天候と頭痛

昨日、頭痛に関するテレビ番組がありました。

気象病や天気痛という言葉もあり、天気の変化で不調を感じている人が結構たくさんいるようです。
「体調で天気が悪くなる前触れがわかる」といったこともよく聞きますが、実際に標高の高いところに行くと喘息が悪化したり、頭痛がすることはよくあるようで、気圧が何かしら影響していることは確かなようです。

ただ、気圧と頭痛の関係は特定できていないのか、調べてみると様々な意見があります。
気圧が下がることで頭の中の血管が拡張して、その血管周囲の三叉神経が刺激されることで頭痛が起こるため、クーリングすると血管収縮とともに頭痛が軽減するという説明に
「なるほど」と思いました。ほかには、気圧の変化を内耳でキャッチして、その結果交感神経の興奮が起こり、血流や感覚閾値が変化して痛みが起こるという意見もありました。

いずれにしても、天気を調節することはできず、自然の流れに左右されることは仕方がないのですが、このうつうつとした梅雨が早く明けてほしいものです。

TN