連休を利用して次男夫婦の住むノルウェーを旅しました。ノルウェーはスカンジナビア半島の西半分で、１０世紀ごろバイキングの活躍で有名です。人口は日本の１割くらいでしょうが、一人当たりGDPは世界有数で、国民の幸せ度指数も上位です。北海油田とサーモンの養殖で儲けているらしく、フィヨルドを中心とした観光も盛んです。
バイキングが廃れたあたりから戦前までは貧しく、米国への移民も盛んでした。私が留学した米国ミネソタ州はノルウェー出身の人が多かったです。アメフトのチーム名も「ミネソタ バイキング」でした。
西部の港湾都市ベルゲンはハンザ同盟の中心だったところで、その頃の建物が世界遺産として残されています。写真はブリッゲンという木造家屋が並んだ場所で、函館の赤レンガのように、土産物屋やレストランがあります。この中のシーフードレストランで鮭や鯨を食べました。ノルウェーは日本と並んで捕鯨が残っているようです。捕鯨友好国です。
これはノルウェー出身の作曲家、グリーグの家です。ベルゲン郊外にあります。海の見える環境の良いところです。横は博物館になっています。グリーグのピアノ作品には普段からとても親しんでいますので、感慨深かったです。ちなみに、グリーグのピアノはスタインウェイでした。
ベルゲンから列車とバスと電車と船を乗り継いで、フィヨルド観光に出かけました。まだシーズンが始まったばかりで、滝の流れもわずかでした。上の写真の白いのは氷で、水の流れではありません。
郊外は一面雪景色。まだまだ冬の装いです。
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