ロシア系BIG MUFFペダル特集！

デビッド・ギルモアやソニックユースなど、多くのアーティストが使用するロシア時代のBig Muff。ミリタリーな風合い、謎めいた雰囲気に加え、独特のディストーション的でローのしっかりとした音色が特徴のこのファズペダルを元に、それぞれの個性を加えたモデルがいろいろと発売されています。
ロシアンマフは、89〜90年頃のMike Matthe's Red Army Overdriveという超レアなモデルから始まり、その後ブランド名をSOVTEKと改め、91〜94年頃にはCivil Warと呼ばれる、白と黒のデザインで作られたモデルが、94〜98年頃にはアーミーグリーンカラーで大きなフットスイッチのモデル（初期はトールフォントと呼ばれます）が作られ、その後、上に載せたようなブラック筐体のモデルへと繋がりました。2007年頃、ロシア製のSOVTEK名義のBig Muffは生産完了となります。2008年には、その回路を受け継いだBass Big Muffが発売され、現在もラインナップされています。
今回は、そんなロシアンマフ系のペダルをいくつか見てみたいと思います。
※ブランド名、モデル名順にご紹介します。

ARC EFFECTS BIG GREEN Pi

【エフェクター】ARC Effects BIG GREEN Pi 価格：29,400円（税5%込、送料込）

まずはこちら。ヴィンテージペダルのクローンモデルなどを中心に取り扱い、その音色でも人気のARC Effectsによるロシアンマフ系ファズペダルです。
90年代に製作されていたSovtekのロシア製アーミーグリーンBig Muff Piを元に製作されたペダルで、Volume、Distortion、Toneノブの配置やデザインなど、オリジナルの風合いを持つペダルとなっています。オリジナルモデルのポットを測定し、その値のポットをカスタムで製作して搭載するというこだわりのペダルです。
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BigToneMusicBrewery Royal Beaver

【正規輸入品】【送料無料】【代引き手数料無料】BigToneMusicBrewery　Royal Beaver　【即納可... 価格：39,800円（税5%込、送料込）

続いてはこちらです。このモデルは、特に「ロシアン」を意識して作られたモデルではなく、「Big Muff全体」を網羅するというコンセプトで作られたファズペダルです。
エフェクターの制作キットでおなじみのBYOCの姉妹ブランドによるペダルとなっていて、13ノブに3トグルという凄まじいコントロール系です。
右側にはLevel、Tone、Sustain、および4WayロータリースイッチのEQノブがあり、Scoop、Flat、Mids、Noneの4種類の音を切り替えることができます。左側9つのノブと3つのトグルスイッチは3つのゲインステージに対応するノブで、それぞれ各ゲインステージごとにトランジスタのV+（電圧）、Gain、BiasとクリッピングのON/OFFを設定します。
これらを組み合わせることで、歴代ビッグマフのどんなサウンドでも作り出してみせる、というペダルですね。ロシアンマフ系、というと少し違うかも知れませんが、ロシアンマフの音色も作れるかも知れません。
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Buffalo fx Patriot

Buffalo fx Patriot【スマートフォンからエントリーで期間限定ポイント10倍！】 価格：32,550円（税5%込、送料込）

続いて、フランスのエフェクターブランド、Buffalo fxによるペダルです。
こちらはCivil War期のモデルを再現したペダルですね。Distortion、Tone、Volumeコントロールに加え、内部トリムポットで、太くなりがちなロシアンマフの低域を好みに合わせて調整できるようになっています。ノイトリックジャック、Vishay/Nichicon/Kemetキャパシタ、メタルフィルム抵抗などパーツにもこだわった作りです。
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Daredevil Pedals Black Yorba

【送料無料】Daredevil Pedals エフェクター Black Yorba【デアデビルペダルズ ブラックヨーバ... 価格：16,800円（税5%込、送料込）

シカゴのハンドメイドエフェクターブランド、Daredevil Pedalsによるロシアンマフ系ペダルです。
V、T、Fとスタンダードなコントロールで、コンパクトなサイズにポイントtoポイントで組まれた、オールドファッションなハンドメイドエフェクターです。
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EarthQuaker Devices Hoof Fuzz 2

【送料・代引手数料無料】EarthQuaker Devices エフェクター Hoof　Fuzz 2【アースクエイカーデ... 価格：22,800円（税5%込、送料込）

アメリカ、オハイオ州アクロンのエフェクターブランド、EarthQuaker Devicesのロシアンマフ系ファズペダルです。ヴィンテージサウンドを現代的な操作感で作るというコンセプトを持ったブランドですね。
ロシアン系Big Muffを元に、ゲルマニウムトランジスタとシリコントランジスタを合わせることで、独特のファズらしさをプラスしたサウンドのモデルです。ミッドレンジを調整できるShiftコントロールも特徴です。
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Electro-harmonix Bass Big Muff

electro-harmonix Bass Big Muff 【ベース用ファズ/オーバードライブ】【池袋店】 価格：13,200円（税5%込、送料別）

本家Electro-harmonixの、ロシアンマフ正当後継モデルといえるのがこのペダルです。
Volume、Tone、Sustainに加え、Bass Boostモード、Normalモード、そしてDryモード（原音をブレンド）を選択できるスイッチを加えたモデルです。
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Electro-Harmonix Deluxe Bass Big Muff

electro-harmonixDeluxe Bass Big Muff 価格：21,000円（税5%込、送料込）

そして、さらにBass Big Muffを発展させたのがこちらのモデルです。Volume、Blend、Tone、Sustain、Gate、HPFとLPFのCROSSSOVERコントロールを備えています。CROSSOVERは、左側のフットスイッチを踏んだ時に有効になります。さらに0dB/-10dBのインプットレベル切替スイッチや、XLR端子のDIアウトなども搭載。多彩なベースファズサウンドを作ることの出来るモデルとなっています。
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Erafuzz Civil War

究極のハンドメイドストンプ！ERAFUZZCIVIL WAR 価格：47,250円（税5%込、送料込）

こちらは、非常に高いこだわりでファズペダルを製作するErafuzzのロシアンマフ系ペダルです。
Civil Warの名前の通り、Civil War時代のモデルを元に作られていて、Volume、Tone、Sustainノブに加え、デヴィッド・ギルモアのトーンバリエーションを再現する3つのトグルスイッチとミッドレンジを選択する2つのトグルスイッチを搭載し、より多彩な音色を実現したペダルとなっています。
Fairchild 2N5088シリコントランジスタ、1N914ダイオード、Ohmiteカーボンコンポジット抵抗、Xicomィルムキャパシタ、Vishay Spragueオレンジドロップキャパシタ、Mylarフィルムキャパシタ、Nichicon Muse KZシリーズ電解キャパシタ、ノイトリックジャックやアルファポットなどこだわりのコンポーネンツが用いられています。
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Noel Cornet revu

MADE IN JAPANのハンドメイドFUZZ！Noel Cornet revu 価格：24,800円（税5%込、送料別）

日本のハンドメイドエフェクターブランド、Noelを代表するファズペダルです。
Civil War期のモデルを元にしながら大幅に改変を加えることでオリジナリティを出したモデルですね。タレットボードを用いたハンドメイドモデルです。コントロールはVolume、Tone、Sustainの構成です。
試奏レポート
　

Mojo Hand FX BMP-1

【送料・代引手数料無料】Mojo Hand FX エフェクター BMP-1 Fuzz【モジョハンドエフェクツ ベエ... 価格：23,800円（税5%込、送料込）

続いて、アメリカのエフェクターブランド、Mojo Hand Fxが世界限定250台で製作したロシアンマフ系ペダルです。
トールフォント期のアーミーグリーンロシアンマフをベースに作られたモデルで、ロシアの戦車、BMP-1（ベーエムペーアヂーン）をモデルにデザインされたペダルです。コントロールはVolume、Tone、Sustain、台形の独特の筐体が使われています。
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Mojo Hand FX Colossus Fuzz

【送料無料】Mojo Hand FX Colossus Fuzz ギターエフェクター モジョハンドエフェクツ コロッサ... 価格：19,320円（税5%込、送料込）

同じくMojo Hand Fxのロシアンマフ系ペダルです。
コントロールはVol、Tone、Gain、Mids。およびEQ設定を変えられる3モードスイッチを搭載。ロシア製Big Muffサウンドを元に作られ、より現代的で幅広い音作りに対応しています。
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North Effects 22/7 Green Russian

North Effects 22/7 ノースエフェクツ Green Russian ファズ【御茶ノ水本店】 価格：18,800円（税5%込、送料別）

イギリスのエフェクターブランド、North Effectsによるハンドメイドロシアンマフ系ペダルです。このブランドがBig Muffクローンに用いる「22/7」という数字は、有理数の中で最もπに近い数字として知られていますので、オリジナルではないものの、本物に出来る限り近づけた、という意味が込められているのかも知れません。
アーミーグリーン時代のロシアンマフサウンドを再現したペダルとのことです。ノブはVolume、Tone、Sustainです。
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JAM Pedals Red Muck

【エフェクター/ファズ/ディストーション】《ヤムペダル》Jam Pedals Red Muck [RM]《エフェク... 価格：22,050円（税込、送料込）

ギリシャのハンドメイドエフェクターブランド、JAM Pedalsのロシアンマフ系ペダルです。
Mike Matthe's Red Army Overdrive〜Civil War期のモデルを元にしたペダルとのことです。コントロールはL、T、G。Level、Tone、Gainとなっています。
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VFE Pedals Fiery Red Horse

VFE pedals Fiery Red Horse【スマートフォンからエントリーで期間限定ポイント10倍！】 価格：23,100円（税5%込、送料別）

続いて、ラッチングリレー式のトゥルーバイパス、ハイクオリティでローノイズ、電源ノイズフィルター・保護回路・ボルテージリミッターを搭載する電源部、共通デザインの端子/スイッチ部、多彩なノブと内部トリムポットによる幅広い調整という思想の元にペダルを製作するアメリカのハンドメイドエフェクターブランド、VFE Pedalsのロシアンマフ系ペダルです。
デヴィッド・ギルモアが使用したモデルを元にしていると言うことなので、Civil War系のモデルですね。
コントロールはSustain、Tone、Levelノブ、さらに電圧を調整するPower、そしてMidの小さなノブ、そしてゲルマニウムダイオード、LED、1N914ダイオードのクリッピング切替スイッチです。また、インプットステージのブースト量を調整する内部のトリマを搭載しています。これにより幅広いマフサウンドが得られます。
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Way Huge Swollen Pickle MkII

当店は全商品国内どこでも送料無料！Dunlop/WayHugeElectronics WHE-401 SWOLLEN PICKLE MK-II ... 価格：19,800円（税5%込、送料込）

続いて、もはや定番の1つと言えるアメリカのエフェクターブランド、Way Hugeのファズペダルです。
有名なペダルで、ICを用いた回路が特徴。ですがベースはアーミーグリーンのロシアンマフとのことです。
Loudness、Filter、Sustain、さらにScoop、Crunchコントロール、内部にVoice、Clipコントロールを搭載。独特のローエンドが強く出る太いファズサウンドを基本とし、幅広い音作りにも対応したモデルです。
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Wren and Cuff Creations Box of War

【正規輸入品】Wren and Cuff Creations Box of War　【即納可能】 価格：30,912円（税5%込、送料込）

特にBig Muff系を中心に、ヴィンテージサウンドを中心としたこだわりのペダルをラインナップする、アメリカのWren and Cuff Creationsによるペダルです。
こちらはCivil War時代のモデルを元につくられたファズペダルで、Volume、Tone、Distortionコントロールを搭載。定評のあるサウンドに加え、堅牢なオリジナル筐体により使いやすさも高いレベルとなったペダルです。
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Wren and Cuff Creations Tall Font Russian

【送料無料】Wren and Cuff Creations Tall Font Russian エフェクター レナンドカフクリエイシ... 価格：27,200円（税5%込、送料込）

そして、アーミーグリーンのトールフォント期を元に開発されたのがこちらのモデルです。スタンダードなコンパクトサイズの筐体を用いて作られていて、コントロールはVolume、Tone、Distortionとなっています。パーツやジャック、スイッチなどをオリジナルモデルから見直すことで、当時の音色を再現しつつもローノイズで扱いやすくなったモデルです。
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というわけで、いろいろなロシアンマフ系のペダルを見てきました。こうして見ると、Big Muffの伝説的に言われるトライアングルやラムズヘッド期よりもロシアン系モデルの方が多いのではないかと思えてきますね。ファズよりもディストーション的で、ダークでぶっとい音色が、現代のシーンにより多く求められているということかもしれません。
　
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