toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

雨飾山北西1472mピーク

★メンバー
キヨさん、沢やか?Yさん、アスリートさん、ボーダーT、スキーヤーK、機関車(記録)
★コースタイム
山寺集落(280m)8:00⇒谷入口(450m)9:05⇒林道交差(650m)10:15⇒大斜面入口(1000m)12:20⇒1472mピーク14:40〜14:55⇒
山寺集落17:00



地形図の雨飾山北西に1472mピークが有る。その北西側は扇状のスッキリした地形になっており、スキーに適した斜面ではないかと思い昨年から機会を伺っていた。今年に入りかなりの降雪があり、頃合良しと見て出掛けてみる事にしました。
シーサイドバレースキー場の奥、山寺の集落から歩き始める筈であったが、ここ数日雪が降り続いており積雪量が多く駐車スペースが見つからない。周辺をうろうろ見回っていたが、結局対岸(根知川)の別所集落に駐車スペース(広い道路上)を確保して出発する事に。


右岸沿いの林道(橋を3つ渡る)を約1時間シール歩行し谷の入り口に到着。右岸側が谷は広く傾斜も緩いのでそちらから取り付く。最初は棚田の様な地形を登り、標高約650mで地図には表れない林道に出合う。これを利用して広い谷の中心部に向かったが、イメージしていたより地形が凸凹しており流れも出ていたので右岸の斜面を上がる事にした。尾根に上がらず斜面をトラバース気味に登り再度広い谷に入ろうとしたが、小さい谷がいくつもあり尾根上付近まで追いやられる。結局標高約1000m付近で谷のど真ん中に入る。


ここまで上がると斜面もフラットになり樹林も疎らになる。傾斜は段々増しラッセルもきつくなるが美味しい斜面が現れば苦にはならない。但し、お昼を既に回っており時間との戦いであった。山頂直下は急斜面なので左の尾根(標高1350m)に上りピークにたどり着いた。ここが丁度尾根の合流点で平坦になっている。記念撮影後、早速準備をして下山にかかる。


登って来た尾根はやや細いので右の尾根(下から見て)を50m程降ってから広い谷に滑り込んだ。上部400m程は斜面、雪質とも申し分なしでここまで登って来た甲斐が有ったというものだ。その後、登りのトレースを外れ右岸の尾根上に移動し林道に出た。


感想として上部の快適な斜面までアプローチがちょっと長いのが難点か。それと太いブナ林を予想していたが小ぶりが多かった。但し、登り返しが殆ど無いので帰りは無駄が無くスキー向けのコースだと思う。
ずっと天候が悪く展望が利かなかったので、今度は天気が良い時にまた訪れてみたい。






対岸の別所集落に駐車          約1時間の林道歩き

谷の入口に到着(左岸にいるが右岸を登る) 暫くの間開けた棚田?を登る

途中、林道を辿ると広い谷が見えてくる

ルート選択を誤り深いラッセルに嵌る

                    この時だけ少し晴れ間が覗いた

美味しい斜面だと俄然元気が出るキヨさん ラッセルのオニ!!じゃなく オ○さん

ピーク直下ではガスが濃かった

遅くなりましたが何とかピークに到着   


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