車検完了

朝、職場で一仕事し、10時過ぎに陸運局に到着。


書類を書き、検査手数料1700円と重量税5000円を払い、ユーザー車検窓口へ行く。
ぱぱっと係員がチェックして、「1番レーンに行ってください」と言われる。
自分の前にはZZR1100Cと国産アメリカンが待っていて、3番目だ。

養生テープで留めておいた仮ナンバーをはずし、待っている時間に車検有効期間シールをはがす。
車体各部を濡れタオルとフクピカで拭き、準備万態!って何も用意してない...


時間になり、ZZRから順に作業員が各部をチェックしているところを見学する。
ユーザー車検はバイクが今回で2回目、車で2回経験しているが、前の人を注意深く見ていれば、何とかなるものだ。
ZZRはリアブレーキスイッチが調子悪いらしく、何度もまたがったり降りたりしながらブレーキランプのチェックをしていた。
車外マフラーを着けていたので、念入りにチェックされている。


ZZRがテスターのほうに進み、今度は検査官が国産アメリカンをチェック。
やっぱり車外マフラーを着けていて、騒音を測ったり、いろいろチェック。
次に自分の順番になる。


検査官に元気よく「おはようございます。よろしくお願いします。」と挨拶する。
あいさつとか、ちょっとしたことで人の気持ちが好転することを大人になってから知った(笑)。
検査官がバイクを見るなり「ノーマル?」と問われたので、「はい」と告げると、ぐるっとバイクの周りを一回りして、ウインカーとブレーキランプとホーンをチェックして、「先に進んで」と言われる。
あまりにあっけない。というか、ZZRや国産アメリカンぐらい見てくれれば1700円の検査料も分かるが、自分のは3分も見てないんじゃないかと思う。


先に進むと、前の国産アメリカンの人がとまどっている様子。
「初めてなのでよくわかんないんですけど、勝手に機械にかけちゃっていいんですかね」と声をかけられたので、「前の電光掲示板に書いてある表示に従えば大丈夫ですよ」と告げる。


前の人はライトの検査で×がついた。再検査となるが、手順が分かっていないようだ。
ライトの光軸検査は、検査前に壁面とかにハイビームで照らし、もっとも明るいところが「ヘッドライトの高さで真っ正面」になっていれば不合格にならないはず。
バイクはバッテリー容量が小さいので、エンジンがアイドリング状態だと電気が足らず照度不足で不合格になる人が多いと思う。
新品バッテリーをフル充電したようなベストコンディションでない限り、エンジンを吹かし気味で安定させれば、照度不足にならないと思うのだが、前の人はアイドリングでテスターにかけていた。それじゃあいくらやっても合格しないとおもう。。。


テスターにかける番が来たので、操作盤のボタンを押す。
スピードは後軸で、ライトは2灯式(うちのは上下2灯式)っと。
バイクを進め、前輪をローラーにかけて、フロントブレーキのチェック。
ロックする勢いでレバーを握り、ストップ。
バイクを前に進め、後輪をローラーにかける。
電光掲示板に「リヤブレーキをかける」と表示が出たら、またもロックする勢いでブレーキペダルを踏む。
スピードメーターのチェックで、ギヤをニュートラルにして、テスターのフットスイッチを踏む。
メーターが40km/hになったら、テスターのフットスイッチを離す。

今度はライトのチェック。バイクを進めて停止線のところに停める。
「右側ライトのチェック」と出たので驚いた。2灯式って、左右2灯式ってことなのね。。。
まあ、×がついたらまたやれば良いかと、気を取り直してエンジンを4000rpmでキープ。
「右ライト ○ 」と電光掲示板に表示される(苦笑)。
「左側ライトのチェック」と表示されるが、もう一度4000rpmキープする。
「左ライト ○ 」と表示(爆)。
すると電光掲示板が「しばらくおまちください」と表示される(核爆)。
係員が跳んできて「前に進んで」と言われたので、今度は排ガスチェック。
操作ボタンは「4サイクル2輪」に設定されていたので、そのままプローブをマフラーの穴に深く差し込み、しばらく待つと、○が表示される。
その後、検査結果を印刷する機械に検査申請書を入れる。


全部一発OK!!


その後総合判定の係員に書類を出して、印をもらうと、検査は終了。
事務所に戻り、継続車検の受付に書類提出すると、その場で車検有効期間シールと新しい車検証をもらい車検終了。


その場でシールを貼ろうと思ったが、前のシールがきれいに剥がれなかったので、職場に持ち帰って、シールはがしを使ってナンバープレートをきれいにし、貼付。


車検期間も、今日から2年間となり、晴れて公道を運行できるようになりました。
任意保険が切れたまんまなので、ばんばん乗ったりしませんが。


掛かった費用は2万円ちょっと。