まるで熱帯のよう

今日もまるで熱帯のように湿度が高く気温も高い。熱中症厳重警戒。はや夏バテ気味。家にこもったままでは気分も晴れない。いつもの平和公園を歩く。ムッとするような草いきれ、草むらは緑の海がうねるような勢い。散歩道も緑に覆われていて足取りも重くなる。
ムクゲの季節になった。韓国での呼び方の「無窮花(ムグンファ)」が変化して「むくげ」となったと言われる。韓国の国花(日本の桜みたいなものか?)。祖父が好きだった。
モイスチャーいっぱいの森の中で大きくなったエゴノキの猫足を見た。湿気を含んだせいか大きい。ノブドウの実も大きくなった。ゴンズイの実は赤みを増した。ハンノキ池に回るとカワセミが枝先に止まっていたが、シャッタチャンスに恵まれなかった。残念! もうすぐ梅雨明け。
緑の海

散歩道 鬱蒼とした緑

ムクゲ A

ムクゲ B

エゴノキの猫足

ノブドウ

ゴンズイ

ハンノキ湿地

伊集院 静

今ひとつ集中力に欠ける(夏バテのせい)ので、伊集院 静のエッセイを読んで過ごしている。この人の小説をいくつか読んできたが、エッセイもなかなかいい。無頼のイメージが強いけれど、気持ちは優しい。瀬戸内育ちだが、今は仙台に居を構える。でも1年のほとんどは旅の生活。「大人の流儀」というシリーズが始まった。暑気払いにちょうどいい。

それでも前へ進む 伊集院 静著 講談社