一本足の蛸 このページをアンテナに追加 RSSフィード

「なぜなら彼女は一本足の蛸です。彼女の足は他の誰にも繋がっていません。人として生まれながら人類や他の生命体の何とも共有する部分を持たないのです。真の孤独とは、彼女のために用意された言葉ですよ」

谷川流『絶望系 閉じられた世界』電撃文庫(2005),p.243

2006-11-16

[]本の値段と価値 22:09 本の値段と価値を含むブックマーク 本の値段と価値のブックマークコメント

ただ問題は、購入後裏を返してみてみるまで、一冊1100円という法外な値段をしているということに気がつかなかったことだ。

三冊で3300円かよ! 一冊500ページなのに! 作家の大体の著作権だってすでに切れているような代物なのに!

これだけで日本文学全集(ブックオフの中古)が33冊買えるということに気づいて悄然とする。

トラコメ遊び

一冊1100円の文庫本が高いか安いかといえば、そりゃまあ高いほうだと思うが、500ページでその値段なら「法外」というほどのこともない。テキスト自体は青空文庫でも読めるものであっても、学識と批評眼に長けたアンソロジストの選択には付加価値が生じるだろうし。

ブックオフ云々については……数年前にミステリ系サイトでちょっとした議論になったことを思い出した。歴史は繰り返す。

[]本論とは関係のないことですが 23:10 本論とは関係のないことですがを含むブックマーク 本論とは関係のないことですがのブックマークコメント

「牽連関係」という言葉を初めて見かけた。意味がよくわからないのでgoogleで検索したところ、法学用語のようだった。

因果関係」とよく対置されたり並置されたりする言葉に「相関関係」というのがあって、「牽連関係」も似たような意味の言葉かと思ったが、用例をいくつか見た限りでは、どうも少し違っているらしい。

まあ、突き詰めて考えれば因果関係にも相関関係にもよくわからないところがあるのだが、「因果関係」や「相関関係」という言葉は比較的よく見聞きするので何となくわかった気で読み飛ばすことができる。それに対して「牽連関係」は全く馴染みのない言葉なので、本論にはさほど関係ないとはわかっていながら、靴の底に小石が挟まったような違和感がどうしても払拭できなかった。

冬野冬野 2006/11/16 23:13 中井英夫全集、ちくま学芸文庫、角川ソフィア文庫、講談社学芸文庫、国書刊行会、その他もろもろの名詞を列挙したくなりますね。出版社の利益や業務の仕組みくらい、高校生の頃にはわかっていたものですが。

冬野冬野 2006/11/16 23:26 間違えました。講談社学術文庫ですね。

trivialtrivial 2006/11/17 00:33 ちくま学芸文庫には言及しようかと思っていたのですが、「学芸」抜きのちくま文庫でも相当高いことに気づき、そっちにしました。
愛蔵本などはちょっと別の事情もあると思いますが、文庫本の場合には高い本には高いだけの理由がありますね。

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