現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植えはつづく


6日(金) 
一昨日は晴れの予報だったと思う。昨日は15時から雨の予報に変わった。今朝には13時から雨の予報に変わっている。やれやれ。予定が狂ってきますがな。
そんなこんなで、これはイカン、というわけで、田植え準備もテキバキとやって早めに田植えスタート。
田植え機のアクセルもフルスロットル!と言いたいところだが、何ごとも度胸のない私は、フルスロットルで田植え機を走らせることができず、いつも八分目くらいのスピードにしているのだが、今日は午後の雨という予報で、九分まで踏み込んでみたぜ。(笑)
「フルスロットル」という言葉を使うたびに、頭の中ではなぜか『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(2003)のことを思い出してしまうのだった。2004年の第24回ゴールデンラズベリー賞にて最低続編賞を受賞したらしいが、僕はなかなか好き。もうどんなストーリーだったかも覚えていないが、うーむ。
そんなこんなで田植えをしていたら、お昼前からポツポツと降ってきてお昼には本格的な降りよう。風よけのヤッケは着ていたが、ぐっしょりと濡れてしまう。ま、でも一枚植え終わることなく中途半端な状態で田植えは終れない。稲刈りと違って雨だからといって植えられないわけでもない。ただ肥料が濡れると田植え機の施肥機の中でつまってしまうので、そこだけ注意が必要だ。ま、そんなこんなで植えきる。本当はもう一枚予定していたが、ま、これくらいはいいだろう。


午後は雨になったので、田んぼには出ず、予約しておいた新茶を買いに出る。本当はもっと早くもらいに行くはずだったのだが、あれこれバタバタしてお茶屋さんにも行けなかった。今年は五月の一日が八十八夜だったんですね。そうそうこれも書き忘れていたけど、五日の「こどもの日」は立夏でもあったんですな。暦の上ではもう夏です。


7日(土) 旧暦では四月一日新月ですな。月は出ません。
朝、目が覚めるとすでに雨は上がっていた。ありがたい。
午前中は田植え。これで「コシヒカリ」の第一弾は終了。ほんとは続いて「秋の詩」の田植えにすすもうかと思ったけれど、昨日の雨で田植え予定の田んぼの水が深くなっているし、苗代に軽トラで入るとまたスタックしそうな気がするので、一日延期することにする。
午後は「こなし」に出て、精米をして、畦畔ブロックの裏の草取りをして、明日の田植えの準備をする。
夜は寄り合い。今年もニゴロブナの稚魚を田んぼに放流することになりました。


「鷺とり」は枝雀さんのが最高だと思うけれども、今回は桂吉朝さんの「鷺とり」。