怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続・軍事機密をバラされたので「猛抗議の米国」の謎

日本のマスコミ界隈とか、米軍基地利権組の、杜撰な情報操作の結果がまたしても露呈してしまいました、ということですかね(笑)。



2010年4月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/690f1a30e8e3a969a1338bc6960aff7b

(再掲)

それにしても、65海里の話が、何で軍事機密なの?本当に、アメリカさんがそう言ったんですか?
そりゃあ、相当アレな連中ですな。物忘れが激し過ぎるな(笑)。
前から、「20分以内」説を公表し、唱えとったでしょうが。もう忘れたか?そう言ったのは、海兵隊なんだろ?(笑)

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やっぱり、デタラメな情報でしたってことですかね?

http://www.asahi.com/articles/ASJ2Q5JR3J2QUTFK00M.html

記事によれば、

『2010年に鳩山由紀夫首相(当時)が米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の県外移設を断念する判断材料となった政府の内部文書を朝日新聞が入手した。米軍の「基準」としてヘリコプター部隊と訓練場との距離を「65カイリ(約120キロ)」以内と明示しているが、在日米軍司令部は朝日新聞の取材に「そのような基準はない」とした。』

って米軍自身が否定してますが(笑)。


当時、この「20分以内説」を力説していた連中が大勢いただろう?

2010年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/000b4a298daf832f679b09968c8cf639

記事中で取り上げた1月6日共同通信記事では、以下のように述べられていた。

米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設候補地をめぐり、在沖縄米海兵隊は5日までの共同通信の取材に「普天間のヘリコプター部隊は移設後も、一体運用する地上部隊と飛行時間で20分以内の近接距離に配置する必要がある」との軍事上の見解を明らかにした。

 海兵隊の航空部隊と地上部隊を直結させる即応性の観点から、現行計画通りキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への移設が最善との考えを「20分以内」という具体的な数字で示したもの。


こういうウソ臭い話を、さも真実であるかのようにマスコミを使って流していたのは、今も昔も同じだな(笑)。
そうしたら、米国が軍事機密(65海里説というありもしないデマ)を漏洩したことに対して、怒り心頭だという記事が産経新聞から出たわけだ。それが4月26日の記事。


リンク切れで、記事内容の参考はこちら>http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10518257954.html

(引用)


鳩山政権への不信感を募らせるオバマ米政権が、協議内容の漏洩に厳重抗議したという。ワシントンの佐々木類記者の署名入りだ。その中身はというと。

(注:産経記事は以下の部分)

情報管理を徹底するよう強く抗議したのは、海兵隊の地上部隊とヘリ部隊の駐留場所の距離を「65カイリ(約120キロ)以内」とするよう米側が求めている事実を、日本の政府高官が明らかにしたためだ。

米政府は在京米大使館を通じ、「海兵隊の運用という軍事機密にかかわる問題」を逐一公表しないよう外務省に厳重抗議した。

普天間飛行場の移設先について迷走を続けているうえ、協議内容を公表し混乱に拍車をかける日本政府の稚拙な対応に、米側は「怒り心頭」(日米関係筋)だという。


怒り心頭だったのは、ありもしない嘘八百をマスコミを使って拡散させたから、だったんじゃないですか?
産経の佐々木類記者の署名入り記事ということで、ワシントンでの情報操作が行われていた可能性が高いのではないですかね。ホラ、藤崎駐米大使がクリントン国務長官に大雪で政府機関閉鎖の日なのに、呼び出された、って共同記者会見が国務省裏手口で実施されていた時期ですので(笑)。

けど、ヒラリーさんは呼び出してないよ、って否定した挙句、キャンベル国務次官補が日本人記者だけを集めて海外プレスセンターで特別のブリーフィングを開催するという、痛々しいフォローをする羽目になったわけで。


2010年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/d266eeba224681a7fc51e76d65b141bb


その後、ヒラリー・クリントンの私用メールに情報漏洩があったのではないかという嫌疑がかかったのは、こうした一連の情報操作が勘付かれてしまったことを不審に思った連中がいたからではないでしょうか?(笑)


最初からありもしないデマを政府高官だか防衛・外務省幹部だかの内通者を協力者にして、マスコミも情報操作の一端を担わせて、作り上げられていた壮大な嘘、それが、65海里説だか20分説なのでしょう?(笑)

そこには、巨大な防衛・基地利権というものが存在するだろう、ということなのだわ。「原子力ムラ」の構造と一緒なのだよ。そして、マスコミ界隈には、利用される人間どもが、少なくないってことだ。岡本氏だの吉崎氏だの、そういう人々は意図の有無に関わらず加担するわけだな。


2012年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/28ba72d09e8cb8603e7773d2d3523765

(再掲)

これまで、「在沖海兵隊移転先は辺野古しかない」と豪語してきた連中がいたわけである。例えば、石破元防衛庁長官だ。岡本行夫氏も鳩山政権下で散々言ってきた。吉崎達彦さんもそうだったよね?

09年当時、鳩山総理の抑止力発言があったわけだが、「抑止力」を金科玉条のように辺野古肯定の根拠として挙げていた連中は大勢いた。ネット界隈においても、finalventだとかオブイェクトJSF)とかが主張していたはずだな。軍ヲタ達も同様だった。彼らに共通するのは、鳩山総理が「抑止力も知らないで県外だの国外だのと言っていたのか」という嘲笑だった。

こういう連中に、笑える資格なんかあるのか?


記事中で見る(http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/096c82dc0ab7ef3e4b0db86063983149)ように、拙ブログでは、バーニーさんを2010年当時から応援してきましたので、今回の大統領選では是非とも頑張って勝って欲しいと願っています。今回選挙で、彗星の如く登場されましたので、驚いておりますし、心強くもあります。

がんばれ、バーニー!