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現代田んぼ生活 辻井農園 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2018-01-14 大豆の選別と井上章一『京都ぎらい』と雪と部屋の整理のあれこれ。

井上章一『京都ぎらい』(朝日新書)

11日(木)

午後、お米の精米など。


12日(金)

終日、大豆の選別。うちの場合、大豆の収穫や選別、出荷の作業が、米ほどシステム化されていないというか、手作業で出し入れをしなくてはならないので、今日も一日、箕で大豆を何杯移動させたことか、けっこう疲れました。ウエイトリフテング用の腰ベルトでがっちり腰と腹筋を固めて作業。

でもこれでもう一度出荷すれば、大豆の作業も終えられる。夏に播種するタネにする大豆を残さなくてはならないのだが、品質が悪いので、なんとも困る。

雪の天気予報だったが、降り出したのは15時過ぎから。気温が低くて1時間ほどで一気に5センチほど積雪する。


13日(土)

朝は5cmほどの積雪。夜の間にそれほどは降らなかったようだ。でもすごく凍っている。その後は晴れてとけてきたが、夕方からまた少し湿った雪。

夜の寄り合いの資料を作る。夜は最終認定会。


井上章一京都ぎらい』(朝日新書)を読了。2016年の新書大賞大1位ということです。「千年の古都のいやらしさ全部書く」「ええか君、嵯峨京都とちがうんやで・・・」「さげすまれてきた「洛外人」が京都人のえらそうな腹のうちを“暴露”」と新書のカバーにあります。2015年の9月が初版です。一度関西のラジオ井上章一氏が登場して、新書が話題になっていることや、京都がきらいなんです、というような話をアナウンサーさんとしておられるのを聴いていた記憶もあります。しかし読んでいくと、「京都ぎらい」と言いつつ、そうでもないんじゃないの?と思えてくるところがミソではありますね。「京都のここがいやらしい」「いけずである」「尊大だ、気位が高い」などと言っても、最終的にどこか文化論みたいなところに落ち着かせようとしますわね。


読んでいながら、あれこれ思うことはあったんですが。まあ、誰にでもコンプレックスのようなものはありますわなぁ。「町衆」というコトバがありますね。「大辞林」によりますと(ああ、今出たばかりで話題の広辞苑第七版にはどう説明があるのかな?)、? 室町時代、京都などの都市で自治的な共同体を組織・運営した人々。酒屋・土倉をはじめとする商工・金融業者のほか、その地域に居住する公家武家の被官も含まれていた。中世後期の民衆文化の担い手の中心となった。とあります。うーむ、「土倉」がわからないではないですか。また「土倉」を調べてみたら「中世の金融業者。現在の質屋にあたるもので・・・」とありました。なるほど。そういう中世後期からの民衆文化の担い手となった町衆。「町衆」に対するコトバは「村の衆」でありますな。「村衆」でなくてなんで「村の衆」であるのか。間に「の」が入ることで、急にやぼったく、どんくさい感じがしてしまいますね(笑)。「マチシュウ」という音にしてからが、シューッとして、ちょっとイキですね(笑)。田舎で生まれ育った百姓としては、どうもこの「町衆」にも「マチシュウ」という音にも、コンプレックスはあります。ですから同じ祭りでもいわゆる町衆の祭りというものにあまり興味や関心が向かない自分がいます。そのかわり村の衆の祭り、豊年を祈願し、また一年の無事に感謝する農事の祭りは、百姓をしていると、当たり前ですが、胸にしみることが多いです。もっとも百姓の祭りは素朴なものも多く、現在ではたいてい酒を飲むばかりになっていて、それさえ返って若い人からは厭われるようになってきてしまっていますね。というか百姓の数がどんどん減ってきているからに違いないのですけれど。百姓が町衆のことや町衆の祭りを理解するのに、知識想像力が必要なように、町衆や都会暮らしの人に地方のこと、田舎のこと、百姓のこと、農業のこと、自然の循環、自然界の生命の循環のことを理解してもらうにも、ちょっとした知識想像力が必要ですね。まあ、なにごとも同じなんですが。


14日(日)

今朝もよく冷えて道も田んぼもクルマも木々も凍てる。

午前中は部屋の掃除など。お昼に囲碁の番組を眺める。解説のプロ棋士がかなりおっちょこちょいの芸風で楽しめました。解説の仕事は2回目だと申されてました。囲碁界も多才でかつ多彩。

午後、段ボール2箱分の本をブックオフする。今回は90年代後半から2000年代前半の「本の雑誌」ずーっと連番で揃っているし、どうしようかと思ったが、読み返すこともほとんどなかろうと処分した。他に同時期の文芸誌すばる」なども。しめて1400円也。いやはや。


そうそうクラムシェル型の初代iBook(色はタンジェリーン!)も処分することにしました。MacOS 9.2.2が走ってます。それからスキーセット一式も。さらにスチール事務机用のグレーの回転椅子も。この椅子は2台あるのだが、両方とも昔の職場で処分するというのでもらってきた回転椅子です。もちろん回転しますし、ひじ掛けはありませんが背もたれがあります。脚のそれぞれにローラーがついているので、キュルキュルと音をたてながら移動できます。一台はもう30年ほど座りつづけていて、毎日この椅子に腰掛けては、仕事をしたり、ブログを書いてきたりしました。もう一台は、予備においておいたのです(笑)。ですが二つとも処分します。今、椅子をネットで物色中(笑)。

椅子は「椅子道楽」というコトバがあるほど、多種多様ですし、ヨーロッパ、とくに北欧を中心にいいものや定番商品もたくさんありますね。新しくなった富山の近代美術館では、どうなっているか知らないのですが、昔の富山の近代美術館には、何脚か椅子も展示してあり、座ることができました。デンマーク製の椅子もあって、その座り心地のよかったこと!まあ、名のある作家の椅子だったんだと思いますが。

もちろんそんな高級椅子は買えませんが、安くて使いごこちの良さそうなパソコン椅子を買うことになりそうです。慣れもあるし、ローラーがついて移動できて、回転もするそういう椅子になりそうです。本当は革張りのソファとか置きたいけど、そのためには部屋の整理をさらにすすめてモノを置かないようにしないといけないし、お米の値段がぐっとあがらないといけませんな(笑)。

そうそう。朝の雪の散歩道の写真をホームページの方にあげておきました。冬の一月のところに。こちらもご覧ください。