ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ関連の情報サイト- このページをアンテナに追加 RSSフィード


ウェブサイトはこちら

きにおも@Twitter
Facebookアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ニコニコで弾いてみたリスト

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります




きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル


※記事中に表示している価格は変動することがあります。参考程度に見てください。
一部、当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、当サイトとは一切関係がありません。

2016-12-03

「 Blue Microphones Snowball Studio 」! 手頃な価格でシンプルに配信やレコーディングが出来るUSBコンデンサマイクとDAWのセット!

独自のスタイルのコンデンサマイクを多く制作するBlue Microphoneから、シンプルなUSBコンデンサマイクとDAWソフトをセットにした手頃なバンドルが登場です。

この「Blue Snowball Studio」は、USBで直接接続できるコンデンサマイク、Blue Snowballと、最近売り出し中のDAWソフトのエントリーモデル、Presonus Studio One 3 Artistをセットにしたモデルです。

Blue Snowballは単一指向性、無指向性、-10dB PADの単一指向性を選択できるUSBコンデンサマイクです。USBの電源は5Vなので、おそらくエレクトリット方式のコンデンサマイクだと思います。

で、Presonus Studio One 3 ArtistはDAWソフト。エントリーモデルですが十分に使えます。

このセットで、簡単に配信したり弾いてみたや歌ってみたのレコーディングもできる形です。まずは始めてみたい、という時によさそうなセットですね。

 

Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ 友だち追加

2016-12-02

「 Slate Digital VMS 」! 透明なコンデンサマイク、クリアなマイクプリアンプ、そしてヴィンテージマイクのモデリングプラグインのセット!ヴィンテージマイクシステム!

革新的なマイクシステムが登場です!

様々なヴィンテージ機材をモデリングするプラグインを発売するSlate Digitalから、「ヴィンテージマイクのシステム」をモデリングするというスタイルのマイク、マイクプリアンプ、そしてプラグインのセットが発売されます。

Slate Digital VMS」。VMSはVintage Microphone System。そのまんまっちゃそのまんまな名前です。

ハードウェアとソフトウェアを組み合わせ、高価なヴィンテージマイクシステムを再現しようというものですね。

マイク「ML-1」はラージダイヤフラムのコンデンサマイクです。クリアでフラットな特性が特徴で、ヴィンテージマイクのサウンドをモデリングする前の基本的なトーンを拾い上げます。

さらにマイクプリアンプ「VMS-ONE」。楽器を接続してDIとして使うことも可能で、Phantom電源の入力、出力端子も備えています。電源、Phantom電源のON/OFF、インプット選択、PAD、極性切り替えスイッチとLevelコントロールを搭載しています。

そしてプラグイン。「Virtual Microphone Collection | Classic Tubes」と「Virtual Microphone Collection | Classic Tubes 2」のプラグインを使用可能。(Classic Tubes 2は2016年の間にユーザー登録した場合にのみ無料で使用可能です。)

「Classic Tubes」にはFG-47、FG-800、FG-251の3つのマイクを再現。順にNEUMANNのU-47、Sony C-800、そしてBock 251マイクのサウンドを再現します。

「Classic Tubes 2」にはFG-67、FG-269、FG-M7、FG-800M、FG-12のモデリングを収録。順にNEUMANNのU-67、NEUMANNのM269c、Shure SM57NEUMANNのU-47真空管回路をブレンドしたオリジナルサウンド、Sony C-800のサウンドに芯を持たせたサウンド、AKG C12のモデリングとなっています。

ヴィンテージマイクはとても高価なものも多く、状態なども様々。それらをモデリングして使うことが出来るシステムということで、注目のマイクとプリアンプ、プラグインのセットです。

 

Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ 友だち追加

2016-10-16

無料プラグインエフェクトは使えるのか?無料TS系プラグイン、有料プラグイン、ヴィンテージオリジナルを比べてみよう!

f:id:toy_love:20161016220655j:image

今、レコーディングにDAWソフトを使うのは当たり前になっています。

DAWソフトでは、プラグインエフェクトというソフトウェアエフェクトを使い、録音したトラックを加工することができます。プラグインエフェクトにもいろいろなタイプがありますが、使用するDAWによって使えるソフトが決まっています。

業界標準と言われるAVID ProToolsはAAXという形式、多くのユーザーが使用するDAW、Cubaseを制作するSteinbergが開発し、最も多くのDAWがサポートするのがVSTという形式、そしてApple LogicやGaragebandなど、主にMac用製品に対応するAUという形式が代表的です。

こういったプラグインエフェクトは、大手メーカーが制作したものだけでなく、個人が制作して販売したり、無料で公開しているのもがあります。そんな無料プラグインにも、「ギターエフェクター」があります。そんな無料プラグインエフェクトは実際に使うとどんな感じなのか、今回は試してみたいと思います。

なお、私はCubase 8.5 Proを使用しているため、今回紹介するプラグインエフェクトは全てVST形式です。ソフトによっては複数の形式をリリースしていることもあれば、Blue Cat’s PatchWorkのようにVSTやAUをProTools上で使えるようにするプラグインなどもあるので、そのあたりはそれぞれの環境に応じて使い分けてください。

また、個人制作のプラグインです。環境によっては動作しなかったり、フリーズすることもあります。こういったプラグインは直接本番のプロジェクトに使うのでは無く、一度仮のプロジェクトなどで使ってみることでそれらのトラブルを避けることができると思います。

では、行ってみましょう!

ギターエフェクターは、ものによりますが1つ買えば数千円〜数万円します。ハードウェアとしての価値、サウンドなど様々な要素があることはもちろん承知の上。ソフトウェアのプラグインエフェクトと比べてどちらが良いか、ということはできません。

とはいえ、本物のエフェクターを持っていても、「無料」でエフェクターを使うことができるなら、試してみる価値はありますよね。無料のプラグインエフェクトは、膨大な数があります。突然公開停止になったりすることもありますが、探せばどこかでデータを落とすことができます。DAWを使って音声を処理することがあるのであれば、プラグインとしてのギターエフェクターも有用です。

プラグインエフェクトのメリット、デメリットなどは説明し出すと趣旨がずれてしまいそうなので詳しくは述べませんが、レコーディングに於いて基本的にプラグインエフェクトは「録音したトラックにかけるエフェクト」、ハードウェアのエフェクトは「録音する時にかけるエフェクト」です。本物のギターアンプに接続するならばハードウェア、録音した音を後から補正するならばソフトウェアの方が便利です。また、ギターがメインではなく、基本的にシンセサウンドでギターは必要なときにだけ使うようなプレイヤーなら、自室にアンプが無くても直接オーディオインターフェイスなどにギターを接続して音を録り、あとからプラグインエフェクトで音を加工すれば音作りをすることができます。

では、無料のプラグインエフェクトはどの程度「使える」のか。実際に比較して試してみたいと思います。今回は、世界で最も有名なオーバードライブ、「Ibanez TS808 Tube Screamer」のサウンドを再現したり、そのサウンドを思わせるプラグインエフェクトと、本物のヴィンテージオリジナルTS808の音を比べたいと思います。

まずはTS808をギターアンプで鳴らしてみましょう。

  • TS808+ギターアンプ

f:id:toy_love:20161016203119j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

アンプ:Koch Classic SE C-SE6C クリーンセッティング

全ノブ12時設定

とりあえず何も考えてないコードストロークです。音の違いを確認するためのものなので音作りもなにもないです。オリジナルヴィンテージTSはリイシュー808と比べると音の分離感がよく、ミッドが強調されますがそこまで上下がカットされなかったりします。あくまでリイシューと比べれば、ということですが。

ただ、この音とそのまま比較するのはフェアではないでしょう。なので、まずはDAW上でギターアンプモデリングを使ってクリーントーンを作ります。

  • クリーントーン


Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

ということで、最新の技術を使い、ハイクオリティなアンプサウンドを作ると評判のプラグインエフェクト、Positive Grid BIAS Amp Professionalを使用してクリーントーンを作りました。ちなみにアンプの各設定は下記の通り。

f:id:toy_love:20161016212527j:image

f:id:toy_love:20161016212526j:image

f:id:toy_love:20161016212525j:image

f:id:toy_love:20161016212524j:image

f:id:toy_love:20161016212523j:image

f:id:toy_love:20161016212522j:image

こんな感じです。Amp Matchは使っていません。Bias Ampはこんな風に、アンプそのものを構築するように様々なセッティングができるので面白いです。

では、ここに、オリジナルTS808をつないでみましょう。ここから先、ノブは全て12時設定になります。

  • オリジナルTS808

f:id:toy_love:20161016202939j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

こちらが本物のTS808を使った音。この音を基準として、実際に無料プラグインのサウンドを比べてみましょう。ブランド名順に比べていきます。

f:id:toy_love:20161016202028j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

シンプルなTS系フリープラグインです。ハーフラックをイメージしたスタイルの操作画面ですね。オリジナルよりも分離感が良いサウンドといえるかもしれません。TSそのものよりもTS系オーバードライブみたいな音ですね。

f:id:toy_love:20161016201654j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

フリーのアンプモデリングなども公開していたIgnite Amps。公開していた、というのは、現在公式ページが閉鎖されているためです。が、上記のダウンロードページからプラグイン自体はダウンロードできます。

こちらは2010年に制作されたTS再現プラグイン。FATスイッチや非対称クリッピングを再現するスイッチもありますが、今回はオリジナルとの比較ということでOFFにしています。

オリジナルと比べると少しローが強めなサウンド。シャリっとした倍音の出方も強めですが、オリジナルの雰囲気も十分にあります。

f:id:toy_love:20161016201655j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

同じくIgnite AmpsのTS系プラグイン。上記TS-999をアップデートして2012年に公開されました。ブーストスイッチとSweepコントロールを追加。逆にFATと非対称スイッチは無くなりました。音の特性はTS-999と同じですね。

f:id:toy_love:20161016202026j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

こちらも、フリーアンプモデリングプラグインなども公開するブランドのフリーTSプラグイン。「Mercuriall」という名前からも分かるとおり、Marshall系のプラグインも制作しています。

かなりオリジナルに近いですが、ローが少し強めでしょうか。というかオリジナルよりもレンジが広めですね。ですがかなり雰囲気があります。操作画面も「その気」にさせてくれますね。

f:id:toy_love:20161016201653j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

続いてはこちら。様々なスタジオ系エフェクトやVSTインストゥルメンツも制作するTonebytesのフリーVSTプラグイン。1つのプラグインの中にコーラスやディレイ等20種類のエフェクト、2種類のアンプモデリング、7種類のキャビネットモデリングを収録するマルチエフェクトプラグインです。その中の1つ、「Superdrive」は、明確にTSとは言っていませんが、緑色のオーバードライブということで使ってみました。

TS再現系ではないのでこうして比べてしまうとゲインは高いし、ジリっと歪む感じが強いしで音は全然違いますね。とはいえクラシックなオーバードライブサウンドということは言えるのではないかと思います。

f:id:toy_love:20161016202027j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

続いてこちら。これも有名ですね。アンプモデリングやエフェクト再現系プラグインを公開するTSE AudioのTS系プラグインです。全体的にゲインが高く、解像度もオリジナルより強めになっていますが、まぎれもなくTSサウンドですね。

f:id:toy_love:20161016202029j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

続いてはこちら。SimulAnalog Guitar suiteというフリーのバンドルウェアから、TSの再現エフェクトです。Boss DS-1Boss SD-1Ibanez Tube Screamer、Maestro Oberheim PS-1、Univox Univibe、Fender Twin 1969、Marshall JCM900 Dual Reverbのエフェクトサウンドをまとめたものです。

見ての通りの超シンプルな操作画面。ですがサウンドクオリティは十分に高く、人気の高いフリープラグインですね。オリジナルと比べれば全体的にレンジが広めになってはいますが、かなり近いサウンドとなっているように思います。Levelコントロールが高くなっていますが、これは音量をそろえるためです。

f:id:toy_love:20161016201652j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

同じくSimulAnalog Guitar suiteからBOSS SD-1再現プラグイン。SD-1なのでTSとは違いますが、回路的にはTSにかなり近い(非対称クリッピングが特徴)なので、こちらも試してみました。TSと比べ、少しパリっとしたサウンドの傾向。これはオリジナルの808とSD-1の違いにも言える傾向ですね。サウンドの再現としては十分と言えそうです。Levelが上がっているのは音量をそろえるためです。

 

有料プラグイン

ということで、いろいろなフリープラグインを見てきましたが、では有料プラグインのサウンドはどうなんでしょうか。少し比べてみましょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

WAVES / GTR3 Software Only Edition【渋谷店】
価格:16200円(税込、送料別) (2016/10/16時点)

f:id:toy_love:20161016201651j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

様々な定番プラグインで人気のWavesが制作するギター用エフェクトプラグインです。19種類のギターアンプ、7種類のベースアンプ、22種類のキャビネット、26種類のストンプを収録しています。

単品で販売されることよりも、Waves Gold以上の定番プラグインバンドルに収録されているので、それで持っている人も多いと思います。

ちなみにこのプラグイン、発売はなんと2007年。当時最先端だったサウンドも、さすがに今となっては古さを感じます。まぁTSそのものを再現したエフェクトではないので、TSと比べて違うのは仕方ないとしても、少し音に硬さがあるようにも思います。

ただ、このGTR3のギターアンプモデリングはスムースな音色として定評があるのも事実です。

  • Waves Oneknob Driver

f:id:toy_love:20161016201650j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

もう1つ、Wavesから。こちらは2011年に発売された、7種類のプラグインバンドル、Waves OneKnob Seriesに収録されているエフェクトです。全てのプラグインが1ノブで、シンプルに音を変えられるシリーズです。

このOneknob DriverはWaves Gold以上の定番プラグインバンドルにも収録されています。

TSどころか、ギター用ではなくスタジオエフェクトとしての歪み系。しかしこれが意外と悪くないんですよ。個人的にはさっきのGTR3のオーバードライブよりも好みだったりします。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Positive Grid BIAS FX professional 【数量限定特価】
価格:22000円(税込、送料無料) (2016/10/16時点)

f:id:toy_love:20161016201642j:image

Download 聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Gibson Custom Shop 50th Anniversary 1959 ES-335 Gloss Antique Natural リアPU

DI:FOCUSRITE ISA One

オーディオインターフェイス:Steinberg UR44

アンプモデリング:Positive Grid BIAS Amp Professional

最後にこちら。2015年に発売されたばかりの最新ギターエフェクトプラグインバンドル、Positive Grid BIAS FX ProfessionalからTS808のモデリングです。

最新の技術で、メーカーが販売する有料プラグインだとこういう音になります。

Download 聴けない場合はこちら

改めてこちらが本物のTS808を使った音。まぁアンプモデリングもBias Ampなので相性が良いということもあるかと思いますが・・・やはり最新のプラグインのクオリティは無料プラグインや数年前のプラグインとは格段にレベルが違うことが分かりますね。

Download 聴けない場合はこちら

ちなみにうちのギターアンプをマイク録りするとこんな感じ。比べるとかなりダークな音ですね。力強い音で、単体で聴くとやはり迫力が違います。逆に言えばプラグインのモデリングのような高音までは出ていないので、そういう音が欲しい時はプラグインで、ということもありかも。

そしてBias AmpにはAmp Matchという機能があります。今回使っていないのはまだちゃんと試してないからなんですが・・・この辺は今後また、どんな感じか記事にしていこうと思います。

 

と、いうわけで。今回はいろいろなフリープラグインを中心に、「無料のギターエフェクター」を比べてみました。

当たり前ですが「本物」とは違いがあります。機材の接続の関係からも、本物のエフェクターはギター>エフェクター>DI>オーディオインターフェイスとなっているのに対し、プラグインエフェクトはギター>DI>オーディオインターフェイスの後にかかります。そういう意味でも違いが出るのは当然かもしれませんが、それでも、無料プラグインであってもかなりのレベルで再現されているものが多いですね。

また、当たり前ですがプラグインエフェクトは録音した音にかけるエフェクトのため、一度ギターを録音すれば、あとからいくらでもかけるエフェクトを変えることができます。そのため今回のサンプルも、オリジナルを使ったサンプルは別録りですがプラグインのサンプルは全て同じトラックです。なので、PC上で操作する上ではプラグインエフェクトはとても便利です。DAW上で操作するデジタルエフェクトのため、セッティングも無限大にプリセット保存することができます。

逆に、プラグインエフェクトを本物のギターアンプで鳴らそうと思ったらそれはそれで大変です。PCからの出力はラインレベルなので直接ギターアンプに挿すと、また違った音になりますし。なので、まぁいまさら言うまでもないですがハードウェアのエフェクターとプラグインエフェクトは適材適所です。つまり両方持っておくのが良いのではないかと思います。

とはいえ両方にお金を使うのは大変。ならば、こういうフリーのプラグインを活用すれば、いろいろ便利に使えるのではないでしょうか。緊急用やサブのエフェクトとして考えれば十分なクオリティのものがありますし。もちろんTSだけでなく様々なペダルがありますので、是非、いろいろ探してみてください。

 

人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin

2016-10-13

「Steinberg UR22mkII Recording Pack」!ステインバーグの定番オーディオインターフェイスにマイクとヘッドフォン付のレコーディングセットが登場!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Steinberg UR22mkII Recording Pack [SUR22MK2RP](新品)【送料無料】
価格:31320円(税込、送料無料) (2016/10/13時点)

様々なレコーディングソフトやプラグイン、オーディオインターフェイスなどを制作するSteinbergから、レコーディングに必要なマイクとヘッドフォンがセットになったレコーディングパックが登場です。

Steinberg UR22mkII Recording Pack」。定番コンパクトオーディオインターフェイス、Steinberg UR22mkIIにマイクとヘッドフォンがセットになったパッケージです。

Steinberg スタインバーグ / UR22mkII Recording Pack

メインはこのオーディオインターフェイス、Steinberg UR22mkII。マイクプリアンプD-Preを内蔵し、Phantom電源対応のTRS/XLRコンボ端子×2のインプット、ステレオラインアウト、ヘッドフォン端子、MIDI IN/OUTとUSB端子を搭載するスタンダードなオーディオインターフェイスです。インプット2ははいインピーダンス入力にも対応し、ギターなどの楽器を直接接続できます。

Steinberg スタインバーグ / UR22mkII Recording Pack

付属するマイクはは高感度で広い周波数特性を備えたスタジオコンデンサーマイク。

Steinberg スタインバーグ / UR22mkII Recording Pack

そしてスタジオモニターヘッドフォンも付属。Steinberg「ST-H01」というヘッドフォンですが、おそらくYamaha HPH-100 Bと同じものとなります。(SteinbergはYamahaの傘下です。)

また、このパッケージを買うことでDAWソフト「Cubase AI」、波形編集ソフト「WaveLab LE」、iPad用DAW「Cubasis LE」を使うことができるようになります。

イントロダクションムービー

 

人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin

2016-09-26

「Aston Microphones」!Rolandが輸入代理店業務を開始!最初のモデルが入ってきます。

英国から、新しいマイクブランドが上陸です。「Aston Microphones」。手頃かつハイクオリティなマイクやリフレクションフィルターをラインナップしています。「従来の開発工程を一から見直し、従来のコンデンサーマイクの常識を覆す「高音質」「堅牢性」「美しいデザイン」を実現」したというブランドですね。

普段マイクはほとんど載せませんが、今回のモデルは先日ニュースで載せた、Rolandが輸入代理店業務を務めるモデルということもあり、載せてみたいと思います。

Aston Microphones ASTON SPIRIT

まずはこちら。ラージダイヤフラムの本格コンデンサマイクです。

独特の波形形状のメッシュヘッドでカプセル(ダイヤフラム)を守ります。ここには最初からポップフィルタも内蔵されています。

導体部はタンブル加工を施し、驚異的な堅牢性を実現。無塗装でありながら傷に強く、指紋も付きにくいとのことですね。スイッチで単一指向性、双指向性、無指向性を切り替えることができます。ON/OFF可能な80Hzでのローカットフィルタ、および -20dB/-10dB/0dBのパッドスイッチも搭載します。

XLRアウトと共に、マイクスタンドに直接取り付けられるスタンドアダプタも搭載。内部でショックマウントするため、直接スタンドに取り付けても大丈夫ということです。

Aston Microphones AST-ORIGIN

続いて、こちら。より手頃でシンプルなモデルですね。単一指向性のラージダイヤフラムコンデンサマイクです。

80Hzのローカットフィルタや-10dBのPADスイッチを搭載。独特のメッシュ、ポップフィルタ内蔵、タンブル加工の胴体を採用。

こちらも直接マイクスタンドに取り付け可能です。

Aston Microphones ASTON HALO

最後にこちら。リフレクションフィルターです。リフレクションフィルターはマイクの後ろから囲うようにセットして、左右や後ろからの余計な音を遮るための遮音ツールです。SE Electronicsが最初に製作したとも言われています。

いろいろなリフレクションフィルターがありますが、これは特に美しいスタイルだと思います。

 

コンデンサマイクはいろいろと扱いが大変だったりもしますが、特にこのマイクはできるだけ「追加機材」を使わずに使えるよう作られているのがポイントですね。

 

人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin

2016-09-22

「Elektron Analog Heat HFX-1」!8つのアナログディストーションとアナログフィルタ、アナログEQを搭載し、デジタルサウンドにアナログなサウンドを。プラグインとしても使えるアウトボード!

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

Elektron/Analog Heat HFX-1
価格:79900円(税込、送料別) (2016/9/22時点)

様々なアナログシンセなどを製作するElektronから面白そうな機材が登場です。

この「Elektron Analog Heat HFX-1」は、デジタルなサウンドに「アナログっぽさ」を加えるアウトボードです。

今、レコーディングでは当たり前のようにデジタルプラグインが多用されています。それはフルアナログで作ったギターサウンドにも当然使われます。また、ギターでもハイクオリティなデジタルエフェクトが増えており、空間系ペダルはもちろん、歪み、さらにアンプそのものも、KemperFractal Audioのようなデジタルマルチエフェクトをそのままキャビネットに接続して音を出すことも当たり前になりつつあります。

本格的なプロフェッショナルレコーディングでは、デジタルプラグインで処理したサウンドを、アナログのアウトボード機材に通し、音色にアナログサウンドの風合いを加えることはよくあります。たとえば1176LA-2Aなどのコンプレッサーやプリアンプなどを通します。ただ、こういった本格的なスタジオ機器は復刻モデルはもちろん、オリジナルヴィンテージモデルなどはなかなか手に入るものではありません。

代替として、Slate VTMなどのテープシミュレータープラグインを通したりすると思います。

今回のElektron Analog Heat HFX-1は、そんなデジタルサウンドにアナログな風合いを加えるアウトボード機材です。内部には8つのアナログステレオディストーション、アナログステレオフィルター、アナログステレオEQを搭載。オーディオインターフェイスとして使うことも可能で、さらにこのモデル自体をプラグインエフェクトとしてDAW側から操作することも可能となっています。

マスターヴォリューム、エンヴェロープフィルタ、LFO、EQを操作することができ、ドライ/ウェットのミックスなども可能。8つのディストーション回路はクリーンブースト、サチュレーション、エンチャントメント、ミッドドライブ、ラフクラッシュ、クラシックディストーション、ラウンドファズ、ハイゲインと、軽い味付けからがっつりした歪みまで可能。128種類のセッティングをプリセットすることも可能です。

背面パネルにはステレオインプット、ステレオアウトプット、ヘッドフォンアウト、2つのコントロール端子、MIDI IN、OUT、THRU端子、そしてUSBとアダプター端子、電源スイッチが付いています。

サンプルムービー

基本的にはこんな感じで、シンセやドラムマシンなどにアナログな風合いを付ける機材です。

なので正直、ほとんどのギタリストが興味ないと思う機材だろうなと思いますが、本物のアナログ回路を通すアウトボードとして、プラグイン同様の操作が可能という点も使いやすい感じですし、こういった機材の中では手頃なモデルと言えるかと思います。ギター用の歪みとして使うのではなく、デジタルマルチのセンドリターンに入れることでアナログっぽさを加えるような使い方ができるかと思います。

ちなみにNeveコンソールを再現した珍しいコンパクトペダル、JHS Colour Boxなんかも同様の使い方ができるようにも思っています。よかったら試してみてください。

 

人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin

2016-09-11

宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう! Part.2 〜ミックスでさらに音圧を〜

f:id:toy_love:20160911212634j:image

まさかのパート2になりました。昨日書いた、宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう!という記事の続きになります。

昨日の記事では、ギターサウンドを簡単に音圧を上げてみようということをコンセプトに、決まったリズムトラックの上にギターを2本載せて、マスタリングだけで音圧を高めてみました。バンドのデモ音源を作る上で、どうしても音圧が出ない、という時にマスタリングで簡単に変えられるということを伝えたかったためです。

ちょっとだけおさらいすると・・・

こんな感じで、単にギターを録っただけの音に比べ、音圧をかなり高めることができました。レコーディングの手法としてはコンプレッサーペダルを使ったり重ね録りをする、そしてマスタリングではプラグインをいろいろ使って音圧を高めました。

では、もっともっとラウドで音圧の高いトラックを作ることはできないでしょうか。昨日の記事ではあえて行わなかった、より細かなミックスによる音圧上昇を行ってみましょう。今回も使用するのはCubaseに最初から入っているプラグインと、Waves Diamondに収録されたプラグインが基本です。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

WavesDiamond【送料無料】
価格:388800円(税込、送料無料) (2016/9/11時点)

音圧を上げる。そのために必要なことのポイントは、楽器のバランスを取ることです。鳴っている位置(定位)のバランス、そして楽器ごとの周波数バランスです。楽器の位置と周波数のバランスがとれれば、それぞれの楽器の音量を高めることができ、音圧の高い楽曲が仕上がります。これを念頭に、音圧を高めていきます。そう、今回のミックスはまさに音圧至上主義。あえてかなりラウドなサウンドを目指して行きます。

それではまず、昨日の段階で「完成した」としたトラック、先ほども載せましたが、改めて載せます。

個人的にはけっこう好きな音。このトラックを基本に、音圧を高めていきます。このトラックを聴いて思うのは、リズムが弱いということ。ギターの音圧を上げることを念頭にレコーディングとマスタリングを行ったため、ちょっと腰高になっています。まずはリズムをなんとかしましょう。このときに使ったリズムは、以下のものでした。

  • バッキングトラック

f:id:toy_love:20160910211343j:image

Download 聴けない場合はこちら

昨日の記事では、ギターの音圧を分かりやすくするため、基本のバッキングトラックはオーディオミックスダウン(つまり音声ファイル化)したものを使用していました。しかし、このトラックは元はVSTi(ソフトウェア音源)のxln audioのAddictive Drums(初代)とSPECTRASONICS TRILIANを使ったものです。なので、まずはこのバッキングを、音声ファイルのトラックからMIDIのトラックに戻します。そして、それらをより細かく編集していきます。

では、どう変わったのか、先に聴いてみましょう。

  • 音圧を上げたリズムトラック

f:id:toy_love:20160911212647j:image

Download 聴けない場合はこちら

先ほどの「バッキングトラック」と比べて音の重さが圧倒的に変わっているのが分かると思います。昨日の音源では1つのステレオトラックだったものを、9つのトラックに分けて細かく編集をした結果です。9つのトラックの内訳は、バスドラム、バスドラム、スネア、スネア、ハイハット、シンバル1、シンバル2、ベース、ベースです。MIDIで作られたトラックなので、必要な音色だけを残してコピーするのも簡単ですね。まずドラムですが、実際のドラムレコーディングでも数多くのマイクを使って録るので、それを再現した形です。今回は使っていませんが、ここにマスターのドラムトラックにリバーブを少しかけてエアーを録るマイクをイメージしたトラックを付けてみるのも良いかもしれませんね。

上の画像の通り、各トラックの定位とフェーダーのバランスも調整しています。この部分は楽曲ごとにバランスの位置や音量の違いがあるので、特に述べません。楽曲に合わせて調整するのが良いです。ただし、バスドラムとベースはセンター、もしくはほぼセンター付近に置く、ということは基本です。あとは他の楽器と場所や帯域がかぶらないよう、位置を調整します。

f:id:toy_love:20160911212636j:image

なぜトラックを分ける必要があるのでしょうか。通常、ドラム音源のVSTiは、このようにもともとドラムセットの各キットごとに定位や音量などを調整することができます。そのため、それだけでも十分に定位や音のバランスを調整することができます。また、このVSTiの中でエフェクトをかけることもできます。しかし、トラックを分けると、より高い自由度で様々なプラグインエフェクトをかけることができるようになります。そのため、打ち込みでドラムトラックを作ったとき、より高いレベルでミックスをするためには、こうしてキットごとにトラックを分ける方が良いと思います。

さて、今回は勢いのあるパンクなトラックです。ラウドなサウンドを作るために、まずはバスドラムの音を作ってみましょう。リズムトラックに関しては、説明もさらっといきます。

f:id:toy_love:20160911212646j:image

そして出来たのがこちら。バスドラムで不要な高域をカットし、厚みのある倍音成分を作るハイミッドを強調したEQをかけてみました。そして、画像左に並んでいるのが使ったプラグインエフェクトです。まずはWAVES MaxxBass。これは太い低域を作るプラグインです。REQ6はWAVES Renaissance Maxxなどにはいっている6バンドEQです。そして昨日の記事でも使った、音を広げるS1 Stereo Imager、最後にWAVES L3で音圧を高めています。そして、バスドラムのトラックは2つありますが、もう1つは昨日の記事でギターのダブリングに使った手法を応用し、バスドラをダブリングしてより太くしています。

続いてスネア。これも大事ですね。スネアも2つのトラックを使っています。こちらはダブリングではなく、単にトラックをコピーして使いました。まずはメインのトラックがこんな感じ。

f:id:toy_love:20160911212645j:image

そしてもう1つのトラックはこんな感じです。

f:id:toy_love:20160911212635j:image

両トラックともにかけているプラグインは同じ、片方にだけEQをかけて合わせています。ドンシャリなEQがかかっていますが、スネアの基本となる音と上の派手な倍音を強調するため、EQをかけたトラックを同時にならしています。イメージとしてはEQのクリーンミックスみたいな感じですね。

スネアはラウドなギターの中でも音をしっかり出すため、プラグインも多めです。まずは「CLA-76」。これはDiamondには入っておらず、WAVES CLA Classic Compressorsなどの中に入っているプラグインです。私は単体で買いました。いわゆる1176コンプレッサーを再現したものですね。そして、先ほども出てきたREQ6、S1 Stereo Imager、L3と続き、さらにQ8 Monoという8バンドEQをかけ、最後にL1を加えています。L1とかL3は音圧を上げるリミッター系プラグインなわけですが、音圧を一気に高めるよりも複数のリミッターを重ね掛けする方が音質を保ちながら音圧を高めやすいんですね。また、それぞれの前にEQで音のバランスを補正している、というやり方をしています。これもイメージとしては、軽いオーバードライブを重ねて重たい歪みを作る、みたいな感じです。

続いてハイハットとシンバル。これらは全て共通の設定で使っています。

f:id:toy_love:20160911212644j:image

先ほどから何度も出ている、REQ6、S1 Stereo Imager、L3のコンボです。元々の音源が作るシンバルの音がけっこう派手で好みなので、ここはほとんどいじらず、楽曲内でのバランスと音圧だけを上げました。

次はベースですね。これも2つトラックがありますが、ベースに関しては昨日使用したリズムトラックでも2つのトラックを合わせて使っていました。

f:id:toy_love:20160911212643j:image

f:id:toy_love:20160911212642j:image

2つのベーストラックはこんな感じ。両方に共通するのがS1 Stereo Imager、L3で、これは音を広げて音圧を高めるものですね。上のトラックではその後に低域を太くするWAVES MaxxBassを入れています。下のトラックは、最初にTSE X30というフリーのプラグイン(ENGL Tube Preampを再現したもの)を入れてベースに歪みを加えています。クリーンと歪みのトラックを合わせて、ベースアンプで歪ませつつクリーンミックスしたみたいな音を作っています。

 

では、もう一度昨日のリズムトラックと新たに編集したリズムトラックを聞き比べてみましょう。

若くて勢いのあるメロコア系バンドから、スキンヘッドとタトゥーまみれ、腕の太さが倍ぐらいあるハードコアバンドみたいな音に変わりました。ミックス次第でこんな風に楽曲を変えていけるわけですね。

 

さて、リズムが太くなったので、次はギターの音圧もさらに上げましょう。まずは昨日のおさらいです。

完成品の方のギタートラックは昨日は載せていませんでしたね。ダブリングをしていない方のトラックです。昨日のリズムにはこのギターの方がバランスが良くなっていました。しかし、先ほどのミックスで腕の太さが倍になったリズムの前では、このギターは貧弱です。さらに音圧を上げましょう。リズムトラック同様、まず結果を載せると・・・

  • 音圧を上げたギタートラック

f:id:toy_love:20160911212641j:image

Download 聴けない場合はこちら

こうなりました。ギター単体で聴くと、昨日の完成品のトラックの方が音として良いような気がしますが、ミックスの場合は全て合わさった時が重要なので、そこはあまり気にしないようにします。で、ギタートラックは4つのトラックを使用。これは昨日の記事でダブリングとして使ったトラックをベースとしているためです。ダブリングの定位を変更し、フェーダーの調整も行いました。そして、各トラックにもエフェクトを追加しています。ギタートラックは昨日の記事では一切プラグイン等を使用していなかったので、プラグインでギターサウンドがどう変わったかというのも分かりやすいと思います。ミキサーの画像で上の方に並んでいるのが使用したプラグインと接続順ですね。

まずはレスポールのメイントラックから

f:id:toy_love:20160911212640j:image

レスポールのトラックにはこの3つのプラグインをかけています。接続順は、音圧を上げるリミッター、WAVES L2(画像右下)、続いてステレオの広がりを変えるS1 Stereo Shuffler(画像右上)。これはここまで使ってきたStereo Imagerに低域の出方を変えるShuffleとFreqコントロールが追加されたものです。より細かく音をいじれます。ギターサウンドはこだわりたいのでこれを使いました。そして最後にQ10(画像左)という10バンドパラメトリックEQ。ここでは6バンドだけ使っています。リズムとかぶる低域を少し減らして、あとは全体の帯域をブーストしています。

次にストラトのトラックです。

f:id:toy_love:20160911212639j:image

使っているプラグインは同じ、ですが接続順が違います。ストラトのトラックは、まずQ10でイコライジングをかけています。レスポールが太いので、ストラトはそれを補完するべく、低域を大きくカットし、高域にかけてシングルコイルならではの倍音成分を強めに出す設定。続いてL2で音圧を上げたら、最後にS1 Stereo Shufflerで音を広げています。このように、接続順もいろいろ変えつつ、音を作っていけるのはミックスも、ギターそのものの音作りも同じですね。

最後にダブリングのトラック。レスポール、ストラト共に同じ設定のプラグインを入れています。

f:id:toy_love:20160911212638j:image

それがこちら。接続順は、まずはDoublerですね。画像左下がそれです。これは昨日の記事で行ったダブリングの設定と同じです。続いてL1。L2やL3同様、音圧を上げるものです。画像右下ですね。L1は一番音が変わるんですが、その音も元気が良くなる感じに変わるので、サブとなるダブリングのギターに使ってみました。続いておなじみ、S1 Stereo Imager。画像右上です。そして最後に画像左上のQ10イコライザー。EQはほぼフラットですが、ちょっと低域のかぶるところをへらして、高域の欲しいところを上げています。このへんの位置は楽曲ごとに聞きながら調整するしかないですね。

 

さて、ギターサウンドの調整も終わりました。こうして出来たのが、先ほどのミックスという訳ですね。もう一度聴いてみましょう。

やっぱりかなりやり過ぎ感のある音になりましたね。ちなみに、このミックスではリズムに合わせながらギターサウンドを作っているので、ギター単体で抜き出して聞くことは想定していません。ということで、ちゃんとリズムと合わせて聞いてみましょう。

  • 最終的に完成したトラック

f:id:toy_love:20160911103719j:image

Download 聴けない場合はこちら

こちらがそのトラックです。ミックスを行ったら、最後にマスタリングが待っていますが、その部分に関しては基本的に昨日の記事で行ったマスタリングをそのまま使っています。ただ、1つだけプラグインを追加しました。

それがこの画像に載っている、「WLM Plus Loudness Meter」というプラグイン。ラウドネスメーターといって、放送局なんかで使われる、人間の聴覚上のうるささを計測する指標のメーターですね。これは画像として見せるためにおもしろいかな、と思って入れたプラグインですが、よく見るとGAINっていうパラメータがあるわけですよ。なので、これを上げ、全体的にラウドネスさも高めました。

さて、では改めて、最初のトラック、マスタリングを施したトラック、細部までミックスしたトラックを聞き比べてみましょう。

かなりゴリゴリのラウドロックに仕上がりました。最初に述べたとおり、今回は音圧至上主義のミックス。なので音圧が高いことが正義という観点からミックスをしています。ちなみに波形を見てみると・・・

  • 最初のトラックの波形

f:id:toy_love:20160910212814j:image

  • 昨日の完成トラック(ダブリングあり)の波形

f:id:toy_love:20160910212815j:image

  • 細部までミックスして音圧を高めた波形

f:id:toy_love:20160911212634j:image

ここまで音圧が高まると、波形でも分かりやすくなりますね。波形が塗りつぶされてしまっています。それだけ密度が高く音が出ていることを示しています。

 

  • ミックスと音圧

さて、今回のミックスのように、音圧至上主義でミックスすると、弊害なども出てきます。何度か書いているとおり、ギターサウンドが単体で聞くと破綻してしまっているというように、ただただ音圧を上げるだけ上げると、こんどは楽器の音が大きく変わってしまうことがあります。もちろん、それでも最終的にミックスした楽曲の音が良ければ良いんですが、ジャンルによってはそれが致命的な音の崩れとなってしまうこともあるということですね。

また、今回みたいな短いデモならともかく、楽曲全体で音圧を求めすぎると、表現力が失われてしまいます。必要なところは音圧を上げ、不要なところは音圧を下げるメリハリが大事ですね。たとえば今回のトラックもこの極厚でラウドな音はイントロに使い、ヴォーカルが載るところは昨日の完成トラックレベルの音圧で抑える、などといったことで楽曲に動きが生まれると思います。

DAWはトラックも簡単に追加できるので、楽曲の展開ごとに新しいトラックを作ってそれぞれ違った処理を行うのも良いですし、オートメーションと言って、楽曲の再生位置に合わせてフェーダーやPAN(定位)他各プラグインの様々なパラメータを動かすことも簡単にできます。たとえばマスタリングに入れたエフェクトは全てのトラックに適応されますが、それだって楽曲の展開に合わせてONにするエフェクトやパラメータを変えられるわけです。やろうと思えばギターの1音1音ごとにコンプレッサーのかかりを調整することすらできます。

楽にどかんと音圧を上げるのも、細かく調整を重ねて楽曲の表現力を高めるのも、求めるものに合わせて使い分けることが大事。ミックスに正解はなく、ただただ自由なんです。

そして、プラグインエフェクトとかミックスとか、何か難しそう、取っつきにくそうと思う人もいると思います。たしかに、出来ることが多すぎて最初は意味が分からないと思います。でもやってみると、これが面白いんですよ。特にギターの音作りを楽しめる人なら、ミックスも楽しめると思います。楽曲全体の音作りを自分でできるわけですから。

現代の楽曲は、総じて音圧が高いです。人は大きな音に反応しますから、音圧が高いということは、それだけ目立つ、ということでもあります。そういう意味では、高い音圧のミックスが出来るということはとても重要なことです。

一方で、こんどは音圧を上げすぎず、一息つくというか、力を抜くところを見極めて抜く、というのが大切になってくると思います。私もまだまだミックスの勉強をはじめたばかりなので偉そうなことを言うつもりはありませんが、やはりそこの見極めというか、センスがミックスやマスタリングを行う上で大事なこととなってくるんだと思います。

  • 今回紹介したフリープラグイン

では、最後に。昨日の記事、宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう!と今日の記事で出てきたフリープラグインをまとめて載せておきます。フリーというだけあって、無料で使えます。良ければ使ってみてください。

 

人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin




にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy