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Beaver’s Diary

2018-12-09

『アメリカン・アサシン』

 最近は映画はTSUTAYADVDを借りるのではなく、iTunesダウンロードしてレンタルすることが多くなりました。と言っても、しょっちゅうレンタルしているわけではなく、どうしても観たいというものだけにしてますけど。アクション系の映画が好きな私は、レンタルする映画を選択する際にどしてもアクション系が多くなりがちです。先日は『アメリカン・アサシン』というアメリカのスパイアクション映画を見つけました。すぐにでも観たい気持ちはあったのですが、原作の小説も出ているので、まずそちらを読む事にしました。
 原作の方は、主人公のミッチ・ラップという青年がテロ事件で恋人を失い、いつか復讐してやろうという思いを胸の奥に抱きつつ、密かに鍛錬を続けていると、CIAに目を付けられて工作員としてリクルートされます。そしてまず「鬼軍曹」的な教官のいる新人トレーニング施設へ送られ、長く厳しい訓練を耐え抜いた末に、実際の作戦に参加する機会が与えられます。そこでまずますの成果を挙げ、更に危険なミッションを任されるのですが・・・、というようにストーリーは展開していきます。
 物語のスケールは、今時のスパイアクション小説としては、意外と小さいのですが、主人公のミッチ・ラップと鬼教官の間に次第に信頼関係が築かれていく様子は上手く描かれていますし、ストーリーの進め方も上手でした。

 原作を読み終えてから、いよいよ映画を観ました。登場人物の名前と、恋人の命がテロによって奪われたことは同じですが、原作通りなのはそれぐらいで、あとは色々と設定が異なっておりました。まあ、こいうことはハリウッド映画ではよくあることだし、原作をそのまま映画にするのは難しい場合があるのも事実だし、面白くなるのであれば必ずしも原作に拘らなくてもよいという寛容な気持ちでいる私です。しかし、この『アメリカン・アサシン』に関しては、原作の小説の方が断然面白さが上で、映画の方は原作の深みはなく、深みは無い分を派手なアクションや派手な設定(原作には無い核爆弾なんてものが登場したり)で誤魔化している感じの、凡百のアクション映画になってしまっていたことは残念でした。