Excelの共有機能は鬼門


一度、Excelの共有機能に懲りてからは、個人的にはこの機能だけは使っていなかったんだけれども。ちなみに、この共有機能は、あくまでもおまけ程度の機能で、いろいろと不具合が出るから使わないことを切に願う。


とはいえ、Excelに共有機能があるばかりにこの見かけは便利そうな機能を使ってしまう方がいるんだよね。面倒くさい。


現在、共有機能を使ったファイルで起きている不具合は以下の通り。

ファイルを保存しようとしたら、保存できない。


一度、別の場所に保存した後で、Excelのメニューから[ツール]→[共有機能]で共有を外して、保存してから、ファイルを一度閉じ、再度ファイルを開け、Excelのメニューから[ツール]→[共有機能]で共有にして、保存して、閉じる。


新規にフォルダを作成し、以前のファイルを移動したら、別の場所に保存したファイルを移動する。他の人が作業していないことが前提だが、これで作業内容を生かしたまま、復旧できる。

保存しようとしたら、VBAのエラーが出た。それを無視して、ファイルを保存できたが、ファイルが共有状態でなくなっている。また、VBAの状態を確認しようとVBA Editorを開くと、モジュールがなくなっている。


実は、この場合、不完全にファイルが保存されているみたいで、共有状態ではないが、共有状態の時の影響が残る場合があるみたいだ。とりあえず、ファイルを開け、Excelのメニューから[ツール]→[共有機能]で共有にして、保存して、閉じ、再度ファイルを開け、Excelのメニューから[ツール]→[共有機能]で共有を外して、保存し、VBA Editorを開いてみると、モジュールの内容を確認することができる。


無事なのを確認できたら、ファイルを閉じ、ファイルを開け、Excelのメニューから[ツール]→[共有機能]で共有にして、保存して、閉じれば、問題なく使えるはず。