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2015-12-20

日本製ストランドバーグ!「.strandberg* Boden J-Series J6」、今日届いたのでファーストインプレッションをレポートします!

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スウェーデンのハイエンドギターメーカー、Strandbergの代表的なモデル、Bodenに、新たに登場した日本製のモデル、Strandberg Boden J-Series J6

いろいろな理由とタイミングが重なったこともあり、さっそく入手してみました。

エフェクターなら発売直後に、ってのはけっこうありましたが、新しいギターを発売直後に入手するのは初めてですね。

今日届いて、早速弾いたりとかしてみたので、ファーストインプレッションをレポートしてみたいと思います。

ではいってみましょう。

Strandberg Boden J-Series J6

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こちらがBoden J6です。見ての通り、独特の形状をしたボディとヘッドレスなネックが特徴的。このボディ、なんか北海道とか言われてるらしいですが・・・

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これが・・・

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こうなったら、たしかに似て無くもない・・・んでしょうか?よく分かりませんが。

この非対称な形状。まぁギターのボディはたいてい非対称といえばそうなんですが、特にボディのエンド部がここまで左右で違う形状なのは珍しいです。格好良いというのもあるんだと思いますが、このギター、とにかく機能にこだわっており、このボディ形状にも意味があります。

そもそも、ギターの中でも最も古い形を維持するカッタウェイの無いアコースティックギター。

こういうアコギは、たいていひょうたん型をしています。なぜかというと、このくぼみを太ももにのせて固定して弾いたりすることができるため。Strandbergの1弦側ボディサイド部のくぼみにも同様の役割があります。

また、クラシックギター、特に舞台の上で多くの奏者と共にオーケストラのようにして弾く場合などでは左右の場所を取らないよう、ギターをもっと立てて弾きます。通常のアコギだとこのとき、足の間にボディを挟んで弾く形になるんですが、Strandbergはこのスタイルで演奏する時のため、ボディのコントロールの下部にもくぼみを設けた、ということですね。様々なプレイスタイルに合わせて作られているということを表しています。

 

では、いろいろ写真を載せていきます。

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専用のギグバッグ。これが段ボールに入って届きました。ハードケースはありません。この価格帯のギターでハードケースが無いってのは初めての経験。知ってたからびっくりはしませんが・・・このあたりも無駄をそぎ落とす、Strandbergの考えに基づいているのかも知れませんね。

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バッグにはロゴが入っています。このバッグも一般的なギター用ギグバッグと比べると小振りで軽量、かつ厚みのある素材で作られていて、セミハードとまではいきませんが、セミハードとギグバッグの間くらいの作りです。バッグ自体はスウェーデンのSlickbag製。ポケットも多く、軽くて使いやすそうです。

 

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付属品は保証書、そしてSchaller Security Lockが付属。ブラックのセキュリティロックですが、日本で通常に売っているものよりもちょっとガンメタっぽい色になっているような気がします。

本体のストラップピンも最初からセキュリティロックがセットされています。ヨーロッパ系の高級ギターでは最初からこのSchaller Security Lockが付属していることが多いみたいです。シャーラーはドイツのメーカーということもあるのかもしれませんね。ちなみに以前、Gibsonの一部のギターにはDunlop SLS103が標準装備されていることもありました。この辺りは国柄と言えるかも知れません。

 

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ボディには.strandberg* Bodenの文字が入ります。

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ボディはフレイムメイプルトップのチェンバードスワンプアッシュボディ。めっちゃ軽いです。

 

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ネックはローステッドメイプルネック。独自のEndurNeck.という形状のネックに、エボニー指板、ファンドフレットのジャンボ24Fという形です。

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ネックは、台形です。台形の上辺の位置が1Fから24F側に行くに従って1弦側へと移動します。単に非対称なだけでなく、ポジションによってもその形状が変わるというスタイルですね。

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クラシックポジションと握り込みポジション。クラシックポジションの時はこの台形の上辺に親指を当てて固定します。握り込みのときは普通に握りますが、ポジションによって変わる上辺の位置により、親指に当たるネックの角度が変わり、ハイポジションでも握り込みがしやすいようになっているのが分かります。

 

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ジョイント部の構造。いわゆるヒールレスな形ですが、ボディとの段差は少しあります。十分に演奏性は高いですが、まるでジョイントが無いように感じるというほどではないのも事実です。

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例えばこれはIbanez 8420ZDのヒールレスジョイント。もちろんネックの薄さとか形状なども違うのでどちらが良い、とはいえませんが、スムースなボディとの結合という意味ではこちらの方がスムースだとは思いました。

とはいえ、ストラトやテレキャスなどのクラシックなボルトオンジョイントとは比較にならないくらい弾きやすいです。

 

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日本製モデルらしい、ネックポケット部。この価格帯なら当然かもしれませんが、とても綺麗に作られています。

 

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指板のインレイは蓄光で、暗いところで光ります。また、12Fを境にドットが6弦側と1弦側で変わるんですが、これがかなり演奏性を高めています。シンプルですがとても視認性が良いインレイです。

ファンドフレット / ファンフレットなんですが、このギターの場合、弾いていても違和感はありませんでした。むしろネック自体の独特な形状の方が馴れるまで違和感を覚える人がいるかもです。私は大丈夫そうでしたが・・・。

こちらはIbanezが先日発売したファンドフレットの7弦モデル。同じファンドフレットという形でも、Strandbergの場合は0Fを基準としているのに対し、このIbanezは12Fを基準としているのが分かります。Strandbergはテクニカルなジェント専用ギターというイメージがあるかも知れませんが、オールマイティに使えることを目指して作られているため、クラシックなプレイにも合わせ、各弦のスケール差もそれほど大きくとられていません。このIbanezの場合はメタル専用モデルという位置づけのため、より激しくスケール差を設け、ファンドフレットの開き具合も12F基準として大きく開いているという違いがあると思います。

 

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ヘッドレスギターなのでこう呼んで良いのか分かりませんが・・・ヘッド部です。ここには弦をロックする構造があり、これによって一般的な弦を使うことができるようになっています。

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ヘッド裏にはシリアルナンバーとスウェディッシュデザイン、メイドインジャパン、そしてEndurNeck.が特許を取得していることが記載されています。

 

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続いてピックアップ。Lace Alumitoneです。コイルを搭載せず、磁石とアルミの板を使い、弦が磁界を乱すことでアルミ板に生じる渦電流を音として出力するような構造だと言われています。トランスが仕込まれていて、これで“増幅”するということ(パッシブなのに?)。また、電圧ではなく電流で出力する、というよく分からない説明を見ました。おそらく、なんですが、トランスは渦電流の電圧を落とすことで電流を大きくしているのだと考えられます。いわゆるパッシブDIのような構造ではないかと。(降圧すれば電流が大きくなり、昇圧すれば電流が小さくなります。)特許とか企業秘密的な部分もあり、謎に包まれたピックアップですが、良いピックアップなのは間違いありませんね。音がとにかくクリアで、ノイズがありません。

ちなみに、以前クラプトンモデルのストラトキャスターに搭載されていたレースセンサーピックアップも同様の構造です。

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コントロールは1Vol、1Tone、5Wayスイッチ。5Wayのうち、ストラトのハーフトーンにあたるポジション2とポジション4は、おそらくアルミトーンピックアップのスプリットモードで、シングルコイル的な音を出すことができます。

 

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ブリッジ。各弦独立した形です。イントネーション、弦高調整ができます。また、ここにチューナーも搭載。ブリッジのエンド部を時計回りに回せば音程が上がり、反時計回りで音程が下がります。ダブルロックトレモロのファインチューンみたいな感じですが、もちろんもっと可動域は広いです。一般的なペグほどではありませんが、チューニングは難しくありません。

 

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続いてキャビティ部。

キャビティの蓋はジャックと一体型になっています。多くのギターではここにプラスチックとか木製の蓋がつきますが、このモデルの場合は蓋も金属製で、耐ノイズ性が高そうです。キャビティ内は導電塗料が塗られていますね。ポットはGP Factory製の国産パーツです。

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ジャック部の構造。ジャックが一体となって外せるので、ジャック交換も簡単でメンテナンス性は高いと思います。

 

全体の印象としてですが、とにかく軽い。そして小さい。

そのため取り回しが恐ろしく良いです。特に軽さは圧巻でこれはすごいアドバンテージですね。プレイしてて「ヘッドレスだ」ということを意識することはほとんど無いです。むしろ21Fとか22Fのギターに馴れていれば24Fの方がいつもと違う、ということになるかと思います。前述の通り、ファンドフレットも全然問題なく使えるかと思います。

ネック形状は、弾きやすいと感じました。ただここはそれぞれでしょう。多くのギターのネック形状とは余りにも異なっているため、使いにくいと感じる人もいるかも知れません。自分がどう感じるか、それは実際に触ってみるしか方法はなさそうに思います。私はけっこう使いやすいと感じました。

 

そして音。まずクリーンサウンドですが、クリアなハムバッカー、という感じです。ハーフトーンポジションでのスプリットモードでのシングルコイル的な音は、フロント側はとても良い感じです。リア側の方はちょっと金属的な感じで、シングルコイルというよりももっと別の楽器みたいな音に思いました。

ファンドフレットの効果なのか、特に和音の綺麗さが目立ちますね。すっきりとした印象のトーンなんですが、かなりハイファイっぽい傾向の音で、ある意味個性的。しかも材が良いからなのか、それともFixedブリッジが良いのか、チェンバードボディだからなのか、木の持つ暖かみというか色っぽさもちゃんとある、そんな音です。

歪みとの相性も素晴らしい、というより歪みとの相性の方が素晴らしいです。ハイゲイン専用ではありません。クランチからクラシックなディストーションでもとても良い音です。そして圧倒的にサステインが長いです。凄まじく。かつノイズレス。このサステインとノイズレスさはピックアップの特性もあるのかもしれませんが、そもそもの構造がしっかりしていないと、こんなロングサステインは出せないと思いますので、きちんと作られたハイクオリティなギターということが分かりますね。あと、これはピックアップ側の特性かもですが、ピッキングハーモニクスも出しやすいです。

軽くて、取り回しが良くて、演奏性が高く、音も良い。見た目的に変かもしれませんが、音としては全然ブルースもいけると思います。特に最近のブルースなら全然OKって感じですね。50年代とかの最初期のロックンロールやブルースだと、和音がクリアすぎると感じる事はあるかも知れませんが、70年代以降の音なら全く問題なくカバーしています。

本当にすごいギターです。多少、癖はあるので人を選ぶところはあると思いますが・・・一度は是非、体験してみても良いと思いました。機会があれば試してみてください。凄まじいです。

 

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mijmij 2015/12/21 01:56 ファンフレットは低音側のスケールを長くしてテンションを得るためのもので
弦毎のフレット間隔は、普通のフレットと同じように
ナットからブリッジまで均等な比率なので
ピッチには影響しないと勝手に思っていたのですが、違うんですね

K 2015/12/21 02:16 それが影響するんですね。
簡単に言えば、テンションがゆるくなると押弦でのピッチずれが大きくなるわけです。テンション差が少なくなるので、比率が同じでもピッチが合いやすくなるんですよ。
もっとピッチを求めるなら、トゥルーテンパーラメントフレットシステムとかになるんでしょうけどね。

通りすがり通りすがり 2016/02/27 19:43 >特に舞台の上で多くの奏者と共にオーケストラのようにして弾く場合などでは左右の場所を取らないよう、ギターをもっと立てて弾きます。

いやいや、場所を取らないようにしているわけではないです。クラシックでは、左足を足台に乗せて、その上にギターの窪みを乗せるのが正しいフォームです。それはソロで大ホールのステージに立つときも勿論同じです。

KK 2016/02/27 22:59 なるほど、そうなんですね!
ありがとうございます。

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