新しい、おもしろそうなiPadアプリが登場です。
この「フェアリー」というアプリは、妖精さんが楽譜を勝手にめくってくれる、というもの。楽譜のページ切替は紙だろうとiPadだろうPCだろうと、どんな媒体でも今のところ避けて通れない道です。
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妖精さんがめくってくれるならおもしろそうだ、というわけで、さっそく使ってみました。簡単にレビューしたいと思います。
フェアリー
言うまでもありませんが、「フェアリー」とは妖精の意味。音の妖精が演奏を聴いて、タイミングを合わせたページ送りをしてくれるというのがこのアプリのコンセプトです。制作はFanTapという京都の会社です。
仕組みとしては、iPad内蔵マイクで音を拾い、楽譜と照らし合わせてページをめくるタイミングが来たらめくってくれる、というもの。アプリ自体は無料ですが、対応の楽譜をアプリ内で購入する必要があります。まで出たばかりで楽譜数は少ないですが、今後ピアノを中心に3万曲程度の配信を予定している、とのことです。
楽譜は購入する必要がありますが、無料サンプルということでショパンの夜想曲第2番変ホ長調作品9-2(Nocturne Op. 9, No. 2)が入っています。ピアノ譜です。
この曲です。有名ですね。
この曲なら暗譜してて弾けるので、どんな動きをするのか確かめることができました。
アプリの設定は簡単です。音認識は演奏の音をマイクから認識するかどうか。ここをONにしないと楽譜のページ送りは行われません。妖精の表示は、右下に妖精のアイコンを表示するかどうかの設定。邪魔ならOFFにできます。ONにしておくと、音が認識されているかとか、演奏の場所が分からなくなっているとか、今からページをめくる、的な動作を見ることができます。
これがその妖精さん。譜面によったら、こんな感じでちょっとかぶるのでOFFの方が演奏はやりやすいかもしれません。
また、演奏中はこのカーソルが音に合わせて動きます。カーソルの位置を設定することで、好きな位置から演奏を初めてページ送りさせることもできます。
楽譜のストアはこんな感じ。今のところJ-POPのピアノ譜が入っています。まだ出たばかりなので、それほど数はありません。個人的にはピアノならクラシック、POPならバンドスコアとか他の楽器のスコアも増えていくと良いなぁと思います。あと自分で楽譜作成ができるとかあると良いですね。
で、使ってみた感想ですが、かなりおもしろいです。たまーに若干認識が遅れたり、曲が終わりそうになったら妖精さんがカン違いして最初にもどしてしまったりと、もう少し設定等のアップデートもありそうなところはありましたが、そうとう良い感じです。
音認識はけっこう良い線いってる感じでした。まぁピアノの場合、バンドサウンド等より認識はしやすいのかもしれませんが、それでもこの自動譜めくり、これからの発展に期待できそうな感じです。
これはいいアイディアですね。特許出願中だそうです。もっとラインナップが増えていくと、そうとう使えるアプリになるかもしれません。かなりおもしろかったのでレビューしてみました。これからが楽しみですね。
あとこんな時間にピアノ弾いてごめんなさい>近所の人w
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