素直

すきなひとができた。というよりかは、いる。


それはわたしにとってはわりと、かなり大きな出来事で。


隠しくれなくて 戸惑う。


雨のような人で 春の嵐のように訪れた


あの笑った時の歯のかたちとか目尻だとか

「ん?」ってきいてくるときの柔らかい声とか

センスとか趣味だとかそういうものは全く合わない人

同じ人間の匂いがしなくてすこし身構える

毎日が色んな事の発見で違いで驚く


昼間 まだ太陽はさんさんと輝いてるけど薬を奥歯で噛み砕く
ギターの弦を合わせる 呼吸をする


毎日がそんなことの繰り返しで
生きていてよかった と思う。