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現代田んぼ生活 辻井農園 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2017-12-26 今日のブログにはたまたまだけど、たくさん作家の名前が出てくる。

終日、雨が降ったり止んだり。暗くなってからは雨に雪が混じりはじめる。


そんなこんなで、今日はアッシー君になった一日。

朝、部活にいく娘を学校へ送り。その後、歯科医にいく次男を送り。一時間後に次男を歯科医に迎えに行き、続いて次女を迎えにいく。で遅い昼食をとっていたら、次女が学校の鍵を返し忘れたというので、また学校まで送迎して鍵を返却。さらに次男を美容院へ送る。一時間半後に迎えに行ったら、パーマネントウェーブをかけたナウでヤングな次男が立っていた。夜に冬休み塾へいくことになった次女を送っていき、そのまま寄り合いへ。それからまた次女を迎えにいく。帰りは雪の舞う中の運転。途中コンビニビールを買い、帰ったらすぐに風呂に入りビールを飲む。やれやれ。ビールはうまいことでありました。


昨日のブログで書いた『キングスマン』の中にこんなセリフがある。

「人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない。学んで紳士になるのだ。」「何を学ぶ?」「まずは正しい礼儀を学ぶんだ。次に正しいマティーニの作り方。」「わかったよ。」「大事なのは自信が持てるかだ。ヘミングウェイは言った“他人より優れた者ではなく、過去の自身より優れた者が気高い”と。」

ええ、字幕にこんな風に出るんですけど。こういうの好きなんです。ヘミングウェイはどの作品の中で、こんなことを書いているのかな?


今日は藤沢周平の誕生日であります。という情報を今朝の日本農業新聞で得たのだが、朝から頭の中ではスティービーワンダーの♪ハッピーバースデイが静かに鳴っている。それから一昨日だったか時代小説作家の葉室麟さんが亡くなったというニュースが飛び込んできてびっくりする。いくつも文庫本で楽しませていただきました。


そういえば橋本治『これで古典がよくわかる』(ちくま文庫)を読了。読みはじめて、あれ?一度読んだことがある?と思いだし、本棚をみたら同じちくま文庫の本がありました(笑)。ま、でもそのまま最後まで読了。まあ、これを読んだからといって古典がよくわかるという内容ではない気がします。日本語の文章の歴史や和漢混淆文のことなどにも触れられていますが、ざっくり要約すると古典の作品を読みなさい、体をつかいなさい、暗唱しなさい、慣れなさい、ということになるのではないか(笑)。どういうわけか僕は橋本治高橋源一郎をなんとなく対比するような思考回路があります。書かれる小説のテイストはまったく違いますが、・・・。ちなみに橋本治は69歳、高橋源一郎は66歳、あと五日で67歳だそうです。うーむ。


ひょんなことから(って言ってもFacebookのお友達に教えてもらったのだが)、開高健の『玉、砕ける』がネット上に上がっているのを知る。短編なので久しぶりに読んでみた。うーむ。やっぱりいい。スバラシイ。どうだろう、この磨きぬかれて、品のある文体は。『ロマネ・コンティ・一九三五年  六つの短篇小説』(文藝春秋)は、まあ、誰にでもオススメしたくなるような名品ぞろいの短編集ですけど、この中に『玉、砕ける』も収められています。「馬馬虎虎(マーマーフーフー)」のことや老舎の逸話はエッセイでも何度となく登場します。ここがはじまりだったんですね。

この本は1980年に出版されていますが、このあたりから、まともに小説が書けなくなってしまって開高は苦しみます。で、釣竿をもって世界を旅するようになりエッセイやノンフィクションばかりを書くようになります。確かにその後出た『耳の物語』も『花終わる闇』も、どちらも、ま、も一つなんですが。ただ1990年の『珠玉』(文藝春秋)は、とてもスバラシイです。