現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

コンバインで濡れながら帰ることと『Key of Life』


朝から晴れる。
今日は籾擦りをする籾もないので、すぐにでも稲刈りしたいところだが、昨日注文しておいたコンバインの稲のガイドの棒が届いているので、その交換をしなくてはいけない。農機センターのKさんに、昨日、「僕に交換できるの?」と聞いたら、「刈り刃の交換をしているツジイさんなら、大丈夫です。」などと言われていたのだが、いきなりガイド棒を止めているE型のピンの外し方がわからない。Kさんの携帯に電話すると、マイナスドライバーでこじてください、と言うことでした。はめるときはプライヤーで締めればパチンとはまります、とも。なるほど。
ところがガイド棒に付いているガイド針金をはずすのに六角レンチがいるのだが、手持ちの六角レンチよりサイズが大きくてはずせない。やれやれ。すぐにホームセンターで六角レンチのセットを買ってくる。8mmまでのセットで350円ほど。というわけできちんと交換できたら、ちょうど9時半。朝露も乾きはじめているだろうし、稲刈りの出動としては、ちょうどいい時間。
天気はいいし、今日で「コシヒカリ」の刈取りも終了できるだろうと踏んでいたのだが。最後の一枚は順調に刈取り。最後はコンバインが沈んで、一部が残っている圃場へ。昨日の雨であちこちに水が溜まっているので、コンバインでの刈取りはあきらめて、鎌で手刈りすることに。手刈りは久しぶりだ。何年ぶりか。黙々と刈る。ところが天気が怪しくなってきた。雨の気配。まだ全部は刈れていないが、その前に刈った分だけでもコンバインで脱穀しようと、動き始めたら雨。最初はポツポツ雨だったが、途中からザーッと降ってきた。これでは稲が濡れて脱穀も出来ない。というわけで、また雨に濡れながらコンバインを車庫まで運ぶ。今年、こういう状況は何度目だろう。やれやれ。ま、仕方がない。
残りは自家消費用の米とするとして、次からは「秋の詩」の刈取りをする予定。



うすうす気がついていたのだが、空前のサバ缶ブームだそうである。ツナ缶以上に売れているようである。サバ缶と言っても水煮や味噌煮ではなくて、オリーブオイル漬けやマリネ風、西京焼きなどなんだか、いろいろ出てますな。出ていることは知っているのだが、近くのコンビニには一時ほど見ないと思っていたら、人気で品薄なんだそうです。いやはや。すばらしい。


前にも一度紹介したのだが、「Flightradar24」という、現在飛んでいる飛行機の様子が全世界的にわかるサイトがスバラシイ。
なんで急に、と思われるでしょうが、今日、稲刈りをしていたら、どこからかゴォーという音がしてきた。てっきりコンバインのこぎ胴に負担がかかっているのか、とスピードを落としたけれど、いよいよ音は大きくなる。あれ?と思っていたら、頭上を戦闘機が一機南東から北へ飛んでいきました。しばらくしたら北から南東へ戻ってきたのですが。まあ、訓練でしょうね。三角翼の戦闘機。なかなかの爆音でした。



娘の迎えの時に、スティービー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』をクルマを運転しながら聴く。スティービー最高!ああ、今さらながら天才というか、ノリにノッテイルアルバム。1976年のアルバムだけれど、21曲、1時間44分。何一つ、どれ一つ駄作がないのは、どういうことだ?
前にも一度書いたような気がするが、カラオケにいって、英語の歌というか、外国語で歌う輩には、百姓になってからは一度もお目にかかっていないが、ええ、その前には何人かいました。僕もスティービー・ワンダーを二、三度、歌った記憶があるが、これが、歌えまへんのや。むずかしくて。スティービーは世界中でカバーされまくっているけれど、スティービー以上にというか同等に歌っている歌手はプロでも一人もいませんな。ま、それはアリーサ・フランクリンにも言えて、彼女はあれこれカバーして歌っていますが、彼女が歌うとなんでも彼女の歌が最高になってしまいます。
無人島にいくとしたら、持っていく一冊の本、というのは本好きの間でよくある問いですが、うーむ、最近はそういう問いもまったく見なくなりましたけど。開高健が昔、どこかで、「小倉百人一首のカルタはどや?」と書いていたのが忘れられないけど。なかなかむずかしいですな。
しかしながら、無人島へ持っていく音楽アルバム一つと言われれば、目下のところ「スティービー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』はどや?」と言いたくなるのである。


ま、雨に濡れながら田んぼから帰ってくると、いろいろ物思うものですな(笑)。


あんまりゲーム差がついてしまったものだから、遠慮していたのですが・・・。
カープ
セントラルリーグ優勝!
おめでとう!
ありがとう!