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現代田んぼ生活 辻井農園 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2018-06-11 無農薬の「秋の詩」も除草機をかけることと朔太郎の「こころ」

昨日の村の総出の草刈りで、朝の散歩道もきれいになって歩きやすくなりました。朝のうちはきれいな青空が広がっていたのにだんだん梅雨空に。夕方からはポツポツと雨。


午前中と午後の頭まで、事務仕事。田植えが終わって机周りの整理整頓をしていたら、いろいろ締め切りを過ぎた提出書類が出てきて慌てる。

その後、無農薬の「秋の詩」の圃場にでて、除草機をかける。ちょっと大きな田んぼなのだが、前回よりは疲労感が少なめで終えることができた。ま、時間は同じだけかかりましたが。

長靴は、普段のではなくて、田植え用の薄くて膝下まであるのだが、底も薄い長靴だからかなぁ、土踏まずに疲労が溜まるんだよなぁ(笑)。あと僕はいつも五本指の靴下を愛用しているのだが、ええ、靴下の指の長さと実際の僕の指の長さがあわないんです。特に小指。すると小指近辺で靴下にシワができやすいのだが、このシワがしばらくすると圧迫してきて痛くなってくるのです。


このところ庭の杏に13個、実が生りました。(ええ、母が数えて報告してくれました。)このところ毎日、1個か2個か3個づつ僕が食べていて、13個のうちすでに9個ほど食べているのだが、ひょっとすると僕だけ食べているのだろうか。


早くも茄子が生りだして、どぼ漬け(ぬか漬け)で登場してきました。どぼ漬けのぬかの中には、各家のそれぞれの秘伝があるらしいのですが、母と話していたら、各種くず野菜はもちろんですが、去年から山椒も少し入れているそうです。「食べてみぃーな」と切りもせずに小茄子を三ついただきましたが、あはははは、とてもおいしかったです。


庭の紫陽花も咲きはじめました。三本あって、それぞれに色も形も違うのですが、なんとも微妙な色合いがいいですね。紫陽花の花といえば、朔太郎の詩を思い出します。


      こころ    萩原朔太郎

   こころをば なにに たとへん

   こころはあじさゐの花

   ももいろに咲く日はあれど

   うすむらさきの思い出ばかりはせんなくて

   こころは夕闇の園生のふきあげ

   音なき音のあゆむひびきに

   こころはひとつによりて悲しめども

   かなしめどもあるかひなしや

   ああこのこころをば なにに たとへん

   こころは二人の旅びと

   されど道づれのたえて物言ふことなければ

   わがこころはいつもかくさびしきなり


高校生の時、宿題で暗唱した詩の一つです。国語はW先生だったが、職員室の先生のところにいって、暗唱したなぁ。高校生の僕がこの詩をどこまで理解していたかは、今となってはわからないけれども。この「こころ」は『純情小曲集』に入っているのだけれど、『月に吠える』も『青猫』もカッコよかったのだけれど、今の若い人は朔太郎を読むのかな?って読みそうな気配がないのは、僕の子どもたちの様子をみていてもわかります。うーむ。