先日、仙台の美術館を訪れた際、館内のカフェに『仙台のカフェ』という書籍が置いてありました。手に取ってパラパラとページをめくってみたところ、たくさんのカフェの詳しい情報が掲載されていて、カフェ好きの私にとってはとても魅力的に思えました。そのカフェに置いてあったのは何年か前の古いものでしたが、Amazonで調べてみたら2017年度版がありましたので購入。この本には仙台およびその近郊の135軒ものカフェが掲載されており、仙台にはこんなにたくさんの素敵なカフェがあるんだ、と驚きました。じっくり読んで、次回仙台へ行く際の参考にしたいです。
仙台には魅力的なカフェがたくさんあることはわかりましたが、では私の地元はどうなのかと言いますと、残念ながら満足できる状況ではありません。日本各地にスタバやタリーズの店舗が出来て、コーヒーの楽しみ方が広がり、その後、個性的なカフェが大都市を中心にたくさん出来て、それが更に中小の都市にも広がってきています。そういう流れから取り残されているのが私の地元の東海地方です。愛知とか岐阜は、モーニングセットを豪華にすることによっていかに客を引きつけるかが喫茶店ビジネスを行う上での大きなポイントとなっていて、コーヒー豆の種類や焙煎にこだわるところにはまだ達しておらず、経営のコンセプトが昭和の頃から変わっていない「カフェ文化後進エリア」あるいは「カフェ文化のガラパゴス化」とも言える状況が定着しています。この傾向は今後も暫く続きそうな感じです、誠に残念ながら。
- 作者: S-style編集部
- 出版社/メーカー: 株式会社プレスアート
- 発売日: 2016/11/04
- メディア: ムック
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