2012年02月24日(金)
■[etc]歴史カテゴリ−としての「新しい音楽」
流行の最新技法で書かれた作品の少なからぬものに対しても、今日の耳からすれば、「昔懐かしの」としか感じられないものがある。もちろん、中には今でも少しも古びていない作品もある。では、いったい、その違いをもたらすものは何なのだろうか?
「最先端を行くものほど早く古びる」という皮肉 - Le plaisir de la musique 音楽の歓び - Yahoo!ブログ
そういう疑問が浮かんだときはダールハウスをどうぞ。
http://www3.osk.3web.ne.jp/~tsiraisi/musicology/honyaku/neue_musik.html
(今時の英米流言語分析の格好の話題になりそうなので、英語のエッセイが大量にありそうな予感がしますが、そういうのは詳しい人が別に何人もいそうですし。)
2012年02月23日(木)
■[etc]1960年の山田耕筰「黒船」と宝塚歌劇団
以前、朝日会館が戦前に出した雑誌を年代順に調べたとき、昭和12年の支那事変で誌面ががらりと変わるの目の当たりにして、「これは無理」とそこで調査を止めてしまいました。私は、戦時中の文化をつぶさに観察する諸々の準備できていない「ヘタレ」なので、山田耕筰を語る資格はたぶんないです。
あと、これは以前どこかで書いたように思いますが、宝塚歌劇というのも、これまでのところ、なかなか積極的に接近する気持ちになれないままです。(阪大からでも、大阪音大からでも、神戸女学院からでも電車ですぐなに……。)
ということで、お題はどちらも、わたくしにとって心理的に遠いものなのですが……、
2012年02月20日(月)
■[book]脱欧入亜でブロンを食べよう!(與那覇潤『中国化する日本』)
輪島裕介氏が熱烈に誉めている本。
[2/21 琉球/沖縄をめぐる引用・コメント、そしてたぶん届かないであろう輪島裕介先生へのメッセージを追記。]
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- 作者: 與那覇潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/11/19
- メディア: 単行本
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2012年02月18日(土)
■[book]東大人文学の美徳なのかもしれない文化の三点測量が音楽論に欠けている件(末木文美士『日本仏教史 思想史からのアプローチ』)
[2/19 タイトルを一部変更、最後にブックリストを追加。PM 19:20 三度タイトルを変更。]
既に何度かご紹介していますが、このところ、いつも持ち歩いて、その時々に気になる項目を繰り返し読み返しています。日本仏教という錯綜した案件をすっきり整理してくれる驚異的に有用な本だと、読み返すほどに実感しております。
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- 作者: 末木文美士
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/08
- メディア: 文庫
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2012年02月12日(日)
■[book]40代後半・男性・国際派アーチストの対話、その文体の神話作用(小澤征爾、武満徹『音楽』、新潮文庫)
[2/14 少しずつ加筆するうちに、吉田秀和先生を降臨させつつ、最後は大植・大フィルの話で終わる文章になってしまいました。]
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- 作者: ロラン・バルト,篠沢秀夫
- 出版社/メーカー: 現代思潮新社
- 発売日: 1967/07/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
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白石 今日は、ぜひ、みんなに意見を聞きたい問題があるんだ。関西や大栗裕の話をする僕のことを、今の人たちはライトな右傾化に棹さしていると考えているんじゃないか? すなわち、もっと「国際的」なことを書いたほうがいいんじゃないか、っていう《疑い》についてなんだ。
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- 作者: 小澤征爾,武満徹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/05
- メディア: 文庫
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2012年02月10日(金)
■[etc]「蝶々夫人」と日本の洋楽の和臭
こんなことをしている場合ではないのですが、「蝶々夫人」のDVDが予想外に面白くて、ヴォーカル・スコアを取り出し、読みふけってしまいました。
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プッチーニ 歌劇《蝶々夫人》プッチーニ音楽祭 2004年 [DVD]
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2010/06/23
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2012年02月03日(金)
2012年01月28日(土)
■[book]東京を無視して「関西弁」論は成り立たない、ところで、言語学を無視して言語分析は成り立つか?(金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』)
この「ボケ役=大阪弁」という図式の成立と展開こそ、わたくしは「創られた神話」として学術的に表象の分析をどなたかにしていただきたいものだと思っております。
http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20120109/p1
この件については、金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』という素晴らしい本が2003年に出ていたことを遅ればせながら知りました。
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- 作者: 金水敏
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/01/28
- メディア: 単行本
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2012年01月25日(水)
■[book]音楽と藝術をめぐる「言葉」が問題なのか、本当に?(『季刊アルテス』の書評と、いわゆる「プラスチックの木」の周辺)
いずみホールの会員誌『ジュピター』2月/3月号で『アルテス』VOL.01が紹介されました。
『ジュピター』で『アルテス』が紹介されました (ブログ * ARTES)
『ジュピター』は、少なくとも現状ではホールで無料配付しているPR誌なので、問題ないと判断して書評全文掲載します。
2012年01月20日(金)
■[etc]超越的/超越論的
なるほど、これ、ちょっと面白い。
このケージの曲集は、いわばEtudes d'execution transcendantaleとでも言うべきものだ(transcendanteではなく、transcendantale!)。
南のエチュード - Le plaisir de la musique 音楽の歓び - Yahoo!ブログ




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