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現代田んぼ生活 辻井農園 このページをアンテナに追加 RSSフィード

28年産の新米、完全無農薬有機栽培米の予約受付を開始いたしました!

2016-09-23 「コシヒカリ」の発送に向けてあれこれ

概ね曇り。少し雨が降るかな、と思っていたが、ありがたい。

午前中は米の選別で網から落ちたくず米を農協へ持っていった。ストックしておく場所がなくなってきたのだ。軽トラに積めるだけ積んで運ぶ。久しぶりにリフトやパレットを使わずに、袋をバラで積んたので大汗をかく。

午後は無農薬コシヒカリ」をもう一度色彩選別機と1.9mmの網にかける。先日食味計で数値を調べてもらおうとして見てみたら、少し籾が入っている。籾摺り機のロールゴムが減ってきていて、すでに交換したのだが、交換の直前だったので少し籾が多かったのだろう。でも設定を籾だけにしてゆっくり色彩選別機をかけたので、どんどん籾をはじいてくれた。

明日からは晴れて暑くなる、という予報です。「これからまた残暑です」などと夕方のニュースバラエティ番組のお天気コーナーで気象予報士のおじさんがおっしゃっている。いやはや。

午後、田んぼを見て回ってきたが、このところの長雨で、少し田んぼの土が軟らかくなってきているのが心配だが、稲穂はしっかり登熟してきているようだ。中晩稲の「秋の詩」「みどり豊」の稲刈りを始められそうです。


「本日9月23日は、万年筆の日です。」と教えていただいた。なにか語呂合わせがあるのかと思ったら、「1809年のこの日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許をとった」らしいです。

目下、お米を予約注文してくださった方へ、順番に発送準備をすすめています。万年筆もこのところ活躍中(笑)。もうしばらくお待ちくださいね。

2016-09-22 年貢米を配ったこととmacOS Sierraにアップグレードできなかったこと

秋分の日

朝からちょっと雨が降ったりしていたが、4時ごろまでは概ね曇り。夕方からは雨。秋の長雨?


彼岸なので、朝の散歩コース彼岸花iPhoneで撮ってみた。これまでも何度も彼岸花を撮っているのですが、どうも色がねiPhoneのモニタに表示されているときからおかしいというか、実際の色味とちょっと違うのがわかるんです。ちょっと曇っているし、赤と緑だし、コンピュータも苦しんでいるんだろうと思ってきたのですが、『デジカメの「赤」の撮像素子は数が少ないはずです。ベイヤー配列という色の並べ方が普通ですが、赤の素子は緑の素子の半分になるのです。ですから赤と緑の混在する彼岸花の色の再現は厄介なんだと思います。』とFacebookで教えていただく。なるほど。素子の数も違うのか。こういうことはなかなか知らないことですが、知っていれば撮影時にちょっと工夫したりできそうですね。ってどう工夫するのか、まったく思いつきませんが。太陽光がふんだんに降り注いでいれば、大丈夫なのでしょうか。うーむ。


午前中から雨の降っていないときに、「コシヒカリ」でいただきたい、という地主さんに年貢米をもっていく。中晩稲の「秋の詩」でいただきたい、という地主さんには、もう少し待っていただかねばならない。

地域の農事組合で決まっている年貢の金額や量は、田んぼの大きさなど生産条件のけっこう細かい規定があるので、ややこしい。が、僕は1kg単位で規定通りに持っていっている。

あとまた少し机周りの整理整頓。あかん、ぜんぜんきれいになった気がしない。


昨日の夜に、メルヴィルの『サムライ』の日本語吹き替えで観てみる。アラン・ドロンは野沢那智さん。いい声だねぇ(笑)。たぶんテレビで流したときの吹き替えなんだろうと思います。所々テレビ放送では放送時間の関係でカットされていたんでしょうね。吹き替えでないところもときどき出てきます。そういうところは字幕が出るんですね。しかし二回続けて観たわけですが、カッコいいです。長女にも勧めてみるか。


いつも使っているエディターのJedit Xが新しくmacOS Sierraに対応したぜ、と知らせてくれた。うん?macOS Sierra?なんじゃそれ?と思ったら、Macの新しいOSだという。うーむ。最近はAppleコンピュータのニュースにはまったく疎くなっているので、知らなかったのだ。SiriがついにMacOS X にやってきたんだという。いいじゃないか。僕はiPhoneではSiriをわりとよく使っているし、無料だ。さっそくアップグレードしよう!とクリックしたら・・・。あれ?対応しておりません、だと。

僕のiMacはEarly 2009の機種なのだが、macOS SierraはLate 2009以降の機種でないとアップグレードできないという言われてしまう。いやはや、半年違いとはいえ、遂にOSアップグレードの対応機種から外されてしまった。ま、今年は・・・2016年か。7年使ってきているわけですな。仕方がないといえば仕方がないか。でも25年ほどAppleパーソナルコンピュータを使っていて、機種が古くなって最新バージョンのOSアップグレードできないなんていうのは、初めてかも。さらに言えば、7年間も一台のパーソナルコンピュータを使い続けているのも初めてかも。もちろん、こうして7年経っても特に不自由なく使い続けられているのだから、このiMacがいかに素晴らしいパーソナルコンピュータであるかを証明しているとも言えるし、もう最新機種が必要な使い方をしていないとも言える。このiMacディスプレイが24インチのサイズ。広くて何かと使いやすく便利です。

最近はどうなのかよく知らないのですが、昔、Apple以外のコンピュータのことをPC(ピーシー)と言っていた時代がありました。PCはもともとはパーソナルコンピュータの略でしょうが、僕はこのパーソナルコンピュータという言い方がとても好きで、ずっと親しみを感じてきた(笑)。コンピュータは要するに計算機で、人間の計算能力の何万倍、何千万倍というスピードで計算してくれるから仕事では有用なのはとてもわかる。だから個人の利用としてはワープロ表計算ソフトがまず仕事の中で利用されはじめましたよね。

でも僕はコンピュータに打ち込んだ文字列を、美しいフォントでどうきれいにレイアウトして印刷するか、コンピュータで色を加工して絵を描いてみたい、デザインしてみたい、で案内のポスターや年賀状を作ってみたい。失敗かなと思った写真をそこそこ美しく直してみたい。通信でいつでもすぐに連絡を取り合いたい。立体的な地図を表示させてGPSで実際に今日歩いたコースを表示させたい。そういう個人的な(パーソナルな)美意識や好み、楽しさをサポートしてくれるのがコンピュータだったんですな。たぶん(笑)。パーソナルなコンピュータであるからこそ、楽しみを広げていくために最新バージョンを使い続けたい、という気は持ってきたんだけど(笑)。もう基本のoperating systemをAppleは無料でアップグレードしてくれるのに。現在、売られているiMacApple Storeで観てみたら、27インチのRetina 5Kディスプレイだって!ぷぷぷ。


今朝、出てきたなすびのどぼ漬け。「気温が下がってきたので自然にいい色に漬るようになってきた」と母が言っていた。うまいのでご飯がどんどんすすみます。あ、ご飯もうまいです(笑)。

2016-09-21 台風16号とメルヴィル監督『サムライ』と彼岸花

ジャン=ピエール・メルヴィル監督『サ

19日(月) 敬老の日

曇りときどき雨。

午前中は籾擦り。午後も籾擦り。そしてヌカ捨て。


もうすぐ秋分の日で秋のお彼岸だが、今年も彼岸花が咲きだした。写真の彼岸花は二年前にうちの田んぼの畦畔に球根を移植したもの。もっと球根は畔に埋めたつもりなのだが、今年はこのぐらい。時間差でまだ出てくるかもしれないけど。

彼岸花はどうやって自分の勢力範囲を広げていくのかよくわからない、ということが去年だったか一昨年だったか、話題になったような気がするが、これは私が球根を移動させました。去年も思ったのだが、今年もさらにあちこちで彼岸花が目につくような気がする。なんだろう、僕の目が知らないうちに彼岸花を探しているので目につくのか。


20日(火)

台風16号が近づいてきていて、お昼前から雨が強くなる。風はあまりたいしたことはなくてありがたかった。とはいえうちの家の裏の小さな川の水量が普段の3倍から4倍になっていた。

一番強い風が吹いたのは、午後4時頃、自動車ガソリンを入れにスタンドに寄ったときではなかったか。セルフ式のスタンドだが、当然屋根はある。でも壁はない。少々の雨や風なら屋根も大きいので自分でガソリンを入れていても濡れることなどないが、今日は、激しい雨はもちろんだが、突然の突風。一瞬で横殴りの雨になり、ガソリンを入れている僕の左半分が5秒でずぶ濡れになる。我ながら苦笑いするしかない。ま、台風だからしかたないか。


そんなわけで、今日は溜まりに溜まっていた事務仕事を片付けることにする。ところが机の周りの整理と整頓だけで午前中がついやされ、午後はキーボードを叩いたり、ボールペンで日付やら数字を並べて書類をを仕上げて農協へ提出。もちろん締切はずいぶん前に過ぎているのだが、うーむ、担当のNさんには申し訳ない。でも雨が降ったり台風がきたりで田んぼ仕事ができないから、すこしやる気になってきたのだが・・・。


しかしなんだな、こうして机の周りを眺めてみると、午前中のあの整理整頓はなんだったんだ、というくらいにまた散らかりかけている。書類づくりにあれこれ広げたからだ。ああ。


話は変わるが、英語の迷惑メールがここ半月ほど急にたくさん来るようになった。英語は苦手な私だが、ショッピングの案内であることぐらいはわかる。どうも誰かが僕のメールアドレスを海外へ流したらしい。ショッピングの案内であることぐらいはわかるのだが、何を売りつけようとしているのかは、写真がないとよくわからない、というか、そんな英語を読んでいる時間もないのだ。メーラー迷惑メール登録をするというか、迷惑メールボックスへ入れるのだが、次々やってくるので切りがない。


夜、ジャン=ピエール・メルヴィル監督『サムライ』(1967年)を観る。フィルムノワールである。いやー!よかった!カッコいい!!メルヴィルの『サムライ』の評判はいろいろ聞いていたのです。といっても十河進の『映画がなければ生きて生けない』の一連の著作でだけれども。ところがずっとDVDが手に入らなかった。で、二ヶ月ほど前にBlu-rayが先に出たんですね。血迷ってしまった私はまずこれに手を出した。今までBlu-rayのディスクなど買ったことも、観たこともなかったのに。だいたいMacではBlu-rayは観られないし。ところがだ。届いたBlu-rayの『サムライ』をうちのプレーヤーに入れてみても、うんともすんとも言わないのだ、どうもディスクを認識していないらしい。不良品だったのかと、ムッとしたが、そうえいば長男のゲーム機でもBlu-rayが再生できるはずだったと、「ちょっとこれ試して」と頼んでみるとすんなり再生できるという。どういうこと?ネットで調べた長男によると、Blu-rayはちょこちょこと細かい規格がたくさんあったり変わったりしていて、古い機器ではディスクを再生できないことがたまにあるらしいとのこと。うむ、うちのレコーダーは確かに古いかもしれない(笑)。たぶんBlu-rayが出た頃に買ったような気がする(なのにまだ一度もBlu-rayを再生したことがなかったなんて!)。しかしなんだな、いくら古いからといっても、Blu-rayの再生を謳うプレーヤーで、最新のディスクを再生できないような規格なら、言っちゃ悪いが、Blu-rayもあまり普及していかないんじゃないか?

で、DVDが出たので、今回、買い直し。やれやれ。


僕はここ10年ほどで急にアラン・ドロンが出ている映画が好きになってきて、いろいろ観たいのだが、レンタルショップにはアラン・ドロンの出演している作品が少なかったんですよね、ここらあたりのレンタル店では。ところが数年前から急に廉価版でたくさん出るようになったのでポツポツと観てきたのだが、この『サムライ』はなかなか出なかったので、観られなかったのでした。

しかし、なんだなぁ。これは傑作だわ。僕が言うまでもないけど(笑)。アラン・ドロンもカッコいいし、音楽もいいし、何より、映画全体の色調がとってもステキ(笑)。冒頭のシーンから引き込まれてしまう。DVDについてきたブックレットの中条省平の文章もとてもいい。

冒頭「サムライの孤独ほど深いものはない。ジャングルに生きるトラ以上にはるかに孤独だ。」というエピグラフがでてきて、「武士道」からという文句が出てきます。新渡戸稲造のあの本に出てくるのかとおもったら、実はメルヴィルが創作した言葉らしいです。だいたいこの『サムライ』の原題も『Le Samouraï』ですからね、サムライなんです。このDVDには野沢那智の吹き替えも入っているのだが、ちょっと観てみた感じではこれも悪くないみたいです。といってもセリフが極端に少ない映画なんですけどね。字幕とずいぶんセリフが違うのがおもしろいですが。


21日(水)

台風は温帯性低気圧に変わって朝には過ぎ去っていた。でも田んぼは水びたし。尻水戸は切ってあるので、どうどうと水が流れ落ちている。稲刈りはまだ無理。

午前中は米の選別など。午後は雨が降らなければ年貢を少し配る予定。あと机周りの整理と整頓など。

2016-09-18 新米を食べてみることと稲刈りの日々と『地下室のメロディ』と風の盆

アンリ・ヴェルヌイユ監督『地下室のメ

14日(水)

朝、9時から稲刈り。今日の田んぼはたくさんヒエが生えてしまった田んぼなので、父や母がヒエの穂をとりながらの稲刈りになる。時間がかかった。

稲刈り後も、ヒエの後始末など。


さっそく、無農薬有機栽培「コシヒカリ」の新米を朝、炊飯器で炊いてもらった。いや〜、うまい!なんだかちょっと今年はいつもより粘りが強い感じがしています。父は炊飯器をあけるなり「お、新米か?ピカピカやな。こんな早よから新米が食べられるなんて。」と申しておりました。何も言わぬ子供たちに「どうよ?」とたずねると、「うん、うまいでぇ。」とニコニコしてました。むふふふふ。

ちょっとまだ稲刈りが続いていますので、あれなんですが、予約いただいたみなさんには時間を見つけて発送の準備をいたします。楽しみにもう少しお待ちください。


15日(木)

朝のうちに籾擦り。お昼前から稲刈り。夕方からまた籾擦り。最後にヌカ捨て。


16日(金)

午前中は籾擦り。午後は稲刈り。夕方籾擦り。ヌカ捨てにいって帰ってきて乾燥機のスイッチをいれたら、過負荷でモーターが回らず。いやはや。乾燥機に籾を入れ過ぎだって。

仕方がないので、籾をまた少し出す。やれやれ。


17日(土)

朝起きてみたら、乾燥機が止っていて、乾燥が途中までしか出来ていない。やれやれ。今日は午後は雨が降るかもという予報だ。

原因はなんだろう、とあれこれ見ていったら排塵処理の網が詰まっていたのだった。

秋の作業は埃や塵がたくさんでる。とにかくたくさん出るのです。稲の葉や籾は、虫眼鏡でよーく見てみると、けっこうトゲトゲがあるのです。特に籾にはね。で、農作業は物理的な力で乾燥も調整もしますから、そういうトゲトゲなんかがこすれ合ううちに、細かな埃り塵になって出てくるんですね。これを大きな扇風機で吹き飛ばしながら、きれいな籾、きれいな玄米にしていくわけです。塵や埃を風で吹き飛ばすだけだと、作業所の周りに迷惑ですから、今度はその風にシャワーのような水を当てて、塵や埃を水の中に落とすんですが、ときどききれいに掃除をしてやらないと詰まってしまうわけですね。いやはや。

そんなこんなで、予定が狂い、乾燥が終らず、乾燥機が空になっていないのに、稲刈りだけ、雨の降る前にどんどんやって、刈ってきた籾は作業所の軒下に広げておいた。乾燥が終ったのは、午後4時。それから籾擦りを少しやって、乾燥機を空にしてから、箕で籾をすくって、乾燥機に全部入れた。どっと疲れます。

今日はお隣の小学校が運動会。天気が心配でしたがなんとかもってよかったです。ここ数日、ずっとグランドでどこかの学年が練習をしておられました。今日の本番はあれですが、昨日までの練習で指導されている先生の声がグランドのスピーカーからよく聞こえるのですが、強く叱ったり、褒めたり、強い口調や柔らかな話し方。いろいろ聞けて、これはこれでこちらもドキドキします(笑)。子どもを(特に低学年の小さな子どもを)教え育むというのは、なかなか大変です。


夜、雷雨。でも一応、早稲の「コシヒカリ」は今日、すべて刈り終えたので、激しい雨の音を聴いても気分的には楽(笑)。中晩稲の「秋の詩」も「みどり豊」もたぶん倒れないだろうという根拠のない妙な自信があるのだ(笑)。


18日(日)

朝は雨。

無農薬の「コシヒカリ」のサンプルを二つ作って、食味計にかけてもらうように準備する。

その後も降ったり止んだり。


というようなことで、バタバタとしているうちにまたしばらくブログの更新も出来なかった。なんだか夜はビール飲んで寝てしまう日々だったような(笑)、まだしかし、稲刈りは続くので、まだそういう生活がしばらく続くのか。うーむ。


そういえば、iPhoneiOS 10.0 - 10.0.1 ソフトウェアアップデートをしてみる。うーむ、ちょっと変わったことはわかるが、もちろんなにがなんだかまだわからない。「メッセージ」があれこれ出来るようになってる、と次女に教えられる。


アンリ・ヴェルヌイユ監督『地下室のメロディー』(1963)を観る。届いたDVDは白黒のHDリマスター版とカラーライズ版の二枚組になっていた。カラーライズ版って、なんだ?

ジャン・ギャバンはシブイ演技だけれど、アラン・ドロンはいつ見ても男前ですなぁ。金庫破りの映画です。こういう犯罪ものは最後はうまくいかないということになっているのだが、なるほど、これがあの有名なラストシーンね。楽しめました。カラーライズ版もそのうち観てみるつもり。


高橋治風の盆恋歌』は1985年に出た作品だったのか・・・。文庫で読んだので、僕が読んだのは1986年か87年か、そのあたりだろうなぁ。ええ、すごくよかったのです。

岐阜県高山市ペンションでアルバイトをしはじめたのは、82年からだと思います。大学のS先生の紹介でペンションのアルバイトに送り込まれました(笑)。

朝起きて朝食の準備、朝食を出し、その後片づけ、お客さんを送りだして、掃除やベッドメイク、午後はすこし自由時間があり、夕方、お客さんが入ってこられ頃には夕食の準備、夕食をだし、その後片づけ。時間があるとコーヒータイムにはお客様とすこし話をしたり。というようなアルバイト生活を春の黄金週間、夏休み、秋の高山の観光シーズン、冬休みなどにちょくちょくと行くようになりました。楽しかったのです(笑)。

で、夏休みの終わり8月31日とか9月1日に高山線にのって富山まで帰ってくるのですが、そういうとき越中八尾駅がいつもは閑静な駅なのに、なんだかちょっと賑やかなのです。最初の時はわからなかったのですが、八尾のおはら風の盆だったのですね。隣の席の紳士はどこから乗って来られたのか、越中八尾の駅に着く直前にバックから古い沈胴式ライカのカメラを出してきて、首からさげ、二、三度、空シャッターを切ったりしながら、フィルムを入れられるのをじっと見ていたのを覚えています。当時は白黒写真の現像やプリントに夢中の頃だったのでなんとなくその古いライカにも目がいったのですね。

そんな話を写真の現像などを(も!)教わっているS先生と演習室で話しているときに、風の盆の話になり、胡弓の哀愁だの、哀切、哀調、夜目遠目笠の内だの、いろんな話を聞いた記憶があるのです。それでその時に高橋治風の盆恋歌』の話も聞かせてもらったような気になっていたのですが、85年だと僕が卒業してからですから記憶が混乱していたようです。で、文庫本で読んでから、あのとき大学の演習室でお話を聞いた通りのような哀切があり、川の水の音があり、ずいぶん感動したのをよく覚えています。あのあと高橋治の文章をいくつか文庫本で読みました。黄八丈の着物のことを書いた文章をかすかに覚えているのだが、あれは何に入っていたんだろう。

ところがこの高橋治風の盆恋歌』が出てから八尾の風の盆は全国的な人気になってしまい、八尾のどこか長閑な風情や踊りを楽しむ地元の方の雰囲気が変わってきたようだと先の写真現像も教えていただいたS先生のブログで知りました。ええ、一度も観たことないんです。風の盆。富山で5年も過ごしたのに残念なことでした。9月の1日はもう稲刈りがはじまっているか、その準備に追われている頃なので、今ではとても観にいけそうにもありません。

2016-09-13 完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の稲刈りと籾擦りなどなど

本木克英監督『超高速!参勤交代』

9日(金)

昨日は雨で稲刈りがなかったので、今日は籾擦りなしで午前中の早いうちから稲刈り。ま、でも乾燥機に入る分しか稲刈りはできないから、午後早くに稲刈りは終了して、その後は大豆の圃場の草刈りに。マルバルコウソウが今年はどういうわけか元気でうちの大豆の圃場の中にも入りかけているので、草刈り。でも全部はとれませんな。


10日(土)

完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の稲刈り雑草が多いので稲刈りにも苦労する。父や母からは「あーたは米を作ってるんか?、ヒエを作ってるん?」などと嫌みなことを言われる。まあ、もう慣れたけど。


夜、本木克英監督『超高速!参勤交代』をiTunesで観る。いやー、楽しめました。娯楽作品ですな。キャストがそれぞれ味を出しています。本木克英監督は知りませんでしたが、Wikiによると、富山大学教育学部附属中学校、富山県立富山中部高等学校を経て早稲田大学政治経済学部卒業。1987年松竹に助監督として入社。という経歴で、僕より二つ学年が下ということになるようです。なるほど。ということは僕があのあたりをうろついていた頃にかれも中部高校のあのあたりをうろついていたわけだ。悪役顔の石橋蓮司が悪役でなくて、なかなかの人物の役をやっているのが、ちょっと違和感があるが(笑)、まあ、それも楽しい。陣内孝則は、なんだな、もう僕にはどんな役をやっていても、演技の臭さが笑える。ええ、褒め言葉ですけど。市川猿之助もいかにも歌舞伎役者が映画に出ました、という演技で笑える。これももちろん褒め言葉です。

今気がついたのですが、「リターンズ」という続編?が今、公開されているのですね。それでiTunesで100円だったんだ。なるほど。


11日(日)

完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の籾擦り。籾と一緒に雑草の種、ヒエやクログワイなどが多いので、籾擦りにも難儀する(笑)。いやはや。

でもね、苦労やら難儀はしたんですが、米選機や選別機にかけて出てきた米粒の輝き、その美しいこと!雨が降ったら精米してさっそくいただく予定です。


午後は稲刈り。今日は雑草があまりない田んぼなのでコンバインもしゅるしゅると動いてありがたい。これが当たり前なんだけど(笑)。


12日(月)

朝のうちに籾擦り。なんとか天気は夜まで持ちそうな予報だが、通り雨がどうのこうのと天気予報は伝えている。それで早めに籾擦りは切り上げて、昼前から稲刈り稲刈り後夕方から籾擦りの続き。雨の降る前に稲刈りの予定を終らせたかったので、ちょっとバタバタ。


13日(火)

夜中にざーっと雨が降っているのを蒲団の中で確認。朝の犬の散歩は傘をさして出たが、傘をさすのがはばかられるような降り方だったが、詳細な雨雲レーダーによると10分後に強めの雨雲が来ると見えていたので、さてさて、という気分で犬と歩きだしたのだが、はたして途中からけっこうな雨足の雨になる。べつに僕が雨雲を解析したわけでもないのだが、思った通りに降ってきたので、おもわずニヤリとしてしまう。傘が雨で大きな音をたてていたが、犬のレノン号は雨でもへっちゃら。途中二度ほど、身体をぶるぶると震わせて、毛についた雨を飛ばしていた。


思いのほか籾の乾燥に時間がかかり、お昼前から籾擦り。15時半に籾擦りも終ったが、ヌカ捨ての帰りに田んぼを見回しても、誰も出て稲刈りしておられないので、16時に休むことにする。といっても、僕は新米の精米をしたのだが。

はい。明日はひょっとすると28年産完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の出来たてをいただけるかもしれません。(笑)


この秋、コンバイン稲刈りしたあとの籾運びを手伝ってくれている長男にコンバイン稲刈りの様子をiPhoneでビデオ撮影してもらう。僕からは稲穂と同じかちょっと下くらいのローアングルで、コンバインに近づいて撮影するようにだけ指示をする。できたらコンバインを操縦している僕はアウトフォーカスになるように、と。むふふふ。

BGMは必要なかったかもしれませんが、何もないとコンバインのエンジンがうるさいので(笑)。なんとなく上品そうな稲刈りに見えるように意図しています(笑)。

2016-09-08 稲刈りの日々と『ウォールフラワー』

スティーブン・チョボスキー監督『ウォ

6日(火)

一昨日の予報では、今日は雨だったが、昨日の予報では曇りになり、実際のところ、今日は陽射しが出て蒸し暑い一日だった。蒸し暑かったが、稲刈りが進んでありがたかった。

昨日の雨で稲刈りをしていないので、今日は籾擦りはなし。露の様子をみて、9時半頃から行動開始。ギュンギュンと稲刈り。ところが今日はたくさんヒエが生えてきてしまった田んぼなので、ま、ゆっくりコンバイン運転するしかありません。いやはや。

実は完全無農薬有機栽培米の圃場以外で、ほかにもヒエの猛威をくらった田んぼが2枚残っている。ツライ。溝切りの時、ヒエが生えてきたことに気がついたのだが、これくらいなら大丈夫だろう、と思ったのが甘かった。ま、除草剤を散布したあとの水管理の失敗ということになるのだが、・・・。うーむ。


今朝の読売新聞に「谷崎の創作ノート全容、初公開…幻の小説構想も」なんていう記事があった。もちろん「創作ノート」にも興味はあるが、谷崎の全集を読んでみたいな、という気に朝からさせられた。中央公論新社の新しい全集は全26巻。現在16回配本されている。うーむ。もちろん、現在の僕の小遣いでは、「第1回配本より全巻お申し込み」というような暴挙にはでられないが、近所の図書館に全28冊の『谷崎潤一郎全集』があったような気がしている。うーむ、あれは高校の図書館だったかな?

初めて谷崎潤一郎の文章を読んだのは『陰影礼賛』だったか『春琴抄』だったか。ま、私がいうのもなんですが、二つともこめかみがキューッとなるような興奮、感動がありました。新潮文庫であれこれ読んだンですが、うーむ、ただ『細雪』は未読なので、なんとかしたいな。


7日(水) 白露

昨日の天気予報では、雨だったのだが、朝起きたら雨が降っていないし、晴れてきたじゃないか。どうなっているんだ?蒸し暑い一日。

午前中は籾擦り。お昼前から稲刈り

夕方、稲刈りの後、また籾擦り。で、米の出荷とヌカ捨て。

明日は本当に雨らしいが・・・。


8日(木)

天気予報では昨夜の10時くらいから雨の予報。その後も終日雨の予報だったのだが、降り出したのは今朝の6時半ぐらいか。その後もしばらく止んでいて、10時から11時の間が雨降り。途中15分くらいは豪雨でした。でもその後はまた晴れてきました。

いや、まあ、台風温帯低気圧に変わったりして、いろいろ予報もむずかしいのでしょうけれど・・・。百姓としては田んぼの水管理のこともあるので、気象庁の仕事は頼りにしているです。もう「コシヒカリ」の圃場はすべて尻水戸を切ってあるのだが、中晩稲の「秋の詩」や「みどり豊」は尻水戸を止めてあります。雨が降らないと水を入れなければいけないし、そうかといって、あんまり水を入れても土が軟らかくなってコンバインが動きにくいのも困りますから。

それに明日が雨だとわかると、稲刈りが出来ないわけですから、今日のうちに無理してでも刈っておこうかと思いますしね。明日もいい天気で稲刈りが出来るのなら、焦る必要もありませんが、雨で稲刈りが遅れていくと、雨のあとの好天で米の胴割れがおこっても困りますし。


そんなこんなで、今日は籾擦りとヌカ捨てなど。


スティーブン・チョボスキー監督『ウォールフラワー』(2012)をiTunesで観る。これ原作の小説もスティーブン・チョボスキーで、自分の小説を自分で映画にしたんですな。いやー、青春ですけれど、ま、映画としては、もう一つかなぁ。ショートヘアのエマ・ワトソンはよかったけど。


6日の日本農業新聞のコラムに伊勢物語の歌が登場していたが、なんというタイミングか、ちょうど久しぶりに坂口安吾の『文学のふるさと』を読み返していたときだったのだ。今はネットでも青空文庫で読めます。僕はこの安吾の短い文章が大好きで二、三年に一度は読み返してきている。安吾が紹介してくれている伊勢物語の話(芥川)は、僕の持っている伊勢物語の話と本の少し違うところもあるのだが、もう断然、安吾の紹介してくれている話の方が美しい。


続いて同じく8日のコラム。時田則雄さんは、数年前に教えていただいて読んだらすごくよかった歌人。文章もいいです。俳句と違って短歌だし長い分だけ俳句より感情の臭みがでるのだが、僕は好きです。ま、「私の名刺はこの手です。」というほどの度胸もないですが。

2016-09-06 籾擦りと『レ・ミゼラブル』(2012)

トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』

朝から通り雨のような雨雲がやってきて、三、四度そこそこの雨を短時間降らせる。

で、稲刈りは出来ず、午前中に籾擦り。それから雨の上がっている間になんとか米も出荷。

午後は田回りして、「コシヒカリ」の5月下旬6月植えの圃場の尻水戸を切って回る。


トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』(2012)をiTunesで観る。ミュージカルの映画である。長い。長いんだこの映画、2時間38分あります。だって、いちいちセリフが歌なんだもん。そりゃ、時間がかかる。で、しかもそのストーリーも、ま、単純といえば単純だし、たわいもないといえばたわいもない。ビールを飲みながら観たので、途中、一瞬、睡魔にクラッとしたこともあったのだが、えー、何度も泣けました(笑)。僕は原作のレ・ミゼラブル』を読んでいないので、この映画がどういう脚色になっているのか、まったくわからないのだが、楽しめました。

原作のレ・ミゼラブル』を読んでいない、と書いたが、小学校の図書室の本を借りて『ああ、無情』は読んだ気がするのだが、というか、読んだような気になっていたのだが、こんな話だったとは知りませんでした。読んでなかったのかな?読んでなかったんだろうな(笑)。


♪いつも雨は、花を育てるわ。美しい花を。

そんな歌を誰かが歌っていました。なるほど。大きな被害をもたらすような大雨は本当に困るけれど、また川の氾濫によって、下流域に肥沃な土地を作ってきたのも事実なんでしょうね。


挿入歌でよく知っているメロディが何度も歌われたのだが、あれはなんていう曲だったかな。アン・ハサウェイも歌っていたのだが。影響を受けて、テレビを見ていた次女との会話をミュージカルのように歌うような口調でしばらく返事してみた。

次女にスマホで撮った写真のプリントを頼まれたのだ。

「ねえ、お父さん、プリントしてほしいんやけど」

「♪わかったぁ〜、でもそれは、何の写真〜、風呂から上がってから〜、それでもええやろ〜」

「なに言うてるん?ちょっと早よしてほしいんやけど。」

「♪わかった〜、でもそれは〜、風呂上がりに〜、それまですこしお待ちを〜」

「もう、うざい〜ぃ!」

と言われてしまった。

ま、確かに歌ってばかりではうざいわな。うーむ、ミュージカル映画か。

2016-09-04 稲刈りの日々とイナゴと秋刀魚の歌

2日(金)

午前中籾擦り。午後稲刈り。夕方、ヌカ捨て。


3日(土)

朝飯前から籾擦り。朝飯後も籾擦り。10時から稲刈り。田んぼに弁当が届いたりして僕は16時半まで稲刈り。その後、ヌカ捨て。


4日(日)

朝飯前から籾擦り。朝飯後も籾擦り。10時から稲刈り。田んぼに弁当が届いたりして僕は16時半まで稲刈り。その後、ヌカ捨て。

あれ?昨日とまったく同じパターン?

細々したトラブルは毎日ありますが、順調に稲刈りが進んでいます。今日はコンバインの給油口のキャップをどこかで落としてしまった。いやはや。いまのところ、収量は平年並。でもくず米がすくなく、粒がなんだかきれいです。


まだ無農薬のお米は稲刈りしていないのですが、初めて籾擦りをした先日、籾擦りしたばかりの玄米をご近所に届けました。今日もご近所から電話をいただき(去年から予約していただいていたのですが)、早くほしい、ということでしたので、今日夕暮れにお届けしました。まだ僕は新米を食べていないのですが、いい感じ。そのかわり収量は言われているほど多くはなく、平年並というところです。ま、このあたりは農家それぞれの作り方で変わってくるところなので、収量が多くて豊作かも?と喜んでおられる方もあるかもしれませんね。


稲刈りしていると、コンバインの前をイナゴが飛ぶ。田んぼでじっとしているイナゴを捕まえようとすると、近づくだけでどんどん逃げていくので捕まえるのは素早い動きが必要になるのだが、こうしてコンバイン運転していると、イナゴの方からどんどん僕の方へ飛んでぶつかってきたり、頭や腕や肩にとまったりする。

とりあえず、僕の素早い動きで一匹捕まえた。どこかの温泉旅館でイナゴの佃煮だったかを食べた記憶があるが、実際に捕まえて佃煮にしたことはない。煎って潰してご飯のふりかけにしてもおいしいと聞いた事があるが・・・。

イナゴのとぼけた顔は嫌いじゃない。あ、仕事中のため、指や爪が汚いのはご容赦ください。


秋刀魚の塩焼きが夕食に出た。えー、諸般の事情で、僕だけ遅れて一人で夕食となったのですが、まるまる一匹の尾頭付き。ですが、うちには秋刀魚一匹がそのままのる長い角皿がないので、尾も頭もお皿からはみ出しておりました。秋になったんですねぇ、って稲刈り中の僕が言うのもへんですが。

それにしても、秋刀魚はうまい。子どもの時から大好きだが、一人で秋刀魚を食べていると、やっぱり思い出す詩がある。



     

         秋刀魚の歌      佐藤春夫


 

     あはれ

     秋風よ

     情あらば伝えてよ

     ー 男ありて

     今日の夕餉に ひとり

     さんまを食ひて

     思いにふける と。


     さんまさんま

     そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて

     さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。

     そのならひをあやしみなつかしみて女は

     いくたびか青き蜜柑をもぎ来て夕餉にむかひけむ。

     あはれ、人に捨てられんとする人妻と

     妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、

     愛うすき父を持ちし女の児は

     小さき箸をあやつりなやみつつ

     父ならぬ男にさんまの腸をくれむと言ふにあらずや。


     あはれ

     秋風よ

     汝こそは見つらめ

     世のつねならぬかの団欒を。

     いかに

     秋風よ

     いとせめて

     証せよ かの一ときの団欒ゆめに非ずと。


     あはれ

     秋風よ

     情あらば伝えてよ、

     夫を失はざりし妻と

     父を失はざりし幼児とに伝えてよ

     ー 男ありて

     今日の夕餉に ひとり

     さんまを食ひて、

     涙をながす、と。


     さんまさんま

     さんま苦いか塩っぱいか。

     そが上に熱き涙をしたたらせて

     さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。

     あはれ

     げにそは問はまほしくをかし。



佐藤春夫本人の朗読が残っていて、「情」は”こころ”、「汝」は”なれ”、「団欒」は”まどい”、と読んでいますね。

この詩は佐藤春夫谷崎潤一郎のあいだでおこった「妻譲渡事件」のまえのトラブル中に書かれた詩であるのは、有名な話ですが、そういう話を知っていればもちろん、でも知らなくても、なんだか中年の男が一人で秋刀魚を食べる夕餉の風情は悪くないですね。ええ、もはや、よその奥さんをなんとかしようとおもっているわけでは決してないのですが。

2016-09-01 稲刈りと焼き鳥とコンバインの修理とコウモリ

31日(水)

晴れる。ちょっと乾燥機の温度を低温にしすぎたのか、なかなか乾燥できずに時間がかかる。その間にあれこれ稲刈りや籾擦りの準備。

10時から籾擦り。むふふふ。なかなかきれいな米粒です。

早めの昼食後お昼から稲刈りに。

で、夕方に籾擦りの続き。


そんなこんなで、ヘロヘロになりながら家に入ったら、いい匂いがする。あがってみたら長女が焼き鳥を焼いていた(笑)。そりゃ、いい匂いがするわ。

「うわ!さっそくアツアツの焼き鳥ビールにするわ。」「本数が少ないで、皆の分を考えて食べてな。」「ほんなら、まずは三本。」というわけで、アツアツの焼き鳥ビール。いいもんですな。

というわけで、八月が終る。


1日(木) 防災の日

今日から九月。晴れる。

今朝は乾燥が早くあがったので、午前中は籾擦り。午後は稲刈り

稲刈りして、籾をコンバインから排出して軽トラで運んでもらおうとしたのだが、これが、排出してくれないんだな。うーむ。どうも観察してみると排出用の螺旋を動かすベルトにテンションをかけるテンションプーリーが動いていない。うーむ。テンションプーリーがわからなければ、飛ばしてください(笑)。要するにベルトが緩いとスリップして動力は伝わりませんが、そのゆるんだベルトを押したり、引いたりしてベルトにテンションがかかれば動力が伝わって回りますね。そういうスイッチの役割を果たす機構ですな。って単純なことです。

で、コンバインはこのテンションプーリーを動かすのにモーターを使ってワイヤーを引っ張っていたんですね。ところがこのモーターが動いていない。原因は今のところよくわからない。モーターの故障か?、リレーの故障か?はっきりしない。メーカーの専門の修理屋さんがくるのに一時間半かかるという。このよい天気の稲刈り日和に、一時間半も休憩していられないので、テンションプーリーを動かすワイヤーに針金をくくりつけてもらって、僕が手で引っぱり上げてテンションをかけることにする。これがなんともうまくいきました(笑)。指は痛かったですが(笑)。

おかげで稲刈りはどんどん進み。今日の稲刈り予定がちょうど終了したときにメーカーの修理屋さんが登場。僕と同じくらいか少し上のおじさん。とにかく原因を見つけないといけないのだが、まずリレーを確認。リレーは大丈夫みたいだったので、今度はモーターを確認。そのときにモーターが動かすギアにまったく遊びがなく固まっているのを発見。どうもゴミか何かのショックでギアが噛んだのだろう、ということでした。モーターとギアを外してみると、モーターは回ります。ギアも一度ばらして組直してもらうとウソのようにするすると動き出しました。

「最近の機械は、みんなボタンでしょ。コンピュータというか、マイコンというのか、プログラムして機械を制御する設計なんですよ。その方がね、作る方としては楽なんです。これもワイヤーを引くのにモーターで引っ張ってるでしょ。このモーターはクルマのパワーウインドと同じタイプのモーターで、負荷がかかると、止って電気が切れるようになっているんですよ。ですからギアが噛んで動かないものだから、電気がきれてしまったんですね。作る方、設計するほうはすぐコンピュータで制御したがるんですが、現場の私たちにしたら、逆なんですよ。物理的に見える制御の方が、あたり前だけど、直しやすい。これだって、ワイヤーをレバーで人が引っ張るような設計なら、私らが呼ばれるまでもなく、すぐに直りますよ。そのかわりちょっと力は使いますが、ちょっとしたメンテナンスさえしていれば、そうそう痛まないし。」なーんてお話を修理しながらされていました。妙に納得した私。仕事に使う機械は、とにかく故障しないのが一番。機械なので故障は必ずするけれども、すぐに原因がわかり、メンテナンスがしやすいのが一番。しかも安ければ言うことなし。(笑)


台風10号の被害の様子を日本農業新聞で読む。東北北海道で大きな被害がでているようだ。ああ、自分の田畑が濁流にのまれたら、どんな気持ちだろう。


仕事から帰ってきて、ビールを飲み、夕食に呼ばれたので台所におりていくと、みんな台所で食事中。すると居間になにか飛んでいるものを発見。「あれ?なんか飛んでるぞ?」すると食事中の奥さんが、「蛾?」といい、次女が「え!?」などと言っているが、一瞬だったので、よくわからなかったが黒くてひらひらしているので蝶かと思った。蝶にしては大きいし、夜に飛んでいるのもおかしい。夕食が終って、みんなが居間の方に移動し、僕だけ、漬物と梅干しでお茶をのんでいると、廊下を何か右に飛んで、また左に戻ってきた。次女がそれを目ざとく見つけて「あ、鳥が飛んでる!」と叫ぶ。「ちょっとお父さん、見てきて!」などと奥さんも叫ぶ。奥さんはこういうときには僕を「お父さん!」と呼ぶ。廊下の方を見にいくと、飛んでました。裏口の網戸に捕まったり(笑)。コウモリでした。「おお!コウモリや。見にきてみ!」「いやわ、どんなバイキンがついとるかわからんのに!」などと叫んでいる。そりゃ、バイキンも付いているだろうが、あーた、人間もバイキンだらけでしょうが、と思ったが、それは言わずにおく。コウモリは羽の途中に手というか指というか、そんなのが付いているし、それで網戸に捕まったりするのでちょっとドキドキする。おまけに身体はけっこう毛むくじゃらのような気がした。「外にだして!」などと次女も叫んでいる。そんなこと言うても。網戸を開けにいったら、コウモリは返って家の中に入ってきて、さっきまで僕が食事していた台所の上を飛びはじめた。奥さんも次女も頭を抱えてキャーキャーと叫んでいる。阿鼻叫喚である。コウモリもびっくりして廊下からどこかへ飛んでいったが、外に出たかどうかはわからない。居間や台所を閉め切って、冷房をつけ、玄関や勝手口は開けて、静かに退散ねがうことにしたが・・・。僕は小林朋道先生の「先生!シリーズ」の第一巻『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』を読んでいるので、「ま、コウモリが家の中に入ってくることも、たまにあるわな。」といったら「ほんな家、どこにもないわ!」と次女と妻の激しいツッコミが返ってきた(笑)。

あなたの家にはコウモリ、飛んでます?

zuotengzuoteng 2016/09/02 16:09 「蝙蝠」は中国では近似音の「変福」つまり、「福に変ずる」ものと捉えます。ですから家屋に入ってきた蝙蝠を有り難がるんですね。
92年に中国で暮らしていたころ、当方の部屋の台所、網戸の向こうの隙間に1羽の蝙蝠が住み着いていました。それが帰国3日前に姿が見えなくなったので、妙に寂しかったです。ところが、部屋を明け渡す前日に戻ってきたときは嬉しかったです。わざわざ当時の日記に書いてありました。

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/09/03 07:13 zuoteng先生、こんにちは。コメントありがとうございます。
なるほど。よくわかりました。「福に変ずる」ですね。
どうも私の世代だと、ドラキュラ映画のコウモリ、黄金バットのコウモリ、マンガの『怪物くん』でよく飛んでいたコウモリ(あ、あれはドラキュラがいたからか。)、小学生の時洞窟で捕まえたコウモリ、鳥の仲間と動物の仲間の間をいったり来たりするイソップ物語などの印象であまり吉兆だとは思っていなかったです。
でも夏の夕景にうちの家の周りをひらひら飛んでいるのを見ると、おもしろくて好きなのですが。

盛盛盛盛 2016/09/03 19:04 辻井さんこんばんは、うちもコウモリ飛んでましたよ(^^;)
ネコのクーちゃんがよくいろんな動物を捕まえてきて自慢げに見せびらかすんですが、この間、ドタドタドタと走ってきたかと思ったら、バタバタバタと音がして目の前をなんやら黒い物体が飛んでいってカーテンに止まりました。
鳥かと思って見たらコウモリでした。
ま近でコウモリを見たのは初めてでビックリしました。

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/09/03 19:21 盛盛さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
飛んでましたか、盛盛さんちにも。顔を見ました?私の印象ではどうも鼻が豚っぽい感じだったのですが・・・。
コウモリは、蝙蝠。福に変ずる、吉兆らしいですよ。なにかいいことはありましたか?慶事はゆっくりとやってくるようですから楽しみですね。私も楽しみにしております。
田んぼの様子はどうでしょう。こちらでは稲刈りがはじまりました。収量は平年並ぐらいと思いますが、米粒がとてもきれいです。

盛盛盛盛 2016/09/03 20:52 コメント有り難うございます。
綺麗なお米でしたか、それは何よりですね。
うちは8日9日と稲刈りの予定ですが、台風が心配で…
小規模なのでライスセンターに乾燥調製をお願いしてるのですが、予定の日に天気が悪くて刈れないと一週間ぐらい後に回されるので、今度は胴割れが心配になります。
去年秋の詩を作っていた田んぼを今年はコシヒカリに変えたら、種から自生えした秋の詩がにょきにょき頭を出して慌てました(>_<)

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/09/06 18:09 盛盛さん、ありがとうございます。
8日(木)、9日(金)の天気、金曜日は天気良さそうですが、8日の木曜日は最初雨が残りそうだという予報ですね。うーむ。
「秋の詩」こぼれた種が生えてきましたか。混ざるとまずいので慌てますね。登熟時期が違うので、大丈夫だと思いますが。
今日も目一杯稲刈りして、ビールが旨いところです(笑)。

2016-08-30 稲刈りはじめました。

29日(月)

朝は曇り空だったが、なんだか蒸し暑く、雨が降る気満々なのを感じる。

いつも利用している天気予報アプリは「weather touch」だったのだが、(あれ?いつの間にか名前がweathernews」に変わってしまっているじゃないか。)お天気アプリはたくさんあるんでしょうが、一番使いやすいような気がするし、雨雲レーダーが見やすいような気がする。しかも今のバージョンになってからか、雨雲レーダーが詳細にみられるようになって、重宝している。というか、毎朝、起きたら、これで今日の天気を確認するのが日課になっている。課金するともっと詳しく情報がでるらしいが、この無料のバージョンで充分助かっている。

だが、まあ、百姓としては観天望気が一番なので、天気図や台風情報や、予報図など参考にしながらも犬と散歩しつつその日の天気を感じるわけです(笑)。ええ、感じるわけですな。肌感覚も大切です。今朝などは蒸し暑さに何かを感じるわけですな。天気予報では午後16時頃から雨の予報。それならすぐに稲刈りの準備をして15時くらいまでに稲刈りしてもよかったんですが・・・。

えー、ところがですね、地域の役員をさせてもらっているので、農協や市役所や共済組合や農政局からあれこれ配布物を頼まれることになるわけですが、一つ配布物の配り忘れを発見して、冷や汗をかきつつ配布するという事態が発生したのでした。なんとも、いやはや、私のミスなのですが、うーむ、おおごとにならなければいいのですが。申し訳ないです。

というようなことがありまして、朝のうち、バタバタしていましたので、今日の稲刈りは様子見、ということにしました。

で、昨日の続きで、畦畔の草刈りにでたのですが、11時半頃に急に雨降り。ざーっと、降ってきました。なるほど。


雨は一時間半ほど降ってやみました。午後は稲刈りの準備をしたりしていたら、また16時頃から雨。なるほど。


近畿地方台風の影響のあって、特に南部では雨の警報が出たりしています。明日の朝まで雨マークですが、午後は晴れてきそうですので、うまくいけば稲刈りできるかな。うまくいくといいのですが。


30日(火)

日の出前まで雨が降っていたようですが、犬と散歩する頃には雨も上がって、青空がでてきました。

台風が奇妙なコース東北辺りに上陸しそうだということですが、大きな被害がでないといいのですが。

この調子なら午後からは稲刈りが出来そうなので、田んぼを観にいったり、準備をしたり。


午後から稲刈り。尻水戸からはまだ水が少し流れ落ちていたが、稲刈り開始。順調に刈りすすめることが出来た。長男も籾運びを手伝ってくれる。

試運転でもあるので、田んぼ一枚30aほどを刈って、終了。


さっそく乾燥機にいれたが・・・?あれ乾燥機の水分計が安定してないぞ?うん?思いのほか籾がよく乾いているようなので、低温で乾燥することにする。

さてさて。

さくらさくら 2016/09/22 10:06 変わらず素敵なお写真ですね。
お米の美味しい季節になりました。

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/09/22 13:14 さくらさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
写真もスマホばかりで撮るようになってしまいました。なかなかゆっくり撮れないのですが、仕事の合間にポツポツと撮っています。
早稲の「コシヒカリ」の稲刈りは終りました。おいしいお米になりましたよ!
これからは中晩稲の「秋の詩」と「みどり豊」です。もう少しなので頑張ります。

さくらさくら 2016/09/22 20:03 いやいや、きれいな写真です。
きっとおこめも美味しいですね。がむばってください。

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/09/23 07:39 ありがとうございます。
明日から中晩稲の稲刈り始められそうです。それまでに作業所や机周りの整理をしなくては。