近況報告

あっという間に2021年。相変わらずの不定期更新ですが、今年もよろしくお願いします。コロナ過で今までの日常が非日常となり、思うようにいかない日々ですが、こういう時こそ、新たな生活様式やIT化の流れに順応しなければ生き残っていけないのでしょうね。

という事で、大会延期や中止の日々で何をしてきたかを備忘録も兼ねて書きたいと思います。まずは3DCAD用のパーツの作り込みが完了した事で3DCAD上で部品を自在に組み上げられるようになったので、2DCADで設計してCNCでアルミを削り現物合わせなんて作業は止めました。

また、Aclassのマシンに関しては、CPUボード以外は全て内製化を合言葉に改めてモノづくり力を向上させるべく、昨年度オリジナルホイールを3DCADで設計し、DMM.comで3Dプリント出力する事に成功しました。小径化に伴いギア比を変える必要があるので、ギアボックスをさっさと作り変えろよ!という話ですが・・・。

その後、昔のように手配線をする気力が無いので、年末年始は自作基盤にチャレンジするべく、色々悩んでKiCADデビュー。まずは部品点数が少なく、小型なセンサー基板から設計して発注済。KiCADについては思ったより容易に基板が作れたのですが、仕上がりを含め次回レビューしようと思います。

それでは。

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タイヤとホイール

連休最終日。今日はタイヤとホイールの話をしようと思う。

高校時代は工場備え付けの旋盤を使って、アルミやジュラコンを加工してホイールを作成していた。外径や端面の加工はさほど難しくなかったが、中ぐり加工が難しく、何本かバイトを折ったのは良い思い出である。

また、タイヤについては高1の時は確かシリコンシートが手に入らない時代だったので、ホイールを仕上げた後に、スポンジを巻いて、旋盤に上手くタイヤをセットして、筒に入ったシリコンをコーキングガンにセットし、薄く均等に伸ばしながらスポンジの上に直塗してタイヤを作成していた。

今ではシリコンシートがあるので、いつでもどこでも張替えが可能だが、数十年前はかなり苦労してタイヤを作っていた。

それから、社会人になりマイコンカーを続ける際にまず悩んだのがホイールであった。これも今となっては、市販のラジコンホイール(KAWADA 8メッシュホイール ナロー メッキ TU37P)、六角ハブ(OP823 クランプ式アルミホイールハブ5mm)、シャフト(タミヤ テクニクラフトシリーズ No.2 ハイスピードギヤーボックス HE 72002用 4mm)があれば事足りるのだが、この組合せにたどり着くまで、タミヤのハブの存在を知らず、六角ハブを寸法描いて外注してみたり、シャフトが欲しくて無駄にギアーボックスを買ったりしてました。ちなみに、シャフトはタミヤカスタマーサービスで1本から売ってくれる。流石である。

という事で、本題。

 長年使ってきたホイールも良かったが、せっかくなので、3Dプリンターでホイールを作成したのでメモ書き。

3DCADで図面を描いて、DMM.makeに図面データを提出。部材はナイロンの青。1回目の図面チェックは自動で厚みが足らないよ?とか色々指摘されたが、2回目のチェックOKで試作品を1個発注。国内で製造しているようで、すぐ届いたが、リブの厚みが足らず、若干強度不足が否めなかったので、量産モデルは厚みを増して再度発注。

その際、4個のホイールにプラモデルのランナー部分のような部材をくっ付けて、1つのモデルとして発注出来た。1個約700円。コスト的には、KAWADAのホイールの倍だが、仕上がりには満足している。

次回は、ギアボックスの話をしようと思う。それでは。

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IDEメモ

IDE 統合開発環境 メモ
ソースをメモ帳で編集して、コンパイルして、CPUへ書き込み~という一連の流れは正直手間である。

そこで、便利になるのが統合開発環境IDE)と呼ばれるツール。

これには、標準で入力補助機能があるエディタがあり、コンパイルもわざわざCMD立ち上げてコマンド打って・・・・なんて作業もボタン一つで完了する。

つまり、あれこれ画面を切り替えなくても、IDE一つでスムーズにソフト開発が出来るという事であり、マイコンカーではRenesasが提供しているHEWやe2Studioがそれに相当する。

正直、e2Studioはかなりカスタマイズ可能であり、Javaでお馴染みのeclipsベースなので、違和感なくコーディング出来るのも有難い。

という事で、久々にJavaIDEに触れる機会があったので、IDEに関するメモでした。

車重計測

2017年から現行マシンベースで日々車体を改良してきたが、

現在の車重を抑えてなかったので、久々に計測してみた。

古カーボンの時代のマシンに比べ、ジュラルミン(A2017)で仕上げたマシンなので、

多少の増加は覚悟していたが、結果は先代に比べ+29g。

電装品はこれ以上増やす予定は無いので、

足回りを中心に部品点数を減らして、この車重から更なる軽量化を進めていこう。

 

【現行】

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【1世代前】

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近況報告

 

お久しぶりです。マイコンカー携わりあっという間に16年が経ちました。

ここ最近はFacebookInstagram中心でブログから遠ざかっておりましたが、

毎年、地道に活動を継続しておりました。という事で、ここ数年分を一気に・・・。

と言いたい所ですが、自分の備忘録も兼ねて、なるべく有益な情報を中心に

ぼちぼち更新させて頂きます。

これからもよろしくお願いします。

SublimeText3

■SublimeText3 メモ
今更ながらお洒落でカスタマイズ出来るテキストエディタを見つけたのでメモ書き

【導入】
 1、Sublime Text 3インストール
 2、Package Control( SublimeText3用 )のimport文を検索してコンソールに貼り付け
 3、とりあえず日本語化

 何か機能をインストールする時 → ツール → コマンドパレット → "Install Package"

【カスタマイズ】
 ・日本語がインライン入力出来ない場合の処置
 【IMESupport】をインストール
 コマンドパレット→ "Install Package" → "IMESupport"

 ・日本語文字化け対策
 デフォルト文字設定 UTF-8 
 【ConvertToUTF8】をインストール
 コマンドパレット→ "Install Package" → "ConvertToUTF8"
 Shift-JIS に文字コードを設定する場合 → "Reload with Encoding" → 文字コード選択

とりあえず、文字化け対策まで実施すれば使えるレベルになった。


C言語開発環境メモ
 SublimeText3と合わせてC言語の開発環境を整備したのでメモ書き
 高校の時に学んだ実習環境を再現

【導入】
 1、Embarcaderoのサイトから【 Borland C++ Compiler 】をDLしてインストール
 2、環境設定と設定ファイル作成 Readme参照
 3、CファイルはSublimeText3で作成


コマンドプロンプト 操作メモ
 コンパイル → bcc32 ファイル名.c
 ディレクトリ変更 → cd ファイル名
 1つ上のディレクトリ → cd..
 文字コードの変更 → chcp コード番号
 【UTF-8 → 65001】
 【Shift-jis → 932 デフォルト】


コンパイルする時のbcc32のコードが懐かしすぎる。今回は色々と開発環境を整えたけれど、【 ARM mbed 】はインターネット上での開発。しっかり学んで今後に生かしたい。

最近の出来事

あっという間に夏が過ぎ、気が付けば少し肌寒くなってきた今日この頃。マイコンカーシーズンが到来したので、久々にブログを更新しよう!
まず、8月末に開催された第一工大杯では思いがけない成績を残すことが出来て本当に嬉しかった。予選では派手なコースアウトを繰り返し、東海大で走った設定値をかなり下げて何とか決勝進出となったが、原因はセンサーバーを固定しているスタッドの緩み。予選終了後に全てばらして組み直したら安定したトレースを行うようになった。【基本に忠実に】今更だがこの言葉を忘れずに今後も頑張ろうと思う。
さて、先日たまたま【マイコンカーwiki】を見ていると出雲大会の記載があり、詳細を確認するとエントリー締め切り1日前だったので、バタバタ申し込みを行った。長旅にはなりそうだが、1泊2日思いっきり調整して楽しみたいと思う。そうこうしているとあっという間に九州大会。沖縄でどんなレースが展開されるか楽しみだ。