Hatena::ブログ(Diary)

筑波批評社

『筑波批評2013春』通販中
以下のメールアドレス宛に、送付先住所と欲しい部数を書いて送ってください。

1冊につき500円+送料100円です

2011-11-09 『筑波批評2011秋号』通販のお知らせ

『筑波批評2011秋号』通販のお知らせ

| 23:06 | 『筑波批評2011秋号』通販のお知らせを含むブックマーク 『筑波批評2011秋号』通販のお知らせのブックマークコメント

筑波批評2011秋号』通販のお知らせです。

今回はPaypalのボタンを使います。安全ですね!!

内容をすでにご存じで、欲しい!と言う方は以下のボタンから購入をお願いいたします。

Paypalアカウントを持っていなくてもOKですが、クレジットカードは必要です。

お値段は送料込みで650円となります。送料込みですよ!

お支払いいただいた後、筑波批評のメンバーが頑張ってお宅までお届けします。

(実際にお届けするのは宅配業者です)


f:id:tsukubahihyou:20111027221442j:image:w360

----------------------------------------------------

筑波批評ってなんだっけ、今号何書いてたっけ、と言う方は以下から概要をどうぞ。

ぜひよろしくお願いいたします。

筑波批評2011秋号』紹介

伊藤海彦「メタボリズムシミュレーション――今井哲也ぼくらのよあけ』と阿佐ヶ谷住宅

奇跡の団地と称された阿佐ヶ谷住宅、そこを舞台に少年たちと宇宙船に搭載されたAIとのファーストコンタクトを描いたSFマンガ『ぼくらのよあけ』

何故この作品は阿佐ヶ谷住宅を舞台としたのか。

そしてまた、阿佐ヶ谷住宅はこの作品に描かれることでどのような可能性を示すのか。

1960年に提唱されたメタボリズム建築の、もしかしたら別様にもありえたかもしれない可能性をマンガの中に見出そうとする伊藤の論考です。

伊藤が筑波批評に掲載するものとしては、初めての作品論であり、また初めての巻頭でもあり、今までとは異なる、あるいは今までの論文とも通底する彼の文章をご期待ください。


「空想都市の歩き方――地理人インタビュー」

空想都市へ行こう! / 地理人が、空想都市を詳細地図で描く。において、自らの作った空想の街「中村市」の地図を公開している地理人さんに、その創作の過程などを聞いてきました。

一方では、地図製作ということにとどまらない、創作全般にも繋がるような話でありながらも、またその一方では、1万分の1スケールの地図という(フィクションの創作としては)独特なジャンルによるこだわりを存分に感じさせる言葉は、地図に全く興味がない人にこそ読んでもらいたい。

フィクションの表現方法の1つとしての地図、というのは、文学フリマにおいて小説を書いているような皆さんにとっても興味をもってもらえる題材じゃないかと思っています。


シノハラユウキ「リアリティの諸相、あるいはシミュレーションの美――インタビューに寄せて」

サブタイトルにあるとおり、インタビューをしてきたシノハラによる感想文のようなもの。

地理人さんによる中村市の地図は、あまりにも「リアル」だけれども、その「リアル」とは一体何についての評価語なのか

という、まあいつもやっているような話の地図版なんですが、個人的には新たな着想のきっかけになったのではないかと思ってます。


対談 言語藝人・白石昇×島袋八起

タイ在住の白石昇さんと島袋八起の対談、というか、島袋八起によるのぼるちゃんインタビューという感じ。

のぼるちゃんは何故タイに行ったのかという話から始まって、タイ語と日本語の歌詞についての話などタイと歌にまつわる対談。


島袋八起「西洋音楽とJ−POPの歌詞――「もってけ!セーラーふく」論 準備編」

八起流歌詞論第2段!

西洋クラシック音楽の作曲学における楽理を、歌詞の分析へと応用する試み。

今回は、ラルクの歌詞と「もってけ!セーラーふく」の歌詞を比較しながら、歌詞の構成や形式をどのように分析していくのかという手法を丁寧に展開していく準備編。

ここで目指されるのは、「もってけ!セーラーふく」のような一見して意味をとることの難しい歌詞が、しかし決して無意味ではなく意味を持っているということを証していくこと。そこで、キャラクター的な読解を越えて、歌詞そのものの論理からの読解が試みられる。


山本勉「『ゴーストの条件』とゼロアカ道場のこと」

ゼロアカ道場優勝者である村上裕一のデビュー作『ゴーストの条件』へのアンサー。

ここではタイトル通り、ゼロアカ道場やその批評的意義などが確認されたのち、インターネット上におけるゴーストの環境へと目を向ける。

虹裏におけるHIRAKIにキャラクター進化のありようを見る。


塚田憲史「僕は思い上がらない」

デザインなき秩序はデザインできるか。

ハイエクのいうところの自生的秩序とは、人のデザインではなくて、進化によって生成されてきた秩序である。優れた秩序というものが、人によってデザインできると考えるのは、思い上がりに他ならない。

しかし、それでも人は、より優れた秩序をデザインできないのかと考え込んでしまうものである。

デザインなき秩序のデザインとは端的に矛盾であり、それを可能かと問うことは非常に困難を伴うものであるが、『ねじまき少女』と『アップルシード』という、それぞれ異なったユートピアディストピアを描くSFから、解明を試みる。