『ハナレイ・ベイ』を観ました

 先日のブログで、『ハナレイ・ベイ』という映画が公開中だという事を書いた際に、19日(金)から25日(木)までの1週間しか公開されない、と書いたのですが、それは私の勘違いでありまして、まだまだ公開しています ^^;) ネットで上映スケジュールを調べてみたら25日(木)までしか書かれていなかったので、てっきりそこで終了かと早とちりしてしまったのです。シネコンとかだと、週毎にスクリーンが変わったり(客の入りによって大きなスクリーンや小さなスクリーンに変わる事があるのでしょう)、上映時刻も変わる場合があるので、次週の上映予定がずっと前から決まっているわけではないだけのことでした。

 そして、今日は所用で有給休暇を取り、午後からは時間が空いたので、『ハナレイ・ベイ』を観てきました。50ページほどの短編小説を90分の映画にするわけですので、原作の村上春樹の小説には無いようなシーンやセリフがあったりするのは仕方が無いとして、原作とは印象が異なる作品となっていました。映画になると原作にあるような村上春樹独特のテイストが消えてしまっていたのは少し残念でした。主演の吉田羊さんの演技力は非常に高いレベルのものだとは思うのですが、小説の世界観を映画で表現するというのは難しいものなんだなぁ、特にそれが村上春樹の小説ともなれば尚更なのでしょうね。