ヨコミネ式教育法

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/421
子供をやる気にさせる4つのスイッチ
1.子供は競争したがる
  競争が子供の成長を促す。負けることから学ぶことが多い。
2.子供は真似したがる
  簡単なものから難しいものへ根気よく繰り返す。
3.子供はちょっとだけ難しいことをやりたがる
  簡単なことは飽きてしまうし、難しいことはできない
4.子供は認められたがる

これは凄い!子供はみんな天才!
教育とは、子供の可能性を引き出すこと。

テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人

「日本人はテクニックばかり練習しているからサッカーが下手」という、自分に取っては衝撃的な内容だった。
ゴールデンエイジの子供たちに、まさにテクニック中心の練習をさせてきた。これからは、ミニゲーム、ポゼッションゲームなどの、サッカーになるべく近いメニューに変更しなければ。
■スペインサッカー

  • あたりが激しく、痛い。テクニックよりも戦えることを重視
  • コーチはほとんどボランティア
  • 得意不得意はあるがサッカーはうまい
  • 毎週末の長期リーグ戦で、本気でのチャレンジを繰り返せる
  • チーム戦術を構築する過程でテクニックは勝手に伸びる
  • バルサに入って試合に出れなくなるのより一般チームで試合に出ることを選択する
  • サッカーの基本はテクニックではなく駆け引きや賢さ
  • 日本人選手の画一化の原因は、テクニック偏重が原因
  • 選手は育てるものではなく勝手に育って行くもの。良い環境にいても選手の素質はかわらない
  • 小さな頃からチーム戦術を考えながら戦う
  • シンプルな練習メニューでストップ・ザ・ゲームを繰り返し、サッカーそのものを指導し続ける

■戦術的ピリオダイゼーション理論

  • サッカーはカオスであり、かつフラクタクルである
  • サッカーをサッカーのままトレーニングする
  • サッカーの本質を反復練習し、サッカーの本質を習慣化させる
  • サッカーをパーツごとに分解してしまうと、ゲーム性が失われる
  • プレーモデルとは、チームが目指しているプレースタイルのこと、チーム戦術の全体像
  • コンセプトとは、プレーモデルを具現化するためのチーム全体の戦術的な法則性、チーム戦術の断片
  • サブコンセプトとは、各コンセプトの法則性に内在しているゾーンごとの戦術的な法則性
  • サブサブコンセプトとは、各サブコンセプトの法則性に内在している各選手の戦術的な法則性:個人戦
  • 対戦相手などの初期設定により、各コンセプトにアレンジを加える
  • 攻守の切り替えの連続性を持たせた練習メニュー
  • 戦術的負荷とは、サッカーそのものの難易度や強度
  • 練習の目的は、プレーモデルの習慣化
  • スケジュールは週間のみ。それより先は予測不能。試合前後は戦術的負荷を上げ、その間は戦術的負荷を上げる
  • 練習メニューは、まずプレーモデルに照らして修正すべき各コンセプトをピックアップし、そのうちの最重要課題のいくつかを今週の課題とする
  • 改善点が習慣化されるには、選手たちがその現象を頻繁に体験するメニューが必要。ただし、戦術的負荷の考慮を忘れない。
  • 練習メニューは、各チームの特異性にあわせて各監督自身が創造しなければならない。
  • 練習と試合の境界線をできるだけなくす
  • 想定外の出来事に対して、具体的な対策を練りそれを習慣化させることにより想定内にしてしまう

■サッカー再考

  • 強さの秘訣は練習メニューではなく、練習を通じてサッカーそのものを指導しているか
  • 「問題はその問題を引き起こした考え方と同じ考え方をしているうちは解けない」アインシュタイン
  • 現在自分が行っている練習メニューを見つめ直し、そこに欠けている大切な何かをリストアップしてみる
  • 日常の練習を試合化してみる
  • 細部にとらわれず、サッカーの本質にどっぷりと浸かり、サッカーそのものをうまくすることに集中する
  • ディテールが勝敗を左右する可能性を秘めているが、勝敗にこだわった試合の少ない日本ではその嗅覚が育たない
  • テクニックはサッカーの基本ではない。サッカーの基本はサッカーそのもの。