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ディレイとリバーブをまとめたコンパクトペダル、Dispatch MasterがEQDから登場

7月に行われたSummer NAMM Showにも出展された、EQDことEarthQuaker Devicesのニューモデル、Dispatch Masterが早くも登場です。Dispatchとは、派遣、出動、発信、通報などといった意味があります。手早くことを済ます、というような意味もあります。
このペダルは、デジタルディレイとデジタルリバーブをコンパクトなサイズにまとめたモデルとなっていて、シンプルながらこれ1台で残響系エフェクトをまとめて使うことができるというモデルです。
Repeats、Time、Reverb、Mixとなっていて、RepeatsとTimeはディレイの、ReverbとMixはリバーブのコントロールとなります。ただ、単純に2つのセクションに分かれているわけではないらしく、例えばTimeを最小にすればリバーブペダル、Reverbを最小にすればディレイペダルとして使えるモデルですが、それぞれの状態でもRepeatsコントロールでリバーブサウンドを、Mixコントロールでディレイサウンドを微調整することができるとのことです。ディレイは最大約2秒のディレイタイムで、無限大のリピート設定が可能となっています。リバーブはホール系というか、洞窟系?のリバーブサウンドとなるようです。
↓にサンプルムービーを3つほど載せます。

サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
これらの動画を見ると、古いデジタルディレイのような、クリアなんですが少し音がかすんだようなディレイサウンドと、少し濁るリバーブが特徴のように思います。
ただ、その音の濁りや霞みが、嫌な音というか、悪い方向のものではなくて、ちょっと古っぽい味付けになるというか、そんな感じがしました。
ディレイとリバーブをまとめたコンパクトペダルは1つあると本当に便利だと思います。ただ、それが単に2種類のエフェクトをつないで1つにしました、というのとは違って、これで1台のペダルとして完成しているところが良いなと思いました。
 
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