新・三つの棺−「幻影の書庫」日記

2018-03-20

[]奇想天外 復刻版 アンソロジー

奇想天外 復刻版 アンソロジー

奇想天外 復刻版 アンソロジー

『奇想天外』らしい、奇想天外ではあるけれど、どこかすっとぼけた、

メジャー感とは全然無縁の作品ばかり。

 

一番の傑作ばかりを揃えましたってアンソロジーだとしたら、

とっても物足りなさを感じてしまうだろうけど、

そういうコンセプトじゃなくて、復刻版ということで、

「らしさ」を優先したセレクションなんだろうと思おう。

 

なので、まぁ、作品としてこれは愉しかったと

手放しで思えるような作品は無かった。

 

そんなのさしおいて、一番面白かったのは、もうダントツで新人賞の選評会。

 

新井素子を選ばなかったら、この場で腹をかっさばく

(とまでは言ってないけど)くらいの勢いの星新一

それに猛反発する小松左京。二人の間でおろおろする(?)筒井康隆。 

 

掟破りの超新人類に対してのSF御三家の右往左往の愉しいこと。

 

こんな経緯を経て、彼女は世に出てきたのだな。あの頃はまったなぁ。

サイン会に兄妹で行って喜ばれたなぁってのが懐かしい記憶

雪翁雪翁 2018/03/21 20:38 「奇想天外」に連載されて 後に本になった 石上三登志さんの
「地球のための紳士録」も素晴らしいですねえ。
購入してから40年近くに なるのに 今なお読み返しております。

tsuki0214tsuki0214 2018/03/22 13:00 どうもご紹介ありがとうございます。
たしかに良さそうな本ですね。

ただ残念ながら古本サイトのリストにも上がってこなくて、
うちの地域の図書館にも入ってなかったので、
読むのは無理そうです。

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