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2016-01-09 安倍政権が強める天皇批判と対宮内庁圧力、その歴史修正の欲動を

toxandoria2016-01-09

安倍政権が強める天皇批判と対宮内庁圧力、その歴史修正の欲動を根絶する糸口は、「国家神道」派極右(文化的相貌失認症/変質者の愛国エロス)と「正統保守」を峻別する「未了の相克」へ持続的に挑戦する意思

Lara Fabian – Ma vie dans la tienne (あなたの中の私の人生/Official Video)

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■【Cover Images】2015晩秋の風景、京都/古代、渡来系文化の残照・・・

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1 上賀茂神社・社家町の風景1:社家町は賀茂(鴨)神社の神職系の人々の住まいとなってきた地域であるが、これらの人々は古代氏族・鴨氏の末裔であり、鴨氏は有力渡来系氏族・秦氏(中国・朝鮮半島系/太秦と深草が本貫地)と永く深い縁を結んできたことが知られており、鴨氏そのものも渡来系氏族である可能性が高い。            

2 上賀茂神社・社家町の風景2:また、賀茂神社そのもののも渡来系神社であることが窺われ、近年、その方面の研究が進みつつある。

3 蚕の社(太秦/木島神社内):『続日本紀』の大宝元年(701)4月3日の条に当神社の名前があるので、それ以前から祭祀されていた古い社である。渡来系氏族、秦河勝による広隆寺創建とともに勧請された養蚕神社とされる。

4 大酒神社(太秦):『広隆寺来由記』によると、仲哀天皇四年、秦始皇帝の裔・秦氏の祖功満王が来朝し始皇帝の祖霊を、広隆寺に祀ったのが当社であるとされる。

5 蛇塚古墳(太秦):京都府で最大の横穴式石室を有する前方後円墳であったが墳丘封土は失われ石室のみを露出する。聖徳太子アドバイザーであった渡来系氏族、秦河勝の墓である可能性が高い。

6 大原の風景1:大原の寂光院は、寺伝によれば聖徳太子が父・用明天皇の菩提のため開創したとされるが、

7 大原の風景2(寂光院):聖徳太子と秦河勝の繋がりから、やはりこの地にも渡来系の人々の色濃い足跡の広がりが窺われる。


プロローグ)法隆寺『木造観音菩薩立像(百済観音)』

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・・・6世紀半ば〜7世紀中葉頃の飛鳥時代でも未だ“自らが半島人か?日本列島人か?”の意識は、おそらく現代ほど明確ではなかったと思われる。従って、この『百済観音像』は、その時代の曖昧な<相貌認識>として見るべきかもしれない(関連参照、以下『補足2』)。(当画像はウイキより転載)


奈良県斑鳩町の法隆寺には、和辻哲郎『古寺巡礼』、亀井勝一郎『大和古寺風物誌』などで紹介され(大正時代以降に)広く知られるようになった国宝『百済観音』(7世紀前半〜 中葉頃の作、作者・製作地(半島or日本?)ともに不詳)がある。


八頭身の長身(高さ2.09m)でクスノキ(樟)の一本造りであるが、両腕の肘から先と水瓶 、天衣などは別材で継いである。同時代を風靡した止利(鳥)仏師(鞍作止利とも呼ばれ、中国系、今来の渡来人とされる/飛鳥大仏(飛鳥寺)・釈迦三尊像(法隆寺金堂)などの作者)の様式とは大きく異なり、純化された美しい体躯の造形が特徴で、アーモンド形の目とアルカイック・スマイル(この点は止利様式と共通)を湛えた表情(独特の相貌)が神秘的である。


元禄期〜明治17・18年頃までは「虚空蔵菩薩」と呼称されていたが、明治19年に岡倉天心が調査を実施(維新政府による廃仏毀釈なる文化破壊の蛮行、一種のヴァンダリズムへの危機感から実行された/関連参照→補足1)した時の記録には「朝鮮風観音」と記されており、いつしかそれが百済観音と呼ばれるようになった。


顧みるに、古代「飛鳥〜白鳳〜天平〜平安中期」以降の日本文化が独創性の点で優れているとすれば、それは東アジア漢字文化圏(近畿圏を中心とする日本列島はその受け皿であり終着点であった/関連参照 →http://goo.gl/m1IJtw )における重層的・波状的な外来文明の坩堝の中で、寛容かつ謙虚に中国・朝鮮半島などからの渡来系文化に学びつつ(新羅との関係が悪化する、およそ聖武治世期より後は渤海からの遣日本使が主流となる)、より日本的な方向へそれを“純化”させ「日本文化のユニークな芸術性」を探究してきた点にあると考えられる。


それは同じに見える「純化・純粋化プロセス」でも、“先ず脳内で空高く飛翔する靖国顕幽論あるいは国家神道らのドグマ的な観念世界(“変質者のエロス”の欲動/委細、後述)ありき(例えば、現在の安倍政権を陰で操る #日本会議 らの如き)”の架空(虚構・妄想の類)の出来事ではなく、それぞれの部門と立場に応じ懸命に生き抜くため日本列島に定住した人々の日常のリアルに根差す、地道な文化創造の努力が培った結晶であり、結果的にそれが「観念的にも非常に美しい日本文化のエッセンス」となったのである。


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このような観点からすれば、かつて『古寺巡礼』の著者、和辻哲郎が<靖国神社平田篤胤が“手遊(すさ)び”で創作した靖国顕幽論(幽顕思想)/国家・日本の主権を持つ資格がある玉砕戦の英霊を頂点とする霊界ヒエラルキー日本国民の上部構造として君臨する、と考える)の思想は『変質者(文化的倒錯の観念を持つ輩の意味!苦w)のイデオローグ(“変質者のエロス”の欲動)』であると指摘>していたことが実に慧眼であることが分かる。(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社、ほか/関連参照 ⇒ ノーマンブラウン『エロスとタナトス』―竹内書店― http://urx.blue/qdr6 )


<補足1>偽装極右ならぬ正統保守のあり方を見据えた岡倉天心の驚くべき先見性について


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今を去ること約110年以上も前に、『日本の覚醒』(1904/東西の架け橋の意識をアピールした著作)を出版した岡倉天心(1862-1913)は、慧眼にも、日本が、その後“軍国主義国家からグローバリズム時代を経て、やがて現在の「安倍晋三的なもの、すなわち #日本会議 的なものによるエクリチュール(日本国民が歴史過程で創造してきた凡ゆる文化所産・痕跡)破壊・改竄の蛮行」が再び復帰する時代”をすら予感していたようだ。それ故、その後の岡倉天心は日本社会の主流権力(ファッショ軍国主義に熱狂する戦争へ向かう奔流)から疎外され、異端視されることになった。


因みに、これはヨーロッパ全般に言えることでもあるが、特に「フランス革命ナポレオン体制〜反動体制〜第三共和政(1870〜1940(ナチス侵攻期まで))」の過程で繰り返されたヴァンダリズム(フランス革命の暴走による、「廃仏毀釈」に似た文化遺産・建造物等の破壊行動/逆に、維新政府がヴァンダリズムを“表面的”に剽窃したのが廃仏毀釈である可能性が高い)との闘いの中から、次第に文化遺産・歴史的記念物あるいは美術史・音楽史・演劇史などを重視することの重要性が理解され今に至ったのである。


このようなヨーロッパ近・現代史の流れを見ると、日本の伝統美術を継承することに価値を見出し、明治維新政府によるヴァンダリズム(廃仏毀釈)に抗して、岡倉天心が19世紀後半〜20世紀初頭にかけて、帝国博物館(国立博物館の前身)・古社寺保存会(文化審議会の前身)・古社寺保存法(文化財保護法の前身)・東京美術学校東京芸術大学の前身)・日本美術院などの諸制度創設に関わり、菱田春草横山大観らへの支援と古社寺・仏像等の保護・保存・復興に力を注いだことは、決してヨーロッパにも引けを取らぬ、非常に先験的な活動であったことが理解できる。因みに、#日本会議 、神社本庁らがやっている「歴史修正主義」活動は、正統保守を“騙り”つつ、まさにこの過程を遡行する蛮行に他ならない!


また、このような視点から見ると、世界に誇るべき寛容かつ謙虚な「正統保守」的観念を持っていたはずの日本人が、政財官学のみならず一般国民の殆どまでもが、美しい日本の自然環境と国土、そしてその「未来と子孫」への継承可能性の破壊(決定的ヴァンダリズム)以外の何物でもない「“原発一極(一穴?w)経済”絶対主義なる<狂信=安倍晋三の“世界一絶対安全な日本のアンダーコントロール原発(今や、最も危険で明らかに費用対効果が劣勢な電源プラント)を世界中で揺るぎなく推進する”という狂信政策>に嵌ったまま、みすみす日本が総掛かりで亡国への道を進みつつあるのは何故なのだろうか?


<補足2>日本の『報道の自由度』が下がり続けるのは何故か?/重度「相貌失認症」を罹患し、安倍の“豚婢”(脂ぎった“ブランド豚”扱いの肥えた“はしため”)と化した日本のジャーナリズム(四次元的「相貌認識」の能力は“真人間”だけがもつ!)


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人間の脳には<絶え間なく変化し続ける過去(個人的経験、様々な体験や歴史認識などの記憶を含む)から現在へ、そして未来(人間の宿命ともいえる“未了の相克”へ投企・挑戦するベクトル)へ流れ続けるという『時間』軸に加え『形』と『色彩』を動的(ダイナミック)に総合し把握する>という、いわば「他の人々の生きた相貌」(時間も加わる四次元の中で生きる相貌)を瞬時に認識し記憶する能力があり、それが他の動物一般とは異なる『人間らしさ』を人間社会へ与えていることが分かってきている(関連参照 →山口真美赤ちゃんは世界をどう見ているのか』―平凡社新書http://urx.blue/qcEG )。


そして、この「相貌認識」の能力が失われる「相貌失認症」という病気があることも知られており、それには2%程度とされる先天性と、後天性の二種類がある(出典 → http://urx.blue/qcET )。後天性「相貌障害」の場合は、人間の顔を認識し識別する脳の側頭葉・後頭葉に偏在する「顔領域」が、事故・疾患・洗脳・ストレスなど何らかの外圧による損傷を受けて「生きた人の顔」(敵か、味方か?付き合うべき相手か、警戒すべき相手か?など)の正しい認識が困難となるのだが根本的治療法は今のところ知られていない。


従って、現下、日本で横行する<安倍首相と主要マスメディア幹部の恒例・会食セレモニー>という、政治権力側(安倍政権自身が、国民のリアル相貌が見えない重度の相貌失認症である!)から一種の洗脳効果をマスメディアが恭しく享受する奇怪な儀式で日本の主要メディアが機能不全となっていること、言い換えればそれにより日本国民が“安倍首相を支える国家神道派・極右、#日本会議 らの実像(リアル相貌)を凝視し批判する”ことが不可能と化しているのも、れっきとした後天性「相貌障害」の一種である(関連参照↓★1〜3)。しかも、そのため主要マスメディアは日本の未生(未来の可能性)を宿す国民の実像(リアル相貌)をも凝視することが不能となっている。まことに恐るべきことである。


★1『日本の報道の自由が危険に晒されている/日本は11位から61位へ、報道の自由度が下がる理由:米国人ジャーナリスト、Jake Adelstein氏』http://logmi.jp/93108 


★2 国連の「表現の自由」調査を拒否! 安倍政権が国際社会から隠したがった“報道への圧力”全事件簿/安倍が国連調査拒否し報道圧力を隠蔽20160104リテラhttp://urx.blue/qelI


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★3 ミドルパワー国・カナダ式「多元解」の模索と西欧デモクラシー(目下、渦中に立つフランスがその源流)を調和させる柔軟思考による、新たな理念「解」の構築が急務!しかし、その「解」がIS同然の 『 #日本会議 と安倍の“狂”/↓*1』ではあり得ない! 矛盾を抱え苦闘する仏を凝視する一方、日本の惨状( #日本会議 と安倍の“狂=変質者のエロスの暴走”がもたらす言論弾圧の現実/↓*2)も併せて注視すべき!http://urx.blue/qelQ 

⇔ 詳報求む。RT @buu34: 非常事態を3か月延長する法案が出たが・・・、国会議員、弁護士、司法官、ジャーナリストは強制家宅捜査から除外、現行法ではメディア規制が可能なところ法案では削除、まだ幾らか良識は残っているようだ。20151120@岩上安身http://urx.blue/qelN 

  ⇔ 同感!「極右」の拡大はテロの脅威による感情劣化に因るものと理解できる。(が、ミドルパワー国・カナダ式「多元解」の模索と西欧デモクラシー(目下、渦中に立つ仏型)を調和させる理念の構築が急務!その解がIS同然の 『 #日本会議 と安倍の狂』ではあり得ない!)20151119@只のオッサンがリツイート to @金子勝 (デンマークで極右・国民党が20%の得票で議会第2党に躍進。オランダでも極右の自由党支持が世論調査で1位。/アベは国境なき世界戦争を利用し臨時国会も開かず戦争を煽りに外遊中) http://urx.blue/qelP


*1 国連の表現の自由調査、突然延期 日本政府が要請/調査に協力を予定していた市民団体関係者は「特定秘密保護法や、政府によるメディア介入などが取り上げられるのを避けたのではないか」と批判している。2015/11/19 - 47NEWS http://urx.blue/qelM


*2 民主主義への破壊的挑戦「テロの狙いは憎悪を発生させ、同時に憎悪によって迫害された者を新兵にする」という厳しい現実に対峙し、「国民主権」の死守で苦悶・苦闘するフランス(ポスト2015.11.13パリ同時多発テロ)と対照的な、同テロを好機と見て<IS同然の“狂”に因る錯覚合理主義>で「国民主権」の統制へと動く安倍政権の言論弾圧、11.17読売・産経新聞の全面広告(TBS『News23』で安保法を疑問視する岸井成格氏(毎日新聞特別編集委員)を放送法第4条・違反だと名指し批判!)http://urx.blue/qelL 

・・・その広告主“視聴者の会”の正体は『情報通信戦略調査会』!? しかも、安倍政権は、そのテロ対策の言論弾圧と同時並行・多発!的に<秘密保護法+共謀罪>再検討(↓*3)のショック・ドクトリン式改悪「改憲」へ、つまり反民主主義、反立憲主義へ拍車をかける暴走の気配を見せ始めた!

・・・日本政府は、パリでの同時テロを受け、テロ対策を強化する考えだ。来年の主要国首脳会議伊勢志摩サミット)や2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、テロに関する情報収集体制の整備などを進める方針。自民党内からはテロなどの謀議に加わった場合、処罰対象となる「共謀罪」の創設を求める声が上がっているが、曲折もありそうだ。(2015/11/17時事通信、より部分転載)、http://goo.gl/hVOeBu 


・・・


つまり、サラリーマン化した“お上ご尤もの立場の政治記者らによる<アンチ「安倍政権批判」に徹する異常な報道姿勢>”は、「彼らジャーナリストが本来なら誇りとすべき権力批判」どころか安倍政権、つまり「カルト偽装極右民族派なる異常な政治権力の相貌」(神社本庁、 #日本会議 らが意の儘に操る)に這いつくばるバカリとなるよう仕掛けられたことに因る「相貌失認症」>であり、今やこのビョーキは関連業界へ広く伝染している(関連参照↓▲1〜2)。


▲1 20151231朝ナマ:番組終了20分前になってやっと安倍政権に迎合するメディアの在り方が話題になった。共産党の小池氏が「マスコミ幹部が頻繁に安倍首相と会食をやってることは問題…」と発言したら、田原総一朗が「会食するくらいはいいけど」と言って小池氏の発言を遮ったのは酷い!認識が甘いよ 20160101@徳永みちおhttp://urx.mobi/qgND


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▲2 <下っ端の記者までが官邸とズブズブ&濡れ濡れのヨダレ>仲間となっており、今や記者クラブメディアは総掛かりで<戦前型“変質者のエロス“権力>に酔い痴れるバカリで、安倍カルト狂人内閣の真正「太鼓&提灯持ちメディア」と化した!20160106@只のオッサンがリツイート to @Trapelus(聞いて呆れる首相担当記者のごっつぁん忘年会 国民の税金で高給寿司とローストビーフをムシャムシャ こりゃ安倍政権のヨイショ報道があふれ返るのもムリはない20160 106日刊ゲンダイhttp://urx.mobi/qgNH


・・・


ともかくも、その四次元世界(三次元空間プラス“過去・現在未来の時間の流れ”)の中で生きざるを得ない人間が、いま現在の時間の流れとともに個々の相貌を内面記憶(歴史記憶も含む)の変容に合わせつつ変化させるのは、ごく自然なことだ。従って、かなり長いあいだ再び出会う機会がなくなれば、人々がお互いの相貌を忘れてしまう現象が起こり得るのも自然なことである。


また、人間的な形象をモチーフとする芸術作品もこの「相貌認識」の問題と実は無縁でないことを理解する必要がある。無論、それは、生きている人間の現在との関わりという意味だけではなく、ある「一定の歴史過程の流れの影響を受けつつ、更には個人的に経験する時間の中で生きる芸術家と人間社会の相互交流全体の相貌」を認知し同定する、その意味での新たな文化・芸術創造のスナップショット(相貌認識)ということでもある。


1 偽装極右、安倍「美しい国家主義」の正体(1)


・・・第二次世界大戦における日本軍の行動『正当化』への飽くなき策謀、それは皇国の象徴たる国家神道の宗主『伊勢神宮』を渇望する政治的変質者の“愛国のエロス”・・・


(安倍官邸が強める対『宮内庁』圧力と『今上天皇』批判は、中国の“愛国無罪(権力・民衆両方が求める異方向ナショナリズム)と「先富論」が<和諧>を模索する苦悩の葛藤”とも異次元で全く意味不明アナクロ・ベクトル)


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<参考>『安倍官邸が仮想敵国視』(出典:http://urx.blue/qdHF )する中国/その『国民主権共和ナショナリズム』の萌芽から現代の愛国ナショナリズム(現実には、権力・民衆の双方が求める異(両)ベクトル・ナショナリズムの葛藤となっている)に至るまでの近・現代中国史の概観


金立群(AIIB/アジア投資銀行、初代総裁)だけでなく、習近平(中華人民共和国主席)ら、今の中国指導層は青春期に文革という辛酸をなめたあと高度成長を成し遂げた世代であるだけに、「彼らには、植民地主義に踏み荒らされた屈辱の歴史を経て今や米国に次ぐ大国として再び世界の覇権を伺うという野心が漲っているのは確かである(出典:20160103日経、『アジア ひと未来(2)覇権を再び 野心隠さず』、

http://goo.gl/92EUwu )。


他方、「改革開放」以降の現代中国には、グローバル世界における<個人の欲望の解放(自由市場で各国民が経済的豊かさを追求しようとする意思の尊重)、国民の愛国意思高揚、そしてデモクラシー実現への要求>の三者を如何にして調和させれば共産主義一党独裁体制から軟着陸を図るための方向付けが可能となるか、つまり現代中国流「国民主権共和ナショナリズム」の方向付けの問題が重く伸し掛かっているのも歴然たる現実、として冷静に見つめておく必要があるだろう。


そこで、いま現政権が国民に提示している最もマクロなビジョンが「和諧社会(調和社会)」の建設であり、これは、富強中国の実現を出発点としつつ、改革開放による経済発展のなかで、中国に出現した様々な矛盾、つまり「都市と農村、および沿岸部と内陸部・西部地区の間の激烈な格差、更には激しい環境破壊」などの解決のために掲げられた最も大きなスローガンである。


無論、我われ日本国民がその方向付けを外部から簡単に見出すことなどは到底できる訳もない。その代わり、ここでは、かつて確かに存在した中国『国民主権共和ナショナリズム』の萌芽から現代の愛国ナショナリズムに至るまでの近・現代中国史を概観しておくこととする。(簡潔を期して、以下は箇条書きに準じて纏めておく)


・・・


中国『国民主権共和ナショナリズム』の萌芽/創立民国=「アンチ皇帝政治(一君万民)」意識の萌芽/孫文「三民主義」(民族主義(漢民族と少数民族の平等を意味する五族共和へと発展)、民権主義(主権在民)、民生主義(経済的な不平等を改善し国家主導で近代化と社会福祉を充実させることを意味する))

・・・1906年に孫文が発表した中国革命の基本理論で、中国国民党の基本綱領として採用され中華民国憲法(台湾)にその趣旨が記載されている。

1910年代の文化運動のスローガン「デモクラシー&サイエンス」 

・・・本格的な「国民主権共和ナショナリズム」の萌芽


1911〜1944:中国の「近・現代=皇帝の天下から国家への時代」=中華民国期=国民党の抗日戦争

・・・国粋⇔西化(西洋化)らの思潮が闘う混迷の時代


1945〜1949:国共内戦の時代(1949年10月1日:ソビエト連邦からの間接支持を受けた共産党軍の反撃を受け、アメリカ政府の支援と援助を受けたにもかかわらず、中華民国軍が敗退。南京国民政府が崩壊。)

・・・1949年の共産党による一党独裁政権の勝利は、見方にしだいではあるが「近代国家形成を目指すナショナリズム」の異形バージョンであったともいえる。


中華人民共和国/毛沢東の時代、その特筆すべきポイント

・・・中華人民共和国は成立して約65年となるが、その前半30年が毛沢東の時代(建国期)になり、それ以降は「改革開放の時代」となる。

・・・この「毛沢東の時代/建国期」の特色を列挙すれば、「共産党一党独裁なる政治システム、住居・生活サービス等の全てを人民に与える企業体としての人民公社システム、毛沢東思想マルクス・レーニン主義/階級闘争理論に因る革命原理主義的思想/儒教的な“郷紳社会と倫理的観念”の破壊が目的)なる文化システム」の確立ということになる。


改革・解放の時代(蠟登小平の指導体制の下、1978年12月に開催された中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議で提出、その後開始された中国国内体制の改革および対外開放政策)のエポック/市場経済への移行期(1978年 - 1992年)、社会主義市場経済(1992年 - )/「経済特区」設定、人民公社解体、市場原理導入、民主化運動の展開、「六四・天安門事件(1989.6.4)」、さらなる改革開放への流れ、大きな経済発展

・・・蠟登小平の強力なリーダーシップと「先富論」(一種のトリクルダウン論)、人民大衆の貧困脱出と生産性向上への欲望(意欲)、先進諸国から立ち遅れていたことへの屈辱感などが、その推進力となった。

・・・が、特に蠟登小平の「先富論」は、何処でも御多分に漏れずの現象であるが、極端な「拝金主義者(向銭看)」の跋扈と格差拡大の問題につながった。

・・・しかし、(これは不幸中の幸いとでもいうべきか?あるいは逆説的というべきか?)極端な「拝金主義」経済の奨励こそが、実は、中国社会の多数派層(底辺層に重なる)の人々らの中に「本格的な近代デモクラシーを求める主体的な意識」を芽生えさせたといえる。その最初の軋みが、先に触れた「六四・天安門事件(1989.6.4)」であったといえよう。

・・・しかし、問題はそれにもかかわらず、相変わらず政治体制が「共産党一党独裁」のまであることだ。そして、中国の「愛国ナショナリズム」の主導権は未だに「中国共産党による国家主義的な上からの愛国主義教育」の手中にある。

・・・また、異なる観点から見ると、中国社会は約92%を占める漢族も含めて56の民族から成る多民族国家であり、この民族問題の軋みが中国社会を襲うという厳しい現実がある。やがて、この軋みが過激化する苛烈な局面も訪れるであるだろう。

・・・しかし、孫文の創立民国(特に、少数民族の平等を意味する五族共和)の歴史を中華民国(台湾)と共有するという歴史観への深化もあり得ることが広く理解されるようになれば、少数民族問題の糸口を探る過酷なルートから、中国の国民が本格的に「国民主権共和ナショナリズム(愛国)」の意識を共有する時代が来る可能性もあると見るべきだ(共産党主導ながら基層民主、村民自治が進みつつあり、それが本格的デモクラシーの細胞化するか?)。

・・・中国の最大の課題は共産党一党「独裁権力の透明化」であるが、それは中国独自の努力もさることながら、そのためには、我われは今や大気圏も含めた意味での地球という有限な資源環境の中のグローバリズム世界で共存せざるを得ないことが明らかである以上は、特に日韓など東アジア文化・経済圏での政治・外交的な国際社会ルールの法制化も着実に視野に入れるべきである。


(安倍官邸、神社本庁、 #日本会議 らの飽くなき狙いとは?)


・・・それは、第二次世界大戦における日本軍の行動『正当化』の保証人を務めた『“政治的変質者の愛国エロス”が妄想する『万世一系皇国史観』の守護神たる<国家神道>の聖なるエンブレム、伊勢神宮』を取り戻すということ/しかし、これは悲惨な敗戦へ直結した伊勢神宮に関わる決定的誤解である!(この論点の委細は、下記ブログ記事を参照乞う↓◆)・・・


◆多数派国民層が、「伊勢神宮(日本文化のハートランド)の戦争と平和の両義的で苛酷な歴史経験」を「自らの問題」として理解することが肝要/2015-10-30toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20151030

・・・伊勢神宮は、凡そ7世紀中葉〜後半における日本国(倭国)の誕生と東アジア漢字文化圏に位置する日本文化の揺籃の地であるとともに天皇家の歴史・文化的精神基盤であり、かつ伝統神道の自然アニミズムを根拠とする全国神社の本宗(ほんそう/総祖神)である。同時に、この日本国の誕生に関わる歴史環境から、おそらく殆どの人々は全国の神社を代表する伊勢神宮が日本文化と自らの心性の基層であるとも感じているはずだ。また、実は「伊勢神宮」は日本国民の“脱原発”と真の“平和主義”の意思を未来へ繋ぐための希望の地(新しいハートランド)でもある。そして、そのことは「今上天皇の護憲主義と靖国回避のスタンス」とも深く結びつくことを意識すべきである。


・・・


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伊勢神宮の式年遷宮は戦後四回行われたが、正遷御当日(20131002)の式典に参列した総理大臣は安倍晋三が初めてである。この時には、麻生太郎副総理を含む8閣僚(殆どが #日本会議 メンバー)も参列した。しかも、NHK始め主要メディアは、このことの委細を報じなかったが、安倍政権は、 #日本会議 、神政連、神社本庁、神宮大宮司(鷹司尚武氏)ら「国家神道」復活派の希望の星である(画像は、http://urx2.nu/qhjN より転載)。

 → Cf.4【安倍首相と9閣僚が伊勢神宮参拝、これは政教分離原則違反で憲法違反。伊勢志摩サミットも要注意!】今回の、安倍首相ら10名の閣僚の伊勢神宮参拝は、内閣総理大臣以下内閣の多数が大挙し、それも神道最高の施設である伊勢神宮に参拝しているのだから、安倍政権と神社本庁が「他の宗教団体とは異なる特別のものであるとの印象を与え特定の宗教への関心を呼び起こす」という象徴効果を謀っているのは明らかで憲法違反である!201601 06ブログEveryone says I love you ! http://urx.mobi/qgfc


その当日の記者会見で菅官房長官は「これは恒例の私人としての参列で、憲法の正教分離原則に反しておらず何ら問題はない!」と “恒例のしゅくしゅく説明”を得意気に述べたが、戦後初の「安倍総理と8閣僚」の正遷御当日の参列は、神宮遷御(伊勢神宮の存在)に関わる「戦前回帰」の政治的メッセージ(=“政治的変質者の愛国のエロス”なる狂信)を、不遜にも、肝心の今上天皇のお立場(護憲主義)を一切無視する形で、日本社会へ戦後初めて発信したことになる。


その安倍首相の政治的メッセージは「伊勢神宮と国民の歴史的関係」を改めて強く意識させたが、その政治的メッセージが敢えて隠している部分を具体的に指摘すれば、それは「全国民の玉砕が前提の『愛国自爆テロ戦争』(愛国戦争を国家神道の崇高祭儀と見なす狂信!)」を司る国体(一億総“追憶のカルト”化/異常“観念同時”なる集団妄想の愛国エロスの病理)へ、再び、日本国民を回帰(罹患)させる!という安倍晋三・一派の強い決意の現れに他ならない。


(伊勢神宮を『国家神道』のエンブレムとする“万世一系の国家体制”へ回帰したいと願う変質者の“愛国エロスの欲動”が抑制できず、安倍官邸が強める宮内庁への圧力と今上天皇批判) 


そのため、安倍政権は「戦前において国家神道の象徴であった伊勢神宮」の存在意義についての内外へのアピール強化とともに、#日本会議 、神社本庁らが罹患した「変質者の“愛国エロスの欲動”/和辻哲郎」(戦前の“皇国史観”国家、日本全国の宗主たる伊勢神宮を国家神道のエンブレムとして掲げる“万世一系の国家体制”へ回帰したい強力な欲動)が抑制できず、「国家神道」復活への支持拡大が狙いの国民洗脳の好機として「20160526〜27伊勢志摩サミット」開催(http://urx.blue/qdM4 )を利用すべくその開催準備に取り組んでいる。また、それと並行して安保法(戦争法)と「平和主義放棄&緊急事態条項(戒厳令)付の改憲」に積極的に賛意を示すよう宮内庁へ圧力を掛け、平和主義と戦争反省の御発言を続ける今上天皇への批判も強めている(関連参照/↓★3、4)。


★3 安倍政治に危機感、天皇は誕生日に何を語るのか? 官邸が強める宮内庁への圧力、安倍ブレーンを使い天皇批判も20151222リテラ、http://lite-ra.com/2015/12/post-1811.html (以下、部分転載)

・・・「天皇と皇后両陛下は、安倍政権の改憲、右傾化の動きに相当な危機感をもたれている」この数年、宮内庁記者や皇室関係者の間ではこうした見方が定説になっており、昨年あたりから、官邸が宮内庁にかなりプレッシャーをかけており、天皇、皇后が思いを素直に口にするのが難しくなっているというのだ。


★4【天皇と宮内庁への圧力源は安倍政権を牛耳る #日本会議 と神社本庁/終戦時に敗戦(ポツダム宣言受諾)拒否で天皇の首の挿げ替えも覚悟して引起こされた『宮城クーデター事件』の首謀者ら、“生長の家”過激派の流れを汲む一派「日本青年協議会」が #日本会議 の実働部隊となっている】 ⇔ 安倍首相は、来夏の参院選後を視野に「緊急条項」付設から入る「憲法改正」に取り組む意欲で、おおさか維新・公明らを加えた橋下提唱「改憲勢力2/3構想」実現への布石に着手した。http://urx.blue/qdN1

・・・そこで懸念されるのは、<国民の殆どが現「憲法」を高く評価>する一方で、厳しい海外の眼差しとは異なり、日本メディアが未だにその「憲法改正」強行の仕掛人が #日本会議 であることを率直に報じようとはせず(“安倍を支持する保守層”などの婉曲表現に止まる!)、そのため多くの国民が #日本会議 の危険性について殆ど無知であり、その点に無頓着のまま #日本会議 指南の目くらましパフォーマンス戦術に洗脳されて安倍一派へ投票するようになることだ。


(しかし、安倍内閣の余りにも異常な“政治的変質者の愛国のエロス”暴走に対する『強力なカウンター効果』が期待される新たな動向が生まれつつある)


だが、今のところ伊勢神宮ら各神社の神職および伊勢神宮・宮内庁・文科省管轄の歴史・文化研究機関等の所属研究者らの多くが「原発アニミズム論(異常神話論理)」批判派であるため、日本会議・顧問の鷹司尚武氏が大宮司を務める伊勢神宮そのものが「自然アニミズム」の看板を堂々とかなぐり捨てることはなかなか困難であるだろうし、何よりも伊勢神宮と歴史時間を、これからも末永く身近に共有し続ける伊勢市民・三重県民の多数派層がアンチ「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論」(神社本庁が掲げる異常ミソロジー(神話論理))だという現実がある。



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ともかくも、「3.11フクシマ原発苛酷事故」が起こるまで、「ウラニウム・放射能アニミズム論」は神社本庁・神政連のキャッチであり、目下、神政連らがその復権を工作中!だ。しかし、一方で伊勢市長・鈴木健一氏は非核平和・脱原発派であり三重県民(特に、南伊勢町(旧南島町ほか)・大紀町/かつての原発立地予定地)には、中部電力「芦浜原子力発電所計画」を2000年に白紙撤回させたという実績がある(http://goo.gl/AFqZQL /参考文献:北村博司『原発を止めた町』‐現代書館∸)。


因みに、いま「憲法違反訴訟」が各地で準備されているが、特に「伊勢神宮のある三重県での大きな活動」を注目すべきである。安倍晋三首相は、「伊勢志摩サミット」に集まる世界のリーダーを、かつて「国家神道」の頂点に君臨した伊勢神宮に参拝させて、「戦争法(安保法)」と「原発推進/原発アニミズム論(神社本庁の神話論理)」に日本国民ともども一気に乗せてしまうという戦略を採っているようだが、これは却って裏目に出る可能性が高いようだ((注)伊勢神宮の内宮が所管する機殿(はたどの)神社が松坂市にあり、伊勢・松坂両市は隣接することに加え、歴史的な関係も深い)。

・・・Cf.1 三重・松阪市長「安保法案は違憲」 議決差し止めへ提訴20150917朝日、http://urx.blue/qek2 

安全保障関連法案は憲法9条に違反するとして、三重県松阪市の山中光茂市長が9月16日、参院での議決などの差し止めを国に求める訴訟を東京地裁に起こした。同時に、差し止めの仮処分も申し立てた。)

・・・Cf.2中核都市の松阪市で戦争法違憲訴訟、それも集団訴訟が始まる。既に原告団は750人に膨れ上がっており、山中前市長らが「ピースウイング」を立ち上げ、活発な活動を開始した。20151214真実を探すブログ、http://urx.blue/qek7 


2 偽装極右、安倍「美しい国家主義」の正体(2)


・・・内生的「国民主権」否定の国家主義ゆえに、日・韓(安倍・朴)両政権が共有する“カルト超然『買弁』権力の病巣”/20151228「慰安婦問題、日韓合意」が炙り出した日・韓(安倍・朴)両政権が共有する “カルト超然『買弁』権力の病巣”・・・ 


<補足3>買弁(ばいべん)とは?

・・・そもそも、「弁」は仕事(通訳・事務処理・仲介など)のこと。「請負業務を外国人に買って貰う人々」という意味の蔑称、いわば外国資本の利益に奉仕する欲深な輩という位の意味。買弁資本主義、買弁資本家などの形で使われる。

・・・元来は中国で官庁の必要品を調達する者を指していたが、清代のアヘン戦争前には広東で外人商館や外国船に食料をはじめ必需品を供給する特定の商人を買弁と呼んだ。南京条約 (1842) 以後は中国に進出する外国商社のために中国国内での商取引を請負い、手数料を得る中国人商人を指すようになった。

・・・つまり、「買弁」とは「清朝末期以降に欧米列強の対中進出が進むにつれ、租界、商館、洋行などが出現し、そこで求められるようになった欧米列強のビジネスを支援する中国人商人のことである。彼らの多くは外国語能力が高かったので清朝政府と欧米商会をつなぐ人脈をつくり、政治的センスも磨かれることで、その一部には豪商にまで成長する者たちもいた。横浜中華街、神戸南京中華街、長崎中華街の起こりは、欧米人と日本人の貿易の仲介役を担う華僑として入国してきたこれらの中国人の居住地から始まっている(ラスト・パラグラフの出典:桜美林大学論文/横浜中華街―華人の歴史と商売の変化−http://urx.blue/qel0 )。


<補足4>概観、「買弁資本主義」の視座から見えるアベノミクスの病巣とは?

・・・買弁政治家・安倍首相(宗主=米国)の戦争マッチポンプ(日印原子力協定が象徴)と更なる「所得弾性値」悪化傾向の放置(安倍政権は、資本⇔労働間の付加価値分配が資本側へ傾斜する構造を放置するどころか助長しつつ宗主・米国へ貢いでいる!)による視野狭窄で余裕を失った国民から先ずマイナス・スパイラルと大政翼賛の渦に飲み込まれつつあり、日本が本格的ファシズム化の様相を呈し始めたことが懸念される。http://urx.blue/qel2 20151217只のオッサン@hanachancauseがリツイート to 山崎 雅弘 @mas__yamazaki(『平和』という言葉が禁句になり政権の政策について『考えよう』と呼びかけただけで組織の役員を辞任させられる。戦後の日本国憲法下の日本とは異なる、昭和十年代について書かれた本でよく見たような空気が少しずつ社会を覆い始めている。 http://urx.blue/qel7

・・・【分配構造の歪みを更に助長するアベ「買弁資本主義」は財政危機の解決に無効!】日本の財政危機をめぐる虚実/本当に危機的なのか? ⇒ むやみにグロスの債務残高を強調するのは問題だが、現実に負債から差し引くことができる資産が乏しいのも事実だ。そのため公的債務問題を財政破綻リスクと捉えるか、金融危機リスクと捉えるのかで見方は大きく変わる。金融危機リスクと考える場合には、ネットかグロスかという議論はほとんど意味をなさない。 http://urx.blue/qbJC

・・・カナダ「財政再建」成功の事例は、財政再建を実現するには、やはり順調な経済成長が何より重要であることを示している。その証拠に、日本でもバブル崩壊以後、唯一、高い経済成長を実現していた2005年〜2007年にかけては一時的に公的債務比率の増加が止まっている。つまり、冗長な支出の削減は当然ながらも、最も肝要なことは、経団連らの強欲と私利・私欲の誘惑に敗けず分配構造の改善もシッカリ視野に入れて中間層以下の階層の生活パワーを持続的に活性化することに尽きる!http://urx.blue/qeln


2−1 こよなく「国家主義」を偏好する日・韓(安倍・朴)両政権が嵌った “カルト超然権力”なる底なしのドグマ


(日・韓(安倍・朴)両政権が共有する“カルト超然権力”の核心は旧日本軍(関東軍/旧満州統治)方式の『軍事国家主義』)


■19世紀末〜20世紀以降、日・韓両「国家主義」政権が共有する歴史的 “カルト超然権力の病巣”、それは恰もフィルム画像のネガ=ポジの如き同一カルト遺伝子の共有関係である! ⇔ 「帝国の慰安婦」/史料に基づき解釈、在宅起訴された朴教授(朴教授=慰安婦の過酷状況を強調したつもり!)/韓国メディア、著書に否定的反応も 日米の学者ら抗議声明=言論の自由が侵されつつある)、20151127朝日http://urx.blue/qelS http://urx.blue/qelT

・・・Cf. 「太平洋戦争期〜現代」に渡り日韓両「国家権力層」が共有する<関東軍仕込みの軍事国家主義史観>なる「特異歴史観念」/当座、日韓両国の支配層(安倍政権と朴槿恵政権)が、米国(米軍産複合体権力)の傀儡(買弁政権)として共有すべき目的は《国民主権の制限、「朴槿恵(→朴正煕)と安倍(→岸信介)」の偶像化、そして両「軍事愛国極右」政権の国内支持固め(韓=国定教科書、日=夏期参院選、改憲強行対策等)》であった。

・・・50年前の「日韓基本条約=極東安保基盤」の位置づけと、今回の「慰安婦問題、日韓合意」のシナリオが米国(米軍産複合体)由来(米国側からの強い要請)であることは明らか!因みに、朴槿恵の父・朴正煕は日本の陸士出身で関東軍・陸軍中尉の経験があった。

・・・その朴正煕(岸と同じ満州国人脈!/韓国第三共和国大統領)が米国(米産軍複合体)支援の下で行った経済開発の手法は旧日本軍(関東軍)仕込みの「軍事国家主義」政策であった。

・・・ところで、韓国の反共理念が米国の基本利益に一致するとの判断から「韓米経済軍事援助協定、http://ur0.xyz/q9Nq 」が締結されたのと同年、1954年の5月1日に「世界神霊統一協会(明らかにカルト教団!)」が韓国で設立されており、この符号は不気味である。

・・・しかも、《霊的なもの、あるいはカルト》が暴走的な政治権力と軍事パワーに対し支配的に関わり(場合によって、その影響力は原子力などの科学技術や文教・文化政策にまで及ぶ)、その「一般市民・庶民層に対する買弁的な抑圧の構図」は作為で創られるという意味で、そこから<中東においても、米産軍複合体がアルカイダ・ISらイスラム原理主義テロ集団の草創期に関わっていた>ということ(事実)が連想させられ空恐ろしくなる。

・・・やがて、70年安保の直前にあたる1968年には、「世界神霊統一協会」の政治活動部門である「国際勝共連合」が韓・日の双方で発足しており、日本では岸信介、ほか判事経験者など法曹界系の国会議員らがその活動に参画したことがよく知られている。(ウイキ情報あり)

・・・発足時から日本「国際勝共連合」が掲げてきた主要目標の中には、≪改憲(9条放棄ほか)・軍事力強化(三原則放棄など)・原発推進≫などがあり、これらはまさに現在の安倍政権が躍起になって取り組む重要政策となっていることだ!(ウイキ情報あり)

・・・現在の朴槿恵には韓国の経済再建という絶対的な命題が伸し掛かっており、その意味でも「漢江(ハンガン)の奇跡」(http://ur0.pw/qeDj )を実現した父・朴正煕の偶像化と再評価に縋りつくという思いが強いと考えられる。

・・・つまり、安倍晋三と朴槿恵の両者は、日韓両国の「民衆・市民レベルの歴史」とは全く異なる、殆ど異次元と言っても過言ではない特異な、米国(米産軍複合体)が“公式にではなく戦略的に公認”する私的歴史観(=関東軍仕込みの軍事国家主義史観)を共有していることが理解できる。

・・・それにしても、日韓両政府への統一神霊協会(統一神霊家庭連合へ改称/↓▲)の深い関わりが透けているのは実に不気味である(おそらくこの“統一”は米産軍複合体の監視下?)。 → Cf.「米国属国下のファシズム」とは更に言えば日韓の支配層が共有する「買弁権力」、#日本会議 が庶民層支配ノウハウに読替えた関東軍式の軍事国家主義 ⇒ 岸田外相が慰安婦で軍関与&日本政府は責任痛感の180度大転換はなぜ?20151229IWJガイドhttp://ur0.work/qaxC https://twitter.com/hanachancause/status/682067805101924354


▲【もう手遅れかも?! ∵「第3次・安倍政権」支える宗教(神政連、日本会議、旧統一協会(統一家庭連合へ改称!))/安倍政権が続く限り、大筋では『 #日本会議 』が描く基本設計どおりに日本が作り変えられていく!(週刊朝日10.23号)】 ⇔ 安倍自民党を支援する諸宗教勢力(神政連、日本会議、旧統一協会、全日仏/同上、記事)の中で、旧統一協会(世界基督教神霊統一協会)と安倍政権の関係が異常に強化されたことを注視せよ!

・・・「2015年8月に、旧世界基督教神霊統一協会が文化庁(文部科学省/下村博文・前文科相)認証で、正式に『世界平和統一家庭連合』(略称、『統一家庭連合』)へ名称が変更された。このことは、「1億総国民活躍相」(加藤勝信大臣)の『国家に奉仕させるため『家族』を使え!』と連動する現象ではないのか?

・・・同・週刊朝日によれば、この名称変更当時の文科省トップであった下村博文・前文科相は、12年12月以降の約2年半のあいだ、『統一家庭連合』系の世界日報社が発行する月刊誌「ビューポイント」のインタビュー記事に3回も登場している。http://ur0.pw/qeK5


2−2 「民族派過激国粋主義」を自負する #日本会議 らの底なしのド・アホ〜、ならぬド・アナクロニズム


・・・安倍首相は、第二次世界大戦中の日本軍の行動の一部(関東軍式満州統治の手法など)を正当化する態度を見せている!・・・


( #日本会議 の守護神たる日本青年協議会に繋がる『“生長の家”過激派』が、『民族派過激国粋主義』を自負するあまり、いまや終戦時の『宮城クーデタ事件』を引き起こした歴史を軽視するまで増長している)


■【東京裁判を”裁く”安倍組織に大波紋】ポスト戦争法は米占領政策に安倍がメス?/国際社会の孤児への道20151114「ジャーナリスト同盟」通信(本澤二郎) http://ur0.pw/qeM7 (以下、部分転載)


・・・自民、GHQなどの歴史議論組織発足へ(稲田朋美政調会長が主導で ← 救国のJap.ジャンヌ

ダルク(命名、安倍首相)/補足、只のオッサン)谷垣氏がトップ20151112朝日、http://ur0.pw/qeMc


・・・まとめ役を”穏健な谷垣”へ?とのことらしいが、谷垣は日中戦争で大活躍していた日本軍の謀略機関である「影佐機関」のトップ、影佐・陸軍中将の孫である。谷垣のハト派は、世をはばかる仮の姿であった。筆者も、すっかり騙されていたことになる。朝日新聞の政治記者も間違いに気付いてもらいたい(穏健な谷垣幹事長を担当にする、と朝日新聞が報道したことを指す←補足、只のオッサン)。


・・・残るは、9条解体の裏付けにしたい材料集めだ。敗戦時の占領政策に対して、極右・戦争勢力からの分析によって、戦後体制への反撃材料を手にすることである。東京裁判や日本国憲法制定時のあれこれに極右・皇国史観からメスを入れることで、改憲の流れを正当化しようとの、愚かすぎる野望作戦である。


・・・この謀略図面を書いているのは、外務省の谷内ら極右外交官だけではないだろう。筆者の予想では、極右教団「生長の家」信者群とみたい(但し、それは生長の家・過激派(終戦時の宮城クーデタ事件を主導した一派の末裔、およびそのシンパ)たちであり、同穏健派(同クーデタ制圧派)ではないと見るべき。


・・・安倍・稲田らが嵌っているのは「生長の家・過激派(終戦時の宮城クーデタ事件を主導)」で「同穏健派(同クーデタ制圧派)」ではない!)。谷口雅春門下だ。神社本庁や統一教会には、その能力はない。ズバリ天皇信仰の国粋主義者群である(但し、宮城クーデター事件もそうであったが、彼らは、やむを得ぬ場合は天皇の首の挿げ替えも覚悟する、れっきとした“天皇の密教型政治利用”派である!←補足、只のオッサン)。こんな暴挙を国際社会が容認するはずもない。第二の国連脱退も視野に入れたものか。狂気の安倍・自民党である。


・・・極右の学者らを集めて、そこから東京裁判を批判させる、しかし、露骨すぎると、ワシントンが反発するため、ここは適当に処理すればいいと判断しているのであろう。自らのいかさまを露呈することになろうが、70年前の占領政策の非をあげつらうことの危険性を、極右は気づいていない。筆者は、彼ら極右を天皇制国家主義者と分析している。


<補足5>天皇制をめぐる「顕教・密教」論について


ここで言う「顕教」とは、例えば現在の象徴天皇制の如く「一般国民に対し広く柔らかく安定感を与えるように作用する(良い意味で、安定装置として)システム」として機能する天皇制のことで、「密教」とは特権層(1%派を代表する“君側の奸”らを中心とするか、あるいは買弁権力ら)による<隠然たる国家支配の技術としての天皇制の利用(悪用)>の意味である。

・・・(注)この「顕教・密教」論なる用語は、久野収・鶴見俊輔「顕教と密教」論(http://ur0.pw/qePh )とは直接的には無関係である。元々、この用語には厳密な定義づけがあったとは思われず、それが引用される場面ごとに多義的な意味合いを帯びてきた経緯が観察される。ので、これは最も納得が得られた定義を基にtoxandoriaが再解釈したものである。・・・


つまり、後者(密教型政治利用)は<場合によっては「玉(ぎょく)」(天皇自身の首)をも冷酷に、生殺与奪的に政治利用するという超傲慢な意思(例えば、平安時代の摂関政治期あるいは明治維新期の「君側の奸」らによる“密教怨念呪詛式のテロリズム”発動の意思)を秘めた、非常に巧妙かつ冷酷な統治システム技術として天皇(制)を悪意で(あるいは狂信的な超然権力の立場で)利用する>ということである。


ポツダム宣言受諾(敗戦の受け入れ)の拒否で、終戦時に『宮城クーデタ事件』(かなりの人的被害は出たものの、“生長の家”穏健派などの活躍で、結果的には未遂で終結した)を引き起こした<“生長の家”過激派>の異常イデオローグを引き継ぐ『日本青年協議会』が、事実上、#日本会議 を牛耳っているという観点からすれば、安倍政権もこの“密教怨念呪詛式のテロリズム”発動の異常情念(変質者のエロス)を当然ながら抱えていると見て間違いはない(『宮城クーデタ事件』の委細はコチラ→ http://urx3.nu/qiNh )。


(しかし、その密教怨念型の強い意気込みにも拘らず、安倍政権が信奉する関東軍(旧満州統治)方式の「軍事国家主義」は、事実上、敗戦後70年の歴史過程で「隷米買弁資本主義(米国属国下のファシズム)」へ変質していた)


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■第二次世界大戦こそが「国連誕生の最大の動機」で、中国が安全保障理事会常任理事国で日本がそうでないのは此の点に理由がある。が、安倍政権は第二次世界大戦中の日本軍の行動の一部を正当化する態度を見せている!加えて、厄介なのは「“日本と韓国の一般国民”が<現在の日韓両政府は民主主義を忌避するとの意味で同じ超然権力の根を共有する>ことに気づいていないという問題がある(関連参照/↓◆)。

  ⇔ なぜ日本は国連の常任理事国になることができないのか?20150923イアン・ウィリアムス:IPSニュース/20151231翻訳: admin、http://ur0.pw/qeKT (以下、部分転載)

https://www.evernote.com/shard/s440/sh/549b0291-c473-4a8c-b867-7225fcdb4f78/3a3cf3d2e3c6ea91a847108ccbf57249 


・・・前、略・・・第二次世界大戦こそは連合国陣営における国連誕生の最大の動機であり、中国が安全保障理事会の常任理事国で日本がそうではないのはまさにこの点に理由があります。・・・ドイツの再統一後、ポーランドは国連総会で演説を行い、国連憲章に未だに残されている敵国条項に言及し、ドイツはすでに国際社会の敵ではないと認められるべきだとしました。・・・途中、略・・・


これとは対照的に、日本の安倍政権は第二次世界大戦中の日本軍の行動について一部を正当化しようという態度を見せており、反発する中国は国連において日本の戦争中の行動を際だたせようとする工作も行っています。・・・途中、略・・・


だから、日本と韓国の関係がドイツ・ポーランドの和解同様の関係に発展するとは考えられません。韓国出身の国連事務総長がその任期の後半に入った現在、日本は他の常任理事国から改めて現在の国連事務総長支持の態度を明らかにするよう国際的な圧力をかけられています。安倍首相による戦後70周年の談話に対しては、世界中から数限りない懐疑的なコメントが寄せられました。・・・途中、略・・・


常任理事国入りを目指す日本に対し、安倍首相の言動により、反対する各国が改めてその意思を強いものにしたということはまず間違いがないでしょう。国連における正義の実現と組織の効率化に貢献すべき条件は幾つか考えられますが、そのための選択肢には常任理事国の拡大はありません。・・・以下、略・・・


3 おめでたくも!?2016『初詣』は、安倍内閣指令の「戒厳令(緊急事態条項)」付『改憲』“必達祈願”の強制となった


f:id:toxandoria:20160119125251p:image:w300:right・・・つまり、それは「“安倍晋三・櫻井よしこ・稲田朋美”ら政治的変質者が欲動する“愛国のエロス”」の善男善女への強制から始まった!・・・


(“戒厳令(緊急事態条項)”付『改憲』と『総日本国民ヤマト民族極右』化が、つまり<政治的変質者の愛国エロス>が全国の神社で一斉に国民へ強制される超異常な『2016初詣』の風景、アラカルト

f:id:toxandoria:20160109074840p:image:w500

■同感!上賀茂神社(京都)、北海道神宮(札幌)、大宮八幡宮 (杉並区)などにも同じポスターが貼ってあったとか?ですが、同じことは全国各地でもあるのでしょう。何の意味もない“世界の中心で美しく輝こう!”の虚勢(安倍首相、#日本会議 、神社本庁らによる密教型天皇政治利用の意思!/換言すれば密教怨念呪詛式テロリズムの情念)ではなく、今こそ冷静に自画像を見据えたうえで日本文化の誇りとは何かを考えるべき時ですね。20160106只のオッサン@hanachancauseがリツイート to 20160106止まない雨は・・・有る。もうずっと ☂@him_beere(こんばんは。・・・最悪です!/当画像は、2016初詣で賑わう上賀茂神社に貼ってあった“改憲”賛成の署名を誘うポスター@irukatodouro)http://ur0.link/qfyi

・・・Cf. 日本における現在の異常アベ・アナクロ事態の元凶は正統保守を騙る偏狭ヤマト民族主義「偽装極右」・安倍一派( #日本会議 ら)が非寛容な「国家神道」(大日本帝国の国教として整備された国策カルト/神道は超然宗教にして一般宗教に非ずとの屁理屈で、それは明治憲法の政教分離に抵触しないとされた!)と靖国顕幽論(これもカルト、というより平田篤胤が酔狂で創ったトンデモ霊界論!w)による日本支配を取り戻すための奇貨居くべしとして中国の台頭を狡猾に利用した点にある。http://urx.blue/qeje


f:id:toxandoria:20160109060118p:image:w550

■「国を滅亡寸前に追い込んだ時代への反省がないまま、戦前の国家神道への回帰を目指している:山崎 雅弘氏/天皇と近代日本」/東京都神社庁のサイトを見ると、昨年11月14日に採択したという「憲法改正運動を推進する宣言」のページが新設されている。2016/1/6ブログ晴耕雨読、http://urx3.nu/qiOQ (以下、部分転載)


「この秋(とき)にあたり、神社界では積年の課題である、現憲法の制定時に失われた日本国としての普遍的な意志と、建国以来守り受け継いで来た伝統精神を憲法に取り戻し『誇りある日本をめざして』との信念のもと、憲法改正の運動に取り組むこととなった。東京都神社総代会としても、国の根幹である憲法に、正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄が、活かされることを強く希望するものである」「よって本日、東京都神社関係者大会にあたり、東京都神社総代会は東京都神社庁と共に、憲法改正の本運動推進に取り組むことを総意として採択し、茲に宣言するものである」(東京都神社庁)


・・・神社の統轄組織が公然と「現行憲法の破棄」という政治活動でシフトアップしている。東京都神社庁が「憲法改正運動を推進する宣言」で書く「現憲法の制定時に失われた日本国としての普遍的な意志」という決めつけは、戦後の日本の歩みと繁栄を全否定するものだが、自国を滅亡寸前に追い込んだ国家神道時代への反省は微塵も見られない。


・・・東京都神社庁の言う「建国以来守り受け継いで来た伝統精神」や「正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄」などの概念は、どれも『国体の本義』などで示された戦前の国体思想の焼き直しでしかない。国を滅亡寸前に追い込んだ時代への反省がないまま、戦前の国家神道への回帰を彼らは目指している。


・・・神社本庁や東京都神社庁など、戦前戦中の国家神道時代の「栄華」を今も忘れられない宗教的政治勢力は、組織名に「庁」と付けることで、あたかも公的機関のような特権的地位を受け手に印象づけているが、国家神道の暴走が国を実質的に滅ぼしかけ、大勢の自国民と他国民を死なせたという歴史は無視する。


・・・日本が70年前の夏に悲惨な敗北を喫し、国の主権を外国に奪われ、天皇の存続も危機に晒された歴史は、戦前戦中の国家神道が教えた「建国以来守り受け継いで来た伝統精神」や「正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄」などの概念がすべて錯覚に過ぎず、亡国の思考だったことを後世に教えている。・・・途中、略・・・


・・・神社本庁や東京都神社庁は、70年前の夏に喫した悲惨な敗戦における自分たち(神社界)の責任には一切目を向けず、逆に「占領軍の不当な干渉で被害を被った被害者」という立場で議論をスタートさせる。大勢の自国民の死に関わる責任をとらず、組織の利益を追求するために現行憲法の破棄を訴えている。


・・・日本バプテスト連盟が、2015年12月26日に発表した、首相による伊勢神宮の「政治利用」に反対する声明。同連盟は、戦時中にプロテスタント諸派が政治圧力に屈して戦争肯定の思想運動に加担した「負の歴史」ときちんと向き合い、反省している。


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■<神社の政治的活動は許されるのか!> 初詣(大宮八幡宮(杉並))が悪夢に変わった日〜神社の真の姿〜 /「九条を守ろう。憲法を守ろう」というと、政治的だからと問題にされる。「憲法改正を推進します」と言って神社の境内の中で署名のお願いをすることは政治的問題ではないのかね、アベさん!?お正月の参拝に数多くの人々が訪れる神社がそのような政治的活動をしてもいいものなのか?このような行為は許されることなのかどうか、わたしはすべての人に問いたい。20160103ブログ/みんな楽しくHappy♡がいい♪http://ur0.link/qfyb


エピローグ) #日本会議 、神社本庁、安倍晋三ら<政治的変質者の愛国エロス>へのアンチテーゼ/国民主権に基づく新たな“未了の相克”の時代への展望/寛容の眼差しで日本の伝統文化(歴史に根差す日本国民のアイデンティティ)を深く理解することと、日本人の心が世界へ真に開かれて世界の平和に貢献するのは同じことである


(正統保守が基本とすべき視点/日本の心の原点を伺わせる神道書『神令』によれば、「天皇制」草創期(およそ“大化改新”以前)の伝統神道は天皇に対し民衆を平等に見なす「徳治政治」を求めていた)


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■神道・宗教学者、小山悳子(とくこ)氏によれば、神道書『神令』の成立期は、およそ“大化改新”以前(中国由来の儒教の受容が本格化するより前の時代)と考えられる。ので、そこには弥生期〜古墳時代ころの伝統神道の再古の思考が潜むと思われる!/“日本文化&伝統神道”古層の再発見に繋がるか?又、これは安倍政権、 #日本会議 、神社本庁らが謀る『関東軍式、満州国統治の経営理念(国家神道方式)』復活工作へのアンチテーゼとなり得る!(固有の本格的な国風(日本)文化が成立するのは、おおよそ摂関政治開始期頃から/関連参照 ⇒当記事2−2)

・・・<日本神道史における「神」、國常立尊(虚無の元神ヨリ萌牙シタもの)の概念の展開には、現代宇宙論と神道の創生観の接点が窺われる!>、小山悳子氏【元 、気(無・虚無・非空間)ヨリ 萌牙シ(もえきばし=兆し)モノ】、ビレンケン理論等の宇宙論(http://ur0.link/qfzq )、量子物理学、先端発生生物学らの深部共鳴が暗示すること?(出典:小山悳子『日本人の求めた元神』―日本図書センター―)http://ur0.link/qfzn 

・・・寛容かつ謙虚な「正統保守」的価値、およびその意義の再発見/日本古来の神道およびに日本の伝統文化は、東西の宗教・文化(一神教VS汎神論)対立解消の可能性をすら秘めている! (出典:同上)


(注)國常立尊(くにのとこたちのかみ)

・・・日本神話に登場する天地開闢の時に出現した元神であり、『日本書紀』においては初めての神とされる。『古事記』では国之常立神、『日本書紀』では国常立尊と表記されている。別名、国底立尊(くにのそこたちのみこと)とも呼ばれる。その元神が化生・転生して八百万の神々、つまり自然界ができたというのが伝統神道および記紀の神話論理。


・・・


上掲書の著者、小山悳子氏によれば、かつて自由民権運動の視野に入っていたと見なすべき<一つの可能性としての「天皇の原理」>との関わりで想起されるのが、本居宣長と同時代の伊勢神宮の神道学者(神職)、出口延佳(1615〜1690)の『天皇・人民平等論』(現代のコトバで言えば、象徴天皇制に近い考え方!いわば良い意味での天皇の顕教式利用)である。


近年は本居宣長の天皇現人神論が神の代理人たるローマ教皇からヒントを得た可能性も指摘されているが、伊勢神宮(渡会神道)の神道学者・出口延佳(1615‐1690/江戸初期の神道家、外宮権禰宜)は、宣長と全く正反対に<神の前での平等な恩寵というキリスト教思想>から大きな影響を受けたと見なされており、それまでの神道学者より更に前へ一歩進んだ新しい考え方を構想していた。


なんと、出口延佳は日本古来の伝統神道を正しく伝える者としての誇りと使命感から、一般的理解とは真逆の『“天皇=民衆”平等論』を説いていたのである。つまり、そこでは<純粋精神・多元文化主義としての皇国史観>が現代でも通用する正統保守たる<象徴天皇制の下で「国民主権共和(デモクラシー型)ナショナリズム」へ深化する可能性>が芽生えていたのである(関連、参照. ⇒ http://urx.nu/atS9 )。


また、この見方は「情念統制理念と論理構成理念」の問題(http://ur0.link/qfzm )とも関わっており、それは未来への一筋の光(本格的に正統保守的な政治観念へ発展し、それを多くの人々が共有し得るようになる希望)を我々に垣間見せてくれることになるだろう。 


同じく、同氏は「ある意味で神の領域にまで立ち入ったともいえる先端遺伝子学(発生生物学、DNA研究)の分野で、地球上の全ての人間は同じ仲間、同じ民族と結論されたのであるから、もし過去の閉ざされた情報の中で選民思想やヤマト民族(派)の如き純血民族思想が生まれたのであれば、伝統神道においても、その部分は取り去って考えるべきである。そうすることでこそ新しい神道の優れた本質(東西を繋ぐ新たな寛容の可能性)を見出してゆくことができる」と、述べている。つまり、このような視点こそが正統な歴史認識の基本なのである。


かつて、マックス・ウェーバーは「東西の救済信仰の基本的な相違(東洋の汎神論的感性を受け入れることへのキリスト教・イスラム教ユダヤ教側からの拒絶)の原因が、主にこれら一神教側の「人間を含めた被造物」が「聖なる世界のもの」より絶対的に劣るという「聖別」観の中にあることを指摘した(出典:マックス・ウェーバー『宗教・社会論集』―河出書房新社―)。しかし、小山悳子氏によれば、特に「無から宇宙が生まれたり消えたりしているというビレンケンの現代宇宙論や先端量子力学における『トンネル効果http://urx.mobi/qfR0 』」などの知見によって、この「聖別」観念と東洋のアニミズム宗教との間に横たわる矛盾は解消されつつある。


(注)量子論でいう「無」とは?

・・・それは、時間と空間があって物質がない状態ではない。そこでは、時間も空間も物質もない状態から物質と反物質が生まれたり、消えてりしている。http://ur0.link/qfzq


・・・


然るに、安倍内閣に連なる #日本会議 のメンバー、あるいは神社本庁らに所属する「改憲」派(“変質者の愛国”エロス派)や「原発推進」派(原発アニミズム論派)の人々は、驚くべきことに「戦前型の靖国顕幽論」、あるいは「万世一系皇国史観」を未だに後生大事に篤く信仰している。だから、それを前提にアベノミクス・原発推進など凡ゆる政策(事実上の国策)が進められていることを考えれば、その劣悪なアナクロニズム(時代錯誤)が日本国民へ与える被害の大きさと深刻さは紛れもなく犯罪的である。そして、すでに戦前期において、このことを「変質者のエロス」の暴走だと喝破していたのが和辻哲三(既出)である。


この小山悳子『日本人の求めた元神』によれば、本居宣長・平田篤胤らの偏狭な日本思想(宣長の場合は、宣長が偏狭であったというより、後世の国学者・神道学者らが曲解したというべきである)、あるいは戦前・文部省謹製の『国体の本義(昭和12)』と『日本世界観と世界新秩序の建設(文部省、昭和17)』、あるいは“生長の家”過激派の異常イデオローグなどは、そもそも寛容であった伝統神道(平安中期以前の古層日本文化)の考え方を『関東軍式、満州国統治の経営理念(国家神道方式)』にとって都合が良くなるように脚色したものである(委細、関連参照 ⇒http://urx.mobi/qg4k )。


しかも、同じく『日本人の求めた元神』によれば、上掲の神道書『神令』の中で、天皇(無論、その時代には未だ天皇の呼称は使われておらず、天皇に相当するコトバとして天孫、聖朝などが当てられている)は非常に厳しく「徳治政治」の実行を求められていた。例えば、“たとえ天孫であっても神の道に背くならば、その者は位を失い下僕となる。そして、末代の末の末まで神は天孫を懲らしめるであろう”という表現で、天皇に対して「徳治政治」の厳格な遂行を求めている。


(構想の死角=意外なアーキタイプの共有、つまり“似た者どおし”ということ? 日中韓(安倍・習・朴)における国家主義(幻想の民族主義ナショナリズム)政権なる「矛盾撞着」の根源にあるもの)


・・・現代韓国の多文化政策(極右・朴政権による自己矛盾的な!w←補足、toxandoria)の推進が、テロ時代における日・中・韓のリアリズム政治が、韓国ナショナリズム内実の変化をもたらすのか、は今の段階ではわからない。しかし、こうした政策推進の背景にあるヒトの流れ(政治・経済・文化のグローバリズム傾向の促進)はとめようがなく、それに伴う社会の変化に政治が対応しようとしているのは事実である。少なくとも、韓国(あるいは中国、そして日本)を個々に「単一民族ナショナリズム」というイメージで捉えていると(民族派極右・安倍政権の背後霊である #日本会議 のごとくw←補足、同上)、現実の変化(真の‟変化のリアリズム”)を見落としてしまうことは間違いないであろう。>・・・『韓国ナショナリズムの行方:単一民族国家から多文化主義へ?/磯崎典世(学習院大学教授)』、http://goo.gl/S3lssY より部分転載・・・・


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◆「巫俗」(朝鮮民族のシャーマニズム、ムーダン)と「宮内省に鎮座してきた(現在は宮内庁内?)園韓神(そのから神社)および平野神社(祭神←おそらく百済・聖明王)」との関わり?/仏教を日本へ伝えた百済・聖明王(聖明王は武寧王の子/聖徳太子・伝記、上宮聖徳法王帝説によれば欽明天皇(or宣化天皇?)の538年に仏教が聖明王の指示で公伝したとされる)がこれらの祭神はどのような神か?これは、おそらく天皇家の精神基盤(日本文化の古層/伊勢神宮・創建の背景にも関係する?)が百済・新羅系のハイブリッドである(しかも、当の宗家では疾うに失われた半島系古代文化の貴重な遺産が殆どそのまま日本に遺されていることを意味する)ことを象徴している?また、天皇(家)ご自身と宮内庁は“歴史”から此のことを正しく理解しているはずだが、問題は文科省と安倍政権を押し立て歴史修正主義で凝り固まる #日本会議 、神社本庁らの民族派極右の存在である!/そこでは秦氏と桓武天皇の深い関わりがカギと見える、いわば秦氏は新羅・百済両渡来系の人々を信仰対象の神も含めて融和的に統率し、桓武のための黒子役に徹した可がある!/近年、韓国の国家主義的価値観とも連動し、巫俗こそが朝鮮固有の宗教であるという思想が生まれており、朴政権の‟自己矛盾的な民族多元主義“政策にもかかわらず、表舞台で近年しばしば取り上げられるようになっている。・・・参照文献、大和岩雄著『秦氏の研究』(大和書房)ほか・・・(巫俗ほかの画像はウイキより)


(注) 秦氏は、中国・秦の‟始皇帝“麾下の遺民(技術者集団)が朝鮮半島(高句麗、新羅、百済、加羅)経由で列島へ渡って来たもので、おそらく5世紀頃から日本各地に定住した前渡り渡来系の一族(一説では17〜20万人におよび、当時の日本列島人口の5%弱を占めたともされる)。大和王権および奈良時代から日本文化へ大きな影響を与えた(例えば、明法(律令)学の研究と講義、申楽(能・狂言のルーツ/観阿弥・世阿弥=秦一族)、宮中神楽・雅楽等(東儀家=秦一族)の創作、松尾大社・伏見稲荷等各地での神社造営、広隆寺等各地での寺院建立(秦河勝は聖徳太子のアドバイザー役?)、あるいは冶金・工芸技術を活かした東大寺・廬舎那仏の建立、etc)と考えられるが、特に、機内の秦氏は長岡京遷都と平安京遷都に深く関わり(山背(京都)の秦河勝の子孫が財政面から桓武天皇を支援したとされる)、中央政治の表舞台への登場は戦略上から巧みに避けつつも、特に奈良時代から宮中との関わりが深く、結束が固い殖産興業の民として日本文化のルーツを重層的に構築したとされる。


◆奈良時代の天皇は、天皇自身はその血統が百済系(厳密には百済系の血が濃い?)であるものの、「壬申の乱」以降には次第に覇権を握るようになった新羅系(つまり、当時における日本中枢の政治勢力が藤原(旧中臣)氏)の影響下に天皇家が置かれることとなったため、繋ぎ役という特殊な事情で即位した元明(女帝)・光仁(白壁王:62歳で即位した桓武の父/天智天皇の第7皇子・施基親王(志貴皇子)の第6子で白壁王と称し、その夫人・高野新傘(≪注≫高野新傘は皇后ではなく夫人、光仁の皇后は井上内親王/夫人は律令制における天皇の后妃の身位及び称号で皇后夫人・妃に次ぐ地位にあり定員は3名/なお、このような律令法制の研究・講義に渡来系氏族の秦氏がもっぱら当たっていたとされることも興味深い!)は百済・武寧王の子孫とされる。また、平安京遷都によって奈良から京都に遷座した平野神社と高野新傘は縁が深く、平城京時代に田村後宮にあった今木大神は高野新笠と山部親王(光仁の子である桓武は光仁即位の前は山部親王と称された)が祭祀していたことが判明している。なお、今木神の今木は今来のことで新しく渡ってきた渡来人を意味する。)の二名以外は、全て(七名)が天武系(新羅系の影響下にある天皇)という、きわめて特異な構図が観察されることになる。・・・『2015-01-07toxandoriaの日記/サザン『P&H』(サブカル)が“DIS”る安部「軍事国家主義」に潜む病巣は、『正当歴史認識と生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差しの決定的な欠落』http://goo.gl/t7BkGG より部分転載・・・


(関連情報)


★韓国の民族主義・ナショナリズムの特徴とその問題点/ブログなりぃ社会学、http://www.geocities.jp/nari_globe/nari_soc/korean.html

★韓国の民族主義(ウイキ)、https://goo.gl/H9TGHF


(世界平和に貢献するのは安倍政権、#日本会議 らが掲げる“政治的変質者の愛国エロス”と“積極平和主義”(Peace through War)ならず、それは日本文化についての深い理解、つまり新たな自己同一性の“未了の相克”へ持続的に対峙する果敢な勇気!)


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日本文化の古層への入り口とも考えられる神社であるが、一説では関西〜九州〜中国〜山陰〜関東辺りにある神社(全国の数では約8.8万社以上とされる、http://urx2.nu/qi84 )の少なくとも6〜7割以上は渡来(半島)系であるらしく、#日本会議 、神社本庁らヤマト民族派極右が、それを国粋・民族国家主義信仰の拠点視するのは滑稽であるバカリでなく日本文化の認識としても浅薄である!東アジア漢字文化圏(2015-09-01・toxandoriaの日記、http://goo.gl/m1IJtw )という広域的な文化・宗教現象と理解すべし!((注)北海道神宮、明治神宮、樫原神宮などは国家神道の官国幣社として明治〜大正期に創建された) to戸谷真理子@irukatodouro(なんだこれ( ; ゜Д゜)。。"@Lily_victoria: 富士山と桜の花をバックに、黒い着物姿の櫻井よしこ( #日本会議 別動隊リーダー)が、改憲を訴え。元最高裁の三好達( #日本会議 名誉会長)もですがね。…京都の上賀茂神社、改憲推進ポスター、署名コーナー ")20160104只のオッサン@hanachancauseがリツイート

・・・Cf.1新羅の仏教公認(527)は、高句麗と百済に比べると約1世紀半遅れている(下記Cf.2)。そして、日本列島への朝鮮半島文化の影響は北九州・山陰を辿る新羅ルート経由が早くから盛んであったと思われ、しかも長く続いた。従って、日本の神社のルーツの多くが新羅系であるのは当然とも考えられる。

・・・Cf.2 なお、朝鮮の古代三国における仏教受容の歴史を概観すると、先ず最も北にあり中国に近い高句麗へ372年、小獣林王の時代に前秦から伝えられ、375年には肖門寺・伊弗蘭寺などが建立された。百済では、これより若干遅れて384年に枕流王が東晋から高僧の摩羅難陀を招来し、392年に阿莘王(阿華王)が仏教を信仰せよとの命を国内に布告した。が、百済国内に本格的に仏教が普及するのはそれより1世紀ほど遅れた6世紀初頭である。残る新羅は上記2国よりもさらに遅れ、527年に高句麗から伝えられたとされる(当パラグラフはウイキより部分転載)。


・・・


ところで、八色の姓(やくさのかばね)とは、天武天皇が684年(天武13)に新たに制定した「真人(まひと)、朝臣(あそみ・あそん)、宿禰(すくね)、忌寸(いみき)、道師(みちのし)、臣(おみ)、連(むらじ)、稲置(いなぎ)」の八つの姓の制度のことである。


また、姓は古来の貴族に与えられた姓であり、尊卑を表す階級的称号とされている。そして、この中で最高位の「真人」は継体天皇の近親とそれ以降の天皇・皇子の子孫に与えられており皇別(天皇が大王であった古代から存在した王の血統の意味)とされ、「朝臣」以下はそれ以外とされてきた。つまり、「真人」だけが万世一系の皇統に連なると考えられる訳だ。


然るに、かねてから継体(26代天皇)には百済系の血筋が混じるのでは?と指摘されていたが、近年の研究によって、これが新羅系である可能性が高くなっている(近江の高島町にある、新羅系・白髭神社関連の息長氏(おきながうじ)との所縁で)。さらに、皇統を遡及し仲哀(14代天皇)まで遡及すると、三韓征伐を指揮した逸話で知られる仲哀の皇后・神功も新羅系の息長宿禰王の娘である。


しかも、そもそも八色の姓の第三位である禰王(すくね)には渡来系王孫の意味があるともされる。逆に、継体から皇統を下ると継体の子とされる欽明(29代天皇)の時に仏教公伝(538、百済・聖明王より/536〜539=宣化期、の説もある)があり、東アジア圏全体の当時の政治状況の中で百済との関係が深まり、例えば舒明(34代天皇)の王宮は百済宮と称している。


そこで、疑問となるのが継体→欽明期における新羅系→百済系の血統チェンジをどう説明できるか?である。しかも、継体→欽明期に跨る「継体・欽明朝の内乱」が未だにブラックボックス状態なので欽明が果たして継体の子であるか?の疑問は解けないままである。が、問題はそこだけに限らない。


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因みに、仁徳(16代天皇)系の武烈(25代天皇)に子がなかったので武烈没後「応神5世孫」を称する継体(26代天皇/既述のとおり息長氏の所縁で新羅系?/現在の近江・高島市出身で、母は越(同じく福井県三国町)の振姫)が507年に河内の樟葉宮(くずはみや/枚方市樟葉)で即位した。その後、継体は今の京都府内で遷都を繰り返し、最終的に敵対勢力(おそらく河内の)を排して、大和の磐余(いわれ/現在の奈良県磯城郡)の玉穂宮に落ち着く。考徳(36代天皇)が河内で難波宮を営むのは、それからら約120年後である。


・・・容量オーバーなのでコメント欄で続きをお読みください・・・

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