この「Musicom Lab EFX MK-V 」は、BOSS ES-8に真正面から向き合ったようなモデルです。
搭載するエフェクトループは、7つのモノラルループ、2つのステレオループ、1つのヴォリュームループとなっていて、これら10のエフェクトループのルーティング(接続順)を自由に入替えて使うことができるペダルとなっています。
また、バッファを3つ搭載。1つはインプット、1つはアウトプットで、もう1つは自由な位置に設置できるバッファとなっています。内部には2つのミキサーがあり、ミキサーやスピルオーバー(Tails/Trail)の設定が可能。様々なルーティングが可能となっています。プリセットは60バンク、各6プリセットとグローバルプリセットの361プリセットを保存可能となっています。
さらに4つのリモートスイッチ(ラッチ/モメンタリ)を搭載し、様々なエフェクトやアンプのリモートも可能。
また、ソング/セットモードというモードがあり、保存したプリセットの中から6種類までを1曲につかうプリセットとして設定可能。多彩なプリセットをより自由度の高い操作性で呼び出せるようになっています。ソングは99種類まで保存でき、さらにそのソングを40曲までのセット、つまりセットリストとして40種類まで保存可能。ちょっとややこしいですが、プリセットが361種類、その中から6種類までを選んで1曲用のソングとして99ソング保存可能。そしてそのソングの組み合わせ、40ソングまでを1つのセットとして、40セットまで保存可能という構造です。
また、プリセットには8種類のPC(プログラムチェンジ)とCC(コントロールチェンジ/コンティニュアスコントロール)のMIDIシグナルを設定可能。
そしてフットスイッチには25種類までのCCメッセージをアサインすることができます。プリセットとは別にスイッチにアサインする形ですね。
さらにMIDIクロック、およびアナログタップテンポシグナルを送信することも可能。そしてエクスプレッションペダル端子を備え、グローバル、またはプリセットごとにエクスプレッションペダルを割り当てることができます。
かなり機能的なスイッチャーです。プリセット、ソング、セットの構造は面白いですね。MIDI系もES-8に近いスタイルとなっている感じですね。
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