が言い始めた「同一労働同一賃金」ら<労働生活保障>に関わる条件「改革」の第一歩は、欧州並みに労組の責任と役割を経営側がインセンティブの一環と自覚し得る法整備への変革に尽きる! ➡ 日本は「非正規社員の低賃金」に課題/日経ネットhttp://goo.gl/EAmFXd  20160229@只のオッサンhttps://goo.gl/CA81Sm 

・・・(従って)非正規低賃金https://goo.gl/CA81Sm の問題は、G20で日銀の超マイナス金利が安倍の通貨安誘導&格差放置の本心の現れ?と訝られた原因!➡ G20 中国でなく日本が通貨安競争の懸念材料に浮上20160227bloomberg http://goo.gl/ZpoIDe 20160229@只のオッサンhttps://goo.gl/C9ve7q 


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◆【安倍内閣、#日本会議 、神社本庁らに取り憑いた「超カルト設計主義」、その傲慢なアベコベ観念(“授権規範性&国民主権”削除で日本国憲法を本物の立憲主義憲法に改憲できる!)は、経済社会はおろか全日本国民を抹殺する恐れがある!】特定の国民(非権力少数派ら)をクローン道具と見る関東軍(満鉄調査部)式「設計主義」の極致(“安倍&稲田”的な狂気の核心は“美しい真姿顕現”国体論/古来から在ると一途に信じられる神州不滅たる日本国の真の在り方、そうあるべき国体の姿という理念モドキの妄想!)!

・・・Cf. ポスト安倍で <日本史上初の女性首相候補>が売りの稲田朋美(救国のJap.ジャンヌ・ダルク?稲田も安倍を現人神と崇める㋖印?w)は生長の家“過激派”(終戦時、敗戦否定=宮城クーデター事件の主流イデオローグ)を信奉する国家神道のネオ権現様か?w20160225@只のオッサンhttps://goo.gl/7nBDiL 


<補足>「宮城事件」(敗戦の受け入れ否定を目的としたクーデター未遂(玉音盤)事件)に関わった「生長の家」の役割

・・・「宮城事件」は昭和20年8月14日の深夜〜15日にかけ一部の陸軍省幕僚と近衛師団参謀が中心に起したクーデター未遂。一派(敗戦を受入れる天皇の首のすげ替えを主張する者もいた)は詔書の録音レコード(玉音盤)の奪取と玉音放送阻止を謀った。先ず将校達は近衛第一師団長森赳中将を殺害。次に師団長命令を偽造し近衛歩兵第二連隊を指揮して宮城(皇居)を占拠する。が、陸軍首脳部及び東部軍管区(田中静壱司令官/熱烈な“生長の家”穏健派信者)の説得で失敗。一派は自殺もしくは逮捕され日本の降伏(玉音放送)は予定通り行われた。この計画を立案した陸軍将校たちは、その殆どが非常に過激な「日本固有民族・固有文化主義者」である平泉澄の思潮の熱烈な信奉者であった。


<補足> 平泉澄の思潮[皇国史観/カミカゼ自爆型聖戦玉砕(このみいくさ)原理主義]

・・・熱烈な皇国史観のリーダーであった平泉澄は戦時下の国史学界を主流派としてリードし、軍部との関係も深く社会的に大きな影響力があった。終戦後も、1954年(昭和32)6月30日に首相(吉田茂/吉田が主導したか否かは?)官邸で行われた「自民党憲法調査会第二分科会」で、平泉澄は国会議員らへ『以下➡』のように「日本国憲法の破棄」を過激に迫った(安倍政権の異常な“壊憲”を促す欲動因の一つ!/出典:昆野伸幸著『近代日本の皇国史観再考、国体論』―ぺりかん社―)。

➡ 『日本国を今の混迷より救うのは何よりも先に日本の国体を明確にすることである。而して日本の国体を明確にするためには第一にマッカーサー憲法(平和憲法)の破棄である。第二は明治天皇の欽定憲法の完全復活である。このことで初めて日本は対米従属からり独立し、天皇の威厳を取戻し天皇陛下万歳を唱えつつ、我われ国民が祖国永遠の生命のため喜んで自己一身の生命を捧げる(全ての日本国民が自爆型聖戦で玉砕・散華する)ときに、始めて日本は再び世界の大国として立ち、他国からの尊厳を勝ち得るのである。』


【政策的方向性に関わる事項】


●暗い高齢・福祉社会➡「人口減の現実」直視による、明るい高齢・福祉社会への発想転換/「高齢者扶養地獄のドグマ」からの脱出

・・・生産性向上の問題を視野に入れた生産年齢人口(年齢階層別就業率)の定義の変更可能性、および「全人口:生産年齢人口」総対比へ根底から発想を転換すべき


●安倍政権の根本に潜む排外主義(その戦前型『民族派』極右性、“ #日本会議 病、国家神道病”)を放棄し、例えば地域づくり、地方活性化、あるいは観光政策に積極的に取り込むなど「一定の移民受け入れ政策と連動した人口減対策」(特に、日本伝統文化の中核となる優れた“ホスピタリティ精神/心の丈をつくす相手への配慮”と西欧的価値観に根差す“権利・義務の観念”の融合・融和から新たな日本伝統の発信&世界貢献可能性がある!)を具体化すべき

・・・Cf. 【寛容政策のドイツが孤立するって?苦w が、これはロングスパンにおよぶ政治カードの問題!しかも、それは他人事に非ず!】日本は目前に迫る「少子社会化」を直視して、過剰マイナス金利式「軍事国家(戦争・軍需)主義+金融工学式バクチ金融」に代わる活力源として、ポスト・グローバリズムに必須の<寛容のホスピタリティ>を前提とする一定の段階的難民受入(闇ブローカー介在型に非ず!)を本気で企画すべき!➡中・東欧6カ国が難民規制をEUに要求し受入削減を迫る20160217日経http://goo.gl/JsGTuK  20160219@只のオッサンhttps://goo.gl/7tqIyA


・・・容量オーバーなので、これ以下の内容はコメント欄でお読みください・・・

なお、同じ内容をEver∸Note(➡)でも、こちらは画像付きで読むことができます。➡ https://goo.gl/Uv0py1

2016-01-09 安倍政権が強める天皇批判と対宮内庁圧力、その歴史修正の欲動を

toxandoria2016-01-09

安倍政権が強める天皇批判と対宮内庁圧力、その歴史修正の欲動を根絶する糸口は、「国家神道」派極右(文化的相貌失認症/変質者の愛国エロス)と「正統保守」を峻別する「未了の相克」へ持続的に挑戦する意思

Lara Fabian – Ma vie dans la tienne (あなたの中の私の人生/Official Video)

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■【Cover Images】2015晩秋の風景、京都/古代、渡来系文化の残照・・・

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1 上賀茂神社・社家町の風景1:社家町は賀茂(鴨)神社の神職系の人々の住まいとなってきた地域であるが、これらの人々は古代氏族・鴨氏の末裔であり、鴨氏は有力渡来系氏族・秦氏(中国・朝鮮半島系/太秦と深草が本貫地)と永く深い縁を結んできたことが知られており、鴨氏そのものも渡来系氏族である可能性が高い。            

2 上賀茂神社・社家町の風景2:また、賀茂神社そのもののも渡来系神社であることが窺われ、近年、その方面の研究が進みつつある。

3 蚕の社(太秦/木島神社内):『続日本紀』の大宝元年(701)4月3日の条に当神社の名前があるので、それ以前から祭祀されていた古い社である。渡来系氏族、秦河勝による広隆寺創建とともに勧請された養蚕神社とされる。

4 大酒神社(太秦):『広隆寺来由記』によると、仲哀天皇四年、秦始皇帝の裔・秦氏の祖功満王が来朝し始皇帝の祖霊を、広隆寺に祀ったのが当社であるとされる。

5 蛇塚古墳(太秦):京都府で最大の横穴式石室を有する前方後円墳であったが墳丘封土は失われ石室のみを露出する。聖徳太子アドバイザーであった渡来系氏族、秦河勝の墓である可能性が高い。

6 大原の風景1:大原の寂光院は、寺伝によれば聖徳太子が父・用明天皇の菩提のため開創したとされるが、

7 大原の風景2(寂光院):聖徳太子と秦河勝の繋がりから、やはりこの地にも渡来系の人々の色濃い足跡の広がりが窺われる。


プロローグ)法隆寺『木造観音菩薩立像(百済観音)』

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・・・6世紀半ば〜7世紀中葉頃の飛鳥時代でも未だ“自らが半島人か?日本列島人か?”の意識は、おそらく現代ほど明確ではなかったと思われる。従って、この『百済観音像』は、その時代の曖昧な<相貌認識>として見るべきかもしれない(関連参照、以下『補足2』)。(当画像はウイキより転載)


奈良県斑鳩町の法隆寺には、和辻哲郎『古寺巡礼』、亀井勝一郎『大和古寺風物誌』などで紹介され(大正時代以降に)広く知られるようになった国宝『百済観音』(7世紀前半〜 中葉頃の作、作者・製作地(半島or日本?)ともに不詳)がある。


八頭身の長身(高さ2.09m)でクスノキ(樟)の一本造りであるが、両腕の肘から先と水瓶 、天衣などは別材で継いである。同時代を風靡した止利(鳥)仏師(鞍作止利とも呼ばれ、中国系、今来の渡来人とされる/飛鳥大仏(飛鳥寺)・釈迦三尊像(法隆寺金堂)などの作者)の様式とは大きく異なり、純化された美しい体躯の造形が特徴で、アーモンド形の目とアルカイック・スマイル(この点は止利様式と共通)を湛えた表情(独特の相貌)が神秘的である。


元禄期〜明治17・18年頃までは「虚空蔵菩薩」と呼称されていたが、明治19年に岡倉天心が調査を実施(維新政府による廃仏毀釈なる文化破壊の蛮行、一種のヴァンダリズムへの危機感から実行された/関連参照→補足1)した時の記録には「朝鮮風観音」と記されており、いつしかそれが百済観音と呼ばれるようになった。


顧みるに、古代「飛鳥〜白鳳〜天平〜平安中期」以降の日本文化が独創性の点で優れているとすれば、それは東アジア漢字文化圏(近畿圏を中心とする日本列島はその受け皿であり終着点であった/関連参照 →http://goo.gl/m1IJtw )における重層的・波状的な外来文明の坩堝の中で、寛容かつ謙虚に中国・朝鮮半島などからの渡来系文化に学びつつ(新羅との関係が悪化する、およそ聖武治世期より後は渤海からの遣日本使が主流となる)、より日本的な方向へそれを“純化”させ「日本文化のユニークな芸術性」を探究してきた点にあると考えられる。


それは同じに見える「純化・純粋化プロセス」でも、“先ず脳内で空高く飛翔する靖国顕幽論あるいは国家神道らのドグマ的な観念世界(“変質者のエロス”の欲動/委細、後述)ありき(例えば、現在の安倍政権を陰で操る #日本会議 らの如き)”の架空(虚構・妄想の類)の出来事ではなく、それぞれの部門と立場に応じ懸命に生き抜くため日本列島に定住した人々の日常のリアルに根差す、地道な文化創造の努力が培った結晶であり、結果的にそれが「観念的にも非常に美しい日本文化のエッセンス」となったのである。


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このような観点からすれば、かつて『古寺巡礼』の著者、和辻哲郎が<靖国神社平田篤胤が“手遊(すさ)び”で創作した靖国顕幽論(幽顕思想)/国家・日本の主権を持つ資格がある玉砕戦の英霊を頂点とする霊界ヒエラルキー日本国民の上部構造として君臨する、と考える)の思想は『変質者(文化的倒錯の観念を持つ輩の意味!苦w)のイデオローグ(“変質者のエロス”の欲動)』であると指摘>していたことが実に慧眼であることが分かる。(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社、ほか/関連参照 ⇒ ノーマンブラウン『エロスとタナトス』―竹内書店― http://urx.blue/qdr6 )


<補足1>偽装極右ならぬ正統保守のあり方を見据えた岡倉天心の驚くべき先見性について


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今を去ること約110年以上も前に、『日本の覚醒』(1904/東西の架け橋の意識をアピールした著作)を出版した岡倉天心(1862-1913)は、慧眼にも、日本が、その後“軍国主義国家からグローバリズム時代を経て、やがて現在の「安倍晋三的なもの、すなわち #日本会議 的なものによるエクリチュール(日本国民が歴史過程で創造してきた凡ゆる文化所産・痕跡)破壊・改竄の蛮行」が再び復帰する時代”をすら予感していたようだ。それ故、その後の岡倉天心は日本社会の主流権力(ファッショ軍国主義に熱狂する戦争へ向かう奔流)から疎外され、異端視されることになった。


因みに、これはヨーロッパ全般に言えることでもあるが、特に「フランス革命ナポレオン体制〜反動体制〜第三共和政(1870〜1940(ナチス侵攻期まで))」の過程で繰り返されたヴァンダリズム(フランス革命の暴走による、「廃仏毀釈」に似た文化遺産・建造物等の破壊行動/逆に、維新政府がヴァンダリズムを“表面的”に剽窃したのが廃仏毀釈である可能性が高い)との闘いの中から、次第に文化遺産・歴史的記念物あるいは美術史・音楽史・演劇史などを重視することの重要性が理解され今に至ったのである。


このようなヨーロッパ近・現代史の流れを見ると、日本の伝統美術を継承することに価値を見出し、明治維新政府によるヴァンダリズム(廃仏毀釈)に抗して、岡倉天心が19世紀後半〜20世紀初頭にかけて、帝国博物館(国立博物館の前身)・古社寺保存会(文化審議会の前身)・古社寺保存法(文化財保護法の前身)・東京美術学校東京芸術大学の前身)・日本美術院などの諸制度創設に関わり、菱田春草横山大観らへの支援と古社寺・仏像等の保護・保存・復興に力を注いだことは、決してヨーロッパにも引けを取らぬ、非常に先験的な活動であったことが理解できる。因みに、#日本会議 、神社本庁らがやっている「歴史修正主義」活動は、正統保守を“騙り”つつ、まさにこの過程を遡行する蛮行に他ならない!


また、このような視点から見ると、世界に誇るべき寛容かつ謙虚な「正統保守」的観念を持っていたはずの日本人が、政財官学のみならず一般国民の殆どまでもが、美しい日本の自然環境と国土、そしてその「未来と子孫」への継承可能性の破壊(決定的ヴァンダリズム)以外の何物でもない「“原発一極(一穴?w)経済”絶対主義なる<狂信=安倍晋三の“世界一絶対安全な日本のアンダーコントロール原発(今や、最も危険で明らかに費用対効果が劣勢な電源プラント)を世界中で揺るぎなく推進する”という狂信政策>に嵌ったまま、みすみす日本が総掛かりで亡国への道を進みつつあるのは何故なのだろうか?


<補足2>日本の『報道の自由度』が下がり続けるのは何故か?/重度「相貌失認症」を罹患し、安倍の“豚婢”(脂ぎった“ブランド豚”扱いの肥えた“はしため”)と化した日本のジャーナリズム(四次元的「相貌認識」の能力は“真人間”だけがもつ!)


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人間の脳には<絶え間なく変化し続ける過去(個人的経験、様々な体験や歴史認識などの記憶を含む)から現在へ、そして未来(人間の宿命ともいえる“未了の相克”へ投企・挑戦するベクトル)へ流れ続けるという『時間』軸に加え『形』と『色彩』を動的(ダイナミック)に総合し把握する>という、いわば「他の人々の生きた相貌」(時間も加わる四次元の中で生きる相貌)を瞬時に認識し記憶する能力があり、それが他の動物一般とは異なる『人間らしさ』を人間社会へ与えていることが分かってきている(関連参照 →山口真美赤ちゃんは世界をどう見ているのか』―平凡社新書http://urx.blue/qcEG )。


そして、この「相貌認識」の能力が失われる「相貌失認症」という病気があることも知られており、それには2%程度とされる先天性と、後天性の二種類がある(出典 → http://urx.blue/qcET )。後天性「相貌障害」の場合は、人間の顔を認識し識別する脳の側頭葉・後頭葉に偏在する「顔領域」が、事故・疾患・洗脳・ストレスなど何らかの外圧による損傷を受けて「生きた人の顔」(敵か、味方か?付き合うべき相手か、警戒すべき相手か?など)の正しい認識が困難となるのだが根本的治療法は今のところ知られていない。


従って、現下、日本で横行する<安倍首相と主要マスメディア幹部の恒例・会食セレモニー>という、政治権力側(安倍政権自身が、国民のリアル相貌が見えない重度の相貌失認症である!)から一種の洗脳効果をマスメディアが恭しく享受する奇怪な儀式で日本の主要メディアが機能不全となっていること、言い換えればそれにより日本国民が“安倍首相を支える国家神道派・極右、#日本会議 らの実像(リアル相貌)を凝視し批判する”ことが不可能と化しているのも、れっきとした後天性「相貌障害」の一種である(関連参照↓★1〜3)。しかも、そのため主要マスメディアは日本の未生(未来の可能性)を宿す国民の実像(リアル相貌)をも凝視することが不能となっている。まことに恐るべきことである。


★1『日本の報道の自由が危険に晒されている/日本は11位から61位へ、報道の自由度が下がる理由:米国人ジャーナリスト、Jake Adelstein氏』http://logmi.jp/93108 


★2 国連の「表現の自由」調査を拒否! 安倍政権が国際社会から隠したがった“報道への圧力”全事件簿/安倍が国連調査拒否し報道圧力を隠蔽20160104リテラhttp://urx.blue/qelI


f:id:toxandoria:20160109042937p:image:w490f:id:toxandoria:20160109042938p:image:w490

★3 ミドルパワー国・カナダ式「多元解」の模索と西欧デモクラシー(目下、渦中に立つフランスがその源流)を調和させる柔軟思考による、新たな理念「解」の構築が急務!しかし、その「解」がIS同然の 『 #日本会議 と安倍の“狂”/↓*1』ではあり得ない! 矛盾を抱え苦闘する仏を凝視する一方、日本の惨状( #日本会議 と安倍の“狂=変質者のエロスの暴走”がもたらす言論弾圧の現実/↓*2)も併せて注視すべき!http://urx.blue/qelQ 

⇔ 詳報求む。RT @buu34: 非常事態を3か月延長する法案が出たが・・・、国会議員、弁護士、司法官、ジャーナリストは強制家宅捜査から除外、現行法ではメディア規制が可能なところ法案では削除、まだ幾らか良識は残っているようだ。20151120@岩上安身http://urx.blue/qelN 

  ⇔ 同感!「極右」の拡大はテロの脅威による感情劣化に因るものと理解できる。(が、ミドルパワー国・カナダ式「多元解」の模索と西欧デモクラシー(目下、渦中に立つ仏型)を調和させる理念の構築が急務!その解がIS同然の 『 #日本会議 と安倍の狂』ではあり得ない!)20151119@只のオッサンがリツイート to @金子勝 (デンマークで極右・国民党が20%の得票で議会第2党に躍進。オランダでも極右の自由党支持が世論調査で1位。/アベは国境なき世界戦争を利用し臨時国会も開かず戦争を煽りに外遊中) http://urx.blue/qelP


*1 国連の表現の自由調査、突然延期 日本政府が要請/調査に協力を予定していた市民団体関係者は「特定秘密保護法や、政府によるメディア介入などが取り上げられるのを避けたのではないか」と批判している。2015/11/19 - 47NEWS http://urx.blue/qelM


*2 民主主義への破壊的挑戦「テロの狙いは憎悪を発生させ、同時に憎悪によって迫害された者を新兵にする」という厳しい現実に対峙し、「国民主権」の死守で苦悶・苦闘するフランス(ポスト2015.11.13パリ同時多発テロ)と対照的な、同テロを好機と見て<IS同然の“狂”に因る錯覚合理主義>で「国民主権」の統制へと動く安倍政権の言論弾圧、11.17読売・産経新聞の全面広告(TBS『News23』で安保法を疑問視する岸井成格氏(毎日新聞特別編集委員)を放送法第4条・違反だと名指し批判!)http://urx.blue/qelL 

・・・その広告主“視聴者の会”の正体は『情報通信戦略調査会』!? しかも、安倍政権は、そのテロ対策の言論弾圧と同時並行・多発!的に<秘密保護法+共謀罪>再検討(↓*3)のショック・ドクトリン式改悪「改憲」へ、つまり反民主主義、反立憲主義へ拍車をかける暴走の気配を見せ始めた!

・・・日本政府は、パリでの同時テロを受け、テロ対策を強化する考えだ。来年の主要国首脳会議伊勢志摩サミット)や2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、テロに関する情報収集体制の整備などを進める方針。自民党内からはテロなどの謀議に加わった場合、処罰対象となる「共謀罪」の創設を求める声が上がっているが、曲折もありそうだ。(2015/11/17時事通信、より部分転載)、http://goo.gl/hVOeBu 


・・・


つまり、サラリーマン化した“お上ご尤もの立場の政治記者らによる<アンチ「安倍政権批判」に徹する異常な報道姿勢>”は、「彼らジャーナリストが本来なら誇りとすべき権力批判」どころか安倍政権、つまり「カルト偽装極右民族派なる異常な政治権力の相貌」(神社本庁、 #日本会議 らが意の儘に操る)に這いつくばるバカリとなるよう仕掛けられたことに因る「相貌失認症」>であり、今やこのビョーキは関連業界へ広く伝染している(関連参照↓▲1〜2)。


▲1 20151231朝ナマ:番組終了20分前になってやっと安倍政権に迎合するメディアの在り方が話題になった。共産党の小池氏が「マスコミ幹部が頻繁に安倍首相と会食をやってることは問題…」と発言したら、田原総一朗が「会食するくらいはいいけど」と言って小池氏の発言を遮ったのは酷い!認識が甘いよ 20160101@徳永みちおhttp://urx.mobi/qgND


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▲2 <下っ端の記者までが官邸とズブズブ&濡れ濡れのヨダレ>仲間となっており、今や記者クラブメディアは総掛かりで<戦前型“変質者のエロス“権力>に酔い痴れるバカリで、安倍カルト狂人内閣の真正「太鼓&提灯持ちメディア」と化した!20160106@只のオッサンがリツイート to @Trapelus(聞いて呆れる首相担当記者のごっつぁん忘年会 国民の税金で高給寿司とローストビーフをムシャムシャ こりゃ安倍政権のヨイショ報道があふれ返るのもムリはない20160 106日刊ゲンダイhttp://urx.mobi/qgNH


・・・


ともかくも、その四次元世界(三次元空間プラス“過去・現在未来の時間の流れ”)の中で生きざるを得ない人間が、いま現在の時間の流れとともに個々の相貌を内面記憶(歴史記憶も含む)の変容に合わせつつ変化させるのは、ごく自然なことだ。従って、かなり長いあいだ再び出会う機会がなくなれば、人々がお互いの相貌を忘れてしまう現象が起こり得るのも自然なことである。


また、人間的な形象をモチーフとする芸術作品もこの「相貌認識」の問題と実は無縁でないことを理解する必要がある。無論、それは、生きている人間の現在との関わりという意味だけではなく、ある「一定の歴史過程の流れの影響を受けつつ、更には個人的に経験する時間の中で生きる芸術家と人間社会の相互交流全体の相貌」を認知し同定する、その意味での新たな文化・芸術創造のスナップショット(相貌認識)ということでもある。


1 偽装極右、安倍「美しい国家主義」の正体(1)


・・・第二次世界大戦における日本軍の行動『正当化』への飽くなき策謀、それは皇国の象徴たる国家神道の宗主『伊勢神宮』を渇望する政治的変質者の“愛国のエロス”・・・


(安倍官邸が強める対『宮内庁』圧力と『今上天皇』批判は、中国の“愛国無罪(権力・民衆両方が求める異方向ナショナリズム)と「先富論」が<和諧>を模索する苦悩の葛藤”とも異次元で全く意味不明アナクロ・ベクトル)


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<参考>『安倍官邸が仮想敵国視』(出典:http://urx.blue/qdHF )する中国/その『国民主権共和ナショナリズム』の萌芽から現代の愛国ナショナリズム(現実には、権力・民衆の双方が求める異(両)ベクトル・ナショナリズムの葛藤となっている)に至るまでの近・現代中国史の概観


金立群(AIIB/アジア投資銀行、初代総裁)だけでなく、習近平(中華人民共和国主席)ら、今の中国指導層は青春期に文革という辛酸をなめたあと高度成長を成し遂げた世代であるだけに、「彼らには、植民地主義に踏み荒らされた屈辱の歴史を経て今や米国に次ぐ大国として再び世界の覇権を伺うという野心が漲っているのは確かである(出典:20160103日経、『アジア ひと未来(2)覇権を再び 野心隠さず』、

http://goo.gl/92EUwu )。


他方、「改革開放」以降の現代中国には、グローバル世界における<個人の欲望の解放(自由市場で各国民が経済的豊かさを追求しようとする意思の尊重)、国民の愛国意思高揚、そしてデモクラシー実現への要求>の三者を如何にして調和させれば共産主義一党独裁体制から軟着陸を図るための方向付けが可能となるか、つまり現代中国流「国民主権共和ナショナリズム」の方向付けの問題が重く伸し掛かっているのも歴然たる現実、として冷静に見つめておく必要があるだろう。


そこで、いま現政権が国民に提示している最もマクロなビジョンが「和諧社会(調和社会)」の建設であり、これは、富強中国の実現を出発点としつつ、改革開放による経済発展のなかで、中国に出現した様々な矛盾、つまり「都市と農村、および沿岸部と内陸部・西部地区の間の激烈な格差、更には激しい環境破壊」などの解決のために掲げられた最も大きなスローガンである。


無論、我われ日本国民がその方向付けを外部から簡単に見出すことなどは到底できる訳もない。その代わり、ここでは、かつて確かに存在した中国『国民主権共和ナショナリズム』の萌芽から現代の愛国ナショナリズムに至るまでの近・現代中国史を概観しておくこととする。(簡潔を期して、以下は箇条書きに準じて纏めておく)


・・・


中国『国民主権共和ナショナリズム』の萌芽/創立民国=「アンチ皇帝政治(一君万民)」意識の萌芽/孫文「三民主義」(民族主義(漢民族と少数民族の平等を意味する五族共和へと発展)、民権主義(主権在民)、民生主義(経済的な不平等を改善し国家主導で近代化と社会福祉を充実させることを意味する))

・・・1906年に孫文が発表した中国革命の基本理論で、中国国民党の基本綱領として採用され中華民国憲法(台湾)にその趣旨が記載されている。

1910年代の文化運動のスローガン「デモクラシー&サイエンス」 

・・・本格的な「国民主権共和ナショナリズム」の萌芽


1911〜1944:中国の「近・現代=皇帝の天下から国家への時代」=中華民国期=国民党の抗日戦争

・・・国粋⇔西化(西洋化)らの思潮が闘う混迷の時代


1945〜1949:国共内戦の時代(1949年10月1日:ソビエト連邦からの間接支持を受けた共産党軍の反撃を受け、アメリカ政府の支援と援助を受けたにもかかわらず、中華民国軍が敗退。南京国民政府が崩壊。)

・・・1949年の共産党による一党独裁政権の勝利は、見方にしだいではあるが「近代国家形成を目指すナショナリズム」の異形バージョンであったともいえる。


中華人民共和国/毛沢東の時代、その特筆すべきポイント

・・・中華人民共和国は成立して約65年となるが、その前半30年が毛沢東の時代(建国期)になり、それ以降は「改革開放の時代」となる。

・・・この「毛沢東の時代/建国期」の特色を列挙すれば、「共産党一党独裁なる政治システム、住居・生活サービス等の全てを人民に与える企業体としての人民公社システム、毛沢東思想マルクス・レーニン主義/階級闘争理論に因る革命原理主義的思想/儒教的な“郷紳社会と倫理的観念”の破壊が目的)なる文化システム」の確立ということになる。


改革・解放の時代(蠟登小平の指導体制の下、1978年12月に開催された中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議で提出、その後開始された中国国内体制の改革および対外開放政策)のエポック/市場経済への移行期(1978年 - 1992年)、社会主義市場経済(1992年 - )/「経済特区」設定、人民公社解体、市場原理導入、民主化運動の展開、「六四・天安門事件(1989.6.4)」、さらなる改革開放への流れ、大きな経済発展

・・・蠟登小平の強力なリーダーシップと「先富論」(一種のトリクルダウン論)、人民大衆の貧困脱出と生産性向上への欲望(意欲)、先進諸国から立ち遅れていたことへの屈辱感などが、その推進力となった。

・・・が、特に蠟登小平の「先富論」は、何処でも御多分に漏れずの現象であるが、極端な「拝金主義者(向銭看)」の跋扈と格差拡大の問題につながった。

・・・しかし、(これは不幸中の幸いとでもいうべきか?あるいは逆説的というべきか?)極端な「拝金主義」経済の奨励こそが、実は、中国社会の多数派層(底辺層に重なる)の人々らの中に「本格的な近代デモクラシーを求める主体的な意識」を芽生えさせたといえる。その最初の軋みが、先に触れた「六四・天安門事件(1989.6.4)」であったといえよう。

・・・しかし、問題はそれにもかかわらず、相変わらず政治体制が「共産党一党独裁」のまであることだ。そして、中国の「愛国ナショナリズム」の主導権は未だに「中国共産党による国家主義的な上からの愛国主義教育」の手中にある。

・・・また、異なる観点から見ると、中国社会は約92%を占める漢族も含めて56の民族から成る多民族国家であり、この民族問題の軋みが中国社会を襲うという厳しい現実がある。やがて、この軋みが過激化する苛烈な局面も訪れるであるだろう。

・・・しかし、孫文の創立民国(特に、少数民族の平等を意味する五族共和)の歴史を中華民国(台湾)と共有するという歴史観への深化もあり得ることが広く理解されるようになれば、少数民族問題の糸口を探る過酷なルートから、中国の国民が本格的に「国民主権共和ナショナリズム(愛国)」の意識を共有する時代が来る可能性もあると見るべきだ(共産党主導ながら基層民主、村民自治が進みつつあり、それが本格的デモクラシーの細胞化するか?)。

・・・中国の最大の課題は共産党一党「独裁権力の透明化」であるが、それは中国独自の努力もさることながら、そのためには、我われは今や大気圏も含めた意味での地球という有限な資源環境の中のグローバリズム世界で共存せざるを得ないことが明らかである以上は、特に日韓など東アジア文化・経済圏での政治・外交的な国際社会ルールの法制化も着実に視野に入れるべきである。


(安倍官邸、神社本庁、 #日本会議 らの飽くなき狙いとは?)


・・・それは、第二次世界大戦における日本軍の行動『正当化』の保証人を務めた『“政治的変質者の愛国エロス”が妄想する『万世一系皇国史観』の守護神たる<国家神道>の聖なるエンブレム、伊勢神宮』を取り戻すということ/しかし、これは悲惨な敗戦へ直結した伊勢神宮に関わる決定的誤解である!(この論点の委細は、下記ブログ記事を参照乞う↓◆)・・・


◆多数派国民層が、「伊勢神宮(日本文化のハートランド)の戦争と平和の両義的で苛酷な歴史経験」を「自らの問題」として理解することが肝要/2015-10-30toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20151030

・・・伊勢神宮は、凡そ7世紀中葉〜後半における日本国(倭国)の誕生と東アジア漢字文化圏に位置する日本文化の揺籃の地であるとともに天皇家の歴史・文化的精神基盤であり、かつ伝統神道の自然アニミズムを根拠とする全国神社の本宗(ほんそう/総祖神)である。同時に、この日本国の誕生に関わる歴史環境から、おそらく殆どの人々は全国の神社を代表する伊勢神宮が日本文化と自らの心性の基層であるとも感じているはずだ。また、実は「伊勢神宮」は日本国民の“脱原発”と真の“平和主義”の意思を未来へ繋ぐための希望の地(新しいハートランド)でもある。そして、そのことは「今上天皇の護憲主義と靖国回避のスタンス」とも深く結びつくことを意識すべきである。


・・・


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伊勢神宮の式年遷宮は戦後四回行われたが、正遷御当日(20131002)の式典に参列した総理大臣は安倍晋三が初めてである。この時には、麻生太郎副総理を含む8閣僚(殆どが #日本会議 メンバー)も参列した。しかも、NHK始め主要メディアは、このことの委細を報じなかったが、安倍政権は、 #日本会議 、神政連、神社本庁、神宮大宮司(鷹司尚武氏)ら「国家神道」復活派の希望の星である(画像は、http://urx2.nu/qhjN より転載)。

 → Cf.4【安倍首相と9閣僚が伊勢神宮参拝、これは政教分離原則違反で憲法違反。伊勢志摩サミットも要注意!】今回の、安倍首相ら10名の閣僚の伊勢神宮参拝は、内閣総理大臣以下内閣の多数が大挙し、それも神道最高の施設である伊勢神宮に参拝しているのだから、安倍政権と神社本庁が「他の宗教団体とは異なる特別のものであるとの印象を与え特定の宗教への関心を呼び起こす」という象徴効果を謀っているのは明らかで憲法違反である!201601 06ブログEveryone says I love you ! http://urx.mobi/qgfc


その当日の記者会見で菅官房長官は「これは恒例の私人としての参列で、憲法の正教分離原則に反しておらず何ら問題はない!」と “恒例のしゅくしゅく説明”を得意気に述べたが、戦後初の「安倍総理と8閣僚」の正遷御当日の参列は、神宮遷御(伊勢神宮の存在)に関わる「戦前回帰」の政治的メッセージ(=“政治的変質者の愛国のエロス”なる狂信)を、不遜にも、肝心の今上天皇のお立場(護憲主義)を一切無視する形で、日本社会へ戦後初めて発信したことになる。


その安倍首相の政治的メッセージは「伊勢神宮と国民の歴史的関係」を改めて強く意識させたが、その政治的メッセージが敢えて隠している部分を具体的に指摘すれば、それは「全国民の玉砕が前提の『愛国自爆テロ戦争』(愛国戦争を国家神道の崇高祭儀と見なす狂信!)」を司る国体(一億総“追憶のカルト”化/異常“観念同時”なる集団妄想の愛国エロスの病理)へ、再び、日本国民を回帰(罹患)させる!という安倍晋三・一派の強い決意の現れに他ならない。


(伊勢神宮を『国家神道』のエンブレムとする“万世一系の国家体制”へ回帰したいと願う変質者の“愛国エロスの欲動”が抑制できず、安倍官邸が強める宮内庁への圧力と今上天皇批判) 


そのため、安倍政権は「戦前において国家神道の象徴であった伊勢神宮」の存在意義についての内外へのアピール強化とともに、#日本会議 、神社本庁らが罹患した「変質者の“愛国エロスの欲動”/和辻哲郎」(戦前の“皇国史観”国家、日本全国の宗主たる伊勢神宮を国家神道のエンブレムとして掲げる“万世一系の国家体制”へ回帰したい強力な欲動)が抑制できず、「国家神道」復活への支持拡大が狙いの国民洗脳の好機として「20160526〜27伊勢志摩サミット」開催(http://urx.blue/qdM4 )を利用すべくその開催準備に取り組んでいる。また、それと並行して安保法(戦争法)と「平和主義放棄&緊急事態条項(戒厳令)付の改憲」に積極的に賛意を示すよう宮内庁へ圧力を掛け、平和主義と戦争反省の御発言を続ける今上天皇への批判も強めている(関連参照/↓★3、4)。


★3 安倍政治に危機感、天皇は誕生日に何を語るのか? 官邸が強める宮内庁への圧力、安倍ブレーンを使い天皇批判も20151222リテラ、http://lite-ra.com/2015/12/post-1811.html (以下、部分転載)

・・・「天皇と皇后両陛下は、安倍政権の改憲、右傾化の動きに相当な危機感をもたれている」この数年、宮内庁記者や皇室関係者の間ではこうした見方が定説になっており、昨年あたりから、官邸が宮内庁にかなりプレッシャーをかけており、天皇、皇后が思いを素直に口にするのが難しくなっているというのだ。


★4【天皇と宮内庁への圧力源は安倍政権を牛耳る #日本会議 と神社本庁/終戦時に敗戦(ポツダム宣言受諾)拒否で天皇の首の挿げ替えも覚悟して引起こされた『宮城クーデター事件』の首謀者ら、“生長の家”過激派の流れを汲む一派「日本青年協議会」が #日本会議 の実働部隊となっている】 ⇔ 安倍首相は、来夏の参院選後を視野に「緊急条項」付設から入る「憲法改正」に取り組む意欲で、おおさか維新・公明らを加えた橋下提唱「改憲勢力2/3構想」実現への布石に着手した。http://urx.blue/qdN1

・・・そこで懸念されるのは、<国民の殆どが現「憲法」を高く評価>する一方で、厳しい海外の眼差しとは異なり、日本メディアが未だにその「憲法改正」強行の仕掛人が #日本会議 であることを率直に報じようとはせず(“安倍を支持する保守層”などの婉曲表現に止まる!)、そのため多くの国民が #日本会議 の危険性について殆ど無知であり、その点に無頓着のまま #日本会議 指南の目くらましパフォーマンス戦術に洗脳されて安倍一派へ投票するようになることだ。


(しかし、安倍内閣の余りにも異常な“政治的変質者の愛国のエロス”暴走に対する『強力なカウンター効果』が期待される新たな動向が生まれつつある)


だが、今のところ伊勢神宮ら各神社の神職および伊勢神宮・宮内庁・文科省管轄の歴史・文化研究機関等の所属研究者らの多くが「原発アニミズム論(異常神話論理)」批判派であるため、日本会議・顧問の鷹司尚武氏が大宮司を務める伊勢神宮そのものが「自然アニミズム」の看板を堂々とかなぐり捨てることはなかなか困難であるだろうし、何よりも伊勢神宮と歴史時間を、これからも末永く身近に共有し続ける伊勢市民・三重県民の多数派層がアンチ「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論」(神社本庁が掲げる異常ミソロジー(神話論理))だという現実がある。



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ともかくも、「3.11フクシマ原発苛酷事故」が起こるまで、「ウラニウム・放射能アニミズム論」は神社本庁・神政連のキャッチであり、目下、神政連らがその復権を工作中!だ。しかし、一方で伊勢市長・鈴木健一氏は非核平和・脱原発派であり三重県民(特に、南伊勢町(旧南島町ほか)・大紀町/かつての原発立地予定地)には、中部電力「芦浜原子力発電所計画」を2000年に白紙撤回させたという実績がある(http://goo.gl/AFqZQL /参考文献:北村博司『原発を止めた町』‐現代書館∸)。


因みに、いま「憲法違反訴訟」が各地で準備されているが、特に「伊勢神宮のある三重県での大きな活動」を注目すべきである。安倍晋三首相は、「伊勢志摩サミット」に集まる世界のリーダーを、かつて「国家神道」の頂点に君臨した伊勢神宮に参拝させて、「戦争法(安保法)」と「原発推進/原発アニミズム論(神社本庁の神話論理)」に日本国民ともども一気に乗せてしまうという戦略を採っているようだが、これは却って裏目に出る可能性が高いようだ((注)伊勢神宮の内宮が所管する機殿(はたどの)神社が松坂市にあり、伊勢・松坂両市は隣接することに加え、歴史的な関係も深い)。

・・・Cf.1 三重・松阪市長「安保法案は違憲」 議決差し止めへ提訴20150917朝日、http://urx.blue/qek2 

安全保障関連法案は憲法9条に違反するとして、三重県松阪市の山中光茂市長が9月16日、参院での議決などの差し止めを国に求める訴訟を東京地裁に起こした。同時に、差し止めの仮処分も申し立てた。)

・・・Cf.2中核都市の松阪市で戦争法違憲訴訟、それも集団訴訟が始まる。既に原告団は750人に膨れ上がっており、山中前市長らが「ピースウイング」を立ち上げ、活発な活動を開始した。20151214真実を探すブログ、http://urx.blue/qek7 


2 偽装極右、安倍「美しい国家主義」の正体(2)


・・・内生的「国民主権」否定の国家主義ゆえに、日・韓(安倍・朴)両政権が共有する“カルト超然『買弁』権力の病巣”/20151228「慰安婦問題、日韓合意」が炙り出した日・韓(安倍・朴)両政権が共有する “カルト超然『買弁』権力の病巣”・・・ 


<補足3>買弁(ばいべん)とは?

・・・そもそも、「弁」は仕事(通訳・事務処理・仲介など)のこと。「請負業務を外国人に買って貰う人々」という意味の蔑称、いわば外国資本の利益に奉仕する欲深な輩という位の意味。買弁資本主義、買弁資本家などの形で使われる。

・・・元来は中国で官庁の必要品を調達する者を指していたが、清代のアヘン戦争前には広東で外人商館や外国船に食料をはじめ必需品を供給する特定の商人を買弁と呼んだ。南京条約 (1842) 以後は中国に進出する外国商社のために中国国内での商取引を請負い、手数料を得る中国人商人を指すようになった。

・・・つまり、「買弁」とは「清朝末期以降に欧米列強の対中進出が進むにつれ、租界、商館、洋行などが出現し、そこで求められるようになった欧米列強のビジネスを支援する中国人商人のことである。彼らの多くは外国語能力が高かったので清朝政府と欧米商会をつなぐ人脈をつくり、政治的センスも磨かれることで、その一部には豪商にまで成長する者たちもいた。横浜中華街、神戸南京中華街、長崎中華街の起こりは、欧米人と日本人の貿易の仲介役を担う華僑として入国してきたこれらの中国人の居住地から始まっている(ラスト・パラグラフの出典:桜美林大学論文/横浜中華街―華人の歴史と商売の変化−http://urx.blue/qel0 )。


<補足4>概観、「買弁資本主義」の視座から見えるアベノミクスの病巣とは?

・・・買弁政治家・安倍首相(宗主=米国)の戦争マッチポンプ(日印原子力協定が象徴)と更なる「所得弾性値」悪化傾向の放置(安倍政権は、資本⇔労働間の付加価値分配が資本側へ傾斜する構造を放置するどころか助長しつつ宗主・米国へ貢いでいる!)による視野狭窄で余裕を失った国民から先ずマイナス・スパイラルと大政翼賛の渦に飲み込まれつつあり、日本が本格的ファシズム化の様相を呈し始めたことが懸念される。http://urx.blue/qel2 20151217只のオッサン@hanachancauseがリツイート to 山崎 雅弘 @mas__yamazaki(『平和』という言葉が禁句になり政権の政策について『考えよう』と呼びかけただけで組織の役員を辞任させられる。戦後の日本国憲法下の日本とは異なる、昭和十年代について書かれた本でよく見たような空気が少しずつ社会を覆い始めている。 http://urx.blue/qel7

・・・【分配構造の歪みを更に助長するアベ「買弁資本主義」は財政危機の解決に無効!】日本の財政危機をめぐる虚実/本当に危機的なのか? ⇒ むやみにグロスの債務残高を強調するのは問題だが、現実に負債から差し引くことができる資産が乏しいのも事実だ。そのため公的債務問題を財政破綻リスクと捉えるか、金融危機リスクと捉えるのかで見方は大きく変わる。金融危機リスクと考える場合には、ネットかグロスかという議論はほとんど意味をなさない。 http://urx.blue/qbJC

・・・カナダ「財政再建」成功の事例は、財政再建を実現するには、やはり順調な経済成長が何より重要であることを示している。その証拠に、日本でもバブル崩壊以後、唯一、高い経済成長を実現していた2005年〜2007年にかけては一時的に公的債務比率の増加が止まっている。つまり、冗長な支出の削減は当然ながらも、最も肝要なことは、経団連らの強欲と私利・私欲の誘惑に敗けず分配構造の改善もシッカリ視野に入れて中間層以下の階層の生活パワーを持続的に活性化することに尽きる!http://urx.blue/qeln


2−1 こよなく「国家主義」を偏好する日・韓(安倍・朴)両政権が嵌った “カルト超然権力”なる底なしのドグマ


(日・韓(安倍・朴)両政権が共有する“カルト超然権力”の核心は旧日本軍(関東軍/旧満州統治)方式の『軍事国家主義』)


■19世紀末〜20世紀以降、日・韓両「国家主義」政権が共有する歴史的 “カルト超然権力の病巣”、それは恰もフィルム画像のネガ=ポジの如き同一カルト遺伝子の共有関係である! ⇔ 「帝国の慰安婦」/史料に基づき解釈、在宅起訴された朴教授(朴教授=慰安婦の過酷状況を強調したつもり!)/韓国メディア、著書に否定的反応も 日米の学者ら抗議声明=言論の自由が侵されつつある)、20151127朝日http://urx.blue/qelS http://urx.blue/qelT

・・・Cf. 「太平洋戦争期〜現代」に渡り日韓両「国家権力層」が共有する<関東軍仕込みの軍事国家主義史観>なる「特異歴史観念」/当座、日韓両国の支配層(安倍政権と朴槿恵政権)が、米国(米軍産複合体権力)の傀儡(買弁政権)として共有すべき目的は《国民主権の制限、「朴槿恵(→朴正煕)と安倍(→岸信介)」の偶像化、そして両「軍事愛国極右」政権の国内支持固め(韓=国定教科書、日=夏期参院選、改憲強行対策等)》であった。

・・・50年前の「日韓基本条約=極東安保基盤」の位置づけと、今回の「慰安婦問題、日韓合意」のシナリオが米国(米軍産複合体)由来(米国側からの強い要請)であることは明らか!因みに、朴槿恵の父・朴正煕は日本の陸士出身で関東軍・陸軍中尉の経験があった。

・・・その朴正煕(岸と同じ満州国人脈!/韓国第三共和国大統領)が米国(米産軍複合体)支援の下で行った経済開発の手法は旧日本軍(関東軍)仕込みの「軍事国家主義」政策であった。

・・・ところで、韓国の反共理念が米国の基本利益に一致するとの判断から「韓米経済軍事援助協定、http://ur0.xyz/q9Nq 」が締結されたのと同年、1954年の5月1日に「世界神霊統一協会(明らかにカルト教団!)」が韓国で設立されており、この符号は不気味である。

・・・しかも、《霊的なもの、あるいはカルト》が暴走的な政治権力と軍事パワーに対し支配的に関わり(場合によって、その影響力は原子力などの科学技術や文教・文化政策にまで及ぶ)、その「一般市民・庶民層に対する買弁的な抑圧の構図」は作為で創られるという意味で、そこから<中東においても、米産軍複合体がアルカイダ・ISらイスラム原理主義テロ集団の草創期に関わっていた>ということ(事実)が連想させられ空恐ろしくなる。

・・・やがて、70年安保の直前にあたる1968年には、「世界神霊統一協会」の政治活動部門である「国際勝共連合」が韓・日の双方で発足しており、日本では岸信介、ほか判事経験者など法曹界系の国会議員らがその活動に参画したことがよく知られている。(ウイキ情報あり)

・・・発足時から日本「国際勝共連合」が掲げてきた主要目標の中には、≪改憲(9条放棄ほか)・軍事力強化(三原則放棄など)・原発推進≫などがあり、これらはまさに現在の安倍政権が躍起になって取り組む重要政策となっていることだ!(ウイキ情報あり)

・・・現在の朴槿恵には韓国の経済再建という絶対的な命題が伸し掛かっており、その意味でも「漢江(ハンガン)の奇跡」(http://ur0.pw/qeDj )を実現した父・朴正煕の偶像化と再評価に縋りつくという思いが強いと考えられる。

・・・つまり、安倍晋三と朴槿恵の両者は、日韓両国の「民衆・市民レベルの歴史」とは全く異なる、殆ど異次元と言っても過言ではない特異な、米国(米産軍複合体)が“公式にではなく戦略的に公認”する私的歴史観(=関東軍仕込みの軍事国家主義史観)を共有していることが理解できる。

・・・それにしても、日韓両政府への統一神霊協会(統一神霊家庭連合へ改称/↓▲)の深い関わりが透けているのは実に不気味である(おそらくこの“統一”は米産軍複合体の監視下?)。 → Cf.「米国属国下のファシズム」とは更に言えば日韓の支配層が共有する「買弁権力」、#日本会議 が庶民層支配ノウハウに読替えた関東軍式の軍事国家主義 ⇒ 岸田外相が慰安婦で軍関与&日本政府は責任痛感の180度大転換はなぜ?20151229IWJガイドhttp://ur0.work/qaxC https://twitter.com/hanachancause/status/682067805101924354


▲【もう手遅れかも?! ∵「第3次・安倍政権」支える宗教(神政連、日本会議、旧統一協会(統一家庭連合へ改称!))/安倍政権が続く限り、大筋では『 #日本会議 』が描く基本設計どおりに日本が作り変えられていく!(週刊朝日10.23号)】 ⇔ 安倍自民党を支援する諸宗教勢力(神政連、日本会議、旧統一協会、全日仏/同上、記事)の中で、旧統一協会(世界基督教神霊統一協会)と安倍政権の関係が異常に強化されたことを注視せよ!

・・・「2015年8月に、旧世界基督教神霊統一協会が文化庁(文部科学省/下村博文・前文科相)認証で、正式に『世界平和統一家庭連合』(略称、『統一家庭連合』)へ名称が変更された。このことは、「1億総国民活躍相」(加藤勝信大臣)の『国家に奉仕させるため『家族』を使え!』と連動する現象ではないのか?

・・・同・週刊朝日によれば、この名称変更当時の文科省トップであった下村博文・前文科相は、12年12月以降の約2年半のあいだ、『統一家庭連合』系の世界日報社が発行する月刊誌「ビューポイント」のインタビュー記事に3回も登場している。http://ur0.pw/qeK5


2−2 「民族派過激国粋主義」を自負する #日本会議 らの底なしのド・アホ〜、ならぬド・アナクロニズム


・・・安倍首相は、第二次世界大戦中の日本軍の行動の一部(関東軍式満州統治の手法など)を正当化する態度を見せている!・・・


( #日本会議 の守護神たる日本青年協議会に繋がる『“生長の家”過激派』が、『民族派過激国粋主義』を自負するあまり、いまや終戦時の『宮城クーデタ事件』を引き起こした歴史を軽視するまで増長している)


■【東京裁判を”裁く”安倍組織に大波紋】ポスト戦争法は米占領政策に安倍がメス?/国際社会の孤児への道20151114「ジャーナリスト同盟」通信(本澤二郎) http://ur0.pw/qeM7 (以下、部分転載)


・・・自民、GHQなどの歴史議論組織発足へ(稲田朋美政調会長が主導で ← 救国のJap.ジャンヌ

ダルク(命名、安倍首相)/補足、只のオッサン)谷垣氏がトップ20151112朝日、http://ur0.pw/qeMc


・・・まとめ役を”穏健な谷垣”へ?とのことらしいが、谷垣は日中戦争で大活躍していた日本軍の謀略機関である「影佐機関」のトップ、影佐・陸軍中将の孫である。谷垣のハト派は、世をはばかる仮の姿であった。筆者も、すっかり騙されていたことになる。朝日新聞の政治記者も間違いに気付いてもらいたい(穏健な谷垣幹事長を担当にする、と朝日新聞が報道したことを指す←補足、只のオッサン)。


・・・残るは、9条解体の裏付けにしたい材料集めだ。敗戦時の占領政策に対して、極右・戦争勢力からの分析によって、戦後体制への反撃材料を手にすることである。東京裁判や日本国憲法制定時のあれこれに極右・皇国史観からメスを入れることで、改憲の流れを正当化しようとの、愚かすぎる野望作戦である。


・・・この謀略図面を書いているのは、外務省の谷内ら極右外交官だけではないだろう。筆者の予想では、極右教団「生長の家」信者群とみたい(但し、それは生長の家・過激派(終戦時の宮城クーデタ事件を主導した一派の末裔、およびそのシンパ)たちであり、同穏健派(同クーデタ制圧派)ではないと見るべき。


・・・安倍・稲田らが嵌っているのは「生長の家・過激派(終戦時の宮城クーデタ事件を主導)」で「同穏健派(同クーデタ制圧派)」ではない!)。谷口雅春門下だ。神社本庁や統一教会には、その能力はない。ズバリ天皇信仰の国粋主義者群である(但し、宮城クーデター事件もそうであったが、彼らは、やむを得ぬ場合は天皇の首の挿げ替えも覚悟する、れっきとした“天皇の密教型政治利用”派である!←補足、只のオッサン)。こんな暴挙を国際社会が容認するはずもない。第二の国連脱退も視野に入れたものか。狂気の安倍・自民党である。


・・・極右の学者らを集めて、そこから東京裁判を批判させる、しかし、露骨すぎると、ワシントンが反発するため、ここは適当に処理すればいいと判断しているのであろう。自らのいかさまを露呈することになろうが、70年前の占領政策の非をあげつらうことの危険性を、極右は気づいていない。筆者は、彼ら極右を天皇制国家主義者と分析している。


<補足5>天皇制をめぐる「顕教・密教」論について


ここで言う「顕教」とは、例えば現在の象徴天皇制の如く「一般国民に対し広く柔らかく安定感を与えるように作用する(良い意味で、安定装置として)システム」として機能する天皇制のことで、「密教」とは特権層(1%派を代表する“君側の奸”らを中心とするか、あるいは買弁権力ら)による<隠然たる国家支配の技術としての天皇制の利用(悪用)>の意味である。

・・・(注)この「顕教・密教」論なる用語は、久野収・鶴見俊輔「顕教と密教」論(http://ur0.pw/qePh )とは直接的には無関係である。元々、この用語には厳密な定義づけがあったとは思われず、それが引用される場面ごとに多義的な意味合いを帯びてきた経緯が観察される。ので、これは最も納得が得られた定義を基にtoxandoriaが再解釈したものである。・・・


つまり、後者(密教型政治利用)は<場合によっては「玉(ぎょく)」(天皇自身の首)をも冷酷に、生殺与奪的に政治利用するという超傲慢な意思(例えば、平安時代の摂関政治期あるいは明治維新期の「君側の奸」らによる“密教怨念呪詛式のテロリズム”発動の意思)を秘めた、非常に巧妙かつ冷酷な統治システム技術として天皇(制)を悪意で(あるいは狂信的な超然権力の立場で)利用する>ということである。


ポツダム宣言受諾(敗戦の受け入れ)の拒否で、終戦時に『宮城クーデタ事件』(かなりの人的被害は出たものの、“生長の家”穏健派などの活躍で、結果的には未遂で終結した)を引き起こした<“生長の家”過激派>の異常イデオローグを引き継ぐ『日本青年協議会』が、事実上、#日本会議 を牛耳っているという観点からすれば、安倍政権もこの“密教怨念呪詛式のテロリズム”発動の異常情念(変質者のエロス)を当然ながら抱えていると見て間違いはない(『宮城クーデタ事件』の委細はコチラ→ http://urx3.nu/qiNh )。


(しかし、その密教怨念型の強い意気込みにも拘らず、安倍政権が信奉する関東軍(旧満州統治)方式の「軍事国家主義」は、事実上、敗戦後70年の歴史過程で「隷米買弁資本主義(米国属国下のファシズム)」へ変質していた)


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■第二次世界大戦こそが「国連誕生の最大の動機」で、中国が安全保障理事会常任理事国で日本がそうでないのは此の点に理由がある。が、安倍政権は第二次世界大戦中の日本軍の行動の一部を正当化する態度を見せている!加えて、厄介なのは「“日本と韓国の一般国民”が<現在の日韓両政府は民主主義を忌避するとの意味で同じ超然権力の根を共有する>ことに気づいていないという問題がある(関連参照/↓◆)。

  ⇔ なぜ日本は国連の常任理事国になることができないのか?20150923イアン・ウィリアムス:IPSニュース/20151231翻訳: admin、http://ur0.pw/qeKT (以下、部分転載)

https://www.evernote.com/shard/s440/sh/549b0291-c473-4a8c-b867-7225fcdb4f78/3a3cf3d2e3c6ea91a847108ccbf57249 


・・・前、略・・・第二次世界大戦こそは連合国陣営における国連誕生の最大の動機であり、中国が安全保障理事会の常任理事国で日本がそうではないのはまさにこの点に理由があります。・・・ドイツの再統一後、ポーランドは国連総会で演説を行い、国連憲章に未だに残されている敵国条項に言及し、ドイツはすでに国際社会の敵ではないと認められるべきだとしました。・・・途中、略・・・


これとは対照的に、日本の安倍政権は第二次世界大戦中の日本軍の行動について一部を正当化しようという態度を見せており、反発する中国は国連において日本の戦争中の行動を際だたせようとする工作も行っています。・・・途中、略・・・


だから、日本と韓国の関係がドイツ・ポーランドの和解同様の関係に発展するとは考えられません。韓国出身の国連事務総長がその任期の後半に入った現在、日本は他の常任理事国から改めて現在の国連事務総長支持の態度を明らかにするよう国際的な圧力をかけられています。安倍首相による戦後70周年の談話に対しては、世界中から数限りない懐疑的なコメントが寄せられました。・・・途中、略・・・


常任理事国入りを目指す日本に対し、安倍首相の言動により、反対する各国が改めてその意思を強いものにしたということはまず間違いがないでしょう。国連における正義の実現と組織の効率化に貢献すべき条件は幾つか考えられますが、そのための選択肢には常任理事国の拡大はありません。・・・以下、略・・・


3 おめでたくも!?2016『初詣』は、安倍内閣指令の「戒厳令(緊急事態条項)」付『改憲』“必達祈願”の強制となった


f:id:toxandoria:20160119125251p:image:w300:right・・・つまり、それは「“安倍晋三・櫻井よしこ・稲田朋美”ら政治的変質者が欲動する“愛国のエロス”」の善男善女への強制から始まった!・・・


(“戒厳令(緊急事態条項)”付『改憲』と『総日本国民ヤマト民族極右』化が、つまり<政治的変質者の愛国エロス>が全国の神社で一斉に国民へ強制される超異常な『2016初詣』の風景、アラカルト

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■同感!上賀茂神社(京都)、北海道神宮(札幌)、大宮八幡宮 (杉並区)などにも同じポスターが貼ってあったとか?ですが、同じことは全国各地でもあるのでしょう。何の意味もない“世界の中心で美しく輝こう!”の虚勢(安倍首相、#日本会議 、神社本庁らによる密教型天皇政治利用の意思!/換言すれば密教怨念呪詛式テロリズムの情念)ではなく、今こそ冷静に自画像を見据えたうえで日本文化の誇りとは何かを考えるべき時ですね。20160106只のオッサン@hanachancauseがリツイート to 20160106止まない雨は・・・有る。もうずっと ☂@him_beere(こんばんは。・・・最悪です!/当画像は、2016初詣で賑わう上賀茂神社に貼ってあった“改憲”賛成の署名を誘うポスター@irukatodouro)http://ur0.link/qfyi

・・・Cf. 日本における現在の異常アベ・アナクロ事態の元凶は正統保守を騙る偏狭ヤマト民族主義「偽装極右」・安倍一派( #日本会議 ら)が非寛容な「国家神道」(大日本帝国の国教として整備された国策カルト/神道は超然宗教にして一般宗教に非ずとの屁理屈で、それは明治憲法の政教分離に抵触しないとされた!)と靖国顕幽論(これもカルト、というより平田篤胤が酔狂で創ったトンデモ霊界論!w)による日本支配を取り戻すための奇貨居くべしとして中国の台頭を狡猾に利用した点にある。http://urx.blue/qeje


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■「国を滅亡寸前に追い込んだ時代への反省がないまま、戦前の国家神道への回帰を目指している:山崎 雅弘氏/天皇と近代日本」/東京都神社庁のサイトを見ると、昨年11月14日に採択したという「憲法改正運動を推進する宣言」のページが新設されている。2016/1/6ブログ晴耕雨読、http://urx3.nu/qiOQ (以下、部分転載)


「この秋(とき)にあたり、神社界では積年の課題である、現憲法の制定時に失われた日本国としての普遍的な意志と、建国以来守り受け継いで来た伝統精神を憲法に取り戻し『誇りある日本をめざして』との信念のもと、憲法改正の運動に取り組むこととなった。東京都神社総代会としても、国の根幹である憲法に、正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄が、活かされることを強く希望するものである」「よって本日、東京都神社関係者大会にあたり、東京都神社総代会は東京都神社庁と共に、憲法改正の本運動推進に取り組むことを総意として採択し、茲に宣言するものである」(東京都神社庁)


・・・神社の統轄組織が公然と「現行憲法の破棄」という政治活動でシフトアップしている。東京都神社庁が「憲法改正運動を推進する宣言」で書く「現憲法の制定時に失われた日本国としての普遍的な意志」という決めつけは、戦後の日本の歩みと繁栄を全否定するものだが、自国を滅亡寸前に追い込んだ国家神道時代への反省は微塵も見られない。


・・・東京都神社庁の言う「建国以来守り受け継いで来た伝統精神」や「正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄」などの概念は、どれも『国体の本義』などで示された戦前の国体思想の焼き直しでしかない。国を滅亡寸前に追い込んだ時代への反省がないまま、戦前の国家神道への回帰を彼らは目指している。


・・・神社本庁や東京都神社庁など、戦前戦中の国家神道時代の「栄華」を今も忘れられない宗教的政治勢力は、組織名に「庁」と付けることで、あたかも公的機関のような特権的地位を受け手に印象づけているが、国家神道の暴走が国を実質的に滅ぼしかけ、大勢の自国民と他国民を死なせたという歴史は無視する。


・・・日本が70年前の夏に悲惨な敗北を喫し、国の主権を外国に奪われ、天皇の存続も危機に晒された歴史は、戦前戦中の国家神道が教えた「建国以来守り受け継いで来た伝統精神」や「正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄」などの概念がすべて錯覚に過ぎず、亡国の思考だったことを後世に教えている。・・・途中、略・・・


・・・神社本庁や東京都神社庁は、70年前の夏に喫した悲惨な敗戦における自分たち(神社界)の責任には一切目を向けず、逆に「占領軍の不当な干渉で被害を被った被害者」という立場で議論をスタートさせる。大勢の自国民の死に関わる責任をとらず、組織の利益を追求するために現行憲法の破棄を訴えている。


・・・日本バプテスト連盟が、2015年12月26日に発表した、首相による伊勢神宮の「政治利用」に反対する声明。同連盟は、戦時中にプロテスタント諸派が政治圧力に屈して戦争肯定の思想運動に加担した「負の歴史」ときちんと向き合い、反省している。


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■<神社の政治的活動は許されるのか!> 初詣(大宮八幡宮(杉並))が悪夢に変わった日〜神社の真の姿〜 /「九条を守ろう。憲法を守ろう」というと、政治的だからと問題にされる。「憲法改正を推進します」と言って神社の境内の中で署名のお願いをすることは政治的問題ではないのかね、アベさん!?お正月の参拝に数多くの人々が訪れる神社がそのような政治的活動をしてもいいものなのか?このような行為は許されることなのかどうか、わたしはすべての人に問いたい。20160103ブログ/みんな楽しくHappy♡がいい♪http://ur0.link/qfyb


エピローグ) #日本会議 、神社本庁、安倍晋三ら<政治的変質者の愛国エロス>へのアンチテーゼ/国民主権に基づく新たな“未了の相克”の時代への展望/寛容の眼差しで日本の伝統文化(歴史に根差す日本国民のアイデンティティ)を深く理解することと、日本人の心が世界へ真に開かれて世界の平和に貢献するのは同じことである


(正統保守が基本とすべき視点/日本の心の原点を伺わせる神道書『神令』によれば、「天皇制」草創期(およそ“大化改新”以前)の伝統神道は天皇に対し民衆を平等に見なす「徳治政治」を求めていた)


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■神道・宗教学者、小山悳子(とくこ)氏によれば、神道書『神令』の成立期は、およそ“大化改新”以前(中国由来の儒教の受容が本格化するより前の時代)と考えられる。ので、そこには弥生期〜古墳時代ころの伝統神道の再古の思考が潜むと思われる!/“日本文化&伝統神道”古層の再発見に繋がるか?又、これは安倍政権、 #日本会議 、神社本庁らが謀る『関東軍式、満州国統治の経営理念(国家神道方式)』復活工作へのアンチテーゼとなり得る!(固有の本格的な国風(日本)文化が成立するのは、おおよそ摂関政治開始期頃から/関連参照 ⇒当記事2−2)

・・・<日本神道史における「神」、國常立尊(虚無の元神ヨリ萌牙シタもの)の概念の展開には、現代宇宙論と神道の創生観の接点が窺われる!>、小山悳子氏【元 、気(無・虚無・非空間)ヨリ 萌牙シ(もえきばし=兆し)モノ】、ビレンケン理論等の宇宙論(http://ur0.link/qfzq )、量子物理学、先端発生生物学らの深部共鳴が暗示すること?(出典:小山悳子『日本人の求めた元神』―日本図書センター―)http://ur0.link/qfzn 

・・・寛容かつ謙虚な「正統保守」的価値、およびその意義の再発見/日本古来の神道およびに日本の伝統文化は、東西の宗教・文化(一神教VS汎神論)対立解消の可能性をすら秘めている! (出典:同上)


(注)國常立尊(くにのとこたちのかみ)

・・・日本神話に登場する天地開闢の時に出現した元神であり、『日本書紀』においては初めての神とされる。『古事記』では国之常立神、『日本書紀』では国常立尊と表記されている。別名、国底立尊(くにのそこたちのみこと)とも呼ばれる。その元神が化生・転生して八百万の神々、つまり自然界ができたというのが伝統神道および記紀の神話論理。


・・・


上掲書の著者、小山悳子氏によれば、かつて自由民権運動の視野に入っていたと見なすべき<一つの可能性としての「天皇の原理」>との関わりで想起されるのが、本居宣長と同時代の伊勢神宮の神道学者(神職)、出口延佳(1615〜1690)の『天皇・人民平等論』(現代のコトバで言えば、象徴天皇制に近い考え方!いわば良い意味での天皇の顕教式利用)である。


近年は本居宣長の天皇現人神論が神の代理人たるローマ教皇からヒントを得た可能性も指摘されているが、伊勢神宮(渡会神道)の神道学者・出口延佳(1615‐1690/江戸初期の神道家、外宮権禰宜)は、宣長と全く正反対に<神の前での平等な恩寵というキリスト教思想>から大きな影響を受けたと見なされており、それまでの神道学者より更に前へ一歩進んだ新しい考え方を構想していた。


なんと、出口延佳は日本古来の伝統神道を正しく伝える者としての誇りと使命感から、一般的理解とは真逆の『“天皇=民衆”平等論』を説いていたのである。つまり、そこでは<純粋精神・多元文化主義としての皇国史観>が現代でも通用する正統保守たる<象徴天皇制の下で「国民主権共和(デモクラシー型)ナショナリズム」へ深化する可能性>が芽生えていたのである(関連、参照. ⇒ http://urx.nu/atS9 )。


また、この見方は「情念統制理念と論理構成理念」の問題(http://ur0.link/qfzm )とも関わっており、それは未来への一筋の光(本格的に正統保守的な政治観念へ発展し、それを多くの人々が共有し得るようになる希望)を我々に垣間見せてくれることになるだろう。 


同じく、同氏は「ある意味で神の領域にまで立ち入ったともいえる先端遺伝子学(発生生物学、DNA研究)の分野で、地球上の全ての人間は同じ仲間、同じ民族と結論されたのであるから、もし過去の閉ざされた情報の中で選民思想やヤマト民族(派)の如き純血民族思想が生まれたのであれば、伝統神道においても、その部分は取り去って考えるべきである。そうすることでこそ新しい神道の優れた本質(東西を繋ぐ新たな寛容の可能性)を見出してゆくことができる」と、述べている。つまり、このような視点こそが正統な歴史認識の基本なのである。


かつて、マックス・ウェーバーは「東西の救済信仰の基本的な相違(東洋の汎神論的感性を受け入れることへのキリスト教・イスラム教ユダヤ教側からの拒絶)の原因が、主にこれら一神教側の「人間を含めた被造物」が「聖なる世界のもの」より絶対的に劣るという「聖別」観の中にあることを指摘した(出典:マックス・ウェーバー『宗教・社会論集』―河出書房新社―)。しかし、小山悳子氏によれば、特に「無から宇宙が生まれたり消えたりしているというビレンケンの現代宇宙論や先端量子力学における『トンネル効果http://urx.mobi/qfR0 』」などの知見によって、この「聖別」観念と東洋のアニミズム宗教との間に横たわる矛盾は解消されつつある。


(注)量子論でいう「無」とは?

・・・それは、時間と空間があって物質がない状態ではない。そこでは、時間も空間も物質もない状態から物質と反物質が生まれたり、消えてりしている。http://ur0.link/qfzq


・・・


然るに、安倍内閣に連なる #日本会議 のメンバー、あるいは神社本庁らに所属する「改憲」派(“変質者の愛国”エロス派)や「原発推進」派(原発アニミズム論派)の人々は、驚くべきことに「戦前型の靖国顕幽論」、あるいは「万世一系皇国史観」を未だに後生大事に篤く信仰している。だから、それを前提にアベノミクス・原発推進など凡ゆる政策(事実上の国策)が進められていることを考えれば、その劣悪なアナクロニズム(時代錯誤)が日本国民へ与える被害の大きさと深刻さは紛れもなく犯罪的である。そして、すでに戦前期において、このことを「変質者のエロス」の暴走だと喝破していたのが和辻哲三(既出)である。


この小山悳子『日本人の求めた元神』によれば、本居宣長・平田篤胤らの偏狭な日本思想(宣長の場合は、宣長が偏狭であったというより、後世の国学者・神道学者らが曲解したというべきである)、あるいは戦前・文部省謹製の『国体の本義(昭和12)』と『日本世界観と世界新秩序の建設(文部省、昭和17)』、あるいは“生長の家”過激派の異常イデオローグなどは、そもそも寛容であった伝統神道(平安中期以前の古層日本文化)の考え方を『関東軍式、満州国統治の経営理念(国家神道方式)』にとって都合が良くなるように脚色したものである(委細、関連参照 ⇒http://urx.mobi/qg4k )。


しかも、同じく『日本人の求めた元神』によれば、上掲の神道書『神令』の中で、天皇(無論、その時代には未だ天皇の呼称は使われておらず、天皇に相当するコトバとして天孫、聖朝などが当てられている)は非常に厳しく「徳治政治」の実行を求められていた。例えば、“たとえ天孫であっても神の道に背くならば、その者は位を失い下僕となる。そして、末代の末の末まで神は天孫を懲らしめるであろう”という表現で、天皇に対して「徳治政治」の厳格な遂行を求めている。


(構想の死角=意外なアーキタイプの共有、つまり“似た者どおし”ということ? 日中韓(安倍・習・朴)における国家主義(幻想の民族主義ナショナリズム)政権なる「矛盾撞着」の根源にあるもの)


・・・現代韓国の多文化政策(極右・朴政権による自己矛盾的な!w←補足、toxandoria)の推進が、テロ時代における日・中・韓のリアリズム政治が、韓国ナショナリズム内実の変化をもたらすのか、は今の段階ではわからない。しかし、こうした政策推進の背景にあるヒトの流れ(政治・経済・文化のグローバリズム傾向の促進)はとめようがなく、それに伴う社会の変化に政治が対応しようとしているのは事実である。少なくとも、韓国(あるいは中国、そして日本)を個々に「単一民族ナショナリズム」というイメージで捉えていると(民族派極右・安倍政権の背後霊である #日本会議 のごとくw←補足、同上)、現実の変化(真の‟変化のリアリズム”)を見落としてしまうことは間違いないであろう。>・・・『韓国ナショナリズムの行方:単一民族国家から多文化主義へ?/磯崎典世(学習院大学教授)』、http://goo.gl/S3lssY より部分転載・・・・


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◆「巫俗」(朝鮮民族のシャーマニズム、ムーダン)と「宮内省に鎮座してきた(現在は宮内庁内?)園韓神(そのから神社)および平野神社(祭神←おそらく百済・聖明王)」との関わり?/仏教を日本へ伝えた百済・聖明王(聖明王は武寧王の子/聖徳太子・伝記、上宮聖徳法王帝説によれば欽明天皇(or宣化天皇?)の538年に仏教が聖明王の指示で公伝したとされる)がこれらの祭神はどのような神か?これは、おそらく天皇家の精神基盤(日本文化の古層/伊勢神宮・創建の背景にも関係する?)が百済・新羅系のハイブリッドである(しかも、当の宗家では疾うに失われた半島系古代文化の貴重な遺産が殆どそのまま日本に遺されていることを意味する)ことを象徴している?また、天皇(家)ご自身と宮内庁は“歴史”から此のことを正しく理解しているはずだが、問題は文科省と安倍政権を押し立て歴史修正主義で凝り固まる #日本会議 、神社本庁らの民族派極右の存在である!/そこでは秦氏と桓武天皇の深い関わりがカギと見える、いわば秦氏は新羅・百済両渡来系の人々を信仰対象の神も含めて融和的に統率し、桓武のための黒子役に徹した可がある!/近年、韓国の国家主義的価値観とも連動し、巫俗こそが朝鮮固有の宗教であるという思想が生まれており、朴政権の‟自己矛盾的な民族多元主義“政策にもかかわらず、表舞台で近年しばしば取り上げられるようになっている。・・・参照文献、大和岩雄著『秦氏の研究』(大和書房)ほか・・・(巫俗ほかの画像はウイキより)


(注) 秦氏は、中国・秦の‟始皇帝“麾下の遺民(技術者集団)が朝鮮半島(高句麗、新羅、百済、加羅)経由で列島へ渡って来たもので、おそらく5世紀頃から日本各地に定住した前渡り渡来系の一族(一説では17〜20万人におよび、当時の日本列島人口の5%弱を占めたともされる)。大和王権および奈良時代から日本文化へ大きな影響を与えた(例えば、明法(律令)学の研究と講義、申楽(能・狂言のルーツ/観阿弥・世阿弥=秦一族)、宮中神楽・雅楽等(東儀家=秦一族)の創作、松尾大社・伏見稲荷等各地での神社造営、広隆寺等各地での寺院建立(秦河勝は聖徳太子のアドバイザー役?)、あるいは冶金・工芸技術を活かした東大寺・廬舎那仏の建立、etc)と考えられるが、特に、機内の秦氏は長岡京遷都と平安京遷都に深く関わり(山背(京都)の秦河勝の子孫が財政面から桓武天皇を支援したとされる)、中央政治の表舞台への登場は戦略上から巧みに避けつつも、特に奈良時代から宮中との関わりが深く、結束が固い殖産興業の民として日本文化のルーツを重層的に構築したとされる。


◆奈良時代の天皇は、天皇自身はその血統が百済系(厳密には百済系の血が濃い?)であるものの、「壬申の乱」以降には次第に覇権を握るようになった新羅系(つまり、当時における日本中枢の政治勢力が藤原(旧中臣)氏)の影響下に天皇家が置かれることとなったため、繋ぎ役という特殊な事情で即位した元明(女帝)・光仁(白壁王:62歳で即位した桓武の父/天智天皇の第7皇子・施基親王(志貴皇子)の第6子で白壁王と称し、その夫人・高野新傘(≪注≫高野新傘は皇后ではなく夫人、光仁の皇后は井上内親王/夫人は律令制における天皇の后妃の身位及び称号で皇后夫人・妃に次ぐ地位にあり定員は3名/なお、このような律令法制の研究・講義に渡来系氏族の秦氏がもっぱら当たっていたとされることも興味深い!)は百済・武寧王の子孫とされる。また、平安京遷都によって奈良から京都に遷座した平野神社と高野新傘は縁が深く、平城京時代に田村後宮にあった今木大神は高野新笠と山部親王(光仁の子である桓武は光仁即位の前は山部親王と称された)が祭祀していたことが判明している。なお、今木神の今木は今来のことで新しく渡ってきた渡来人を意味する。)の二名以外は、全て(七名)が天武系(新羅系の影響下にある天皇)という、きわめて特異な構図が観察されることになる。・・・『2015-01-07toxandoriaの日記/サザン『P&H』(サブカル)が“DIS”る安部「軍事国家主義」に潜む病巣は、『正当歴史認識と生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差しの決定的な欠落』http://goo.gl/t7BkGG より部分転載・・・


(関連情報)


★韓国の民族主義・ナショナリズムの特徴とその問題点/ブログなりぃ社会学、http://www.geocities.jp/nari_globe/nari_soc/korean.html

★韓国の民族主義(ウイキ)、https://goo.gl/H9TGHF


(世界平和に貢献するのは安倍政権、#日本会議 らが掲げる“政治的変質者の愛国エロス”と“積極平和主義”(Peace through War)ならず、それは日本文化についての深い理解、つまり新たな自己同一性の“未了の相克”へ持続的に対峙する果敢な勇気!)


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日本文化の古層への入り口とも考えられる神社であるが、一説では関西〜九州〜中国〜山陰〜関東辺りにある神社(全国の数では約8.8万社以上とされる、http://urx2.nu/qi84 )の少なくとも6〜7割以上は渡来(半島)系であるらしく、#日本会議 、神社本庁らヤマト民族派極右が、それを国粋・民族国家主義信仰の拠点視するのは滑稽であるバカリでなく日本文化の認識としても浅薄である!東アジア漢字文化圏(2015-09-01・toxandoriaの日記、http://goo.gl/m1IJtw )という広域的な文化・宗教現象と理解すべし!((注)北海道神宮、明治神宮、樫原神宮などは国家神道の官国幣社として明治〜大正期に創建された) to戸谷真理子@irukatodouro(なんだこれ( ; ゜Д゜)。。"@Lily_victoria: 富士山と桜の花をバックに、黒い着物姿の櫻井よしこ( #日本会議 別動隊リーダー)が、改憲を訴え。元最高裁の三好達( #日本会議 名誉会長)もですがね。…京都の上賀茂神社、改憲推進ポスター、署名コーナー ")20160104只のオッサン@hanachancauseがリツイート

・・・Cf.1新羅の仏教公認(527)は、高句麗と百済に比べると約1世紀半遅れている(下記Cf.2)。そして、日本列島への朝鮮半島文化の影響は北九州・山陰を辿る新羅ルート経由が早くから盛んであったと思われ、しかも長く続いた。従って、日本の神社のルーツの多くが新羅系であるのは当然とも考えられる。

・・・Cf.2 なお、朝鮮の古代三国における仏教受容の歴史を概観すると、先ず最も北にあり中国に近い高句麗へ372年、小獣林王の時代に前秦から伝えられ、375年には肖門寺・伊弗蘭寺などが建立された。百済では、これより若干遅れて384年に枕流王が東晋から高僧の摩羅難陀を招来し、392年に阿莘王(阿華王)が仏教を信仰せよとの命を国内に布告した。が、百済国内に本格的に仏教が普及するのはそれより1世紀ほど遅れた6世紀初頭である。残る新羅は上記2国よりもさらに遅れ、527年に高句麗から伝えられたとされる(当パラグラフはウイキより部分転載)。


・・・


ところで、八色の姓(やくさのかばね)とは、天武天皇が684年(天武13)に新たに制定した「真人(まひと)、朝臣(あそみ・あそん)、宿禰(すくね)、忌寸(いみき)、道師(みちのし)、臣(おみ)、連(むらじ)、稲置(いなぎ)」の八つの姓の制度のことである。


また、姓は古来の貴族に与えられた姓であり、尊卑を表す階級的称号とされている。そして、この中で最高位の「真人」は継体天皇の近親とそれ以降の天皇・皇子の子孫に与えられており皇別(天皇が大王であった古代から存在した王の血統の意味)とされ、「朝臣」以下はそれ以外とされてきた。つまり、「真人」だけが万世一系の皇統に連なると考えられる訳だ。


然るに、かねてから継体(26代天皇)には百済系の血筋が混じるのでは?と指摘されていたが、近年の研究によって、これが新羅系である可能性が高くなっている(近江の高島町にある、新羅系・白髭神社関連の息長氏(おきながうじ)との所縁で)。さらに、皇統を遡及し仲哀(14代天皇)まで遡及すると、三韓征伐を指揮した逸話で知られる仲哀の皇后・神功も新羅系の息長宿禰王の娘である。


しかも、そもそも八色の姓の第三位である禰王(すくね)には渡来系王孫の意味があるともされる。逆に、継体から皇統を下ると継体の子とされる欽明(29代天皇)の時に仏教公伝(538、百済・聖明王より/536〜539=宣化期、の説もある)があり、東アジア圏全体の当時の政治状況の中で百済との関係が深まり、例えば舒明(34代天皇)の王宮は百済宮と称している。


そこで、疑問となるのが継体→欽明期における新羅系→百済系の血統チェンジをどう説明できるか?である。しかも、継体→欽明期に跨る「継体・欽明朝の内乱」が未だにブラックボックス状態なので欽明が果たして継体の子であるか?の疑問は解けないままである。が、問題はそこだけに限らない。


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因みに、仁徳(16代天皇)系の武烈(25代天皇)に子がなかったので武烈没後「応神5世孫」を称する継体(26代天皇/既述のとおり息長氏の所縁で新羅系?/現在の近江・高島市出身で、母は越(同じく福井県三国町)の振姫)が507年に河内の樟葉宮(くずはみや/枚方市樟葉)で即位した。その後、継体は今の京都府内で遷都を繰り返し、最終的に敵対勢力(おそらく河内の)を排して、大和の磐余(いわれ/現在の奈良県磯城郡)の玉穂宮に落ち着く。考徳(36代天皇)が河内で難波宮を営むのは、それからら約120年後である。


・・・容量オーバーなのでコメント欄で続きをお読みください・・・

2015-10-30 戦後初!“神宮遷御儀礼”への安倍“総理”参列は、伝統構造災たる「

toxandoria2015-10-30

戦後初!“神宮遷御儀礼”への安倍“総理”参列は、伝統構造災たる「このみいくさ/愛国自爆テロ戦争」(国家神道の崇高祭儀)とショック・ドクトリン「緊急事態」で 『国民主権』制限の“神憑り『改憲』”を強行する決意の表明


秋の風景2015、エトセトラ(仙台近郊、奥入瀬渓流、くずまき・・・)


f:id:toxandoria:20151030055643j:image:w500    f:id:toxandoria:20151030060159j:image:w300 


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        f:id:toxandoria:20151030055645j:image:w450仙台近郊(作並)/賢治とモリスの館



        f:id:toxandoria:20151030061028j:image:w350:right  f:id:toxandoria:20151030061029j:image:w450

          奥入瀬(八幡平)


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くずまきワイナリー辺り(久慈・平庭高原)


f:id:toxandoria:20151030063409j:image:w600モネ『つみわら、日没(そして、記憶の残照・・・)』

Claude Monet(1840 – 1926)「Meule, Soleil Couchant 」1891 Oil on canvas 73.3 x 92.7 cm 、MUSEUM OF FINE ARTS, BOSTON



LARA FABIAN

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プロローグ安倍晋三日本会議 らカルト偽装極右(前後プロセスを含め丸ごと想起不能『文化的記憶障害』)を根治するカギは、日本伝統文化の古層に潜む<寛容のメタファー(暗黙知)>にある!


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■棄権のリアルな恐ろしさ!/国会議員一覧リスト2015.10.29 現在

http://democracy.minibird.jp/  

・・・日本国民は「棄権」が自殺・自傷行為であることを自覚せよ!それは『適任者がなく選べない』の常在5〜6割、シラケor無関心層の意思表明である棄権が仮に99%でも、現行法上、それはただ1%を利するだけの適法な選挙結果になるからだ。これが、目下、神懸る『安倍( #日本会議 、神政連) 』政権(国政選挙得票率:高々、自民15~20%(自公20~25%)程度の!)の独裁&大暴走を許しているリアルな背景!以下は、“神憑り”議員数のシェア。神政連“国会議員懇談会”の加盟者を加えると、実際の“神憑り”議員のシェアは更にこれより大きく、衆議院6割、参議院4割ほどの推計となるので驚かされる!


衆議院:239/474名(日本会議+神政連(一部重複)/神憑り民族派極右:シェア50%)

参議院:68/242 名(同上:シェア36%)


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政教分離は“政治Vs宗教”でなく“政府Vs宗教”分離だという基本理解の欠落が日本の致命的欠陥だが「 #日本会議 及び神政連」はその弱点に付け込む。20151029@hanachancaus https://goo.gl/TOVB8j 

【参考】「国家神道」の復活を謀る #日本会議 問題の根本を考える/仏「政教分離原則」確立の歴史https://www.evernote.com/shard/s440/sh/f6c97b43-5ce6-402d-b347-4f73463c768b/95e053dfd51179e2c50fc01e49fddd2d

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■必ずしも育鵬社の採用との相関度が合理的に計測される訳ではないが、大阪府(特に、大阪市・東大阪市・四条畷市・河内長野市など)、いわゆる河内飛鳥(日本文化の基層である渡来系文化の坩堝)とほぼ重なる地域で、「日本会議」の影響力と「育鵬社教科書」の採用が共鳴し、かつ急拡大している

・・・その背後には、「これら地域住民の混濁した深層意識(歴史に関わる記憶喪失・近親憎悪・錯乱から生起しハイブリッド燃料と化した異様な感情)」が漂う。つまり、安倍政権は、チャッカ・マン大阪維新を使って、作為でその燃料源(地雷原)へ火付けをしようとしている訳だ。まさに、高木(復興大臣)パンティー泥棒ならぬ火付け押し込み強盗と化した「文化破壊」テロリスト集団、安倍政権である!(関連参照↓◆)


◆偽装極右( #日本会議 =『文化的記憶障害』シンドローム)を根治するカギは、「東アジア漢字文化圏」に位置する日本伝統文化に潜む『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ)のメタファーを理解し自覚することにある/2015-09-01・toxandoriaの日記、http://goo.gl/m1IJtw

・・・Cf.1 新しい歴史教科書を作る会理事&日本会議広島理事の井上寶護って「国柱会」だったのか!里見日本文化研究所研究員だしガチだ@早川タダノリ https://goo.gl/P9pdbO

<注>「国柱会」(田中智学)の特徴は国体論(万世一系の祖、天照大神の子孫たる天皇中心政体/篤胤『顕幽論』、宣長『皇国史観』、水戸学ら)と仏法(日蓮主義)の“狂信的”結合による独善的テロ(愛国戦争)思想!愈々、小中校での危険な洗脳教育が始まる!

・・・Cf.2 日本青年会議所大阪ブロック協議会長( #日本会議 の機動部隊)を務めた、衆議院議員の遠藤敬。こいつに至っては今も日本教育再生機講大阪会長のまんま、育鵬社教科書の執筆者&応援団、推進団体の大阪責任者だもん。勿論、文部科学委員。国会質疑もこんな*↓20151027@akabishi2 http://ur0.pw/oSzP

*【動画/国会】遠藤敬(維新の党)【衆議院 文部科学委員会】平成26年10月17日

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・・・


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[動画]サンデーモーニング 2015年10月25日

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そもそも、同じ日本人である我々一般国民の日常会話でさえも、残念ながら、その殆どは「生成的」(ふつふつと湧き出る共感で絶えず新しい考えや新たな希望を創造し共有するもの)ではあり得ない。


しかし、それが何処の国であるとしても我々一般多数派の国民は、ひたすら楽天的な明るい希望の光でも、反対に真っ暗な絶望の闇でもなく、ほんの少しばかり、やや明るさの方に傾斜した薄明の中で生きている。


そして、この「やや明るさの方に傾斜した薄明」こそが人間社会を持続させる「正統保守」の “健全な活躍”のための最低限の必要条件であると見るべきだろう(関連参照 ⇒ カズオ・イシグロ文学の世界/↓注1)。


故に、<一般の人々の普遍的でリアルな心の動きが理解できる>ように、<錯誤の日本的心性>(“追憶のカルト”の正体、つまり歴史的集団妄想を隠蔽する意味での“偽装”極右たる #日本会議 )汚染からの解放が急務だ。


そして、そのために必須の「オヴァートンの窓」(↓注2)“開放”の象徴となる日本国民の連帯行動による未来への方向付けが「国民連合政府」樹立の意義である!


(補足)10.24〜25投開票の宮城県議選(定数59)で共産党(唯一、政党助成金を受けてない!)が8議席の獲得で倍増、県議会第2党に躍進。自民27議席(改選前28)で単独過半数を割り、公明は4議席維持。民主は5議席(同7)、社民は1議席(同3)といずれも減った。2015.10.26産経、http://goo.gl/4aXcso /ただし投票率40%は最低!しかも、この悪しき無関心層増加のトレンド、および“日本会議系の無所属を加え自民が過半数”はまさに #日本会議 の思惑どおり!(toxandoria)


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<注1>前後プロセスも含む歴史トピックが想起不能の『文化的記憶障害(“追憶のカルト感染”で歴史事実と真理を見紛う一種の認知症)』シンドローム根治のカギは、古代から「東アジア漢字文化圏」に属す日本伝統文化の古層に潜む『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ/多元民族・多元文化に関わる寛容の文学的メタファー)を理解し自覚することにある!(関連参照 ⇒20150901toxandoriaの日記 http://goo.gl/m1IJtw

・・・(補足)文芸評論家ドナルド・キーンによれば、生活者としての大衆(国家の主役たる一般国民層)目線の美学を追求した谷崎文学が軍部から危険視されたと指摘。また、英文学『浮世の画家』で、カズオ・イシグロは美の追求者である優れた芸術家が無自覚の内に軍部協力者に仕立て上げられる、戦前〜戦中期のやるせなく心が痛む巨匠の人生を描いた。


<注2>オヴァートンの窓(社会の共感の窓=関心層の拡大を前提に伸縮する相対的な世論支持の大きさ)については、[toxandoriaの日記『アメリカ政治学の民主主義進化論的な知見『オヴァートンの窓』⇒ http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20110106 ]を参照乞う。

  

1 戦後初!“伊勢神宮遷御儀礼への安倍“総理参列”は、「1憶国民の玉砕が前提の『愛国テロ戦争』(国家神道の崇高祭儀)」へ日本を回帰させる安倍の決意の表れ


1−1 せめぎあう、伊勢神宮の戦争(“国家神道”復活の政治的圧力)と平和! 


(“国家神道と靖国神社”の核心は、平田篤胤が冗談半分で創った顕幽論)

国学系神道の『幽顕思想(顕幽論)』は、平田篤胤が冗談半分で創った!(苦w)という学術的発見があるが、未だこれは余り一般には知られていない。重要なのは、もしこれが確かであるなら、#日本会議 、安倍晋三らは<篤胤がジョークで創ったカルト思想>にかぶれ、それをマジで日本国民へ再び強制しようとする狂人一派であることになる。恐るべきことだ。・・・委細、後述/及び、関連でコチラを参照乞う ⇒ http://goo.gl/SKQogM )


(「今上天皇家の護憲スタンス」に敵対する、日本会議 #傀儡「安倍政権」の野望)


伊勢神宮の式年遷宮は戦後四回行われたが、正遷御当日(20131002)の式典に参列した総理大臣は安倍晋三が初めてである。この時には、麻生太郎副総理を含む8閣僚(殆どが #日本会議 メンバー)も参列した(添付画像・右は、http://goo.gl/PRzaN6 より)。しかも、NHK始め主要メディアは、このことの委細を報じなかったが、安倍・自民党政権は、 #日本会議 、神政連、神社本庁、神宮大宮司(鷹司尚武氏)ら「国家神道」復活派の希望の星だ。


その当日の記者会見で菅官房長官は「これは恒例の私人としての参列で、憲法の正教分離原則に反しておらず何ら問題はない!」と “恒例のしゅくしゅく説明”を得意気に述べたが、戦後初の「安倍総理と8閣僚」の正遷御当日の参列は、神宮遷御(伊勢神宮の存在)に関わる「戦前回帰」の政治的メッセージを、不遜にも、肝心の今上天皇のお立場(護憲主義)を一切無視する形で、日本社会へ戦後初めて発信したことになる。


その安倍首相の政治的メッセージは「伊勢神宮と国民の歴史的関係」を改めて強く意識させた。その政治的メッセージが敢えて隠している部分を具体的に指摘すれば、それは「全国民玉砕が前提の『愛国自爆テロ戦争』(国家神道の崇高祭儀)」を司る国体(一億総“追憶のカルト”化/異常“観念同時”なる集団妄想の病理)へ、再び、日本国民を回帰(罹患)させる!という安倍晋三・一派の強い決意の現れに他ならない。


1−2 日本国民が理解すべき「今上天皇家の護憲スタンス」/それは「戦争と歴史」の反省による「伊勢神宮」についての深い理解


(多数派国民層が、「伊勢神宮(日本文化のハートランド)の戦争と平和の両義的で苛酷な歴史経験」を「自らの問題」として理解することが肝要)


伊勢神宮は、凡そ7世紀中葉〜後半における日本国(倭国)の誕生と東アジア漢字文化圏に位置する日本文化の揺籃の地であるとともに天皇家の歴史・文化的精神基盤であり、かつ伝統神道の自然アニミズムを根拠とする全国神社の本宗(ほんそう/総祖神)である。それと同時に、この日本国の誕生に関わる歴史環境から、おそらく殆どの人々は全国の神社を代表する伊勢神宮が日本文化と自らの心性の基層であるとも感じているはずだ。


また、このことは殆ど意識されていないようだが、実は「伊勢神宮」は日本国民の“脱原発”と真の“平和主義”の意思を未来へ繋ぐための希望の地(新しいハートランド)でもある。そして、そのことは「今上天皇の護憲主義と靖国回避のスタンス」とも深く結びつくことを意識すべきである。


因みに、今のところ神職・所属研究者らの多くが原発批判派(宮内庁関係者の多くも同じ傾向)であるため、日本会議・顧問の鷹司尚武氏が大宮司を務める伊勢神宮そのものが「自然アニミズム」の看板を堂々とかなぐり捨てることはなかなか困難であるし、何よりも伊勢神宮と歴史時間をこれからも身近に共有し続ける伊勢市民の殆どがアンチ「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論」だという現実がある。

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しかし、3.11フクシマ原発苛酷事故が起こるまで、ウラニウム・放射能アニミズム論は神社本庁・神政連のキャッチであり、目下、神政連らがその復権を工作中!だ。一方、伊勢市長・鈴木健一氏は非核平和・脱原発派であり、三重県民(特に、南伊勢町(旧南島町ほか)・大紀町/原発立地予定地)らには、中部電力の「芦浜原子力発電所計画」を2000年に白紙撤回ささせた実績がある(http://goo.gl/AFqZQL )。


そこで、我われは明治末期〜戦前・戦中期における国威発揚の戦争守護神社(英霊崇拝の靖国と違い、主祭神の天照大御神豊受大御神への必勝祈願・凱旋報告等が目的/明治末期の日露戦争頃から戦利品の砲身塔等が神宮に献納されたが、終戦時には全て焼却or鉄屑処分された)としての歴史も視野に入れ、戦争〜敗戦の過酷な歴史から積極的に学び取られた「今上天皇家(天皇御夫妻、皇太子御夫妻)の護憲スタンス」を理解すべきである。


他方、現在の「靖国神社」は、単立宗教法人(単立神社)として神社本庁との包括関係にはないが、戦前の戦争神社(軍神)としての性格をストレートに引き継ぐ。しかし、神社本庁の宗主格神社は「神宮」(伊勢神宮)だけである。


そして、靖国神社は「国策原発」推進を勧める神社本庁(厳密にはその外郭、神道政治連盟国会議員懇談会/安倍晋三会長)および、その広範な支持基盤であり、かつ皇統一系を信奉する #日本会議 との結びつきが強い。が、実は5〜6世紀頃の難波・河内の倭(ヤマト)王権(現在までの天皇家に繋がる重要なルーツ)は必ずしも血統相続での王朝交代ではなかったことが理解されつつある(出典:直木・中尾共著『古代の難波と難波宮』―学生社―)。


(伊勢神宮の国民との関係は、その参拝者の数の大きさに窺うことができる)


神宮司庁(神宮の事務組織)の統計によると、遷宮年の2013年には約900万人が内宮を、約540万人が外宮を参拝しており(合計1440万人)、これは史上空前の記録であった。2014年も内宮が約680万人、外宮が約405万人(合計1085万人)で、近年は合計1000万人台をキープ中だ(出典 ⇒ 伊勢志摩経済新聞、http://goo.gl/OeyCiZ )。


ところで、戦前の日本を「皇国史観」の眼で大きく一括りにする批判に慣れ切った向きは驚くかも知れぬが、幕末以前にもあった伝統皇国史観と明治期以降の国体論(近代国家・日本の根本はどうあるべきかの議論)の<主流派>は、直ぐ思考が空高く天空へ舞い上がる万世一系の現人神天皇論ではなく、「東アジア漢字文化圏に位置する天皇家のバックボーン」である伊勢神宮(伊勢神道)をより現実的な意味で重視する立場であった。


つまり、伊勢神宮(伊勢神道)が象徴するのは「国体論の根本は、東アジア漢字文化圏における日本の伝統文化に根差す個々の天皇の人間としての営為であり、すなわちそれは天皇の個人的な優れた人格にこそ求められるべきだ」という、ごく良識的で寛容な、いわゆる「正統保守」(伝統文化を中核としつつ漸進的な変革をも尊重する)の立場であった。


明治維新期以降の国体論に関わる思潮の要点と留意点)


国体論に関わる思潮の要点を列記すると・・・<明治維新〜明治22(大日本帝国憲法公布)〜明治中期頃/“正統保守(漸進的変革主義)と国家神道(神社非宗教(超然宗教)論なる一種のカルト観念)に因る天皇現人神論”が激しくせめぎ合う時代> ⇒ <明治末期・大正初期〜昭和10年頃/軍国主義傾斜の国体論に押されながらも大正デモクラシー(外来民主主義思想)と天皇機関説の影響に因る人間天皇論が強く意識された時代> ⇒ <昭和12年〜戦中期〜終戦期/文部省謹製の強弁『国体の本義』に因る天皇現人神(軍部支配)の時代>・・・の流れになる。


特に、その即位直後から「軍部と結託した文部省が『国体の本義』(昭和12/天皇現人神論の正統化のため文部省が作った屁理屈)を発表する頃までの昭和天皇は、<ご自身が人間であること>を自覚されていた。文部省が『国体の本義(昭和12)』(神憑る皇統一系論)で昭和天皇を現人神へ強引に“祭り上げ”た「国家神道」の本格化こそが、今の安倍政権が引き継ぐ日本的ドグマの元凶である。


(関連情報)


◆戦前戦中わずか十数年の日本の政治体制を支配し、日本に史上最大のダメージを与え数百万の自国民を死なせた「国家神道」復活を拒むことは中韓と何も関係ないが、それを肯定礼賛する人々は「国家神道否定=中韓の利益」のように論理をねじ曲げる。20151022日@山崎 雅弘twitter、https://goo.gl/GRqsGB


・・・


従って、終戦直後の昭和天皇『人間宣言(詔書、19460101(S21))/新年ニ當リ誓ヲ新ニシテ國運ヲ開カント欲ス國民ハ朕ト心ヲ一ニシテ此ノ大業ヲ成就センコトヲ庶幾(こいねが)フ・・・』は、安倍晋三・首相のお友達らが強弁する如く、なにもムリくりにGHQから言わされのではなく、敗戦までの過酷な経験から自らの誤りを率直に学び取り、昭和天皇が再び我に返られた(カルト洗脳、集団妄想が解けた)、と見なすべきなのだ(当論出典:昆野伸幸著『近代日本の皇国史観再考、国体論』―ぺりかん社―、ほか)。


言い換えれば、これも現代では多くの人々が誤解しているのだが・・・“そもそも、特に明治末期頃〜昭和初期にかけては、実は「天皇機関説」が<国家公認の憲法学説>であった(1900(明治33)〜1935(昭和10)頃)し、「昭和天皇ご自身も天皇機関説を当然のものとして受け入れていた」ことになる。


<注>天皇機関説

・・・大日本帝国憲法下で確立された憲法学説。統治権は法人たる国家にあり、天皇はその最高機関として統治権を行使すると説いたもの。国家法人説に基づき、憲法学者美濃部達吉らが主張した学説で「天皇主権説」(穂積八束上杉慎吉らが主張)と対立する。


・・・


しかし、『国体の本義(昭和12)』と、それに併行する『軍部の台頭』で活発化した『国体明徴運動』が<国策強化のための超然権力の論理(安倍首相の憲法ムリくり “詭弁” 解釈と酷似!)>として公認され、それが一方的に軍部権力によって広報が強化される中で、今度は「天皇機関説」が国体に反する学説だとして激しく排撃を受けることになった(主客が転倒した!)。


このことから、我われは、現代の神社本庁や #日本会議 (安倍首相ら)がホンネで主張する「そもそも天皇家の精神基盤たる伊勢神宮が現人神天皇の証明になっている(強いて言えば記紀にある八咫鏡(やたのかがみ)が神宮に存在することがその証明だ)」という主張には、なんら根拠も正統性もないことを理解すべきだ。それどころか軍部が台頭する前の昭和初期頃までは、天皇ご自身も一般国民の殆ども<天皇は人間である>と思っていたのである。


無論、本居宣長の「世界に冠たる万世一系、現人神天皇論」は広く知られていたが、昭和初期までの「国体論」で、それは非主流(少数派)であった。だから、安倍晋三首相、 #日本会議 らは、この昭和初期までの少数派『国体論』に過ぎなかったが<昭和12年頃から軍部ファッショの台頭と共に日本を席巻する「異常な価値観」>を取り戻す気でいることになる。


従って、「今上天皇家の護憲スタンス」が象徴する、その「人間天皇」としての真摯な戦争反省に基づく「伊勢神宮」についての深い理解の方が、まさに「正統保守」の健全な価値観である故に、安倍晋三首相、 #日本会議 らが必死で取り戻しを謀る異常価値観(追憶のカルト/異常“観念同時”の共同妄想)よりも、遥かに重要であることになる。


同時に、だからこそ我われ一般国民にとっても、「伊勢神宮が今も関わる“戦争と平和の両義的で苛酷なせめぎ合いの歴史経験”」の直視こそが重要である。カルト偽装極右一派(安倍晋三、#日本会議 、神道政治連盟、神社本庁)の「今こそ一億火の玉だ!」のホラ噺(orオレオレ一億詐欺政治)で惑わされている時ではない!


(今上天皇・皇后両陛下、皇太子殿下御夫妻、伊勢神宮(多数派)、および殆どの歴史・考古学・比較文献学等分野の研究者ら関連アカデミズムは、平和主義と国民主権の否定に繋がる『歴史修正主義』を否定している)


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ところで、天武紀・持統紀(日本書紀)の記述から『伊勢神道に関わる最古の祭礼』(皇室行事・大嘗祭のルーツ/天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭/勅使が伊勢神宮ほかに下向し幣帛を捧げる一方、宮中で儀式が行われる)と考えられる「広瀬・大忌神祭」(広瀬神社/奈良県)と「龍田・風神祭(龍田大社/奈良県/稲作豊穣祈願)の根本(創始、いずれも天武4年(665))は、山紫水明な大自然下で豊穣を祈願するアニミズム信仰である(関連参照 ⇒ http://goo.gl/cYF6wk )。


従って自然環境と生命の毀損が明らかな“ウランもプルトニウムも放射能も自然の一部だから安全で、それ故に原発は日本の発展に必須のエネルギー源だとする神政連(神社本庁)の「屁理屈(神話論理?)」(2011.3.11フクシマ原発苛酷事故の直前まで盛んに主張されていた/が、今も神政連・神社本庁・日本会議、そして安倍晋三首相らはその論の復活を窺っている!)は噴飯ものだ(画像『春日野/奈良観光、龍田大社・風鎮大祭』はhttp://urx.nu/3836 より)。


<注>『広瀬・龍田の神』http://goo.gl/188PJU 

・・・広瀬・龍田の祭礼は天武4年4月の記事(日本書紀)が初見で、以後は「神祇令」に規定され、後世の「延喜式の祝詞」で正式に祈願されることとなるが、これは天武期に整備されたもの。また、この天武期(670年代)に伊勢神宮の本格造営が着手されたと推定される(出典:新谷尚紀著『伊勢神宮と出雲大社/日本と天皇の誕生』―講談社―)。


・・・


また、アベノミクスの広報機関化した主要記者クラブメディアと、未だに約半数の日本国民が支持する安倍自民党の強固な選挙基盤たる靖国神社、日本会議、神社本庁、神道政治連盟国会議員懇談会(安倍晋三・会長)らの主張はいわゆる「歴史修正主義」(普遍知の共有を否定しお仲間世界のイメージ(“追憶のカルト”観念/異常“観念同時”の集団妄想)だけがリアルに見える『カルト可視歴史観』)である。


だからこそ、天皇家の伝統精神基盤として重要な、かつ日本の歴史と文化的な意味でも非常に重要な現象と見るべき<伊勢神宮内での歴史修正主義派(国民主権“削除”改憲派)と反歴史修正主義派(護憲派)のせめぎ合い>の動向について、我われ日本国民は、もっと主体的に関心を持ち、それを自らの主権(国民主権)に関わる問題として注視すべきである。また、主要メディアが、#日本会議 マターと根底で繋がるこの「伊勢神宮」問題を軽視することは許されない。


1−3 「伊勢神宮式年遷宮の財政」と日本伝統「構造災」が共有する『国家神道』の誘惑なる厄災


(雅な伊勢神宮の式年遷宮に絡まる“原発(准国家神道)マネー”の赤い糸)


神宮式年遷宮財政問題に関連して興味深い現象が観察される。周知のとおり2013年は、7世紀後半以降から、およそ1300年の長きにわたり20年毎に行われてきた<伊勢神宮・式年遷宮>の年であり、その総費用はca.550億円とされる(出典:ブログ日本史ニュース

http://japanhistory.click/36001 )。


そのうち約220億円(40%)を財団「伊勢神宮式年遷宮奉賛会/対象:財界引受けの企業・団体等」(2006/04/21財団設立/文部科学省・所管)が分担したが、この財団設立の発起人には当時の勝俣恒久・電事連会長(東京電力社長/3.11フクシマ原発苛酷事故の責任を負うべき人物!)らが名を連ねた。


そのうち250億円(45%)は寄付金収入(いわゆる、お賽銭/20年間分)扱いとなる遷宮奉賛金(対象:負担者は主に神宮参拝の個人・法人等)で賄われ、残り80億円(約15%)が神社本庁他からの支援金。ただ、この支援金も20年間の累計なので、1年ベースで見れば約4億円が神社本庁から毎年調達したと推測される。


注目すべきは、先ず総費用の約4割を占める財界分担の寄付収入(対象:企業・団体等)の大きさであり、次いでその「大口寄付」社(者)の中に「原発」所有の電力会社、原発メーカー、およびその系列企業各社らが含まれており、個々の関り程度に濃淡はあるとしても、いわゆる『原発マネー』が此処に大きく浸透していると思われることだ。


従って、仮に非合理な原発を疑似国策宗教と見立てるならば、それはいわば現代版“准国家神道マネー”といえる!苦w そして、何よりも注視すべきは、今でも文部科学省(国)と原子村(電力各社、原発メーカー各社および関連企業各社)が、事実上、ネクスト「神宮式年遷宮の財政」を多様な形で熱心に支援していることだ。


無論、その手法が憲法上の「政教分離の原則」を犯している訳ではないが、ここからも日本伝統文化と天皇家の精神文化の支柱である「伊勢神宮」が「戦争(潜在核武装たる原発)」と「9条・平和(主義)」の狭間で苛烈なせめぎ合いの場に立たされていることが分かる。


因みに、「政教分離の原則」は“政治(政党)Vs宗教”ではなく“政府(及び地方政府・公共空間・公共意識)Vs宗教”の分離である、という基本理解の欠落が日本民主主義の致命的欠陥と思われる(当論点の委細はコチラ ⇒ http://u0u0.net/oQGN )。


ともかくも、おそらく「フクシマ3.11原発苛酷事故」以前には日本会議と共鳴しつつ「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論」を声高に掲げてきた神社本庁(≒神道政治連盟国会議員懇談会(安倍晋三・会長))からの支援金には、当然、電事連等の原発マネーが“濾過器”を通して混入してきたと推測される。


また、日本会議は約3万人の構成員と、max約800万人にも及ぶ一般の協賛加盟団体会員等から成り立っているが、これは“神道政治連盟・家庭連合(旧統一協会)・幸福の科学らカルト諸派の国政選挙における自民党・集票力”、約1000〜1500万人とほぼ重なる。


(戦前の伊勢神宮は国家神道(絶対強固な財務基盤)と強い絆で結ばれていた/その追憶から、“国家神道”中枢たる『神宮』復活の要求が今も執拗に続く)


終戦後、「神道指令」で国家神道を解体したGHQ(総司令部)は、それまで国家神道の中枢であった伊勢神宮に対し宗教法人になるか、天皇家だけの私的「大廟」となるかの選択を迫ったため神宮は前者(宗教法人)を選んだ。無論、ここで天皇家との歴史・文化・伝統儀式的関係が絶たれた訳ではなく、天皇家の「大廟」的な性格も引き継がれた。が、いずれにせよ神宮の「国家神道の中枢としての役割」(日本政府から直接的に財政支援を受ける関係)は消滅したのである。


ところが、神宮が宗教法人化した直後から現在に至るまで、神道・神社界の「国家神道」復活派と神社本庁は、日本政府と国会議員に対しその復活の積極的な働きかけを開始し、それを継続しつつ関連する諸活動を熱心に推進してきた。このような流れから派生したのが、神道政治連盟(及び同国会議員懇談会)と #日本会議 (及び同国会議員懇談会)らの組織である。


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特に、これらの要求を受けた岸伸介・総理大臣(安倍晋三の祖父)の動きは活発で、1958年・正月に松永東・文部大臣(第1次岸内閣)は「伊勢神宮は特別扱いにせねばならぬ、神宮の八咫鏡(やたのかがみ/三種の神器の一つで、『古事記』では八尺鏡(やたかがみ)とも。また『日本書紀』は別の名である真経津鏡(まふつのかがみ)と記す)などに対し国家は財政的に保護手段を講じるべきだ」と発言している(出典:ジョン・ブリーン『神都物語』―吉川弘文館―)。


そして、このような<戦後「神道指令」から10年目頃の岸伸介の動き>こそが当記事の冒頭で述べた「伊勢神宮のもう一つの“靖国神社”化=直接的な神宮への財政支援とバーターで全国民の玉砕が前提の『愛国自爆テロ戦争』(国家神道の崇高祭儀)体制へ、再び、日本(1億総日本国民)を回帰させる!という安倍晋三・一派の強い決意の現れ」に繋がっているのである。


見方を変えれば、これは<安保闘争で無残に潰えた安倍晋三の祖父・岸伸介の夢>であった「国家神道と真姿顕現(古来から在ると信じられてきた神州不滅なる日本の国の真の在り方、そうあるべき国体の姿)の復活作戦ということ」であり、更に言い換えれば「伊勢神宮のもう一つの“靖国神社”化/戦前がそうであったように、伊勢神宮を皇室と国家神道が共存する国策軍事祈願の大神殿(改めて戦争神社の中枢)と位置付けること」である。しかし、この「伊勢神宮を中軸に国家神道を復活させるという岸伸介の夢(『追憶のカルト/異常“観念同時”』を仕掛ける野望)は、安保闘争の激化で潰えたのである。


その後、1960年代には池田勇人・首相が、神道・神社界とヤマト民族極右派から「伊勢神宮の国有化」(国からの全面的財政支援の合法化)を再度迫られたが、安保闘争で潰えた岸伸介(安倍晋三が崇めるカルト祖霊?w)の事例(国民総意の大反発!)を念頭に、池田は頑としてこれには応じなかった(出典:ジョン・ブリーン『神都物語』―吉川弘文館―)。


つまり、やはり全ては「国民の総意」(国の主権者たる国民が示す明確な意志)に掛かっていることになる。このように神宮を巡る現代日本の政治・宗教史を顧みれば、そこでは、「改憲」、「政教分離」等を始めとする憲法マターが実は「一人ひとりの国民自身の意思」の問題であり(逆に見れば、解釈改憲による神宮の国教中枢への復帰は国民主権と政教分離原則の放棄ということ!)、それを他人ごとで済ますのは許されぬという厳しい現実(立憲主義の民主国家・日本が崩壊するという恐るべき危機の真相)が示唆されている。


この直近日本の歴史は、そっくりそのまま現在の安倍政権の「安保法」と国策「原発ゴリ押し」の核心に、主要メディアと国民意思が曖昧であるのを良いことに安倍政権がクーデター同然の「国民主権と立憲主義を否定する政策」で次々と暴走していることに繋がるのである。


(その『国家神道』復活を要求する『異常“観念同時”の情念』(追憶のカルト)こそが日本伝統『構造災』の胎盤である!)


ところで、それは上で見たとおりであるが、過半超日本国民(多数派層)の「政教分離等に関わる曖昧な心性と何でも他人事と見なす傾向」(国政選挙における“常在5〜6割無党派層”の問題と重なる)という日本人に特有な心の間隙を突く形で、 #日本会議 、神社本庁、神政連などが「国家神道」リヴァイバル戦略を着々と進めつつあることを我われは先ず明確に意識すべきだ。


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「構造災」は、社会学者・松本三和夫氏が提示した概念(出典:著書『構造災/科学技術社会に潜む危機―岩波新書―』)で、科学・技術・社会の間のインターフェース(界面)での臨界作用(反応)がもたらす大災害のことだが、ここでは、科学技術・政治行政・経済・文化宗教・NHK等マスメディア・多数派国民意識が複雑に共鳴し無責任化する界面が「過酷巨大災害」をもたらすことと定義しておく。そして、「臨機調事件」(委細後述)を隠蔽した太平洋戦争と原発安全神話(原発マネーのバラマキ)が引き起こした「3.11フクシマ原発苛酷事故」がその典型である。


まことに解せないことだが、今でも明治維新期から戦前・戦中にかけて<一般国民がほぼ100%本当だと信じ込まされていた『紀元二千六百年』の歴史観、神武天皇建国神話(BC660年2月11日←今も、建国記念日)>が公に否定されていることについて不満を持つ向きが多く存在しており、その面々の代表が #日本会議 、神政連らのメンバーとそのシンパ層である。


そのため、近年は、中韓との対立を背景として<憲法改正、教育改革、国軍創設、徴兵制、天皇元首制、天賦人権論基本的人権、国民主権)否定、国体論・国体明徴論の復活、万世一系皇国史観復帰・・・、又それらと「国策原発」必要論(神政連・神社本庁のウラニウム・アニミズム論のホンネ)を結び付けて騙る安倍自民党、あるいは維新ら“トンデモ”保守派、カルト偽装極右派>へ、殆ど無意識に共感する空気が強まる一方であるかに見える。


しかも、かなりの無視できぬ勢いで<安倍総理の「戦争法(安保法)/日本軍国主義化」と「原発取り戻し政策」の連動>に対する支持が増える傾向にあり、今の日本は「第二次アベノミクス(GDP600兆円/1憶総活躍の時代!)」の御託宣(靖国神社と伊勢神宮を明確に視野に入れた『国家神道』リヴァイバル要求の高まりを活力源とする)も得たことで、愈々、本格的なアベノミクスならぬバカノミクス(複合的な巨大破局型の構造災が引き起こされる可能性が際限なく高まる)の時代を迎えつつある。


(安倍総理とそのお友達の閣僚らは統一家庭連合(旧統一協会)等のカルト諸派とズブズブの癒着(国政選挙5〜6割常在棄権層の現実を睨んだ選挙票確保が目的の)を深めるバカリ)


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■今も日本に潜む「構造災」の淵源は「国家神道」を支える「明治維新型アナクロ・ミソロジー(神話論理/追憶のカルト=異常“観念同時”の病理)」である。昔も今も、日本では政治も科学も経済もすべてが“カルト神憑り”である(関連参照⇒第3次安倍改造政権支える宗教(神政連、日本会議、旧統一協会、全日仏・・・)20151023週刊朝日http://goo.gl/1ZNj8i  )。

・・・2015年8月、旧世界基督教神霊統一協会が文化庁(文部科学省/下村博文・前文科相)の認証で、正式に『世界平和統一家庭連合』(略称、『統一家庭連合』)へ名称変更した。

・・・この時の文科省トップ・下村博文氏は、12年12月以降の約2年半のあいだ、『統一家庭連合』系の世界日報社が発行する月刊誌「ビューポイント」のインタビュー記事に3回も登場している。

・・・萩生田官房副長官は3月にソウルで行われた統一協会系イベントで来賓挨拶を、次期総理(安倍の後継指名で!)が噂される稲田朋美政調会長は09年に同協会と関係が深い世界平和連合の大会で講演を夫々行っている。また、安倍首相も10年に統一教会系の世界総合戦略研究所の定期会合の講師を務めており、衛藤首相補佐官も同研究所のため議員会館内で講演を行った。


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■【第3次安倍改造内閣の概要:19人中16人(日本会議10+神政連6)の占有で全閣僚の84%強が「日本会議」系、「超過激極右」閣僚が8人(対全閣僚占有率42%/内4名は核武装論派)であるうえ、「第3次安倍改造内閣」の目玉≪一億総活躍(火の玉玉砕?)担当大臣:加藤勝信氏≫が「スーパー極右」という戦前回帰(歴史修正主義)の超然“軍国主義”内閣!】 ⇔ 第3次安倍改造内閣 全容明らかに201501007NHKニュース/・・・愈々、日本国民は<“火の玉”玉砕戦>を覚悟すべきか!?・・・以下、内容の詳細分析[初入閣9人、再入閣1人、留任9人、女性閣僚3人]は省略・・・、https://goo.gl/0UUy3 


・・・


これら(↑■×2)の観点から見れば「臨機調事件」(『事実(歴史的)』の無視と『失敗原因』の徹底隠蔽、検証と反省の不在)→太平洋戦争→(・・・構造災の潜伏期(戦後復興、60年代・高度成長)→フクシマ311原発苛酷事故→核ゴミ処理不能の儘での再稼働強行、事実上の棄憲クーデター(安保法ゴリ推し)、偽装(下駄ばき)アベノミクスの座礁!?」は<起こるべくして起こる必然の「構造災」の流れ>と見るべきである。


特に、太平洋戦争の開戦直前に起こった「臨機調事件」における、<超然政治(軍事)権力の暴走と隠蔽工作を当然視する不埒な『神憑りの権力意思(追憶のカルト=異常“観念同時”の病理)/岸伸介⇒安倍晋三、#日本会議 らへ流れる悪徳の遺伝子』>は、ソックリそのまま『安倍内閣の強権政治』(戦前の“追憶のカルト”国家主義の復活を謀る)に繋がることを意識すべきである。


ところで、「臨機調事件」(臨時機関調査会事件)は、1938年8月に竣工予定の最新鋭駆逐艦の主要タービン翼がテスト中に折損した深刻な事故、「艦政本部式タービン翼折損事故」のことである(出典:『神戸大学・学内研究成果』、http://goo.gl/aiXmdi )。


この事故(前代未聞の大事件)は、太平洋戦争開戦が間近な1937年12月29日に起こった。周知のとおり、軍国主義時代の軍事技術は最大限の人材、情報、資材、予算が投入されるが、この場合は特に開戦直後の戦況の方向性を決める最新鋭駆逐艦の建造であっただけに、そのプロジェクトの大きな特徴は「最重要国策である故に予算が戦時国債を裏付けとする青天井」だったことにある。まさに、それは今の「原発」or「アベノミクス」推進の経緯・現況と酷似している。


1938年4月1日の『国家総動員法・第二条』で、動員対象のトップに位置付けられたのが軍艦で、その中でも最新鋭かつ高性能の機動力を求められるのが駆逐艦であった。 今、第3次安倍改造内閣では、違憲クーデター「安保法」の下で何やら得体が知れぬ「1億総(国民)活躍担当相」(加藤大臣/日本会議、神政連らに所属する超過激民族派極右)が新設され、加藤大臣は<国家に奉仕させるため『家族』を使え!(これは統一協会(名称変更で『統一家庭連合』)のキャッチと共鳴!)>と宣言した(20151009リテラhttp://goo.gl/2bfZLr )。


ともかくも、先ず、この「国策故の青天井予算」という恐るべき現実が、あの「福島3.11第一原発過酷事故」の背景となった「現代日本の国策原発における、事実上の青天井予算」とピタリ重なることを注目すべきである。


従って、現下の安倍・自民党政権による『アべノミクス(国民の懐中と国富への“お尻かじり虫”政策/苦w)』に伴う前代未聞の大金融緩和政策にも「フクシマを無視して国策原発を取り戻すための原発支援関連の青天井予算(事実上の原発国債発行に基づく紙幣増刷政策を前提とする原発マネー取戻し戦略 ← 印刷された紙幣には用途別の色など付いていない!)」の裏シナリオが潜むことを強く意識すべきである。


(第3次改造安倍内閣が新設した『1億総活躍担当相』(加藤勝信衆議院議員/ヤマト民族カルト偽装極右派)で懸念される、新たな集団妄想ディザスター型『構造災』の発生)


ところで、戦前の国際的緊張が高まる中での開戦に備える切り札で日本独自の開発であることを自負していた「艦政本部式タービン」の事故は非常に深刻なものであった。それは、日本海軍で標準化されたタービン技術の事故は、それが欠陥技術であるかぎり他のどの艦船でも起こり得ることになるからで、事実、同年12月29日から4日間の内に、同型艦の5隻で同様事故が連鎖的に発生した。しかし、おざなりとも言える責任者の懲罰で決着がつけられ、現在に至るまで、当事件の顛末について余り詳しくは知られていない。この致命的事故(欠陥技術の存在)は、カルト神憑りの戦時体制の空気が蔓延する中で、軍事政権の意思が握り潰したことになる。


技術上の問題の委細は省かざるを得ないが(上掲書を参照乞う)、この「歴史から隠された大事故」が構造災害であることを特徴づけるのは、以下の三点である。そして、これらが余りにもフクシマ(福島3.11第一原発過酷事故)の状況と酷似していることに驚かされる。


●秘密主義・・・注目に値するのは、海軍史上で最悪とされる「第四艦艇事件」(関連参照⇒http://urx.nu/3KrY )が帝国議会・議事録に遺されているのに、当事件(艦政本部式タービン翼折損事故)は帝国議会へ報告された形跡がない(松本三和夫氏が調べた限り、議事録に遺されていない/現在の安倍政権下における<安保法「委員長発言は聴取不能」の議事録、与党判断で「可決」追記20151012東京新聞https://goo.gl/vQDeec >、あるいは<憲法解釈変更の経緯、公文書に残さず集団的自衛権検証が困難に/2015/09/2共同通信https://goo.gl/ODRgmp >の異常事態とソックリ!)。

●想定に基づく対症療法の際限がない増殖(技術対応上の最大の欠陥)

●間違った先例の踏襲による、事故原因の温存と先送り・・・真の原因とされる事実の一応の確認は、対米開戦から1年半近く経過した1943年4月で、それは対米開戦の意思決定には間に合わなかった。


この「臨機調事件」に関わる問題はそれだけにとどまらない。終戦後の日本では、太平洋戦争の敗戦への反省から「平和文化の重視」と「科学技術振興による新国家づくり(高度成長へつながる目標づくり)」が目指された。無論、この目標そのものに間違いはない。


しかし、問題は<その目標づくりに資する経験として戦前ないしは戦中に形成された、まことに信用ならぬ伝統『構造災』の原因となる異常プロセスが形を変えて、戦後の『日本の科学技術と経済の発展過程』へソックリ引き継がれた>ことにある。しかも、このプロセスは、今や再び、ポスト・フクシマの安倍・自民党政権のアべノミクスとアベノミクス・フェーズ2(1億国民総活躍プラン)でソックリ復元(取り戻)されたかに見える。


具体的に言えば、それは「上位下達の国策(錦の御旗)を掲げる科学技術動員のため設立された戦中期の「技術院」(1942.1.31−1945.9.4)に潜む構造災の三要素を個々の政策目的に合わせて活かすためのノウハウ」、つまり「修正・交渉・調整の過程で利害関係者の総意が優先され、当初の理念からかけ離れた骨抜き政策をデッチあげるため役立つ行政経験」が、戦後の「高度成長期」以降から現在の安倍政権(アベノミクス)に至る日本の行政手法の中で“成熟”してきたということだ。それは、悪玉菌による“腐乱熟成”に似ている。


戦前・戦中の構造災を潜ませたままの科学技術立国の手法が見事に現在の「戦前を取り戻す意思の安倍・自民党政権」による<アべノミクス・戦争法の強行と国策原発の取戻し政策>に引き継がれており(構造災のタネを益々膨らます可能性を高めつつ)、その意味で今の日本は、「たとえフクシマの如き過酷原発事故等の大災害に襲われたとしても、錦の御旗で総動員された1憶総国民が構造災のタネを抱えたままの無謀な軍需型『科学技術立国』へ再び果敢に挑戦し続ける」という玉砕戦争の入り口に立っていることになる。


(関連情報)


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◆この<戦前そっくりの『アイロニー現実逃避)政治』の出現は、安倍らの異常個性(ヒトラー型)というよりも、むしろ日本人( #日本会議 的なものに共鳴する、少なくとも約半数の日本人)の深層に沁み込んでいるetwas(スターリン型に近い万世一系現人神(神格)政治へのぞっこん願望、集団妄想/“正統保守とカルト偽装極右の違いが判別不能”という煉獄への囚われ!)の反映では?>と思われる。】 ⇔ 見事に、安倍 否 #日本会議に騙されました!w ⇒ 安倍内閣支持率、44.8%(+5.9)に急上昇w 不支持率は41.2% 支持率が不支持を再度上回る 2015/10/08共同、https://goo.gl/bVmK3e 


2 日本伝統「構造災」の極致は「愛国自爆テロ戦争」(国家神道の崇高祭儀)


2−1 「記紀(特に『日本書紀』)解釈」の誤りが、今に繋がる日本伝統「構造災」の淵源たる、記憶メタファーの病理(追憶のカルト)


・・・「愛国自爆テロ戦争」を「国家神道の至上祭儀」とする安倍政権「戦前型アイロニー(現実逃避)政治」/そこに潜む「追憶のカルト」(『狂』の冷酷合理主義/異常お仲間“観念同時”の病理』なる安倍晋三・一派の集団妄想)こそが元凶・・・


(日本書紀には『“歴史事実+メタファー”二領域』記載の俯瞰構成で草創期『日本』の対外権威と国威を高める意思はあるが、玉砕『愛国自爆テロ戦争』なる異常“観念同時(排外的集団妄想)”は存在しない)


従来、記紀(『古事記』、『日本書紀』)については全くの想像上の産物(人間の真理の対極)か、それと真逆で、その全てが事実(日本古来の伝統的な正しい国のあり方、真姿顕現の動かぬ証拠)だとする立場に分かれており、おおよそ前者がリベラル派に、後者がヤマト民族派極右に、それぞれ多く支持される傾向があった。しかし、近年の諸研究の深化によって、そのようなドグマの視点は有意性を失いつつある。


それは、これらの中でも特に『日本書紀』(正格漢文体であるα群執筆者は唐人学者二名、続守言と薩弘恪で、倭習(和化漢文)のβ群執筆者は新羅への留学僧・山田史御方(やまだのふひとみかた/新羅の学者との説もある)は歴史事実とメタファー(伝承等の暗黙知)を意図的に取り込み併記することで、対外的な新興「倭国」の権威の強化と国威発揚を狙うという明確な政治的目的の下で作られたことが理解されてきたからだ。例えば、事例として書記の項目の一部を以下に転載しておく(ウイキより)。


卷第一/神代上(かみのよのかみのまき)

第一段、天地開闢と神々 天地のはじめ及び神々の化成した話

第二段、世界起源神話の続き

第三段、男女の神が八柱、神世七世(かみのよななよ)

第四段、国産みの話・・・以下、省略・・・

・・・途中、省略・・・

卷第二十五/天万豊日天皇(あめよろづとよひのすめらみこと)孝徳天皇

皇位の互譲、新政権の発足・・・途中、省略・・・

大化の改新の詔

鐘櫃の反応、朝集使、厚葬と旧俗の廃止

品部(しなじなのとものお)の廃止

新冠位制、蘇我倉山田麻呂(そがのくらのやまだのまろ)

白雉の出現、皇太子、飛鳥に移る・・・以下、省略・・・


ここから窺えるのは、「卷第一/神代上」は殆どがメタファー(伝承等の暗黙知)の記述であり、「卷第二十五/孝徳天皇」は相当の部分が史実(と見なされる内容)を記したのではないかと思われることだ。


例えば、「大化の改新の詔」は日本書紀にのみ記述されているため、長くその信憑性が疑われてきたが、「前期難波宮」(難波長柄豊碕宮)の発掘・研究が進むともに事実の姿が浮かび上がりつつある(出典:直木・中尾共著『古代の難波と難波宮』―学生社―)。「乙巳の変」(645)の後、孝徳天皇は飛鳥から難波(難波長柄豊崎宮/前期難波宮)に遷都(同じ645年に)し、その宮殿は652年に完成した。<天皇制の始まり、元号の始まりともされる「大化改新」とよばれる革新政治>はこの宮で行われた一連の政治改革を指す。


また、例えば日本書記についての肯定的な研究で、大化改新期の「律令土地制」(爾後、現在にまで至る日本国家の輪郭を形成した)の基が難波〜河内辺りの諸大王政権下で大化改新期から百年以上も先行した「唐均田制(畑作中心)」の「班田制(稲作中心)」への応用であったことが分かってきた。(出典:河野通明著『大化改新は身近にあった/公地制・天皇・農業の一新』―和泉書院―)


巨大前方後円墳が消滅し国造制が本格化(首長連合→中央集権へ変化)する推古天皇(倭国・東アジアで初の女帝/位593 - 628)の600〜618年の18年間に5回以上派遣された遣隋使(小野妹子派遣、607年)の時代は特に古代中国制度の衝撃が大きくなる。


つまり、推古天皇の時代は、3〜7世紀の古墳時代(北部朝鮮の楽浪郡経由で中国・徐州製銅鏡が倭へ大量流入し、それが重視された時代)が終り、国造制の時代(439〜589年の南北朝時代が終わり漸く統一された中国(隋唐帝国)の国家統治制を模倣する時代)に入ったと考えられる。


そこで国威発揚を目的とするグランドデザインの必要性を意識し着手されたのが「日本書紀」(720/養老4年)に記述がある「天皇記」(620年に聖徳太子と蘇我馬子が編纂したとされる)、「国記」(同、前)など国史(両者とも現存せず)の編纂であるが、その過程で「日神祭祀」(太陽神、天照大神を崇め望拝する宗教儀礼)を伴う王権神話が創作された。


現存する日本書紀の中の推古紀に具体的な「日神祭祀」(天照大神)の指摘と記述はないが、同じく用明紀が引用する別の推古祀の記述からは、その「日神祭祀」が行われていた可能性が窺われる。しかも、日本書紀の編者・舎人親王らが、その事実に一定の脚色を加えつつ、より古い時代の崇神紀・垂仁紀へ其の記述内容を意識的に移行し、その上に重ね書きした可能性が高い。


8世紀初頭に成立した「日本書紀」と「古事記」(出来た順序は逆になるが、古事記は日本書紀の副次派生的テキスト)は、幼生期・日本の深層記憶をヴァーチャル化したもので、中国・朝鮮半島の東アジアに限定されるとはいえ、そこには十分に優れた国際感覚が存在しており、決して玉砕『愛国自爆テロ戦争』の如き閉鎖的な異常観念は存在しなかった。


(記紀を基に8世紀初頭から貴族社会に、やがては一部の武家社会で拡がった『皇統一系』の思想/しかし、それは絶対多数派の庶民層とは無縁であった)


8世紀初頭に完成した『日本書紀』が史実の根拠とされるようになった頃から、記紀の創作である「皇統一系」の考え方は先ず日本の貴族社会に拡がった。次いで、南北朝時代の末期頃に書かれ1370年頃までに成立した軍記物語『太平記』(南北朝時代を舞台に後醍醐天皇即位、鎌倉幕府滅亡、建武の新政、・・・2代将軍足利義詮の死去と細川頼之の管領就任までを内容とする軍記物語)が一部の武家社会へ、「皇統一系」が歴史的事実であるとの認識を広める役割を果たした。


つまり「皇統一系」は歴史事実とは言えず、むしろ王統に関わる伝承等(歴史的メタファー)の大集成という意味で評価されるべきものだ。そして、そもそも記紀は外来文化に寛容な日本文化を象徴する暗黙知の宝庫であり、それは日本人が共有する誇り高き「暗黙知に満ちた大いなる巨人(寛容な民族)の物語」であったことになる。


従って、現下の安倍政権( #日本会議 政権!w)が必死で謀る「一連の復古的動向/“追憶のカルト”の病理へ回帰しようとする異常な政治的情念」の支持基盤は、「皇国・紀元2600年/日本建国神話」(日本は、旧暦BC660年1月1日、グレゴリオ暦に読み替えれば現在の2月11日に神武天皇が建国した)という<虚構の日本史>の中へ急ぎ回帰しようと謀る人々の<特異な妄想>の中にあるのだ。


記紀の内容が誤りや嘘ダラケであり、国民を誑かす悪書だという訳ではなく、その貴重なメタファー(汲めども尽きぬ暗黙知の貴重な宝庫)を<あくまでも、その100%が歴史的事実だ!>と作為で曲解する“君側の奸+軍部”の『狂』(追憶のカルト/異常“観念同時”の病理)が邪(よこしま)で有害なだけであり、その“君側の奸+軍部”の『狂』が、今や、再び「安倍第三次改造内閣の暴走」で再現されつつある(↓▲)。


▲“産経コラムで「分担金凍結からユネスコ脱退論へ!」強まる強硬論、海外では「脅迫」との報道も : 2015/10/14 J-CASTニュースhttp://htn.to/b5Yh3H


(然るに、それは明治維新〜戦前・戦中期におよぶ“君側の奸+軍部”支配の歴史で、次第に強烈な『愛国自爆テロ戦争』なる国民共有の下賜カルト観念へ変容した)


そして、その根本には<明治維新政府(門閥・閨閥・閨房閥を世襲で固めつつ“天皇を担ぐ君側の奸”の野合的な連合体構造)が採用した「国体思想」戦略、天皇の建国神話的カリスマ性の徹底的な政治利用>ということがある。


そこで、明治維新政府は「宣教使」(宣教使は官庁の名称/長官、次官、講義生、史生、判官、主典、宣教使その他の職員が定められた/明治5年、廃止)の役職(国家神道を普及するための国民洗脳が主務)を設け、神学者・国学者を動員して天皇の偉大さ、支配の正統性、それに対する国民の忠節の意義など(天孫たる現人神を批判する国民は絶対に容赦せぬ!という国策の“脅し”)を説いてまわらせた。


結局、この政策は後期水戸学の会沢安(あいざわやすし)らが主張した「祭政教一致」(教=国体へ絶対貢献できるよう国民を教化・洗脳する意味)を原則として行われた。そして、#日本会議 の影響下にある『安倍政権の官邸“教育再生会議”、http://goo.gl/JAHQf3 』は、明らかに、維新期のそれ(後期水戸学派の祭政教一致=教育現場への直接介入と洗脳教育)の取り戻しを意識している。


ところで、「国体思想」とは、「天賦人権説」(民権論、主権在民)の対極にある天壌無窮の現人神たる天皇を中心とする中央集権的官僚制国家(厳密に言えば天皇を狡猾に政治利用する“権力の強靭化”、薩長野合型“君側の奸”の連合構造に好都合な官僚制国家)の建設を目指すものであった。


また、維新政府は明治維新を「神武創業(旧暦BC660年1月1日、グレゴリオ暦同年2月11日)」への回帰である「王政復古」と称し、古代律令官制に倣う太政官制を整備するとともに「祭政一致」で“日本を取り戻す”と宣言した。なお、安倍・自民党は、恥も外聞もなくこれを剽窃しようとしているが、これは #日本会議 らヤマト民族派極右勢力の入れ知恵である。


しかし、実はこの明治維新の「王政復古」は7〜9世紀頃に整備された素朴な古代律令制(古代中国政治体制の導入期)への単純回帰ではなかった。それは、古代律令制そのものが古代中国(南北時代を統一した隋唐帝国)の模倣であったことが示唆するとおり、実は日本古代においてヤマト民族派的な排外思想は存在せず、それどころか明らかに倭国(黎明期の日本)は東アジア漢字文化圏の一員であるという寛容な国際感覚に裏打ちされていたからだ。


「維新政府」以降の国家経営の誤りの根本は、江戸時代前期から中期の山崎闇斎荻生徂徠らの儒学者、あるいは本居宣長(江戸中期〜後期)、平田篤胤(同後期/幽顕思想(顕幽論))ら国学の流れを汲む<「後期水戸学イデオローグ」らが夢想(妄想)した「祭祀と政治の一致/至高の国家的儀礼に関わる議論」の中で「愛国自爆テロ戦争(このみいくさ)」が過剰濃縮されたことにある。


<注>靖国顕幽論

・・・平田篤胤派神道による神道のカルト(閉鎖パラドクス)的な解釈。現世の殆どの人間(日本国民/殆ど野蛮で動物的な有象無象の存在)には基本的な意味での人間の権利がなく(篤胤はキリスト教、および西欧啓蒙思想も熟知していたとされる/しかも、篤胤はこの顕幽論を半ばジョークで創ったと告白している!苦w(出典:吉田真樹著『霊魂のゆくえ』−講談社−))、愛国「このみいくさ」の玉砕戦で勝利し、大霊界へ昇り英霊の位階構造に列して初めて、日本国民は人間たる基本的権利が与えられるとする。

・・・この顕幽論(靖国神社と国家神道思想のヒエラルキーを牛耳る)によれば、現人神とは『記紀神話の降霊(招魂)儀式で中枢神殿(英霊が眠る靖国をこれと見立てる)の霊璽(れいじ/神や霊が宿る“よりしろ”)に憑依する神霊(エクトプラズム/人霊とは異なり神格化した英霊)となる“愛国者”の意味なので、それは皇国史観に基づく天皇だけのことを指す訳ではないとされる。どうやら、“お仲間”らは、その意味で安倍晋三首相を天皇より上位の現人神(英霊が降霊した存在)と見て崇めている節があり、これは恐るべき『狂』以外の何物でもない!

・・・つまり、その意味での現人神は『世界で唯一の澄める“うぶすな”でできた“美しい国、日本”の国土を愛国自爆テロ戦争で死守する覚悟で玉砕した神霊が再び受肉した存在』と定義される。が、愛国(国策)原発系の過酷な放射能汚染を放置したままで何が美しい国土の死守か!と言いたくなる。


・・・



ともかくも、今や、我われは、安倍首相は無論のことその安倍内閣を実効支配する #日本会議 、神政連(神社本庁)あるいは同内閣の閣僚・政策部会メンバー・自民党役員らの殆どがこの維新期以降に伝統化した『狂』の世界(今も続く構造災の元凶)に深く囚われている恐るべき現実の最中に居ることになる(その『狂』の典型事例。↓*1、2)。


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*1 @urbansea 稲田朋美自民党政調会長(稲田が現人神として崇める相思相愛の安倍首相が、次の次の総理候補と推薦する人物?)と「生長の家」/『生命の実相』(禁書版)<注:実は、稲田ら #日本会議 は、偽“生長の家”(過激派)とされる/それは“生長の家”主流ではなく終戦時『宮城クーデター未遂事件』の首謀者ら(“ポツダム宣言”、“敗戦”の受諾を拒否した一派)の精神的末裔たち)だ!>Togetterまとめ/20150929 http://goo.gl/F56EPV 


*2【これは東京裁判否定にも重なる!】米国が真に恐れるのは「国民が看過する“靖国&原発”融合型ネオ国家神道(核武装聖戦)カルト、超過激な戦前型日本の集団妄想政治」の復活!20140515FB/只野親父 https://goo.gl/I6oc2r  

・・・Cf.東京裁判検証が新たな火種に20150817日刊スポーツ『政界地獄耳』/安倍晋三が曲がりなりにヌエのような戦後70年談話を出し周辺国との関係を正常化しようと取り繕ったが、身辺のお仲間は絶えず歴史修正を目論む。その筆頭が自民政調会長・稲田朋美(ポスト・ネクスト首相候補?)だ。稲田は東京裁判の検証組織設置の方針を示し、「東京裁判の認定事実を我々自身が検証・反省し将来に生かす」とした。⇒【ところがその直後に「一時、このホンネは安保(戦争)法案が通るまで隠蔽する!」と掌返し発言が稲田本人から飛び出た!国民をバカにするな!】東京裁判は検証から除外=急遽、発言修正、安保審議配慮か−自民・稲田氏20150825時事、http://goo.gl/HVvBwR 


2−2 「安保法」に次ぐ、「愛国自爆テロ戦争」実現に向かう第二ステップは「緊急事態(ショック・ドクトリン)」の恫喝による“なし崩し「改憲強行」”作戦


・・・「ショック・ドクトリン恫喝」方式による“なし崩しの「改憲強行」”作戦、アラカルト・・・


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■【自然&原発災害および「安保法」(戦時)に関わる『緊急事態条項』の対国民“恫喝”(=ショック・ドクトリン)で『改憲』の強行を謀る安倍一派のバカさ加減とその狡猾さの奥には、矢張り「安倍と #日本会議 」らが嵌る<戦前〜戦中・国家神道の靖国顕幽論>なる霊界ゾンビ(平田派神道、『狂』のイデオローグ)が潜む!】https://goo.gl/3ep0ZJ

・・・主要メディアは、<松野頼久(維新の党代表)が #日本会議 メンバーであること(従って、いずれ安倍自民政権の狡猾な『改憲』強行戦略(↓*1、2)の補完役を担うのが必然)、という点の徹底隠蔽で、「共産党Vs連合(民主党基盤)」の対立を煽り、再び無党派・無関心(何でも他人事?)層をシラケさせつつ、<「国民連合政府」(共産党提案)と「安保法」強行採決への糾弾(臨時国会)>という多数派国民層にとって非常に重要であるはずの二つの貴重なチャンスを消去し、結果的に国会とメディアが総掛かりで米国(軍事・軍需マヌーバー)と日本会議の野合である、ステルス「改憲」作戦に迎合している!矢張り、全ての元凶は<『 #日本会議 マター』のメディアタブー>である!


*1 首相に近い古屋圭司・元国家公安委員長は『本音は9条の削除だが、国民向けには、先ずそこを言わず(隠蔽して!苦w)にスタートしたい』と堂々と語っている。20151009朝日『自民人事・税・憲法は』 http://goo.gl/b8lwMh 


*2 東京新聞電子版(10/1)朝刊2面。自民党の古屋・憲法改正推進本部長代理。「本音は九条改憲だけど、本音は言わないよ」って言っちゃってるし。しかも、真っ先に手をつけるのが「緊急事態条項」(有事、自然災害、原発リスクなどを好機と見つつ国民を恫喝して強権的に目的を実現するショック・ドクトリン!)・・・ https://goo.gl/Drxj91


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■『改憲を争点にする』が安倍晋三( #日本会議 )のポスト「戦争法」戦略/その意味は、改憲プロセス」の上で<誰でも国に従わざるを得ない有事、自然災害、原発事故等を想定する「国家緊急権(緊急事態宣言)」(ショック・ドクトリン)を先ず謳えば、「国民主権」と「9条平和主義」についてもなし崩しで多数派国民層を体よく騙し、かつ憲法の関連条項を形骸(死文)化させることができる>ということ! ⇔ 『そもそも国民に主権があることがおかしい!』と、西田昌司・自民党副幹事長(自民党憲法改正推進本部・起草委員)は、かつて「朝生TV」で発言、  http://goo.gl/bKoZJr 

・・・「国民主権」削除と「9条平和主義」廃棄のホンネは隠蔽しつつ、先ず「緊急事態条項」最優先でムリクリ「改憲」の穴を穿つ(一般国民をリアル改憲の議論へ誘い込む戦術)なる安倍内閣(自民党)の傲慢さの深層には「安倍晋三と #日本会議 」一派がドップリ嵌る、<戦前〜戦中期「国家神道」/靖国顕幽論>の霊界ゾンビ思考(ジョークで創られた!篤胤派神道の奇怪イデオローグ=そもそも一般国民は人権など持ち得ない畜生レベルの有象無象だ、との異常観念)が潜む!


3 神宮と伊勢市民の現況が示唆する“多数派国民層の意識変革”の可能性/先ずアカデミズム(知性主義)とメディアが #日本会議 (安倍一派)の犯罪的 “観念同時の病理”を屈服すべき!


繰り返しになるが、実は「伊勢神宮」は日本国民の“脱原発”と真の“平和主義”の意思を未来へ繋ぐための希望の地(新たな“希望のハートランド”)でもある。そして、そのことは、今上天皇の<「護憲主義」と「総日本靖国化(国家神道リヴァイバル)回避」>の両スタンスとも深く結びつく問題であることを意識すべきだ。


未だ今のところ神職・所属研究者らの多くが原発批判派(宮内庁関係者の多くも同じ傾向)であるため、日本会議・顧問の鷹司尚武氏が大宮司を務める伊勢神宮そのものが古来の伝統である「自然アニミズム」の看板を堂々とかなぐり捨てることはなかなか困難であるし、何よりも伊勢神宮と歴史時間を共有してきた伊勢市民の殆どがアンチ「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論」だという現実がある。


しかし、3.11フクシマ原発苛酷事故が起こるまで、ウラニウム・放射能アニミズム論は神社本庁・神政連のキャッチであり、目下、神政連らがその復権を工作中!である。一方、伊勢市長・鈴木健一氏は非核平和・脱原発派であり、三重県民・伊勢市民(特に、南伊勢町(旧南島町ほか)・大紀町/原発立地予定地)らには、中部電力の「芦浜原子力発電所計画」を2000年に白紙撤回させたという実績がある(http://goo.gl/AFqZQL )。


従って、多くの日本国民が、この「伊勢神宮の問題と伊勢市民の関わり」についての情報を正しく学び、それが自ら一人ひとりの問題でもあると理解し考えぬくのは、“多数派国民層の気づき(意識改革)”の可能性を拡げることに繋がると思われる。そこで、この末尾の章ではその視点を意識しつつ、歴史修正主義の空気が拡がる安倍政権( #日本会議 支配)下の日本で、この悪しき傾向に抗うため最も意識すべきと思われる幾つかのヒントを纏めておく。


(拡大する一方の『内外情報格差』を軌道修正するための第一歩とは?)


・・・日本国民自身の『記憶の病理/歴史修正主義など時代の変化に翻弄される価値観の揺れは何も日本国民だけのことではなく、各国民に共通の現象であるというグローバルで普遍的な人間の真理(歴史記憶のメタファー)理解の難しさ』についての気づきと学びこそが肝要!・・・


■これぞ、内外の情報格差!?追憶のカルト「日本会議」仕立の戦前・戦中期型矛盾の呪文、“戦争で平和を!”に囚われる安倍内閣の戦術は、反知性主義的「歴史の改竄」(↓*)で<現実から逃避し、そして良し悪しは二の次で長いモノに巻かれる>という戦前型の親方日の丸「イロニー(無関心)空間」へ多数派国民層を誘導すること!/ その意味で、なかなか直視し難い「明治期産業革命遺産」の登録決定(Forced to work付)は、<日本政府と主要記者クラブメディア>の意に反して?中立的な「奇貨居くべし」と見なすべき!https://goo.gl/wLRudO 

・・・Cf.1 Japan slave labour sites(日本の奴隷労働施設)receive world heritage status - via @Telegraph 「世界遺産」との言葉に踊らされず海外報道の見出しだけでも読んでみましょう。@sayori27 via Twitter for Android 2015.07.08 21:05只のオッサンがリツイートhttp://goo.gl/Lw2rMs 

・・・Cf.2 日韓ユネスコバトル!世界文化遺産登録を、新聞各紙はいかに伝えたか?20150706MEGA2News、http://goo.gl/AjXXlU  

・・・審査の段階から紛糾してきた明治産業遺産がようやく世界遺産に決定。7月5日の新聞各紙は1面で報じたが、国内では新聞社の姿勢により微妙なニュアンスの違いが見られる。ジャーナリスト内田誠氏が『uttiiの電子版ウォッチ』で、その詳細を論じている。

〔国内各紙による基本的な報道内容〕(20150706MEGA2Newsより部分転載)

・・・5日、ドイツのボンで開かれていたユネスコの世界遺産委員会は、「明治日本の産業革命遺産/製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を、全会一致で世界文化遺産に登録することを決定。今回指定されるのは福岡など九州の5県と山口、岩手、静岡の計8県にまたがる23資産で構成され、軍艦島や三池炭鉱、韮山反射炉など、全体をまとめて「一つの遺産群」と捉える。三菱長崎造船所八幡製鉄所のように現在も稼働中の施設が含まれる。

・・・その内7施設について韓国が「朝鮮半島出身者が強制的に働かされていたことを反映させるべき」とし、日本側は「設定された時期が違う」などと反論して日韓が対立していたが、日本側が「1940年代に“その意思に反し”一部資産に連れて来られ“厳しい環境で働かされた”朝鮮半島出身者が多く存在したことへの理解を深める措置を講じる方針」を表明。「被害者を記憶に止める」情報センター設置を検討するとも述べた。韓国側も日本政府が表明した措置を「誠意を持ち実行する」ことを信じ全会一致に加わったと述べた。・・・以下、省略・・・


・・・


・・・ 安倍政権の教育政策(日本会議プラン)にソックリ重なって見える、戦前日本の「政治的作為による“歪んだアカデミズムと歴史捏造”」の事実/その事例サンプル・・・


(1)今もその残滓を引きずる、明治20年代の「旧参謀本部による歴史学会への容喙」の事実/恐るべきことに、東アジア関係史に関わる一次資料を学界へ提供したのは旧参謀本部であった!

・・・歴史研究の分野でも、自由民権運動のなかで芽生えた封建的史観や神話的歴史観に対する批判の芽が、この時期(半島〜大陸への侵略政策の強化が明確化し始めた)につみとられ、天皇中心主義の歴史観(万世一系の皇国史観)が強制された。というか、むしろ大多数の研究者は積極的にそれを補強する方向で研究を進めた。当時の研究論文等を読んでみると、そうすることが「学問研究の美徳」と考えていたのではないかとさえ思われる。しかも、その一次資料を学界へ提供したのは旧参謀本部であった。

・・・因みに、帝国大学に国史科が増設されたのは1889年(明治22)で、古代における朝鮮半島の支配を立証する朝鮮側の金石資料として、今でも日本古代史や古代の朝・日関係史の研究を大きく規制する広開土王(好太王)陵碑文がはじめて『会餘録』第五輯に発表された。これが発表されると、以下の論文が続々と続くことになった。


菅政友(日本史)・論文『高麗好太王碑銘考』(史学界雑誌、第22〜25号)明治24

那珂通世(東洋史)・論文『高句麗古碑考』(史学界雑誌、第47〜49号)明治26

三宅米吉(考古学)・論文『高麗古碑考』(考古学界雑誌、第2編1〜3号)明治31

三宅米吉(考古学)・論文『高麗古碑考、追加』(考古学界雑誌、第2編5号)明治31


そして、『日本書紀』の記事をそのまま利用した、これら3氏の論文で日本における広開土王碑研究の大綱が「朝鮮は応神天皇の三韓征伐いらい我が国の属国であったという任那日本府論」を確立したことになり、その根本的な影響は現在も続いている。

・・・以上は、上田正昭編:日本古代文化の成立(毎日新聞社)より、部分転載・・・


<参考1>「侵略政策」強化が明確化する明治20年代「教育政策」の歴史的トピックス

明治19 帝国大学令公布

明治20 保安条例公布

・・・自由民権運動を弾圧するための法律で、治安警察法や治安維持法と並ぶ戦前日本のる弾圧法の一つ。集会条例同様、秘密の集会・結社を禁じた。また内乱の陰謀・教唆、治安の妨害をする恐れがあるとされた自由民権派の人物が、同条例第4条の規定で皇居から3里(約11.8km)以外に退去させられ、3年以内の間その範囲への出入りと居住を禁止された。同条例で東京を退去させられた主な人物には尾崎行雄、星亨、林有造、中江兆民、片岡健吉、光永星郎、中島湘煙、中島信行、横川省三、山本幸彦らがいる。

明治20 教科書検定制度が発足

・・・以降、小学校では「文部省検定」以外の教科書の使用は不可となり、検定済み歴史教科書の内容は建国の体制、皇統の無窮など天皇を中心とするもので、これによって国民精神の中に皇国史観を注入する洗脳教育が行われた。

明治22 大日本帝国憲法公布

明治23 教育勅語発布

明治33 治安警察法公布


(2)『廃仏毀釈』関連で「明治政府が行った重要史跡の破壊・抹殺・抹消と古事・伝承(歴史?)改竄」の事例


◆「飛鳥戸神社」(大阪府羽曳野市飛鳥)では、仏教と結びついて渡来した外来信仰の痕跡の抹消も狙いの一つと考えられる「廃仏稀釈」関連で、明治期に祭神が素盞嗚命(スサノウノミコト)へ強制変更された。そもそもは5世紀に渡来した百済王族・昆伎王の子孫、飛鳥戸造(あすかべのみやつこ/その支族が蘇我氏?)氏族の居住地であり、その祖神たる昆伎王が祀られていた。

・・・因みに、飛鳥戸神社と白鳥神社(日本武尊の白鳥伝説)がある羽曳野市、およびその近隣の磯長谷(しながたに/南河内郡太子町/叡福寺(推古天皇建立)、奥城古墳(聖徳太子墓)等の古代史跡が点在)辺りは、4〜7世紀にわたり日本海・山城ルートと、九州・瀬戸内・難波津ルートの二系統で入ってきた前渡り渡来系の王権(族)、氏族、文化の合流地であり、やがて此処は河内(近つ)飛鳥(および大和(遠つ)飛鳥)で大和王権(推古朝〜諸天皇家に至る)が成立するための揺籃の土地になったと考えられる。<注>近つ、遠つは難波宮からの距離についての表現。

・・・おそらく天皇家と百済王家、および日本の古代文化と中国・朝鮮半島文化の歴史的な繋がり、その血統と文化的血縁の深さを隠蔽する意図を明治政府があからさまに持っていたためと考えられる(例えば、河内飛鳥を本拠とする田辺史氏(たなべのふひとし/百済系、藤原氏のルーツ?/奈良・春日神社内に田辺廃寺跡がある)などの渡来系古代氏族が中心となり日本古代の律令(国家)の枠組みを成立させたことが明らかとなりつつある/出典:門脇・水野編『河内飛鳥』―吉川弘文館―)。そして、今では武寧王(百済王家)との繋がりの深さについては今上天皇ご自身が公言されている。


<参考2>近年の考古学・比較文献学など研究の深化で、古代日本文化と古代王権・王朝・天皇制などの常識が書き換えられつつある。(“難波の八十島祭”からの連想/万世一系皇統は「東アジア漢字文化圏」での象徴文化的解釈でもあり得ないことが実証されつつある!)

・・・起こりの時期は不詳とされる“難波の八十島祭(やそしままつり)”とは、天皇が大嘗祭の翌年に勅使を難波津(大阪・河内方面湾岸部)に遣わし住吉神、大依羅神(おおよさみのかみ)などを祭る行事だが、それは13世紀の「武士の起こり」の頃に途絶えた。その理由は判然としないが、おそらく確固たる武士階級の登場で天皇制(古代王権・王朝の後裔)を支えてきた武力権(信仰対象化した)の役割交代が明確に意識されたから?と考えられる。

・・・又、この背景には4〜6世紀頃の難波・河内のヤマト王権と倭王権(奈良・山城(京都))の複雑な関りが窺がわれる。おそらく4世紀頃に先行していた日本海ルートの倭王権(秦氏・葛城氏らの渡来系?)と、九州〜瀬戸内(吉備)〜難波津ルートで東征してきた後発の渡来系勢力(神武東征と物部氏(百済系?)、日本武尊など)が難波・河内辺りで接触・抗争・融和したことが、大仙古墳群(仁徳天皇陵など)、前期難波宮、河内飛鳥、飛鳥(藤原京)、奈良辺りの文化に結実した可能性がある(出典:直木・中尾共著『古代の難波と難波宮』―学生社―、門脇・水野編『河内飛鳥』―吉川弘文館―)。


<参考3>大林組プロジェクト・チームは、仁徳天皇陵の造営に「15年8カ月の工期と、のべ680万人強の人員」が投入されたと試算している。このため、既に5世紀頃には河内を中心に吉備(岡山)辺りから関東におよぶ強大な大王権がほぼ成立していたと考えられる(出典:『同上』―学生社―)。


(その核心は、国民一人ひとりが『正統保守』と『カルト偽装ヤマト民族派極右』(犯罪的“観念同時の病理”=“追憶のカルト”なる過激極右妄想)の違いを自覚できるようになること)


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■【臨時国会開催は絶対避ける、という安倍政権の狡猾な『国民騙し戦術が的中!』∵国連で下手を売っても報道で誤魔化せる!苦w/内閣、支持41%(↗6P)不支持40%(↘5%)/ 安保法、賛成36%(↗6P)反対49%(↘2P)20151020朝日】

・・・「世界記憶遺産=審議非公開」を不公平と指摘のメディアもあるが(朝日、毎日ほか/メディアのアンケートでは約8割もの国民が“安倍政権のユネスコ分担金の引上げを支持している”とか?)・・・、

・・・容量オーバーなので、以下はコメント欄(下をクリック)へ続く・・・

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