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現代田んぼ生活 辻井農園 このページをアンテナに追加 RSSフィード

27年産の完全無農薬有機栽培米、完売いたしました!ありがとうございました!

2016-06-28 いろいろあったはずだが思い出せることは少ない

荒川弘『百姓貴族』(1)

なんだかんだで五日も更新していない。やれやれ。一気に書くぜ。


24日(金)

午前中に畦畔の草刈り

午後はなんだったか。


25日(土)

午前中に無農薬コシヒカリ」の圃場二枚にエンジン付き田車で除草する。なかなかてごわいぜ。

午後はなんだったか。

夜は隣組の寄り合いの宿だったので、あれこれ準備。


26日(日)

朝は二時間ほど、道路愛護活動に参加して道路脇の法面などの草刈り

その後、溝切りの準備。いつもチェーン除草機だの竹箒除草機だの自作の除草機をつけているRR5(改)から竹箒除草機を外して、溝切りが出来る舟をつけたのだ。

早めに昼食をとって、お昼前から溝切りにでる。まずは五月の連休に田植えした圃場からだ。

調子よく溝切りをしていたのだが、6枚目の田んぼをしている途中で、ふっとどうも切った溝の脇の稲がずらーっと倒れていることに気がつく。あれれれ?と思って溝切り機の舟をよく観たら、舟が曲がっているではないか。舟というより舟を支えているアームが曲がっている。うーむ。いつこんな無理をかけてしまったのか、まったく思い当たるところがない。二つあるのだが、左側だけなので、何かに当たったのか?うーむ。原因に思い当たることがないのがいささかショック。

仕方がないので溝切りはここまでとして、溝切りした圃場で溝と尻水戸をつなぐ溝をホリで切って落水する。

ホリという農具も昔からある農具だが、今ではこの時にしか使わなくなった。


その後は水持ちの悪い田んぼの畦畔を二枚、丁寧に観てあるいてネズミやモグラの穴を塞いで回る。


でもって日が長いので、最後に小麦あとの圃場で雨で水が溜まっていたので、切ってある溝の掃除をして、水が流れるように按配する。


最近、ビールのアテは畑のいんげん豆である。胡麻和えでいただいている。あ、ゴマもうちの畑でとれたものである。これがうまいんだ。


27日(月)

朝から快晴のいい天気。

エンジン付きの田車で除草。ヒエとコナギが多かったが、クログワイも短いのがすでにでていた。うーむ。

隣の小学校のプールでは水泳の授業らしい。低学年なのかな?準備体操の元気な掛け声やら大はしゃぎの大歓声が聞こえてきている。梅雨の晴れ間の快晴で蒸し暑く気温はぐんぐん上がっている。水泳には絶好の日和だ。水泳には絶好の日和だが、除草作業には暑すぎる。

午後になると急に曇ってきた。

夜には雨。


28日(火)

朝、犬の散歩の時は雨だったが、その後はやんで終日雲り空。

事務仕事など。


庭にハクチョウソウがあって、次々咲いて初夏から晩秋の頃までほとんど一年の半分ぐらいは花が咲いている。ハクチョウソウというのは漢字で白蝶草と書くらしい。たしかに花は白い蝶のように見える。うーん、上下逆の蝶のように見えます。長い雌しべ雄しべも蝶の触角のようにも見えますし。こういう姿になったのは、蝶に来てもらいたかったから?


そうそう事務仕事で、ここ最近、市役所など役所が申請書などのフォーマットをホームページなどにアップしていたりするので、それをダウンロードして申請書をつくり提出できるようになっていることが多いので、ありがたいのだが、それがまあ当然のごとくマイクロソフトワードエクセルで作られたフォーマットなんですな。ま、それはいいんだが、僕はマイクロソフトの製品は「office2004 for Mac」を買ったのを最後に以来使っていない。しばらく使ったが動作が重かったし、高価だったしね。ワードプロセッサエディターをはじめとして無料でいいのがたくさんあったし、egword Universalがまだまだ動くし、表計算AppleのオマケのNumbersがよくできたソフトなので、これで百姓の事務仕事としては充分だった。それで今では「office2004 for Mac」もアンインストールしてある。要するにもう10年ほどワードエクセルもまったく使わずにきたのだが・・・。

ところが、最近のエクセル書類をNumbersで開くと、昔から書式が崩れるのは、まあ、愛嬌のようなもので、あとからフォントやら横幅やらをちょこちょこと手直していたのだが、ここ最近は、セルの罫線がすべて表示されてそのまま印刷されてしまうんだけど・・・。うまく説明できないけど、昔は印刷用に作った罫線だけが表示されていましたが、今ではすべての罫線が薄く表示されて、表示されるだけならまだしもそのまま印刷されてしまうんだなぁ。書式の崩れを直すだけならすぐだけど、罫線を消したり引き直したりするのは、大きな手間ですぜ。どうなっちゃんだ?昔はこんなことなかったのに。仕様変更したのはエクセルの方かNumbersの方か?うーむ。


こんなことでいらぬ労力を使うのはあまりにもったいないので、マイクロソフトの「office365」というのを使ってみることにした。いくらだったかな?月決めで1300円弱で使えるofficeで、最初の一ヶ月間は無料だという。なるほど。ダウンロードしてインストール。10年ぶりのエクセルの画面は意外に変化がないが、あれこれ思い出す。そうか、エクセルは常に全面が表のワークシートだったんだ。ということを思い出す。Numbersは白い画面に表を並べて置いていく、という感じなので混乱したのかもしれない。


これで役所のフォーマットもきちんと表示印刷されました。当たり前だけど(笑)。でもなんだな、データを並べて計算させる一覧表ならともかく、申請書など必要事項を書き込むのがわかりやすいように表が作ってある、罫線を引いてある、というような文書を作るなら、エクセルよりNumbersの方が速く作れそうだなぁ。エクセルで作られた役所のファーマットもよくできてあるけど、苦労してあるのがよくわかります。

たぶん無料期間の一ヶ月間だけ使うコトになると思います。というか、一つは今日、提出したけど、もう一つもすぐに仕上げて提出しなきゃ。


そういえば、荒川弘『百姓貴族』 (ウィングス・コミックス)の1巻と2巻を読了。マンガエッセイというような体裁だが、なかなか評判ですが、おもしろく読めました。荒川弘といえば『鋼の錬金術師』である。”はがれん”である。私にはどこがいいのかわからないマンガというかアニメだったが、長男も次男も”はがれん”のファンでありました。うーむ。そんな荒川弘が絵のタッチもチョロリと変えておもしろおかしく描いている北海道の十勝での酪農を中心とした農業のお話。荒川弘は漫画家めざして上京する前、家の農場を手伝っていたので、あれこれリアルで楽しいです。3巻と4巻も一緒に購入したので、続けて読むつもり。

2016-06-23 ゴマを播いたことと畦畔の草刈りと『王になった男』

王になった男

21日(火) 夏至

昨夜からの雨は朝のうちに上がった。それからは陽射しも出て蒸し暑い一日。やれやれ。


午前中はちょっと事務仕事やら配りものやら。

午後は畦畔の草刈り


チュ・チャンミン監督『王になった男』(2012)をiTunesで観る。初めて観た韓国映画である。映画の舞台は朝鮮の時代の宮中ですな。宮中でいいのかな?。ま、なんだかよくある話で確かにタイトルからして、ストーリーはわかってしまうのだが、それでも僕は楽しめました。主演のイ・ビョンホンがどこか原田泰造に見えてしまって困るのだが。


22日(水)

午前中はナタネの収穫あとを耕起。トラクタの前輪の左右両方ともからわずかだがオイル漏れしていることに気がつく。耕起が終ったら修理してもらうことにする。またすぐ大豆の播種で活躍してもらわねばならないし。

田んぼの耕起と違って、畑の耕起では、ゆっくりやらないと耕起したあとが波形になることがある。田んぼだとあんまり気にならないのだが。それからロータリーを使っての耕起なので、土を後ろへ掻き上げながらの作業になるので、どうしても四隅が高くなりがち。実際、このナタネの圃場も四隅が高くなっている。田んぼなら泥にすれば直しやすいのだが、畑だとなかなか高くなった四隅を直しにくい。ま、そこで今回はロータリーの逆回転をさせてほんの少しだけ土を移動させてみる。ま、これもロータリーの深さの加減など、ちょっと技がいりますね(笑)。でも、少しましになったような気がします。


午後はその耕起したばかりの畑に、平鍬で畝立てして、ゴマを播種しました。ゴマの播種の時期としては半月ほど遅れているのですが、まこれは、あれこれ都合や段取りがあったので仕方ありません。いい天気が続くのなら、耕起したあとしばらく土を乾かせばもう少し雑草の対策や土も軽くなるのかもしれませんが、でも頑張って幅1mちょっとの畝を作って、そこに二列、ゴマを15cmほどの株間で播種。だいたい3粒から4粒播種して、芽が出てきたら、成長に合わせて間引きしていく、とものの本には書いてありますな。ものの本というのは川口由一監修・鏡山悦子著『自然農・栽培の手引き いのちの営み、田畑の営み』(南方新社)です。ま、いつもこの本を参考にさせてもらっています。播種時期が遅れたので、ま、収量等落ちるでしょうが、無農薬・無化学肥料栽培するつもりです。施肥については、米ぬかのボカシ肥料をすこしやってみるつもりなので、無施肥とは言いません。油粕もやってもいいんだけど。って、こうなってくると父や母がすこし作っているゴマと一緒になりますな。父と母も無農薬有機栽培でゴマを毎年のように作っているのですが、畑が違うので、ま、どうなるかというところです。

そういや、あーた、空豆はどうなったの?とお思いの諸兄もあろうかと思いますが、今年は、大不作というか、アブラムシのせい(?)なのかな、花まではけっこう咲いたのですが、そこから茎が黒くなって枯れてしまうものがたくさんでて、なんともツライ状況でした。10mほどの畝を一本立てて栽培したのですが、籠に一杯半ほどの収穫でしたなぁ。やれやれ。ま、家族がおいしいと食べてくれたので、これに勝るものはないのですが、たくさんとれたらお配りしようとと思っていたところもあったので、無念ではあります。

さて、ゴマはうまく収穫できるかな?


その後、畦畔の草刈りにでたら、17時半に激しい雨に見舞われる。あたりは暗くなるし、車はヘッドライトを点けだすし、アスファルト上で雨がしぶきを上げるようになったので、慌てて退散してきました。

しかし、大気の状態は不安定で、大雨だとか、突風だとか竜巻だとか、雷など、あれこれとお昼に点けたテレビでは報じていたが、どうも気象は激しくなっていますな。地球規模で激しくなってきているんだろうけれど、百姓としては、雨も雷も日照りも受け入れなければならないが、なんとか穏やかな天気であってほしい。


23日(木)

昨日の夕方からの雨が朝方まで残っていたが、9時ごろには上がって、お昼前には青空も。

でも朝の二時頃の雨はすこぶる激しく、瓦をたたく音で目が覚めました。もっとも時間だけ確認して、三秒後にはまた寝てしまったのですが。


午前中はなんだか雨ですっかり田んぼにでる気力をなくしていて、事務仕事をするふりをしながら本を読んだり。えーっと荒川弘『百姓貴族1』というマンガエッセイなんですが。笑えます。

午後は草刈りにでる。日没まで草刈りしたが、午後は風が出て、夏の夕風という風情で、気持ちよく、どんどんと畦畔の草を刈りました。遮二無二刈る。一心不乱に刈る。無我夢中で刈る。鬼神の如く刈る。というのはなかなか難しく、煩悩の徒である私は、あれこれ国際情勢から、日本の政治や経済について、TPPと日本の未来、さらに、以前は落語ケイタムのスーパーセブンの動画ばかりを薦めてきたのに、最近になってなぜ急にYouTubeは僕にちょっとエロがかった動画を薦めてくるようになったのか、考えつつ草刈りをしていたのでした。うーむ。


参議院の選挙公示されました。一週間ほども前に「日本農業新聞」に載っていたラジオパーソナリティ吉田照美氏のインタビュー記事。氏のラジオ番組は聞いたコトがないのだが、話としてはよくわかるような気がする。

zuotengzuoteng 2016/06/24 00:18 吉田照美氏のこの記事に関する限り、ほぼ百パーセント同意したいです。

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/06/24 15:23 zuoteng先生、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も同じように感じていました。格差が広がって、今でももう暮らしにくいと感じているのですが、さらに格差を助長するような政策をすすめられてはたまりません。
それから与党の政策もどうかと思うが、野党もいかにも頼りなさそうで信頼できないから最後は人を見て判断します、みたいなことが、新聞の有権者インタビューにあったのですが、まあ、わからないでもないのですが、この「人を見て」というのも、党議拘束で睨まれ縛られている中で、どうなのか、という気がしています。
畦畔の草、それから無農薬の田んぼの雑草に追われている毎日です。

2016-06-20 杏とエンジン付きの田車で除草とゲンジボタル

19日(日)

午後は雨。

この春に買って、活躍してくれた発芽機の後始末をする。分解したり、水洗いしたり、干したり。

無農薬の田んぼの雑草がけっこう伸びてきているので、チェーン除草機や竹箒除草機では間に合わないと思うので、エンジン付き田車除草機を組み立てる。どうも雨なので、田車をかけるのは、明日になりそうだ。


20日(月)

晴れる。暑い!

午前中はエンジン付き田車で、無農薬の小さい田んぼ二枚を除草する。一枚はコナギが、もう一枚はクログワイがたくさん生えてきていた。もちろん全部はとれないが、深水にしておいたので、たくさん浮いてきている。

時間をかけて苗の際まで田車がいくようにセットしたのだが、そうすると反対側に大きめの隙間が出来てしまうので、そこはもう一度田車をかけないといけないので、時間がかかりました。でもわりときれいになったので、うれしい。

今日も暑いので帽子の下に手ぬぐいをたらして日よけにしたのだが、手ぬぐいの柄があって、先日はピーター・オトゥール風だったのだが、今日はアラファト風である。

ゆっくりお昼は休んで、午後は畦畔の草刈り

草刈りをしていたら水路脇でゲンジボタルを見つける。わりと大きな個体だ。昼間に、光っていない螢を見つけるなんて、あーた、そうそうできることではありませんぜ。大きな、上玉の螢ですぜ、旦那ぁ。と言いたくなる気分だ。5月末頃にもう螢は飛んでいるけれど、今年は数が少ない、というような話を聞いていたのだが・・・。そうしたら昨日、となりのお百姓が、ほら、ホニャララの田んぼの水路で、昨日、螢がたくさん飛んでいて、ちょうど孫が来ていたので、いっしょに螢観にいってきたんよ。と聞いたばかり。どうも今年の螢は発生が遅かったのかもしれませんね。なにかの事情で。ま、螢には螢の事情がありますわな。


夜は奥さんがカレーを食べに行こうと言うので、家族でカレーを食べにでる。インドネパール系のカレー屋さん。何だっけ、鶏肉と茄子カレーを注文する。ナンですくって食べました。僕は五段階ある辛さのうち真ん中の辛口(hot)にしたけれど、まだ辛くてもいけそうなので、今度はワンランク上げて、大辛(very hot)でもいいかも。

ビールを頼んだらパパドが出てきた。豆のせんべいなのだが、これがあっさり味でクセになるうまさ。


2016-06-18 草刈りの日々とアラビアのロレンス風にタオルを垂らすこと

17日(金)

雨上がりの朝。

午前中は事務仕事をして、あれこれ配布する。

午後は畦畔の草刈り。大汗をかく。


あちこちでイチローの日米通算4257安打についての記事を読む。

僕は数日前から注目していたのだが、うーむ、9回にギリギリ回ってきたところで記録更新とは。

イチロー自信が「記録にケチがつくことはわかっていたので・・・。」などと話していたけど、ケチをつけているのは、ピート・ローズ以外にどれぐらいいるんだろう。アメリカメジャーリーグと日本のプロ野球とレベル云々の話をしたいのはわかるが、イチローが最初からメジャーリーグで打っていれば、今ごろ4500安打くらい軽く超していると思います。だいたい今の42歳のイチローの走り方を見れば、まだまだいけそうな気がします。

オリックスに入ったころ、イチロー試合前にバットをネットに刺して干してたんですよ。反発力を上げるために乾かしていたわけですが、プロ野球ニュースで初めてあれを観たときにはびっくりしたなぁ。


18日(土)

今日は朝から晴れてきて、午後にはなかなか猛烈な暑さとなりました。30度超えたのかな?このあたりでは超えてないのかな?

そんな中、小麦種を庭に広げて干したり(午後、父と母が充分乾いたので唐箕にかけてくれたようです。)、畦畔や田んぼ道の法面草刈りをする。

いつもはキャップをかぶって作業しているのだが、今日は麦わら帽子を出してきたり、タオルを頭から垂らしたりした。陽射しが強く暑いときにはよくやるのだが、タオルを頭から垂らすと、気分はピーター・オトゥールである。ロレンスである。暑さの中の作業なので、頭の中もグロッキー&ボヤッキー状態なのである。

2016-06-16 小麦の刈り取りとロールキャベツと『ミッドナイト・イン・パリ』と「

ウッディ・アレン監督『ミッドナイト・

14日(火)

朝、犬と一緒に外をあるいてみると、よく晴れていてしかも少し風があり、これはこれは、小麦の刈り取りにはいいかも、と犬の散歩のあとさっそく小麦刈り取りの準備。コンバインを出してきたり、軽トラックに小麦運搬用のネットを積んだり。


というわけで今日は終日、小麦の刈り取り。刈り取った小麦は農協の乾燥施設へ運び入れます。

一番出来のよくない圃場から刈り取りをしたのだが、雑草が多く、小麦の穂は少なく、なかなかコンバインに小麦が溜まってこないし、コンバインのスピードを上げると雑草コンバインが詰まったりして、のろのろ運転。少し出来の良い圃場に移って少しづつスピードアップできるようになってきました。


15日(水)

今日も終日、小麦の刈り取り。

えーっと夏至は今年は6月の21日とのことですが、もう一週間ばかりというところ。日は長いので遅くまで仕事が出来る。今日みたいに天気がいいと仕事ができてありがたいのだが、仕事が出来る分、疲れますな。

いささかヘロヘロヨレヨレカラカラになって家に帰ってきたら、長女がファッション雑誌なんかを眺めながら音楽を聞いていた。

「あーた、ずいぶんお気楽なご様子ですな。」と言うと、「なによ。」というので、「こっちはヨレヨレの疲労困ぱいで帰って来たので、一言、イヤミを申し上げたんですけど。ヨレヨレのグロッキーよ。グロッキー&ボヤッキー」「お父さん、今どき、グロッキーって、死語やと思うで」などと。

夕食の時、長女がロールキャベツを出してくれた。これがなかなかうまいロールキャベツだったので、「これ、あーたが作ってくれたン?既製品でなくて?」「ひひひひひ。でも、このスープは私が作ったンやけど」「ほんまにか?既製品でなくて?」「ひひひひひ。知らんでぇ。」などと言っている。冷凍食品のロールキャベツもすすんでいますなぁ(笑)。


16日(木)

お昼前から雨の天気予報だが、昨日、遅くまで頑張ったので、あとは小さい圃場が三枚だけなので、雨が降りだす前になんとか刈り取れるかも、と朝の八時前から小麦の刈り取りをする。

ま。最後はパラパラと降りだしたのだが、本降りになる前になんとか小麦の刈り取りを終えることが出来た。ありがたい。

なんとか今年の小麦の刈りとも終了!

雨が降ってきたので、バタバタとしたが来年用の種を残して出荷。


ウッディ・アレン監督『ミッドナイト・イン・パリ』(2012)を観る。ばかばかしい映画といえばばかばかしいのだが、1920年代のパリである。というかパリが主役の映画ではある。おもしろかったです。フィッツジェラルドピカソやダリ、コール・ポーターヘミングウェイマン・レイルイス・ブニュエルが登場します。

映画の中で、ペダンティック(pedantic) 知識人ぶる男、というのが出てきて、なんだか知らないが笑ってしまった。エ?ナンデカッテ?知識人ニアコガレル男ナラマダシモ、知識人ブル男ハ、ジツニ滑稽ダカラデス。昨今丿世丿中ノコトモ、我ガ身ノコトモ,ジツニ知識人ブロウトシテイルカトイウコトヲ思フトキ、笑ヘマス。

パリ、とくに1920年代のパリに興味がおありならオススメの映画です。ま、最初に断っておきますがばかばかしい映画ですが(笑)。でもウッディ・アレンの映画って、よくばかばかしいのがありますよね。ってまあ、映画ってそういうものかもしれないし、人生もそういうものかもしれないのですが。などと書いてみる。


柳家さん喬井戸の茶碗」と「文七元結」いいねぇ。さん喬がうまいのは聞いてもいたけど、いいなぁ。これまで「文七元結」は志ん朝のが最高だと思ってきたけれど、なんと、さん喬がいたか。

「出したもの、今さら引っ込めるわけにはいかねぇンだよ!」この痩せ我慢に、泣けるねぇ!

「た」「た」 2016/06/29 05:47 さん喬さんの落語を見に行ったことがあります。
はじめて、落語で泣きました。

2016-06-13 畦畔の草刈りと平田オリザ『下り坂をそろそろと下る 』と鶴光の話

tsujii_hiroaki2016-06-13

12日(日)

午前中は農事組合でポンプ小屋や池などの草刈り。二時間ほど。

その後、畦畔の草刈り

午後も畦畔の草刈り

夜は寄り合い。


13日(月)

昨夜から雨。お昼前まで降る。ただまあ、風もなく静かな雨。小雨。


午前中は事務仕事をしたり、証明書をもらいに行ったり。

それから精米など。


午後は畦畔の草刈り

そういえば、平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書)を読了。一時間半ほどで読んだので、わりと速読(笑)。2012年に出た新書なのでもう4年になろうとしているのだが、でっかい、もはや帯とは言えないような帯がついていて、ロングセラー10万部!と書いてある。平田オリザって、劇作家で、名前は聞いたコトある人だったが、こんな人だったのか、知らなかったぜ、というのが第一の感想です。

世の中、人と人、なかなかわかりあえませんな。マコトニセンエツナガラ、ソウリダイジンニオヨミイタダキタイトオモイマシタ。


平田オリザ『下り坂をそろそろと下る 』(講談社現代新書)も読了。じつはこれはずいぶん前に読了したので、もうなにが書いてあったのか、忘れてしまっているのだが(笑)、たいへんおもしろく読んだことだけははっきりと覚えています。えー、いや、枕頭本として、寝る前に少しづつ読んでいたのですが。これまた、でっかい、もはや帯とは言えないような帯がついていて、あたらしい「この国のかたち」 私たち日本人のあり方を考察した日本人論と書いてありますな。『この国のかたち』と言えば司馬遼太郎ですが、これまた読んでおもしろかったことは覚えていますが、なにが書いてあったのかは、うーむ(笑)。ええ、でもこの新書にも司馬遼太郎のことは何度か触れられていたように思います。政治家は「成長戦略」などと言いますが、いつまでも成長し続けるなんてことは、無理な話だということは、世の中のこと、生き物のこと、自然界のこと、ちょっと見回してみれば、なんとなくわかることです。諸行は無常ですし。

今、思い出すために、序章を読み直してみたのですが、なんだな、この序章にはこの本のすべてが書かれているような気がしてきた(笑)。序章の中に「三つの寂しさと向き合う」という文章があります。金子光晴の「寂しさの歌」の一節を引用した文章です。(えー、僕は金子光晴は大好きな詩人なので、平田オリザ金子光晴の詩を引用しているというだけで、平田オリザを信用してしまいたい気分になってしまうのであります。えー、「寂しさの歌」は間違いのない本物の詩です。)

三つの寂しさとは、一つ目のは、日本はもはや工業立国ではないということ。二つ目は、もはやこの国は、成長はせず、長い後退戦を戦っていかなければならないのだということ。そして三つ目の最後は、日本という国は、もはやアジア唯一の先進国ではないということ。三つの寂しさかぁ、うまいことを言うなぁ。三つの「もはや」でもありますな。

日本の百姓は、この三つの寂しさと無縁のように思われるかもしれませんが、戦後ずっとコロコロと変わる農政に振り回されてきた百姓は、寂しさを胸に秘めて今日も畦畔の草を刈ってきたのです。もちろん何も言わずに。目の前にある美しい田んぼの景色と生き物を見つめるばかりの風情で。金子光晴のような気分で。 


笑福亭鶴光さんへのインタビュー、おもしろいです。鶴光の声もなんだか久しぶりに聞いたような気がする。「ええか、ええか、ええのんか?」とよう流行りましたな(笑)。あの番組はなんだったのか?オールナイトニッポンヤングタウン?ま、僕はあまりラジオでは聞かなかったンだけど。「ミッドナイトストーリー」とか新書とかになってましたな。

米朝から入って松鶴で終る」(笑)。なるほど、これもなんとなくわかる気がしますな。

2016-06-11 ナタネの刈り取りと畦畔の草刈り

『ゼロ・グラビティ』

9日(木)

雨が降る。雷も鳴るかも・・・。などと言われていた天気予報だったが、雨は10分ほどしょぼしょぼしただけ。困るんだなぁ、こういう予報だと(笑)。田んぼの水管理の都合があるので。ま、いいんだけど。


朝、最初は畦畔の草刈り

それから昨日の続きで竹箒除草機を使った無農薬有機栽培の圃場の除草作業。竹箒除草機は昨日の改良でなかなかしっかり仕事をしてくれているような気になっているのだが、やはり田面に対して圧をかける改良をしたので、無理な力がかかったんだろうな、7枚目の田んぼで木ねじが4本飛んでしまって壊れる。田面に対して圧がかからなくなってしまう。昨日から気にはなっていたところだったのだが・・・。たぶん木ねじではなくて、ボルトでしっかり固定しなくはいけないような気がしていたのです。うーむ。

ま、竹箒除草機も改良は続くというわけですな。


午後は昨日、一昨日といくつかから引き落としができませんぜ、手続きが滞ってますぜ、と通知が届いている。仕方がないので、スイスの銀行から農協の引き落とし用の通帳へ100万ドルばかりお金を移してもらう。


その後は畦畔の草刈りの続き。

草刈り中にふっと足下に見覚えのある黒いスポンジが落ちてきた。あれ?とおもって拾い上げて、刈払機をみると、エアクリーナーのカバーが外れていてすでにない。黒いスポンジはエアクリーナーのスポンジなのだ。なぜ見覚えがあるかというと、午前中に刈払機のエンジンの吹き上がりがあまり良くない気がして、エアクリーナーを分解してみたら、スポンジが油でギトギトになっていたので、(たぶん混合油の排気ガスの影響だと思います。)石鹸できれいに洗浄して乾かして、またセットし直したからだ。どうもカバーの取り付け固定のネジの締まりが充分でなかったようで、エンジンの振動でゆるんで落ちてしまったようだ。すぐに探したが、どこで落ちたかもわからず、あたりは伸び放題の草を刈ったあとだから見つかるはずもない。やれやれ。


10日(金)

朝、少し作業所の整理。

その後、ナタネの刈り取り・収穫。農協の汎用コンバインを借りる。バリバリと刈り取って、粉砕していくと鞘からナタネが転がり出てくるので、それを袋に集める。残った鞘や茎はカットして後ろからばらまく、という仕事をしてくれます。袋に集められた真っ黒く小さなナタネは、家に持って帰って、古い薄縁(うすべり)の上に広げて乾燥させます。今日はここまで、後日、また天気の良い日に、唐箕(とうみ)で、ゴミを吹き飛ばしてきれいに選別して保管します。


午後は畦畔の草刈り。水田の除草機「かるがもん」をつけていた刈払機を草刈り用にセットし直して草刈りです。いつものU字のアームのないタイプなので、慣れなくて刈りにくい。腰への負担はないが、腕と肩に・・・。


夜、テレビでやっていたアルフォンソ・キュアロン監督『ゼロ・グラビティ』(2013)を観る。途中で寝てしまうかもと思っていたけど、最初からぐんぐん引き込まれて楽しめました。サンドラ・ブロック、落ち着いたいい女優さんになってますなぁ。1964年生まれらしいので、現在51歳。初めて観たのは『スピード』だったと思うが、あのときが30歳か。で、『ゼロ・グラビティ』のときが49歳ということになりますな。


11日(土)

終日、畦畔の草刈り

昨日今日とはすこし風があったけれども、気温がぐんぐん上がって、ちょっと動くと大汗をかくことになる。

zuotengzuoteng 2016/06/12 10:42 除草作業お疲れ様です。昨日今日のフリーハンド・ドローイング、iPhone写真よりかえってパース感が出ていて、なかなかいいですね。

tsujii_hiroakitsujii_hiroaki 2016/06/12 17:39 zuoteng先生、こんにちは。コメントありがとうございます。
私の落書きも先生にフリーハンド・ドローイングと言ってもらえると、とたんになにか格調高いものに錯覚させられてしまいます(笑)。ありがとうございます。

2016-06-08 畦畔の草刈りと竹箒除草

午前中は畦畔の草刈り。陽射しがでてどんどん気温が上がってきた。

午後はチェーン除草をするつもりだったのだが、前回、チェーン除草機が重いのが気になって、久しぶりに竹箒除草機を試してみることにした。去年だったか竹箒を分解し、自作して一度使ってみたのだが、どうも効果が薄いような気がして、一度しか使っていなかったのだ。あれこれ考えてみると、竹箒なので軽いわけで、その分きちんと田面に対して圧をかけてやらないといけなかったのではないか、と思い至ったのです。ポイントは竹箒除草機をどう取り付けるかですな。で、試行錯誤をしつつ、なんとか圧をかけられるようになった。むふふふ。しかもわりと簡単な仕組みでできた。ああ、こんなことなら農機の技術開発者になればよかったかも(笑)。

ま、ここまででそこそこ時間がかかったので、小さな田んぼ5枚を除草する。うーむ。効率を上げようと、竹箒除草機も幅が3m60cm以上あるので、このままでは一般公道はとても走れないので、いちいち外して移動しなくてはならない。このあたりが課題だが、軽いので、ま、手で持って運べるのだが・・・。


この春は、なんだか仕事に余裕がなかったのか、農作業の写真があまり撮れていない。それはiPhone6sにしたら、いままでとサイズが違うので、iPhone三脚に固定するホルダーが使えなくなってしまったからだ。いつも注文しなければ、とは思うのだが。

というわけで、竹箒除草の様子とトラクタで「尻踏み」したあと馬鍬で手直ししているところを描いてみた。iPhoneで撮った写真をみながら、鉛筆で下書きしたりして描くわけでないので、すこぶるスピーディ(笑)。

2016-06-07 今年の田植え終了しました。うれしい!

『ラブ・アゲイン』(2011)

4日(土)

今日は昨日植えた無農薬有機栽培の「コシヒカリ」に米ぬかのぼかし肥料をやろうと考えていたのだが、朝、田んぼを観てみたら思いのほか水が深いし、夜は雨になるという予報でもあるので、明日の雨が上がってからに変更する。


で、その後はずっと麦の畦畔の草刈り。疲れる。


僕が草刈りをしている間に、苗代じまいで、苗代をつくっていた圃場を父が「こなし」てくれていたので、夕方、「尻踏み」をする。

これで、明後日には田植えをして、今年の田植えもすべて終了、となる予定。


5日(日)

田植えをはじめたのが、今年は5月5日だから、一ヶ月になるということだ。いやはや。

朝のうち地域の総出の草刈り。雨が降っていたが、一時間ほどで終る。久しぶりにカッパを着て草刈りをすることになった。

でその後続いて麦の畦畔の草刈りにでる。


午後は有機栽培の「コシヒカリ」の小さい田んぼ二枚に米ぬかのボカシをまく。ボカシというのは要するに発酵させたもの。春からすこしづつボカシ肥料をつくってきたのです。窒素分は少ないですが、ま、微生物の活動は盛んになるんじゃないかな、と思っているんですけど。さてさて。

夕方から朝の総出の直会、というか懇親会。なんだか長っ尻になってしまった。やれやれ。


6日(月)

目が覚めたらすでに咽喉が渇いている。二日酔い?(笑)

午前中は苗代じまいの最後の田植え。これで今年の田植えもすべて終了。ありがたく、うれしい。

で、田植え機を高圧洗浄機で丁寧に洗う。

午後はこの春の農作業で活躍したトラクタとドライブハローとロータリーを高圧洗浄機で丁寧に洗う。田植え機もトラクタも春は泥の中で作業しているので、あちこち(特に車輪まわり)に泥が乾いて固まっているので、なかなか水洗いも大変です(笑)。

夕方、昨日の続きで米ぬかのボカシをまく。


7日(火)

種取り用のナタネを刈り取ろうと汎用コンバイン農協に借りられるようにしておいたのだが、コンバインが届いたところで雨が降りだして、刈り取りは金曜日に延期することにした。うーむ。

雨は降ったりやんだり、そんな強い雨ではないのだが・・・。


午前中にiTunes三島有紀子監督『繕い裁つ人』(2014)観る。映像は美しかったけど、映画としてはどうなんだろう。うーむ。中谷美紀はいつも同じトーンの演技ですな。

僕の母は学歴らしい学歴はなにもないのだが、当時としては珍しかったであろう洋裁学校を出ている。僕が小学校に入るまでの衣服は母の縫ったものでしたし、よく縫い物の内職もやっていた。洋裁学校の卒業製作は男物のスーツだったらしいし、内職でつくった服が長浜の御坊さんの前の洋品店に並んでいたので、それなりの技術はあったのだろう。でも、僕が小さいころの数枚残っている白黒写真を観ると思い出すのだが、ズボンとか、どちらが前なのか後ろなのかわからないようなデザインなんだなぁ(笑)。僕が前後を逆に履いているのではなくて、もともと前後ろのないデザインではなかったかと思う。まあ、今となると、田んぼ仕事の合間に足踏みのミシンでぱぱっと縫い上げたものばかりなのだろうと思いいたすことができるのだが。


午後は続いてグレン・フィカーラジョン・レクア監督『ラブ・アゲイン』(2011)をiTunesで観る。いわゆるラブコメ映画でしょうか。でも思いのほか楽しめました。俳優さんたちはどこかで観た人たちのような気がするのだが、よく思い出せない。ただデイヴィッド・リンハーゲン役は昔観た『フットルース』の ケヴィン・ベーコンなのはすぐわかりました(笑)。ごちゃごちゃした映画のような気はしますが、ライアン・ゴズリングの教えをもっと早く知っておくべきでした(笑)。ラブコメはみんなそのファッションも気になるようにつくられていますわな。だいたい僕もすぐに散髪しにいきたくなったし、ヒゲのカットもしたくなったし、もう何年もスーツも革靴も買っていないのだが、今の僕のサイズにぴったりした新しいのがほしくなりました。それからこれはまた別の理由ですが、ケイタムのスーパーセブンも(笑)。

あ、そうそう、革靴で思い出したけど、いつも履いている長靴の底がすり減ったので、新しい長靴を買いました。いつもの黄色い長靴がどういうわけか、ネットのお店で売り切れだったので、別のオレンジの長靴を注文したのが届きました。えーっとグレープフルーツには、ホワイトとルビーとありますが、ルビーの色です(笑)。

あとはもみ上げあたりの白髪をなんとかしたいな。って染めるんじゃなくて、目立たないように短くカットですな。

2016-06-03 田植えも終盤、無農薬有機栽培「コシヒカリ」の田植えなど

うーむ。バタバタでなかなか更新ができませんでした。そんなこんなで一気に、呵成に書きますぜ。


30日(月)

夜のうちに雨。目が覚めたときにはやんでいた。曇りの一日。

朝のうちに市役所へ行き、書類にサインしてもらい、地域の「人・農地プラン」の更新の相談など。その後歯医者。虫歯です。やれやれ。

午後から田植えの予定だったのですが、まだすこし水が多すぎる気もするので、先に無農薬有機栽培の「みどり豊」の圃場のチェーン除草。

で、田植え。ふう。


31日(火) 曇り後晴れ

終日、田植え。無農薬コシヒカリ」など。

これで、大きい田んぼの田植えは終わりだ。ふう。

五月が終った。ふう。でも旧暦ではまだ卯月の二十五日。月齢は24.3。最接近の火星、スーパーマーズを観るにはいいわけですな。なるほど。


1日(水) 晴れたが,風が強い。

今日から六月。

無農薬有機栽培のコシヒカリの圃場の「尻踏み」。小さい田んぼを三枚。

午後は麦の圃場の畦畔の草刈り。伸び放題だぁ。ふう。

麦がだいぶ色んできているのだが、今年は凍霜害の影響で、穂の登熟が揃っていないなぁ。やれやれ。


2日(木) 晴れたが、風が強い。

午前中は麦の圃場の畦畔の草刈り。伸び邦題だぁ。ふう。

午後は「尻踏み」を二枚。

それからまた麦の圃場の畦畔の草刈り。伸び放題だぁ。ふう。

まだ観ていなかったスーパーマーズをやっと観る。赤く大きく明るかった。なるほど。


3日(金)

晴れ。風、ほとんど吹かず。

午前中は麦の圃場の畦畔の草刈りなど。伸び放題だぁ。ふう。

午後は無農薬有機栽培のコシヒカリの田植え。これで残すは苗代だけになる。「苗代じまい」である。ふう。


一気呵成に書こうとすると、思い出せないことばかり。農作業は一応日誌をつけているので、わかるのだが。今回盛んに出てくる「ふう。」は、ふうふうと青色吐息、じゃなくて青息吐息描写です。桃色吐息ならいいのだが、って、いいのか?うーむ。『桃色吐息』はいささか古いけど(笑)。

そのうちまた思い出すこともあるだろう、と書いてはみたものの、たぶん仕事を終えて、ビールを飲んで、ご飯を食べて、風呂入って、寝る、ということだったのだろう。


あ、一つ思い出した。水持ちの悪い田んぼが今年も何枚かあって、ネズミやモグラが畦畔に穴をあけたんじゃないかと何度も畦畔を歩いて、水漏れの穴を探してみたりする。見つけると屈んで近くの草を穴に奥深く突っ込み、それから泥で穴を埋めて封をする。オタマジャクシやカエルやゲンゴロウやなんだかわからない小さな幼魚を間近に見たりするし、たいてい朝早いうちか夕暮れなので、田の水に朝陽や夕陽が照り返してきたりするのだが、僕はこの作業をしているといつも滑稽味を感じる。いい大人が細い畦畔の上をふらふらよろよろと歩いたり屈んだりしてネズミやモグラの穴を探すというのが、なんとも21世紀にそぐわないような、妙に古風な仕事に思えるからだ。世の中は21st centuryなのに。

僕が小学生の頃に思い描いていた21世紀はこんな世の中ではなかったのだが(笑)。まして自分が田んぼの畦畔に屈みこんでモグラやネズミの穴を探して屈みこむような大人になるとは思ってもみなかった(笑)。それはそうとして、となんの脈略がなさそうに書いてしまうが、人間の幸福感というのは微妙で、繊細なものなんだなぁ。ふう。