音楽教育やアウトリーチに取り組んでいらっしゃる方には、今更何を、という常識なのかもしれないのですが、最近の若い人は、プロコフィエフの「ピーターと狼」やブリテンの「青少年の管弦楽入門」を知らなかったりすることが少なくないようです。
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学校の音楽の授業で鑑賞する、というようなことは、もう行われていないのでしょうか。
それは時代の趨勢だからいいのですが、だとしたら、戦後の一時期、「音楽物語」(語りや台詞のついた管弦楽や小編成合奏の描写音楽、いわばラジオドラマを舞台上演するような形態)をさかんに制作する団体があったことは、当事者・団体があるうちに、情報を整理しておいたほうがいいのではないか、という気がしています。
とりあえず、大栗裕は、大半がマンドリン・オーケストラ用ですが20曲以上の「音楽物語」を書いているので、なんとかしなければと思っています。
ちゃんとやれば、音楽学の卒論・修論・博士論文に格好のテーマだと思うのですが、誰かやりませんか?
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