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一部、当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、当サイトとは一切関係がありません。

2016-09-26

「Aston Microphones」!Rolandが輸入代理店業務を開始!最初のモデルが入ってきます。

英国から、新しいマイクブランドが上陸です。「Aston Microphones」。手頃かつハイクオリティなマイクやリフレクションフィルターをラインナップしています。「従来の開発工程を一から見直し、従来のコンデンサーマイクの常識を覆す「高音質」「堅牢性」「美しいデザイン」を実現」したというブランドですね。

普段マイクはほとんど載せませんが、今回のモデルは先日ニュースで載せた、Rolandが輸入代理店業務を務めるモデルということもあり、載せてみたいと思います。

Aston Microphones ASTON SPIRIT

まずはこちら。ラージダイヤフラムの本格コンデンサマイクです。

独特の波形形状のメッシュヘッドでカプセル(ダイヤフラム)を守ります。ここには最初からポップフィルタも内蔵されています。

導体部はタンブル加工を施し、驚異的な堅牢性を実現。無塗装でありながら傷に強く、指紋も付きにくいとのことですね。スイッチで単一指向性、双指向性、無指向性を切り替えることができます。ON/OFF可能な80Hzでのローカットフィルタ、および -20dB/-10dB/0dBのパッドスイッチも搭載します。

XLRアウトと共に、マイクスタンドに直接取り付けられるスタンドアダプタも搭載。内部でショックマウントするため、直接スタンドに取り付けても大丈夫ということです。

Aston Microphones AST-ORIGIN

続いて、こちら。より手頃でシンプルなモデルですね。単一指向性のラージダイヤフラムコンデンサマイクです。

80Hzのローカットフィルタや-10dBのPADスイッチを搭載。独特のメッシュ、ポップフィルタ内蔵、タンブル加工の胴体を採用。

こちらも直接マイクスタンドに取り付け可能です。

Aston Microphones ASTON HALO

最後にこちら。リフレクションフィルターです。リフレクションフィルターはマイクの後ろから囲うようにセットして、左右や後ろからの余計な音を遮るための遮音ツールです。SE Electronicsが最初に製作したとも言われています。

いろいろなリフレクションフィルターがありますが、これは特に美しいスタイルだと思います。

 

コンデンサマイクはいろいろと扱いが大変だったりもしますが、特にこのマイクはできるだけ「追加機材」を使わずに使えるよう作られているのがポイントですね。

 

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2016-09-22

「Elektron Analog Heat HFX-1」!8つのアナログディストーションとアナログフィルタ、アナログEQを搭載し、デジタルサウンドにアナログなサウンドを。プラグインとしても使えるアウトボード!

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

Elektron/Analog Heat HFX-1
価格:79900円(税込、送料別) (2016/9/22時点)

様々なアナログシンセなどを製作するElektronから面白そうな機材が登場です。

この「Elektron Analog Heat HFX-1」は、デジタルなサウンドに「アナログっぽさ」を加えるアウトボードです。

今、レコーディングでは当たり前のようにデジタルプラグインが多用されています。それはフルアナログで作ったギターサウンドにも当然使われます。また、ギターでもハイクオリティなデジタルエフェクトが増えており、空間系ペダルはもちろん、歪み、さらにアンプそのものも、KemperFractal Audioのようなデジタルマルチエフェクトをそのままキャビネットに接続して音を出すことも当たり前になりつつあります。

本格的なプロフェッショナルレコーディングでは、デジタルプラグインで処理したサウンドを、アナログのアウトボード機材に通し、音色にアナログサウンドの風合いを加えることはよくあります。たとえば1176LA-2Aなどのコンプレッサーやプリアンプなどを通します。ただ、こういった本格的なスタジオ機器は復刻モデルはもちろん、オリジナルヴィンテージモデルなどはなかなか手に入るものではありません。

代替として、Slate VTMなどのテープシミュレータープラグインを通したりすると思います。

今回のElektron Analog Heat HFX-1は、そんなデジタルサウンドにアナログな風合いを加えるアウトボード機材です。内部には8つのアナログステレオディストーション、アナログステレオフィルター、アナログステレオEQを搭載。オーディオインターフェイスとして使うことも可能で、さらにこのモデル自体をプラグインエフェクトとしてDAW側から操作することも可能となっています。

マスターヴォリューム、エンヴェロープフィルタ、LFO、EQを操作することができ、ドライ/ウェットのミックスなども可能。8つのディストーション回路はクリーンブースト、サチュレーション、エンチャントメント、ミッドドライブ、ラフクラッシュ、クラシックディストーション、ラウンドファズ、ハイゲインと、軽い味付けからがっつりした歪みまで可能。128種類のセッティングをプリセットすることも可能です。

背面パネルにはステレオインプット、ステレオアウトプット、ヘッドフォンアウト、2つのコントロール端子、MIDI IN、OUT、THRU端子、そしてUSBとアダプター端子、電源スイッチが付いています。

サンプルムービー

基本的にはこんな感じで、シンセやドラムマシンなどにアナログな風合いを付ける機材です。

なので正直、ほとんどのギタリストが興味ないと思う機材だろうなと思いますが、本物のアナログ回路を通すアウトボードとして、プラグイン同様の操作が可能という点も使いやすい感じですし、こういった機材の中では手頃なモデルと言えるかと思います。ギター用の歪みとして使うのではなく、デジタルマルチのセンドリターンに入れることでアナログっぽさを加えるような使い方ができるかと思います。

ちなみにNeveコンソールを再現した珍しいコンパクトペダル、JHS Colour Boxなんかも同様の使い方ができるようにも思っています。よかったら試してみてください。

 

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2016-09-11

宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう! Part.2 〜ミックスでさらに音圧を〜

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まさかのパート2になりました。昨日書いた、宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう!という記事の続きになります。

昨日の記事では、ギターサウンドを簡単に音圧を上げてみようということをコンセプトに、決まったリズムトラックの上にギターを2本載せて、マスタリングだけで音圧を高めてみました。バンドのデモ音源を作る上で、どうしても音圧が出ない、という時にマスタリングで簡単に変えられるということを伝えたかったためです。

ちょっとだけおさらいすると・・・

こんな感じで、単にギターを録っただけの音に比べ、音圧をかなり高めることができました。レコーディングの手法としてはコンプレッサーペダルを使ったり重ね録りをする、そしてマスタリングではプラグインをいろいろ使って音圧を高めました。

では、もっともっとラウドで音圧の高いトラックを作ることはできないでしょうか。昨日の記事ではあえて行わなかった、より細かなミックスによる音圧上昇を行ってみましょう。今回も使用するのはCubaseに最初から入っているプラグインと、Waves Diamondに収録されたプラグインが基本です。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

WavesDiamond【送料無料】
価格:388800円(税込、送料無料) (2016/9/11時点)

音圧を上げる。そのために必要なことのポイントは、楽器のバランスを取ることです。鳴っている位置(定位)のバランス、そして楽器ごとの周波数バランスです。楽器の位置と周波数のバランスがとれれば、それぞれの楽器の音量を高めることができ、音圧の高い楽曲が仕上がります。これを念頭に、音圧を高めていきます。そう、今回のミックスはまさに音圧至上主義。あえてかなりラウドなサウンドを目指して行きます。

それではまず、昨日の段階で「完成した」としたトラック、先ほども載せましたが、改めて載せます。

個人的にはけっこう好きな音。このトラックを基本に、音圧を高めていきます。このトラックを聴いて思うのは、リズムが弱いということ。ギターの音圧を上げることを念頭にレコーディングとマスタリングを行ったため、ちょっと腰高になっています。まずはリズムをなんとかしましょう。このときに使ったリズムは、以下のものでした。

  • バッキングトラック

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昨日の記事では、ギターの音圧を分かりやすくするため、基本のバッキングトラックはオーディオミックスダウン(つまり音声ファイル化)したものを使用していました。しかし、このトラックは元はVSTi(ソフトウェア音源)のxln audioのAddictive Drums(初代)とSPECTRASONICS TRILIANを使ったものです。なので、まずはこのバッキングを、音声ファイルのトラックからMIDIのトラックに戻します。そして、それらをより細かく編集していきます。

では、どう変わったのか、先に聴いてみましょう。

  • 音圧を上げたリズムトラック

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先ほどの「バッキングトラック」と比べて音の重さが圧倒的に変わっているのが分かると思います。昨日の音源では1つのステレオトラックだったものを、9つのトラックに分けて細かく編集をした結果です。9つのトラックの内訳は、バスドラム、バスドラム、スネア、スネア、ハイハット、シンバル1、シンバル2、ベース、ベースです。MIDIで作られたトラックなので、必要な音色だけを残してコピーするのも簡単ですね。まずドラムですが、実際のドラムレコーディングでも数多くのマイクを使って録るので、それを再現した形です。今回は使っていませんが、ここにマスターのドラムトラックにリバーブを少しかけてエアーを録るマイクをイメージしたトラックを付けてみるのも良いかもしれませんね。

上の画像の通り、各トラックの定位とフェーダーのバランスも調整しています。この部分は楽曲ごとにバランスの位置や音量の違いがあるので、特に述べません。楽曲に合わせて調整するのが良いです。ただし、バスドラムとベースはセンター、もしくはほぼセンター付近に置く、ということは基本です。あとは他の楽器と場所や帯域がかぶらないよう、位置を調整します。

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なぜトラックを分ける必要があるのでしょうか。通常、ドラム音源のVSTiは、このようにもともとドラムセットの各キットごとに定位や音量などを調整することができます。そのため、それだけでも十分に定位や音のバランスを調整することができます。また、このVSTiの中でエフェクトをかけることもできます。しかし、トラックを分けると、より高い自由度で様々なプラグインエフェクトをかけることができるようになります。そのため、打ち込みでドラムトラックを作ったとき、より高いレベルでミックスをするためには、こうしてキットごとにトラックを分ける方が良いと思います。

さて、今回は勢いのあるパンクなトラックです。ラウドなサウンドを作るために、まずはバスドラムの音を作ってみましょう。リズムトラックに関しては、説明もさらっといきます。

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そして出来たのがこちら。バスドラムで不要な高域をカットし、厚みのある倍音成分を作るハイミッドを強調したEQをかけてみました。そして、画像左に並んでいるのが使ったプラグインエフェクトです。まずはWAVES MaxxBass。これは太い低域を作るプラグインです。REQ6はWAVES Renaissance Maxxなどにはいっている6バンドEQです。そして昨日の記事でも使った、音を広げるS1 Stereo Imager、最後にWAVES L3で音圧を高めています。そして、バスドラムのトラックは2つありますが、もう1つは昨日の記事でギターのダブリングに使った手法を応用し、バスドラをダブリングしてより太くしています。

続いてスネア。これも大事ですね。スネアも2つのトラックを使っています。こちらはダブリングではなく、単にトラックをコピーして使いました。まずはメインのトラックがこんな感じ。

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そしてもう1つのトラックはこんな感じです。

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両トラックともにかけているプラグインは同じ、片方にだけEQをかけて合わせています。ドンシャリなEQがかかっていますが、スネアの基本となる音と上の派手な倍音を強調するため、EQをかけたトラックを同時にならしています。イメージとしてはEQのクリーンミックスみたいな感じですね。

スネアはラウドなギターの中でも音をしっかり出すため、プラグインも多めです。まずは「CLA-76」。これはDiamondには入っておらず、WAVES CLA Classic Compressorsなどの中に入っているプラグインです。私は単体で買いました。いわゆる1176コンプレッサーを再現したものですね。そして、先ほども出てきたREQ6、S1 Stereo Imager、L3と続き、さらにQ8 Monoという8バンドEQをかけ、最後にL1を加えています。L1とかL3は音圧を上げるリミッター系プラグインなわけですが、音圧を一気に高めるよりも複数のリミッターを重ね掛けする方が音質を保ちながら音圧を高めやすいんですね。また、それぞれの前にEQで音のバランスを補正している、というやり方をしています。これもイメージとしては、軽いオーバードライブを重ねて重たい歪みを作る、みたいな感じです。

続いてハイハットとシンバル。これらは全て共通の設定で使っています。

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先ほどから何度も出ている、REQ6、S1 Stereo Imager、L3のコンボです。元々の音源が作るシンバルの音がけっこう派手で好みなので、ここはほとんどいじらず、楽曲内でのバランスと音圧だけを上げました。

次はベースですね。これも2つトラックがありますが、ベースに関しては昨日使用したリズムトラックでも2つのトラックを合わせて使っていました。

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2つのベーストラックはこんな感じ。両方に共通するのがS1 Stereo Imager、L3で、これは音を広げて音圧を高めるものですね。上のトラックではその後に低域を太くするWAVES MaxxBassを入れています。下のトラックは、最初にTSE X30というフリーのプラグイン(ENGL Tube Preampを再現したもの)を入れてベースに歪みを加えています。クリーンと歪みのトラックを合わせて、ベースアンプで歪ませつつクリーンミックスしたみたいな音を作っています。

 

では、もう一度昨日のリズムトラックと新たに編集したリズムトラックを聞き比べてみましょう。

若くて勢いのあるメロコア系バンドから、スキンヘッドとタトゥーまみれ、腕の太さが倍ぐらいあるハードコアバンドみたいな音に変わりました。ミックス次第でこんな風に楽曲を変えていけるわけですね。

 

さて、リズムが太くなったので、次はギターの音圧もさらに上げましょう。まずは昨日のおさらいです。

完成品の方のギタートラックは昨日は載せていませんでしたね。ダブリングをしていない方のトラックです。昨日のリズムにはこのギターの方がバランスが良くなっていました。しかし、先ほどのミックスで腕の太さが倍になったリズムの前では、このギターは貧弱です。さらに音圧を上げましょう。リズムトラック同様、まず結果を載せると・・・

  • 音圧を上げたギタートラック

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Download 聴けない場合はこちら

こうなりました。ギター単体で聴くと、昨日の完成品のトラックの方が音として良いような気がしますが、ミックスの場合は全て合わさった時が重要なので、そこはあまり気にしないようにします。で、ギタートラックは4つのトラックを使用。これは昨日の記事でダブリングとして使ったトラックをベースとしているためです。ダブリングの定位を変更し、フェーダーの調整も行いました。そして、各トラックにもエフェクトを追加しています。ギタートラックは昨日の記事では一切プラグイン等を使用していなかったので、プラグインでギターサウンドがどう変わったかというのも分かりやすいと思います。ミキサーの画像で上の方に並んでいるのが使用したプラグインと接続順ですね。

まずはレスポールのメイントラックから

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レスポールのトラックにはこの3つのプラグインをかけています。接続順は、音圧を上げるリミッター、WAVES L2(画像右下)、続いてステレオの広がりを変えるS1 Stereo Shuffler(画像右上)。これはここまで使ってきたStereo Imagerに低域の出方を変えるShuffleとFreqコントロールが追加されたものです。より細かく音をいじれます。ギターサウンドはこだわりたいのでこれを使いました。そして最後にQ10(画像左)という10バンドパラメトリックEQ。ここでは6バンドだけ使っています。リズムとかぶる低域を少し減らして、あとは全体の帯域をブーストしています。

次にストラトのトラックです。

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使っているプラグインは同じ、ですが接続順が違います。ストラトのトラックは、まずQ10でイコライジングをかけています。レスポールが太いので、ストラトはそれを補完するべく、低域を大きくカットし、高域にかけてシングルコイルならではの倍音成分を強めに出す設定。続いてL2で音圧を上げたら、最後にS1 Stereo Shufflerで音を広げています。このように、接続順もいろいろ変えつつ、音を作っていけるのはミックスも、ギターそのものの音作りも同じですね。

最後にダブリングのトラック。レスポール、ストラト共に同じ設定のプラグインを入れています。

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それがこちら。接続順は、まずはDoublerですね。画像左下がそれです。これは昨日の記事で行ったダブリングの設定と同じです。続いてL1。L2やL3同様、音圧を上げるものです。画像右下ですね。L1は一番音が変わるんですが、その音も元気が良くなる感じに変わるので、サブとなるダブリングのギターに使ってみました。続いておなじみ、S1 Stereo Imager。画像右上です。そして最後に画像左上のQ10イコライザー。EQはほぼフラットですが、ちょっと低域のかぶるところをへらして、高域の欲しいところを上げています。このへんの位置は楽曲ごとに聞きながら調整するしかないですね。

 

さて、ギターサウンドの調整も終わりました。こうして出来たのが、先ほどのミックスという訳ですね。もう一度聴いてみましょう。

やっぱりかなりやり過ぎ感のある音になりましたね。ちなみに、このミックスではリズムに合わせながらギターサウンドを作っているので、ギター単体で抜き出して聞くことは想定していません。ということで、ちゃんとリズムと合わせて聞いてみましょう。

  • 最終的に完成したトラック

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こちらがそのトラックです。ミックスを行ったら、最後にマスタリングが待っていますが、その部分に関しては基本的に昨日の記事で行ったマスタリングをそのまま使っています。ただ、1つだけプラグインを追加しました。

それがこの画像に載っている、「WLM Plus Loudness Meter」というプラグイン。ラウドネスメーターといって、放送局なんかで使われる、人間の聴覚上のうるささを計測する指標のメーターですね。これは画像として見せるためにおもしろいかな、と思って入れたプラグインですが、よく見るとGAINっていうパラメータがあるわけですよ。なので、これを上げ、全体的にラウドネスさも高めました。

さて、では改めて、最初のトラック、マスタリングを施したトラック、細部までミックスしたトラックを聞き比べてみましょう。

かなりゴリゴリのラウドロックに仕上がりました。最初に述べたとおり、今回は音圧至上主義のミックス。なので音圧が高いことが正義という観点からミックスをしています。ちなみに波形を見てみると・・・

  • 最初のトラックの波形

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  • 昨日の完成トラック(ダブリングあり)の波形

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  • 細部までミックスして音圧を高めた波形

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ここまで音圧が高まると、波形でも分かりやすくなりますね。波形が塗りつぶされてしまっています。それだけ密度が高く音が出ていることを示しています。

 

  • ミックスと音圧

さて、今回のミックスのように、音圧至上主義でミックスすると、弊害なども出てきます。何度か書いているとおり、ギターサウンドが単体で聞くと破綻してしまっているというように、ただただ音圧を上げるだけ上げると、こんどは楽器の音が大きく変わってしまうことがあります。もちろん、それでも最終的にミックスした楽曲の音が良ければ良いんですが、ジャンルによってはそれが致命的な音の崩れとなってしまうこともあるということですね。

また、今回みたいな短いデモならともかく、楽曲全体で音圧を求めすぎると、表現力が失われてしまいます。必要なところは音圧を上げ、不要なところは音圧を下げるメリハリが大事ですね。たとえば今回のトラックもこの極厚でラウドな音はイントロに使い、ヴォーカルが載るところは昨日の完成トラックレベルの音圧で抑える、などといったことで楽曲に動きが生まれると思います。

DAWはトラックも簡単に追加できるので、楽曲の展開ごとに新しいトラックを作ってそれぞれ違った処理を行うのも良いですし、オートメーションと言って、楽曲の再生位置に合わせてフェーダーやPAN(定位)他各プラグインの様々なパラメータを動かすことも簡単にできます。たとえばマスタリングに入れたエフェクトは全てのトラックに適応されますが、それだって楽曲の展開に合わせてONにするエフェクトやパラメータを変えられるわけです。やろうと思えばギターの1音1音ごとにコンプレッサーのかかりを調整することすらできます。

楽にどかんと音圧を上げるのも、細かく調整を重ねて楽曲の表現力を高めるのも、求めるものに合わせて使い分けることが大事。ミックスに正解はなく、ただただ自由なんです。

そして、プラグインエフェクトとかミックスとか、何か難しそう、取っつきにくそうと思う人もいると思います。たしかに、出来ることが多すぎて最初は意味が分からないと思います。でもやってみると、これが面白いんですよ。特にギターの音作りを楽しめる人なら、ミックスも楽しめると思います。楽曲全体の音作りを自分でできるわけですから。

現代の楽曲は、総じて音圧が高いです。人は大きな音に反応しますから、音圧が高いということは、それだけ目立つ、ということでもあります。そういう意味では、高い音圧のミックスが出来るということはとても重要なことです。

一方で、こんどは音圧を上げすぎず、一息つくというか、力を抜くところを見極めて抜く、というのが大切になってくると思います。私もまだまだミックスの勉強をはじめたばかりなので偉そうなことを言うつもりはありませんが、やはりそこの見極めというか、センスがミックスやマスタリングを行う上で大事なこととなってくるんだと思います。

  • 今回紹介したフリープラグイン

では、最後に。昨日の記事、宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう!と今日の記事で出てきたフリープラグインをまとめて載せておきます。フリーというだけあって、無料で使えます。良ければ使ってみてください。

 

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2016-09-10

宅録+おうちミックスでギターの音圧を上げてみよう!

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最近はDAWソフトの質も高まり、自宅でのレコーディングも簡単になってきました。かつて「宅録」といえば、みんなで集まって、MTRを用意してがんばって録り、そこからフェーダーと格闘して・・・というスタイルだったかもしれません。

しかし今では、世界的なプロギタリストでさえ、自宅で録ってファイルをメール等で送り、次のパートのプレイヤーが録って・・・というように、ネットの発達とソフトウェアの技術向上にともない、宅録ということ自体が珍しいものではなくなっています。

DAWソフトが出てきた頃はDTM(デスクトップミュージック)というのもまだまだマニアックなもので、そのほとんどはシンセだけを使ったダンスミュージックが主でしたが、今ではPCを使って音楽を作るのなんて特に珍しくありませんし、そこにギターなどの生楽器を加えていくことも当たり前になっています。

さて、ギター、エフェクター、アンプを使って、マイクもセットして・・・最高の音作りをしたサウンドを録ってみると、なんだか迫力が足りない。そんなことってけっこうあるんじゃないかと思います。もっと音圧が欲しい、と思うことも多くあるのではないでしょうか。

「音圧」。難しい単語ですね。音の圧力、Sound Pressure、という言葉をそのまま解釈すれば、音は空気を伝わる波ですから、その圧力が高いということになります。ということは、波形の勢いが強いわけですから、波形の振れ幅が大きければ音圧が高い、と言うことになるのでしょうか。

音の中で波形の振れ幅といえば、音量のこと。音量が上がれば音圧が上がる、というのは実際半分は正解です。エフェクターでも、音量を上げた方が音が良いように聞こえるというのは事実ですし、特にファズペダルなんかだと、音量を上げないと機材の音をきちんと聞くのはとても難しかったりします。

ただ、それだけではないですよね。マスタートラックのメーターはもう上げられない状態なのに、音圧が足らないということもよくあると思います。

音圧の高い楽曲・・・プロが作った市販の楽曲はほぼ全てがそうですが、そういう楽曲と、自分で録った楽曲の違いは何なのでしょうか。

答えは簡単。バランスが良いか悪いかということの違いです。ステレオの楽曲の中で、左から右まで、バランス良く音量が高い状態。それが、音圧の高い楽曲です。波形を見ても違いが無いのに迫力が全然違う、というのはそういう違いが原因なわけです。

ということで、最近ちょっとミックスなんかのお勉強もしたりしているので、ギタートラックの音圧を上げる方法を書いてみようかと思います。

では、いってみましょう!

音圧を上げる。ただ言葉で書いても伝わらないと思いますので、実際に音を出しながら、音圧を上げていってみようと思います。まずは基本となるバッキングトラックを作りました。

  • バッキングトラック

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こんな感じで、xln audioのAddictive Drums(初代)とSPECTRASONICS TRILIANを使い、バッキングトラックを作りました。このトラック自体も音圧かなり高めに編集してマスタリング済み。オーディオミックスダウンしたものをバッキングとして使用して、ここにギターを載せていきます。

パンクなトラックなので、迫力のあるディストーションサウンドを作って載せてみましょう。

  • サンプルトラック1 ギター+バッキング

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・・・・・・。

あれ?おかしいな。

ということで、全然迫力が足りませんね。ギターはレスポール、ディストーションはLandgraff Distortion Boxと最高の機材を使って作ったはずなのに・・・ちなみにアンプはKoch Classic SE C-SE6C、マイクはAKG C314、マイクプリアンプにFOCUSRITE ISA Oneを使用しています。マイキング位置には時間をかけていないのでそこに改善点はあると思いますが、機材面で不足はないはず。でも、このとおりです。

試しに、ギターだけの音を聞いてみましょう。

  • ギタートラックのみ

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う〜ん・・・生で聞くと良い感じなんですが、録音してみると少しローが強すぎる、というか倍音成分が足りないのかもしれませんね。では、エフェクターを追加して音圧を上げてみましょう。ギターの音圧を上げるエフェクターなんて知らない、と思うかもしれませんが、「音圧を上げる」ためにスタジオでも当たり前のように使われているエフェクトがあります。

そう、コンプレッサー。「ぱっこーん」となるような音の変化が大きいタイプではなく、ここはナチュラルなコンプレッサーをかけて、音圧を高めてみましょう。

  • サンプルトラック2 ギター(Dist+Comp)+バッキング

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さっきより良くなっているのが分かるでしょうか。ギターサウンドに迫力が出ています。音を変えるという目的は別として、ギターのコンプレッサーはいろいろ誤解されていると思います。音の粒を揃えて、プレイを上手く見せることができるとか。たしかに粒は多少そろうかもしれませんが、ベースと違って、ギターの場合アタックでダイナミクスの違いはそこまでないですし、それでプレイが上手く聞こえたら誰も苦労しないと思います。メタルのようなハイゲインのジャンルでは当たり前のように使われているコンプレッサーの本当の役目は、このように音圧を高めることにあると思います。

コンプをかけたことで、ギターの周波数帯全域が持ち上がるような形となり、音圧が上がりました。先ほどはステレオの中で定位(左右の位置)のバランスを良くすることで音圧が上がると書きましたが、1つのトラックの中で周波数のバランスを良くすることでも音圧が上がるということですね。

とはいえ、まだまだ迫力は足らないと思います。次はどうするか・・・レコーディングの常套手段、ギターを重ねてみましょう。重ねる際、基本的な音色を変える必要は無いですが、できれば特性の違うギターを重ねる方が良いと思います。なので次はストラトで同じフレーズを弾いて重ねてみましょう。

  • サンプルトラック3 ギター2本+バッキング

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うん、だいぶ音が分厚くなりましたね。ギターを重ねるという手法は、古くから当たり前のように行われてきました。たとえば、Sex Pistols唯一のスタジオオリジナルアルバム、Never Mind the Bollocks。このアルバムで聞くことの出来るギターは、同時期(1977年)のロックバンドの作品と比較しても迫力があり、マスターの音量こそ今より小さいものの、大音量で聴けば今のバンドと遜色がないほどです。あまりの音の良さから、「ゴーストプレイヤー」の存在も噂されますが、ギタリストのスティーヴ・ジョーンズはひたすら音を重ね録りした、と当時のレコーディングを振り返っています。エンジニアがヘヴィ・メタルの手法を使っていて、地獄のように何度も何度も弾かされたと。しかしその結果、当時のバンド、特にパンクバンドの中ではトップクラスの迫力のあるサウンドを実現しています。ピストルズを見習って、このまま重ね録りを続けても良いんですが、今回は重ね録りはここまでにして、次はミックスの方でなんとか音圧を高めてみましょう。

先ほど、音圧を上げるにはステレオの定位のバランスが大事だと書きました。実はここまで、ギタートラックは全てセンターにあります。なので、2つのトラックの定位を動かしてみましょう。

  • サンプルトラック4 定位調整

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かなり良くなりましたね。画像の通り、レスポールのトラックを右に、ストラトのトラックを左にずらしています。ここもいくらでもこだわれるんですが、今回はある程度音がくっきりするところに設定しました。サンプルトラック3に比べて、音像がはっきりしているのが分かると思います。不思議なもので、音量はほぼ変っていないのに、これだけで音圧がだいぶ高まったように感じますね。

さて、まだまだこだわろうと思えばいくらでもこだわれますが、ここからはプラグインエフェクトを使って音圧を高めていってみましょう。使用するのはCubaseに最初から入っているプラグインと、Waves Diamondに収録されたプラグインを使用します。ただ、似たようなプラグインはいろいろありますので、「このプラグインでしか出来ない」ということはほぼありません。上手い人ならフリープラグインだけでももっとよく仕上げることもできると思います。できるだけ似たフリープラグインも(リンクだけ)載せておきます。使い方は検索すれば出てくると思います。まぁ、とりあえずやっていきましょう。

で、プラグインなんですが、ギタートラックにはかけません。きりがなくなってしまうので、今回はここからマスタートラックへのプラグイン挿入だけで音圧を高めていきます。

ちなみに、ここまでのサンプルトラックでも、マスタートラックにはマキシマイザーとマスタリングプラグインをかけています。マキシマイザーはトラックのクリップを避けるためで、最初のハイハット部分は小さく、あとは最大音量になるようオートメーションをかけています。マスタリングプラグインはステレオミックスダウンで音声ファイル化する際にビットが変わることによる音の変化を抑えます。まぁ、要するに最低限の音量調整だけはこれまでのサンプルトラックでも行っているということです。これらのプラグインはほとんどのDAWに付属していると思います。

先ほど、ギターエフェクトで音圧を上げるためにコンプレッサーをかけました。今度は、トラック全体にもコンプレッサーをかけて音圧を高めてみましょう。

  • サンプルトラック5 マスターコンプレッサー

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これはやりすぎました。

音圧はたしかに上がりましたが、なんか変な音が混ざっています。低域が無駄に歪んじゃってますね。これは失敗。ですがOutputを下げればバランスは戻ります。使ったのはWAVES H-Comp。プラグインエフェクトの良いところは、こうして失敗しても「録り直し」ではなく「戻す」だけでOKという手軽さですね。

ちなみにコンプレッサープラグインはフリーでも優秀なものがたくさんあります。TDR Feedback Compressor IIや、Limiter No.6などは有名です。

  • サンプルトラック6 マスターコンプレッサーとアナログ風味

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ということで、コンプレッサーのOutputを戻しました。ついでにというか、当たり前ですがプラグインエフェクトはデジタルエフェクトです。ここからさらにいろいろかけていく中で、ちょっと音源全体にアナログ感を出すプラグインも追加してみました。ここではCubase付属の「Magneto II」というテープシミュレーターを入れています。フリーだとFerricTDSというプラグインもあります。先ほどのH-Compにも左上にAnalogというコントロールがあり、アナログコンプ感を設定できますが、さらにアナログっぽい響きを加えました。音圧はあんまり変わりません。

音圧は、ステレオの定位でも変ります。つまり、音の広がり感でも音圧の感覚が違ってきます。なので、こんどはトラック全体にもっと広がりを付けてみましょう。

  • サンプルトラック7 ステレオイメージャー

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分かりますか?ステレオで聴くと、音全体に広がりが出ています。ここでは音圧はほとんど変っていません。使ったのはWAVES S1 Imagerというプラグインですね。DAWにも似たようなプラグインが付属していたりします。フリーだとA1StereoControlなんかが有名です。

で、音を広げたので、次は全体を持ち上げることで音圧を高めてみましょう。

  • サンプルトラック8 MS処理

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ここでは、WAVES Centerという、MS処理で音のバランスを変えられるプラグインを使いました。MS処理とは、M(Mid:中央)とS(Side:外側)でそれぞれ別のエフェクト処理を行うことを言います。具体的には、ステレオのLとRを足し合わせたものをMid、片方の位相を反転して引き算したものをSideとしてそれぞれ処理し、またL/Rのステレオトラックに戻すという形です。WAVESは特にMS処理で有名です。このトラックでは、Mid(画像ではCenter)とSideともにゲインはほぼマックスで、低域は中央に、高域は外側に振り、パンチを加えて音量を上げています。簡単にMS処理ができるフリープラグインとしては、Blue Cat’s Gain Suiteなんかがあります。

だいぶ音圧が高まってきたように感じますが、それでもまだ迫力が足りない感じがしますね。そこで最後に、WAVESが誇る音圧上昇プラグインをかけてみましょう。

  • サンプルトラック9 WAVES L3

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一気に音圧が高まりました。ついでにトラック全体の音も変りましたね。だいぶ市販の音源に近い音になった、ということも出来るかと思います。ここで使ったのはWAVES L3というプラグイン。WAVESの伝統的なプラグインで、簡単に音圧を高められることからサウンドエンジニアの間で大流行し、現在も広く使われているプラグインです。L3は最もモダンな音を作ると言うことですが、初代のL1もまだまだ現役。代わりのプラグインはあまりありませんが、フリープラグインのGeorge Yohng’s W1 Limiterは、そのL1をクローンしたプラグインです。

個人的には、このトラックでOKとしたいところですが、もう1つ、テクニックを試してみましょう。

WAVESを取り扱うメディアインテグレーションのブログで、あのバンドの音みたいに「ギターをもっと太く、ラウドに」したいという記事があり、そこではLinkin Parkなどを手がける世界的エンジニア、ケネス・”プーチ”・ヴァン・ドルーテン氏の手法が紹介されています。これをやってみました。

手法の紹介動画

  • サンプルトラック10 ギターのダブリング

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Waves Doublerというプラグインを使用した方法です。ダブラーというプラグインはいわゆるダブリングディレイを付けるプラグインで、重ね録りを行ったような効果を作ります。単に使えばダブリングディレイとなりますが、ここでは別トラックにダブリング専用トラックを作り、その定位も変えることでギターサウンドに厚みをつけられる、ということを言っています。上の画像がダブリングプラグインの操作画面。その下にミキサーの一部を表示しました。下のミキサーで、色が変っているトラックが新たに追加したダブリング用トラックで、左がレスポール、右がストラトです。元のレスポールとストラトがそれぞれR40、L27に設定していたので、ダブリングの方はレスポール、ストラトの順にR20、L10に設定してみました。

実際聴いてみると分かると思いますが、ヘヴィロック系の楽曲で聴くような、ごく薄いフランジャーがかかったような空間的広がりを持つギターサウンドになっています。勢い重視のパンクロックなトラックだとちょっとギターが重くなりすぎてそれほど合っていないと思いますが、ヘヴィロックではたしかに有効な手段だと思いますね。ダブリングを作るプラグインはDAWにも付属していると思いますし、Doublingerというフリープラグインもあります。

 

最後に、できあがったトラックと最初のトラックを聞き比べてみましょう。

このとおり、音の好みはともかく、音圧は大きく上がったのが分かると思います。ちなみに波形で見ると・・・

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分かりますか?上が最初のトラック、下がダブリングも入れたトラックの波形です。ぱっと見ほとんど変っていません。でも、音はこれだけ違います。これが「音圧」の難しさです。ハイハットのところは分かりやすいかもしれませんね。音量は変わっていませんが、波形が“太く”なっています。

今回やったのは、1つの例にすぎませんが、宅録でギターを録る時や、バンドのデモを作るときなどの参考にでもなればうれしいです。

最後に、ここでは省略した各トラックへのプラグイン挿入や定位に加えフェーダーレベルの調整まで行って音圧をさらに上げたものがこちら。

  • サンプルトラック11 ファイナル

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このように、細部まで調整すれば音圧はさらに上がります。

画像はラウドメーター。これで聴覚上の音量を測れるんですが、かなり「うるさい」楽曲になっていることを示しています。どういうミックスをしたか、それはまた書こうと思います。

Part.2へ続く

 

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2016-08-20

「ZOOM U-22」!Zoomからコンパクトなハンディタイプのオーディオインターフェイスが登場!

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

ZOOM U-22 (新品)【送料無料】
価格:9900円(税込、送料無料) (2016/8/20時点)

Zoomから、新しいオーディオインターフェイスが登場です。これまでもZoomは卓上タイプのUAC-2やポータブルなU-44U-24を制作していますが、今回の新しい「Zoom U-22」は、最小限の機能だけをまとめた最もコンパクトなモデルです。

Phantom電源に対応し、マイクプリアンプを搭載し、Hi-Zにも対応したXLR/TSコンボ端子と、AUX INを搭載。アウトプットはヘッドフォン端子とRCAのL/R端子となっています。USB端子と、5Vの電源専用マイクロUSB端子が付いています。駆動は単3電池2本、またはUSB端子からのバスパワー、および5V電源端子からのアダプター駆動に対応。様々なスタイルに合わせて駆動電源を買えることができます。コントロールはCLIP LED付のGAINとOUTPUTとなっています。また、電源選択スイッチ、Phantom電源スイッチ、そしてダイレクトモニタのON/OFFスイッチが付いています。

Ableton Live 9 Liteのダウンロードライセンスが付属し、DAWを持っていなくてもすぐに楽曲編集ができます。

音質は96 kHz、88.2 kHz、48 kHz、44.1 kHz / 24-bitに対応。

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最近は、カラオケとかでもこんな風に生放送や歌の録音などができる環境があったりしますが、そんなところで使ったり、スタジオなどで録音するのに使えるモデルだと思います。

 

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2016-08-14

「Steinberg MIXING AND MASTERING SUITE」!ステインバーグの定番DAW、Cubaseとマスタリングソフト、WaveLabをバンドルしたパッケージが登場!

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

●Steinberg MIXING AND MASTERING SUITE
価格:86400円(税込、送料無料) (2016/8/14時点)

定番DAWソフト、Cubaseや各種プラグイン、またオーディオインターフェイスでもでおなじみのSteinbergから、お得なバンドルソフトが登場です。

この「Steinberg MIXING AND MASTERING SUITE」は、Steinbergが発売する定番DAWソフトのフルバージョン、Cubase Pro(最新バージョンは8.5)と、マスタリングを専門に行うソフトウェア、WaveLab Pro(最新バージョンは9)を同梱(バンドル)したパッケージです。

Cubaseについては、今更言うまでもないかと思いますが、音楽作りに欠かせないDAWソフトです。Proは32bit、192kHzの音質で、オーディオ、MIDI、インストゥルメントトラック数は無制限、入出力は最大256までに対応。フルスクリーンモードや他のプロジェクトからトラックを読み込む、EBU 準拠ラウドネスメーター、波形メーター、VCA フェーダー、5.1chサラウンド対応などProならではの機能を備えています。現行最新の8.5ではクラウドを通してリアルタイムに複数のCubaseからプロジェクトの操作も可能となりました。昨今の離れた場所でミュージシャンが楽曲を作り上げていくようなスタイルにも柔軟に対応しています。

WaveLabは、主にマスタリングを主として行うソフトウェアです。もちろんCubaseでもマスタリングは行えますが、たとえばL/RではなくMid/Side(音源の中央付近と左右両側)の成分を処理したり、その処理に対応したエフェクトプラグインを備えています。オーディオ素材を直接 Cubase / Nuendo と交換可能で、Cubase / Nuendo 上から直接WaveLabの操作を行えます。マスタリングだけでなく、音の編集や解析も行える形ですね。

いわばDAWソフトとマスタリング関係が充実したプラグインのセット、という見方も出来るという感じです。

言うまでもありませんがマスタリングはとても大事です。よく、デジタルリマスター版の楽曲なんかもあり、古いレコーディングと比べるとトラックは変わっていないのに全体の音圧が大きく変わったりしますね。あれは今の技術でマスタリングをやりなおした(他にも多少いじってるかもですが)というものです。

たとえば、このサイトで載せているサンプル音源などは、ほとんどマスタリング処理をしていません。これはギターそのものの音がより伝わりやすくするためです。音圧を上げたりするのは簡単なんですが、それは行わず、録った素の音をそのまま出しています。一方、最近上げたりしている歌ってみた動画はミキシングやマスタリング処理を細かく行っています。こっちはヴォーカルを楽曲になじませて全体の音圧をコントロールすることで作品として出しているためです。

Cubase Proの全機能に加え、より詳細なマスタリング機能を追加したパッケージが、それぞれを個別に導入するよりも手頃に買えるというのは良いのではないかと思います。

Cubase Pro 8.5の機能などをまとめたプレイリスト

WaveLab 9の機能などをまとめたプレイリスト

 

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2016-07-26

「Miktek Pro CAST」!手軽に放送や「歌ってみた」ができるコンデンサマイク、アーム式スタンド、オーディオインターフェイスをまとめたモデル!

Miktek マイクテック コンデンサー・マイク+2CHミキサー+USBインターフェイス Pro CAST 【国内正規輸入品】

様々なマイクをアメリカで制作するブランド、Miktekから、ニコ生やツイキャスなどの放送や、「歌ってみた」などを行うためのオールインワン機材が登場です。

先月くらいに発売されたようなんですが、まだ多くの楽器店では扱われていない感じです。

この「Miktek Pro CAST」は、手元を開けたままマイクを卓上で使うことのできるアーム式のマイクスタンド、Miktekのコンデンサマイク、およびオーディオインターフェイスをまとめたモデルです。

マイクは19mm、3ミクロン厚のダイヤフラムを使用するエレクトレットコンデンサーマイクです。ハイパスフィルタ搭載しています。

アーム部は十分な重さのあるマイクスタンドで、シザーブーム。ゴム足も付いています。

Miktek マイクテック コンデンサー・マイク+2CHミキサー+USBインターフェイス Pro CAST 【国内正規輸入品】

オーディオインターフェイス部はミキサー操作も可能で、2in2outタイプ。2つのインプットとミックスフェーダーを搭載し、ダイレクトモニタリングのバランスコントロールやヘッドフォンヴォリュームコントロールもあります。各チャンネルのミュートボタン、マイク/ライン切り替えボタンがあり、それぞれの入力やミュートを即座に設定可能です。

Miktek マイクテック コンデンサー・マイク+2CHミキサー+USBインターフェイス Pro CAST 【国内正規輸入品】

入出力端子はモニターアウト(ヘッドフォン共有)、手前にヘッドフォンアウト、2つのラインインプットと、本体マイクとは別のもう1つのマイクインプットも搭載。USB端子で接続するオーディオインターフェイスです。

外部マイク端子はフォン端子ですが、+48VのPhantom電源を供給することも可能となっているようです。シンプルな放送に向けて作られたモデルで、特にミキサー操作部の操作性が高そうなモデルですね。

オーバービュー(英語)

 

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