現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

6月が終わって7月がはじまった

ミサキラヂオ

29日(月)
梅雨に晴れ間。
畦畔の草刈りなど。


夜は寄り合い。
会議はやはり、一番疲れる(笑)。


中日新聞の学童作品展。今週はなんだか田んぼ関係の字が多いような。相変わらず小林巧先生のコメントがいい。子供たちのいいところをきちんて見てあげる、というのが、指導者の最も大切なことだとつくづく思わせられます。親もまたしかり、ということなんでしょうね。





30日(火) 六月尽 旧暦五月十五日 月齢13.5
一年の半分が終わりました。いやはや。時の流れの速いこと。という感想も年をとった証拠でしょうね。


畦畔の草刈りなど。


瀬川深『ミサキラヂオ』(早川書房)読了。いったい何日かかったのか?いいけど、楽しめました。うーん、おもしろかったなぁ。春夏秋冬と各章に別れているのだが、最後の冬は、最初、あれ?と思ったのだが、最後のところで、ぐっと盛り上がりました。農業青年が端役で登場するんですが、いい味出してますなぁ。舞台は2050年頃。21世紀の中頃です。
瀬川深の文章は初めて読むので、最初、少し面食らいました。段落というか、改行というか、こんがらがっているように思ったのですが、実はそんなにこんがらがっていなくて、充分によくわかります。
それがまた、この小説のおもしろさに味を加えていますね。
瀬川深の小説は、もちろん語り尽くされたテーマだと思うし、新しい発見があるわけではないような気がするのだが、楽しめました。


夜、久しぶりにウイスキーを飲んだら、ずいぶん酔ったような気がする。ま、たまには。


1日(水)
朝から雨。というか昨日の夕方から雨なのだが。うーむ。
けっこう降りましたね。


2日(木)
いろいろあったが、とりあえず、終日、溝切り。あ、水路の藻上げも少しする。で、藻をあげていたら、藻と一緒にサワガニが次から次へと上がってくる。小さいのもたくさいんいて、この春にでも生まれたやつなのかな?これだけたくさんいると田んぼにもあがってくるわな。



3日(金)
朝から妙に蒸し暑い。
午前中はお米のの精米など。
午後は溝切りと畦畔の草刈り。
あ、それから市役所に寄って獣害対策の支援事業について相談。どうやらイノシシが一頭、草野川の堤防を行ったり来たりしつつ、近所の畑などを荒らしているらしいのだ。毎日、動き回っている様子が監視カメラに写っているのだそうだ・・・。思ってもいないところに監視カメラがあるご時世なのだな。イノシシ君、あーたの動きは監視されてますぜ。あーたの動きはすっかりお見通し。そのうち近寄れないように電気柵が畑に巡らされるかも。悪いことはいわない。イノシシ君、山へ帰りたまえ。あーたの動きは監視されてますぜ。あーたの動きはすっかりお見通し。いやはや。


そんなこんなで、今日は歯医者さんにいくのを忘れてしまっていた。やれやれ。