EX-pro DISTORTION & BOOSTER |
ではいきましょう。
EX-Pro Distortion & Booster
こちらが、EX-Pro Distortion & Boosterです。筐体はDISTORTION + SOLO同様、ごつごつとしたデザインですがコンパクトで、縦幅がBOSSと同等、横幅もBOSSの1.5倍程度です。
コントロールはGain、Trable、Bass、Out Level、Boostと、低域を操作する3モードの切替スイッチが搭載されます。MOSFETクリッピングとトランジスタを使った増幅回路により、Opampとダイオードを信号回路上に用いない、ディスクリート回路のディストーションということですね。これにより、反応性が高いディストーションとなった、ということです。
では、セッティングを見てみます。
【KORGチューナーAW-2Gプレゼント☆送料無料】Fender MEX Classic'50s Telecaster【smtb-TD】【... |
Fender Blues Junior
という形でした。先日のDistortion + Soloと同じセッティングです。ではレポートしてみます。
- 操作性
このペダルは、ブースターとディストーションが独立していて、クリーンブースターのみとしても使えますし、ディストーションの後にブースターをかける使い方も可能となっています。そのため、各フットスイッチは踏むとLEDが点灯し、音が変わります。この点は、Distortion + Soloと違うとことで、また名前が「&」と「+」のように統一されていない理由ということなのかもしれません。
そのため、操作性については特に問題はないと思います。ノブの数は多いですが、使いやすいペダルですね。
- サウンドレポート
このペダルは、ディストーションですがハイゲインなタイプではありません。サウンドは間違いなくディストーションなんですが、ゲインとしてはオーバードライブにもあるようなレベルとなっています。そして本当に反応性は高いですね。ゲインをフルにしていてもピッキングやヴォリューム操作でクリーンが簡単に作れます。それでいて強く弾けば鋭いディストーションサウンドとなるので、非常におもしろいペダルだと思います。ゲインを下げるとフラットなクリーンサウンドになります。なのでおそらく、レンジを広く取って全体と持ち上げて歪ませるというタイプなのではないかと思われます。
そして個人的に好みだったのがこのクリーンブースターです。回路上の処理は分かりませんが、出音としてはほとんど味付けがされないまま音が大きくなるという、32Volt Booster等で定評のあるEx-Proらしいブースターだと思います。このブーストをONにすると、気持ち音は硬めになりますが、それが不自然な硬さではなく・・・どういえば良いのかな、すごく気持ちが良い音なんですよ。かっちりとした音になるというか・・・ブースター単体でも非常に使いやすいですし、ディストーションとブースターを組み合わせるとより鋭い歪みとなる印象ですね。良質なディストーションと、本当にクリーンなブースターが組み合わさっている雰囲気だと思いました。
というわけで、EX-PRO DISTORTION & BOOSTERのレポートでした。Distortion + Soloとはまた全然違うタイプのディストーションで、どちらもとてもいいペダルだと思います。是非一度試してみてください。