こども店長の野望−販売編


こども店長について詳しくはコチラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E5%BA%97%E9%95%B7

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今日のアプリアイデアは「こども店長の野望−販売編」です。
ふと思ったのですが、トヨタの抱える強力コンテンツとして、こども店長を使わない手はないですね。
気づくの遅い(笑)。

超売れっ子である加藤清史郎君との契約の絡み(どろどろしてますね)などで実現性は不明ですが、以下「こども店長をアプリに使える」という前提ですすめます。


今回のアプリは一言で言うと「こども店長を主役とした店舗経営シュミレーション」です。
昨日お話しした「みんなのトヨタ生産方式」(工場経営シュミレーション)とこども店長が頭の中で組み合わさって出てきたアイデアです(笑)。

こども店長は"店長"なんだから、店舗運営をさせればいいじゃん!と。





アプリユーザーはこども店長となり、自分のディーラーを地域の一番店にすることを目指します。
ソーシャルゲームの一大ジャンルを形成しているお店経営アプリのクルマ版、トヨタですね。

こども店長が主役であることや、高い認知度によって老若男女多くのユーザーを集めることが想定されることから、とにかく簡単・シンプルなシステムにしたほうがいい。
昨日の「みんなのトヨタ生産方式」のように都市経営まで広げたりせず、「おらが町の車販売一等賞」を狙うに留めます。

こども店長のCMは長期シリーズ化しており、お母さんやお父さん、ハニカミ店長などのキャラクターが登場しますが、それらはそのままアプリにも登場願いたいところ。


↓参考に、既存の店舗経営シュミレーションアプリの一例はこちら

・[iPhoneアプリ]TapStore/ファッションショップ経営!
http://appli.digirepo.jp/iphonegamesimulate/1006021606.shtml

・携帯アプリで大ヒットした、ゲーム会社経営SLGiPhoneアプリで登場!
http://iphones.cx/app/category/slgiphone/

・はじめようマイ・バー
http://gamers-insight.chocopen.jp/02/003.html



トヨタは昔から「販売のトヨタ」と称されるように、営業力・販売力に強みを持っていますが、それをアプリ上で疑似体験出来る。そこに"こども店長"というデフォルメ性&怒涛の認知度とソーシャル性を加えたら、非常に面白そうです。

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では、「こども店長の野望−販売編」をどうやって"アウォードでウケるアプリ"にするか?
ウケるアプリのポイント①〜⑤に当てはめて考えてみると・・・
※以下、同じく経営シュミレーションである「みんなのトヨタ生産方式」と似通った点が多いです。むしろ「こども店長の野望−トヨタ生産方式編」にしてもいいくらい(笑)。



①(最近いろいろなものから離れつつある)若者をターゲットにし

・ゲーム内容をとにかくシンプルにし、その中でクルマ販売の仕組みやトヨタのラインナップ、クルマの楽しさなどを学べるようにする



②(可能な限り)後援企業のプラットフォーム上で動く/バッチリハマるかたちで
③人と人がコミュニケーションしながらクルマの楽しさを再発見し
 

・新車種投入時には、店舗に並べる前に簡単な商品講習を受けてもらう(実際のディーラーでも営業マン向けに商品研修や車種ごとのセールスガイドがありますが、それの簡易版を通してユーザーにトヨタ車のよさ/楽しさを知ってもらいます。商品サイトにアクセスしてもらい、簡単なテストを実施する程度を想定)
・リアルタイムと連動させる(平日の昼間は閑散として暇とか、3〜4月は新卒者の春需要があるなど)
・友達を誘うインセンティブを用意する(店舗のインテリアを購入できるポイントが貰えたり)
SNS上の友達との協力や競争の要素を組み込む
・車の販売〜車のある生活をシュミレーションで経験してもらう
・店舗設計〜車両の配備、販売を通して"自分の好きなクルマ"や"クルマの楽しさ・おもしろさ・便利さ"を具体的にイメージしてもらう
↑商談のシーンでお客様にオススメの車やオプションを提案するという行為が、(言葉は悪いですが)トヨタ車の特徴やポイントの刷り込みや、ユーザー自身の車趣味を再認識してもらう良い機会になりそうです。



④リアルでの購買行動につながるような

・リアルのディーラーに行くとイベントが発生したりポイントをプレゼントする
・車検やメンテナンス、パーツ交換や新車販売時に、ゲームで使えるポイントやアイテムをプレゼントする
トヨタのディーラーやイベントなどへの来場者に、ポイントやアイテムなどをプレゼントする
・ゲームの成績優秀者に、トヨタディーラーで使えるクーポンやトヨタレンタカーの無料券などをプレゼントする
・実在する店舗(ユーザーの近隣のディーラーを選べるとよい)を擬似運営させることで親近感をもってもらう



⑤ビジネスモデルを兼ね備えた

こども店長のコンテンツの有効活用/相互強化(マッチングモデル/広告モデル)
こども店長のCMと連動(CMに登場するキャラがアプリにも登場したり)
こども店長アプリで集客し、他のトヨタ公認アプリへの導線とする(マッチングモデル)
・有料アイテムで店舗改装や従業員の増員、アイテムの購入が出来る(課金モデル)
トヨタのディーラーイベントと連動させる(マッチングモデル)
・同じ内容のゲームの簡易版をGAZOO METAPOLISにも用意し、子供にもアピールする(二次利用モデル)
・コアなゲーマー向けに骨太な本格シュミレーション版を用意し、有料販売する(二次利用モデル)
・ユーザーがどんな車を店に並べ、重点的に販売するかを定量的に調べ、一種のユーザー調査とする

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「クルマの楽しさ」をダイレクトに伝える要素がちょっと弱いですが、強力なブランド力で話題喚起できるのは確実であり、そこから他のアプリへの導線を用意することもできるでしょう
以前お話したトヨタ・ソーシャルワールドのようなコミュニティができないとしても(少なくともトヨタHP内にアプリコーナーは設置されるでしょう)、このアウォードから複数のトヨタ公認アプリが生まれることは確実。
こども店長アプリ」で多数のユーザーを惹きつけ、そこから"よりクルマの楽しさを体現したアプリ"(例えばアバCARとかソーシャルドライブナビ、痛車メーカー)にも触手を伸ばしてもらうというのも、アリかなと思います。

いずれにせよ、昨日の「みんなのトヨタ生産方式」とこの「こども店長の野望−販売編」の企画書を作るにあたっては、ゲームシステムをより詳細に考える必要があります。
経営者の視点にするか、あるいは一営業マンの視点に留めるかでも大きく変わる。
今後もアイデアを深化させていきます。




皆さんなら、こども店長をどう使いますか(笑)?


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・まとめ(初めての方や過去記事を参照したい方はコチラ)

http://d.hatena.ne.jp/toyota_social/20110326





TOYOTA SOCIAL APP AWARD最優秀賞で東北復興に50万円寄付!

http://justgiving.jp/c/3226