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Beaver’s Diary

2018-08-13

 今回の戸隠神社を参拝するにあたり、最大の懸念事項は「熊の存在」でした。ネットで調べれば調べるほど、現地には熊が頻繁に出没することを裏付ける情報が集まってきて、それに比例して私の不安も高まっていきました。長野へ行くにしても、熊に襲われる危険性のある戸隠神社は諦めて、善光寺あたりで我慢しようかとも考えたほどでした。
 ただ、その一方で、どうしても戸隠神社へ行ってみたという気持ちも強かったので、出来る限りの対策を講じて、いざ戸隠へ赴くことにしました。対策というのは、たくさんの人が訪れる時間帯を選ぶ事と、熊よけの鈴と撃退用スプレーを持参する事です。

 ネットの情報というのは、大袈裟であったり、真実ではないことが少なからずあるのは勿論知っておりますので、「熊が出るから危険!」というのも実はかなり誇張されたものであって、本当はそれほど危険ではないのではないか、と心のどこかで期待していた私でした。
 しかし実際に長野へ来てみると、戸隠方面へ向かうバスの中には、熊に襲われる危険を警告する貼紙がしてあったり、戸隠一帯には熊への警戒を促す看板があちらこちらにあり、熊が出るのは本当なんだという事実を目の当たりにして緊張したのでした。
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 戸隠神社の奥社へと続く道の両側はたくさんの木や草が繁った森になっていて、あのスターウォーズの『帝国の逆襲』のスピーダーバイクに乗って戦闘を繰り広げるシーンはこの戸隠の森で撮影したのではないかと思うほどでした。
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 これだけの自然に囲まれた環境であれば、そりゃ熊が出たっておかしくないだろうし、こういう森の中に道を作ってたくさんの参拝客が通ることは、むしろ人間が熊やその他の動物のテリトリーにドカドカと踏み込んでいるのであって、熊にしてみればえらい迷惑な話なのだろうな、という状況を実際に自分の目で見てみると、何だか複雑な心境になりました。

 北海道には熊に襲われた場合に備えて「熊保険」というのがあって、北海道在住の大部分の人が加入している、というジョークがあって、実際にはそんな保険は存在しません。しかし、戸隠のような場所へ行く時にそういう保険が本当にあったら、たぶん多くの人が利用するだろうと思います。でも、徴収した掛け金よりも損害が発生して支払う保険金の方が多くなって商売として成立しないような気もしますし、そういう保険があると安心してしまって、今よりも多くの人が気軽にやって来て、更に熊のテリトリーを踏み荒らしてしまう結果になるのかも。だからそういう保険が無いことが自然の調和が崩れるのを防ぐ歯止めのひとつとなっているのかもしれません。

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