【チューナー/メトロノーム/エフェクター/レコーダー】KORG BEATBOY 【10月上旬発売予定】 |
この「KORG BEATBOY」は、様々な機能を一まとめにした・・・何だろう、チューナー?メトロノーム?レコーダー?・・・です。ギタリストやベーシストのために作られたモデルです。
まずはチューナー。チューナーは、±1セント以内の精度で、シンプルなセグメント表示のチューナーです。C1からC8までのクロマチックチューナーとなっています。マイクも付いているので、アコギでも大丈夫です。
そしてメトロノーム/ドラムマシン。これがBEATBOYの一番メインな機能と言えるでしょうか。BPM=30〜252の範囲に対応し、8Beat:12、16Beat:13、POP/ROCK:13、JAZZ/FUNK:9、WORLD:11、DANCE:8、FILL:11、ODD METER:9、METRONOME:12、 SONG:2のジャンルに分かれた、合計100種類のリズムパターンを収録。ボタンを使ったタップテンポにも対応しています。ドラムセットを模した表示で、今のリズムパターンが視覚的に表示されるのもおもしろいです。
続いてレコーダー。ドラムマシンと並ぶメイン機能と言えます。PCMオーディオで、44.1kHz@16bitのモノラルレコーディングが可能。Wavファイルで保存され、USBでPCに接続してファイルを送ることもできます。逆にPCで作った音源(44.1kHz@16bitのモノラルWavファイルのみ)をBEAT BOY側でループ再生させることもできます。録音は最大で合計20分(120MB)、トラック数は最大100トラックまでとなっています。ドラムマシンの音量を調節できるので、ギターとミックスのバランスを取りながらレコーディング可能ということです。
最後に、エフェクター。本格的なマルチエフェクター、とはいきませんが、このBEAT BOY内部にはオーバードライブとディストーションエフェクトを内蔵。ギター1本でクリーンでも歪みでも、バックにリズムを入れながら録音できるということですね。
いろいろな機能を詰め込んでいておもしろいモデルです。使い方としてはいろいろ考えられますが、何よりもこれは作曲支援ツールとして使うと非常に効果的な感じですね。とりあえず仮でフレーズを作って、歪ませるとこんな感じ、というのも分かりますし、ドラムパターンもこんな雰囲気のを合わせると良い感じ、といったことができます。ベースにも対応しているようなので、リズム部のプロトを作るのにも良さそうです。駆動は単4電池2本で、駆動時間はそれぞれスピーカーを使う場合とヘッドフォン駆動の場合で、レコーダーが約3.5時間/ 約11時間、ドラム・マシンが約9時間/ 約12時間、チューナーが約11時間/ 約16時間とのこと。アルカリ電池でバックライトを点灯させず、最大音量でこのくらいになるということですね。
イントロダクションムービー
小さくて持ち運びも便利ですし、その場その場で必要な機能を使っていろいろなことができますね。良さそうです。
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